臺灣たいわん島とう史觀しかん

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臺灣たいわん被ひ視み為ため南島なんとう語ご系けい的てき主要しゅよう源げん頭あたま
臺灣たいわん也是玻里尼あま西にし亞あ人的じんてき原鄉はらごう
1570年ねん由ゆかり荷に蘭らん人じん所ところ繪え未み橫よこ跨またが北きた迴歸線せん的てき群島ぐんとう型がた福ぶく爾なんじ摩ま沙すな及鄰國こく
1571年ねん葡萄ぶどう牙きば人じん所ところ繪え橫よこ跨またが北きた迴歸線せん的てき福ぶく爾なんじ摩ま沙すな是ぜ被ひ河川かせん分ぶん隔へだた的てき三さん個こ島嶼とうしょ
1592年ねん葡萄ぶどう牙きば人じん所ところ繪え福ぶく爾なんじ摩ま沙すな、菲律賓まろうど與あずか東南とうなん亞あ
1625年ねん荷に蘭らん人じん所ところ繪え福ぶく爾なんじ摩ま沙すな，是ぜ現存げんそん最早もはや將はた臺灣たいわん畫が成なり一いち個こ島嶼とうしょ的てき
1626年ねん西にし班はん牙きば人じん所ところ繪え基もと隆たかし港こう與あずか淡水たんすい港みなと
1640年ねん荷に蘭らん人じん所ところ繪え「北きた左ひだり南みなみ右みぎ，東上とうじょう西下さいか」的てき福ぶく爾なんじ摩ま沙すな
1662年ねん荷に蘭らん人じん所しょ繪え福ぶく爾なんじ摩ま沙すな
1683年ねん義よし大利おおとし人じん所ところ繪え福ぶく爾なんじ摩ま沙すな與あずか鄰國
1756年ねん法ほう國人くにびと所ところ繪え福ぶく爾なんじ摩ま沙すな島とう，花はな蓮はちす被ひ視し為ため三さん個こ斷だん開ひらけ的てき島嶼とうしょ
1856年ねん美國びくに人じん所ところ繪え基もと隆たかし以東いとう煤すす礦分布ぶんぷ
1934年ねん日本人にっぽんじん所ところ繪え臺灣たいわん糖とう業ぎょう圖ず
1942年ねん臺灣たいわん案あん內圖繪ずえ旅たび遊ゆう指ゆび引
1944年ねん美國びくに人じん所ところ繪え臺灣たいわん原住民げんじゅうみん分布ぶんぷ圖ず
臺灣たいわん與あずか南洋なんよう經濟けいざい地圖ちず
臺灣たいわん與あずか世界せかい

臺灣たいわん島とう史觀しかん，是ぜ由ゆかり臺灣たいわん歷史れきし學者がくしゃ曹永和わ，於1990年ねん所しょ提出ていしゅつ的てき一いち個こ臺灣たいわん史し史觀しかん概念がいねん與あずか史學しがく理論りろん。曹永和わ參考さんこう法ほう國こく年鑑ねんかん學派がくは的てき觀點かんてん，結合けつごう歷史れきし學がく、地理ちり學がく、社會しゃかい學がく等とう學科がっか，形成けいせい整體せいたい性せい觀點かんてん，以時間あいだ為ため座標ざひょう、將はた生活せいかつ於臺灣たいわん的てき人民じんみん為ため主體しゅたい，來らい看み臺灣たいわん自身じしん的てき歷史れきし。曹永和わ認みとめ為ため，從したがえ史ふみ前ぜん時代じだい起おこり便びん有ゆう許多きょた不同ふどう種族しゅぞく、語かたり言ごと、文化ぶんか的てき人ひと群ぐん在ざい其中活動かつどう，他た們在臺灣たいわん所しょ創造そうぞう的てき歷史れきし都と是ぜ臺灣たいわん史し。[1][2][3]。他た的てき觀點かんてん，對たい臺灣たいわん史し與あずか臺灣たいわん史し學界がっかい的てき研究けんきゅう產さん生せい重大じゅうだい影響えいきょう。

