馬うま智さとし禮れい

  此条目め页的主題しゅだい是ぜ台湾たいわん原住民げんじゅうみん领袖。关于马来西にし亚从政せい者しゃ，請見「马智礼れい马烈」。

馬うま智さとし禮れい
Matreli
出生しゅっしょう	1887年ねん 大だい清きよし帝國ていこく福建ふっけん省しょう
逝世	1966年ねん（78—79歲さい） 中華民國ちゅうかみんこく臺灣たいわん省しょう臺東たいとう縣けん卑南鄉きょう初鹿はつしか
国籍こくせき	大だい清きよし帝國ていこく（1887年ねん－1895年ねん） 大日本帝国だいにっぽんていこく（1895年ねん－1945年ねん） 中華民國ちゅうかみんこく（1945年ねん－1966年ねん）
职业	卑南族ぞく初鹿はつしか社しゃ頭目とうもく
配偶はいぐう	Salinay

馬うま智さとし禮れい（卑南語ご：Matreli，1887年ねん—1966年ねん10月がつ20日はつか），或ある譯わけ馬うま得とく里さと，出生しゅっしょう於福建ふっけん的てき閩南人じん，臺灣たいわん臺東たいとう卑南族ぞく初鹿はつしか社しゃ頭目とうもく。他た在任ざいにん內結束けっそく卑南族ぞく與あずか布ぬの農のう族ぞく近きん兩りょう百ひゃく年ねん的てき殺戮さつりく，以及在ざい二に二に八はち事件じけん中ちゅう維護臺東たいとう的てき秩序ちつじょ。

生平おいだいら

出生しゅっしょう

馬うま智さとし禮れい生せい於福おふく建けん，父親ちちおや朱しゅ來らい盛もり（譯わけ音おん）帶たい約やく四よん歲さい的てき他た逃至臺灣たいわん，輾轉てんてん經けい打だ狗いぬ，落腳於臺東たいとう直ちょく隸州，最後さいご抵達呂りょ家か望もち（今いま利り嘉よしみ部落ぶらく），後ご與あずか該社女子じょし入にゅう贅ぜい婚こん，歸化きか為ため卑南族ぞく，並なみ為ため兒じ子取ことり名めい卑南族ぞく名字みょうじ馬うま智さとし禮れい。

初はつ入いれ初鹿はつしか

馬うま智さとし禮れい約やく十歲的被父親寄託給初鹿社長老Rutu收おさむ養よう。初鹿はつしか社しゃ乃為卑南八はち社しゃ之の一いち，為ため該族最さい西北せいほく之の部落ぶらく，負ふ有ゆう看守かんしゅ鹿野かの高台たかだい獵場りょうば、與あずか防禦ぼうぎょ世よ仇かたき布ぬの農のう族ぞく入いれ侵おかせ之の責任せきにん，亦また為ため布ぬの農のう族ぞく眼中がんちゅう最強さいきょう悍的卑南族ぞく社しゃ。遠とお在ざい十じゅう八はち世紀せいき的てき臺灣たいわん清治きよじ時期じき，雄ゆう据すえ中央ちゅうおう山脈さんみゃく的てき布ぬの農のう族ぞく與あずか安居あんきょ台だい東平原ひがしひらはら的てき卑南族ぞく，為ため爭奪そうだつ鹿野かの高台たかだい獵場りょうば，就此展開てんかい了りょう一いち百ひゃく多た年來ねんらい的てき馘首かくしゅ殺戮さつりく。

