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α (カメラ) - Wikipedia

αあるふぁ (カメラ)

デジタルカメラのブランド
ソニー・αあるふぁから転送てんそう
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αあるふぁ(アルファ)は、レンズ交換こうかんしき一眼いちがんレフカメラミラーレスいちカメラのブランドおよびそのシリーズである。

αあるふぁのロゴ

ミノルタ開発かいはつし、コニカミノルタて、2024ねん現在げんざいソニーいで展開てんかいしている。

概要がいよう

編集へんしゅう

1985ねんにミノルタが開発かいはつし、商品しょうひん展開てんかいおこなった。だいいちごうαあるふぁ-7000である。実質じっしつてき世界せかいはつオートフォーカス(AF)機能きのう搭載とうさいしたシステムいちレフカメラであった。その、ミノルタは2003ねん8がつにコニカと経営けいえい統合とうごうし、コニカミノルタとなったが、カメラ事業じぎょうしん会社かいしゃ『コニカミノルタ カメラ』に移行いこうするとともにαあるふぁブランドもしん会社かいしゃがれた。

2005ねん、ソニーはαあるふぁマウントを採用さいようしたデジタルいちレフをコニカミノルタと共同きょうどう開発かいはつするとの発表はっぴょうおこなった。ソニーは撮像さつぞう素子そし製造せいぞうしていることもあり、コニカミノルタ光学こうがく技術ぎじゅつとの融合ゆうごう期待きたいされた[1]。またソニーはカール・ツアイス協業きょうぎょうしており、当時とうじから「サイバーショット」シリーズのレンズをカール・ツァイスが設計せっけい供給きょうきゅうしていた。

2006ねん1がつコニカミノルタ採算さいさん事業じぎょうリストラ理由りゆう[2]にカメラ事業じぎょうから撤退てったいすると発表はっぴょうした。これにともない、ソニーにカメラ開発かいはつ必要ひつよう技術ぎじゅつ国内こくないおよびマレーシア工場こうじょう移管いかんやく200にんのカメラ技術ぎじゅつしゃ異動いどうおこなわれた。同時どうじにコニカ・ミノルタ・コニカミノルタのカメラサポートをソニーが担当たんとうする[注釈ちゅうしゃく 1]することになり、コニカミノルタのカメラ事業じぎょうまくじた。

2010ねん6がつEマウント規格きかく搭載とうさいしたαあるふぁ NEXシリーズである、ミラーレスいちカメラNEX-3およびNEX-5が発売はつばいされた。2013ねん9月のαあるふぁ3000(日本にっぽん発売はつばい)の発売はつばいから、αあるふぁ NEXシリーズのカメラはαあるふぁブランドに変更へんこうされた。

2013ねん11月に、はつのフルサイズミラーレスカメラであるαあるふぁ7とαあるふぁ7Rが発売はつばいされた。

スポーツ写真しゃしん分野ぶんやではキヤノンニコン一眼いちがんレフがシェアを二分にぶんしていたが、2020年代ねんだいごろから多彩たさい機能きのうそなえたαあるふぁシリーズのプロけミラーレスいちがシェアをばしている[4]

ミノルタ・αあるふぁシリーズ カメラ

編集へんしゅう
 
ミノルタαあるふぁ7000

それまでに他社たしゃから市販しはんされていたオートフォーカスいちレフカメラは数少かずすくない専用せんようレンズに電源でんげんやモーターを搭載とうさいし、どうスペックのマニュアルフォーカスレンズと比較ひかくしてレンズがおおきくおも高価こうかになるわりにピントわせがおそいため、一般いっぱんユーザーにれられるレベルではなかった。しかし、ミノルタは、レンズマウント更新こうしんしレンズ駆動くどうようのモーターや電源でんげんをカメラボディない搭載とうさいすることで交換こうかんレンズのそとみち価格かかくどうスペックのマニュアルフォーカスレンズと遜色そんしょくないものにし、1985ねんにオートフォーカスの速度そくど精度せいど一般いっぱんてきユーザーのマニュアルフォーカスを上回うわまわるレベルにしたミノルタαあるふぁ-7000発売はつばいした。このことでミノルタαあるふぁシリーズは、実質じっしつてき世界せかいはつのオートフォーカスいちレフシステムカメラとなった。同時どうじ発売はつばいされたαあるふぁレンズは当初とうしょより13ほんかぞえ、ぜんレンズがオートフォーカス対応たいおうであるほか、ROMの搭載とうさいによりズームレンズのかくによって露出ろしゅつのプログラムを変更へんこうしたり、フラッシュの照射しょうしゃ範囲はんい変更へんこうさせたりと、より高度こうど自動じどう撮影さつえい可能かのうになっていた。ヨーロッパでは、ダイナックス(Dynax)、北米ほくべい大陸たいりくではマクサム(Maxxum)としてブランド展開てんかいしていた。

フィルムカメラ・シリーズ

編集へんしゅう
  • ミノルタαあるふぁ-70001985ねん2月発売はつばい) - 当時とうじニコンF3AFペンタックスME Fひとし、オートフォーカスいちレフカメラは存在そんざいしたが、オートフォーカス専用せんようレンズが1~2ほんかぎられる、おおきくおもい、ごうこげまで時間じかんがかかったりまよったりするひとし試作しさくてき意味合いみあいがつよく、商業しょうぎょうてき成功せいこうしたとはがたかった。ミノルタαあるふぁ-7000は、オートフォーカスようにレンズシステムを刷新さっしんして登場とうじょうし、非常ひじょう注目ちゅうもくびた[5]。AFセンサーは東芝とうしば、ロータリーエンコーダーは石川島播磨重工業いしかわじまはりまじゅうこうぎょうげんIHIせい[6]。AFにかんする光学こうがくけい自社じしゃ開発かいはつで、1983ねん発売はつばいしたX-600のフォーカスエイド機能きのう[注釈ちゅうしゃく 2]採用さいようしたハネウェルせいのTCLモジュールとくらべるとAF性能せいのう大幅おおはば向上こうじょうした[7]メーカーからのえユーザーもおおく、また写真しゃしん業界ぎょうかい以外いがいのマスコミにも報道ほうどうされることになりいちだいブームへと発展はってんした。このカメラの出現しゅつげんにより、一眼いちがんレフカメラのオートフォーカスおおきくすすむなど、当時とうじ業界ぎょうかいあたえた影響えいきょうきわめておおきく、「αあるふぁショック」という言葉ことばまれた。カメラグランプリ'85、インターカメラ国際こくさいしょう、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー'85受賞じゅしょう。CMソングには、野田のだ幹子みきこの「太陽たいよう神様かみさま少年しょうねん」が使つかわれており、郵便ゆうびん応募おうぼによるキャンペーンで野田のだ幹子みきこ非売品ひばいひんミニアルバムの抽選ちゅうせんがあった。αあるふぁ-7000の登場とうじょうによってミノルタは一眼いちがんレフ市場いちばシェアトップにおど[7]。しかし、カメラメーカー各社かくしゃ独自どくじのAFセンサーの開発かいはつはしった結果けっか、TCLモジュールの売上うりあげ激減げきげんしたハネウェルはαあるふぁ-7000に搭載とうさいしたAF機構きこう自社じしゃ米国べいこく特許とっきょ抵触ていしょくしているとして1987ねん4がつにミノルタをうったえた。最終さいしゅうてきにはミノルタの敗訴はいそわり、ミノルタはやく165おくえん賠償金ばいしょうきん支払しはらって和解わかいした(ミノルタ・ハネウェル特許とっきょ訴訟そしょう[8]
 
ミノルタαあるふぁ9000
  • ミノルタαあるふぁ-90001985ねん8がつ発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-7000同時どうじ開発かいはつであったが、その市場いちばでの様子ようすうかがってから投入とうにゅうされた。ミノルタX-1以来いらいのプロフェッショナルよう機種きしゅであり、αあるふぁシリーズのフラッグシップをあらわす“9”をかんしたはつのプロようオートフォーカスいちレフカメラである[注釈ちゅうしゃく 3]。オートフォーカスの作動さどう方法ほうほうには特徴とくちょうがあり、ミノルタ独自どくじのセンサーきシャッターボタンにゆびれるだけでAEとコンティニュアス方式ほうしきのオートフォーカスが作動さどうし、シャッターボタンのはんしでフォーカスロックとなる。ミノルタαあるふぁ7000は6Vであるフォーカスようモーター駆動くどう電源でんげんが3V駆動くどうであるため、発表はっぴょう当時とうじからオートフォーカス動作どうさおそいとわれてた。ワインダー、モータードライブ使用しようしてもカメラ本体ほんたいへの電源でんげん供給きょうきゅうはなされていないので変化へんかはない。発売はつばい評価ひょうか測光そっこう分割ぶんかつ測光そっこう)、マルチスポット測光そっこう以外いがい当時とうじかんがえられるあらゆる機能きのうち、さら露出ろしゅつ制御せいぎょでのマルチモード、最高さいこうそく1/4000びょう、Xシンクロ1/250びょう高速こうそくシャッターとう最先端さいせんたんのスペックをゆうしていた。ファインダーには、ミノルタXD/ミノルタXD-S以来いらい補正ほせい機能きのうとアイピースシャッターを内蔵ないぞう。フォーカシングスクリーンも交換こうかん可能かのうで、スプリットマイクロ方式ほうしきのものまで用意よういされていた。ファインダー性能せいのうもオートフォーカスようはか機構きこう光量ひかりりょうられているにもかかわらず、マニュアルフォーカスにも十分じゅうぶん対応たいおうできるしついファインダーを搭載とうさいしていた。レバー・クランクによる手動しゅどうげ/もどしが可能かのうなオートフォーカスいちレフカメラとしては最初さいしょ最後さいご存在そんざいであり、測光そっこうモードえダイヤルをげるともどしクランクがポップアップするなど、操作そうさけいかんしてはこだわりがつよいカメラとなった。げには強力きょうりょくなシャッターチャージにちから必要ひつようなためにおも操作そうさかんはあまりくないが、ミノルタらしくキヤノンのようなゴリゴリかんはない。小刻こきざ巻上まきあげも可能かのう
  • ミノルタαあるふぁ-50001986ねん3月発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-7000廉価れんかばんとして発売はつばいされた。廉価れんかばんっても価格かかくめんでのすくなく、フレームはおなじものを使用しようしており共通きょうつう部品ぶひんおおい。機能きのうめんでは露出ろしゅつ制御せいぎょモードや連続れんぞく撮影さつえい機能きのう省略しょうりゃく、モード制御せいぎょようボタンにスライドしきのカバーをけるなど、ビギナーけにインターフェースを変更へんこうして対応たいおうしている。この機種きしゅは、上位じょうい機種きしゅをスペックダウンして初級しょきゅうつくるという手法しゅほうつくられていたが、この機種きしゅ次世代じせだいからは生産せいさん合理ごうりすす初級しょきゅう初級しょきゅうつくかたつくるという手法しゅほうわっていき、フレームを共用きょうよう性能せいのう=価格かかくとした最後さいごのモデルとなった。
 
