α (カメラ)
概要
1985
2005
2006
2010
2013
スポーツ
ミノルタ・α シリーズ カメラ
それまでに
フィルムカメラ・シリーズ
- ミノルタ
α -7000(1985年 2月発売 ) -当時 ニコンF3AFやペンタックスME F等 、オートフォーカス一 眼 レフカメラは存在 したが、オートフォーカス専用 レンズが1~2本 に限 られる、大 きく重 い、合 焦 まで時間 がかかったり迷 ったりする等 、試作 的 な意味合 いが強 く、商業 的 に成功 したとは言 い難 かった。ミノルタα -7000は、オートフォーカス用 にレンズシステムを刷新 して登場 し、非常 に注目 を浴 びた[5]。AFセンサーは東芝 、ロータリーエンコーダーは石川島播磨重工業 (現 IHI)製 [6]。AFに関 する光学 系 は自社 開発 で、1983年 に発売 したX-600のフォーカスエイド機能 [注釈 2]で採用 したハネウェル製 のTCLモジュールと比 べるとAF性能 は大幅 に向上 した[7]。他 メーカーからの乗 り換 えユーザーも多 く、また写真 業界 以外 のマスコミにも報道 されることになり一 大 ブームへと発展 した。このカメラの出現 により、一眼 レフカメラのオートフォーカス化 が大 きく進 むなど、当時 の業界 に与 えた影響 は極 めて大 きく、「α ショック」という言葉 が生 まれた。カメラグランプリ'85、インターカメラ国際 賞 、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー'85受賞 。CMソングには、野田 幹子 の「太陽 ・神様 ・少年 」が使 われており、郵便 応募 によるキャンペーンで野田 幹子 の非売品 ミニアルバムの抽選 があった。α -7000の登場 によってミノルタは一眼 レフ市場 シェアトップに躍 り出 た[7]。しかし、カメラメーカー各社 が独自 のAFセンサーの開発 に走 った結果 、TCLモジュールの売上 が激減 したハネウェルはα -7000に搭載 したAF機構 が自社 の米国 特許 に抵触 しているとして1987年 4月 にミノルタを訴 えた。最終 的 にはミノルタの敗訴 で終 わり、ミノルタは約 165億 円 の賠償金 を支払 って和解 した(ミノルタ・ハネウェル特許 訴訟 )[8]。
- ミノルタ
α -9000(1985年 8月 発売 ) - ミノルタα -7000と同時 開発 であったが、その市場 での様子 を窺 ってから投入 された。ミノルタX-1以来 のプロフェッショナル用 機種 であり、α シリーズのフラッグシップを表 す“9”を冠 した初 のプロ用 オートフォーカス一 眼 レフカメラである[注釈 3]。オートフォーカスの作動 方法 には特徴 があり、ミノルタ独自 のセンサー付 きシャッターボタンに指 を触 れるだけでAEとコンティニュアス方式 のオートフォーカスが作動 し、シャッターボタンの半 押 しでフォーカスロックとなる。ミノルタα 7000は6Vであるフォーカス用 モーター駆動 電源 が3V駆動 であるため、発表 当時 からオートフォーカス動作 が遅 いと言 われてた。ワインダー、モータードライブを使用 してもカメラ本体 への電源 供給 はなされていないので変化 はない。発売 時 は評価 測光 (多 分割 測光 )、マルチスポット測光 以外 の当時 考 えられるあらゆる機能 を持 ち、更 に露出 制御 でのマルチモード、最高 速 1/4000秒 、Xシンクロ1/250秒 の高速 シャッター等 最先端 のスペックを有 していた。ファインダーには、ミノルタXD/ミノルタXD-S以来 の視 度 補正 機能 とアイピースシャッターを内蔵 。フォーカシングスクリーンも交換 可能 で、スプリットマイクロ方式 のものまで用意 されていた。ファインダー性能 もオートフォーカス用 の測 距機構 に光量 を取 られているにも拘 らず、マニュアルフォーカスにも十分 対応 できる質 の良 いファインダーを搭載 していた。レバー・クランクによる手動 巻 き上 げ/巻 き戻 しが可能 なオートフォーカス一 眼 レフカメラとしては最初 で最後 の存在 であり、測光 モード切 り替 えダイヤルを引 き上 げると巻 き戻 しクランクがポップアップするなど、操作 系 に関 してはこだわりが強 いカメラとなった。巻 き上 げには強力 なシャッターチャージに力 が必要 なために重 く操作 感 はあまり良 くないが、ミノルタらしくキヤノンのようなゴリゴリ感 はない。小刻 み巻上 げも可能 。 - ミノルタ
α -5000(1986年 3月発売 ) - ミノルタα -7000の廉価 版 として発売 された。廉価 版 と言 っても価格 面 での差 は少 なく、フレームは同 じものを使用 しており共通 部品 も多 い。機能 面 では露出 制御 モードや連続 撮影 機能 の省略 、モード制御 用 ボタン部 にスライド式 のカバーを取 り付 けるなど、ビギナー向 けにインターフェースを変更 して対応 している。この機種 は、上位 機種 をスペックダウンして初級 機 を作 るという手法 で作 られていたが、この機種 の次世代 からは生産 の合理 化 が進 み初級 機 は初級 機 の作 り方 で作 るという手法 に変 わっていき、フレームを共用 し性能 差 =価格 差 とした最後 のモデルとなった。
- ミノルタ
α -7700i(1988年 5月発売 ) -α シリーズの第 二 世代 モデル。オートフォーカス測 距点を3カ所 に増 やし、動体 予測 オートフォーカスを搭載 し、これは追随 メーカーのオートフォーカス一 眼 レフカメラ開発 の指標 ともなった。ハンス・ムートをデザイナーとして起用 したデザインは秀逸 で、第 一 世代 の無骨 さと異 なり直線 とそれをつなぐ曲線 が美 しくまとめられている。また機能 面 ではα シリーズの第 一 世代 モデルで採用 されたタッチセンサーは廃止 、オートフォーカス補助 光 発光 機能 を本体 に内蔵 、6分割 測光 機構 の採用 などでオートフォーカス/自動 露出 ともに他 メーカーを圧倒 した。ミノルタ独自 のカードシステムも採用 され、主 に露出 制御 関連 の機能 追加 などをカードで行 うことができた。当時 はカメラに積 めるメモリ搭載 量 の上限 が低 かったため、あると便利 な機能 をカードで提供 し、ユーザーは必要 な機能 だけを後 付 で買 うことができた。この世代 からペンタ部 上部 のアクセサリーシューをオートロックアクセサリーシュー(英語 版 )に変更 した。
- ミノルタ
α -3700i(1989年 7月 発売 ) -α シリーズ第 二 世代 の最 廉価 モデル。ミノルタα -7000に対 するミノルタα -5000と違 い、ミノルタα -7700iとは根本 的 に別物 として設計 されている。露出 制御 はプログラムモード(標準 とハイスピードの2種類 )しか持 たず、カードシステムも装備 されない。またファインダーには小型 化 と低 コスト化 のためにダハミラー方式 を採用 し、登場 時 においてはオートフォーカス一 眼 レフカメラとして世界 最小 最 軽量 モデルであった。専用 オプションとしてプログラムフラッシュが2機種 あり[注釈 4]、それぞれ必要 時 に自動 発光 を行 う。ここから初級 機 では徹底的 な合理 化 によってコストダウンする方法 が広 まっていく。
- ミノルタ
α -5700i(1989年 8月 発売 ) -α シリーズ初 のフラッシュ内蔵 型 一 眼 レフカメラ。内蔵 フラッシュは現在 主流 のポップアップ式 ではなく固定 式 で、ズーム機構 により照射 角 が変化 する。機能 面 ではミノルタα -7700iより省略 され、標準 状態 での露出 制御 はプログラムモードとマニュアルのみである。しかし一部 は使用 不可 ながらカードシステムを持 ち、この機種 専用 の「A/Sカード」を用 いることで絞 り優先 およびシャッター優先 モードが使用 可能 となる。
- ミノルタ
α -8700i (1990年 2月発売 ) - ミノルタα -7700iの改良 型 。改良 点 はミノルタでは初 のシャッタースピード1/8000秒 装備 、6分割 測光 とスポット測光 に加 え中央 重点 測光 、露出 調整 ボタンの追加 、シンクロソケットの装備 、ファンクションキーにより露出 補正 を選択 していた露出 補正 機能 の独立 等 が挙 げられる。また多重 露出 機能 を持 つために「ファンタジーカード」を使用 しての「幻想 的 」(メーカー説明 による)な写真 の撮影 も可能 となる。それ以外 にも黒 のみだった外装 仕上 げがガンメタリックに変更 されている。シルエットはほぼ同 じで目新 しい機能 の追加 もなく、地味 な存在 ながらもより機能 性 ・操作性 の向上 を目指 したものとなっており、第 二 世代 型 α シリーズの完成 型 と言 える。 - ミノルタ
α -8700iミール(1990年 10月発売 ) - ソビエト連邦 の宇宙 ステーションミールに搭載 されたことを記念 したパールホワイトの限定 バージョン。同色 の標準 ズームレンズ、フラッシュおよび記念 テレホンカードが付属 。機能 面 や性能 面 での違 いは皆無 。
- ミノルタ
α -7xi(1991年 6月発売 ) -α シリーズの第 三 世代 モデル。「ゼロタイムオート」 を称 し第 二 世代 型 α シリーズをより自動 化 したもの。ミノルタ独自 のグリップセンサー、ファインダー接眼 部 下部 のセンサーにより構 えただけで自動 露出 機構 とオートフォーカスが作動 、必要 とあらばミノルタとしては初 採用 のポップアップ式 フラッシュが動作 し、さらには電動 化 されたズームレンズのズーム機構 までが適切 な(と思 われる)画 角 まで自動的 に制御 され、まさに使用 者 は「ただシャッターボタンを押 すだけ」となる。しかしユーザーはここまでの自動 化 を求 めてはおらず、さらにそれまでのα シリーズと一線 を画 すデザイン、大 きさのため登場 と同時 に不評 を買 った[誰 によって?]。また多 機能 さと引 き換 えに操作性 は複雑 で、この点 は同 時期 の他社 一 眼 レフカメラも同様 の傾向 にある。機能 面 ではオートフォーカス測 距点の追加 、14分割 測光 の採用 、巻 き上 げコマ速度 のアップなどで、この点 も同 時期 の他社 のオートフォーカス一 眼 レフカメラとの差 はほとんどない。ミノルタ独自 のカードシステムは引 き続 き採用 され、電動 式 ズームレンズと組 み合 わせて使用 する「ファンタジーカード2」などが用意 された。
- ミノルタ
α -3xi(1991年 8月 発売 ) - xiシリーズの末弟 で、フラッシュのオートポップアップなどが装備 された。徹底 した入門 機 。
- ミノルタ
α -5xi(1992年 3月発売 ) - xiシリーズ最後 の中級 機 。「オートスタンバイズーム」「ゼロタイムオート」「パノラマ撮影 」を引 き続 き採用 するが「データメモリーカード」で使 える機能 が非 対応 になるなど、7xiと比較 して機能 が一部 削除 されている。
- ミノルタ
