金きむ樹いつき仁ひとし

金きむ樹いつき仁ひとし
第だい2任にん新しん疆省政府せいふ主席しゅせき
任期にんき 1928年ねん11月17日にち—1933年ねん5月がつ2日にち
前任ぜんにん	楊增新しん
继任	劉りゅう文ぶん龍りゅう
第だい1任にん新しん疆邊防ぼう督とく辦
任期にんき 1931年ねん6月がつ6日にち—1933年ねん5月がつ2日にち
继任	盛もり世才せさい
个人资料
出生しゅっしょう	1879年ねん 大だい清きよし甘肅かんせい省しょう蘭あららぎ州しゅう府ふ河かわ州しゅう永えい靖やすし縣けん
逝世	1941年ねん9月がつ12日にち(1941歲さい—09—12)（62歲さい） 中華民國ちゅうかみんこく甘肅かんせい省しょう蘭あららぎ州しゅう市し
军事背景はいけい
效こう忠ただし	中華民國ちゅうかみんこく
服役ふくえき时间	1928–1933
军衔	中將ちゅうじょう
参まいり战	柯尔克かつ孜つとむ叛乱はんらん 哈密暴动

金きむ樹いつき仁ひとし（1879年ねん—1941年ねん9月がつ12日にち），字じ德庵とくあん，漢かん族ぞく，甘肅かんせい省しょう河かわ州しゅう永えい靖やすし县金かね家か嘴くちばし（今いま临夏回かい族ぞく自治じち州しゅう永えい靖やすし县）人にん，中華民國ちゅうかみんこく國民こくみん政府せいふ時期じき新しん疆省政治せいじ、軍事ぐんじ領りょう導しるべ人じん，民みん國こく軍閥ぐんばつ之これ一いち。

生平おいだいら

早年そうねん

金きむ樹いつき仁じん於1879年生ねんせい於甘肅かんせい省しょう。父ちち金きん声ごえ清きよし，一生いっしょう亦また农亦商しょう；母はは鲁氏，生なま五ご男なん二に女じょ，金きむ树仁为其长子。家族かぞく世代せだい无有显者。金きむ树仁幼年ようねん聪慧，光ひかり绪十じゅう八はち年ねん（1892年ねん）中ちゅう秀才しゅうさい，此时年ねん仅十じゅう二に岁。四よん年ねん后きさき，云うん南みなみ人じん杨增新しん任にん河かわ州しゅう知ち州しゅう，金きむ受其器き重じゅう。光ひかり绪二に十じゅう七なな年ねん（1901年ねん），杨调任にん甘あま肃学がく政せい兼けん高等こうとう学堂がくどう监督，金きむ树仁追随ついずい杨增新しん到いた省しょう城しろ，入いれ甘あま肃文高等こうとう学がく堂どう。毕业后きさき，又また入にゅう法政ほうせい学堂がくどう。完成かんせい学がく业后，金きむ树仁先さき后きさき任にん龙泉书院、凤林书院院いん长。宣せん统元年ねん（1909年ねん），金きむ树仁参加さんか科か考こう，举为孝こう廉れん方正ほうせい，同年どうねん又また应己酉とり科か试，考かんがえ取ど拔贡。

金きむ樹いつき仁じん像ぞう

1911年ねん辛からし亥い革命かくめい后きさき，中ちゅう华民国こく第だい一いち届とどけ国会こっかい选举，金きむ树仁当とう选议会かい议员、众议院いん议员。

入にゅう疆

杨增新しん主しゅ政せい新しん疆省之これ后きさき，金きむ树仁于1915年ねん到いた杨任下か，任にん书记官かん兼けん科か员。第だい二に年ねん六ろく月がつ，参加さんか全ぜん省しょう县长考こう试，以甲等とう成なり绩分发任阿おもね克かつ苏县县长。其后十じゅう余よ年ねん，金きむ树仁皆みな在ざい新しん疆基层历练。1926年ねん，因いん政せい绩显著ちょ，升ます任にん新しん疆省公おおやけ署しょ政せい务厅厅长。

主しゅ政せい新しん疆

1928年ねん7月がつ7日にち，楊增新しん遭軍務ぐんむ廳ちょう長ちょう樊耀南みなみ刺殺しさつ身み亡ほろび後ご，掌握しょうあく軍隊ぐんたい的てき金かね樹じゅ仁じん當日とうじつ隨したがえ即そく出兵しゅっぺい討伐とうばつ樊耀南みなみ並なみ逮捕たいほ殺ころせ之これ，同年どうねん11月がつ17日にち，國民こくみん政府せいふ正式せいしき任命にんめい金きん樹じゅ仁じん為ため新しん疆省主席しゅせき。