這種史學しがく，涵括了りょう在ざい島しま內人群ぐん活躍かつやく生產せいさん的てき總體そうたい性せい結構けっこう，和かず綜觀長時間ちょうじかん以來いらい，臺灣たいわん透過とうか海洋かいよう與あずか外界がいかい建立こんりゅう的てき各種かくしゅ關係かんけい，以及臺灣たいわん在ざい不同ふどう時間じかん段落だんらく的てき世界せかい潮流ちょうりゅう、國際こくさい情勢じょうせい中ちゅう的てき位置いち和わ角かく色しょく，將はた臺灣たいわん史し置おけ於東おひがし亞あ乃至ないし世界せかい史し的てき範疇はんちゅう做整體せいたい考察こうさつ，也就是ぜ以國際こくさい的てき角度かくど來らい看み臺灣たいわん史し。曹永和わ認みとめ為ため研究けんきゅう臺灣たいわん歷史れきし應おう該超越ちょうえつ政治せいじ史し的てき限きり制せい，跳とべ脫だっ漢人かんど觀點かんてん、國家こっか單位たんい，朝あさ人民じんみん的てき、區域くいき的てき歷史れきし發展はってん，以提升ます研究けんきゅう境界きょうかい。他た相しょう信しんじ，「臺灣たいわん島とう史し」的てき觀念かんねん有ゆう助じょ於臺灣たいわん史し研究けんきゅう跳とべ脫出だっしゅつ學界がっかい泛政治せいじ的てき解釋かいしゃく模も式しき，而顯露ろ臺灣たいわん史し的てき真實しんじつ面貌めんぼう。[1][3]

研究けんきゅう基礎きそ[编辑]

早期そうき專せん著ちょ[编辑]

專せん研けん日本にっぽん的てき德とく國こく籍せき史學しがく家か路みち德とく维格·里さと斯（Ludwig Rieß，任にん教きょう於東京とうきょう帝國ていこく大學だいがく），曾運用うんよう荷に蘭らん檔案撰せん著ちょ〈Geschichte der Insel Formosa〉（2012年ねん

ASIN B009QUHUD0

、2010年ねん ISBN 978-114-923-577-5），原はら於1897年ねん4月がつ以德とく文ぶん發表はっぴょう於《東京とうきょう德とく意志いし自然しぜん、民族みんぞく東亞とうあ學會がっかい雜誌ざっし》第だい6卷かん第だい59號ごう，被ひ視し為ため學院がくいん史家しか臺灣たいわん島とう史し書寫しょしゃ的てき里程りてい碑ひ。全書ぜんしょ以西洋せいよう觀點かんてん、從したがえ幾いく個こ殖民しょくみん與あずか移民いみん體制たいせい來らい看み待まち臺灣たいわん，作者さくしゃ認みとめ為ため馬うま來らい人じん、荷に蘭らん、西にし班はん牙きば、清きよし、日ひ都と是ぜ一いち種しゅ外來がいらい政權せいけん，而認為ため鄭てい經けい時代じだい的てき臺灣たいわん為ため「獨立どくりつ國家こっか」時代じだい。1898年ねん由ゆかり吉國よしくに藤吉とうきち（日にち语：吉国よしくに藤吉とうきち）譯やく為ため日び文ぶん。後こう由ゆかり周しゅう學がく普ひろし由よし德とく文ぶん譯やく為ため《臺灣たいわん島とう史し》，收入しゅうにゅう由ゆかり臺灣たいわん銀行ぎんこう經濟けいざい研究けんきゅう室しつ編へん印しるし而於1956年ねん出版しゅっぱん的てき《臺灣たいわん經濟けいざい史し‧第だい三さん集しゅう》(臺灣たいわん研究けんきゅう叢くさむら刊かん第だい34種しゅ)。[4][5][6]

臺灣たいわん近代きんだい史し學者がくしゃ戴國煇曾將專門せんもん介かい紹客家か渡わたり臺だい的てき前書ぜんしょ第だい三さん章しょう譯やく成なり〈猶なお太ふとし裔德とく國史こくし家か看み客きゃく家か渡わたり臺だい之の原はら委い〉發表はっぴょう於《漢かん聲ごえ雜誌ざっし》23期き(1989年ねん12月がつ)，後こう收入しゅうにゅう戴著，《台灣たいわん結ゆい與あずか中國ちゅうごく結ゆい》(臺北たいぺい：遠流おんる出版しゅっぱん社しゃ，1994)，頁ぺーじ205-215。

另一いち位い德とく國籍こくせき歷史れきし、人類じんるい、語かたり言げん學がく家か阿おもね魯部列れつ特とく·威い爾なんじ詩し（德とく语：Albrecht Wirth）（Albrecht Wirth，曾任教きょう於芝しば加か哥大學がく與あずか慕尼黑くろ工業こうぎょう大學だいがく），參まいり閱各種かくしゅ資料しりょう與あずか文獻ぶんけん，於1898年ねん在ざい波なみ昂のぼる出版しゅっぱん簡明かんめい而具體系たいけい之の臺灣たいわん史し地ち專せん書しょ"Geschichte Formosa's bis Anfang"，從したがえ臺灣たいわん原住民げんじゅうみん之これ歷史れきし文化ぶんか，一いち直ちょく描寫びょうしゃ至いたり日にち治ち時期じき，以臺灣たいわん的てき移民いみん史し為ため切きり入いれ點てん，交代こうたい在ざい臺灣たいわん島とう上之うえの原住民げんじゅうみん族ぞく群ぐん分布ぶんぷ、後來こうらい臺だい之の中國人ちゅうごくじん、及西方かた列強れっきょう在ざい臺灣たいわん活動かつどう情況じょうきょう。1957年ねん亦また經けい周しゅう學がく普ふ譯やく為ため《台灣たいわん之の歷史れきし》，由ゆかり臺灣たいわん銀行ぎんこう經濟けいざい研究けんきゅう室しつ編輯へんしゅう出版しゅっぱん，收入しゅうにゅう《臺灣たいわん經濟けいざい史し‧第だい六ろく集しゅう》。[7]