α -9xi(1992年 7月 発売 ) - ミノルタα -7xiの上位 機種 として世界 初 のシャッタースピード最高 速 1/12000秒 を実現 。現在 でもフォーカルプレーンシャッターにおいてはこの記録 は破 られておらず、後継 機 のミノルタα -9にその実力 は受 け継 がれた。本 機 を含 めたxiシリーズはカメラの自動 化 ・電動 化 の極致 とも言 えるもので、その多彩 な機能 に比 べてボタン・ダイヤル類 が極端 に少 ない(プロ向 けのためオートスタンバイズームは不 採用 )。1つのボタンに数種類 の機能 を持 たせているため、初 めて使 う者 やダイヤル式 の操作 感 に慣 れた者 にとっては操作 が難解 で、当時 のミノルタのシェアを大 きく落 とすことになった。しかし、左手 でレンズを持 ったままファインダ内 ですべての設定 が確認 でき、右手 のみで各種 設定 ができる操作性 は、ある意味 理想 的 と言 え評価 が分 かれるところである[要 出典 ]。一般 には評価 が低 いが[要 出典 ]、業界 最速 のシャッター速度 やシャッター周 りの防塵 ・防 滴 構造 、作 りの良 さなどプロカメラマンの使用 にも十分 耐 えうるカメラであった。映画 、「ガメラ大 怪獣 空中 決戦 」でストロボ光 で「ギャオス」を追 い払 うカメラとして使用 されている。
- ミノルタ
α -707si(1993年 11月発売 ) -α シリーズの第 四 世代 モデル。第 三 世代 型 α シリーズでの自動 化 の極地 の反動 から開発 された。それまでの1ボタン多 機能 による煩雑 な操作性 を、1ボタン1機能 に絞 りこんだ設計 になっている。またデザイン面 でも、ある意味 「冒険 」的 な曲線 主体 の第 三 世代 型 α シリーズよりも、第 二 世代 型 α シリーズのラインに近 いものが採用 されている。機能 的 な部分 ではほぼミノルタα -7xiと同 じであるが、測光 方式 に更 なる多 分割 測光 であるハニカムパターン測光 が継承 された。また、第 三 世代 型 α シリーズで採用 された「アイスタートシステム」は切 り替 えスイッチが増設 されて残 され、第 二 世代 型 α シリーズで採用 された「カードシステム」もそのまま残 されている。カードシステムはこの機種 への採用 を持 って終了 した。カメラグランプリ'94受賞 、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー'94-95受賞 、'94-'95オーストラリアン・SLRカメラ・オブ・ザ・イヤー受賞 。
- ミノルタ
α -303si(1994年 1月発売 ) -第 四 世代 型 α シリーズでの廉価 モデル。露出 制御 モードに「シーンセレクト」方式 が採用 されている。 - ミノルタ
α -707si japan(1995年 2月発売 ) -総 漆 塗 り限定 バージョン。
- ミノルタ
α -507si(1995年 2月発売 ) -商業 的 に失敗 に終 わったxiシリーズに次 ぐα 第 4世代 siシリーズ。中 でもこの機種 は1つのダイヤル・ボタンに1つの機能 を割 り当 てるクラシックオペレーションを採用 。この操作 系 は後 に発売 されるミノルタα -9、ミノルタα -7に引 き継 がれた。また、ミノルタ707siと異 なり液晶 パネルをファインダースクリーンと重 ねることを廃止 しているために逆光 でもすっきりと見 やすいファインダーに回帰 している。この機種 で採用 されたダイヤル・ボタンによるシンプルな操作性 は、同 時代 のカメラによく見 られる多 機能 に伴 う複雑 な操作 系 を見直 すきっかけとなり、以降 は他 のメーカーでも同様 にダイヤル・ボタンによるシンプルな操作性 を持 つ機種 が多 く登場 した。
- ミノルタ
α -101si(1995年 5月発売 ) -第 4世代 型 α シリーズでの最 廉価 モデル。ミノルタα -5700i以来 の固定 式 フラッシュが採用 されている。
- ミノルタ
α -303siスーパー(1995年 7月 発売 ) - ミノルタα -303siの改良 型 。従来 はプラスチックだったレンズマウント素材 を金属 に変更 、リモートレリーズソケット、スポット測光 機能 が追加 されている。また、従来 機 では暗 さが目立 っていたルーフミラーも改良 され、ファインダーが大幅 に明 るくなっている。外装 色 も黒色 からグレーメタリック系 色 に変更 された。
- ミノルタ
α -807si(1997年 6月発売 ) - ミノルタα -707siの改良 モデル。内蔵 フラッシュが大型 化 され、それが外観 でも大 きな特徴 [注釈 5]となっている。操作性 も一部 改良 された。内蔵 されたフラッシュはポップアップ式 にもかかわらず、ズーム機構 によって照射 角 が変化 する。ガイドナンバーは20に達 し、それまで発表 されたカメラ内蔵 型 フラッシュとしては最大 のものである。カードシステムは廃止 され多 くの機能 は標準 装備 となったが、カードにより実現 されていたミノルタ独自 の特殊 効果 である多重 露出 のフェードイン&アウト機能 、ファンタジーカード系 、フィルムのラチチュードを読 み取 ってH/S基準 を補正 する等 の機能 は割愛 された。
- ミノルタ
α -Sweet(1998年 4月発売 ) -普及 型 オートフォーカス一 眼 レフカメラ。主 として一眼 レフ入門 者 やファミリー層 をターゲットにしている。小型 ・軽量 で女性 も扱 いやすいことをコンセプトにしている。当時 のこのクラスの定番 だったキヤノンEOS-Kissに対抗 したネーミングや操作 系 を持 ち、EOS-Kissとの差別 化 もあってか中級 機 に匹敵 する1/4000秒 のシャッターを持 つ。事実 、海外 ではα -507siの後継 機 的 扱 いであり、Dynax5といった所謂 5系列 の名称 が付 けられていた。
- ミノルタ
α -9(1998年 12月発売 ) -派手 な機能 はないがα 初 の視野 率 100%ファインダーをはじめ1/12000秒 の高速 シャッター、単体 ボディで秒 間 5.5コマのフィルム送 給 を達成 、フルメタルボディなどカメラとしての基本 機能 を追求 した機種 。特 に周辺 の見 えを良 くするためのコンデンサーレンズ、ホコリが入 るのを防 ぐファインダーブロック周 りのシーリング、オプションで用意 されたボケ量 重視 のM、MIIスクリーンとファインダーにコストが掛 かっており、「オートフォーカス一 眼 レフカメラで一番 気持 ちいい」と評判 になる程 のファインダーとして明確 な結果 になって表 れている。 - ミノルタ
α -Sweet S(1999年 3月発売 ) -α -Sweetの廉価 版 。α -Sweetから上級 者 向 けの機能 を省 いたシンプルな構成 となっている。シャッターユニットもスペックダウンされ、他社 同様 の1/2000秒 クラスになった。同年 6月 に黒色 外装 タイプも追加 。 - ミノルタ
α -360si(1999年 8月 発売 ) - ネーミング的 には第 四 世代 だが、成 り立 ちとしてはα -Sweet Sの廉価 版 で、α -101siの後継 機 的 存在 。ファミリー/ビギナー向 け一 眼 レフ市場 の拡大 に対応 して発売 された。もともとシンプルなα -Sweet Sを更 にシンプルにした、実質 的 なプログラムオート専用 機 。 - ミノルタ
α -9Ti(1999年 11月発売 ) - チタン外装 で150gの軽量 化 に成功 した限定 モデル。世界 限定 1000台 発売 。
- ミノルタ
α -7(2000年 9月発売 ) - ミノルタα -807siの後継 モデル。背面 に大型 のナビゲーションディスプレイが搭載 。各種 設定 が日本語 (他 言語 も選択 可 )で表示 されるため、わかりやすくなった。カメラを縦 位置 にするとナビゲーションディスプレイの表示 も縦 表示 に切 り替 わる。撮影 データを記録 でき背面 の液晶 ディスプレイに表示 することができるほか、専用 のリーダーを使 うことでスマートメディアに移 し変 えることが可能 である。ミノルタα -9よりも後発 で機能 的 に超 える部分 もあり、ミノルタ中堅 機種 の極致 とも言 える機種 である。カメラグランプリ2001を受賞 、銀 塩 カメラとしては今 のところ最後 の受賞 となっている。2000年度 グッドデザイン賞 受賞 、TIPA AWARDS 2001-2002、Best Photo SLR Camera受賞 、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー 2001-2002受賞 、オーストラリア・カメラ・オブ・ザ・イヤー 2001-2002受賞 。
- ミノルタ
α -SweetII(2001年 7月 発売 ) -α -Sweetの後継 機 。シャッターユニット等 の基本 性能 はα -Sweetを継承 しながら、本体 設計 を一新 してAF一眼 では最小 クラスの小型 軽量 化 を実現 している。 - ミノルタ
α -7 LIMITED(2001年 11月発売 ) - ミノルタα -7の世界 3大 カメラ賞 受賞 記念 の限定 版 。日本 国内 では2001台 発売 。専用 のブラックレザー塗装 と製品 名 文字 が金色 なのが外観 上 の特徴 。他 にも操作 ダイアル等 に細 かな改良 が施 されている。専用 ストラップにはシリアルNoが入 り、購入 時 にネーム入 れサービスがあった。
- ミノルタ
α -SweetII L(2002年 6月発売 ) -α -Sweet IIの廉価 版 でα -Sweet Sの後継 機 。実質 的 には中級 機 的 な機能 も持 たされているα -Sweet IIから、ファミリー層 に不要 な上級 者 向 けの機能 を省 いた構成 となっている。シャッターユニット等 の基本 性能 はα -Sweet Sをほぼ継承 しながらα -Sweet IIのボディシェルを流用 することでAF一眼 最小 クラスの小型 軽量 化 を実現 している。
- ミノルタ
α -70(2004年 1月発売 ) - ミノルタブランドでの最後 の一眼 レフカメラ。その後 のコニカミノルタブランドではデジタル一 眼 レフカメラのみ発売 され、銀 塩 一 眼 レフカメラは発売 されなかったことから、名実 ともに最後 の一眼 レフカメラとなった。発表 前 はミノルタα -7の改良 型 との誤 った憶測 が流 れ、ミノルタα -7の買 い控 えにもつながった。それを裏付 けるように、操作 系 や全体 の仕上 げ等 は、上位 機 のα -7に近 いものとなっており、市場 の変化 に合 わせてファミリー向 けからかつての入門 機 へ原点 回帰 したモデルともいえる。内容 的 には1/2000秒 クラスのシャッターユニットを持 ったα -Sweet S~II Lの廉価 版 入門 機 クラスで、海外 生産 に移行 しコストダウンを図 っている。本 機 に採用 されたオートフォーカスセンサーは後 のミノルタα -7DIGITAL、ミノルタα Sweet DIGITALにも採用 された。
デジタルカメラ・シリーズ
- コニカミノルタ
α -7 DIGITAL(2004年 11月発売 ) - コニカミノルタとなってから発売 された、オートフォーカスデジタル一 眼 レフカメラ。操作 系 に関 してはα -7やα -9とほぼ同様 である。しかし、オートフォーカスセンサー[注釈 6]やシャッターユニット[注釈 7]は下位 モデルを引 き継 いでいるため、性能 的 にはα -70、α -SweetIIのデジタル版 とも言 える。アイセンサーが搭載 されているが、液晶 モニターのON/OFFにのみ使用 され、アイスタートは省略 されている。レンズ交換 型 オートフォーカスデジタル一 眼 レフカメラとしては、受像 素子 を手 ぶれに応 じて動 かすことで補正 する世界 で初 めてのボディー内 手 ぶれ補正 機構 [注釈 8]を採用 しており、全 てのレンズで手 ぶれ補正 を実現 することができる。イメージセンサーはAPS-Cサイズで610万 画素 。アンチシェイク搭載 と総合 的 なバランスの良 さが評価 され、カメラグランプリ2005を受賞 した。
- コニカミノルタ