台灣たいわん日にち治ち時期じき，馬うま智さとし禮れい進入しんにゅう卑南社しゃ的てき國語こくご傳習でんしゅう所しょ卑南分校ぶんこう，畢業後ご考こう入いれ台東たいとう廳ちょう警務けいむ課か擔任たんにん通譯つうやく，並なみ接受せつじゅ簡易かんい警察けいさつ訓練くんれん教育きょういく，比ひ照あきら巡めぐ查補俸給ほうきゅう，派は任にん里さと瓏支廳しちょう（關山せきやま郡ぐん），通つう日び語ご、閩南語ご、卑南語ご、阿おもね美び語ご等とう語ご言げん。因いん他た承うけたまわ攬日本にっぽん政府せいふ的てき鐵路てつろ及移民いみん村むら工程こうてい，也養牛うし置おけ產さん，累積るいせき不ふ少しょう財ざい富とみ，並なみ在ざい對抗たいこう布ぬの農のう族ぞく、打だ獵りょう等とう任務にんむ皆みな獲得かくとく族ぞく人的じんてき敬重けいちょう。如某次じ布ぬの農のう族ぞく到いた初はつ鹿しか社しゃ的てき白しろ來らい浪なみ部落ぶらく出で草くさ，一夜間割去十幾個人頭；幾いく日にち後ご，馬うま智さとし禮れい就率族ぞく人前ひとまえ往內本鹿しか清水しみず社しゃ砍回人頭じんとう，燒盡しょうじん屋舍おくしゃ。二に十じゅう四よん歲さい時じ，他た與あずか初はつ鹿しか社頭しゃとう目めHunghuwan的てき女兒じょじSalinay結婚けっこん。在ざい1915年ねん，二に十じゅう八はち歲さい時じ，接せっ替がえ岳父がくふ的てきAyawan，也就是ぜ擔任たんにん初鹿はつしか社頭しゃとう目め，因いん而並辭去じきょ警察けいさつ工作こうさく。並なみ不具ふぐ卑南族ぞく血統けっとう的てき漢かん裔卻可か擔任たんにん頭目とうもく，這是卑南族ぞく的てき首くび例れい，如卑南みなみ社頭しゃとう目め姑しゅうと仔こ老ろう父親ちちおや林はやし貴たか是ぜ漢人かんど鄭てい尚しょう長子ちょうし，至いたり少しょう已やめ具ぐ二に分ふん之の一いち的てき血統けっとう。

臺灣たいわん總督そうとく府ふ臺東たいとう廳ちょう頒布はんぷ的てき「有ゆう關せき台東たいとう廳ちょう槍やり械彈藥やく供應きょうおう管理かんり辦法」中ちゅう，讓ゆずる卑南族ぞく可か擁よう有ゆう槍やり械並隨時ずいじ供應きょうおう彈藥だんやく，以牽制けんせい布ぬの農のう族ぞく。再來さいらい，初鹿はつしか是ただし台東たいとう平原へいげん進入しんにゅう花はな東ひがし縱たて谷だに的てき必經孔あな道どう，日にち人稱にんしょう為ため「縱たて谷たに通どおり孔あな」，馬うま智さとし禮れい繼承けいしょう初鹿はつしか社頭しゃとう目め地位ちい，更さら成なり為ため日本にっぽん政府せいふ倚重的てき蕃社ばんしゃ頭目とうもく。由よし於卑南みなみ族ぞく與あずか日本にっぽん政府せいふ相互そうご為ため用よう，雖然日本にっぽん政府せいふ在ざい1905年ねん就明令れい他社たしゃ不ふ用向ようむき卑南、阿おもね美び族ぞく進貢しんこう，但ただし默許もっきょ馬うま智さとし禮れい收おさむ貢みつぎ。在ざい1935年ねん之の前まえ，馬うま智さとし禮れい的てき收おさむ貢みつぎ地ち由よし北きた達たち花はな蓮はちす富里とみさと，南みなみ抵初鹿はつしか。

日本にっぽん政府せいふ並なみ支持しじ馬うま智さとし禮れい經營けいえい公賣こうばい部ぶ，讓ゆずる他た擔任たんにん第だい一いち回かい台東たいとう郡ぐん卑南庄みなみしょう官かん派は協議きょうぎ員いん（鄉ごう民代たみよ表ひょう）。

