京都 市内 の通 り
成立 と変遷 [編集 ]
その
10
また、この
通 り名 を用 いた場所 の表記 [編集 ]
そのため
交差点 [編集 ]
こうした
住所 [編集 ]
表記 の法則 [編集 ]
南北 の通 りに面 した場所 南北 の△△通 に面 し、東西 の○○通 から北 に進 んだところにある場所 は「△△通 ○○上 ル(あがる)」であり、○○通 から南 に進 んだところにある場所 は「△△通 ○○下 ル(さがる)」である。東西 の通 りに面 した場所 東西 の□□通 に面 し、南北 の××通 から東 に進 んだところにある場所 は「□□通 ××東 入 (ひがしいる)」であり、××通 から西 に進 んだところにある場所 は「□□通 ××西入 (にしいる)」である。
公的 な住所 の表記 [編集 ]
なお、
「
表記 の差異 [編集 ]
- 「
通 」と「通 り」 個別 の通 りの名称 について、「通 (とおり)」には送 り仮名 「り」を付 けないのが通例 である。京都 市 の道路 台帳 [11]の名称 でも送 り仮名 「り」を付 けず、公的 な住所 の表記 において用 いられる通 りの名称 でも送 り仮名 を振 らない。例外 として道路 標識 では全国 標準 に基 づき「通 り」として送 る表記 を採用 している。- 「
上 ル」「下 ル」と「上 る」「下 る」 - 「
上 ル/上 る」「下 ル/下 る」については、現在 、住民 票 等 の公的 な住所 の表記 では「上 る」「下 る」のように平仮名 の送 り仮名 しか認 められなくなっているが、かつては正式 な表記 が「上 ル」「下 ル」であり、現在 でもこちらが一般 的 に使 われる。 - 「
東 入 」「西入 」と「東 入 ル/東 入 る」「西入 ル/西 入 る」 - また「
東 入 (東 入 ル/東 入 る)」「西入 (西入 ル/西 入 る)」について、「東 入 」「西入 」は送 り仮名 を振 らないのが通例 であり、公的 な住所 の表記 でも送 り仮名 を振 らないが、「東 入 ル/東 入 る」「西入 ル/西 入 る」と表記 することも一般 的 に使 われる。
表記 の歴史 [編集 ]
また、
通 りを覚 える歌 [編集 ]
南北 の通 り(寺 御幸 )[編集 ]
寺 御幸 麩 屋 富 柳 堺
高間 東 車屋 町
烏 両替 室 衣
新町 釜座 西小川
油 醒ヶ井 で堀川 の水
葭 屋 猪 黒 大宮 へ
松 日暮 に智恵 光 院
浄福 千 本 果 ては西陣
「
東西 の通 り(丸 竹 夷 )[編集 ]
丸 竹 夷 二 押御池
姉 三 六 角 蛸 錦
四 綾 仏 高 松 万 五 条
雪駄 ちゃらちゃら魚 の棚
六 条 三 哲 通 りすぎ
七 条 越 えれば八 九 条
十 条 東寺 でとどめさす
なお、
なお、
雪駄 ちゃらちゃら魚 の棚
珠数屋 二 筋 万 年 寺
七 条 越 えて通 り道 なし
なお、
また、
雪駄 ちゃらちゃら魚 の棚
七 条 三 哲 通 りすぎ
八 条 越 えれば東寺 道
九条 大路 でとどめさす
また、
鞍 や寺 上 立 五 つ今 や元
武 一 中立 長者 三 通 り
出水 下 椹 木 …
また、
寺 御幸 - 「
浄福 千 本 さては西陣 」 丸 竹 夷 - 「
九 条 十 条 でとどめさす」
その他 [編集 ]
その
ぼんさんあたまは
丸太 町
つるっとすべって竹屋 町 みずのながれは
夷川 二 条 でこうたきぐすりを
ただでやるのは押小路
御池 でおうた(でおうた)姉 三 に
六 せんもろうて蛸 こうて
錦 でおとして四 かられて
綾 まったけど仏 ぶつと
高 がしれた(て・と)る松 どしたろ
図 子 (辻子 )と路地 [編集 ]
このように、
通 りの一覧 [編集 ]
()
南北 の通 り[編集 ]
高野 川 - 鴨川 以東 [編集 ]
高野川 以西 賀茂川 以東 [編集 ]
賀茂川 - 鴨川 以西 堀川 以東 (鞍馬口 より南 )[編集 ]