α -Sweet DIGITAL(2005年 発売 8月 発売 ) -α -Sweetのデジタル版 で、上位 機種 であるα -7 DIGITAL同様 、ボディー内 にイメージセンサーシフト式 手 ぶれ補正 機構 が採用 された。イメージセンサーはAPS-Cサイズで610万 画素 。ファインダーはミラー型 だが、従来 のアルミ蒸着 に代 わり新 設計 の銀 蒸着 を採用 し、他社 の同様 方式 の物 と比 べて見 やすいファインダーを実現 した。
ミノルタ・α レンズ
マウント
2021
レンズ |
フィルター |
||||
---|---|---|---|---|---|
AFマクロズーム3×-1×F1.7-2.8セット | ? | 5 |
0.04m(x1)
0.025m(x3) |
マクロレンズ | |
AF |
1986 |
8 |
0.2m | フィルター4 | |
AF20mmF2.8ニュー | 1993 |
9 |
0.25m | ||
AF20mmF2.8 | 1986 |
9 |
0.25m | ||
AF24mmF2.8ニュー | 1994 |
8 |
0.25m | ||
AF24mmF2.8 | 1985 |
8 |
0.25m | リアフォーカス | |
AF28mmF2ニュー | 1999 |
9 |
0.3m | ||
AF28mmF2 | 1986 |
9 |
0.3m | ||
AF28mmF2.8 | 1985 |
5 |
0.3m | ||
AF35mmF1.4Gニュー | 1998 |
8 |
0.3m | ||
AF35mmF1.4 | 1987 |
8 |
0.3m | ||
AF35mmF2ニュー | 1999 |
6 |
0.3m | ||
AF35mmF2 | 1987 |
6 |
0.3m | ||
AF50mmF1.4ニュー | 1998 |
6 |
0.45m | ||
AF50mmF1.4 | 1985 |
6 |
0.45m | ||
AF50mmF1.7ニュー | 1990 |
5 |
0.45m | ||
AF50mmF1.7 | 1985 |
5 |
0.45m | ||
AFマクロ50mmF2.8(D) | 2001 |
6 |
0.2m | マクロレンズ、ADI | |
AFマクロ50mmF2.8ニュー | 1993 |
6 |
0.2m | マクロレンズ | |
AFマクロ50mmF2.8 | 1985 |
6 |
0.2m | マクロレンズ | |
AFマクロ50mmF3.5 | 1994 |
5 |
0.23m | マクロレンズ | |
AF85mmF1.4G(D)リミテッド | 2001 |
6 |
0.85m | ||
AF85mmF1.4G(D) | 2000 |
6 |
0.85m | ADI | |
AF85mmF1.4Gニュー | 1993 |
6 |
0.85m | ||
AF85mmF1.4 | 1987 |
6 |
0.85m | ||
AF100mmF2 | 1987 |
6 |
1m | ||
AFソフトフォーカス100mmF2.8 | 1994 |
7 |
0.8m | ||
AFマクロ100mmF2.8(D) | 2000 |
8 |
0.35m | マクロレンズ、ADI | |
AFマクロ100mmF2.8ニュー | 1993 |
8 |
0.35m | マクロレンズ | |
AFマクロ100mmF2.8 | 1986 |
8 |
0.35m | マクロレンズ | |
AF135mmF2.8 | 1985 |
5 |
1m | ||
STF135mmF2.8[T4.5] | 1999 |
6 |
0.87m | APDエレメント1 | |
ハイスピードAFアポテレ200mmF2.8G | 1988 |
7 |
1.5m | ||
AFアポテレ200mmF2.8G | 1986 |
7 |
1.5m | ||
AFアポテレマクロ200mmF4G | 1999 |
8 |
0.5m | マクロレンズ | |
AFアポテレ300mm F2.8G(D)SSM | 2003 |
12 |
2m | ADI | |
ハイスピードAFアポテレ300mm F2.8G | 1988 |
12 |
2.5m | ||
AFアポテレ300mm F2.8 | 1985 |
9 |
2.5m | ||
ハイスピードAFアポテレ300mmF4G | 1994 |
7 |
2.5m | ||
ハイスピードAFアポテレ400mmF4.5G | 1995 |
7 |
3m | ||
AFレフレックス500mmF8 | 1989 |
5 |
4m | ||
ハイスピードAFアポテレ600mmF4G | 1989 |
9 |
6m | ||
AFアポテレ600mm F4 | 1986 |
9 |
6m |
レンズ |
フィルタ |
||||
---|---|---|---|---|---|
DT11-18mm F4.5-5.6(D) | 2006 |
12 |
0.25m | ADI | |
AFズーム17-35mmF2.8-4(D) | 2004 |
11 |
0.3m | ADI | |
AFズーム17-35mmF3.5G | 1997 |
12 |
0.3m | ガラスモールド | |
DT18-55mm F3.5-5.6(D)SAM | 2005 |
7 |
0.25m | ADI | |
DT18-70mm F3.5-5.6(D)SAM | 2005 |
9 |
0.38m | ADI | |
DT18-200mm F3.5-6.3(D) | 2005 |
11 |
0.45m | ADI | |
AFズーム20-35mmF3.5-4.5 | 1997 |
11 |
0.5m | ガラスモールド | |
AFズーム24-50mmF4ニュー | 1992 |
7 |
0.35m | ||
AFズーム24-50mmF4 | 1987 |
7 |
0.35m | ||
AFズーム24-85mmF3.5-4.5ニュー | 1997 |
12 |
0.5m | ||
AFズーム24-85mmF3.5-4.5 | 1993 |
12 |
0.5m | ||
AFズーム24-105mmF3.5-4.5(D) | 2000 |
11 |
0.5m | ADI | |
AFズーム28-70mmF2.8G | 1993 |
11 |
0.85m | ||
AFズーム28-75mmF2.8(D) | 2004 |
14 |
0.33m | ADI | |
AFズーム28-80mmF4-5.6(D) | 2001 |
7 |
0.4m | ADI | |
AFズーム28-80mmF4-5.6Ⅱ | 1997 |
10 |
0.38m | ||
AFズーム28-80mm xi F4-5.6 | 1993 |
7 |
0.38m | ||
AFズーム28-85mmF3.5-4.5ニュー | 1992 |
10 |
0.25m | ||
AFズーム28-85mmF3.5-4.5 | 1985 |
10 |
0.25m | ||
AFズーム28-100mmF3.5-5.6(D) | 2003 |
8 |
0.48m | ADI | |
AFズーム28-105mmF3.5-4.5ニュー | 1997 |
10 |
0.5m | ||
AFズーム28-105mmF3.5-4.5 | 1994 |
10 |
0.5m | ||
AFズーム28-105mm xi F3.5-4.5 | 1991 |
10 |
0.5m | ||
AFズーム28-135mmF4-4.5 | 1985 |
13 |
0.25m | ||
AFズーム35-70mmF3.5-4.5 | 1993 |
7 |
0.5m | ||
AFズーム35-70mmF4 | 1985 |
6 |
0.303m | ||
AFズーム35-80mmF4-5.6Ⅱ | 1999 |
8 |
0.38m | ||
AFズーム35-80mmF4-5.6パワーズーム | 1991 |
8 |
0.5m | ||
AFズーム35-80mmF4-5.6 | 1988 |
8 |
0.5m | ||
AFズーム35-105mmF3.5-4.5ニュー | 1988 |
10 |
0.41m | ||
AFズーム35-105mmF3.5-4.5 | 1988 |
12 |
0.402m | ||
AFズーム35-200mm xi F4.5-5.6 | 1991 |
15 |
0.5m | ||
AFアポテレズーム70-200mm F2.8G(D)SSM | 2003 |
16 |
1.2m | ||
AFズーム70-210 F4.5-5.6 II | 1999 |
10 |
1.1m | ||
AFズーム70-210 F4.5-5.6 | 1993 |
10 |
1.1m | ||
AFズーム70-210mm F3.5-4.5 | 1988 |
12 |
1.1m | ||
AFズーム70-210mm F4 | 1985 |
9 |
1.1m | ||
AFズーム75-300mm F4.5-5.6(D) | 2001 |
10 |
1.5m | ADI | |
AFズーム75-300mm F4.5-5.6Ⅱ | 1999 |
10 |
1.5m | ||
AFズーム75-300mm F4.5-5.6ニュー | 1995 |
10 |
1.5m | ||
AFズーム75-300mm F4.5-5.6 | 1986 |
11 |
1.5m | ||
ハイスピードAFアポテレズーム80-200mmF2.8G | 1993 |
13 |
1.8m | ||
AFズーム80-200mm F2.8 APO | 1987 |
13 |
1.8m | ||
AFズーム80-200mm xi F4.5-5.6 | 1991 |
9 |
1.5m | ||
AFズーム80-200mm F4.5-5.6 | 1988 |
9 |
1.5m | ||
AFズーム100-200mm F4.5 | 1987 |
7 |
1.9m | ||
AFアポテレズーム100-300mm F4.5-5.6(D) | 2000 |
10 |
1.5m | ADI | |
AFアポテレズーム100-300mm F4.5-5.6 | 1993 |
10 |
1.5m | ||
AFズーム100-300mm xi F4.5-5.6 | 1991 |
9 |
1.5m | ||
AFズーム100-300mm F4.5-5.6 | 1988 |
9 |
1.5m | ||
AFアポテレズーム100-400mmF4.5-6.7 | 1995 |
11 |
2m |
ソニー・α シリーズ / Aマウント カメラ
概要
2006
ソニーに
イメージカラーは
互換 性
ミノルタ・コニカミノルタ
サードパーティ
光学 ファインダー搭載 ソニーα シリーズ
α 100(2006年 6月9日 発売 ) - コニカミノルタ時代 のα Sweet DIGITALの後継 機 でソニーα の第 一 弾 となるモデルである。CCDは1020万 画素 のAPS-CサイズスーパーHAD。コニカミノルタの技術 が大幅 に受 け継 がれており、メニューなどはほぼα Sweet DIGITALと同一 のものが搭載 されている。また、コニカミノルタが開発 したCCDシフト方式 の手 ぶれ補正 機構 をボディに内蔵 しており、すべてのレンズで手 ぶれ補正 機構 の恩恵 を受 けられる。またローパスフィルターに静電気 対策 を施 したコーティングを行 った上 で、手 ぶれ補正 機構 を動作 させることによって埃 を落 とすという「アンチダストシステム」も実現 させている。このほこり対策 はペンタックスも同様 の機構 を搭載 して追随 している[注釈 12]。
