篤姫(あつひめ)とは、
- 徳川幕府十三代将軍家定の正室、天璋院。
- 宮尾登美子の小説「天璋院篤姫」及び、それを原作とするNHK大河ドラマ。
本項では、主に2.について解説する。
概要
大河ドラマ版は2008年1月6日~2008年12月14日に放送された。平均視聴率が24.5%と大河ドラマの枠では21世紀最高の視聴率を記録した。また、アンコール再放送が行われるなど人気が高い大河ドラマの一つである。
主演は、2006年の連続テレビ小説「純情きらり」のヒロインを演じた宮崎あおい。他にも、「新選組!」の山南敬助役でブレイクした堺雅人が本作でも徳川家定を演じ女性ファンを虜にしたのをはじめ、ベテランから若手まで多くの俳優・女優が好演した。
原作小説はあくまで篤姫の生涯のみを扱っているが、大河ドラマ版では幕末の薩摩藩を牽引した小松帯刀をもう一人の主人公として活躍し、幕府側の篤姫と薩摩側の帯刀と幕末を両面から描いた(なお、帯刀が篤姫の幼馴染という設定はドラマのフィクションであり、そもそも原作にはほとんど登場しない)。幕末の薩摩を扱った大河ドラマとしては、1990年放送の「翔ぶが如く」があり、作風も対照的である。なお、「篤姫」で島津斉彬を演じた高橋英樹は、かつて「翔ぶが如く」ではその弟・島津久光を演じている。
一方、クレジットの脚本は田渕久美子となっているが、実際にはその兄・田渕高志がゴーストライターとして執筆していたことが、田渕久美子のアシスタントの告発で明らかとなり問題となった。実際、田渕久美子が書き下ろした3年後の「江〜姫たちの戦国〜」は、「篤姫」とは比べものにならない駄作となり、悪評を広げる結果となった。
おいは、今日から鬼になりもす。
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