ミノルタαあるふぁ7700iの輸出ゆしゅつようモデル、ミノルタダイナックス7000i
  • ミノルタαあるふぁ-7700i1988ねん5月発売はつばい) - αあるふぁシリーズのだい世代せだいモデル。オートフォーカスはか距点を3カ所かしょやし、動体どうたい予測よそくオートフォーカスを搭載とうさいし、これは追随ついずいメーカーのオートフォーカスいちレフカメラ開発かいはつ指標しひょうともなった。ハンス・ムートをデザイナーとして起用きようしたデザインは秀逸しゅういつで、だいいち世代せだい無骨ぶこつさとことなり直線ちょくせんとそれをつなぐ曲線きょくせんうつくしくまとめられている。また機能きのうめんではαあるふぁシリーズのだいいち世代せだいモデルで採用さいようされたタッチセンサーは廃止はいし、オートフォーカス補助ほじょこう発光はっこう機能きのう本体ほんたい内蔵ないぞう、6分割ぶんかつ測光そっこう機構きこう採用さいようなどでオートフォーカス/自動じどう露出ろしゅつともにメーカーを圧倒あっとうした。ミノルタ独自どくじのカードシステムも採用さいようされ、おも露出ろしゅつ制御せいぎょ関連かんれん機能きのう追加ついかなどをカードでおこなうことができた。当時とうじはカメラにめるメモリ搭載とうさいりょう上限じょうげんひくかったため、あると便利べんり機能きのうをカードで提供ていきょうし、ユーザーは必要ひつよう機能きのうだけをこうづけうことができた。この世代せだいからペンタ上部じょうぶアクセサリーシューオートロックアクセサリーシュー英語えいごばん)に変更へんこうした。
  • ミノルタαあるふぁ-3700i1989ねん7がつ発売はつばい) - αあるふぁシリーズだい世代せだいさい廉価れんかモデル。ミノルタαあるふぁ-7000たいするミノルタαあるふぁ-5000ちがい、ミノルタαあるふぁ-7700iとは根本こんぽんてき別物べつものとして設計せっけいされている。露出ろしゅつ制御せいぎょはプログラムモード(標準ひょうじゅんとハイスピードの2種類しゅるい)しかたず、カードシステムも装備そうびされない。またファインダーには小型こがたていコストのためにダハミラー方式ほうしき採用さいようし、登場とうじょうにおいてはオートフォーカスいちレフカメラとして世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょうモデルであった。専用せんようオプションとしてプログラムフラッシュが2機種きしゅあり[注釈ちゅうしゃく 4]、それぞれ必要ひつよう自動じどう発光はっこうおこなう。ここから初級しょきゅうでは徹底的てっていてき合理ごうりによってコストダウンする方法ほうほうひろまっていく。
  • ミノルタαあるふぁ-5700i1989ねん8がつ発売はつばい) - αあるふぁシリーズはつのフラッシュ内蔵ないぞうがたいちレフカメラ。内蔵ないぞうフラッシュは現在げんざい主流しゅりゅうのポップアップしきではなく固定こていしきで、ズーム機構きこうにより照射しょうしゃかく変化へんかする。機能きのうめんではミノルタαあるふぁ-7700iより省略しょうりゃくされ、標準ひょうじゅん状態じょうたいでの露出ろしゅつ制御せいぎょはプログラムモードとマニュアルのみである。しかし一部いちぶ使用しよう不可ふかながらカードシステムをち、この機種きしゅ専用せんようの「A/Sカード」をもちいることでしぼ優先ゆうせんおよびシャッター優先ゆうせんモードが使用しよう可能かのうとなる。
  • ミノルタαあるふぁ-8700i1990ねん2月発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-7700i改良かいりょうがた改良かいりょうてんはミノルタでははつのシャッタースピード1/8000びょう装備そうび、6分割ぶんかつ測光そっこうとスポット測光そっこうくわ中央ちゅうおう重点じゅうてん測光そっこう露出ろしゅつ調整ちょうせいボタンの追加ついか、シンクロソケットの装備そうび、ファンクションキーにより露出ろしゅつ補正ほせい選択せんたくしていた露出ろしゅつ補正ほせい機能きのう独立どくりつとうげられる。また多重たじゅう露出ろしゅつ機能きのうつために「ファンタジーカード」を使用しようしての「幻想げんそうてき」(メーカー説明せつめいによる)な写真しゃしん撮影さつえい可能かのうとなる。それ以外いがいにもくろのみだった外装がいそう仕上しあげがガンメタリックに変更へんこうされている。シルエットはほぼおなじで目新めあたらしい機能きのう追加ついかもなく、地味じみ存在そんざいながらもより機能きのうせい操作性そうさせいわる向上こうじょう目指めざしたものとなっており、だい世代せだいがたαあるふぁシリーズの完成かんせいがたえる。
  • ミノルタαあるふぁ-8700iミール1990ねん10月発売はつばい) - ソビエト連邦れんぽう宇宙うちゅうステーションミール搭載とうさいされたことを記念きねんしたパールホワイトの限定げんていバージョン。同色どうしょく標準ひょうじゅんズームレンズ、フラッシュおよび記念きねんテレホンカードが付属ふぞく機能きのうめん性能せいのうめんでのちがいは皆無かいむ
  • ミノルタαあるふぁ-7xi1991ねん6月発売はつばい) - αあるふぁシリーズのだいさん世代せだいモデル。「ゼロタイムオート」 をしょうだい世代せだいがたαあるふぁシリーズをより自動じどうしたもの。ミノルタ独自どくじのグリップセンサー、ファインダー接眼せつがん下部かぶのセンサーによりかまえただけで自動じどう露出ろしゅつ機構きこうとオートフォーカスが作動さどう必要ひつようとあらばミノルタとしてははつ採用さいようのポップアップしきフラッシュが動作どうさし、さらには電動でんどうされたズームレンズのズーム機構きこうまでが適切てきせつな(とおもわれる)かくまで自動的じどうてき制御せいぎょされ、まさに使用しようしゃは「ただシャッターボタンをすだけ」となる。しかしユーザーはここまでの自動じどうもとめてはおらず、さらにそれまでのαあるふぁシリーズと一線いっせんかくすデザイン、おおきさのため登場とうじょう同時どうじ不評ふひょうった[だれによって?]。また機能きのうさとえに操作性そうさせいわる複雑ふくざつで、このてんどう時期じき他社たしゃいちレフカメラも同様どうよう傾向けいこうにある。機能きのうめんではオートフォーカスはか距点の追加ついか、14分割ぶんかつ測光そっこう採用さいようげコマ速度そくどのアップなどで、このてんどう時期じき他社たしゃのオートフォーカスいちレフカメラとのはほとんどない。ミノルタ独自どくじのカードシステムはつづ採用さいようされ、電動でんどうしきズームレンズとわせて使用しようする「ファンタジーカード2」などが用意よういされた。
  • ミノルタαあるふぁ-3xi1991ねん8がつ発売はつばい) - xiシリーズの末弟ばっていで、フラッシュのオートポップアップなどが装備そうびされた。徹底てっていした入門にゅうもん
  • ミノルタαあるふぁ-5xi1992ねん3月発売はつばい) - xiシリーズ最後さいご中級ちゅうきゅう。「オートスタンバイズーム」「ゼロタイムオート」「パノラマ撮影さつえい」をつづ採用さいようするが「データメモリーカード」で使つかえる機能きのう対応たいおうになるなど、7xiと比較ひかくして機能きのう一部いちぶ削除さくじょされている。
 
ミノルタαあるふぁ-9xiの輸出ゆしゅつようモデル、ミノルタダイナックス9xi
  • ミノルタαあるふぁ-9xi1992ねん7がつ発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-7xi上位じょうい機種きしゅとして世界せかいはつのシャッタースピード最高さいこうそく1/12000びょう実現じつげん現在げんざいでもフォーカルプレーンシャッターにおいてはこの記録きろくやぶられておらず、後継こうけいミノルタαあるふぁ-9にその実力じつりょくがれた。ほんふくめたxiシリーズはカメラの自動じどう電動でんどう極致きょくちともえるもので、その多彩たさい機能きのうくらべてボタン・ダイヤルるい極端きょくたんすくない(プロけのためオートスタンバイズームは採用さいよう)。1つのボタンに数種類すうしゅるい機能きのうたせているため、はじめて使つかものやダイヤルしき操作そうさかんれたものにとっては操作そうさ難解なんかいで、当時とうじのミノルタのシェアをおおきくとすことになった。しかし、左手ひだりてでレンズをったままファインダないですべての設定せってい確認かくにんでき、右手みぎてのみで各種かくしゅ設定せっていができる操作性そうさせいわるは、ある意味いみ理想りそうてき評価ひょうかかれるところである[よう出典しゅってん]一般いっぱんには評価ひょうかひくいが[よう出典しゅってん]業界ぎょうかい最速さいそくのシャッター速度そくどやシャッターまわりの防塵ぼうじんぼうしずく構造こうぞうつくりのさなどプロカメラマンの使用しようにも十分じゅうぶんえうるカメラであった。映画えいが、「ガメラ だい怪獣かいじゅう空中くうちゅう決戦けっせん」でストロボこうで「ギャオス」をはらうカメラとして使用しようされている。
  • ミノルタαあるふぁ-707si1993ねん11月発売はつばい) - αあるふぁシリーズのだいよん世代せだいモデル。だいさん世代せだいがたαあるふぁシリーズでの自動じどう極地きょくち反動はんどうから開発かいはつされた。それまでの1ボタン機能きのうによる煩雑はんざつ操作性そうさせいわるを、1ボタン1機能きのうしぼりこんだ設計せっけいになっている。またデザインめんでも、ある意味いみ冒険ぼうけんてき曲線きょくせん主体しゅたいだいさん世代せだいがたαあるふぁシリーズよりも、だい世代せだいがたαあるふぁシリーズのラインにちかいものが採用さいようされている。機能きのうてき部分ぶぶんではほぼミノルタαあるふぁ-7xiおなじであるが、測光そっこう方式ほうしきさらなる分割ぶんかつ測光そっこうであるハニカムパターン測光そっこう継承けいしょうされた。また、だいさん世代せだいがたαあるふぁシリーズで採用さいようされた「アイスタートシステム」はえスイッチが増設ぞうせつされてのこされ、だい世代せだいがたαあるふぁシリーズで採用さいようされた「カードシステム」もそのままのこされている。カードシステムはこの機種きしゅへの採用さいようって終了しゅうりょうした。カメラグランプリ'94受賞じゅしょう、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー'94-95受賞じゅしょう、'94-'95オーストラリアン・SLRカメラ・オブ・ザ・イヤー受賞じゅしょう
  • ミノルタαあるふぁ-303si1994ねん1月発売はつばい) - だいよん世代せだいがたαあるふぁシリーズでの廉価れんかモデル。露出ろしゅつ制御せいぎょモードに「シーンセレクト」方式ほうしき採用さいようされている。
  • ミノルタαあるふぁ-707si japan1995ねん2月発売はつばい) - そううるし限定げんていバージョン。
  • ミノルタαあるふぁ-507si1995ねん2月発売はつばい) - 商業しょうぎょうてき失敗しっぱいわったxiシリーズにαあるふぁだい4世代せだいsiシリーズ。なかでもこの機種きしゅは1つのダイヤル・ボタンに1つの機能きのうてるクラシックオペレーションを採用さいよう。この操作そうさけいのち発売はつばいされるミノルタαあるふぁ-9ミノルタαあるふぁ-7がれた。また、ミノルタ707siことなり液晶えきしょうパネルをファインダースクリーンとかさねることを廃止はいししているために逆光ぎゃっこうでもすっきりとやすいファインダーに回帰かいきしている。この機種きしゅ採用さいようされたダイヤル・ボタンによるシンプルな操作性そうさせいわるは、どう時代じだいのカメラによくられる機能きのうともな複雑ふくざつ操作そうさけい見直みなおすきっかけとなり、以降いこうのメーカーでも同様どうようにダイヤル・ボタンによるシンプルな操作性そうさせいわる機種きしゅおお登場とうじょうした。
  • ミノルタαあるふぁ-101si1995ねん5月発売はつばい) - だい4世代せだいがたαあるふぁシリーズでのさい廉価れんかモデル。ミノルタαあるふぁ-5700i以来いらい固定こていしきフラッシュが採用さいようされている。
  • ミノルタαあるふぁ-303siスーパー1995ねん7がつ発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-303si改良かいりょうがた従来じゅうらいはプラスチックだったレンズマウント素材そざい金属きんぞく変更へんこう、リモートレリーズソケット、スポット測光そっこう機能きのう追加ついかされている。また、従来じゅうらいではくらさが目立めだっていたルーフミラーも改良かいりょうされ、ファインダーが大幅おおはばあかるくなっている。外装がいそうしょく黒色こくしょくからグレーメタリックけいしょく変更へんこうされた。
  • ミノルタαあるふぁ-807si1997ねん6月発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-707si改良かいりょうモデル。内蔵ないぞうフラッシュが大型おおがたされ、それが外観がいかんでもおおきな特徴とくちょう[注釈ちゅうしゃく 5]となっている。操作性そうさせいわる一部いちぶ改良かいりょうされた。内蔵ないぞうされたフラッシュはポップアップしきにもかかわらず、ズーム機構きこうによって照射しょうしゃかく変化へんかする。ガイドナンバーは20にたっし、それまで発表はっぴょうされたカメラ内蔵ないぞうがたフラッシュとしては最大さいだいのものである。カードシステムは廃止はいしされおおくの機能きのう標準ひょうじゅん装備そうびとなったが、カードにより実現じつげんされていたミノルタ独自どくじ特殊とくしゅ効果こうかである多重たじゅう露出ろしゅつのフェードイン&アウト機能きのう、ファンタジーカードけい、フィルムのラチチュードをってH/S基準きじゅん補正ほせいするひとし機能きのう割愛かつあいされた。
  • ミノルタαあるふぁ-Sweet1998ねん4月発売はつばい) - 普及ふきゅうがたオートフォーカスいちレフカメラ。しゅとして一眼いちがんレフ入門にゅうもんしゃやファミリーそうをターゲットにしている。小型こがた軽量けいりょう女性じょせいあつかいやすいことをコンセプトにしている。当時とうじのこのクラスの定番ていばんだったキヤノンEOS-Kissに対抗たいこうしたネーミングや操作そうさけいち、EOS-Kissとの差別さべつもあってか中級ちゅうきゅう匹敵ひってきする1/4000びょうのシャッターをつ。事実じじつ海外かいがいではαあるふぁ-507siの後継こうけいてきあつかいであり、Dynax5といった所謂いわゆる5系列けいれつ名称めいしょうけられていた。
  • ミノルタαあるふぁ-91998ねん12月発売はつばい) - 派手はで機能きのうはないがαあるふぁはつ視野しやりつ100%ファインダーをはじめ1/12000びょう高速こうそくシャッター、単体たんたいボディでびょうあいだ5.5コマのフィルムおくきゅう達成たっせい、フルメタルボディなどカメラとしての基本きほん機能きのう追求ついきゅうした機種きしゅとく周辺しゅうへんえをくするためのコンデンサーレンズ、ホコリがはいるのをふせぐファインダーブロックまわりのシーリング、オプションで用意よういされたボケりょう重視じゅうしのM、MIIスクリーンとファインダーにコストがかっており、「オートフォーカスいちレフカメラで一番いちばん気持きもちいい」と評判ひょうばんになるほどのファインダーとして明確めいかく結果けっかになってあらわれている。
  • ミノルタαあるふぁ-Sweet S1999ねん3月発売はつばい) - αあるふぁ-Sweetの廉価れんかばんαあるふぁ-Sweetから上級じょうきゅうしゃけの機能きのうはぶいたシンプルな構成こうせいとなっている。シャッターユニットもスペックダウンされ、他社たしゃ同様どうようの1/2000びょうクラスになった。同年どうねん6がつ黒色こくしょく外装がいそうタイプも追加ついか
  • ミノルタαあるふぁ-360si1999ねん8がつ発売はつばい) - ネーミングてきにはだいよん世代せだいだが、ちとしてはαあるふぁ-Sweet Sの廉価れんかばんで、αあるふぁ-101siの後継こうけいてき存在そんざい。ファミリー/ビギナーいちレフ市場いちば拡大かくだい対応たいおうして発売はつばいされた。もともとシンプルなαあるふぁ-Sweet Sをさらにシンプルにした、実質じっしつてきなプログラムオート専用せんよう
  • ミノルタαあるふぁ-9Ti1999ねん11月発売はつばい) - チタン外装がいそうで150gの軽量けいりょう成功せいこうした限定げんていモデル。世界せかい限定げんてい1000だい発売はつばい
  • ミノルタαあるふぁ-72000ねん9月発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-807si後継こうけいモデル。背面はいめん大型おおがたのナビゲーションディスプレイが搭載とうさい各種かくしゅ設定せってい日本語にほんご言語げんご選択せんたく)で表示ひょうじされるため、わかりやすくなった。カメラをたて位置いちにするとナビゲーションディスプレイの表示ひょうじたて表示ひょうじわる。撮影さつえいデータを記録きろくでき背面はいめん液晶えきしょうディスプレイに表示ひょうじすることができるほか、専用せんようのリーダーを使つかうことでスマートメディアうつえることが可能かのうである。ミノルタαあるふぁ-9よりも後発こうはつ機能きのうてきえる部分ぶぶんもあり、ミノルタ中堅ちゅうけん機種きしゅ極致きょくちともえる機種きしゅである。カメラグランプリ2001を受賞じゅしょうぎんしおカメラとしてはいまのところ最後さいご受賞じゅしょうとなっている。2000年度ねんどグッドデザインしょう受賞じゅしょう、TIPA AWARDS 2001-2002、Best Photo SLR Camera 受賞じゅしょう、ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー 2001-2002 受賞じゅしょう、オーストラリア・カメラ・オブ・ザ・イヤー 2001-2002 受賞じゅしょう
  • ミノルタαあるふぁ-SweetII2001ねん7がつ発売はつばい) - αあるふぁ-Sweetの後継こうけい。シャッターユニットとう基本きほん性能せいのうαあるふぁ-Sweetを継承けいしょうしながら、本体ほんたい設計せっけい一新いっしんしてAF一眼いちがんでは最小さいしょうクラスの小型こがた軽量けいりょう実現じつげんしている。
  • ミノルタαあるふぁ-7 LIMITED2001ねん11月発売はつばい) - ミノルタαあるふぁ-7世界せかい3だいカメラしょう受賞じゅしょう記念きねん限定げんていばん日本にっぽん国内こくないでは2001だい発売はつばい専用せんようのブラックレザー塗装とそう製品せいひんめい文字もじ金色きんいろなのが外観がいかんじょう特徴とくちょうほかにも操作そうさダイアルとうこまかな改良かいりょうほどこされている。専用せんようストラップにはシリアルNoがはいり、購入こうにゅうにネームれサービスがあった。
  • ミノルタαあるふぁ-SweetII L2002ねん6月発売はつばい) - αあるふぁ-Sweet IIの廉価れんかばんαあるふぁ-Sweet Sの後継こうけい実質じっしつてきには中級ちゅうきゅうてき機能きのうたされているαあるふぁ-Sweet IIから、ファミリーそう不要ふよう上級じょうきゅうしゃけの機能きのうはぶいた構成こうせいとなっている。シャッターユニットとう基本きほん性能せいのうαあるふぁ-Sweet Sをほぼ継承けいしょうしながらαあるふぁ-Sweet IIのボディシェルを流用りゅうようすることでAF一眼いちがん最小さいしょうクラスの小型こがた軽量けいりょう実現じつげんしている。
  • ミノルタαあるふぁ-702004ねん1月発売はつばい) - ミノルタブランドでの最後さいご一眼いちがんレフカメラ。そののコニカミノルタブランドではデジタルいちレフカメラのみ発売はつばいされ、ぎんしおいちレフカメラは発売はつばいされなかったことから、名実めいじつともに最後さいご一眼いちがんレフカメラとなった。発表はっぴょうまえミノルタαあるふぁ-7改良かいりょうがたとのあやまった憶測おくそくながれ、ミノルタαあるふぁ-7びかえにもつながった。それを裏付うらづけるように、操作そうさけい全体ぜんたい仕上しあとうは、上位じょういαあるふぁ-7にちかいものとなっており、市場いちば変化へんかわせてファミリーけからかつての入門にゅうもん原点げんてん回帰かいきしたモデルともいえる。内容ないようてきには1/2000びょうクラスのシャッターユニットをったαあるふぁ-Sweet S~II Lの廉価れんかばん入門にゅうもんクラスで、海外かいがい生産せいさん移行いこうしコストダウンをはかっている。ほん採用さいようされたオートフォーカスセンサーはミノルタαあるふぁ-7DIGITALミノルタαあるふぁ Sweet DIGITALにも採用さいようされた。

