(Translated by https://www.hiragana.jp/)
アゾンインターナショナル - Wikipedia

アゾンインターナショナル

アゾンから転送てんそう

株式会社かぶしきがいしゃアゾンインターナショナル (AZONE INTERNATIONAL) は、神奈川かながわけん藤沢ふじさわ本社ほんしゃく、雑貨ざっか玩具おもちゃ輸入ゆにゅう製造せいぞうおろし販売はんばいおこな会社かいしゃである。人形にんぎょうやその衣装いしょう製造せいぞう販売はんばいとくられている。

株式会社かぶしきがいしゃアゾンインターナショナル
Azone International
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう アゾン
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
252-0815
神奈川かながわけん藤沢ふじさわ石川いしかわ4-1-7
設立せつりつ 2000ねん合併がっぺい
業種ぎょうしゅ 繊維せんい製品せいひん
法人ほうじん番号ばんごう 6021001005022 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 衣料いりょうひん、ペット用品ようひん、ノベルティー商品しょうひん、プラスチック・ガラス・陶器とうき製品せいひん車両しゃりょうようアクセサリーおよ部品ぶひん玩具おもちゃ企画きかく製造せいぞうおろし販売はんばいなど
代表だいひょうしゃ はやえんただし代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
資本しほんきん 1,000まんえん
売上うりあげだか 13おく6せんまんえん (2015ねん実績じっせき税込ぜいこみ)
従業じゅうぎょう員数いんずう 63めい (2015ねん現在げんざい)
外部がいぶリンク https://www.azone-int.co.jp/
特記とっき事項じこう出典しゅってん: [1]
テンプレートを表示ひょうじ

会社かいしゃ概要がいよう

編集へんしゅう

元来がんらい染色せんしょくにおけるがた製版せいはん業務ぎょうむとして設立せつりつされたが、その業務ぎょうむ拡大かくだいし、現在げんざい関節かんせつ可動かどうしき人形にんぎょう(ドール)やその衣装いしょう企画きかく製造せいぞう販売はんばいとくられている。

1988ねん神奈川かながわけん茅ヶ崎ちがさきにて、スカーフハンカチネクタイ服地ふくじひとしがた製版せいはん業務ぎょうむとして創業そうぎょう1990ねん8がつ8にち有限ゆうげん会社かいしゃ湘南しょうなんスクリーンとして法人ほうじんされた[1]

1996ねんベトナムホーチミン事務所じむしょ開設かいせつし、アジア雑貨ざっか・アパレル衣装いしょう生産せいさん輸入ゆにゅう開始かいしした。翌年よくねんにはホーチミンにて縫製ほうせい工場こうじょう運営うんえい開始かいしし、クチけん工場こうじょう設立せつりつした[2]以後いごすうねんあいだに、冠婚葬祭かんこんそうさいギフト、ノベルティーアイテム、人形にんぎょう・フィギュアようコスチュームなどに進出しんしゅつ。1998ねんには関連かんれん会社かいしゃとして有限ゆうげん会社かいしゃアゾンインターナショナル設立せつりつされた。

その上記じょうき人形にんぎょうようコスチュームを着用ちゃくようするモデルとしての人形にんぎょう本体ほんたい必要ひつようせいしょうじ、2000ねんにはオリジナルの人形にんぎょう「サアラ」を企画きかく少量しょうりょう生産せいさん販売はんばいした[3]同年どうねん有限ゆうげん会社かいしゃ湘南しょうなんスクリーンはがた製版せいはんから撤退てったいし、同時どうじ有限ゆうげん会社かいしゃアゾンインターナショナルと合併がっぺい[1]以後いご同社どうしゃはドール関連かんれん事業じぎょう注力ちゅうりょくするようになり、2001ねんから2005ねんにかけて日本にっぽん各地かくちにドール関連かんれんアイテムを専門せんもんとする直営店ちょくえいてんをオープン。2005ねんには同社どうしゃオリジナルの人形にんぎょうもとたいピュアニーモ」を開発かいはつ、それをもちいたオリジナルドールユニット「えっくす☆きゅーと」を展開てんかいした。

2006ねん株式会社かぶしきがいしゃアゾンインターナショナル商号しょうごう変更へんこう

2008ねんにはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくIntegrity Toys, Inc.英語えいごばんそう代理だいりてんとなり、Integrity Toys Japan ブランドでの販売はんばいおこなっている[2]