終結しゅうけつ世よ仇かたき

大關山おおぜきやま事件じけん後ご，抗日こうにち的てき布ぬの農のう族ぞく頭目とうもく拉ひしげ馬ば達たち·星ぼし星ほし父子ふし被ひ日本人にっぽんじん槍やり決けつ，布ぬの農のう族ぞく族ぞく情じょう不安ふあん、群ぐん龍りゅう無む首くび。1933年ねん，台東たいとう廳ちょう長ちょう大だい磐いわ誠まこと三さん及警務けいむ課か淺野あさの義雄よしお等とう官員かんいん，要求ようきゅう馬うま智さとし禮れい出面でづら協きょう助じょ以結束けっそく卑南族ぞく及布農のう族ぞく的てき馘首かくしゅ世よ仇かたき。日本にっぽん政府せいふ曾在1919年ねん、1922年ねん分別ふんべつ在ざい大南おおみなみ分ぶん駐ちゅう所しょ、台東たいとう廳ちょう要よう兩りょう族ぞく和解わかい，但ただし最後さいご都と破滅はめつ。馬うま智さとし禮れい於是和わ摯友卑南族ぞく南みなみ志信しのぶ密みつ商しょう對策たいさく，並なみ召集しょうしゅう初はつ鹿しか社しゃ長老ちょうろう，慎重しんちょう表示ひょうじ為ため了りょう初鹿はつしか社人しゃにん的てき長治ながはる久安ひさやす，決定けってい將はた初鹿はつしか社しゃ集しゅう體からだ移住いじゅう，並なみ已やめ向こう總督そうとく府ふ爭そう取と恆つね春はる地區ちく的てき土地とち，希まれ望遠ぼうえん離はなれ布ぬの農のう族ぞく。初鹿はつしか社長しゃちょう老ろう強烈きょうれつ反はん彈たま，認みとめ為ため此舉是ぜ向こう布ぬの農のう族ぞく示しめせ弱じゃく，更さら向こう其他七なな社しゃ頭目とうもく求もとめ援，希望きぼう制止せいし馬うま智さとし禮れい這項有ゆう失しつ族ぞく格かく的てき決定けってい，因いん為ため初鹿はつしか社しゃ遷移せんい恆つね春はる就是整せい個こ卑南族ぞく社しゃ對たい布ぬの農のう族ぞく大開おおひらき門戶もんこ，將はた使つかい卑南族ぞく群ぐん暴露ばくろ於危險けわし當とう中なか。

馬うま智さとし禮れい對たい長老ちょうろう們據理り力りょく爭そう，又また對たい台東たいとう廳ちょう警務けいむ課か、理り蕃しげる課か表明ひょうめい將はた深入ふかいり布ぬの農のう族ぞく各社かくしゃ群ぐん，進行しんこう和解わかい及規勸すすむ歸順きじゅん之の旅たび，希望きぼう日び方かた不要ふよう再さい激怒げきど布ぬの農のう族ぞく，並なみ善ぜん待まち已やめ歸順きじゅん的てき布ぬの農のう族ぞく人じん。接せっ著ちょ他た拜はい訪おとずれ在ざい布ぬの農のう族ぞく的てき通事つうじ們，分析ぶんせき日本にっぽん政府せいふ強きょう勢ぜい的てき理り蕃しげる政策せいさく，邀請通事つうじ們協助じょ處理しょり，不要ふよう讓ゆずる布ぬの農のう族ぞく做無謂いい的てき抗爭こうそう和わ犧牲ぎせい。他た還かえ願ねがい將はた鹿野かの高台たかだい獵場りょうば讓ゆずる出で給きゅう布ぬの農のう族ぞく，共きょう享とおる獵場りょうば以謀求もとめ和平わへい共存きょうぞん，同どう時下じか令れい族ぞく人じん今後こんご不ふ得とく再さい殺ころせ布ぬの農のう族ぞく人じん，教導きょうどう族ぞく人じん以布袋ぶくろ戰術せんじゅつ在ざい獵場りょうば上じょう包圍ほうい布ぬの農のう族ぞく，只ただ要よう布ぬの農のう族ぞく人じん放下ほうか武器ぶき就予釋放しゃくほう，並なみ要よう對たい方かた帶たい話ばなし回かい去さ宣せん導しるべ卑南族ぞく不ふ再さい殺戮さつりく布ぬの農のう族ぞく，要よう跟布農のう族ぞく人じん共ども享とおる獵場りょうば、共きょう享とおる和平わへい。他た更さら率りつ同族どうぞく內青年ねん前ぜん往大關山おおぜきやま、能のう高山こうざん及內本鹿ほんが的てき各かく布ぬの農のう族ぞく社しゃ群ぐん，以布農のう族ぞく語ご及日語ご向こう各社かくしゃ群ぐん溝みぞ通どおり，指出さしで過去かこ雙方そうほう的てき馘くび首都しゅと是ぜ過去かこ的てき錯，還送かんそう上じょう食鹽しょくえん、布ぬの匹ひき以示其誠。初期しょき，布ぬの農のう族ぞく仍然懷疑かいぎ這是卑南族ぞく串くし通どおり日本人にっぽんじん的てき陰謀いんぼう，但ただし在ざい通事つうじ居間いま協きょう助すけ，加か上馬かみうま智さとし禮れい重じゅう承諾しょうだく的てき威名いめい，終おわり於陸續ぞく下山げざん歸順きじゅん，接受せつじゅ集しゅう體からだ移住いじゅう安やす排はい。

