高こう其華

澎湖水こすい師し千せん總そう 高こう其華
字じ	袞夫
本名ほんみょう	高こう天爵てんしゃく
出生しゅっしょう	1849年ねん（道みち光こう二に十じゅう九きゅう年ねん） 大だい清きよし福建ふっけん省しょう臺灣たいわん府ふ澎湖廳ちょう東西とうざい澳媽宮社東やしろひがし甲かぶと
逝世	1890年ねん（光ひかり緒いとぐち十じゅう六ろく年ねん） 大だい清きよし福建ふっけん臺灣たいわん省しょう澎湖廳ちょう東西とうざい澳媽宮みや社東やしろひがし甲かぶと
墓地ぼち	澎湖媽宮草くさ樹じゅ仔こ尾お
语言	臺たい語ご
教育きょういく程度ていど	武たけ庠生（武たけ秀才しゅうさい）
职业	清朝せいちょう武官ぶかん
组织	澎湖水こすい師し協きょう
父母ちちはは	高こう清きよし標しるべ、葉よう氏し頭あたま、葉よう氏し梅うめ
亲属	祖父そふ：高こう榮さかえ 伯父おじ：高こう清河きよかわ 兄あに長ちょう：高こう天助てんじょ、高天こうてん由よし 兒こ子こ：高こう昇のぼる（高こう汝なんじ耀）

高こう其華（闽南语：Ko Kî-hoâ，1849年ねん—1890年ねん），字じ袞夫，譜ふ名めい天爵てんしゃく，福建ふっけん省しょう澎湖廳ちょう東西とうざい澳媽宮人じん（今いま澎湖縣けん馬うま公こう市し），台灣たいわん清しん領りょう時期じき澎湖水こすい師し協きょう標しめぎ左ひだり營最後ご一いち位い千せん總そう，里人さとびと敬稱けいしょう高こう總そう爺じい。

生平おいだいら

欽加同どう知ち銜高公おおやけ官かん章あきら清しん標しるべ長生ちょうせい之の祿ろく位い。（供きょう於澎湖提ひさげ標しるべ館かん）

高こう其華之の父ちち名高なだか清きよし標しるべ，其偕兄けい長ちょう高だか清河きよかわ自じ福建ふっけん省しょう泉州せんしゅう府ふ同どう安やす縣けん劉りゅう五ご店てん渡海とかい來らい澎，自じ此定居きょ於媽宮東みやひがし甲かぶと。高こう清河きよかわ時任ときとう額がく外がい外がい委い，道みち光こう十じゅう二に年ねん（1832年ねん）渡わたり台だい參與さんよ張ちょう丙へい之これ亂みだれ平ひら叛，不幸ふこう陣じん亡ほろび。

高こう清きよし標しめぎ育いく有ゆう三さん子し，長子ちょうし高だか天助てんじょ為ため養子ようし，因いん元もと配はい葉ば氏し頭あたま久ひさし無む所出しょしゅつ，遂とげ從したがえ烏がらす崁社葉ば氏し家族かぞく處しょ收おさむ養やしなえ而來。次子じし高天こうてん由よし則そく是ぜ側室そくしつ葉ば氏し梅うめ所生しょせい。三子高其華才是正室葉氏頭所出，故こ為ため高清こうせ標しるべ嫡長子ちょうし，但ただし高こう其華出世しゅっせ僅五ご日にち，母親ははおや葉ば氏し頭あたま即そく撒手人じん寰，高こう其華遂とげ由よし庶母葉ば氏し梅うめ撫育ぶいく成人せいじん。

光ひかり绪元年がんねん（1875年ねん）澎湖媽宮諸しょ紳しん見み東ひがし甲かぶと北極ほっきょく殿でん殘ざん破やぶ，高こう其華時じ為ため武たけ庠生（武たけ舉人），便びん同どう舉人鄭てい步あゆみ蟾與あずか郭かく鶚みさご翔しょう出面でづら號ごう召，募つの款重建けん，此次修おさむ建けん乃存有ゆう碑文ひぶん銘記めいき。同年どうねん，因いん應おう澎湖豐ゆたか收おさむ，蔡玉成なり敬けい邀諸紳しん捐款修おさむ建けん文ぶん石せき書院しょいん，澎湖通どおり判ばん唐から世永よなが、高こう其華等とう無む不ふ拋磚引玉，慷慨こうがい解かい囊。此外，澎湖水こすい師し協きょう副ふく總そう兵へい官かん吳ご奇き勳くん不ふ忍にん澎湖武たけ廟びょう（即そく澎湖關せき帝廟ていびょう）傾かたぶけ圯頹敗はい，倡議修おさむ建たて武たけし廟びょう，次じ年ねん竣工しゅんこう，千せん總そう吳ご宗はじめ泮、武生たけお高だか其華、舉人鄭てい步あゆみ蟾皆在ざい響ひびき應おう之の列れつ。光ひかり緒いとぐち十じゅう六ろく年ねん（1890年ねん）病びょう逝，享年きょうねん41歲さい。