學術がくじゅつ傳承でんしょう[编辑]

里さと斯的日本にっぽん學生がくせい村上むらかみ直次郎なおじろう在ざい1928年ねん臺北たいぺい帝國ていこく大學だいがく設立せつりつ後ご與あずか移川うつしかわ子こ之の藏ぞう教きょう授及岩いわ生成せいせい一いち教授きょうじゅ從事じゅうじ的てき日び荷に關係かんけい史し、日本にっぽん中世ちゅうせい末期まっき海外かいがい交涉こうしょう史し之の研究けんきゅう，主題しゅだい並なみ涉わたる及荷蘭らん時期じき的てき臺灣たいわん史し，重點じゅうてん包括ほうかつ臺灣たいわん外部がいぶ的てき東亞とうあ貿易ぼうえき交涉こうしょう史し，和かず荷に蘭らん、西にし班はん牙きば在ざい臺灣たいわん島とう內的傳つて教きょう史し。真正しんせい對たい荷に蘭らん時代じだい臺灣たいわん島とう內的歷史れきし從事じゅうじ深入ふかいり研究けんきゅう的てき可か說せつ從したがえ村上むらかみ教授きょうじゅ的てき臺北たいぺい帝みかど大學生だいがくせい中村なかむら孝志たかし和かず岩生いわお教授きょうじゅ戰後せんご的てき弟子でし曹永和わ才ざい開始かいし。[1][8][9]

曹永和わ背景はいけい[编辑]

曹永和わ精せい研けん早期そうき臺灣たいわん史し，尤ゆう為ため荷に蘭らん治ち理り時期じき與あずか鄭てい氏し王朝おうちょう時期じき台灣たいわん史し領域りょういき的てき權威けんい，除じょ了りょう日にち文ぶん與あずか中ちゅう文ぶん之これ外がい，他た也自修じしゅう而精通どおり古いにしえ荷に蘭らん文ぶん、西にし班はん牙きば文ぶん、拉ひしげ丁ちょう文あや、法文ほうぶん、德とく文ぶん、葡萄ぶどう牙きば文ぶん等ひとし多種たしゅ外國がいこく語ご言げん，也有やゆう著ちょ深厚しんこう的てき南洋なんよう及世界かい史し素養そよう，從したがえ而凝聚ぎょうしゅう出で大だい尺度しゃくど的てき「環太平洋かんたいへいよう史觀しかん」。[3][10][11]

做為獨立どくりつ歷史れきし舞台ぶたい的てき臺灣たいわん[编辑]

曹永和わ認みとめ為ため歷史れきし是ぜ由よし「人ひと、時とき、空そら」三個因素互動交織而成的，其中「空間くうかん」更さら是ぜ人類じんるい生活せいかつ和わ生產せいさん的てき基本きほん場所ばしょ。在ざい這個多た族ぞく群ぐん共生きょうせい共ども享とおる的てき舞臺ぶたい上じょう，各種かくしゅ人物じんぶつ於不同年代どうねんだい連れん番ばん登場とうじょう又また消しょう逝，因いん此歷史れきし不斷ふだん呈てい現げん階段かいだん性的せいてき演えんじ化か，然しか而，不ふ論ろん演えんじ員いん如何いか更さら替かえ，舞臺ぶたい卻始終しじゅう存在そんざい。他た認みとめ為ため臺灣たいわん史學しがく的てき研究けんきゅう過去かこ太ふと注ちゅう重じゅう漢人かんど觀點かんてん與あずか政治せいじ變遷へんせん，不ふ曾徹底そこ看み清きよし──「臺灣たいわん島とう本身ほんみ即そく是ぜ一いち個こ獨立どくりつ的てき歷史れきし舞台ぶたい」。他た表示ひょうじ歷史れきし應おう該跟土地とち有ゆう所しょ結合けつごう，所以ゆえん提出ていしゅつ「台灣たいわん島とう史し」概念がいねん，以此概念がいねん架か構台灣たいわん史し研究けんきゅう的てき主題しゅだい性せい。「不ふ管かん時代じだい環境かんきょう如何いか變化へんか，只ただ要よう是ぜ生活せいかつ在ざい臺灣たいわん的てき人じん，跟臺灣たいわん的てき關係かんけい總そう是ぜ不ふ會かい變へん的てき。」[1]