デジタルカメラ・シリーズ

編集へんしゅう

αあるふぁ7000/αあるふぁ9000時代じだいには、うらぶた交換こうかんしてユニットをけるデジタルスチルカメラシステムを導入どうにゅうしたこともあり、またRD-175というαあるふぁマウント対応たいおうデジタルいちレフカメラや、ベクティスS-1ようVマウント仕様しようのディマージュRD3000も登場とうじょうしたが、ミノルタはレンズいち体型たいけいのディマージュ7/Aシリーズの開発かいはつ傾倒けいとうしており、結局けっきょくαあるふぁ-7 DIGITALでようやく価格かかく性能せいのうめん一般いっぱんユーザーにれられるレベルのレンズ交換こうかんしきデジタルいちレフカメラが登場とうじょうすることになる。

 
αあるふぁ-7DIGITALの輸出ゆしゅつようモデル、ミノルタダイナックス7D
  • コニカミノルタαあるふぁ-7 DIGITAL2004ねん11月発売はつばい) - コニカミノルタとなってから発売はつばいされた、オートフォーカスデジタルいちレフカメラ。操作そうさけいかんしてはαあるふぁ-7やαあるふぁ-9とほぼ同様どうようである。しかし、オートフォーカスセンサー[注釈ちゅうしゃく 6]やシャッターユニット[注釈ちゅうしゃく 7]下位かいモデルをいでいるため、性能せいのうてきにはαあるふぁ-70、αあるふぁ-SweetIIのデジタルばんともえる。アイセンサーが搭載とうさいされているが、液晶えきしょうモニターのON/OFFにのみ使用しようされ、アイスタートは省略しょうりゃくされている。レンズ交換こうかんがたオートフォーカスデジタルいちレフカメラとしては、受像じゅぞう素子そしぶれにおうじてうごかすことで補正ほせいする世界せかいはじめてのボディーないぶれ補正ほせい機構きこう[注釈ちゅうしゃく 8]採用さいようしており、すべてのレンズでぶれ補正ほせい実現じつげんすることができる。イメージセンサーはAPS-Cサイズで610まん画素がそ。アンチシェイク搭載とうさい総合そうごうてきなバランスのさが評価ひょうかされ、カメラグランプリ2005受賞じゅしょうした。
  • コニカミノルタαあるふぁ-Sweet DIGITAL2005ねん発売はつばい8がつ発売はつばい) - αあるふぁ-Sweetのデジタルばんで、上位じょうい機種きしゅであるαあるふぁ-7 DIGITAL同様どうよう、ボディーないにイメージセンサーシフトしきしゅぶれ補正ほせい機構きこう採用さいようされた。イメージセンサーはAPS-Cサイズで610まん画素がそ。ファインダーはミラーがただが、従来じゅうらいのアルミ蒸着じょうちゃくわりしん設計せっけいぎん蒸着じょうちゃく採用さいようし、他社たしゃ同様どうよう方式ほうしきものくらべてやすいファインダーを実現じつげんした。

ミノルタ・αあるふぁレンズ

編集へんしゅう
 
STF 135mmF2.8[T4.5]

マウントめいΑあるふぁマウント[注釈ちゅうしゃく 9]しんマウントの採用さいよう従来じゅうらい製品せいひん互換ごかんせい排除はいじょし、しぼりリングをなくしてボディがわ制御せいぎょするようになっている。このやりかたには以前いぜんからパンフレットとう旧来きゅうらいのマウントを堅持けんじするという一文いちぶんくわえていたこともあって反対はんたい意見いけんがり、実際じっさいマウントの変更へんこうともないプロ~ハイアマチュアのシェアを大幅おおはば低下ていかさせたとわれている。後発こうはつメーカー各社かくしゃ最終さいしゅうてきにはしぼりの制御せいぎょをボディがわおこなうようになり、キヤノンコンタックスがマウント変更へんこうおこなったことから、当時とうじ時代じだい最先端さいせんたんおこなっていたともいえる。

2021ねん現在げんざいは、いくつかのモデルがソニーレンズとしてさい発売はつばいされ、カールツァイスブランドのレンズも登場とうじょうしている。 GシリーズはAマウントの高級こうきゅうレンズぐん。SSMはちょう音波おんぱモーター搭載とうさいレンズを搭載とうさいしフルタイムマニュアルフォーカスが可能かのうミノルタαあるふぁ-7以降いこう発売はつばいされたカメラに対応たいおうする[注釈ちゅうしゃく 10]。xiシリーズはαあるふぁ-xiシリーズの電動でんどうズームに対応たいおうする(SONYブランド以後いごSAMと名称めいしょう変更へんこうされる)。 DT(Digital Type)はデジタルカメラAPS-Cセンサー専用せんようである。フルサイズにも装着そうちゃく可能かのうだが、AE精度せいどわるくなるとう制限せいげんがある。また35mmフィルムカメラには装着そうちゃくできない。

たん焦点しょうてんレンズ
商品しょうひんめい 発売はつばい開始かいしねん レンズ構成こうせい 最短さいたん撮影さつえい距離きょり フィルターみち 特記とっき
AFマクロズーム3×-1×F1.7-2.8セット 5ぐん7まい 0.04m(x1)

0.025m(x3)

φふぁい46mm マクロレンズ
AF16mmじゅうろくみりF2.8フィッシュアイ 1986ねん 8ぐん11まい(うちいちまい特殊とくしゅフィルター) 0.2m フィルター4しゅ内蔵ないぞう
AF20mmF2.8ニュー 1993ねん 9ぐん10まい 0.25m φふぁい72mm
AF20mmF2.8 1986ねん 9ぐん10まい 0.25m φふぁい72mm
AF24mmF2.8ニュー 1994ねん 8ぐん8まい 0.25m φふぁい55mm
AF24mmF2.8 1985ねん 8ぐん8まい 0.25m φふぁい55mm リアフォーカス採用さいよう花形はながたバヨネットフード採用さいよう
AF28mmF2ニュー 1999ねん 9ぐん9まい 0.3m φふぁい55mmみりめーとる
AF28mmF2 1986ねん 9ぐん9まい 0.3m φふぁい55mmみりめーとる
AF28mmF2.8 1985ねん 5ぐん5まい 0.3m φふぁい49mmみりめーとる 遮光しゃこうフード内蔵ないぞう
AF35mmF1.4Gニュー 1998ねん 8ぐん10まい 0.3m φふぁい55mmみりめーとる
AF35mmF1.4 1987ねん 8ぐん10まい 0.3m φふぁい55mmみりめーとる
AF35mmF2ニュー 1999ねん 6ぐん7まい 0.3m φふぁい55mmみりめーとる
AF35mmF2 1987ねん 6ぐん7まい 0.3m φふぁい55mmみりめーとる
AF50mmF1.4ニュー 1998ねん 6ぐん7まい 0.45m φふぁい55mmみりめーとる
AF50mmF1.4 1985ねん 6ぐん7まい 0.45m φふぁい49mmみりめーとる 遮光しゃこうフード内蔵ないぞう
AF50mmF1.7ニュー 1990ねん 5ぐん6まい 0.45m φふぁい49mmみりめーとる 遮光しゃこうフード内蔵ないぞう
AF50mmF1.7 1985ねん 5ぐん6まい 0.45m φふぁい49mmみりめーとる 遮光しゃこうフード内蔵ないぞう
AFマクロ50mmF2.8(D) 2001ねん 6ぐん7まい 0.2m φふぁい55mmみりめーとる マクロレンズ、ADI調ちょうこう対応たいおう
AFマクロ50mmF2.8ニュー 1993ねん 6ぐん7まい 0.2m φふぁい55mmみりめーとる マクロレンズ
AFマクロ50mmF2.8 1985ねん 6ぐん7まい 0.2m φふぁい55mmみりめーとる マクロレンズ
AFマクロ50mmF3.5 1994ねん 5ぐん5まい 0.23m φふぁい55mmみりめーとる マクロレンズ
AF85mmF1.4G(D)リミテッド 2001ねん 6ぐん7まい 0.85m φふぁい72mm 限定げんていで700ほんしか製造せいぞうされなかったプレミアムモデル
AF85mmF1.4G(D) 2000ねん 6ぐん7まい 0.85m φふぁい72mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AF85mmF1.4Gニュー 1993ねん 6ぐん7まい 0.85m φふぁい72mm
AF85mmF1.4 1987ねん 6ぐん7まい 0.85m φふぁい72mm
AF100mmF2 1987ねん 6ぐん7まい 1m φふぁい55mm
AFソフトフォーカス100mmF2.8 1994ねん 7ぐん7まい 0.8m φふぁい55mm 特殊とくしゅ効果こうかレベルがさん段階だんかい設定せってい可能かのう
AFマクロ100mmF2.8(D) 2000ねん 8ぐん8まい 0.35m φふぁい55mm マクロレンズ、ADI調ちょうこう対応たいおう
AFマクロ100mmF2.8ニュー 1993ねん 8ぐん8まい 0.35m φふぁい55mm マクロレンズ
AFマクロ100mmF2.8 1986ねん 8ぐん8まい 0.35m φふぁい55mm マクロレンズ
AF135mmF2.8 1985ねん 5ぐん7まい 1m φふぁい55mm
STF135mmF2.8[T4.5] 1999ねん 6ぐん8まい 0.87m φふぁい72mm APDエレメント1ぐん2まい内蔵ないぞう実効じっこうしぼ数値すうちとしてTナンバーが併記へいき自動じどうしぼり9まい手動しゅどうしぼり10まい
ハイスピードAFアポテレ200mmF2.8G 1988ねん 7ぐん8まい 1.5m φふぁい72mm
AFアポテレ200mmF2.8G 1986ねん 7ぐん8まい 1.5m φふぁい72mm
AFアポテレマクロ200mmF4G 1999ねん 8ぐん13まい 0.5m φふぁい72mm マクロレンズ
AFアポテレ300mm F2.8G(D)SSM 2003ねん 12ぐん13まい(うちいちまいがフィルター) 2m こう差込さしこみφふぁい42mm ADI調ちょうこう対応たいおう
ハイスピードAFアポテレ300mm F2.8G 1988ねん 12ぐん13まい(うちいちまいがフィルター) 2.5m まえφふぁい114mm、こう差込さしこみφふぁい42mm
AFアポテレ300mm F2.8 1985ねん 9ぐん11まい(うちいちまいがフィルター) 2.5m まえφふぁい114mm、こう差込さしこみφふぁい42mm
ハイスピードAFアポテレ300mmF4G 1994ねん 7ぐん9まい(うちいちまいがフィルター) 2.5m まえφふぁい82mm、こう差込さしこみφふぁい42mm
ハイスピードAFアポテレ400mmF4.5G 1995ねん 7ぐん9まい(うちいちまいがフィルター) 3m まえφふぁい95mm、こう差込さしこみφふぁい42mm
AFレフレックス500mmF8 1989ねん 5ぐん7まい(うちいちまいがフィルター) 4m まえφふぁい82mm、こう差込さしこみφふぁい42mm 反射はんしゃ望遠ぼうえんレンズとしては唯一ゆいいつのオートフォーカスレンズ
ハイスピードAFアポテレ600mmF4G 1989ねん 9ぐん10まい(うちいちまいがフィルター) 6m こう差込さしこみ42mm
AFアポテレ600mm F4 1986ねん 9ぐん10まい(うちいちまいがフィルター) 6m こう差込さしこみ42mm