事業じぎょう部門ぶもん

編集へんしゅう
フレンドッグ事業じぎょう
ペットよう衣装いしょう、アイテム
コレクション トイ事業じぎょう
コレクターアイテムの企画きかく製作せいさく販売はんばい

事業じぎょうしょ関連かんれん会社かいしゃ

編集へんしゅう
  • 本社ほんしゃ神奈川かながわけん藤沢ふじさわ
  • ヴェトナム出張所しゅっちょうしょ(ホーチミン

直営店ちょくえいてん

編集へんしゅう

国内こくないに5てん直営店ちょくえいてんじつ店舗てんぽ)をかまえ、同社どうしゃせいおよび他社たしゃせい人形にんぎょうおよび各種かくしゅ関連かんれんアイテムを販売はんばいしている[4]

  • アゾンファクトリーショップ湘南しょうなん神奈川かながわけん藤沢ふじさわ、2005ねんオープン)
  • アゾンレーベルショップ秋葉原あきはばら東京とうきょう千代田ちよだ、2002ねんオープン、2008ねん/2011ねん/2014ねん移転いてん拡張かくちょう
  • アゾンレーベルショップ池袋いけぶくろ東京とうきょう豊島としま、2018ねんオープン、2019ねん移転いてん拡張かくちょう
  • アゾンレーベルショップ大阪おおさか大阪おおさか浪速なにわ、2008ねんオープン)
  • アゾンレーベルショップ名古屋なごや名古屋なごやなか、2012ねんオープン)
  • アゾネット (AZONET) (オンラインショップ)
  • アゾンレーベルショップ楽天らくてん市場いちば(オンラインショップ、2020ねん5がつオープン)

主要しゅよう商品しょうひん

編集へんしゅう

2012ねん現在げんざい、ドール関連かんれん商品しょうひん企画きかく製造せいぞう販売はんばい同社どうしゃ中心ちゅうしんてき事業じぎょうである。そのなかでもとくイラストレーターおもたるがデザインしたメーカーオリジナル人形にんぎょう(サアラシリーズ、えっくす☆きゅーとシリーズなど)を中心ちゅうしんとしている。

当初とうしょ、アゾンの27cmサイズの人形にんぎょうにはタカラのスーパーアクションボディ(SAJ)を多用たようしていた[5][6]。その自社じしゃのオリジナルもとたいピュアニーモ[7]開発かいはつし、2005ねんえっくす☆きゅーとシリーズを展開てんかいするさい採用さいようした[8]。2007ねんにはPVCせいのピュアニーモ アドバンス、2009ねんには関節かんせつ可動かどうがたとなったピュアニーモ フレクションを開発かいはつ[9]、アニメや漫画まんがのキャラクターを再現さいげんしたいわゆる「キャラクタードール」などの人形にんぎょうにもピュアニーモもとたいおお使つかわれるようになった。2012ねんには1/12サイズのもとたい「ピコニーモ」が発売はつばいしている。

このほか48cm・50cm・60cmサイズドールの販売はんばいおこなっており[10]、60cmはおもたるデザインのサアラ、リセ、マヤ、48cm、50cmサイズはかくブランドをげて展開てんかい(後述こうじゅつ)。 ハピネスクローバーシリーズ、IrisCollectシリーズはオビツボディをベースとしたAZO2もとたい採用さいようしている。 IrisCollectpetitシリーズはAZT8-45もとたい採用さいようしている。

オリジナルドール

編集へんしゅう

2000ねん展開てんかい開始かいし[1]。そののピュアニーモもとたいシリーズの確立かくりつともない、2010ねんにはサアラ、リセ、マヤをピュアニーモ フレクションMもとたい(25cm相当そうとう)をもちいてリメイク[3]。ドールユニット「サアラズ・ア・ラ・モード」(SAHRA'S a la mode) として展開てんかいしている。(注記ちゅうきされていないキャラクター以外いがいのマスクデザインはおもたるが担当たんとう)

  • SAHRA (サアラ)
  • 由希ゆき (ゆうき)
  • Lycee (リセ)
  • Maya (マヤ)
  • Minako (みなこ)※アイペイントデザインはあおちはや
  • BELINDA (ベリンダ)※アイペイントデザインは藤田ふじた章人あきひと
  • Caty (カティ)※アイペイントデザインは白虎びゃっこかなめ
  • REIMY (れいみ)※アイペイントデザインはあおちはや
  • REINA (れいな)
  • AI (あい)
  • SUZUNA (すずな)※アイペイントデザインはまるい
  • アネモネ
  • 小鳥ことり
  • MANA (まな)※アイペイントデザインはあんなかはるな(a-one-10)
  • NAHO (なほ)※アイペイントデザインはまるい
  • ERENA (エレナ) ※アイペイントデザインはY.NOGUCH、オビツボディ27cm使用しよう