α 700(2007年 11月9日 発売 ) - APS-Cサイズ、1224万 画素 CMOSセンサー「Exmor」を搭載 した。前 機種 のソニーα 100が入門 機 だったのに対 しハイアマチュア機 と位置 づけられ、コニカミノルタα -7DIGITALの後継 機 といえる。ノイズ軽減 、マルチポイント位相 差 AFによる高 精度 ・高速 オートフォーカス機能 を搭載 。CMOSシフト方式 の手 ぶれ補正 機構 、アンチダスト機能 を採用 し、ミノルタ/コニカミノルタ製 α レンズでも問題 なく動作 する。防塵 防 滴 モデルである。画像 処理 エンジン「BIONZ」も新 開発 の物 に変 わり、Dレンジオプティマイザーの改良 も施 した。またデジタル一 眼 レフカメラとしては初 めてとなる16:9サイズでの撮影 が可能 となり、HDMI端子 を搭載 することでソニー製 液晶 テレビBRAVIAとの連携 も可能 とした。シャッター音 もソニーのオーディオ事業 部 とのコラボレーションによるものとなった。メニューは刷新 されDSC-D770 Cyber-shot Proベースの物 が使 われている(下位 機種 も同様 )。2009年 7月 14日 、生産 完了 を発表 。
α 200(2008年 2月 15日 発売 ) - ソニーα 100の後継 機 。ソニーα 700と同等 のシステムを一部 使用 しているため、オートフォーカス速度 や手 ぶれ補正 機構 、ノイズ、メニューの操作性 、ISO値 等 を改善 しながらも低 価格 に抑 えている。CCDは1020万 画素 のAPS-CサイズスーパーHAD。USBを使 いソニー製 液晶 テレビに接続 できる「ブラビア プレミアムフォト」にも対応 している。
α 350(2008年 3月7日 発売 ) -入門 機 。外観 はソニーα 200と非常 に似 ており一部 スペックも同 じだが、ライブビューを搭載 し、背面 モニターの向 きを上下 に振 れるのが特徴 である。他社 のライブビューと違 い専用 のCCDを搭載 しており従来 通 りのオートフォーカスシステムを使用 できる上 、撮影 時 以外 でミラーを上 げる必要 がないため、光学 ファインダーを覗 いた時 と同 じタイミングで撮影 することが可能 である。CCDは1420万 画素 のAPS-CサイズスーパーHAD。その他 のソニーα 200との違 いとして、連 写 速度 がソニーα 200の秒 3コマに対 し光学 時 秒 2.5コマ、ライブビュー時 秒 2コマということが挙 げられる。2008年 5月 にソニースタイルで限定 200台 のレンズキットモデルのカラーバリエーション、シルキーゴールドが発売 された。レンズキットに含 まれる標準 レンズも同色 に合 わせられる。
α 300(2008年 7月 7日 日本 発売 ) - ソニーα 200にライブビューを搭載 したモデル。発表 当初 は日本 国内 では市場 に投入 されなかった。CCDは1020万 画素 のAPS-CサイズスーパーHAD。ソニーα 350で限定 発売 されたカラーバリエーション、シルキーゴールドのレンズキットが発売 当初 から用意 された。レンズキットに含 まれる標準 レンズも同色 に合 わせられる。
α 900(2008年 10月23日 発売 ) - 「α の最高峰 」の名 の下 、ハイアマチュア層 向 けに造 られた機体 。2007年 PMA07にミドルレンジ機 (後 のソニーα 700)と同時 にモックアップとして初 御目見 えしていたが、発表 当時 は外見 と手 ぶれ補正 機構 を搭載 すること以外 全 く不明 であったため「イメージセンサーがフルサイズかどうか?」という話題 が持 ちきりだった[要 出典 ]。そして噂 通 り2008年 PMA08で35mmフルサイズ2481万 画素 (有効 2460万 画素 )CMOSセンサー「Exmor」を採用 し、2008年 中 に発売 すると表明 。9月10日 には正式 にDSLR-A900として発表 された。ファインダー視野 率 約 100%の達成 と倍率 約 0.74倍 を実現 する大型 ガラスペンタプリズムを採用 しているため、ペンタ部分 が尖 っているのが特徴 的 である。またα シリーズとしては初 めてレンズごとに合 焦 位置 を前後 に微 調整 できる機能 や、さまざまな機能 の設定 効果 を撮影 前 に液晶 モニターで確認 できるインテリジェントプレビュー機能 が搭載 されている[注釈 13]。BIONZプロセッサを2個 搭載 したDual BIONZシステムを採用 し、CFカードとメモリースティックDuoを同時 に使用 可能 。cRAW形式 で毎秒 5コマを2.5秒間 撮影 可能 。後継 機 は実像 ファインダーを備 えなかったことから、実質 的 にα 7Digitalの設計 を継承 する最後 のモデルとなる。2011年 10月3日 に国内 向 け生産 が完了 したことを発表 。
α 230(2009年 6月25日 発売 ) - ソニーα 200の後継 機 。ボディ・レンズともに軽量 化 が図 られており、サイズも一 回 り小 さくなった。記録 できるメディアが従来 のCFから、SDHC/SDメモリーカードとメモリースティックデュオになった。その他 に、グリップの形状 や液晶 モニターの可動 域 が大 きくなっている。ライブビューは搭載 しないが他 の2機種 と比 べファインダーの倍率 が高 い。液晶 モニターは固定 。奥行 きもソニーα 350/ソニーα 330より約 3.9mm薄 い。明 るさセンサーは搭載 していない。CCDは1020万 画素 のAPS-CサイズスーパーHAD。シリーズ中 最 軽量 の機種 となっている。
α 330(2009年 6月25日 発売 ) - ソニーα 300の後継 機 。ソニーα 230と同様 、ボディ・レンズの軽量 化 、メモリーデュオへの対応 、グリップの形状 やモニターの仕様 の変更 があった。有効 画素 数 1020万 画素 のAPS-CサイズCCDセンサーを搭載 する。レンズキットにα シリーズとしては初 めてノーブルブラウンのカラーバリエーションが追加 された。レンズキットに含 まれる標準 レンズも同色 に合 わせられる。ソニーα 380と異 なり、ラバー部分 の表面 処理 がカーボン模様 となっている。
α 380(2009年 6月25日 発売 ) - ソニーα 350の後継 機 。ソニーα 230と同様 、ボディ・レンズの軽量 化 、メモリーデュオへの対応 、グリップの形状 やモニターの仕様 の変更 があった。有効 画素 数 1420万 画素 に引 き上 げられ、ラバー部分 の表面 処理 が革 のような形状 になっている以外 はソニーα 330と同様 。
α 500(日本 未 発売 ) -有効 画素 数 1230万 画素 のAPS-Cサイズ「Exmor」CMOSセンサーを採用 。背中 面 の液晶 モニターは上下 可動 式 の3型 。デザインはソニーα 300を踏襲 しており、ソニーα 330/ソニーα 380と違 い従来 通 りのグリップとなっている。他 の第 3世代 と同様 にメモリースティックデュオとSDHC/SDメモリーカードの両 対応 となっている。
α 550(2009年 9月29日 発売 ) - ソニーα 380などの上位 機種 として位置 づけられる。販売 中 のAPS-Cサイズのモデルの中 では最高 機種 となっており、1420万 画素 「Exmor」CMOSセンサー、「BIONZ」画像 処理 エンジンを搭載 し、ノイズ低減 を図 りISO12800まで対応 した。HDR画像 を自動 で撮影 ・合成 する「オートHDR」が新 たに搭載 された。「オートHDR」では、画像 のずれ補正 にも対応 している。写真 の暗 い部分 を自動 で補正 する「Dレンジオプティマイザー」では、「オート」モードや連 写 機能 が設定 された。また、ライブビュー時 に画面 を拡大 してマニュアルフォーカス撮影 でピント合 わせを補助 する「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」も新 たに搭載 された。連 写 機能 については、ファインダー使用 時 で約 5コマ/秒 、ライブビュー使用 時 で約 4コマ/秒 まで対応 し、ピントと露出 を1コマ目 の設定 に固定 する「速度 優先 連続 撮影 」を新 たに搭載 して約 7コマ/秒 まで対応 した。液晶 は3.0型 バリアングル液晶 を搭載 し、ソニーα 380/ソニーα 330/ソニーα 230と比 べて色 域 ・コントラスト・反射 防止 ともに改善 されている。またノイズが低減 された。
α 450(日本 未 発売 ) - ソニーα 550の廉価 版 。クイックAFライブビューが省略 され、LCDが固定 になっている。
α 850(日本 未 発売 ) - ソニーα 900の廉価 版 。2460万 画素 フルサイズ「Exmor」CMOS。BIONZプロセッサを1個 搭載 。α 560(日本 未 発売 ) - ソニーα 33と同 じセンサーを採用 した従来 タイプの一眼 レフカメラ。
α 580(日本 未 発売 ) - ソニーα 55と同 じセンサーを採用 した従来 タイプの一眼 レフカメラ。
トランスルーセント・ミラーテクノロジー搭載 ソニーα シリーズ
トランスルーセントミラーは
α 55 (SLT-A55V)(2010年 8月 25日 発売 ) -α のメインストリームに位置 づけられ[16]、最大 毎秒 AF追従 10コマという当時 の高級 機 を凌 ぐ高速 連 写 機能 を中級 機 以下 の価格 で実現 し、ベストセラーとなった[17]。新 開発 の有効 約 1620万 画素 「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサー、電子 ビューファインダー、GPSを搭載 。メニューが刷新 され、Cyber-shot F828ベースになった。
α 33(2010年 8月 25日 発売 ) - ソニーα 55の廉価 版 。有効 画素 数 が1420万 画素 に減少 、連 写 能力 が最大 毎秒 7コマに減少 、GPSが省略 という違 いがある。
α 35(日本 未 発売 ) - ソニーα 33の後継 機種 。有効 約 1620万 画素 に増加 したが、LCDが固定 になった。また、最大 毎秒 7コマの連 写 は中央 800万 画素 のクロップに限定 されている。全 画素 では最大 毎秒 5.5コマ。
α 77(2011年 10月14日 発売 ) - ソニーα 700の後継 機種 とされるが実際 は1年 前 に発売 されたα 55のブラッシュアップ機 である。最大 毎秒 12コマの高速 連 写 が可能 。新 開発 の有効 約 2430万 画素 「Exmor」APS HD CMOSセンサー、有機 ELを採用 したファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載 。AVCHD形式 の1920x1080/60p・24pのフルハイビジョン動画 撮影 も可能 。
α 65(2012年 1月 27日 発売 ) - ソニーα 77の廉価 版 。連 写 能力 が最大 毎秒 10コマに減少 、3軸 チルト液晶 モニターがバリアングルチルト可動 式 モニターに変更 という違 いがある。
α 57(2012年 4月 27日 発売 ) -ソニーα 55の後継 機 。有効 約 1610万 画素 。「テレコン連続 撮影 優先 AEモード」時 に、最大 毎秒 約 13コマの高速 連 写 が可能 (全 画素 有効 時 毎秒 10コマ)。動画 撮影 能力 はα 99と同等 。
α 37(2012年 6月15日 発売 ) -ソニーα 35の後継 機 。有効 約 1610万 画素 。「テレコン連続 撮影 優先 AEモード」時 に、最大 毎秒 約 7コマの連 写 が可能 。