台灣たいわん島とう史し的てき概念がいねん，受法國こく歷史れきし學がく家か費ひ爾しか南みなみ·布ぬの勞ろう岱爾在ざい《菲利浦うら二世時代的地中海和地中海世界》提出ていしゅつ的てき整體せいたい歷史れきし觀點かんてん所しょ影響えいきょう。

海洋かいよう性格せいかく[编辑]

曹永和わ表示ひょうじ：臺灣たいわん的てき地理ちり位置いち正ただし好こう位い於東亞とうあ縱たて向こう群島ぐんとう的てき中心ちゅうしん點てん，西にし鄰歐おう亞あ大陸たいりく，東ひがし接せっ廣大こうだい的てき太平洋たいへいよう，又また位くらい處しょ季き風ふう國際こくさい航こう道どう上じょう，南端なんたん有ゆう東南とうなん亞あ橫よこ向こう群島ぐんとう撐起這個中心ちゅうしん點てん，從したがえ史ふみ前ぜん時代じだい以來いらい即そく為ため東亞とうあ地域ちいき族ぞく群ぐん移動いどう的てき重要じゅうよう通どおり道どう，16世紀せいき歐おう洲しゅう海うみ權けん列強れっきょう的てき「地理ちり大だい發現はつげん」後ご，更さら將はた臺灣たいわん捲めく入にゅう世界せかい性的せいてき競爭きょうそう中ちゅう，島嶼とうしょ的てき主權しゅけん因いん此與周邊しゅうへん國家こっか之の間あいだ幾度いくど分合ぶんごう。「海島うみしま地理ちり，使つかい臺灣たいわん在荷ざいか蘭らん、明あきら鄭てい時期じき具有ぐゆう某ぼう種たね程度ていど的てき海洋かいよう性格せいかく，可か惜未能のう形成けいせい一いち個こ文化ぶんか單位たんい。」他た認みとめ為ため，現在げんざい是ぜ臺灣たいわん轉てん型がた為ため「海洋かいよう文化ぶんか」的てき最さい佳けい時機じき，而「臺灣たいわん島とう史し」的てき想そう法ほう，或ある許もと有ゆう助じょ於海洋かいよう文化ぶんか基礎きそ工作こうさく的てき建けん構。[1]

脈絡みゃくらく與あずか新しん徑みち[编辑]

曹永和わ認みとめ為ため若わか是ぜ我わが們能夠換個こ觀點かんてん，以臺灣たいわん島とう上じょう「人民じんみん的てき歷史れきし」作さく觀點かんてん去さ探究たんきゅう，或ある許もと能のう夠另闢蹊徑みち。[12] 他た強調きょうちょう：「多元的たげんてき族ぞく群ぐん關係かんけい與あずか頻繁ひんぱん的てき政權せいけん交替こうたい，形かたち塑了台灣たいわん史し複雜ふくざつ的てき有機ゆうき內涵。這種從したがえ孤島ことう→國際こくさい商業しょうぎょう基地きち→農業のうぎょう開發かいはつ區く→日本にっぽん時代じだい的てき再さい突破とっぱ→終戰しゅうせん後こう轉てん型がた的てき過程かてい，正せい顯示けんじ台灣たいわん島とう在ざい不同ふどう時代じだい的てき階段かいだん特色とくしょく。」[1]

除じょ了りょう「人ひと」（在ざい不同ふどう時期じき來らい到いた臺灣たいわん的てき不ふ同族どうぞく群ぐん）以外いがい，他た認みとめ為ため做歷史れきし研究けんきゅう應おう重視じゅうし海島うみしま台灣たいわん的てき地理ちり特性とくせい，儘量擴大かくだい視野しや，不要ふよう侷限在ざい某ぼう單一たんいつ觀點かんてん上じょう，要よう架か構出結構けっこう性せい（structural）、總體そうたい性せい（total）、全ぜん球たま性せい（global）的てき史觀しかん，放ひ在ざい世界せかい史し的てき脈絡みゃくらく中ちゅう加か以探考かんがえ，以建立こんりゅう區域くいき總體そうたい史し的てき台灣たいわん新しん史學しがく。[1][3]