サアラズ・ア・ラ・モードシリーズ

編集へんしゅう

前述ぜんじゅつのとおり2010ねんから展開てんかいしているシリーズ。サアラ、リセ、マヤのマスクデザインをリニューアルしたうえに、アリサとゆずくわわった。

  • SAHRA (サアラ)
  • Lycee (リセ)
  • Maya (マヤ)
  • ARISA (アリサ)
  • ゆず(ゆずは)

えっくす☆きゅーとシリーズ

編集へんしゅう

2005ねん展開てんかい開始かいし。ピュアニーモもとたいはじめて使用しようしたシリーズで、おもにピュアニーモS(23cm相当そうとう)を使用しよう。「せいポートルダム女子じょし大学だいがく付属ふぞく中等ちゅうとう」という学校がっこうかよ仲良なかよ生徒せいと7めいから構成こうせいされるドールユニットという体裁ていさい[11]。マスクデザインはおもたる。

えっくす☆きゅーと
  • ころん (心音しんおん)
  • あいか (あいはな)
  • ちいか (小花こばな)
  • リアン (さとあんず)
  • みう (よしうみ)
  • ひめの (ひめ乃)
  • ライリ
えっくす☆きゅーと ふぁみりー
  • ちさ (しょうさくら)
  • ニナ
  • あおと(あい
  • せら(世良せら
  • ゆうた(優太ゆうた)
  • みあ (よし)
  • つきは(つき
  • そらね(そら
  • みお(美緒みお
  • みなみ先生せんせい
  • わかば(若葉わかば
  • ふうか(かえではな
  • ノーア
  • カイル

ぴぴ☆からっとシリーズ

編集へんしゅう

ピュアニーモもとたい利用りようしたオリジナルキャラクタードールシリーズ。アイペイントデザインはY.NOGUCHIが担当たんとう

  • にーもちゃん
  • りぽちゃん
  • れぽちゃん

ピコニーモシリーズ

編集へんしゅう

2012ねんより展開てんかい開始かいしされたやく12〜3cmサイズの関節かんせつ可動かどうドールシリーズ。それぞれ手足てあしのバランスがちがうピコニーモS、M、D、Dいもうと、Pの5タイプ。アサルトリリィ、ピコえっくすきゅーとにはS・Mからだ、リルフェアリーはD、Dいもうと、Pからだ、ミミーガーデンはD、Dいもうともとたい(とうシリーズ専用せんよう特別とくべつ仕様しよう)、シュガーカップス、アルヴァスタリアはPからだ使用しようしている。

S、Mからだは2016ねん、Dからだは2017ねんより腹部ふくぶ分割ぶんかつ構造こうぞう採用さいよう可動かどう箇所かしょ範囲はんいおおきく改善かいぜんした『関節かんせつ強化きょうかばん』にアップデートされた。そのさいボディサイズのわずかな縮小しゅくしょう、Dからだ新規しんきハンドパーツへの変更へんこう(ハンドは新規しんき造形ぞうけいとなり、じく構造こうぞう変更へんこうされ基本きほんてききゅうもとたいとの互換ごかんせいがない)がなされている。

『ミミーガーデン博物はくぶつ』シリーズ採用さいようもとたいより、Dからだのハンドパーツはさらちいさくなり(ハンドの造形ぞうけいはDからだ当初とうしょのものとおな形状けいじょうもどされた)、足首あしくび造形ぞうけい甲高こうだかひくちいさめなもの変更へんこうされている。

PからだはDからだ関節かんせつ強化きょうかばん採用さいようされた腹部ふくぶ分割ぶんかつ構造こうぞうがなく、ハンドパーツもせん用品ようひんとなる。

  • ピコえっくす☆きゅーとシリーズ
  • ピコサアラズ・ア・ラ・モードシリーズ
  • アサルトリリィシリーズ
  • AZONEデザイナーズヘッドシリーズ
  • Lil'Fairy(リルフェアリー)シリーズ(※アイペイントデザインはミナが担当たんとう
  • ミミーガーデン博物はくぶつシリーズ(※PVCヘッド原型げんけいおよびキャラクターデザインはひいらぎあおい(冬空ふゆぞらゴシック)が担当たんとう)
  • シュガーカップスシリーズ(※ヘッド原型げんけいはOutofBase、キャラクターデザインは七海ななうみつゆり担当たんとう)
  • アルヴァスタリアシリーズ(※キーノ、ムーニャにピコニーモミニヘッド使用しよう、マスクペイントはAyakaが担当たんとう)