α 99(2012年 10月26日 発売 ) - ソニーα 900の後継 機種 だが、Aマウントであること・イメージセンサーのサイズ以外 共通 点 はない。最大 毎秒 6コマの高速 連 写 が可能 (最大 連続 撮影 枚数 はα 900同様 25枚 だがSD USH-Iに対応 し25枚 を超 えた後 の記録 時間 の低下 は少 ない)。新 開発 の超 高 感度 有効 約 2430万 画素 「Exmor」35mmフルサイズ HD CMOSセンサー(α 900に対 して集 光 率 1.5倍 、ダイナミックレンジ・S/N比率 は2倍 )、有機 ELを採用 したファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」、クロスセンサーを11点 配置 した19点 位相 差 AFセンサーに加 え、イメージセンサー上 に位相 差 AFセンサーを埋 めこんだ102点 像 面 位相 差 センサー・デュアルAFを搭載 。AVCHD形式 の1920x1080/60p・24pのフルハイビジョン動画 撮影 も可能 (動画 撮影 中 のAFもデュアルAFにより追従 し続 ける)。アクセサリーシューにハンディカムと共通 のマルチインターフェースシューを採用 。α 57以降 削除 されたGPS機能 が復活 。その他 、過去 モデルに搭載 された機能 ・カメラ内 アプリは全 て盛 り込 まれ、デュアルコアBIONZプロセッサに画像 処理 の前 処理 を行 うフロントエンドLSIを搭載 、ノイズリダクション処理 等 の処理 にかかる時間 を短縮 している。USB端子 がサイバーショット時代 のmini B端子 に戻 されている(それまでの最新 モデルはmicro USB端子 )。データ信号 と映像 信号 は明確 に分離 され、映像 はmini HDMI、データはmini USBで通信 を行 う(PCに接続 する事 でリモートコマンダー的 な操作 やタイムラプス撮影 が行 える)。HDMI信号 はファームウエアアップデートにより常時 同時 出力 が可能 となっており、外部 のHDMIレコーダー・クリップオンモニターに対応 する。オーディオ入出力 等 は本体 側面 の端子 以外 にマルチインターフェースシュー経由 で行 う事 も可能 (オートロックシュー変換 アダプタ同 梱 によりミノルタ時代 のストロボも装着 可 )。Aマウントシリーズ最 上位 モデルとして細部 に拘 っており、防塵 防 滴 設計 、全 ての開閉 部 にヒンジを設 けるなど配慮 されている。地域 によってGPS内蔵 モデルSLT-A99V、GPS非 搭載 モデルSLT-A99の2種類 がある。
α 58(2013年 8月 9日 発売 ) -ソニーα 57の後継 機 。有効 約 2010万 画素 、ソニーα 65同様 の有機 ELファインダーを採用 や、AF性能 など向上 したが、連続 撮影 が約 5コマ/秒 (テレコン連続 撮影 優先 時 最高 約 8コマ/秒 )、液晶 画面 が2.7インチ46万 ドット、マウントのプラスチック素材 化 、動画 撮影 機能 からプログレッシブ記録 が削除 されるなど劣化 した点 も見 られる。ソニーα 99同様 マルチインターフェースシューを採用 。
α 77 II(2014年 6月6日 発売 ) - ソニーα 77の後継 機 。世界 最多 となる79点 位相 差 AFセンサーを搭載 し、画像 処理 には従来 比 で3倍 の高速 処理 を行 うBIONZ Xを採用 。またAマウント機 で初 めてNFCとWi-Fiを搭載 している。有効 約 2430万 画素 「Exmor」APS HD CMOSセンサー、有機 ELを採用 したファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載 。AVCHD形式 の1920x1080/60p・24pのフルハイビジョン動画 撮影 も可能 。2014年 12月のアップデートで、XAVC S記録 にも対応 した。
ソニー・α シリーズ / Eマウント
概要
2010
Eマウントカメラは、Aマウントカメラに
Aマウントレンズもマウントアダプター「LA-EA5(
また、
Eマウント APS-Cセンサー機
NEXシリーズ
ソニー
ILCEシリーズ
2013
α 3000 (ILCE-3000)(2013年 9月 20日 発売 、日本 未 発売 ) - 2040万 画素 のExmor APS HD CMOSセンサー(BIONZ)、コントラストAF搭載 。ISO感度 (静止 画 )ISO100-16000、連続 撮影 速度 最高 約 3.5コマ/秒 [25]。α 3500 (ILCE-3500)(2014年 3月24日 発表 、日本 未 発売 ) -前述 のα 3000とボディ性能 に変更 点 はなく、主 にオーストラリア、メキシコ、ロシア、東 ヨーロッパ、中東 、アフリカにてバッジネームが変更 されたモデル。付属 するキットレンズに違 いがあり、α 3000では18-55mm f3.5-5.6 OSSだったものが、α 3500では18-50mm f4-5.6(日本 未 発売 )に差 し替 えられ、α 3000よりも2割 ほど廉価 な価格 構成 で展開 した[26]。
α 5000 (ILCE-5000)(2014年 2月 7日 発売 ) - NEX-3Nの後継 。2040万 画素 のExmor APS HD CMOSセンサー、コントラストAF搭載 。ISO感度 (静止 画 )ISO100-16000、連続 撮影 速度 最高 約 3.5コマ/秒 。画像 処理 エンジンがBIONZ Xになり、ディテールリプロダクション技術 によりリアリティが向上 した。WiFiに加 えNFCも搭載 し、PlayMemories Camera Appsにも対応 する。α 5100 (ILCE-5100)(2014年 9月5日 発売 ) - NEX-5Tの後継 。2430万 画素 のExmor APS HD CMOSセンサー、α 6000同様 の179点 位相 差 AFと25点 のコントラストAFによるファストハイブリッドAF、ISO感度 (静止 画 )ISO100-25600、連続 撮影 速度 最高 6コマ/秒 。モニターは、タッチ対応 の180度 チルト可動 式 。動画 記録 フォーマットは従来 のAVCHD、MP4に加 えXAVC Sが追加 された。PlayMemories Camera Appsにも対応 。なお、スマートアクセサリーターミナルか割愛 されたため、これによりNEX-5時代 から続 いたスマートアクセサリーターミナル搭載 機 が姿 を消 した。
α 6000 (ILCE-6000)(2014年 3月14日 発売 ) - NEX-6とNEX-7を統合 した後継 機 。2470万 画素 のExmor APS HD CMOSセンサー。ISO感度 は静止 画 でISO100-25600(動画 はISO100-12800)、連続 撮影 速度 最高 約 11コマ/秒 。ファストハイブリッドAFの位相 差 センサーの数 もNEX-6の99点 から179点 に増加 し、ほぼ全面 で位相 差 AFが使用 可能 になったと同時 にAF合 焦 速度 0.06秒 を誇 る。コントロールダイヤルはNEX-7を踏襲 しつつ、左側 をモード切替 ダイヤルに変更 。有機 ELファインダーも搭載 するが、ドット数 がNEX-7および6の236万 ドット(XGA相当 )から144万 ドット(SVGA相当 )にダウンしている。PlayMemories Camera Appsにも対応 。2015年 6月16日 のファームウェアアップデートで、XAVC S撮影 にも対応 した。また、2016年 12月2日 には新 色 としてグラファイトグレーが追加 されている(ボディのみの販売 )。α 6300 (ILCE-6300)(2016年 3月11日 発売 ) -α 6000の後継 かつ上位 機種 。外観 はほぼ継承 しているがボディ素材 にマグネシウムを採用 。新型 のExmor APS HD CMOSセンサーやイメージプロセッサが搭載 され、ファストハイブリッドAFの位相 差 センサーの数 が179点 から425点 に増加 (コントラスト方式 でも25点 から169点 に増加 )、さらにAF合 焦 速度 も0.05秒 と世界 最速 を更新 した。ISO感度 も静止 画 ・動画 共 にISO100-25600となり、静止 画 の場合 は拡張 ISO51200まで対応 する。動画 撮影 はXAVC S 4Kが可能 となり、最高 30p/100Mbpsでの4K撮影 ができるようになった。そのほかに有機 ELファインダーは236万 ドットに変更 され、電子 水準 器 、サイレントシャッター機能 を搭載 する。また、静止 画 撮影 における省 電力 化 に成功 し、同型 のバッテリーを使用 しても15%程度 撮影 可能 枚数 が増 えるなど細 かな改善 も見 られる。2019年 1月 生産 終了 。α 6500(ILCE-6500)(2016年 12月2日 発売 ) -α 6300の後継 かつ上位 機種 。EマウントのAPS-Cセンサー搭載 機 で初 めてボディ内蔵 手 ブレ防止 機能 を搭載 し、5軸 手 ブレ補正 を実現 した(マウントアダプターでAマウントレンズ装着 時 も対応 )。使用 センサー及 び画素 数 はα 6300と同 じだが、新 しいフロントエンドLSIや大 容量 バッファメモリの採用 で最大 307コマまでの連 写 が可能 になった。最高 連 写 速度 はHI+モードで11コマ/秒 。4D FOCUSを司 る世界 最多 の425点 位相 差 AFセンサー及 びコントラストAFセンサーを画面 のほぼ全域 に配置 し、世界 最速 0.05秒 のAF速度 を実現 した。また、液晶 パネルはα 6000シリーズで初 めてタッチパネル搭載 になり、240万 画素 のOLED Tru-Finder使用 時 にドラッグでAFポイントの移動 が可能 になった。2019年 生産 終了 。α 6400(ILCE-6400)(2019年 2月 22日 発売 )[27] -α 6300の後継 で、α 6500・α 6000・α 5100は併売 。BIONZ Xがα 9やα 7R IIIと同 じ新 世代 になり、フルサイズα に搭載 されている動体 予測 アルゴリズムを搭載 かつ最適 化 することで、世界 最速 の0.02秒 AFを実現 した。AF-Sモード時 のAF検出 輝度 範囲 の下限 値 としてEV-2を実現 し、暗 いシーンでもフォーカスが合 いやすくなった。α 9に搭載 されているAIによる物体 認識 を含 む最新 のアルゴリズムも最適 化 されて搭載 し、リアルタイム瞳 AF機能 の精度 ・速度 も向上 した。6000系 では初 めて180度 チルト可動 式 液晶 モニターを搭載 し、α 6500同様 OLED Tru-Finderでの撮影 時 のタッチパッド機能 も搭載 されている。α 6600(ILCE-6600)(2019年 11月1日 発売 )[28] -α 6500の後継 で、α 6400とα 6000は併売 。α 6400同様 、最新 世代 のBIONZ Xを搭載 し、常用 ISO感度 が100~32000まで対応 可能 になった。処理 速度 も6500に比 べ約 1.8倍 高速 化 されている。バッテリーがZバッテリーに変更 になりEVFで720枚 、液晶 使用 時 で810枚 のロングバッテリーライフを実現 。また、α 6000シリーズで初 のリアルタイム瞳 AFを搭載 した(6600は動画 撮影 時 も対応 )。α 6500が終 売 となるため、α 6000シリーズでは唯一 のボディ内 手 ブレ補正 搭載 機 となる[29]。α 6100(ILCE-6100)(2019年 10月25日 発売 )[28] -α 6000の後継 で、11月発売 のα 6600の下位 機 。α 6400とα 6000は併売 。α 5100は終 売 [29]となるため、日本 でのα のAPS-C機 はα 6000シリーズのみとなる。α 6000と比 べ、液晶 が180度 チルトのタッチ対応 モニターになったこと、静止 画 撮影 時 のリアルタイム瞳 AFに対応 したことが大 きな違 いとなる。2021年 12月23日 に生産 完了 [30]。α 6700(ILCE-6700)(2023年 7月 28日 発売 ) - 2600万 画素 の裏面 照射 型 CMOSセンサーを搭載 。α 6600と比 べ、AIプロセッシングユニットを搭載 しより高 精度 な被写体 認識 が可能 になったこと、液晶 がバリアングルタッチ対応 モニターになったこと、4K 120pハイフレームレート動画 記録 に対応 したことが大 きな違 いとなる。画像 処理 エンジンがBIONZ XRになったことで、処理 速度 も6600に比 べ約 8倍 高速 化 されており、メニュー画面 などが刷新 されている。