東上 総通 上総 通 塔 ノ段通 三本木 通 (東 三 本 木通 、西 三 本 木通 )先斗 町 通 、西 石垣 通 加茂川 筋 二ノ宮 町 通 三ノ宮 町 通 、須原 通 木屋 町 通 西 木屋 町 通 土手 町 通 中町通 河原町 通 新 椹 木町通 新 烏丸 通 裏寺 町 通 新京極 通 寺町 通 -平安京 の東京 極大 路 梨木 通 御幸 町 通 麩 屋 町 通 (白山 通 ) -平安京 の富小路 富小路 通 柳 馬場通 -平安京 の万里小路 堺 町 通 高倉 通 -平安京 の高倉 小路 間之 町 通 東洞 院 通 -平安京 の東洞 院 大路 車屋 町 通 、不明 門 通 烏丸 通 -平安京 の烏丸 小路 両替 町 通 、諏訪 町 通 室町 通 -平安京 の室町 小路 衣棚通 新町 通 -平安京 の町 口 小路 釜座 通 、若宮 通 西洞院 通 -平安京 の西洞院 大路 小川 通 、東 中筋 通 (天使突抜 通 )油小路 通 (新 堀川 通 ) -平安京 の油小路 西中筋 通 醒ヶ井 通
堀川 以西 (鞍馬口 より南 )[編集 ]
東堀 川 通 堀川 通 -平安京 の堀川 小路 葭 屋 町 通 猪熊 通 -平安京 の猪 隈 小路 黒門 通 旧 大宮通 大宮 通 -平安京 の(東 )大宮 大路 大宮通 西裏 松屋 町 通 日暮 通 、神泉苑 通 、櫛笥 通 -平安京 の櫛笥 小路 西 日暮通 智恵 光 院 通 、矢 城通 、壬生川 通 、壬生 通 、京阪 国道 -平安京 の壬生 大路 裏門 通 、美 福 通 浄福寺 通 、坊 城通 -平安京 の(東 )坊 城 小路 土屋 町 通 千本 通 -平安京 の朱雀 大路 新 千本 通 六軒 町 通 、東 新道 七 本 松 通 (中 新道 ) -平安京 の皇 嘉門 大路 相 合図 子 通 (下 ノ森 通 )、西新 道 東 御前 通 御前 通 -平安京 の西 大宮 大路 天神通 (御前 通 西裏 、仲町 通 )西土居 通 平野 通 高山寺 通 西大路 通 -平安京 の野寺 小路 [16]鏡石 通 佐井 東通 佐井 通 (春日 通 ) -平安京 の道祖 大路 佐井 西通 (中ノ橋通 ) -平安京 の宇多 小路 馬 代 通 -平安京 の馬 代 小路 西小路 通 (葛野 東通 )木 辻 通 -平安京 の木 辻 大路 河原 図 子 通 (花園 高校 通 )葛野 大路 通 -平安京 の無 差 小路 - ほほえみ
通 り西京極 商店 街 [17]、京都 外 大西 高等 学校 と京都外国語大学 国際 文化 資料 館 に挟 まれている道路 (通 り名 なし) -平安京 の西京極 大路 天神川 通 (葛野 中 通 )葛野 西通 清滝 道 長 辻 通
鞍馬口 通 より北 [編集 ]
東西 の通 り[編集 ]
鞍馬口 通 より北 [編集 ]
鞍馬口 通 - 丸太町 通 [編集 ]
丸太 町 - 五条 [編集 ]
丸太町 通 (新丸太 町 通 ) -平安京 の春日 小路 旧 丸太町 通 郁 芳 北通 郁 芳 通 郁 芳 南通 郁 芳 下通 竹屋 町 通 (東竹屋 町 通 ) -平安京 の大炊 御門 大路 太子 道 (旧 二 条 通 )新 二 条 通 (太子 道 )夷川 通 、冷泉 通 -平安京 の冷泉 小路 二条通 -平安京 の二 条 大路 仁王門 通 押小路 通 -平安京 の押小路 御池 通 -平安京 の三条 坊門 小路 孫橋 通 上 姉 小路 通 姉 小路 通 -平安京 の姉 小路 三条 通 (新 三条 通 ) -平安京 の三条大路 若松 通 古門 前 通 、華 頂 道 白川 北 通 新 門前 通 知 恩 院 道 、新橋通 白川 南 通 末吉 町 通 (新橋 南通 )富永 町 通 六 角通 -平安京 の六 角 小路 蛸薬師通 -平安京 の四条 坊門 小路 錦 小路 通 -平安京 の錦 小路 四条 通 -平安京 の四条大路 高台寺 北門通 高台 寺南 門 通 安井 北門 通 宮川 町 東西 通 八坂 通 土居之内 北通 綾小路 通 -平安京 の綾小路 土居之内 通 、矢掛 通 土居之内 南通 仏 光 寺 通 -平安京 の五条 坊門 小路 高辻 北 通 高辻 通 -平安京 の高辻 小路 高辻 南 通 松原 通 、清水 坂 -平安京 の五条 大路 万寿寺 通 、柿 町 通 、六 波 羅 裏門 通 -平安京 の樋口 小路 万寿寺 南通 五条 通 、五条 坂 -平安京 の六 条 坊門 小路