ブラックレイヴンシリーズ

編集へんしゅう

50cmサイズ(ルルナは48cm)ドールもとたい利用りようしたオリジナルキャラクタードールシリーズ。マスクデザインはおもたる。

  • Lilia (リリア)
  • Cecily (セシリー)
  • Luluna(ルルナ)
  • Amane(あまね/てんおん)

リリアとセシリーは普段ふだんはセリミディア学園がくえん女学生じょがくせいであるが、よるになると退すさとして行動こうどうしているという設定せってい
ルルナはリリアのいもうとでリリアをバックアップしてあげてるという設定せってい

エレンシリーズ

編集へんしゅう

50cm/48cmドールもとたい利用りようしたオリジナルキャラクタードールシリーズ。マスクデザインはおもたる。

  • Ellen (エレン) ※50cmドール
  • Alice(アリス) ※48cmドール

HappinessCloverシリーズ

編集へんしゅう

AZO2ボディを利用りようしたオリジナルキャラクタードールシリーズ。もか以外いがいのキャラは芸能げいのう事務所じむしょであるphプロダクション(正式せいしき名称めいしょう:フィロソフィー(philosophy)プロダクション)に所属しょぞくしているという設定せってい

  • さくらみやゆい(さくらのみやゆい)
  • 星乃ほしのもか(ほしのもか)
  • 柊木ひいらぎまひろ(ひいらぎまひろ)
  • あんずななか(あんのななか)
  • はぎくれは(みはぎくれは)
  • 笹森ささもりゆかり(ささもりゆかり)

IrisCollectシリーズ

編集へんしゅう

AZO2ボディとソフビドールアイヘッドを利用りようしたオリジナルキャラクタードールシリーズ。ドールアイはオビツの18mmサイズでアゾンオリジナルの虹彩こうさいデザインを採用さいよう

  • ノワ
  • りの
  • かの
  • スミレ
  • かえで(ふうこ)

IrisCollectpetitシリーズ

編集へんしゅう

AZT8-45ボディとソフビヘッド、を利用りようしたオリジナルキャラクタードールシリーズ。ドールアイはひつひとみ(20mm・AZONEオリジナル虹彩こうさい)を採用さいよう

  • こはる
  • あんな
  • すずね
  • ほのの
  • うゆり
  • うらら
  • いお

ペットワークス人形にんぎょう部門ぶもん一部いちぶ担当たんとう。これらの商品しょうひん委託いたく販売はんばいおこなっている。

  • 2015ねん製作せいさく映画えいが未来みらいシャッター」、高橋たかはしかずすすむ監督かんとく作品さくひんのロケ本社ほんしゃ家屋かおく採用さいようされ、代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうはやえんのはじめおおくの社員しゃいん出演しゅつえん撮影さつえい協力きょうりょくをした。[13]

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ a b c d 会社かいしゃ概要がいよう アゾンインターナショナル、2013ねん9がつ25にち閲覧えつらん
  2. ^ a b 会社かいしゃ概要がいよう Integrity Toys Japan、2012ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  3. ^ a b サアラについて アゾンインターナショナル、2012ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  4. ^ Dolly*Dolly 29 p.24
  5. ^ サアラ(きゅう アゾンインターナショナル、2012ねん10がつ17にち閲覧えつらん
  6. ^ スーパーアクションボディーについてはジェニー項目こうもく参照さんしょう
  7. ^ 初代しょだいのものはソフトビニールせい
  8. ^ Dolly*Dolly 29 p.8
  9. ^ Dolly*Dolly 29 pp.10,15
  10. ^ もとたいオビツボディ使用しよう
  11. ^ Dolly*Dolly 29 p.4
  12. ^ ただしClose-Clipped Sheep発足ほっそく以前いぜん
  13. ^ [1]未来みらいシャッター(2015)-シネマトゥディ掲載けいさい

参考さんこう文献ぶんけん

編集へんしゅう
  • グラフィックしゃ編集へんしゅう へん『ドーリィ*ドーリィ = Dolly*Dolly』 29かん、グラフィックしゃ〈お人形にんぎょうBOOK〉、2012ねん8がつ、2-25ぺーじISBN 978-4-7661-2414-9 

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう

外部がいぶリンク

編集へんしゅう