QXシリーズ(レンズスタイルカメラ)
- ソニーQX1 (ILCE-QX1)(2014
年 10月 10日 発売 ) - ファインダーや液晶 パネルは搭載 せずにスマートフォンやタブレットとNFC・Wi-Fi接続 して使用 する「レンズスタイルカメラ」と共通 するコンセプトのモデル。鏡 胴 には“α ”のロゴが印字 されている。α 3500(日本 未 発売 )同様 の2010万 画素 のExmor APS HD CMOSセンサー、コントラストAF搭載 。ISO感度 (静止 画 )ISO100-16000、連続 撮影 速度 最高 約 3.5コマ/秒 。
VLOGCAMシリーズ
- ZV-E10(2023
年 5月 26日 )[3] - 「Vlog」用途 に特 化 した「VLOGCAM」シリーズの第 二 弾 である。ファインダーを廃 し、バリアングル液晶 を搭載 。シャッターボタンにあった電源 ボタンはスイッチ方式 になり本体 天面 に移動 、代 わりにズームレバーが採用 された。また、動画 に特 化 しているため、指向 性 3カプセルマイクを搭載 、ウインドスクリーンが付属 される。初心者 でも扱 いやすいように「背景 ぼけ切 り換 え」といった機能 や、ワンオペでの撮影 が行 いやすいように「商品 レビュー用 設定 」といった機能 もある。[31]
Eマウント フルサイズセンサー機
2013
α 7シリーズ(標準 モデル)
α 7 (ILCE-7)(2013年 11月15日 発売 ) -世界 初 のフルサイズミラーレスカメラ。有効 約 2430万 画素 フルサイズExmor CMOSセンサーを搭載 。α 99比 約 3倍 高速 化 されたBIONZ Xを搭載 し、位相 差 AFとコントラストAFを組 み合 わせたファストハイブリッドAFに対応 した。約 236万 ドットのXGA OLED Tru-Finderを搭載 。2020年 9月 販売 終了 。α 7 II (ILCE-7M2)(2014年 12月5日 発売 ) -α 7の後継 機 。Eマウント機 で初 めてかつフルサイズ機 では世界 初 のセンサーシフト式 5軸 手 ブレ補正 が搭載 され、殆 どのレンズ(Aマウントアダプタ+Aマウントレンズ使用 時 も含 む)で最高 4.5段 分 の手 ブレ補正 が使用 可能 になった。イメージセンサー、画像 処理 エンジンはα 7と同様 であるが、α 7S同様 最大 ビットレート50MbpsでのXAVC SによるフルHD動画 記録 ・フルHDでの非 圧縮 (4:2:2、8bit)の全 画素 読出 し動画 出力 に対応 。ファストハイブリッドAFも、AFアルゴリズム見直 しによりα 7に比 べて30%レスポンスが向上 した。α 7 III (ILCE-7M3) (2018年 3月23日 発売 )[33] -α 7 IIの後継 機 (α 7 IIは併売 )。センサーシフト式 5軸 手 ブレ補正 はα 7 IIと比 べて0.5段 分 上昇 し、5.0段 分 の補正 効果 を実現 した。センサーは新 開発 の有効 約 2420万 画素 裏面 照射 型 Exmor R CMOSセンサーと新 世代 BIONZ Xの組 み合 わせに変更 され、常用 ISO感度 最高 51200にアップ、「4D FOCUS」に対応 、瞳 AFはAF-Cでも利用 可能 になった。シャッターユニットが変更 されたことによりメカシャッターでのAF/AE追従 最高 約 10コマ/秒 の高速 連 写 に対応 し、サイレント撮影 にも対応 した。動画 記録 では新 たに4Kに対応 し、HLG(ハイブリッドログガンマ)による4K HDR撮影 にも対応 した。ファインダーは新 たにT*コーティングを採用 し映 り込 みを減 らしている。α 7 IV (ILCE-7M4) (2021年 12月17日 発売 )[34] -α 7 IIIの後継 機 (α 7 IIとα 7 IIIも併売 )。センサーシフト式 5軸 手 ブレ補正 はα 7 IIIから更 に0.5段 分 上昇 し、約 5.5段 分 の補正 効果 を実現 した。ボディは第 四 世代 となり、新 開発 の有効 約 3300万 画素 の35mmフルサイズ裏面 照射 型 CMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載 し、α 1やα 7S IIIに搭載 されている従来 比 最大 約 8倍 の高速 処理 が可能 な画像 処理 エンジンBIONZ XRが搭載 され、露出 補正 ダイヤルは自由 に機能 を割 り当 てられるダイヤルに置 き換 えられ、静止 画 /動画 /S&Q切 り替 えダイヤルを新 たに搭載 。液晶 はバリアングルを採用 。また動画 はスーパー35mmで4K60pが撮影 できるようになり、アクティブモードも搭載 。ハイブリッド機 として更 なる進化 を遂 げた。
α 7Rシリーズ(高 画素 モデル)
α 7R (ILCE-7R)(2013年 11月15日 発売 ) - Eマウントのフルサイズ機 で、同日 発売 のα 7の派生 機 、高 画素 高 解像度 モデル。"R"はResolutionのRである。有効 約 3640万 画素 のフルサイズExmor CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載 。NFC・Wi-Fiも搭載 し、PlayMemories Camera Appsにも対応 する。画像 処理 には、従来 比 で3倍 の高速 処理 を行 うBIONZ Xを採用 した。2017年 10月 生産 終了 。
α 7R II (ILCE-7RM2)(2015年 8月 7日 発売 ) -α 7Rの後継 機 。世界 初 となる4240万 画素 ・最大 ISO102400の裏面 照射 型 フルサイズExmor R CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載 。α 7 IIと同様 にセンサーシフト式 5軸 手 ブレ補正 を搭載 し、新 たに4K/30p動画 撮影 がα シリーズ単体 でできるようになったほか、α 7Sと同様 フルHD・4Kで非 圧縮 (4:2:2、8bit)の全 画素 読出 し動画 出力 に対応 。また、α 7Rでは搭載 されなかったハイブリッドAFも搭載 され、399点 の位相 差 検出 AFでα 7Rに比 べ40%AFスピードが短縮 された。内蔵 EVFにはZEISS T*コーティングを施 している。2015年 10月 19日 のアップデートでα 7S IIと同 じく、14ビット非 圧縮 RAWフォーマット記録 に対応 した。2016年 カメラグランプリ大賞 受賞 。α 7R III (ILCE-7RM3)(2017年 11月25日 発売 ) -α 7R IIの後継 機 (α 7R IIは併売 、α 7Rは終 売 )。画像 処理 システムのBIONZ Xは新 世代 になり、画像 処理 をサポートするフロントエンドLSIも搭載 したことで広 いダイナミックレンジを実現 。約 4,240万 画素 に加 えシャッターチャージユニットに最新 型 を採用 したことにより、AF/AE追従 で最高 約 10コマ/秒 の高速 連 写 (サイレントモード含 む)も可能 になった。常用 感度 は最高 でISO32000までアップ、使用 頻度 の高 い中 感度 域 では約 一段 分 のノイズ低減 を実現 。光学 式 5軸 ボディ内 手 ブレ補正 も5.5段 になり、フォーカスはα 9同様 「4D FOCUS」に対応 。瞳 AFの追従 性能 も、約 2倍 に向上 した。新 たにフリッカーレス撮影 に対応 。α で唯 一 手 ぶれ補正 ユニットを1コマずつシフトさせることにより約 1億 6960万 画素 分 の膨大 な情報 から、解 像 感 に優 れた1枚 の画像 を生成 することができるピクセルシフトマルチ撮影 に対応 。動画 撮影 面 では、ソニー製 デジタルスチルカメラとして初 めて、撮影 後 にカラーグレーディングを必要 としないインスタントHDRワークフローを実現 するHLG(ハイブリッドログガンマ)方式 による4K HDR撮影 に対応 した。ファインダーは、α 7 IIと比 べて最大 輝度 が約 2倍 になりファインダー倍率 0.78倍 を実現 したQuad-VGA OLED Tru-Finderを搭載 する。USB端子 はUSB micro-Bに加 え新 たにSuperSpeed USB(USB 3.1 Gen1)対応 のUSB Type-C端子 が追加 されている。α 7R IV(ILCE-7RM4)(2019年 9月6日 発売 )[35] -α 7R IIIの後継 機 (α 7R IIおよびα 7R IIIは併売 )。新 開発 の有効 約 6100万 画素 CMOSイメージセンサーと、最新 画像 処理 エンジンBIONZ XとフロントLSIの組 み合 わせにより、ピクセルシフトマルチ撮影 機能 はα 7R IIIの4枚 から16枚 へ画像 生成 枚数 が強化 された。ファインダーもα 7R III比 で約 1.6倍 ・約 576万 ドットのUXGA OLED Tru-Finderになり、AF/AE追従 での最高 約 10コマ/秒 の高速 連 写 に対応 。センサー強化 でダイナミックレンジは低 感度 時 に約 15ストップを実現 、常用 ISO感度 は100から32000まで対応 する。マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースが追加 され、高音 質 のデジタル音声 をカメラにダイレクトに伝送 、録音 が可能 。無線 LANは802.11acに対応 したことにより、PC向 けImaging Edge 2.0によるPCリモート(テザー)撮影 が可能 になった。カメラグランプリ2020大賞 受賞 。α 7R V(ILCE-7RM5)(2022年 11月25日 発売 )[36] -α 7R IVの後継 機 (α 7R IIIおよびα 7R IVは併売 )。有効 約 6100万 画素 CMOSイメージセンサーと、AI処理 に特 化 した新 開発 のAIプロセッシングユニットを搭載 し、高 精度 な被写体 認識 (人 /動物 /鳥 /昆虫 /車 /電車 /飛行機 )が可能 になった。ティルト機構 とバリアングル機構 を組 み合 わせた新 開発 4軸 マルチアングル液晶 モニターを搭載 。ファインダーもα 7R IV比 で約 1.6倍 ・約 944万 ドットの OLED Finderになった。AF/AE追従 での最高 約 10コマ/秒 の高速 連 写 に対応 。5軸 ボディ内 手 ブレ補正 も8段 になり、一部 のレンズを用 いることで協調 手 ぶれ補正 にも対応 。動画 撮影 は、は、4:2:0 10bitで約 30分 の8K 24p動画 に対応 。HDMI Type-A端子 を搭載 。USB PD方式 での高速 充電 に対応 した。メモリーカードは新 たにCFexpress Type Aに対応 し、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応 したデュアルスロットを搭載 した。Rシリーズとしては、はじめてのWebカメラとして使 えるUVC/UACに対応 した。
α 7Sシリーズ(高 感度 モデル)