曹永和わ認みとめ為ため臺灣たいわん的てき生存せいぞん之の道みち，是これ將はた臺灣たいわん問題もんだい國際こくさい化か，由ゆかり國際こくさい力量りきりょう來らい維護這個區域くいき的てき和平わへい，將はた臺灣たいわん建立こんりゅう成なり海上かいじょう的てき瑞みず士し。[3]

學界がっかい共鳴きょうめい[编辑]

中央ちゅうおう研究けんきゅう院いん臺灣たいわん史し研究所けんきゅうじょ與あずか國立こくりつ臺灣たいわん大學だいがく歷史れきし學がく系けい學者がくしゃ周しゅう婉窈於1994年ねん開始かいし籌畫、後こう於1997年ねん出版しゅっぱん的てき《台灣たいわん歷史れきし圖說ずせつ（史ふみ前ぜん至いたり一いち九きゅう四よん五ご年ねん）》亦また以臺灣たいわん為ため主體しゅたい思考しこう臺灣たいわん歷史れきし。她提倡由在地ざいち本土ほんど觀點かんてん所しょ建けん構，以台灣たいわん島とう（臺灣たいわん本島ほんとう及其周邊しゅうへん諸しょ島嶼とうしょ，也就是ぜ大だい臺灣たいわん）的てき山やま、海うみ、平原へいげん等とう三さん個こ以人群ぐん活動かつどう為ため主ぬし的てき重要じゅうよう構成こうせい要素ようそ與あずか空間くうかん舞台ぶたい所しょ承うけたまわ載の經歷けいれき過か的てき歷史れきし來らい建けん構融合成ごうせい的てき台灣たいわん歷史れきし研究けんきゅう。而曹永和えいわ「臺灣たいわん島とう史し」的てき概念がいねん，是ぜ戰後せんご對たい臺灣たいわん史し研究けんきゅう可能かのう開闢かいびゃく的てき新しん路みち徑みち講こう得え最さい清楚せいそ明白めいはく的てき，他た立だて下か了りょう一いち個こ清楚せいそ的てき界かい碑ひ（landmark），標示ひょうじ了りょう一いち個こ新しん方向ほうこう、新天地しんてんち。[12][13][14][15]

中研ちゅうけん院いん臺だい史し所しょ學者がくしゃ張ちょう隆志たかし亦また指ゆび出自しゅつじ1980年代ねんだい以來いらい的てき臺灣たいわん史し研究けんきゅう有ゆう兩りょう項こう重要じゅうよう特徵とくちょう，其一是臺灣中心觀點的提倡，亦また即そく以臺灣たいわん島とう嶼及人民じんみん歷史れきし為ため主要しゅよう問題もんだい意識いしき的てき研究けんきゅう取と徑みち；其二そのじ是ぜ歷史れきし知識ちしき的てき民主みんしゅ化か，亦また即そく歷史れきし書寫しょしゃ主體しゅたい和わ流通りゅうつう傳播でんぱ管かん道どう的てき多元たげん化か及普及ふきゅう化か。從したがえ東亞とうあ海洋かいよう史し及在地ち區域くいき研究けんきゅう史し的てき新しん視角しかく，致力從したがえ土地とち和わ人民じんみん的てき現實げんじつ關せき懷ふところ出發しゅっぱつ，解明かいめい島嶼とうしょ歷史れきし及本土ど社會しゃかい的てき發展はってん過程かてい及特殊とくしゅ性格せいかく，更さら重視じゅうし臺灣たいわん原住民げんじゅうみん和わ弱じゃく勢ぜい群ぐん體からだ的てき歷史れきし經驗けいけん，及臺灣たいわん社會しゃかい在ざい族ぞく群ぐん、性別せいべつ及階級きゅう等とう方面ほうめん的てき差異さい。[6]

影響えいきょう與あずか肯定こうてい[编辑]

在ざい「本土ほんど化か」與あずか「國際こくさい化か」雙そう重視じゅうし野の並置へいち下か，曹永和わ以國際こくさい多元たげん觀點かんてん來らい看み待まち台灣たいわん的てき新しん視角しかく，讓ゆずる台灣たいわん找回失しつ落的記憶きおく，開ひらき啟けい了りょう臺灣たいわん人じん的てき新しん史觀しかん與あずか對たい自我じが的てき新しん認みとめ同どう。學者がくしゃ吳ご密ひそか察在ざい〈台灣たいわん史し的てき成立せいりつ及其課題かだい〉中ちゅう寫うつし道どう：「相あい較於史學しがく家か長期ちょうき以來いらい習用『以人範はん史し』概念がいねん，曹永和わ1990年ねん標しめぎ舉的『臺灣たいわん島とう史觀しかん』，則のり開ひらき啟けい了りょう『以地範はん史し』的てき不同ふどう路ろ徑みち。」[1][10]

