阿おもね力ちから麻里まり

阿おもね力ちから麻里まり（Almalik，又また譯わけ阿おもね尔马立りつ克かつ），中ちゅう亚古城こじょう，元朝がんちょう时称为阿おもね力ちから麻里まり、阿おもね里さと马城、阿おもね里さと麻あさ等ひとし，明朝みょうちょう时中文ぶん史籍しせき称しょう为阿おもね力ちから马力，曾經是ぜ察合台だい汗あせ國こく的まと都城みやこのじょう。

名稱めいしょう由來ゆらい

元げん太ふとし祖そ十じゅう四よん年ねん（1219年ねん），耶律楚すわえ材ざい随ずい成吉せいきち思おもえ汗あせ西にし征ただし，过天山てんざん后きさき到いた阿おもね里さと马城，他た说城里さと种满野の苹果りんご，树荫蓊翳，当地とうち人じん操みさお突厥语，称しょう野の苹果りんご为“阿おもね里さと马”。阿おもね里さと马城即そく野の苹果りんご城じょう之の意い。

地理ちり位置いち

阿おもね尔马立りつ克かつ城しろ位い天山てんざん与あずか伊い犁河之これ间（城西じょうさい為ため伊い犁河），今いま中國ちゅうごく新しん疆伊い犁州霍城县一帶いったい（這裡是ぜ突騎施ほどこせ人的じんてき弓月ゆづき城しろ）。古城こじょう已やめ不ふ存在そんざい。在ざい元もと代だい，當地とうち是ぜ中西なかにし交通こうつう的てき要衝ようしょう，以及中ちゅう亞あ地區ちく重要じゅうよう的てき政治せいじ經濟けいざい中心ちゅうしん。《长春真人しんじん西にし游ゆう记》對たい阿おもね尔马立りつ克かつ城有しろあり以下いか的てき记录：“至いたり阿おもね里さと马城。……宿やど于西果はて园。土人どじん呼よび果はて为阿里さと马，盖多果はて实，以是名めい其城。其地出で帛，目め曰秃鹿しか麻あさ，盖俗所しょ谓种羊毛ようもう织成者しゃ。时得七なな束たば，为御寒かん衣ころも。其毛类中国こく柳やなぎ花はな，鲜洁细软，可か为线，为绳，为帛，为绵。农者亦また决渠灌田，土人どじん唯ただ以瓶取水しゅすい，戴而归”。

歷史れきし

据すえ波なみ斯史學しがく家か记载，元げん太ふとし祖そ六ろく年ねん（1211年ねん）阿おもね馬力ばりき國こく斡匝兒じ国王こくおう（屬ぞく葛かずら逻祿族ぞく）臣服しんぷく于成吉せいきち思おもえ汗あせ。随ずい后きさき被ひ西にし辽君主くんしゅ屈こごめ出で律りつ杀死，成吉せいきち思おもえ汗あせ令れい其子昔むかし格納かくのう克かつ特とく勤つとむ继位，并将长子术赤之これ女おんな嫁よめ给阿马力国こく的てき新しん国王こくおう。后きさき来らい阿おもね马力国王こくおう随ずい成吉せいきち思おもえ汗あせ西にし征せい。

13世紀せいき初はつ，為ため葛かずら邏祿部族ぶぞく所しょ居い，成吉せいきち思おもえ汗あせ西にし征せい後ご佔領該地，成なり為ため察合台だい的まと駐ちゅう地ち。後のち阿おもね里さと不ふ哥與あずか忽ゆるがせ必烈爭そう汗あせ位い，窩阔台だい率りつ兵へい佔領該地，後ご又また為ため窩闊台だい汗あせ國こく海うみ都と汗あせ所しょ據よりどころ。元もと至いたり元もと五ご年ねん（1268年ねん），才さい由ゆかり忽ゆるがせ必烈率りつ軍ぐん佔領。但ただし次つぎ年ねん該地統治とうち者しゃ再度さいど叛元，該地再さい成なり為ため察合台だい汗あせ國こく首都しゅと。元もと元げん統みつる二に年ねん（1334年ねん），察合台だい汗あせ國こく分裂ぶんれつ為ため東西とうざい兩部りょうぶ，東ひがし察合台だい汗あせ國こく的てき禿かぶろ忽ゆるがせ魯帖木き兒じ以阿力りょく麻里あさざと為ため都と。

明あきら永えい乐十じゅう一いち年ねん（1413年ねん），吏部验封司し员外郎ういろう陈诚、苑えん马寺清河きよかわ監かん监副李り暹出使し西域せいいき时，曾“顺河西下さいか，约行五ご十じゅう里り，于阿力りょく马力（阿おもね里さと马城）口くち子こ出で，在ざい河かわ边渡头安营”。

14世紀せいき以後いご，因いん戰亂せんらん與あずか蒙こうむ兀兒人じん開始かいし定てい居きょ而逐漸やや廢棄はいき。

中ちゅう世紀せいき波は斯作家さっか馬ば哈茂德とく·伊い本ほん·瓦かわら利り稱たたえ阿おもね力ちから麻里あさざと是ただし維吾爾なんじ族ぞく城市じょうし中ちゅう最さい遠とお的てき。

参考さんこう文献ぶんけん

• Pachkalov Alexander. Archaeological Sources: The Chaghadaid Khanate. In The Cambridge History of the Mongol Empire. Edited by Michal Biran, Hebrew University of Jerusalem, Hodong Kim, Seoul National University. Cambridge University Press, 2023. Vol. II. 464-473 pp.