為ため了りょう讓ゆずる卑、布ぬの兩りょう族ぞく的てき心こころ結ゆい芥あくた蒂徹底てってい化か解ほどけ，馬うま智さとし禮れい決定けってい與あずか遷移せんい到いた布ぬの農のう族ぞく紅葉こうよう部落ぶらく中ちゅう輩やから分ぶん甚高的てき巴ともえ卡岸社頭しゃとう目め拉ひしげ扶·第だい吉きち斯歃血為ため盟めい、互結金きん蘭らん。 1939年ねん8月がつ，馬うま智さとし禮れい率りつ族ぞく內長老ろう前ぜん往紅葉こうよう部落ぶらく，在ざい日本にっぽん官員かんいん和漢わかん人的じんてき見み證しょう下か結ゆい為ため兄弟きょうだい。馬うま智さとし禮れい並なみ以雲くも豹ひょう牙きば和わ雲くも豹ひょう皮がわ衣ころも做為結盟けつめい信しん物ぶつ，兩りょう族ぞく以天地ち為ため證しょう，稟告祖そ靈れい：卑南族ぞく同意どうい以北きた絲いと鬮くじ溪けい為ため界かい，將はた鹿野かの高台たかだい獵場りょうば供きょう布ぬの農のう族ぞく居住きょじゅう，雙方そうほう共ども享とおる獵場りょうば；爾後じご雙方そうほう族ぞく人じん不ふ得とく將しょう刀がたな槍やり指向しこう對たい方かた，世世せぜ代代だいだい像ぞう兄弟きょうだい親おや人じん一般いっぱん相しょう親おや相愛そうあい，直ちょく至いたり永遠えいえん。

據よりどころ統計とうけい從したがえ1932至いたり1940年間ねんかん，布ぬの農のう族ぞく接受せつじゅ移住いじゅう的てき社しゃ群ぐん共ども計けい311戶こ、2052人にん之の多た，而台東たいとう廳ちょう則そく同時どうじ展開てんかい農事のうじ、衛生えいせい、教育きょういく等とう設しつらえ施與せよ輔導ほどう。日本にっぽん政府せいふ對たい馬うま智さとし禮れい不ふ畏かしこ不ふ懼深入ふかいり敵營てきえい，以及釋しゃく出いずる傳統でんとう獵場りょうば領域りょういき謀はかりごと求もとめ和平わへい的てき豁達肚量，給きゅう予よ高度こうど肯定こうてい。

