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藤原ふじわら冬ふゆ嗣

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藤原ふじわら冬ふゆ嗣
藤原冬嗣
正せい二に位い、左大臣さだいじん、贈おく正せい一いち位い、太政大臣だじょうだいじん
國家こっか 日本にっぽん
時代じだい平安へいあん時代じだい初期しょき
主君しゅくん桓武かんむ天皇てんのう→平城ひらじろ天皇てんのう→嵯峨天皇さがてんのう→淳和天皇じゅんなてんのう
氏し藤原ふじわら北きた家か
假名かめいふじわら の ふゆつぐ
羅ら馬うま拼音Fujiwara Fuyutsugu
別名べつめい閑院大臣だいじん
出生しゅっしょう775年ねん，寶たから龜ひさし6年ねん
逝世826年ねん，天てん長ちょう3年ねん

藤原ふじわら冬ふゆ嗣（日にち语：藤原ふじわら冬ふゆ嗣／ふじわら の ふゆつぐ Fujiwara Fuyutsugu)，平安へいあん时代初期しょき的てき公卿くぎょう、詩人しじん。藤原ふじわら北きた家か，右大臣うだいじん，藤原ふじわら内ない麻呂まろ次子じし，官位かんい為ため正せい二に位い、左大臣さだいじん，死後しご贈おく太政大臣だじょうだいじん，稱號しょうごう閑院大臣だいじん。

政治せいじ經歷けいれき[编辑]

桓武かんむ、平城ひらじろ天皇てんのう[编辑]

藤原ふじわら冬ふゆ嗣在桓武かんむ天皇てんのう年間ねんかん任にん職しょく於刑部おさかべ省しょう大だい判事はんじ，和かず天皇てんのう的てき禁きん軍ぐん，806年ねん(大同だいどう元年がんねん)平城ひらじろ天皇てんのう即位そくい後ご，敘任皇すめらぎ太ふとし弟おとうと賀が美能みのう親王しんのう之これ春宮とうぐう大進たいしん，相當そうとう於中國ちゅうごく的てき太子たいし詹事，在ざい平城ひらじろ一朝輔佐皇太弟，在ざい朝廷ちょうてい中ちゅう升ます任にん至いたり右みぎ少しょう弁べん。

嵯峨天皇さがてんのう[编辑]

809年ねん(大同だいどう四よん年ねん)，嵯峨天皇さがてんのう即位そくい，再さい入いれ天皇てんのう禁きん軍ぐん，由ゆかり於嵯峨さが任つとむ儲もうか君きみ時じ，冬ふゆ嗣便輔佐ほさ之の，因いん此嵯峨天皇さがてんのう非常ひじょう信任しんにん冬ふゆ嗣。810年ねん嵯峨天皇さがてんのう為ため對抗たいこう平城ひらじろ天皇てんのう，必須ひっす有ゆう特殊とくしゅ機構きこう傳でん遞機密きみつ，因いん此設立せつりつ嵯峨天皇さがてんのう的てき秘書ひしょ機關きかん藏人所くろうどどころ，由ゆかり藤原ふじわら冬ふゆ嗣與巨勢こせ野の足あし（日にち语：巨勢こせ野の足あし）擔任たんにん藏人くろうど頭あたま（日にち语：蔵人くろうど頭あたま）。[1]

810年ねん9月がつ發生はっせい平城ひらじろ上皇じょうこう之の变，冬ふゆ嗣長兄けい藤原ふじわら真夏まなつ（日にち语：藤原ふじわら真夏まなつ）被ひ迫せり下台しもだい。隔年かくねん升ます任にん參議さんぎ。812年ねん(弘ひろし仁ひとし三さん年ねん)10月がつ，父親ちちおや藤原ふじわら內麻呂まろ病びょう逝，嵯峨天皇さがてんのう升ます藤原ふじわら園えん人じん（日にち语：藤原ふじわら園えん人じん）為ため右大臣うだいじん主導しゅどう政權せいけん，圓えん人じん基もと於律令れい制度せいど背後はいご的てき儒家じゅか思想しそう，採取さいしゅ救濟きゅうさい貧民ひんみん，抑制よくせい有力ゆうりょく貴族きぞく與あずか寺社じしゃ(權門けんもん)的てき政策せいさく。圓えん人じん成なり為ため藤原ふじわら氏し的てき領りょう導しるべ者しゃ，但ただし冬ふゆ嗣因為ため與あずか圓えん人じん採取さいしゅ不同ふどう的てき政治せいじ立場たちば而對抗たいこう。[2]

