しょぎょう-むじょう【諸行無常】
この
世の
万物は
常に
変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。
人生の
無常をいう
仏教の
根本的な
考え。▽
仏教語。「
諸行」は
因縁によって
生じた、この
世の
一切の
事物。
- 出典
- 『北本涅槃経ほくほんねはんぎょう』
- 句例
- 諸行無常の人生、諸行無常の悟り
- 用例
- 『平家物語』はこの時期を、「たけき者もつひにはほろびぬ」と書き、諸行無常を謳うたいあげた。<永井路子・つわものの賦>
- 類語
- 有為転変 有為無常 万物流転