α 7S (ILCE-7S)(2014年 6月 20日 発売 ) - Eマウント搭載 のフルサイズ機 で、α 7の派生 機 、高 感度 モデル。"S"はSensitivityのSである。最大 ISO409600(静止 画 ・動画 )の1220万 画素 フルサイズExmor CMOSセンサーを搭載 。最大 ビットレート50MbpsでのXAVC Sによるフルハイビジョン動画 撮影 がα シリーズで初 めてできるようになったほか、フルHD・4Kで非 圧縮 (4:2:2、8bit)の全 画素 読出 し動画 出力 を実現 している。ただし、非 圧縮 の全 画素 読出 し動画 出力 によるフルHD・4K動画 記録 には別売 りのHDMIケーブルとレコーダーが必要 。2020年 9月 販売 終了 。
α 7S II (ILCE-7SM2)(2015年 10月16日 発売 ) -α 7Sの後継 機 。α 7 II/7R IIと同様 にセンサーシフト式 5軸 手 ブレ補正 を搭載 し、本体 での4K/30p動画 撮影 、14ビット非 圧縮 RAWフォーマット記録 に対応 した。α 7S/7R IIと同様 フルHD・4Kで非 圧縮 (4:2:2、8bit)の全 画素 読出 し動画 出力 に対応 。またファストインテリジェントAFも従来 の25点 から169点 に増加 し、動画 撮影 時 にα 7Sと比 べて2倍 の高速 AFを実現 。内蔵 EVFにはα 7R IIと同様 にZEISS T*コーティングを施 している。2020年 9月 販売 終了 。
α 7S III (ILCE-7SM3) (2020年 10月9日 発売 )[37] -α 7S IIの後継 機 。新 開発 の有効 約 1210万 画素 フルサイズ裏面 照射 型 Exmor R CMOSセンサーを搭載 し、α 7S同様 の最大 ISO409600を実現 、さらに15+ステップのダイナミックレンジ、All-IntraやH.265を採用 したXAVC HSを使用 した最大 4:2:2 10bit 4K 120p動画 記録 、α 7Sシリーズ初 となるファストハイブリッドAFを搭載 した。また画像 処理 エンジンも刷新 され、従来 のBIONZ X比 最大 8倍 高速 化 されたBIONZ XRが採用 された。ファインダーは過去 最高 の約 944万 ドットとなった。液晶 モニターはα Eマウント機 として初 のバリアングル方式 を採用 。HDMI Type-A端子 を搭載 。USB PD方式 での高速 充電 に対応 した。メモリーカードは新 たにCFexpress Type Aに対応 し、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応 したデュアルスロットを搭載 した。
α 7Cシリーズ(コンパクトモデル)
α 7C(ILCE-7C)(2020年 10月 23日 発売 )[38] - ボディ内 手 ぶれ補正 搭載 フルサイズミラーレスにおいて世界 最小 、最 軽量 を謳 い、新 しいコンセプト"Compact"として発表 された。基本 性能 はα 7IIIとほぼ同等 であるが、シャッターユニットは小型 化 され、動画 撮影 時 におけるリアルタイム瞳 AFに対応 した。α 7SIIIに引 き続 きバリアングル液晶 を搭載 。またα 7シリーズにおいて初 となる新 色 のシルバーを設定 した。α 7C II(ILCE-7CM2)(2023年 10月 13日 発売 ) -α 7Cの後継 機 。新 開発 の有効 約 3300万 画素 の35mmフルサイズ裏面 照射 型 CMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載 し、画像 処理 エンジンBIONZ XRや高 い被写体 認識 エンジンであるAIプロセッシングユニットを搭載 。ボディ内 手 ぶれ補正 は7段 になった。露出 補正 ダイヤルは自由 に機能 を割 り当 てられるダイヤルに置 き換 えられ、静止 画 /動画 /S&Q切 り替 えダイヤルを新 たに搭載 。動画 機能 も改善 しており、Super 35mmにおいて4K 60pの動画 記録 が可能 になった。α 7CR(ILCE-7CR)(2023年 10月 13日 発売 ) -α 7CⅡと同時 に発表 された高 画素 モデル。α 7CⅡと共通 の仕様 だが、有効 約 6100万 画素 の35mmフルサイズ裏面 照射 型 CMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載 している。連続 撮影 速度 は、最高 約 8.0コマ/秒 となっている。動画 機能 も改善 しており、1.2倍 クロップにおいて4K 60p記録 や画素 加算 なし6.2Kオーバーサンプリングによる4K記録 が可能 になった。本体 色 はシルバーとブラックがある。
α 9シリーズ(プロ向 けモデル)
α 9(ILCE-9)(2017年 5月26日 発売 )[39] -積層 化 とメモリーを搭載 して読 み出 し速度 をα 7 II比 で20倍 以上 に高速 化 した2420万 画素 積層 型 CMOSセンサー「Exmor RS」とBIONZ Xの組 み合 わせにより、無音 ・無 振動 で最高 1/32000秒 の電子 式 アンチディストーションシャッターを実現 した。像 面 位相 差 センサーは693点 と大幅 に増 え、AF/AE追従 最高 20コマ/秒 のブラックアウトフリー連続 撮影 も搭載 している。バッテリーは従来 比 で約 2.2倍 の容量 を搭載 した新 タイプ「NP-FZ100」になり、デュアルメディアスロット(片側 はSD/メモリースティック両 対応 、もう片方 はUHS-II対応 SDカードスロット)や有線 LAN端子 も備 えている。また、ファインダーはT*コーティングを施 したQuad-VGA OLED Tru-Finderになり、120Hz 表示 に対応 に加 え肉眼 とファインダー像 での輝度 差 を抑 えている。液晶 画面 はα フルサイズミラーレスで初 めてタッチパネルが採用 された。センサーシフト式 5軸 手 ブレ補正 を搭載 しており、フルサイズ機 では初 めて「4D FOCUS」に対応 した。2018年 のカメラグランプリ大賞 を受賞 した[40]。
α 9 II(ILCE-9M2)(2019年 11月1日 発売 )[41] - イメージセンサーはα 9と同 じだが、メカシャッター時 で最高 約 10コマ/秒 、ブラックアウトフリー時 は最大 20枚 /秒 の連続 撮影 、最大 60回 /秒 の演算 によるAF/AE追従 、最高 1/32000秒 のアンチディストーションシャッターに加 え、フリッカーの影響 を抑 えるフリッカーレス撮影 にも対応 。BIONZ Xもアップグレードし、中 ~高 感度 でのノイズも低減 している。α 7R IV同様 、マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースが追加 されている。また、ファイル転送 が大幅 に強化 され、有線 LANは1000BASE-Tに対応 、無線 LANもIEEE 802.11ac対応 に強化 された。高 いセキュリティーを確保 するFTPSにも対応 。音声 メモ機能 も搭載 され、撮影 したときの状況 等 を音声 で残 し、画像 と音声 を「Imaging Edge」のモバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」で転送 、同時 に音声 を自動 でテキスト化 しIPTCメタ情報 として画像 に埋 め込 めるようになった。α 9 Ⅲ(ILCE-9M3)(2024年 1月 26日 発売 ) [42]- フルサイズミラーレススチルカメラとしては世界 初 となるグローバルシャッター方式 のイメージセンサーを搭載 。ブラックアウトフリー時 は最大 120枚 /秒 の連続 撮影 、最大 120回 /秒 の演算 によるAF/AE追従 、シャッタースピード1/80000秒 (連続 撮影 時 は1/16000秒 )が可能 。グローバルシャッター方式 となったため、ローリングシャッター現象 が起 きず、フリッカーの影響 を受 けない。ソニー製 フラッシュを装着 した際 、シャッタースピード1/80000秒 (連続 撮影 時 は1/16000秒 )までの全 速 でフラッシュを同調 した撮影 が可能 。BIONZ XRを搭載 。AIプロセッシングユニット搭載 により、被写体 認識 の精度 が向上 するだけでなく、動物 や昆虫 、乗 り物 など、より幅広 い被写体 の認識 に対応 。本体 のグリップの構造 の改善 や、マウント側 にファンクションボタンが追加 されている。5軸 ボディ内 手 ブレ補正 も8段 になり、一部 のレンズを用 いることで協調 手 ぶれ補正 にも対応 。メモリーカードは新 たにCFexpress Type Aに対応 し、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応 したデュアルスロットを搭載 した。
α 1シリーズ(フラッグシップモデル)
α 1(ILCE-1) (2021年 3月 19日 発売 )[43] - ソニーα Eマウント機 で初 めてフラッグシップを謳 うモデル。新 開発 有効 約 5010万 画素 メモリー内蔵 フルサイズ積層 型 CMOSイメージセンサー「Exmor RS」と従来 比 8倍 の高速 処理 が可能 な「BIONZ XR」を搭載 し、最大 約 30コマ/秒 のブラックアウトフリー連続 撮影 に対応 、瞳 AFが人物 、動物 に加 え新 たに鳥 にも対応 、世界 最速 フラッシュ同調 1/400のデュアル駆動 シャッター、α シリーズ初 のフルサイズ8.6Kからのオーバーサンプリングによる8K 30p 4:2:0 10bitでの動画 撮影 にも対応 した。
VLOGCAMシリーズ
- VLOGCAM ZV-E1(2023
年 4月 21日 発売 )[44] - 「Vlog」用途 に特 化 した「VLOGCAM」シリーズの第 四 弾 である。399gと光学 式 ボディ内 手 ブレ補正 機構 搭載 のフルサイズミラーレスとしては最 軽量 かつ最小 [45]な動画 撮影 に特 化 したボディにα 7S IIIと同等 の有効 画素 数 約 1210万 画素 のフルフレーム Exmor R CMOS センサーを搭載 し、最大 ISO感度 409600と15+stopのダイナミックレンジを実現 した。無償 で配布 されるアップグレードキーを適用 する事 でα 7S IIIとほぼ同等 の機能 を得 られるが、HDMI出力 によるRAW撮影 には対応 しない。また、α 7S IIIでは対応 していないリアルタイム認識 AFに対応 している。
ソニー・α レンズ
概要
レンズは
Aマウントレンズ
カール・ツァイスレンズを
ミノルタ・α レンズから設計 を受 け継 いだもの
SAL- | レンズ |
ADI |
フィルタ |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SAL16F28 | 2006 |
8 |
0.2m | ||||
20mmF2.8 | SAL20F28 | 2006 |
9 |
0.25m | |||
28mmF2.8 | SAL28F28 | 2006 |
5 |
0.3m | |||
35mmF1.4G | SAL35F14G | 2006 |
8 |
0.3m | |||
50mmF1.4 | SAL50F14 | 2006 |
6 |
0.45m | |||
50mm F2.8マクロ | SAL50M28 | 2006 |
6 |
0.2m | マクロレンズ | ||
プラナー T* 85mm F1.4 ZA | SAL85F14Z | 2006 |
7 |