五条 通 より南 [編集 ]
楊梅 通 、鍵屋 町 通 、中堂寺 通 -平安京 の楊梅 小路 下坂 通 渋谷 通 的場 通 六条通 、丹波口 通 -平安京 の六 条 大路 中堂寺南 通 花屋 町 通 -平安京 の左 女 牛 小路 旧 花屋 町 通 、上 ノ口 通 上珠数屋 町 通 正面 通 (中 珠数屋 町 通 、御前 通 ) -平安京 の七 条 坊門 小路 北小路 通 、下 珠数屋 町 通 -平安京 の北小路 七条通 -平安京 の七 条 大路 下魚棚 通 木津屋 橋 通 -平安京 の塩小路 塩小路 通 (三 哲 通 )、西 塩小路 通 -平安京 の八条坊門 小路 梅小路 通 -平安京 の梅小路 南 梅小路 通 八条通 -平安京 の八 条 大路 泉涌寺 道 針 小路 通 -平安京 の針 小路 東寺 通 -平安京 の九 条 坊門 小路 九条通 -平安京 の九 条 大路 札 辻 通 十条通 祥 鳥 橋 通 久世 橋 通
伏見 市街地 の通 り[編集 ]
南北 の通 り[編集 ]
東西 の通 り[編集 ]
その他 の通 り[編集 ]
街道 [編集 ]
東海道 (国道 1号 )・中山道 ・北陸 道 (国道 8号 ) -京都 市内 では重複 大津 街道 (京都 府 道 201号 中山 稲荷 線 、滋賀 県 道 ・京都 府 道 35号 大津 淀 線 ) -京 を通 らず、大津 宿 と伏見 宿 を結 ぶ街道 。大津 側 からは伏見 街道 と呼 ばれる
大和 街道 ・奈良 街道 (国道 24号 ) -京都 ・伏見 間 は以下 の2つの経路 がある鳥羽 街道 大坂 街道 (京都 府 道 ・大阪 府 道 13号 京都 守口 線 )西国 街道 (国道 171号 )山陰 街道 (国道 9号 )鯖 街道 (若狭 街道 )(国道 367号 )周山 街道 (国道 162号 )
※
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^
例外 的 に東西 の堀川 小路 では中心 に河川 が通 り、広幅 員 の街路 となっていた。 - ^ この
場合 の「二 丁目 」は町名 (公称 町名 )ではない。なお、住民 票 などの公的 な住所 の表記 では「2丁目 」と算用 数字 で示 される。 - ^
明治 22年 (1889年 )3月 の京都 府 告示 第 24号 「府廳 其他諸 官廳 ヘ差出 ス書面 ノ住所 記載 方 ノ件 」[8]で、「諸 官庁 へ差出 す書面 記載 の儀 は…」により、同年 4月 1日 以降 に京都 市 に編入 された地域 を除 く旧 市内 の所在地 について、戸籍 簿 ・登記 簿 等 の公式 なものは、この通 り名 を用 いた記載 することが定 められた。ただし、祇園町南側 、祇園町北側 、元 祇園 新地 と呼 ばれた土地 の一帯 の宮川 町筋 、清水 一 丁目 〜五 丁目 、本町 一 丁目 〜二 十 二 丁目 や、元 島原 遊郭 は通 り名 を用 いず、町名 のみで示 される[9]。
出典 [編集 ]
- ^
改訂 版 『京都 ・観光 文化 検定 試験 公式 テキストブック』 (2005), p. 22 - ^
改訂 版 『京都 ・観光 文化 検定 試験 公式 テキストブック』 (2005), p. 23 - ^
改訂 版 『京都 ・観光 文化 検定 試験 公式 テキストブック』 (2005), p. 250 - 252 - ^
今尾 恵 介 『住所 と地名 の研究 』新潮社 、2004年 、78頁 。ISBN 4-10-603535-9。 - ^ “
三条 大橋 の地図 ”. 2022年 12月24日 閲覧 。 - ^ a b
高橋 (2003), p. 74 - 75. - ^
安藤 哲郎 著 「平安 貴族 の大路 ・小路 をめぐる空間 認識 歴史 地理 から見 る平安京 の空間 」、西山 良平 ・鈴木 久男 ・藤田 勝也 編 『平安京 の地域 形成 』京都大学 学術 出版 会 、2016年 、35-63頁 。ISBN 978-4-8140-0045-6。 - ^ 「