 
AFレフレックス500mmF8
ズームレンズ
商品しょうひんめい 発売はつばい開始かいしねん レンズ構成こうせい 撮影さつえい最短さいたん距離きょり フィルタみち 特記とっき
DT11-18mm F4.5-5.6(D) 2006ねん 12ぐん15まい 0.25m φふぁい77mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFズーム17-35mmF2.8-4(D) 2004ねん 11ぐん14まい 0.3m φふぁい77mm ADI調ちょうこう対応たいおう。 タムロン SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical[IF]のOEM製品せいひん
AFズーム17-35mmF3.5G 1997ねん6がつ 12ぐん15まい 0.3m φふぁい72mm ガラスモールド球面きゅうめんレンズ1まいふくあい球面きゅうめんレンズ2まいふくむ。
DT18-55mm F3.5-5.6(D)SAM 2005ねん 7ぐん8まい 0.25m φふぁい55mm ADI調ちょうこう対応たいおう。SAL1855
DT18-70mm F3.5-5.6(D)SAM 2005ねん 9ぐん11まい 0.38m φふぁい55mm ADI調ちょうこう対応たいおう。SAL1870
DT18-200mm F3.5-6.3(D) 2005ねん 11ぐん13まい 0.45m φふぁい62mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFズーム20-35mmF3.5-4.5 1997ねん11月30にち 11ぐん13まい 0.5m φふぁい72mm ガラスモールド球面きゅうめんレンズ1まいふくむ。
AFズーム24-50mmF4ニュー 1992ねん 7ぐん7まい 0.35m φふぁい55mm
AFズーム24-50mmF4 1987ねん 7ぐん7まい 0.35m φふぁい55mm
AFズーム24-85mmF3.5-4.5ニュー 1997ねん6がつ20日はつか 12ぐん14まい 0.5m φふぁい62mm 光学こうがくけい従来じゅうらい踏襲とうしゅうしつつしぼりを円形えんけい改良かいりょう。ローレットパターンを変更へんこうしている。αあるふぁ-807si同時どうじ発売はつばい
AFズーム24-85mmF3.5-4.5 1993ねん11月 12ぐん14まい 0.5m φふぁい62mm αあるふぁ-707si同時どうじ発売はつばい
AFズーム24-105mmF3.5-4.5(D) 2000ねん 11ぐん12まい 0.5m φふぁい62mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFズーム28-70mmF2.8G 1993ねん 11ぐん16まい 0.85m φふぁい72mm
AFズーム28-75mmF2.8(D) 2004ねん 14ぐん16まい 0.33m φふぁい67mm ADI調ちょうこう対応たいおう。タムロン SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACROのOEM製品せいひん
AFズーム28-80mmF4-5.6(D) 2001ねん 7ぐん8まい 0.4m φふぁい55mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFズーム28-80mmF4-5.6Ⅱ 1997ねん 10ぐん10まい 0.38m φふぁい62mm
AFズーム28-80mm xi F4-5.6 1993ねん 7ぐん7まい 0.38m φふぁい55mm
AFズーム28-85mmF3.5-4.5ニュー 1992ねん 10ぐん13まい 0.25m φふぁい55mm
AFズーム28-85mmF3.5-4.5 1985ねん 10ぐん13まい 0.25m φふぁい55mm
AFズーム28-100mmF3.5-5.6(D) 2003ねん 8ぐん10まい 0.48m φふぁい55mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFズーム28-105mmF3.5-4.5ニュー 1997ねん6がつ20日はつか 10ぐん13まい 0.5m φふぁい62mm 光学こうがくけい従来じゅうらい踏襲とうしゅうしつつしぼりを円形えんけい改良かいりょう。ローレットパターンを変更へんこうしている。αあるふぁ-807si同時どうじ発売はつばい
AFズーム28-105mmF3.5-4.5 1994ねん 10ぐん13まい 0.5m φふぁい62mm
AFズーム28-105mm xi F3.5-4.5 1991ねん 10ぐん13まい 0.5m φふぁい62mm
AFズーム28-135mmF4-4.5 1985ねん 13ぐん16まい 0.25m φふぁい72mm
AFズーム35-70mmF3.5-4.5 1993ねん 7ぐん7まい 0.5m φふぁい49mm
AFズーム35-70mmF4 1985ねん 6ぐん6まい 0.303m φふぁい49mm
AFズーム35-80mmF4-5.6Ⅱ 1999ねん 8ぐん8まい 0.38m φふぁい49mm
AFズーム35-80mmF4-5.6パワーズーム 1991ねん 8ぐん8まい 0.5m φふぁい49mm
AFズーム35-80mmF4-5.6 1988ねん 8ぐん8まい 0.5m φふぁい46mm
AFズーム35-105mmF3.5-4.5ニュー 1988ねん 10ぐん13まい 0.41m φふぁい55mm
AFズーム35-105mmF3.5-4.5 1988ねん 12ぐん14まい 0.402m φふぁい55mm
AFズーム35-200mm xi F4.5-5.6 1991ねん 15ぐん17まい 0.5m φふぁい62mm
AFアポテレズーム70-200mm F2.8G(D)SSM 2003ねん 16ぐん19まい 1.2m φふぁい77mm
AFズーム70-210 F4.5-5.6 II 1999ねん 10ぐん10まい 1.1m φふぁい49mm
AFズーム70-210 F4.5-5.6 1993ねん 10ぐん10まい 1.1m φふぁい49mm
AFズーム70-210mm F3.5-4.5 1988ねん 12ぐん12まい 1.1m φふぁい55mm
AFズーム70-210mm F4 1985ねん 9ぐん12まい 1.1m φふぁい55mm
AFズーム75-300mm F4.5-5.6(D) 2001ねん 10ぐん13まい 1.5m φふぁい55mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFズーム75-300mm F4.5-5.6Ⅱ 1999ねん 10ぐん13まい 1.5m φふぁい55mm
AFズーム75-300mm F4.5-5.6ニュー 1995ねん 10ぐん13まい 1.5m φふぁい55mm
AFズーム75-300mm F4.5-5.6 1986ねん 11ぐん13まい 1.5m φふぁい55mm
ハイスピードAFアポテレズーム80-200mmF2.8G 1993ねん 13ぐん16まい 1.8m φふぁい72mm
AFズーム80-200mm F2.8 APO 1987ねん 13ぐん16まい 1.8m φふぁい72mm
AFズーム80-200mm xi F4.5-5.6 1991ねん 9ぐん9まい 1.5m φふぁい55mm
AFズーム80-200mm F4.5-5.6 1988ねん 9ぐん9まい 1.5m φふぁい46mm
AFズーム100-200mm F4.5 1987ねん 7ぐん8まい 1.9m φふぁい49mm
AFアポテレズーム100-300mm F4.5-5.6(D) 2000ねん 10ぐん11まい 1.5m φふぁい55mm ADI調ちょうこう対応たいおう
AFアポテレズーム100-300mm F4.5-5.6 1993ねん 10ぐん11まい 1.5m φふぁい55mm
AFズーム100-300mm xi F4.5-5.6 1991ねん 9ぐん11まい 1.5m φふぁい55mm
AFズーム100-300mm F4.5-5.6 1988ねん 9ぐん11まい 1.5m φふぁい55mm
AFアポテレズーム100-400mmF4.5-6.7 1995ねん 11ぐん14まい 2m φふぁい72mm

ソニー・αあるふぁシリーズ / Aマウント カメラ

編集へんしゅう

概要がいよう

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2006ねん3月のコニカミノルタによるカメラ事業じぎょう撤退てったいともない、αあるふぁマウントシステムをはじめとしたデジタルいちレフカメラ関連かんれん事業じぎょう一括いっかつしてソニーへと譲渡じょうとされた。[9]きゅうミノルタ時代じだいαあるふぁシリーズは海外かいがいではべつのブランドで展開てんかいしてきていた(前述ぜんじゅつ)が、ソニーは世界中せかいじゅうαあるふぁブランドに統一とういつして使用しようしている。

ソニーきゅうコニカきゅうミノルタ技術ぎじゅつしゃもそのおおくが吸収きゅうしゅう雇用こようされており[10]、それぞれがつちかってきた一眼いちがんレフカメラの技術ぎじゅつ光学こうがくテクノロジーをベースにCCDイメージセンサ開発かいはつサイバーショット画像がぞうエンジンなどのソニーの技術ぎじゅつかしたシステムとなっている。とくにコニカミノルタ時代じだいには自社じしゃ技術ぎじゅつとしてなかった半導体はんどうたい技術ぎじゅつを、ソニーから大幅おおはばれられたことで、デジタルカメラとしておおきく進歩しんぽした部分ぶぶんがあるという[よう出典しゅってん]保有ほゆうするカメラ関連かんれん事業じぎょう特許とっきょについてはつづきコニカミノルタが保有ほゆうし、ソニーに許諾きょだくするかたちとなっている。

イメージカラーはあざやかなオレンジのシナバーたつすないろ)が採用さいようされ、ロゴはもちろんボディのマウント部分ぶぶんやレンズのマウント、パッケージにもこのいろ使用しようされている。ボディやボディキャップのロゴもくろ統一とういつされ、パッケージはくろにオレンジのラインがはいったはこ採用さいようされている。2009ねんまでに発売はつばいされたモデルについては、光学こうがくファインダーを搭載とうさいしていたが、2010ねん以降いこう発売はつばいされたモデルについては、トランスルーセント・ミラーテクノロジーを搭載とうさいし、電子でんしビューファインダー(EVF)を搭載とうさいしている[11]

日本にっぽんけモデルの型番かたばんNEXシリーズ以外いがい)は、光学こうがくファインダー搭載とうさい機種きしゅはDSLR-Axxxαあるふぁβべーた、トランスルーセント・ミラーテクノロジー搭載とうさい機種きしゅはSLT-Axxxαあるふぁβべーた2014ねん6月発売はつばいのソニーαあるふぁ77 IIからはILCA-xxxαあるふぁβべーた構成こうせいされる(製品せいひんめいの「ソニーαあるふぁ」を「DSLR-A」・「SLT-A」・「ILCA-」にえればよい)。「ILCA」は「Interchangeable Lens Camera / A-mount」のりゃくである。型番かたばんαあるふぁにはGPS搭載とうさいはサイバーショットの型番かたばん同様どうように「V」が、βべーたにはズームレンズキットには「K」「L」「Q」、ダブルズームレンズキットには「W」「Y」、こう倍率ばいりつズームレンズキットには「H」、DT16-105レンズキットには「P」がく。また、日本にっぽん国内こくない機種きしゅでは、海外かいがいでの使用しよう考慮こうりょされておらずメニュー表示ひょうじ日本語にほんごのみとなっている[12]

互換ごかんせい

編集へんしゅう

基本きほんてきにミノルタ・コニカミノルタが発売はつばいしていたαあるふぁシステムようのアクセサリーのおおくはソニーαあるふぁ利用りようできる。ストロボはHS(D)シリーズのみ、すべての機能きのう使つかえる(ADI調ちょうこう・ストロボオートズーム・ハイスピードシンクロ・AF補助ほじょこうとう)。それ以前いぜん製品せいひんではズーム機能きのう使用しようできず最大さいだい光度こうど発光はっこうのみ、またはアダプターを経由けいゆしての最大さいだい発光はっこうのみをサポートする。アンダー・オーバーが発生はっせいするのでカメラ本体ほんたいないしストロボがわのいずれかが露光ろこう補正ほせい必要ひつようとする。リモートストロボ対応たいおう機種きしゅはリモートカメラから情報じょうほうらないので制約せいやくはない。マルチインターフェースシュー搭載とうさいモデルでは、αあるふぁシリーズではなくハンディカムシリーズにじゅんじたあつかいになる(αあるふぁ99ではオートロックシューアダプターが付属ふぞくする)。