0.85m | AF85mmF1.4Gの | ||
100mm F2.8マクロ | SAL100M28 | 2006 |
8 |
0.35m | マクロレンズ | ||
135mm F2.8 [T4.5] STF | SAL135F28 | 2006 |
6 |
0.87m | |||
300mm F2.8 G SSM II | SAL300F28G2 | 2012 |
12 |
2m | |||
300mm F2.8 G SSM | SAL300F28G | 2006 |
12 |
2m | AFアポテレ300mm F2.8G(D)SSMの |
Eマウントレンズ
2010
2013
脚注
脚注
- ^ ただし2010
年 4月 以降 はケンコー・トキナーへ移管 された[3]。移管 に伴 い部品 の再 生産 は終了 し、部品 在庫 の払拭 により修理 不能 モデルが発生 したため、2022年 11月15日 をもって、サポートを終了 した。 - ^ ファインダー
内 にLED等 でフォーカス情報 (前 ピン、後 ピン、合 焦 )を表示 する機能 - ^ ニコンF3AFは
巨大 なファインダー+2本 の専用 交換 レンズを使 うことでオートフォーカス機能 を使用 できたが、内容 は特殊 カメラに近 いものであった。 - ^
電源 の関係 上 他 の機種 では使用 できない。 - ^ リーゼントヘッドと
通称 された。 - ^
中央 デュアルクロス9点 12ラインからα -70用 中央 クロス9点 8ライン。 - ^
最高 速 が1/8000秒 から1/4000秒 に、連続 撮影 が4コマ/秒 から3コマ/秒 になっている。 - ^ イメージセンサーシフト
式 で、商標 名 は「アンチシェイク」。 - ^ 「
α マウント」ではなく「Aマウント」と称 していた理由 は、海外 では別 ブランドで展開 していた事情 によるものと思 われる。 - ^ ミノルタ
α -9はそれ以前 に発売 されているが、カスタムサービスで対応 化 改造 が可能 。 - ^
対策 としてはレンズフードを付 ける、2段 または3段 分 のND(減 光 )フィルターを使 うなどがある。状況 によっては、C-PL(円 偏向 )フィルターも有効 である。 - ^ フォーサーズ
各社 、キヤノン、ニコンは超 音波 振動 を使 ってゴミ取 り機構 を実現 させている。 - ^ ライブビューではないが、サブセンサーを
使 う他 モデルと違 いメインセンサーの映像 を使 ってシミュレートするため、プレビュー結果 と実際 の撮影 結果 はほぼ一致 する。 - ^ LA-EA1とLA-EA2はファームウェアアップデートでオートフォーカスの
駆動 を実装 した。 - ^
初 のフルサイズEマウント搭載 機 は正確 には2012年 にハンディカムブランドで発売 したカムコーダの「NEX-VG900」となる。 - ^ 135STFはオートフォーカスは
効 かない。またマクロキーを備 えたレンズでも焦点 距離 をマクロ側 に移 すとオートフォーカスが機能 しない状態 で本体 のクラッチが切 れていない状態 になるため、手動 でオートフォーカスを解除 する必要 がある。 - ^ SIGMA
社 は自社 「OS機能 」(Optical Stabilizar)搭載 α マウントレンズの開発 を試 みたが、誤動作 が頻発 したため断念 した。TAMRON社 はレンズ内 モーター製品 同一 品種 ラインナップの中 でα マウントのみモーター非 搭載 モデルを主 にラインナップしている。TokinaやCosinaはシェアが低 く売上 の見込 めないAマウントやPENTAX Kマウントから撤退 している。 - ^
最大 の価格 上昇 (率 )は、500mmF8レフレックスレンズの78,000円 から98,000円 の25.6%であり、多 くは1~10数 %程度 の値上 げがされている。ただし、DT18-70mmのように値上 げしていないものもある。
出典
- ^ コニカミノルタフォトイメージング
株式会社 とソニー株式会社 レンズ交換 式 デジタル一 眼 レフカメラの共同 開発 で合意 [1] - ^ カメラ
事業 、フォト事業 の終了 と今後 の計画 について(2006年 1月 19日 )[2] - ^ http://www.konicaminolta.jp/important/100212_01_01.html]
- ^ “
五輪 のカメラに異変 ミラーレスに脚光 、「新興 勢力 」が存在 感 :朝日新聞 デジタル”.朝日新聞 デジタル. 2021年 8月 8日 閲覧 。 - ^
小倉 磐夫 2001, p. 191. - ^
小倉 磐夫 2001, p. 190. - ^ a b
三浦 康 晶 2018, p. 416. - ^
三浦 康 晶 2018, p. 417. - ^ “カメラ
事業 、フォト事業 の終了 と今後 の計画 について | コニカミノルタ”. www.konicaminolta.jp. 2020年 5月 12日 閲覧 。 - ^ “ソニー、
技術 者 などコニカミノルタから約 200人 受 け入 れ”. dc.watch.impress.co.jp. 2020年 5月 12日 閲覧 。 - ^
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- ^ “ソニーのデジタルイメージングの
技術 ・商品 欧州 で権威 のある写真 ・映像 関連 の賞 “TIPA”を受賞 ”. 2011年 10月 4日 閲覧 。 - ^ “ソニー・トランスルーセントミラーの
秘密 に迫 る――「α 55」開発 者 インタビュー”. 2011年 10月 4日 閲覧 。 - ^ “AF
追随 の毎秒 10コマ連 写 ! デジタル一 眼 「α 55」に大 反響 ――ヨドバシに聞 く”. 2011年 10月 4日 閲覧 。 - ^ “
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世界 最速 0.02秒 のAFを実現 する APS-Cセンサー搭載 ミラーレス一 眼 カメラ『α 6400』発売 - ソニー 2019年 1月 16日 ]”. 2019年 1月 16日 閲覧 。 - ^ a b “ボディ
内 手 ブレ補正 や業界 最大 撮影 枚数 約 720枚 のバッテリーライフを小型 ボディに凝縮 AIを活用 した最先端 AF性能 を搭載 APS-Cセンサー搭載 ミラーレス一 眼 カメラ『α 6600』発売 ~手軽 に本格 撮影 を楽 しめる『α 6100』も併 せて2機種 発売 ~ - ソニー 2019年 8月 29日 ]”. 2019年 8月 30日 閲覧 。 - ^ a b “ソニー、ボディ
内 手 ブレ補正 搭載 のAPS-Cミラーレス「α 6600」 - デジカメWatch 2019年 8月 29日 ]”. 2019年 8月 30日 閲覧 。 - ^ ソニー、「
α 7C」「α 6600」を受注 停止 。「α 7 II」「α 6100」は生産 完了 に。部品 供給 の都合 で - ^ “
α (TM)シリーズ初 のレンズ交換 式 Vlogカメラ『VLOGCAM(TM) ZV-E10』発売 | ニュースリリース | ソニー”. ソニー製品 情報 ・ソニーストア. 2021年 7月 29日 閲覧 。 - ^
世界 初 、35mmフルサイズイメージセンサー搭載 ミラーレス一 眼 カメラ『α 7』シリーズを発売 - ソニー プレスリリース 2013年 10月 16日 - ^ ソニーの
最先端 カメラ技術 を凝縮 した“フルサイズミラーレス”ベーシックモデル一瞬 を豊 かな表現 力 で切 り取 る『α 7 III』発売 - ソニー 2018年 2月 27日 - ^ Inc, Sony Marketing (Japan). “
有効 約 3300万 画素 の新 開発 センサー搭載 、静止 画 と動画 の撮影 性能 などを一新 したフルサイズミラーレス一 眼 カメラ『α 7 IV』発売 | ニュースリリース | ソニー”. ソニー製品 情報 ・ソニーストア. 2021年 12月8日 閲覧 。 - ^ “
世界 初 有効 約 6100万 画素 の新 開発 35mmフルサイズCMOSイメージセンサー搭載 α ™(Alpha™)史上 最高 の解 像 性能 と階 調 性 を実現 高性能 AFで最高 約 10コマ/秒 の高速 連 写 が可能 なフルサイズミラーレス一 眼 カメラ『α 7R IV』発売 - ソニー 2019年 7月 17日 ”. 2019年 8月 31日 閲覧 。 - ^ Inc, Sony Marketing (Japan). “
α 7R V | デジタル一 眼 カメラα (アルファ) | ソニー”. ソニー製品 情報 ・ソニーストア. 2022年 12月1日 閲覧 。 - ^ Inc, Sony Marketing(Japan). “
映像 クリエイターの創造 力 を突 き動 かす フルサイズミラーレス一 眼 カメラ『α 7S III』発売 ”. ソニー製品 情報 . 2021年 1月 26日 閲覧 。 - ^ Inc, Sony Marketing(Japan). “
世界 最小 ・最 軽量 システムを実現 するフルサイズミラーレス一 眼 カメラ『α 7C』とズームレンズ発売 ”. ソニー製品 情報 . 2021年 1月 26日 閲覧 。 - ^ 「
光 を捉 え続 ける」革新 的 なシステムにより新 次元 の高速 性能 を実現 新 たな撮影 表現 の可能 性 を広 げる フルサイズミラーレス一 眼 カメラ 『α 9』発売 - ソニー 2017年 4月 21日 - ^
決定 ! カメラグランプリ2018 - ^ “
進化 した高速 通信 性能 で、スポーツや報道 のプロフェッショナルの撮影 とワークフローを強力 にサポート革新 的 な高速 撮影 性能 を備 えるフルサイズミラーレス一 眼 カメラ『α 9 II』発売 - ソニー 2019年 10月 4日 ”. 2019年 10月 4日 閲覧 。 - ^ Inc, Sony Marketing (Japan). “
α 9 III | デジタル一 眼 カメラα (アルファ) | ソニー”. ソニー製品 情報 ・ソニーストア. 2023年 11月17日 閲覧 。 - ^ Inc, Sony Marketing(Japan). “
進化 するプロの創造 性 に最先端 技術 で応 える フルサイズミラーレス一 眼 カメラ 『α 1』発売 ”. ソニー製品 情報 . 2021年 1月 26日 閲覧 。 - ^
株式会社 インプレス (2023年 5月 8日 ). “新 製品 レビュー:ソニー VLOGCAM ZV-E1 ついにフルサイズセンサーを搭載 小型 ボディにプロ機 譲 りの動画 性能 ”. デジカメ Watch. 2023年 11月30日 閲覧 。 - ^ Inc, Sony Marketing (Japan). “VLOGCAM ZV-E1
特長 :直感 的 な撮影 を実現 する操作性 能 | デジタル一 眼 カメラα (アルファ) | ソニー”. ソニー製品 情報 ・ソニーストア. 2023年 11月30日 閲覧 。 - ^ “
突然 の閉鎖 、衝撃 ソニー美濃加茂 、2400人 の雇用 深刻 ”.岐阜 新聞 - ^ https://www.sony.jp/ichigan/lineup/a-lens.html
- ^ https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201506/15-0616/
参考 文献
小倉 磐夫 『国産 カメラ開発 物語 』朝日新聞社 、2001年 9月 11日 。ISBN 4-02-259784-4。三浦 康 晶 (2018年 3月 ). “技術 の系統 化 調査 報告 「35㎜小型 精密 カメラの系統 化 調査 」”.国立 科学 博物館 . 2022年 6月 26日 閲覧 。