職しょく官かん

根據こんきょ清きよし代だい武官ぶかん制度せいど，千せん總そう位い列れつ「從したがえ五ご品ひん」以下いか，屬ぞく下級かきゅう武官ぶかん，不ふ需「在籍ざいせき迴避」，故こ高こう其華得とく以在家鄉かきょう任官にんかん。高こう其華在ざい同どう治ち、光ひかり緒いとぐち年間ねんかん陸りく續出ぞくしゅつ任にん澎湖水こすい師し協きょう標しめぎ左ひだり營外委い、本營ほんえい把わ總そう，最後さいご晉すすむ升ます為ため千せん總そう。光ひかり緒いとぐち年間ねんかん，大だい清きよし帝國ていこく的てき把わ總そう人數にんずう為ため3141名めい，千せん總そう人數にんずう為ため1542名めい，全ぜん福建ふっけん省しょう的てき千せん總そう官職かんしょく計けい283名めい，把わ總そう晉すすむ升ます千總的機率約莫一半，後來こうらい高だか其華順じゅん利り晉すすむ升ます千せん總そう，也是清これきよ代だい澎湖水こすい師し協きょう標しるべ左ひだり營的最後さいご一いち位い千せん總そう。其實清きよし代だい自じ康かん熙朝領有りょうゆう台灣たいわん，長期ちょうき以來いらい實施じっし「班はん兵へい制度せいど」，在ざい台灣たいわん駐ちゅう紮軍隊たい多た由よし大陸たいりく內地輪わ調ちょう，三さん年ねん一いち戍，班はん滿まん輪わ替がえ回かい原籍げんせき，少しょう有ゆう台灣たいわん籍せき人士じんし能のう從軍じゅうぐん，高こう其華能のう當とう上うえ千せん總そう之これ職しょく殊こと為ため可か貴たか。惟おもんみ高だか其華出で任にん千總的年份不詳，根據こんきょ高だか家か後代こうだい子孫しそん高だか啟けい進しん在ざい《西にし瀛人物ぶつ志こころざし》中ちゅう的てき推斷すいだん，前ぜん幾いく任にん千總何僯芳任職時間為同治十年至十二年（1871年ねん－1873年ねん），光ひかり緒いとぐち二に年ねん（1876年ねん）千總則為吳宗泮的情況下，高だか其華出で任にん千總的年份最早為光緒三年（1877年ねん），而至光こう緒いとぐち十じゅう六ろく年ねん（1890年ねん）高こう其華病びょう逝告終おわり，任期にんき推估在ざい光ひかり緒いとぐち三さん年ねん至いたり十じゅう六ろく年ねん（1877年ねん－1890年ねん）之の間あいだ。

家族かぞく

• 高こう其華的てき祖父そふ高だか榮さかえ、父親ちちおや高清こうせ標しるべ皆みな蒙こうむ子孫しそん顯あらわ貴とうと，身み後ご獲得かくとく朝廷ちょうてい追贈ついぞう名號みょうごう，兩人りょうにん皆みな為ため「武德ぶとく騎き尉じょう」，武官ぶかん正せい五ご品ひん之の封ふうじ號ごう。高榮こうえい身み後ご葬そう於媽宮みや草くさ樹じゅ仔こ尾お的てき公おおやけ墓ぼ，而高清きよし標しめぎ原げん葬そう潭邊（今いま湖西こさい鄉さと），在日ざいにち治ち時期じき亦また遷葬於媽宮みや草くさ樹じゅ仔こ尾お公こう墓はか，其墓碑ひ文字もじ「皇すめらぎ清きよし例れい贈おく奉たてまつ政せい大夫たいふ高祖こうそ考こう諱いみな清きよし標しるべ之の佳けい城じょう」，從したがえ中ちゅう「贈おく」字じ代表だいひょう受封對象たいしょう非ひ為ため本人ほんにん，而是其祖先さき，另外獲え贈おく者しゃ尚なお在世ざいせい者しゃ為ため「授」、已やめ逝者則そく為ため「贈おく」，其用字ようじ遣や詞し考究こうきゅう細ほそ膩，可か窺見清きよし代だい禮れい俗ぞく制度せいど之の一いち二に。
• 高こう攀よじ，又また名高なだか媽義（高天こうてん由よし次子じし、高こう其華姪めい子こ），清しん代だい秀才しゅうさい、一新いっしん社しゃ成員せいいん。日にち治ち時期じき的てき明治めいじ29年ねん（1896年ねん），獲得かくとく臺灣たいわん總督そうとく府ふ授予紳しん章あきら，翌年よくねん則のり被ひ舉薦為ため澎湖文ぶん石せき書院しょいん的てき董ただし事ごと。
• 高こう其華姪めい孫まご高こう恭きょう（1889年ねん－1946年ねん），字じ靖やすし安やす，又また名作めいさく謙けん，父親ちちおや高だか媽光，乃高天てん由よし長子ちょうし。日にち治ち時期じき，高こう恭きょう曾出任にん馬ば公おおやけ街がい協議きょうぎ委員いいん，二に戰せん後こう出で任にん馬うま公こう鎮長、台灣たいわん省しょう參さん議員ぎいん、國大こくだい代表だいひょう等とう職しょく；除じょ此之外がい，高こう恭きょう擅長琴きん棋書畫が、吟ぎん詩作しさく對たい，國くに畫が造詣ぞうけい更さら是ぜ諸しょ人望じんぼう其項背せ，今いま澎湖觀音かんのん亭てい立たて面壁めんぺき牆仍可か見み「蟹かに蘭らん圖ず」，即そく為ため高だか恭之きょうすけ作品さくひん。

圖ず輯

• 與あずか高こう其華有ゆう所しょ淵源えんげん的てき場所ばしょ
• 
  媽宮東ひがし甲かぶと北極ほっきょく殿でん
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  文ぶん澳文ぶん石せき書院しょいん（魁さきがけ星ほし樓ろう）
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  澎湖武たけ廟びょう
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  澎湖水こすい師し提つつみ標しるべ館かん
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  施ほどこせ公こう祠ほこら中ちゅう供奉ぐぶ的てき高だか清河きよかわ神位しんい（最さい左側ひだりがわ）

相關そうかん條目じょうもく

• 清朝せいちょう官職かんしょく表ひょう
• 東ひがし甲かぶと北極ほっきょく殿でん
• 鄭てい步あゆみ蟾
• 蔡玉成なり
• 高こう恭きょう

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《清史きよし稿こう·卷まき488》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》