國立こくりつ臺灣たいわん歷史れきし博物館はくぶつかん即そく依よ循「全體ぜんたい臺灣たいわん人じん」的てき觀點かんてん，有ゆう別べつ於傳統でんとう歷史れきし論述ろんじゅつ的てき對象たいしょう往往おうおう集中しゅうちゅう在ざい少數しょうすう人身じんしん上じょう，而對たい臺灣たいわん歷史れきし的てき解釋かいしゃく，採取さいしゅ以臺灣たいわん為ため核心かくしん的てき在地ざいち主體しゅたい立場たちば，拋卻依附ふ於中華はな帝國ていこく的てき邊あたり陲論述ろんじゅつ，不ふ陷おちい入にゅう漢人かんど中心ちゅうしん與あずか統治とうち者しゃ眼光がんこう的てき覆轍ふくてつ，反應はんのう臺灣たいわん社會しゃかい結構けっこう的てき多重たじゅう面めん向むこう，以及歷史れきし知識ちしき的てき多元たげん聲音こわね。[16]

學術がくじゅつ界かい與あずか文化ぶんか建設けんせつ委員いいん會かい於2000年ねん10月がつ在ざい中央ちゅうおう研究けんきゅう院いん舉辦一連いちれん2天てん的てき「近代きんだい早期そうき東亞とうあ海洋かいよう史し及台灣たいわん島とう史し－－慶祝けいしゅく曹永和わ80大壽だいず國際こくさい學術がくじゅつ研けん討會」，讓ゆずる國こく內外學者がくしゃ以世界かい的てき眼め光來こうらい看み台灣たいわん。[17][18]

2002年ねん，荷に蘭らん女王じょおう碧あお翠みどり斯頒授荷に蘭らん皇すめらぎ家か勳章くんしょう（荷に兰语：Orde van Oranje-Nassau）予よ曹永和わ，以表彰ひょうしょう他た對たい17世紀せいき荷に蘭らん東ひがし印度いんど公司こうし在ざい東亞とうあ活動かつどう歷史れきし之の研究けんきゅう的てき重要じゅうよう貢獻こうけん，他た也是首位しゅい獲得かくとく該獎項こう的てき臺灣たいわん人じん。[19][20]

2012年ねん，日本にっぽん政府せいふ公布こうふ秋季しゅうき外國がいこく人じん敘勳受章じゅしょう名めい單たん，在ざい東亞とうあ海洋かいよう史し等とう領域りょういき研究けんきゅう成果せいか豐ゆたか碩せき、以提出ていしゅつ「臺灣たいわん島とう史し」而影響えいきょう深遠しんえん的てき曹永和わ獲え頒「旭日きょくじつ中ちゅう綬章じゅしょう」。[11][21]

延伸えんしん創作そうさく[编辑]

漫畫まんが台灣たいわん歷史れきし[编辑]

2001年ねん起おこり，曾獲國立こくりつ編へん譯やく館かん優良ゆうりょう連環れんかん圖畫ずが首くび獎的漫畫まんが家か杜もり福ぶく安やす開始かいし創作そうさく《漫畫まんが台灣たいわん歷史れきし》系列けいれつ共ども十じゅう冊さつ，整せい部ぶ漫畫まんが由よし曹永和わ等とう人じん擔任たんにん編輯へんしゅう總そう顧問こもん，依據いきょ臺灣たいわん島とう史し的てき概念がいねん，將はた臺灣たいわん放ひ在ざい世界せかい座標ざひょう上じょう，以臺灣たいわん島とう上じょう從したがえ史し前まえ以來いらい所有しょゆう族ぞく群ぐん為ため主體しゅたい觀點かんてん，繪畫かいが勾勒出で屬ぞく於台灣たいわん的てき歷史れきし。他た花はな了りょう數すう年ねん時間じかん完成かんせい《島嶼とうしょ的てき誕生たんじょう》、《美麗びれい大地だいち的てき子こ民みん》、《荷に蘭らん、西にし班はん牙きば在ざい台灣たいわん》、《鄭てい氏し王朝おうちょう在ざい台灣たいわん》四よん冊さつ。接せっ著しる又また著ちょ手しゅ《十じゅう三さん行ぎょう大だい冒險ぼうけん》、《古こ早はや的てき台灣たいわん》、《現代げんだい化か之の路みち》、《中華民國ちゅうかみんこく在ざい台灣たいわん》、《烈火れっか中ちゅう的てき二に二に八はち》等とう。[22]