明治 22年 3月 28日 告示 第 24号 」『京都 府 府 令達 要約 明治 22年 第 10編 下巻 』京都 府 内務 部 、1889年 、227-228頁 。doi:10.11501/788413 。 - ^
京都 市 編 『京都 市 地名 ・町名 の沿革 』1994年 、95頁 。なお、同書 では告示 年 を明治 23年 (1890年 )と記 しているが、正 しくは明治 22年 (1899年 )である。 - ^ “
市役所 の住所 表示 について(抄 )”. 2023年 3月 18日 閲覧 。 - ^
京都 市 認定 路線 網 図 提供 システム - ^
河内 (2017)。同 著 で紹介 する史料 初出 については高橋 (2015)によるとするが、これは高橋 (2003)の再 録 である。 - ^
改訂 版 『京都 ・観光 文化 検定 試験 公式 テキストブック』 (2005), p. 252 - 253 - ^ 『
角川 日本 地名 大 辞典 26京都 府 』上巻 (1982), p. 14 - ^ 『
史料 京都 の歴史 7上京 区 』 (1980), p. 13. - ^ “
野寺 小路 ”. 2022年 12月24日 閲覧 。 - ^ “
西京極 商店 街 公式 ホームページ”. 2022年 12月24日 閲覧 。 - ^ “
出雲 路 橋 (京都 市 北 区 )の北西 あたりに、「アサヒ通 」(漢字 はわからない)という通 りがあるらしいが、どこ...”. レファレンス協同 データベース.国立 国会図書館 (2021年 10月 5日 ). 2023年 8月 11日 閲覧 。
参考 文献 [編集 ]
千 宗室 ・森谷 尅久監修 著 、日本 アート・センター編 『京都 の大路 小路 』小学館 、1994年 。ISBN 978-4-09387-105-1。千 宗室 ・森谷 尅久監修 著 、日本 アート・センター編 『続 ・京都 の大路 小路 』小学館 、1995年 。ISBN 978-4-09387-158-7。日本 アート・センター(編 )『京都 の大路 小路 』(ビジュアル・ワイド版 )小学館 、東京 、2003年 。ISBN 4-09-681561-6。京都 商工 会議 所 編 『改訂 版 京都 ・観光 文化 検定 試験 公式 テキストブック』淡 交社、2005年 。ISBN 4-473-03245-0。林屋 辰三郎 、村井 康彦 、森谷 尅久編 『京都 市 の地名 』平凡社 〈日本 歴史 地名 大系 27〉、1979年 。ISBN 4-582-49027-1。- 「
角川 日本 地名 大 辞典 」編纂 委員 会 編 『角川 日本 地名 大 辞典 26京都 府 』上巻 、角川書店 、1982年 。ISBN 4-040-01261-5。 - 「
角川 日本 地名 大 辞典 」編纂 委員 会 編 『角川 日本 地名 大 辞典 26京都 府 』下巻 、角川書店 、1982年 。ISBN 4-040-01262-3。 京都 市 『史料 京都 の歴史 』 7上京 区 、平凡社 、1980年 。ISBN 978-4-582-47707-8。高橋 康夫 、中川 理 編 『京 ・まちづくり史 』昭和堂 、2003年 。ISBN 4-8122-0314-7。高橋 康夫 「京 の通 り名 」『京 ・まちづくり史 』2003年 、68-77頁 。
河内 将 芳 『戦国 京都 の大路 小路 』戎 光 祥 出版 〈実像 に迫 る012〉、2017年 。ISBN 978-4-86403-258-2。高橋 康夫 『海 の「京都 」日本 琉球 都市 史 研究 』京都大学 学術 出版 会 、2015年 。ISBN 978-4-87698-876-1。
関連 項目 [編集 ]
外部 リンク[編集 ]
- ジオどす -
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