當時とうじ嵯峨天皇さがてんのう的てき皇后こうごう人選じんせん有ゆう橘たちばな嘉よしみ智子さとこ與あずか高津たかつ内親王ないしんのう（日にち语：高津たかつ内親王ないしんのう），815年ねん嵯峨天皇さがてんのう立たて為ため皇后こうごう，橘たちばな嘉よしみ智子さとこ與あずか冬ふゆ嗣之妻つま藤原ふじわら美都子みつこ為ため遠とお親したし，而且橘たちばな嘉よしみ智子さとこ之の父親ちちおや已やめ死し，不ふ會かい成なり為ため外戚がいせき，威い脅おびえ藤原ふじわら北きた家か的てき地位ちい，因いん此立橘たちばな嘉よしみ智子さとこ為ため皇后こうごう，被ひ認みとめ為ため有ゆう藤原ふじわら冬ふゆ嗣的介入かいにゅう。冬ふゆ嗣因為ため成功せいこう擁立ようりつ橘たちばな嘉よしみ智子さとこ為ため皇后こうごう，而權勢ぜい提つつみ升ます。

818年ねん藤原ふじわら園えん人じん去さ世よ，之これ後ご掌てのひら權けん的てき藤原ふじわら冬ふゆ嗣改變かいへん藤原ふじわら圓えん人的じんてき政策せいさく，藉以鼓こ勵田地ち開墾かいこん。律令制りつりょうせい原本げんぽん的てき根基こんき為ため對たい個人こじん的てき掌握しょうあく與あずか課稅かぜい，但ただし冬ふゆ嗣重視し對たい土地とち課稅かぜい以順應おう律令制りつりょうせい崩壞ほうかい的てき趨勢すうせい。冬ふゆ嗣以嵯峨天皇さがてんのう藏人くろうど頭あたま身分みぶん活躍かつやく、使つかい該職務しょくむ的てき權勢けんせい抬頭。此外，嵯峨天皇さがてんのう時期じき，編纂へんさん並なみ施行しこう作為さくい律令りつりょう的てき追加ついか與あずか實施じっし細則さいそく的てき格式かくしき--弘ひろ仁じん格式かくしき，為ため三さん代だい格式かくしき之これ首しゅ。

823年ねん嵯峨天皇さがてんのう讓位じょうい於三さん弟おとうと淳和天皇じゅんなてんのう，但ただし立たて自己じこ的てき兒じ子こ為ため淳和じゅんな的てき皇太子こうたいし，即日そくじつ後ご的てき仁明天皇にんみょうてんのう，嵯峨さが雖然退位たいい但ただし仍掌權けん。藤原ふじわら冬ふゆ嗣則將はた女兒じょじ藤原ふじわら順子じゅんこ嫁よめ給きゅう仁明天皇にんみょうてんのう，並なみ使し兒じ子こ藤原ふじわら良りょう房ぼう娶めと嵯峨天皇さがてんのう之の女おんな源みなもと潔きよし姬ひめ為ため妻つま，藉此成なり為ため外戚がいせき鞏固きょうこ地位ちい。

淳和天皇じゅんなてんのう[编辑]