守護しゅご臺東たいとう

臺灣たいわん戰後せんご時期じき，馬うま智さとし禮れい被ひ譯わけ的てき漢かん名めい為ため「馬うま德いさお禮れい」。軍ぐん管區かんく司令しれい部ぶ〈台東たいとう縣けん事變じへん經過けいか報告ほうこく〉則のり譯やく為ため「馬うま得とく里さと」。當時とうじ1945年ねん，日本にっぽん宣布せんぷ投降とうこう，台灣たいわん陷おちい入にゅう無政府むせいふ狀態じょうたい，各地かくち報復ほうふく搶劫之の事こと層そう出で不ふ窮きゅう。馬うま智さとし禮れい立りつ即そく將はた卑南、布ぬの農のう族ぞく及地方ちほう青年せいねん組成そせい義勇ぎゆう隊たい，守護しゅご社稷しゃしょく安全あんぜん。台東たいとう廳ちょう警務けいむ課か及日本にっぽん軍ぐん方かた唯ただ恐おそれ槍やり械落入にゅう歹徒手中しゅちゅう，因いん此將初鹿はつしか的てき軍ぐん警槍械暫委い馬うま智さとし禮れい保管ほかん，他た則のり將はた這批軍ぐん械安置あんち在ざい龍りゅう過か脈みゃく軍ぐん械庫中ちゅう，並なみ指ゆび派は卑南族ぞく青年せいねん隊たい看み管かん。某ぼう夜よる，一名日本士官因控制不住敗戰情緒而放火燒軍械庫，被ひ馬うま智さとし禮れい當とう場じょう殺ころせ死し。10月中旬ちゅうじゅん，官かん派は臺東たいとう縣けん縣けん長ちょう謝しゃ真しん抵臺東たいとう，與あずか地方ちほう人士じんし組成そせい接收せっしゅう委員いいん會かい，該軍械雖列れつ入いれ點てん交，但ただし仍存放ひ於龍過か脈みゃく。

1947年ねん，二に二に八はち事件じけん爆發ばくはつ，台東たいとう地區ちく在ざい3月がつ2日にち響ひびき應おう，群ぐん眾者即そく攻おさむ入にゅう縣けん府ふ，謝しゃ真ま及部およべ分外ぶんがい省しょう官員かんいん倉くら惶逃走とうそう，隨ずい即そく奔向富商ふしょう王おう登のぼる科か住宅じゅうたく。3月4日にち情勢じょうせい更さら為ため混亂こんらん，群ぐん眾已攻おさむ下か當地とうち的てき憲兵けんぺい隊たい、警察けいさつ科か、測候そっこう站及車しゃ站，奪だつ走はし武器ぶき，外そと省しょう人じん被ひ毆打おうだ，台東たいとう地方ちほう人士じんし立りつ即そく組成そせい「台東たいとう時局じきょく處理しょり委員いいん會かい」，由ゆかり縣けん參さん議長ぎちょう陳ひね振ふ宗むね、原住民げんじゅうみん國大こくだい代表だいひょう南みなみ志信しのぶ共同きょうどう擔任たんにん主任しゅにん委員いいん，另由馬うま智さとし禮れい、王おう登のぼる科か、吳ご金玉きんぎょく、蔣源盛もり等とう七なな人にん擔任たんにん副ふく主あるじ委い。4日にち當とう晚ばん，馬うま智さとし禮れい決定けってい將はた謝しゃ真ま等外とうがい省しょう官員かんいん眷屬けんぞく近ちか兩りょう百ひゃく人にん，漏も夜よる送おく至いたり初鹿はつしか後山あとやま一いち個こ叫さけべKamisatu的てき地方ちほう，並なみ指ゆび派は卑南族ぞく青年せいねん守もり前山さきやま，布ぬの農のう族ぞく青年せいねん守もり後山あとやま，並なみ開ひらき啟けい龍りゅう過か脈みゃく軍ぐん械庫槍やり械以戰備せんび。拉ひしげ扶‧第だい吉きち斯聽令れい馬うま智さとし禮れい，全力ぜんりょく在ざい紅葉こうよう及老ろう吧老吧橋護まもる守もり。此時，關山せきやま鎮人士し則そく將はた四十餘名外省人護送到海うみ端はし霧きり鹿しか社しゃ，成功せいこう鎮代鎮長馬うま榮さかえ通どおり、青年せいねん團だん許もと添枝則のり表示ひょうじ靜觀せいかん變局へんきょく不ふ會かい隨ずい之の起おこり舞まい。6日にち下か午うま，台東たいとう情況じょうきょう稍やや見み平靜へいせい。7日にち上じょう午うま，台東たいとう縣けん府ふ的てき臺灣たいわん籍せき官員かんいん集會しゅうかい聯れん署しょ要求ようきゅう謝しゃ真ま縣けん長ちょう返かえし府ふ主持しゅうもち，直ちょく到いた民選みんせん縣けん長ちょう產さん生せい為ため止どめ。8、9兩日りょうじつ，管理かんり委員いいん會かい決議けつぎ請在初鹿はつしか的てき謝しゃ真ま縣けん長ちょう、陳ひね振ふ宗そう議長ぎちょう返かえし回かい縣けん府ふ以安定あんてい人心じんしん。謝しゃ真ま則のり回かい應おう所有しょゆう武器ぶき都と必須ひっす繳回。10日とおか，謝しゃ真ま在ざい卑南成立せいりつ臨時りんじ辦公室しつ，並なみ曾短暫返縣けん府ふ安定あんてい人心じんしん。12、13日にち，武器ぶき已やめ陸續りくぞく繳回。14日にち中午なかうま，馬うま智さとし禮れい陪同謝しゃ真しん、陳ひね振ふ宗そう返かえし回かい縣けん府ふ，15日にち後ご，恢復かいふく正常せいじょう辦公，台東たいとう亂らん事ごと宣告せんこく平定へいてい。18日にち，蔣經國こく給きゅう父親ちちおや蔣介石せき密みつ電でん中指なかゆび出で：「高山たかやま族ぞく易えき受勾結ゆい易えき生せい大事だいじ。高山こうざん族ぞく有ゆう領袖りょうしゅう？十じゅう五ご人にん、八はち個こ種族しゅぞく，一いち蕃社ばんしゃ一いち頭とう目め（以一いち人にん領りょう導しるべ）。」所謂いわゆる八個種族就是卑南八社，一人領導就是指馬智禮。26日にち，白はく崇たかし禧在ざい台北たいぺい賓まろうど館かん會見かいけん台東たいとう縣けん維護和平わへい者しゃ，有馬ありま智さとし禮れい、南みなみ志信しのぶ、陳ひね振ふ宗そう、鄭てい品ひん聰さとし、謝しゃ真しん等とう人じん。白はく崇たかし禧當面めん讚たたえ揚あげ馬うま智さとし禮れい，而後在ざい合ごう照あきら中ちゅう邀馬智さとし禮れい居中きょちゅう而坐。該夜，馬うま智さとし禮れい與あずか南みなみ志信しのぶ到いた廣こう播電台だい向むこう省しょう民みん廣こう播。