ミノルタ・コニカミノルタせいのレンズはAPS-C専用せんようかを注意ちゅういすればそのまま使つかえる。距離きょりエンコーダー内蔵ないぞうレンズではADI調ちょうこう利用りようできる。レンズがわピンすうとボディがわピンすうそろえる必要ひつようはない。キヤノン製品せいひんのように変換へんかんアダプターをかいする必要ひつようもなくレンズをボディに直接ちょくせつ装着そうちゃくできる(りない接続せつぞく端子たんし無視むしされる)。半導体はんどうたいセンサーの表面ひょうめん反射はんしゃりつぎんしおフィルムよりおおきくミラーボックスない乱反射らんはんしゃこすため、視野しやがいから入射にゅうしゃした太陽光たいようこうなどがゴースト・フレアとしてあらわれることがある[注釈ちゅうしゃく 11]本体ほんたいモーター駆動くどうタイプのレンズはDMFモードでダイレクトマニュアルフォーカスが使用しようできる。電動でんどうAFモーター(SAM,SSM)は自動的じどうてき認識にんしきされ、本体ほんたいモーターが停止ていしする。オートフォーカスはF8まで対応たいおうする。それをえる場合ばあい、STFレンズ、とうばい以上いじょう倍率ばいりつでのマクロ撮影さつえい、レンズや本体ほんたい電気でんきてき接続せつぞくされていないコンバージョンレンズやエクステンダー使用しようにはマニュアルフォーカスとなる。JPEG撮影さつえいレンズ補正ほせい機能きのう、デュアルAF機能きのうは、ソニーαあるふぁレンズのみ機能きのうする。

サードパーティせいレンズも使用しようできるが、前述ぜんじゅつのADI調ちょうこう必要ひつよう距離きょりエンコーダーを搭載とうさいしていないレンズではP-TTL調ちょうこうしか使つかえない。AUTO露光ろこうモードは都度つど手動しゅどうえないかぎりADI調ちょうこうかならずリセットされる。プログラムモードでは設定せってい維持いじされる。またAFほろ調整ちょうせいにおいて、サードパーティせいレンズはもっと特性とくせいちかいレンズのIDをてているため、サードパーティせいレンズと純正じゅんせいレンズを同時どうじにAFほろ調整ちょうせいすると誤動作ごどうさきることがある。れいとして、AF28-100mm F3.5-5.6とSIGMA HYPERZOOM LD 28-200mm F3.5-5.6はおなじIDがてられており、どちらかでほろ調整ちょうせいすると両方りょうほうとも調整ちょうせいのピント位置いちになる。タムロン・Diシリーズ、シグマ・DC/DGシリーズは、αあるふぁシリーズで使用しようの128ばんてられており、純正じゅんせいレンズに誤動作ごどうさをもたらすことはない[13]

光学こうがくファインダー搭載とうさいソニーαあるふぁシリーズ

編集へんしゅう
 
αあるふぁ100
  • αあるふぁ1002006ねん6月9にち発売はつばい) - コニカミノルタ時代じだいαあるふぁSweet DIGITALの後継こうけいでソニーαあるふぁだいいちだんとなるモデルである。CCDは1020まん画素がそのAPS-CサイズスーパーHAD。コニカミノルタの技術ぎじゅつ大幅おおはばがれており、メニューなどはほぼαあるふぁSweet DIGITALと同一どういつのものが搭載とうさいされている。また、コニカミノルタが開発かいはつしたCCDシフト方式ほうしきぶれ補正ほせい機構きこうをボディに内蔵ないぞうしており、すべてのレンズでぶれ補正ほせい機構きこう恩恵おんけいけられる。またローパスフィルターに静電気せいでんき対策たいさくほどこしたコーティングをおこなったうえで、ぶれ補正ほせい機構きこう動作どうささせることによってほこりとすという「アンチダストシステム」も実現じつげんさせている。このほこり対策たいさくはペンタックスも同様どうよう機構きこう搭載とうさいして追随ついずいしている[注釈ちゅうしゃく 12]
 
αあるふぁ700
  • αあるふぁ7002007ねん11月9にち発売はつばい) - APS-Cサイズ、1224まん画素がそCMOSセンサー「Exmor」を搭載とうさいした。ぜん機種きしゅソニーαあるふぁ100入門にゅうもんだったのにたいしハイアマチュア位置いちづけられ、コニカミノルタαあるふぁ-7DIGITAL後継こうけいといえる。ノイズ軽減けいげん、マルチポイント位相いそうAFによるこう精度せいど高速こうそくオートフォーカス機能きのう搭載とうさい。CMOSシフト方式ほうしきぶれ補正ほせい機構きこうアンチダスト機能きのう採用さいようし、ミノルタ/コニカミノルタせいαあるふぁレンズでも問題もんだいなく動作どうさする。防塵ぼうじんぼうしずくモデルである。画像がぞう処理しょりエンジン「BIONZ」もしん開発かいはつものわり、Dレンジオプティマイザーの改良かいりょうほどこした。またデジタルいちレフカメラとしてははじめてとなる16:9サイズでの撮影さつえい可能かのうとなり、HDMI端子たんし搭載とうさいすることでソニーせい液晶えきしょうテレビBRAVIAとの連携れんけい可能かのうとした。シャッターおんもソニーのオーディオ事業じぎょうとのコラボレーションによるものとなった。メニューは刷新さっしんされDSC-D770 Cyber-shot Proベースのもの使つかわれている(下位かい機種きしゅ同様どうよう)。2009ねん7がつ14にち生産せいさん完了かんりょう発表はっぴょう
  • αあるふぁ2002008ねん2がつ15にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ100後継こうけいソニーαあるふぁ700同等どうとうのシステムを一部いちぶ使用しようしているため、オートフォーカス速度そくどぶれ補正ほせい機構きこう、ノイズ、メニューの操作性そうさせいわる、ISOとう改善かいぜんしながらもてい価格かかくおさえている。CCDは1020まん画素がそのAPS-CサイズスーパーHAD。USBを使つかいソニーせい液晶えきしょうテレビに接続せつぞくできる「ブラビア プレミアムフォト」にも対応たいおうしている。
  • αあるふぁ3502008ねん3月7にち発売はつばい) - 入門にゅうもん外観がいかんソニーαあるふぁ200非常ひじょうており一部いちぶスペックもおなじだが、ライブビューを搭載とうさいし、背面はいめんモニターのきを上下じょうげれるのが特徴とくちょうである。他社たしゃのライブビューとちが専用せんようのCCDを搭載とうさいしており従来じゅうらいどおりのオートフォーカスシステムを使用しようできるじょう撮影さつえい以外いがいでミラーをげる必要ひつようがないため、光学こうがくファインダーをのぞいたときおなじタイミングで撮影さつえいすることが可能かのうである。CCDは1420まん画素がそのAPS-CサイズスーパーHAD。そのソニーαあるふぁ200とのちがいとして、れんうつし速度そくどソニーαあるふぁ200びょう3コマにたい光学こうがくびょう2.5コマ、ライブビューびょう2コマということがげられる。2008ねん5がつにソニースタイルで限定げんてい200だいのレンズキットモデルのカラーバリエーション、シルキーゴールドが発売はつばいされた。レンズキットにふくまれる標準ひょうじゅんレンズも同色どうしょくわせられる。
  • αあるふぁ3002008ねん7がつ7にち日本にっぽん発売はつばい) - ソニーαあるふぁ200にライブビューを搭載とうさいしたモデル。発表はっぴょう当初とうしょ日本にっぽん国内こくないでは市場いちば投入とうにゅうされなかった。CCDは1020まん画素がそのAPS-CサイズスーパーHAD。ソニーαあるふぁ350限定げんてい発売はつばいされたカラーバリエーション、シルキーゴールドのレンズキットが発売はつばい当初とうしょから用意よういされた。レンズキットにふくまれる標準ひょうじゅんレンズも同色どうしょくわせられる。
 
αあるふぁ900
  • αあるふぁ9002008ねん10月23にち発売はつばい) - 「αあるふぁ最高峰さいこうほう」のした、ハイアマチュアそうけにつくられた機体きたい2007ねんPMA07にミドルレンジソニーαあるふぁ700)と同時どうじにモックアップとしてはつ御目見おめみえしていたが、発表はっぴょう当時とうじ外見がいけんぶれ補正ほせい機構きこう搭載とうさいすること以外いがいまった不明ふめいであったため「イメージセンサーがフルサイズかどうか?」という話題わだいちきりだった[よう出典しゅってん]。そしてうわさどお2008ねんPMA08で35mmフルサイズ2481まん画素がそ有効ゆうこう2460まん画素がそ)CMOSセンサー「Exmor」を採用さいようし、2008ねんなか発売はつばいすると表明ひょうめい。9月10にちには正式せいしきにDSLR-A900として発表はっぴょうされた。ファインダー視野しやりつやく100%の達成たっせい倍率ばいりつやく0.74ばい実現じつげんする大型おおがたガラスペンタプリズムを採用さいようしているため、ペンタ部分ぶぶんとがっているのが特徴とくちょうてきである。またαあるふぁシリーズとしてははじめてレンズごとにごうこげ位置いち前後ぜんごほろ調整ちょうせいできる機能きのうや、さまざまな機能きのう設定せってい効果こうか撮影さつえいまえ液晶えきしょうモニターで確認かくにんできるインテリジェントプレビュー機能きのう搭載とうさいされている[注釈ちゅうしゃく 13]。BIONZプロセッサを2搭載とうさいしたDual BIONZシステムを採用さいようし、CFカードとメモリースティックDuoを同時どうじ使用しよう可能かのう。cRAW形式けいしき毎秒まいびょう5コマを2.5秒間びょうかん撮影さつえい可能かのう後継こうけい実像じつぞうファインダーをそなえなかったことから、実質じっしつてきαあるふぁ7Digitalの設計せっけい継承けいしょうする最後さいごのモデルとなる。2011ねん10月3にち国内こくない生産せいさん完了かんりょうしたことを発表はっぴょう
  • αあるふぁ2302009ねん6月25にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ200後継こうけい。ボディ・レンズともに軽量けいりょうはかられており、サイズもいちまわちいさくなった。記録きろくできるメディアが従来じゅうらいのCFから、SDHC/SDメモリーカードとメモリースティックデュオになった。そのに、グリップの形状けいじょう液晶えきしょうモニターの可動かどういきおおきくなっている。ライブビューは搭載とうさいしないがの2機種きしゅくらべファインダーの倍率ばいりつたかい。液晶えきしょうモニターは固定こてい奥行おくゆきもソニーαあるふぁ350/ソニーαあるふぁ330よりやく3.9mmうすい。あかるさセンサーは搭載とうさいしていない。CCDは1020まん画素がそのAPS-CサイズスーパーHAD。シリーズちゅうさい軽量けいりょう機種きしゅとなっている。
  • αあるふぁ3302009ねん6月25にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ300後継こうけいソニーαあるふぁ230同様どうよう、ボディ・レンズの軽量けいりょう、メモリーデュオへの対応たいおう、グリップの形状けいじょうやモニターの仕様しよう変更へんこうがあった。有効ゆうこう画素がそすう1020まん画素がそのAPS-CサイズCCDセンサーを搭載とうさいする。レンズキットにαあるふぁシリーズとしてははじめてノーブルブラウンのカラーバリエーションが追加ついかされた。レンズキットにふくまれる標準ひょうじゅんレンズも同色どうしょくわせられる。ソニーαあるふぁ380ことなり、ラバー部分ぶぶん表面ひょうめん処理しょりがカーボン模様もようとなっている。
  • αあるふぁ3802009ねん6月25にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ350後継こうけいソニーαあるふぁ230同様どうよう、ボディ・レンズの軽量けいりょう、メモリーデュオへの対応たいおう、グリップの形状けいじょうやモニターの仕様しよう変更へんこうがあった。有効ゆうこう画素がそすう1420まん画素がそげられ、ラバー部分ぶぶん表面ひょうめん処理しょりかわのような形状けいじょうになっている以外いがいソニーαあるふぁ330同様どうよう
  • αあるふぁ500日本にっぽん発売はつばい) - 有効ゆうこう画素がそすう1230まん画素がそのAPS-Cサイズ「Exmor」CMOSセンサーを採用さいよう背中せなかめん液晶えきしょうモニターは上下じょうげ可動かどうしきの3がた。デザインはソニーαあるふぁ300踏襲とうしゅうしており、ソニーαあるふぁ330/ソニーαあるふぁ380ちが従来じゅうらいどおりのグリップとなっている。だい3世代せだい同様どうようにメモリースティックデュオとSDHC/SDメモリーカードのりょう対応たいおうとなっている。
  • αあるふぁ5502009ねん9月29にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ380などの上位じょうい機種きしゅとして位置いちづけられる。販売はんばいちゅうのAPS-Cサイズのモデルのなかでは最高さいこう機種きしゅとなっており、1420まん画素がそ「Exmor」CMOSセンサー、「BIONZ」画像がぞう処理しょりエンジンを搭載とうさいし、ノイズ低減ていげんはかりISO12800まで対応たいおうした。HDR画像がぞう自動じどう撮影さつえい合成ごうせいする「オートHDR」があらたに搭載とうさいされた。「オートHDR」では、画像がぞうのずれ補正ほせいにも対応たいおうしている。写真しゃしんくら部分ぶぶん自動じどう補正ほせいする「Dレンジオプティマイザー」では、「オート」モードやれんうつし機能きのう設定せっていされた。また、ライブビュー画面がめん拡大かくだいしてマニュアルフォーカス撮影さつえいでピントわせを補助ほじょする「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」もあらたに搭載とうさいされた。れんうつし機能きのうについては、ファインダー使用しようやく5コマ/びょう、ライブビュー使用しようやく4コマ/びょうまで対応たいおうし、ピントと露出ろしゅつを1コマ設定せってい固定こていする「速度そくど優先ゆうせん連続れんぞく撮影さつえい」をあらたに搭載とうさいしてやく7コマ/びょうまで対応たいおうした。液晶えきしょうは3.0がたバリアングル液晶えきしょう搭載とうさいし、ソニーαあるふぁ380/ソニーαあるふぁ330/ソニーαあるふぁ230くらべていろいき・コントラスト・反射はんしゃ防止ぼうしともに改善かいぜんされている。またノイズが低減ていげんされた。
  • αあるふぁ450日本にっぽん発売はつばい) - ソニーαあるふぁ550廉価れんかばん。クイックAFライブビューが省略しょうりゃくされ、LCDが固定こていになっている。
  • αあるふぁ850日本にっぽん発売はつばい) - ソニーαあるふぁ900廉価れんかばん。2460まん画素がそフルサイズ「Exmor」CMOS。BIONZプロセッサを1個いっこ搭載とうさい
  • αあるふぁ560日本にっぽん発売はつばい) - ソニーαあるふぁ33おなじセンサーを採用さいようした従来じゅうらいタイプの一眼いちがんレフカメラ。
  • αあるふぁ580日本にっぽん発売はつばい) - ソニーαあるふぁ55おなじセンサーを採用さいようした従来じゅうらいタイプの一眼いちがんレフカメラ。