825年ねん藤原ふじわら冬ふゆ嗣升任にん左大臣さだいじん，不ふ過か隔年かくねん便びん去さ世よ，享年きょうねん52歲さい。冬ふゆ嗣的政治せいじ路線ろせん由よし其子藤原ふじわら良りょう房ぼう繼承けいしょう。850年ねん其外孫まご文德ふみのり天皇てんのう繼つぎ位い之の際さい，追贈ついぞう為ため太政大臣だじょうだいじん。

其他成就じょうじゅ[编辑]

據よりどころ日本にっぽん後ご紀き記載きさい，藤原ふじわら冬ふゆ嗣有才能さいのう、度量どりょう，性格せいかく隨ずい和わ，文武ぶんぶ兼備けんび，能のう夠以寬容かんよう的てき態度たいど與あずか人ひと打だ交道，獲得かくとく人的じんてき喜悅きえつ。而且樂らく於施予よ施ほどこせ捨貧民ひんみん。[3]其受嵯峨天皇さがてんのう之の命いのち編へん撰せん律令りつりょう施行しこう細則さいそく『弘ひろし仁じん格式かくしき』、史書ししょ『日本にっぽん後ご紀き』、儀式ぎしき規範きはん『内裏だいり式しき』、漢詩かんし集しゅう文ぶん華はな秀麗しゅうれい集しゅう（日にち语：文ぶん華はな秀麗しゅうれい集しゅう）。冬ふゆ嗣的漢詩かんし作品さくひん還かえ收錄しゅうろく於凌しのげ雲集うんしゅう（日にち语：凌しのげ雲集うんしゅう）、經國けいこく集しゅう，其精通どおり中國ちゅうごく古こ籍せき，這符合ふごう傾かたぶけ慕中國ちゅうごく文化ぶんか的てき嵯峨天皇さがてんのう之の期待きたい[2]。另外藤原ふじわら冬ふゆ嗣也有ゆう和歌わか作品さくひん，後こう撰せん和歌集わかしゅう收錄しゅうろく4首しゅ冬ふゆ嗣的和歌わか作品さくひん。

除じょ了りょう在ざい政治せいじ領域りょういき活躍かつやく外がい，藤原ふじわら冬ふゆ嗣也注ちゅう重じゅう藤原ふじわら氏し子孫しそん的てき教育きょういく，在ざい821年ねん設立せつりつ勸學かんがく院いん（日にち语：勧学かんがく院いん），作為さくい藤原ふじわら氏し子孫しそん的てき大學だいがく別べつ曹（日にち语：大学だいがく別べつ曹）(教育きょういく機構きこう)，並なみ協きょう助すけ施藥せやく院いん（日にち语：施薬せやく院いん）的てき經營けいえい。813年ねん藤原ふじわら氏し的てき氏し寺てら興福寺こうふくじ的てき南みなみ圓堂えんどう建設けんせつ時じ，冬ふゆ嗣在堂どう中ちゅう供奉ぐぶ其父親ちちおや所しょ做的不空ふくう羂索觀音かんのん佛像ぶつぞう。

家いえ谱[编辑]

參まいり見み[编辑]

參考さんこう資料しりょう[编辑]

  1. ^ 德川とくがわ光圀みつくに. 大だい日本にっぽん史し　卷まき之の一いち百ひゃく廿にじゅう四よん　列傳れつでん第だい五ご十じゅう一いち. miko.org. [2021-06-25]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2021-06-25）. 弘ひろ仁じん初はつ，始はじめ置おけ藏人くろうど頭あたま，冬ふゆ嗣與巨勢こせ野の足あし同どう為ため頭あたま。 
  2. ^ 2.0 2.1 瀧浪たきなみ貞子さだこ『藤原ふじわら良りょう房ぼう・基もと経けい 藤ふじ氏しのはじめて摂政せっしょう・関白かんぱくしたまう』ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう〈ミネルヴァ日本にっぽん評伝ひょうでん選せん〉、2017年ねん
  3. ^ 『日本にっぽん後ご紀き』天てん長ちょう3年ねん7月がつ24日にち條じょう
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