當とう國民こくみん政府せいふ派は軍ぐん鎮壓ちんあつ，謝しゃ真ま至いたり台北たいぺい勸すすむ導しるべ陳ちん儀ただし不要ふよう殺戮さつりく臺灣たいわん人じん但ただし失敗しっぱい，返かえし回かい台東たいとう向こう馬うま智さとし禮れい表ひょう達たち心中しんちゅうの的てき無む奈。

同年どうねん，5月18日にち，台東たいとう縣けん府ふ要求ようきゅう馬うま智さとし禮れい在ざい初鹿はつしか召開全ぜん縣けん高山こうざん同胞どうほう頭目とうもく會議かいぎ，百餘位頭目出席以表達支持政府，該會議かいぎ也奠定てい馬うま智さとし禮れい在ざい原住民げんじゅうみん社しゃ群ぐん共ども主ぬし之の地位ちい。次つぎ日在ひあり台東たいとう縣けん二に二に八事件唯一被殺者、被ひ排はい灣わん族ぞく所ところ射殺しゃさつ的てき外そと省しょう教師きょうし歐おう陽ひ朝あさ祐ゆう追悼ついとう會かい上じょう，謝しゃ真ま再さい次つぎ公開こうかい感謝かんしゃ馬うま智さとし禮れい。馬うま智さとし禮れい陪同白はく崇たかし禧巡迴台灣たいわん宣せん慰同胞どうほう達たち七なな次じ之の多おお，馬うま並なみ將はた白しろ部長ぶちょう贈おく給きゅう的てき二卡車布匹及七麻袋的舊きゅう臺たい幣ぬさ，全部ぜんぶ贈おく送おく給きゅう相關そうかん人士じんし。