トランスルーセント・ミラーテクノロジー搭載とうさいソニーαあるふぁシリーズ

編集へんしゅう
 
αあるふぁ55

まったあたらしいコンセプトにもとづくしんシリーズ。従来じゅうらいのクイックリターンミラーのわりに、固定こていしき透過とうかミラーをもちいている。これにより、ミラー動作どうさにともなう振動しんどうによる画質がしつ劣化れっかがなくなり、オートフォーカスの追従ついしょうせい向上こうじょうれんうつし機能きのう高速こうそく技術ぎじゅつてき容易よういとなった。また、光学こうがくファインダーのわりに電子でんしビューファインダーを搭載とうさいしている。そのため、この世代せだいからは「一眼いちがんレフカメラ」ではなく、「一眼いちがんカメラ」と呼称こしょうわっている。

トランスルーセントミラーはやく1/3だんやく20%)のひかり損失そんしつがあり、めんでの乱反射らんはんしゃこることがある[14]

αあるふぁ55αあるふぁ33搭載とうさいされたこの技術ぎじゅつは、ヨーロッパ権威けんいのある写真しゃしん映像えいぞう関連かんれんしょう“TIPA” (Technical Image Press Association)のBEST IMAGING INNOVATION 2011を受賞じゅしょうしている[15]。そのに、オペレーティングシステムがだい3世代せだいまでのμみゅーTRONから、Linuxに変更へんこうされ、BIONZプロセッサが改良かいりょうがなされている。しん型番かたばんにはSLT(Single Lens Translucent )が使つかわれている。

  • αあるふぁ55 (SLT-A55V)(2010ねん8がつ25にち発売はつばい) - αあるふぁ のメインストリームに位置いちづけられ[16]最大さいだい毎秒まいびょうAF追従ついしょう10コマという当時とうじ高級こうきゅうしの高速こうそくれんうつし機能きのう中級ちゅうきゅう以下いか価格かかく実現じつげんし、ベストセラーとなった[17]しん開発かいはつ有効ゆうこうやく1620まん画素がそ「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサー、電子でんしビューファインダー、GPS搭載とうさい。メニューが刷新さっしんされ、Cyber-shot F828ベースになった。
  • αあるふぁ332010ねん8がつ25にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ55廉価れんかばん有効ゆうこう画素がそすうが1420まん画素がそ減少げんしょうれんうつし能力のうりょく最大さいだい毎秒まいびょう7コマに減少げんしょう、GPSが省略しょうりゃくというちがいがある。
  • αあるふぁ35日本にっぽん発売はつばい) - ソニーαあるふぁ33後継こうけい機種きしゅ有効ゆうこうやく1620まん画素がそ増加ぞうかしたが、LCDが固定こていになった。また、最大さいだい毎秒まいびょう7コマのれんうつし中央ちゅうおう800まん画素がそのクロップに限定げんていされている。ぜん画素がそでは最大さいだい毎秒まいびょう5.5コマ。
  • αあるふぁ772011ねん10月14にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ700後継こうけい機種きしゅとされるが実際じっさいは1ねんまえ発売はつばいされたαあるふぁ55のブラッシュアップである。最大さいだい毎秒まいびょう12コマの高速こうそくれんうつし可能かのうしん開発かいはつ有効ゆうこうやく2430まん画素がそ「Exmor」APS HD CMOSセンサー、有機ゆうきELを採用さいようしたファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載とうさい。AVCHD形式けいしきの1920x1080/60p・24pのフルハイビジョン動画どうが撮影さつえい可能かのう
  • αあるふぁ652012ねん1がつ27にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ77廉価れんかばんれんうつし能力のうりょく最大さいだい毎秒まいびょう10コマに減少げんしょう、3じくチルト液晶えきしょうモニターがバリアングルチルト可動かどうしきモニターに変更へんこうというちがいがある。
  • αあるふぁ572012ねん4がつ27にち発売はつばい) -ソニーαあるふぁ55後継こうけい有効ゆうこうやく1610まん画素がそ。「テレコン連続れんぞく撮影さつえい優先ゆうせんAEモード」に、最大さいだい毎秒まいびょうやく13コマの高速こうそくれんうつし可能かのう(ぜん画素がそ有効ゆうこう毎秒まいびょう10コマ)。動画どうが撮影さつえい能力のうりょくαあるふぁ99と同等どうとう
  • αあるふぁ372012ねん6月15にち発売はつばい) -ソニーαあるふぁ35後継こうけい有効ゆうこうやく1610まん画素がそ。「テレコン連続れんぞく撮影さつえい優先ゆうせんAEモード」に、最大さいだい毎秒まいびょうやく7コマのれんうつし可能かのう
 
αあるふぁ99
  • αあるふぁ992012ねん10月26にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ900後継こうけい機種きしゅだが、Aマウントであること・イメージセンサーのサイズ以外いがい共通きょうつうてんはない。最大さいだい毎秒まいびょう6コマの高速こうそくれんうつし可能かのう最大さいだい連続れんぞく撮影さつえい枚数まいすうαあるふぁ900同様どうよう25まいだがSD USH-Iに対応たいおうし25まいえたのち記録きろく時間じかん低下ていかすくない)。しん開発かいはつちょうこう感度かんど有効ゆうこうやく2430まん画素がそ「Exmor」35mmフルサイズ HD CMOSセンサー(αあるふぁ900にたいしてしゅうこうりつ1.5ばい、ダイナミックレンジ・S/N比率ひりつは2ばい)、有機ゆうきELを採用さいようしたファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」、クロスセンサーを11てん配置はいちした19てん位相いそうAFセンサーにくわえ、イメージセンサーじょう位相いそうAFセンサーをめこんだ102てんぞうめん位相いそうセンサー・デュアルAFを搭載とうさい。AVCHD形式けいしきの1920x1080/60p・24pのフルハイビジョン動画どうが撮影さつえい可能かのう(動画どうが撮影さつえいちゅうのAFもデュアルAFにより追従ついしょうつづける)。アクセサリーシューにハンディカムと共通きょうつうマルチインターフェースシュー採用さいようαあるふぁ57以降いこう削除さくじょされたGPS機能きのう復活ふっかつ。その過去かこモデルに搭載とうさいされた機能きのう・カメラないアプリはすべまれ、デュアルコアBIONZプロセッサに画像がぞう処理しょりぜん処理しょりおこなうフロントエンドLSIを搭載とうさい、ノイズリダクション処理しょりとう処理しょりにかかる時間じかん短縮たんしゅくしている。USB端子たんしがサイバーショット時代じだいのmini B端子たんしもどされている(それまでの最新さいしんモデルはmicro USB端子たんし)。データ信号しんごう映像えいぞう信号しんごう明確めいかく分離ぶんりされ、映像えいぞうはmini HDMI、データはmini USBで通信つうしんおこなう(PCに接続せつぞくすることでリモートコマンダーてき操作そうさやタイムラプス撮影さつえいおこなえる)。HDMI信号しんごうはファームウエアアップデートにより常時じょうじ同時どうじ出力しゅつりょく可能かのうとなっており、外部がいぶのHDMIレコーダー・クリップオンモニターに対応たいおうする。オーディオ入出力にゅうしゅつりょくとう本体ほんたい側面そくめん端子たんし以外いがいにマルチインターフェースシュー経由けいゆおこなこと可能かのう(オートロックシュー変換へんかんアダプタどうこりによりミノルタ時代じだいのストロボも装着そうちゃく)。Aマウントシリーズさい上位じょういモデルとして細部さいぶかかわっており、防塵ぼうじんぼうしずく設計せっけいすべての開閉かいへいにヒンジをもうけるなど配慮はいりょされている。地域ちいきによってGPS内蔵ないぞうモデルSLT-A99V、GPS搭載とうさいモデルSLT-A99の2種類しゅるいがある。
  • αあるふぁ582013ねん8がつ9にち発売はつばい) -ソニーαあるふぁ57後継こうけい有効ゆうこうやく2010まん画素がそソニーαあるふぁ65同様どうよう有機ゆうきELファインダーを採用さいようや、AF性能せいのうなど向上こうじょうしたが、連続れんぞく撮影さつえいやく5コマ/びょう(テレコン連続れんぞく撮影さつえい優先ゆうせん最高さいこうやく8コマ/びょう)、液晶えきしょう画面がめんが2.7インチ46まんドット、マウントのプラスチック素材そざい動画どうが撮影さつえい機能きのうからプログレッシブ記録きろく削除さくじょされるなど劣化れっかしたてんられる。ソニーαあるふぁ99同様どうようマルチインターフェースシューを採用さいよう
  • αあるふぁ77 II2014ねん6月6にち発売はつばい) - ソニーαあるふぁ77後継こうけい世界せかい最多さいたとなる79てん位相いそうAFセンサーを搭載とうさいし、画像がぞう処理しょりには従来じゅうらいで3ばい高速こうそく処理しょりおこなうBIONZ Xを採用さいよう。またAマウントはじめてNFCとWi-Fiを搭載とうさいしている。有効ゆうこうやく2430まん画素がそ「Exmor」APS HD CMOSセンサー、有機ゆうきELを採用さいようしたファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載とうさい。AVCHD形式けいしきの1920x1080/60p・24pのフルハイビジョン動画どうが撮影さつえい可能かのう。2014ねん12月のアップデートで、XAVC S記録きろくにも対応たいおうした。
  • αあるふぁ682016ねん4月発売はつばい 日本にっぽん発売はつばい) - 2015ねん11月5にち発表はっぴょうされたソニーαあるふぁ65後継こうけいただし、2.7インチ46まんドットのチルト液晶えきしょうや0.39インチ電子でんしファインダーなど随所ずいしょ形状けいじょうソニーαあるふぁ58名残なごりられる一方いっぽう、79てん位相いそうAFセンサーを搭載とうさいした有効ゆうこうやく2400まん画素がそ「Exmor」APS HD CMOSセンサーが搭載とうさいされ、XAVC S記録きろくにも対応たいおうしたフルハイビジョン動画どうが撮影さつえい可能かのうとなっており、さらにはボディ右肩みぎかたにサブ液晶えきしょう搭載とうさいされるなどソニーαあるふぁ77 II相当そうとうするスペックが搭載とうさいされている[18]
 
αあるふぁ99Ⅱ
  • ソニーαあるふぁ99Ⅱ(2016ねん11月25にち発売はつばい) - 2016ねん9月19にちにフォトキナ2016(開催かいさいドイツ・ケルン)の開催かいさい前日ぜんじつ、ソニー・カンファレンスにて発表はっぴょうαあるふぁ7RⅡおなじく、4240まん画素がそ最大さいだいISO102400、裏面りめん照射しょうしゃがたフルサイズExmor R CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載とうさい。AF/AE追従ついしょうで12コマ/びょうれんうつし可能かのう。AF79てんで、ぞうめん位相いそうの399てんAFセンサーと共同きょうどう動作どうさするハイブリッド位相いそうAF。AFは-4EV対応たいおう。5じくしゅブレ補正ほせい搭載とうさいされ、CIPA規格きかくで4.5だんぶん効果こうかがある。また、たて位置いちグリップはαあるふぁ77ⅡようのVG-C77AMが使用しようできる。

ソニー・αあるふぁシリーズ / Eマウント

編集へんしゅう

概要がいよう

編集へんしゅう

2010ねん2がつ21にちカリフォルニアしゅうアナハイム開催かいさいされたPMA 2010にてEマウントが発表はっぴょう2010ねん6月3にちどうマウント規格きかく搭載とうさいしたミラーレスいちカメラNEX-3およびNEX-5が発売はつばいされた。当初とうしょはNEXシリーズのマウントとして展開てんかいしていたEマウントだが、2013ねん9月のαあるふぁ3000(日本にっぽん発売はつばい)の発売はつばいから、NEXブランドを廃止はいしし、αあるふぁブランドに統一とういつすることになった。2013ねん11月に、はつのフルサイズミラーレスカメラであるαあるふぁ7とαあるふぁ7Rが発売はつばいされた。

Eマウントカメラは、Aマウントカメラにたいしてミラーと光学こうがくファインダーをはいして、フランジバックを44.5mmから18mm(=Eighteenの頭文字かしらもじEがEマウントの由来ゆらい[19])に、レンズマウント(内径ないけい)を50mmから46mm[20]にまでちぢめている。フランジバックをみじかくし、レンズマウントをちいさくすることでボディとレンズの小型こがた実現じつげんした。また、小型こがたでありながらも将来しょうらいてきにフルサイズセンサーの搭載とうさい視野しやれて設計せっけいされており[21]通信つうしんプロトコルも映像えいぞう製作せいさく念頭ねんとうかんがえられた設計せっけいがなされ、従来じゅうらいのAマウントレンズとの互換ごかんせい考慮こうりょされた[22]