他た表示ひょうじ「我が的てき漫畫まんが想おもえ要よう表ひょう達たち出で的てき概念がいねん，是ぜ超越ちょうえつ政治せいじ史し糾纏，以台灣たいわん人為じんい真正しんせい主ぬし角かく的てき台灣たいわん島とう史し。」「即そく使つかい是ぜ衣服いふく紋もん飾かざり、船ふね的てき造型ぞうけい細ほそ節ぶし都と要よう根據こんきょ歷史れきし文獻ぶんけん，仔細しさい詳しょう實み的てき畫が......，因いん為ため畫が的てき是ぜ台灣たいわん的てき歷史れきし啊。」「歷史れきし漫畫まんが最さい難なん的てき還かえ是ぜ考證こうしょう！」「台灣たいわん民主みんしゅ國こく成立せいりつ當とう天てん，下した著ちょ細雨さいう，當時とうじ已やめ有ゆう雨傘あまがさ和人わじん力車りきしゃ，外そと頭あたま還かえ放ひ著しる鞭むち炮，許多きょた富商ふしょう也來參與さんよ總統そうとう就職しゅうしょく大典たいてん」，這些敘述也都畫が進しん了りょう漫畫まんが中ちゅう。杜もり福ぶく安やす說せつ，希望きぼう能のう用よう精緻せいち的てき圖像ずぞう畫面がめん、人物じんぶつ情じょう節ぶし，喚起かんき台灣たいわん下か一いち代だい，對たい歷史れきし及國家こっか主體性しゅたいせい的てき興趣きょうしゅ與あずか認識にんしき。台灣たいわん長期ちょうき以來いらい沒ぼつ有ゆう自己じこ的てき歷史れきし論述ろんじゅつ，中國ちゅうごく政府せいふ卻一直想把中國和台灣歷史結合，他た因いん此希望きぼう以客觀かん立場たちば說せつ台灣たいわん故事こじ，「但ただし我わが所謂いわゆる的まと台灣たいわん歷史れきし，是ぜ和かず中國ちゅうごく沒ぼつ有ゆう關聯かんれん的てき。台灣たいわん如果沒ぼつ有ゆう主體性しゅたいせい歷史れきし，就只能のう被ひ迫せり接受せつじゅ別べつ人的じんてき史觀しかん」。[22][23][24]

台灣たいわん史し新聞しんぶん[编辑]

曾撰著ちょ《自學じがく典範てんぱん－台灣たいわん史し研究けんきゅう先驅せんく曹永和わ》的てき曹銘宗むね亦また循以臺灣たいわん島とう為ため主體しゅたい的てき史觀しかん，跳とべ脫だつ政治せいじ史し、國家こっか單位たんい的てき框かまち架か，於2013年ねん主筆しゅひつ出版しゅっぱん《台灣たいわん史し新聞しんぶん》，搭配杜もり福ぶく安やす繪圖えず，用よう一いち百ひゃく個こ「報むくい紙し跨またが頁ぺーじ版ばん面めん」來らい「報ほう導しるべ」從したがえ古こ到いた今いま的てき台灣たいわん自然しぜん、人文じんぶん及同期どうき發生はっせい的てき國際こくさい大事だいじ歷史れきし。本書ほんしょ依よ年代ねんだい先後せんご分ぶん成なり六ろく卷かん，涵蓋史し前まえ、荷に蘭らん及西班はん牙きば、明あきら鄭てい、清治きよじ、日にち治ち、民みん國こく等とう時期じき，有ゆう社しゃ論ろん、新聞しんぶん、特とく稿こう、圖ず片へん、漫畫まんが、廣告こうこく等とう，重じゅう現當げんとう年ねん的てき政治せいじ、民生みんせい、藝文げいぶん或ある名人めいじん軼事いつじ，以新聞しんぶん形式けいしき呈てい現げん從したがえ六ろく百ひゃく萬年前以來所有人類與這塊土地互動、臺灣たいわん多元たげん族ぞく群ぐん創造そうぞう多元たげん文化ぶんか、追求ついきゅう「自由じゆう、平等びょうどう、人權じんけん、民主みんしゅ」等とう普ひろし世よ價か值的てき歷史れきし。[25][26][27][28]

