「老ふけ顔がお」からの脱出だっしゅつ、若返わかがえりに欠かかせない3つの鉄板てっぱんルール

「シミ、シワ、たるみ」といった顔かおの老化ろうかには、紫外線しがいせん、日々ひびのスキンケア、生活せいかつ習慣しゅうかんが密接みっせつに関かかわるため、正ただしい対策たいさくをすることがダイレクトに老ふけ顔がおの予防よぼう、若わか見みえの維持いじにつながる。日差ひざしが強つよくなり紫外線しがいせん量りょうも増ふえるこれからの季き節ぶし、顔かおの老化ろうかを予防よぼうするためのセルフケアのポイントを押おさえておこう。併あわせて、中高年ちゅうこうねん男性だんせいのニーズが高たかまっている美容びよう医療いりょうについても、近畿大学きんきだいがく名誉めいよ教授きょうじゅの川田かわた暁あきら氏しに聞きいていく。

いつの間まにか増ふえてきたシミ・シワ・たるみは「老ふけ顔がお」の元凶げんきょうだ。（写真しゃしん：Марина Демешко/stock.adobe.com）

光ひかり老化ろうかを予防よぼうし、肌はだの張はりを取とり戻もどすために必要ひつようなケアとは？

　マスクを外はずす生活せいかつが本格ほんかく化かし、改あらためて「顔かおの老化ろうか」を意識いしきし始はじめた中高年ちゅうこうねん世代せだいに向むけて、本ほん特集とくしゅうの第だい1回かい、第だい2回かいでは、シミ、シワ、たるみといった「男おとこの老ふけ顔がお」がどのように進行しんこうするのか、その原因げんいんやメカニズムについて解説かいせつしてきた。

　自分じぶんの顔かおを鏡かがみで見みて、

　といった老化ろうかに気きづいている人ひとは多おおいかもしれない。紫外線しがいせんが肌はだに与あたえる「光ひかり老化ろうか」や美容びよう皮膚ひふ医療いりょうについて長年ながねん研究けんきゅうをしてきた近畿大学きんきだいがく名誉めいよ教授きょうじゅの川田かわた暁あきら氏しは、「日ひごろ紫外線しがいせん対策たいさくが手薄てうすになりがちな男性だんせいは、シミ、シワ、たるみなどの顔かおの老化ろうかが進すすむリスクが高たかいといえます」と言いう。

　子こどもの頃ころからずっと紫外線しがいせんに無む防備ぼうびに肌はだをさらしてきてしまった、洗顔せんがん以外いがいのスキンケアとは無縁むえんで過すごしてきた、という人ひとこそ、これから先さきはスキンケアの方法ほうほうを見直みなおしてみよう。川田かわた氏しは、「しっかりと紫外線しがいせん対策たいさくをし、日常にちじょうの基本きほん的てきなスキンケアを行おこなうことで、顔かおの老化ろうかの進行しんこうスピードを緩ゆるめることは十分じゅうぶんに可能かのうです」と言いう。

　老ふけ顔がお予防よぼうのセルフ対策たいさくとして川田かわた氏しが挙あげるのが、以下いかの項目こうもくだ。

老ふけ顔がおから脱出だっしゅつするセルフケア　3つの鉄則てっそく

　中なかでも歯磨はみがきのように日々ひびの習慣しゅうかんにしたいのが、紫外線しがいせん対策たいさく、洗顔せんがん、保湿ほしつという基本きほん的てきなスキンケアだ。

　老化ろうかに従したがい、皮膚ひふの最もっとも外側そとがわにある表皮ひょうひはどんどん薄うすくなること、また、ターンオーバー（皮膚ひふの生うまれ変かわり）のサイクルも長ながくなり、再生さいせいされにくくなることを第だい1回かい 「老ふけ顔がお」を招まねく紫外線しがいせんダメージの蓄積ちくせき　今いまから対策たいさくしても遅おそくない ではお伝つたえした。

　紫外線しがいせんによる光ひかり老化ろうかから肌はだを守まもり、かつ、低下ていかする皮膚ひふのバリア機能きのうを洗顔せんがんや保湿ほしつにより補おぎなうことが、老化ろうかしていく肌はだを健康けんこうに維持いじしていくための基本きほんとなる。さっそく詳細しょうさいを聞きいていこう。記事きじの後半こうはんでは、近年きんねん中高年ちゅうこうねん男性だんせいのニーズが高たかまっている「シミ・しわ・たるみ」改善かいぜんの美容びよう医療いりょうについても紹介しょうかいする。