Aマウントレンズもマウントアダプター「LA-EA5(円筒えんとうがた)」、「LA-EA4(フルサイズ対応たいおう、トランスルーセントミラー・テクノロジー搭載とうさい)」、「LA-EA3(フルサイズ対応たいおう)」、「LA-EA2(APS-Cサイズ、トランスルーセントミラー・テクノロジー搭載とうさい)」、「LA-EA1(APS-Cサイズ)」をかいして使用しよう可能かのうである[注釈ちゅうしゃく 14]

また、通信つうしんプロトコルの基本きほん仕様しよう開示かいじには比較的ひかくてき柔軟じゅうなん姿勢しせいをとっており、申請しんせいした法人ほうじんたいして審査しんさおこないそれに通過つうかした法人ほうじん情報じょうほう開示かいじおこなっているのも特徴とくちょうといえる[23]。その結果けっか現在げんざいまでにオートフォーカスに対応たいおうするレンズはサードパーティせいふくめ100以上いじょうとなり、AF制御せいぎょため電子でんし接点せってんづけマウントアダプターを製造せいぞうする企業きぎょう多岐たきにわたることとなった。ただし、開発かいはつゆるされるのはレンズとマウントアダプターのみとされ、カメラがわ通信つうしんプロトコルの情報じょうほう開示かいじおこなっているわけではない。

Eマウント APS-Cセンサー

編集へんしゅう
 
NEX-5

ソニーはつミラーレスいちカメラ型番かたばんの「NEX」は「New E-mount eXperience」という意味いみ[24]

ILCEシリーズ

編集へんしゅう

2013ねん9月に、αあるふぁ3000(日本にっぽん発売はつばい)を皮切かわきりに展開てんかいした「αあるふぁ NEX」の後継こうけいシリーズ。型番かたばんの「ILCE」は「Interchangeable Lens Camera / E-mount」のりゃくである。

αあるふぁ3000シリーズ

  • αあるふぁ3000 (ILCE-3000)(2013ねん9がつ20日はつか発売はつばい日本にっぽん発売はつばい) - 2040まん画素がそのExmor APS HD CMOSセンサー(BIONZ)、コントラストAF搭載とうさい。ISO感度かんど静止せいし)ISO100-16000、連続れんぞく撮影さつえい速度そくど最高さいこうやく3.5コマ/びょう[25]
  • αあるふぁ3500 (ILCE-3500)(2014ねん3月24にち発表はっぴょう日本にっぽん発売はつばい) - 前述ぜんじゅつαあるふぁ3000とボディ性能せいのう変更へんこうてんはなく、おもにオーストラリア、メキシコ、ロシア、ひがしヨーロッパ、中東ちゅうとう、アフリカにてバッジネームが変更へんこうされたモデル。付属ふぞくするキットレンズにちがいがあり、αあるふぁ3000では18-55mm f3.5-5.6 OSSだったものが、αあるふぁ3500では18-50mm f4-5.6(日本にっぽん発売はつばい)にえられ、αあるふぁ3000よりも2わりほど廉価れんか価格かかく構成こうせい展開てんかいした[26]
 
αあるふぁ5000
 
αあるふぁ5100

αあるふぁ5000シリーズ

  • αあるふぁ5000 (ILCE-5000)(2014ねん2がつ7にち発売はつばい) - NEX-3Nの後継こうけい。2040まん画素がそのExmor APS HD CMOSセンサー、コントラストAF搭載とうさい。ISO感度かんど静止せいし)ISO100-16000、連続れんぞく撮影さつえい速度そくど最高さいこうやく3.5コマ/びょう画像がぞう処理しょりエンジンがBIONZ Xになり、ディテールリプロダクション技術ぎじゅつによりリアリティが向上こうじょうした。WiFiにくわえNFCも搭載とうさいし、PlayMemories Camera Appsにも対応たいおうする。
  • αあるふぁ5100 (ILCE-5100)(2014ねん9月5にち発売はつばい) - NEX-5Tの後継こうけい。2430まん画素がそのExmor APS HD CMOSセンサー、αあるふぁ6000同様どうようの179てん位相いそうAFと25てんのコントラストAFによるファストハイブリッドAF、ISO感度かんど静止せいし)ISO100-25600、連続れんぞく撮影さつえい速度そくど最高さいこう6コマ/びょう。モニターは、タッチ対応たいおうの180チルト可動かどうしき動画どうが記録きろくフォーマットは従来じゅうらいのAVCHD、MP4にくわえXAVC Sが追加ついかされた。PlayMemories Camera Appsにも対応たいおう。なお、スマートアクセサリーターミナルか割愛かつあいされたため、これによりNEX-5時代じだいからつづいたスマートアクセサリーターミナル搭載とうさい姿すがたした。
 
αあるふぁ6000とキットレンズ

αあるふぁ6000シリーズ

  • αあるふぁ6000 (ILCE-6000)(2014ねん3月14にち発売はつばい) - NEX-6とNEX-7を統合とうごうした後継こうけい。2470まん画素がそのExmor APS HD CMOSセンサー。ISO感度かんど静止せいしでISO100-25600(動画どうがはISO100-12800)、連続れんぞく撮影さつえい速度そくど最高さいこうやく11コマ/びょう。ファストハイブリッドAFの位相いそうセンサーのかずもNEX-6の99てんから179てん増加ぞうかし、ほぼ全面ぜんめん位相いそうAFが使用しよう可能かのうになったと同時どうじにAFごうこげ速度そくど0.06びょうほこる。コントロールダイヤルはNEX-7を踏襲とうしゅうしつつ、左側ひだりがわをモード切替きりかえダイヤルに変更へんこう有機ゆうきELファインダーも搭載とうさいするが、ドットすうがNEX-7および6の236まんドット(XGA相当そうとう)から144まんドット(SVGA相当そうとう)にダウンしている。PlayMemories Camera Appsにも対応たいおう2015ねん6月16にちのファームウェアアップデートで、XAVC S撮影さつえいにも対応たいおうした。また、2016ねん12月2にちにはしんいろとしてグラファイトグレーが追加ついかされている(ボディのみの販売はんばい)。
  • αあるふぁ6300 (ILCE-6300)(2016ねん3月11にち発売はつばい) - αあるふぁ6000の後継こうけいかつ上位じょうい機種きしゅ外観がいかんはほぼ継承けいしょうしているがボディ素材そざいにマグネシウムを採用さいよう新型しんがたのExmor APS HD CMOSセンサーやイメージプロセッサが搭載とうさいされ、ファストハイブリッドAFの位相いそうセンサーのかずが179てんから425てん増加ぞうか(コントラスト方式ほうしきでも25てんから169てん増加ぞうか)、さらにAFごうこげ速度そくども0.05びょう世界せかい最速さいそく更新こうしんした。ISO感度かんど静止せいし動画どうがどもにISO100-25600となり、静止せいし場合ばあい拡張かくちょうISO51200まで対応たいおうする。動画どうが撮影さつえいはXAVC S 4Kが可能かのうとなり、最高さいこう30p/100Mbpsでの4K撮影さつえいができるようになった。そのほかに有機ゆうきELファインダーは236まんドットに変更へんこうされ、電子でんし水準すいじゅん、サイレントシャッター機能きのう搭載とうさいする。また、静止せいし撮影さつえいにおけるしょう電力でんりょく成功せいこうし、同型どうけいのバッテリーを使用しようしても15%程度ていど撮影さつえい可能かのう枚数まいすうえるなどこまかな改善かいぜんられる。2019ねん1がつ生産せいさん終了しゅうりょう
  • αあるふぁ6500(ILCE-6500)(2016ねん12月2にち発売はつばい) - αあるふぁ6300の後継こうけいかつ上位じょうい機種きしゅ。EマウントのAPS-Cセンサー搭載とうさいはじめてボディ内蔵ないぞうしゅブレ防止ぼうし機能きのう搭載とうさいし、5じくしゅブレ補正ほせい実現じつげんした(マウントアダプターでAマウントレンズ装着そうちゃく対応たいおう)。使用しようセンサーおよ画素がそすうαあるふぁ6300とおなじだが、あたらしいフロントエンドLSIやだい容量ようりょうバッファメモリの採用さいよう最大さいだい307コマまでのれんうつし可能かのうになった。最高さいこうれんうつし速度そくどはHI+モードで11コマ/びょう。4D FOCUSをつかさど世界せかい最多さいたの425てん位相いそうAFセンサーおよびコントラストAFセンサーを画面がめんのほぼ全域ぜんいき配置はいちし、世界せかい最速さいそく0.05びょうのAF速度そくど実現じつげんした。また、液晶えきしょうパネルはαあるふぁ6000シリーズではじめてタッチパネル搭載とうさいになり、240まん画素がそのOLED Tru-Finder使用しようにドラッグでAFポイントの移動いどう可能かのうになった。2019ねん生産せいさん終了しゅうりょう
  • αあるふぁ6400(ILCE-6400)(2019ねん2がつ22にち発売はつばい[27] - αあるふぁ6300の後継こうけいで、αあるふぁ6500・αあるふぁ6000・αあるふぁ5100は併売へいばい。BIONZ Xがαあるふぁ9やαあるふぁ7R IIIとおなしん世代せだいになり、フルサイズαあるふぁ搭載とうさいされている動体どうたい予測よそくアルゴリズムを搭載とうさいかつ最適さいてきすることで、世界せかい最速さいそくの0.02びょうAFを実現じつげんした。AF-SモードのAF検出けんしゅつ輝度きど範囲はんい下限かげんとしてEV-2を実現じつげんし、くらいシーンでもフォーカスがいやすくなった。αあるふぁ9に搭載とうさいされているAIによる物体ぶったい認識にんしきふく最新さいしんのアルゴリズムも最適さいてきされて搭載とうさいし、リアルタイムひとみAF機能きのう精度せいど速度そくど向上こうじょうした。6000けいでははじめて180チルト可動かどうしき液晶えきしょうモニターを搭載とうさいし、αあるふぁ6500同様どうようOLED Tru-Finderでの撮影さつえいのタッチパッド機能きのう搭載とうさいされている。
  • αあるふぁ6600(ILCE-6600)(2019ねん11月1にち発売はつばい[28] - αあるふぁ6500の後継こうけいで、αあるふぁ6400とαあるふぁ6000は併売へいばいαあるふぁ6400同様どうよう最新さいしん世代せだいのBIONZ Xを搭載とうさいし、常用じょうようISO感度かんどが100~32000まで対応たいおう可能かのうになった。処理しょり速度そくども6500にくらやく1.8ばい高速こうそくされている。バッテリーがZバッテリーに変更へんこうになりEVFで720まい液晶えきしょう使用しようで810まいのロングバッテリーライフを実現じつげん。また、αあるふぁ6000シリーズではつのリアルタイムひとみAFを搭載とうさいした(6600は動画どうが撮影さつえい対応たいおう)。αあるふぁ6500がおわりうりとなるため、αあるふぁ6000シリーズでは唯一ゆいいつのボディないしゅブレ補正ほせい搭載とうさいとなる[29]
  • αあるふぁ6100(ILCE-6100)(2019ねん10月25にち発売はつばい[28] - αあるふぁ6000の後継こうけいで、11月発売はつばいαあるふぁ6600の下位かいαあるふぁ6400とαあるふぁ6000は併売へいばいαあるふぁ5100はおわりうり[29]となるため、日本にっぽんでのαあるふぁのAPS-Cαあるふぁ6000シリーズのみとなる。αあるふぁ6000とくらべ、液晶えきしょうが180チルトのタッチ対応たいおうモニターになったこと、静止せいし撮影さつえいのリアルタイムひとみAFに対応たいおうしたことがおおきなちがいとなる。2021ねん12月23にち生産せいさん完了かんりょう[30]
  • αあるふぁ6700(ILCE-6700)(2023ねん7がつ28にち発売はつばい) - 2600まん画素がそ裏面りめん照射しょうしゃがたCMOSセンサーを搭載とうさいαあるふぁ6600とくらべ、AIプロセッシングユニットを搭載とうさいしよりこう精度せいど被写体ひしゃたい認識にんしき可能かのうになったこと、液晶えきしょうがバリアングルタッチ対応たいおうモニターになったこと、4K 120pハイフレームレート動画どうが記録きろく対応たいおうしたことがおおきなちがいとなる。画像がぞう処理しょりエンジンがBIONZ XRになったことで、処理しょり速度そくども6600にくらやく8ばい高速こうそくされており、メニュー画面がめんなどが刷新さっしんされている。
 
ソニーQX1。上部じょうぶにポップアップストロボも内蔵ないぞうする。

QXシリーズ(レンズスタイルカメラ)

  • ソニーQX1 (ILCE-QX1)(2014ねん10がつ10日とおか発売はつばい) - ファインダーや液晶えきしょうパネルは搭載とうさいせずにスマートフォンタブレットとNFC・Wi-Fi接続せつぞくして使用しようする「レンズスタイルカメラ」共通きょうつうするコンセプトのモデル。かがみどうにはαあるふぁのロゴが印字いんじされている。αあるふぁ3500(日本にっぽん発売はつばい)同様どうようの2010まん画素がそのExmor APS HD CMOSセンサー、コントラストAF搭載とうさい。ISO感度かんど静止せいし)ISO100-16000、連続れんぞく撮影さつえい速度そくど最高さいこうやく3.5コマ/びょう

VLOGCAMシリーズ

編集へんしゅう
  • ZV-E10(2023ねん5がつ26にち)[3] - 「Vlog」用途ようととくした「VLOGCAM」シリーズのだいだんである。ファインダーをはいし、バリアングル液晶えきしょう搭載とうさい。シャッターボタンにあった電源でんげんボタンはスイッチ方式ほうしきになり本体ほんたい天面あまつら移動いどうわりにズームレバーが採用さいようされた。また、動画どうがとくしているため、指向しこうせい3カプセルマイクを搭載とうさい、ウインドスクリーンが付属ふぞくされる。初心者しょしんしゃでもあつかいやすいように「背景はいけいぼけえ」といった機能きのうや、ワンオペでの撮影さつえいおこないやすいように「商品しょうひんレビューよう設定せってい」といった機能きのうもある。[31]