金きむ樹いつき仁じん管理かんり新しん疆期間あいだ，政府せいふ官員かんいん多用たよう漢人かんど及其親おや信しんじ，施政しせい及管理かんり上じょう也一いち反たん楊增新しん的てき懷柔かいじゅう作風さくふう，處處しょしょ對たい穆きよし斯林實施じっし嚴格げんかく的てき控ひかえ管かん，尤ゆう其是開ひらき徵ちょう「屠ほふ畜稅」以及禁止きんし麥むぎ加か朝あさ覲，最さい受穆きよし斯林的てき強烈きょうれつ反抗はんこう。

此外，金きむ樹いつき仁ひとし亦また實施じっし改あらため土ど歸き流りゅう，廢止はいし了りょう哈密自じ清朝せいちょう以來いらい即そく施行しこう的てき土ど司し制度せいど，終おわり於引起おこり穆きよし斯林的てき反抗はんこう。1931年ねん，哈密地區ちく的てき穆きよし斯林首くび先さき起おこり兵へい反抗はんこう，並なみ推舉和かず加か尼あま牙きば孜つとむ為ため領りょう導しるべ，史し稱しょう哈密暴動ぼうどう。同時どうじ在ざい馬うま仲なか英えい的てき介入かいにゅう下か，吐魯番ばん與あずか和かず闐也相繼つぎ發生はっせい穆きよし斯林的てき反抗はんこう活動かつどう。

在ざい接せっ連れん不斷ふだん的てき戰亂せんらん烽火ほうか中ちゅう，反對はんたい金きん樹じゅ仁じん的てき人じん越來ごえく越えつ多た。1933年ねん4月がつ12日にち，新しん疆省參謀さんぼう處しょ長ちょう陳ひね中ちゅう、迪すすむ化か城じょう防ぼう指揮しき官かん白しろ受之、航空こうくう學校がっこう校長こうちょう李り笑えみ天てん、迪すすむ化か縣けん長ちょう陶とう明あきら樾等とう人ひと，聯合れんごう自じ東北とうほく撤退てったい來らい的てき東北とうほく抗日こうにち義勇軍ぎゆうぐん殘部ざんぶ（首領しゅりょう鄭てい潤じゅん成なり），以及自じ蘇そ聯れん流亡りゅうぼう來らい的てき白しろ俄にわか歸化きか軍ぐん（首領しゅりょう巴ともえ品ひん古こ特とく），共同きょうどう發動はつどう了りょう軍事ぐんじ政變せいへん，佔領了りょう首府しゅふ迪すすむ化か，並なみ推教育廳きょういくちょう長ちょう劉りゅう文ぶん龍りゅう為ため臨時りんじ省しょう主席しゅせき。

金きむ樹いつき仁じん試ためし圖ず舉兵反攻はんこう，卻因盛もり世才せさい的てき叛變，加か上じょう伊い犁屯墾使張ちょう培つちかえ元もと坐すわ觀かん成敗せいばい，而敗走はいそう塔とう城じょう。同年どうねん4月がつ24日にち，金きむ樹いつき仁じん宣布せんぷ下野げや，隨ずい即そく逃往蘇そ聯れん，經由けいゆ西伯さいはく利とぎ亞あ回かい到いた國民こくみん政府せいふ所在地しょざいち南京なんきん。

结局

1935年ねん10月がつ，金きむ树仁至いたり南みなみ昌あきら晋すすむ谒蒋介石しょうかいせき，继而赴南京なんきん国民こくみん政府せいふ述じゅつ职。行政ぎょうせい院いん秘ひ书长褚民谊唆使他人たにん控ひかえ告つげ金きん树仁，以金擅自与あずか苏联订立通商つうしょう协定判ばん罪ざい。甘あま肃、宁夏、青海あおみ等とう地ち的てき军政要よう员及官かん绅民众，得とく悉金树仁被ひ羁，均ひとし表示ひょうじ声援せいえん金きん树仁。同年どうねん10月がつ10日とおか，国民こくみん政府せいふ主席しゅせき林はやし森もり宣布せんぷ：“金きむ树仁与あずか苏联政府せいふ订立临时通商つうしょう协定，是ぜ为维护地方ちほう，因いん以获罪ざい，应予特赦とくしゃ。”1935年ねん，金きむ树仁返かえし回かい甘肅かんせい蘭あららぎ州しゅう。1941年ねん9月がつ12日にち，金きむ树仁去さ世よ，归葬于永えい靖やすし县。