他た表示ひょうじ如果採用さいよう中國ちゅうごく史觀しかん，台灣たいわん成なり了りょう附屬ふぞく於中國ちゅうごく的てき島嶼とうしょ；而採台たい獨どく史觀しかん，就是漢人かんど觀點かんてん，被ひ討論とうろん的てき台灣たいわん歷史れきし只ただ剩あま四よん百ひゃく年ねん。可か是ぜ台灣たいわん的てき歷史れきし絕對ぜったい不ふ只ただ四よん百ひゃく年ねん。「台灣たいわん島とう史し」的てき觀點かんてん是ぜ由よし土地とち入手にゅうしゅ，從したがえ島嶼とうしょ自じ海面かいめん探さがせ出頭しゅっとう來らい，所有しょゆう生物せいぶつ族ぞく群ぐん與あずか這塊土地とち的てき互動，都みやこ是ただし台灣たいわん的てき歷史れきし。這是比較ひかく中性ちゅうせい、比較ひかく能のう夠跳脫だつ政治せいじ的てき角度かくど，能のう更さら客觀きゃっかん地ち照應しょうおう到いた所有しょゆう族ぞく群ぐん，不ふ再さい只ただ是ぜ一貫いっかん的てき漢人かんど中心ちゅうしん思想しそう。「以台灣たいわん島とう史し的てき觀點かんてん來らい看み，原住民げんじゅうみん是ぜ最初さいしょ的てき主人しゅじん。但ただし因よし政權せいけん的てき操みさお弄ろう，歷史れきし詮かい釋しゃく權けん的てき失しつ落，造成ぞうせい很多台灣たいわん人じん對たい原住民げんじゅうみん不ふ了解りょうかい。其實原ばら民みん、漢人かんど、客きゃく族ぞく、外そと省しょう，數すう百ひゃく年來ねんらい勢力せいりょく消長しょうちょう，又また互相融合ゆうごう，大家たいか共同きょうどう生活せいかつ在ざい這塊小しょう小しょう的てき土地とち上じょう，卻因孰強孰弱，各かく懷ふところ著ちょ不為ふため人知じんち的てき心事しんじ。」荷に蘭らん人じん在ざい台たい雖以殖民しょくみん為ため目的もくてき，卻也帶たい給きゅう原住民げんじゅうみん醫療いりょう、教育きょういく與信よしん仰おおせ，兩者りょうしゃ互動關係かんけい並なみ非ひ劍けん拔弩張はり。從したがえ臺灣たいわん最初さいしょ主人しゅじん原住民げんじゅうみん的てき角度かくど來らい看み鄭てい成功せいこう，漢人かんど以開發かいはつ之の名めい行くだり侵略しんりゃく之の實み，挾はさみ人數にんずう優勢ゆうせい將はた原はら民みん歧視為ため「番ばん」。漢人かんど入いれ台だい時じ，平ひら埔族是ぜ最さい先さき遇ぐう到いた外人がいじん的てき一いち群ぐん，因いん被ひ驅逐くちく而島內移民いみん，人數にんずう銳するど減げん或ある被ひ同化どうか。漢人かんど促進そくしん了りょう社會しゃかい進步しんぽ，但ただし傷害しょうがい的てき部分ぶぶん也不可ふか掩飾。宜むべ蘭らん的てき吳ご沙すな或ある嘉よしみ義よし的てき吳ご鳳おおとり，到底とうてい是ぜ漢かん人的じんてき開發かいはつ英雄えいゆう，還かえ是ぜ原住民げんじゅうみん的てき滅めつ族ぞく元凶げんきょう？曹銘宗むね堅持けんじ要よう讓ゆずる兩りょう種たね觀點かんてん同時どうじ出現しゅつげん。「我わが認みとめ為ため這是歷史れきし正義まさよし，希望きぼう這本書しょ能のう促進そくしん族ぞく群ぐん間あいだ的てき理解りかい與あずか認識にんしき，讓ゆずる台灣たいわん的てき每ごと一いち個こ族ぞく群ぐん，都と能のう在ざい這六ろく百ひゃく萬まん年ねん新聞しんぶん中ちゅう，找到屬ぞく於他們的歷史れきし。當とう你愈了解りょうかい對たい方かた，或ある許もと你就愈いよいよ能のう替がえ對たい方かた設しつらえ想そう。」[27][28]

參考さんこう來らい源げん[编辑]

引用いんよう[编辑]

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文獻ぶんけん[编辑]

外部がいぶ連結れんけつ[编辑]

1928年ねん，臺灣たいわん總督そうとく府ふ交通こうつう局きょく鐵道てつどう部ぶ於《台灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》刊かん登とう的てき觀光かんこう地圖ちず，標しめぎ明あきら台灣たいわん鐵路てつろ沿線えんせん各かく大だい站及城じょう鎮位置いち，並なみ註記ちゅうき台灣たいわん八景はっけい與あずか十じゅう二に名勝めいしょう
1935年ねん日本にっぽん軍ぐん方かた所しょ繪え製せい臺灣たいわん鳥瞰ちょうかん圖ず
1937年ねん的てき臺北たいぺい（臺北たいぺい飛行場ひこうじょう） - 那な霸（沖繩おきなわ）- 福岡ふくおか（九州きゅうしゅう）民みん航路こうろ線せん圖ず

參まいり見み[编辑]

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