政府せいふ疑うたぐ犯はん

台東たいとう二に二に八はち和平わへい紀き念ねん公園こうえん

在ざい軍ぐん統すべ局きょく給きゅう蔣介石せき的てき報告ほうこく，馬うま智さとし禮れい被ひ列れつ入いれ二に二に八はち事件じけん「八大やひろ寇」之の一いち，謝しゃ雪ゆき紅べに居きょ首くび，排はい第だい五的馬智禮罪名乃「擁よう兵へい自重じちょう」。之これ後ご，國民黨こくみんとう政府せいふ並なみ派は員いん監視かんし馬うま智さとし禮れい的てき言行げんこう，直ちょく至いたり去さ世よ。當時とうじ在ざい其身旁つくり的てき特とく工こう中ちゅう校こう李り建けん文ぶん，馬うま智さとし禮れい不ふ僅收為ため義子ぎし，還かえ為ため其主婚こん。

二に二に八はち事變じへん平定へいてい後ご，馬うま智さとし禮れい巡じゅん迴全台だい七なな次じ，也參加さんか綏靖清しん鄉きょう會議かいぎ，但ただし接せっ下か來らい的てき臺灣たいわん省しょう戒嚴かいげん令れい、臺灣たいわん白色はくしょく恐怖きょうふ時期じき統治とうち方式ほうしき，土地とち政策せいさく、山やま禁きん、海うみ禁きん等とう讓ゆずる他た失望しつぼう，他た堅けん決けつ辭じ謝しゃ國民黨こくみんとう促其參さん選せん臺東たいとう縣けん長ちょう，稱しょう病びょう告つげ老おい，搬回龍りゅう過か脈みゃく故こ居きょ安あん享とおる晚年ばんねん。他た對たい國民黨こくみんとう政府せいふ的てき失望しつぼう，則のり反射はんしゃ到いた對たい昔日せきじつ日本にっぽん文官ぶんかん制度せいど的てき分明ふんみょう廓くるわ然しか上うえ。摯友南みなみ志信しのぶ病びょう逝後，馬うま智さとし禮れい更さら加か寂寞せきばく，在ざい台灣たいわん基督きりすと長老ちょうろう教會きょうかい受洗じゅせん，並なみ在ざい教會きょうかい安やす排はい下か到いた全ぜん臺たい各地かくち證しょう道どう，有ゆう與あずか日月じつげつ潭毛け王おう爺じい相そう會かい。他た並無ならびな親しん生後せいご代だい，其收養やしなえ之の養女ようじょ馬ば寶たから琴こと即そく南みなみ志信しのぶ之の七なな女じょ，為ため唯一ゆいいつ延のべ續ぞく香こう火ひ者しゃ。晚年ばんねん的てき他た曾變賣うり牛ぎゅう和かず土地とち，籌備巨額きょがく要よう送おく外孫そとまご馬ば來らい盛もり到いた日本にっぽん求もとめ學がく，但ただし未み獲え核かく准じゅん。

馬うま智さとし禮れい過か世よ時じ，負ふ責せめ監視かんし他た的てき李り建けん文具ぶんぐ名めい發はつ喪も，扛十字架じゅうじか送おく往山頭あたま。

身み後ご

2004年ねん，「布ぬの農のう文教ぶんきょう基金ききん會かい」白はく光勝こうしょう牧師ぼくし取得しゅとく紅葉こうよう溫泉おんせん經營けいえい權けん，還かえ特別とくべつ邀馬來らい盛もり到いた現場げんば進行しんこう一場いちじょう「稟告祖そ靈れい確認かくにん領域りょういき」的てき儀式ぎしき，透過とうか簡單かんたん的てき儀式ぎしき，宣せん達たち卑、布ぬの兩りょう族ぞく共同きょうどう維護和平わへい，共きょう享とおる資源しげん的てき決心けっしん，免めん費ひ讓ゆずる卑南族ぞく人じん泡あわ湯ゆ。

參考さんこう

腳注

引用いんよう