Eマウント フルサイズセンサー

編集へんしゅう

2013ねん10月に、Eマウント搭載とうさいのフルサイズであるαあるふぁ7およびαあるふぁ7Rが発表はっぴょうされ、11月15にちから発売はつばいされた。ミラーレスとしては世界せかいはじめてのフルサイズとなる[32][注釈ちゅうしゃく 15]

αあるふぁ7シリーズ(標準ひょうじゅんモデル)

編集へんしゅう
 
フルサイズEマウント初代しょだいαあるふぁ7。装着そうちゃくするレンズはZeiss T* ゾナー 35mm f/2.8 ZA。
  • αあるふぁ7 (ILCE-7)(2013ねん11月15にち発売はつばい) - 世界せかいはつのフルサイズミラーレスカメラ。有効ゆうこうやく2430まん画素がそフルサイズExmor CMOSセンサーを搭載とうさいαあるふぁ99やく3ばい高速こうそくされたBIONZ Xを搭載とうさいし、位相いそうAFとコントラストAFをわせたファストハイブリッドAFに対応たいおうした。やく236まんドットのXGA OLED Tru-Finderを搭載とうさい。2020ねん9がつ販売はんばい終了しゅうりょう
  • αあるふぁ7 II (ILCE-7M2)(2014ねん12月5にち発売はつばい) - αあるふぁ7の後継こうけい。Eマウントはじめてかつフルサイズでは世界せかいはつのセンサーシフトしき5じくしゅブレ補正ほせい搭載とうさいされ、ほとんどのレンズ(Aマウントアダプタ+Aマウントレンズ使用しようふくむ)で最高さいこう4.5だんぶんブレ補正ほせい使用しよう可能かのうになった。イメージセンサー、画像がぞう処理しょりエンジンはαあるふぁ7と同様どうようであるが、αあるふぁ7S同様どうよう最大さいだいビットレート50MbpsでのXAVC SによるフルHD動画どうが記録きろく・フルHDでの圧縮あっしゅく(4:2:2、8bit)のぜん画素がそ読出よみだ動画どうが出力しゅつりょく対応たいおう。ファストハイブリッドAFも、AFアルゴリズム見直みなおしによりαあるふぁ7にくらべて30%レスポンスが向上こうじょうした。
  • αあるふぁ7 III (ILCE-7M3) (2018ねん3月23にち発売はつばい)[33] - αあるふぁ7 IIの後継こうけい (αあるふぁ7 IIは併売へいばい)。センサーシフトしき5じくしゅブレ補正ほせいαあるふぁ7 IIとくらべて0.5だんぶん上昇じょうしょうし、5.0だんぶん補正ほせい効果こうか実現じつげんした。センサーはしん開発かいはつ有効ゆうこうやく2420まん画素がそ裏面りめん照射しょうしゃがたExmor R CMOSセンサーとしん世代せだいBIONZ Xのわせに変更へんこうされ、常用じょうようISO感度かんど最高さいこう51200にアップ、「4D FOCUS」に対応たいおうひとみAFはAF-Cでも利用りよう可能かのうになった。シャッターユニットが変更へんこうされたことによりメカシャッターでのAF/AE追従ついしょう最高さいこうやく10コマ/びょう高速こうそくれんうつし対応たいおうし、サイレント撮影さつえいにも対応たいおうした。動画どうが記録きろくではあらたに4Kに対応たいおうし、HLG(ハイブリッドログガンマ)による4K HDR撮影さつえいにも対応たいおうした。ファインダーはあらたにT*コーティングを採用さいよううつみをらしている。
  • αあるふぁ7 IV (ILCE-7M4) (2021ねん12月17にち発売はつばい)[34] - αあるふぁ7 IIIの後継こうけい (αあるふぁ7 IIとαあるふぁ7 IIIも併売へいばい)。センサーシフトしき5じくしゅブレ補正ほせいαあるふぁ7 IIIからさらに0.5だんぶん上昇じょうしょうし、やく5.5だんぶん補正ほせい効果こうか実現じつげんした。ボディはだいよん世代せだいとなり、しん開発かいはつ有効ゆうこうやく3300まん画素がその35mmフルサイズ裏面りめん照射しょうしゃがたCMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載とうさいし、αあるふぁ1やαあるふぁ7S IIIに搭載とうさいされている従来じゅうらい最大さいだいやく8ばい高速こうそく処理しょり可能かのう画像がぞう処理しょりエンジンBIONZ XRが搭載とうさいされ、露出ろしゅつ補正ほせいダイヤルは自由じゆう機能きのうてられるダイヤルにえられ、静止せいし/動画どうが/S&Qえダイヤルをあらたに搭載とうさい液晶えきしょうはバリアングルを採用さいよう。また動画どうがはスーパー35mmで4K60pが撮影さつえいできるようになり、アクティブモードも搭載とうさい。ハイブリッドとしてさらなる進化しんかげた。

αあるふぁ7Rシリーズ(こう画素がそモデル)

編集へんしゅう
 
こう画素がそモデルとなるαあるふぁ7RII
  • αあるふぁ7R (ILCE-7R)(2013ねん11月15にち発売はつばい) - Eマウントのフルサイズで、同日どうじつ発売はつばいαあるふぁ7の派生はせいこう画素がそだか解像度かいぞうどモデル。"R"はResolutionのRである。有効ゆうこうやく3640まん画素がそのフルサイズExmor CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載とうさい。NFC・Wi-Fiも搭載とうさいし、PlayMemories Camera Appsにも対応たいおうする。画像がぞう処理しょりには、従来じゅうらいで3ばい高速こうそく処理しょりおこなうBIONZ Xを採用さいようした。2017ねん10がつ生産せいさん終了しゅうりょう
  • αあるふぁ7R II (ILCE-7RM2)(2015ねん8がつ7にち発売はつばい) - αあるふぁ7Rの後継こうけい世界せかいはつとなる4240まん画素がそ最大さいだいISO102400の裏面りめん照射しょうしゃがたフルサイズExmor R CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載とうさいαあるふぁ7 IIと同様どうようにセンサーシフトしき5じくしゅブレ補正ほせい搭載とうさいし、あらたに4K/30p動画どうが撮影さつえいαあるふぁシリーズ単体たんたいでできるようになったほか、αあるふぁ7Sと同様どうようフルHD・4Kで圧縮あっしゅく(4:2:2、8bit)のぜん画素がそ読出よみだ動画どうが出力しゅつりょく対応たいおう。また、αあるふぁ7Rでは搭載とうさいされなかったハイブリッドAFも搭載とうさいされ、399てん位相いそう検出けんしゅつAFでαあるふぁ7Rにくらべ40%AFスピードが短縮たんしゅくされた。内蔵ないぞうEVFにはZEISS T*コーティングをほどこしている。2015ねん10がつ19にちのアップデートでαあるふぁ7S IIとおなじく、14ビット圧縮あっしゅくRAWフォーマット記録きろく対応たいおうした。2016ねんカメラグランプリ大賞たいしょう受賞じゅしょう
  • αあるふぁ7R III (ILCE-7RM3)(2017ねん11月25にち発売はつばい) - αあるふぁ7R IIの後継こうけいαあるふぁ7R IIは併売へいばいαあるふぁ7Rはおわりうり)。画像がぞう処理しょりシステムのBIONZ Xはしん世代せだいになり、画像がぞう処理しょりをサポートするフロントエンドLSIも搭載とうさいしたことでひろいダイナミックレンジを実現じつげんやく4,240まん画素がそくわえシャッターチャージユニットに最新さいしんがた採用さいようしたことにより、AF/AE追従ついしょう最高さいこうやく10コマ/びょう高速こうそくれんうつし(サイレントモードふくむ)も可能かのうになった。常用じょうよう感度かんど最高さいこうでISO32000までアップ、使用しよう頻度ひんどたかなか感度かんどいきではやく一段いちだんぶんのノイズ低減ていげん実現じつげん光学こうがくしき5じくボディないしゅブレ補正ほせいも5.5だんになり、フォーカスはαあるふぁ9同様どうよう「4D FOCUS」に対応たいおうひとみAFの追従ついしょう性能せいのうも、やく2ばい向上こうじょうした。あらたにフリッカーレス撮影さつえい対応たいおうαあるふぁただいちぶれ補正ほせいユニットを1コマずつシフトさせることによりやく1おく6960まん画素がそぶん膨大ぼうだい情報じょうほうから、かいぞうかんすぐれた1まい画像がぞう生成せいせいすることができるピクセルシフトマルチ撮影さつえい対応たいおう動画どうが撮影さつえいめんでは、ソニーせいデジタルスチルカメラとしてはじめて、撮影さつえいにカラーグレーディングを必要ひつようとしないインスタントHDRワークフローを実現じつげんするHLG(ハイブリッドログガンマ)方式ほうしきによる4K HDR撮影さつえい対応たいおうした。ファインダーは、αあるふぁ7 IIとくらべて最大さいだい輝度きどやく2ばいになりファインダー倍率ばいりつ0.78ばい実現じつげんしたQuad-VGA OLED Tru-Finderを搭載とうさいする。USB端子たんしはUSB micro-BにくわあらたにSuperSpeed USB(USB 3.1 Gen1)対応たいおうUSB Type-C端子たんし追加ついかされている。
  • αあるふぁ7R IV(ILCE-7RM4)(2019ねん9月6にち発売はつばい)[35] - αあるふぁ7R IIIの後継こうけいαあるふぁ7R IIおよびαあるふぁ7R IIIは併売へいばい)。しん開発かいはつ有効ゆうこうやく6100まん画素がそCMOSイメージセンサーと、最新さいしん画像がぞう処理しょりエンジンBIONZ XとフロントLSIのわせにより、ピクセルシフトマルチ撮影さつえい機能きのうαあるふぁ7R IIIの4まいから16まい画像がぞう生成せいせい枚数まいすう強化きょうかされた。ファインダーもαあるふぁ7R IIIやく1.6ばいやく576まんドットのUXGA OLED Tru-Finderになり、AF/AE追従ついしょうでの最高さいこうやく10コマ/びょう高速こうそくれんうつし対応たいおう。センサー強化きょうかでダイナミックレンジはてい感度かんどやく15ストップを実現じつげん常用じょうようISO感度かんどは100から32000まで対応たいおうする。マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースが追加ついかされ、高音こうおんしつのデジタル音声おんせいをカメラにダイレクトに伝送でんそう録音ろくおん可能かのう無線むせんLANは802.11acに対応たいおうしたことにより、PCけImaging Edge 2.0によるPCリモート(テザー)撮影さつえい可能かのうになった。カメラグランプリ2020大賞たいしょう受賞じゅしょう
  • αあるふぁ7R V(ILCE-7RM5)(2022ねん11月25にち発売はつばい)[36] - αあるふぁ7R IVの後継こうけいαあるふぁ7R IIIおよびαあるふぁ7R IVは併売へいばい)。有効ゆうこうやく6100まん画素がそCMOSイメージセンサーと、AI処理しょりとくしたしん開発かいはつのAIプロセッシングユニットを搭載とうさいし、こう精度せいど被写体ひしゃたい認識にんしきひと動物どうぶつとり昆虫こんちゅうくるま電車でんしゃ飛行機ひこうき)が可能かのうになった。ティルト機構きこうとバリアングル機構きこうわせたしん開発かいはつ4じくマルチアングル液晶えきしょうモニターを搭載とうさい。ファインダーもαあるふぁ7R IVやく1.6ばいやく944まんドットの OLED Finderになった。AF/AE追従ついしょうでの最高さいこうやく10コマ/びょう高速こうそくれんうつし対応たいおう。5じくボディないしゅブレ補正ほせいも8だんになり、一部いちぶのレンズをもちいることで協調きょうちょうしゅぶれ補正ほせいにも対応たいおう動画どうが撮影さつえいは、は、4:2:0 10bitでやく30ぶんの8K 24p動画どうが対応たいおう。HDMI Type-A端子たんし搭載とうさい。USB PD方式ほうしきでの高速こうそく充電じゅうでん対応たいおうした。メモリーカードはあらたにCFexpress Type A対応たいおうし、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応たいおうしたデュアルスロットを搭載とうさいした。Rシリーズとしては、はじめてのWebカメラとして使つかえるUVC/UACに対応たいおうした。

αあるふぁ7Sシリーズ(こう感度かんどモデル)

編集へんしゅう
 
こう感度かんどモデルとなるαあるふぁ7S。装着そうちゃくするレンズはコシナフォクトレンダー ノクトンクラシック 40mm f/1.4。
  • αあるふぁ7S (ILCE-7S)(2014ねん6がつ20日はつか発売はつばい) - Eマウント搭載とうさいのフルサイズで、αあるふぁ7の派生はせいこう感度かんどモデル。"S"はSensitivityのSである。最大さいだいISO409600(静止せいし動画どうが)の1220まん画素がそフルサイズExmor CMOSセンサーを搭載とうさい最大さいだいビットレート50MbpsでのXAVC Sによるフルハイビジョン動画どうが撮影さつえいαあるふぁシリーズではじめてできるようになったほか、フルHD・4Kで圧縮あっしゅく(4:2:2、8bit)のぜん画素がそ読出よみだ動画どうが出力しゅつりょく実現じつげんしている。ただし、圧縮あっしゅくぜん画素がそ読出よみだ動画どうが出力しゅつりょくによるフルHD・4K動画どうが記録きろくには別売べつうりのHDMIケーブルとレコーダーが必要ひつよう。2020ねん9がつ販売はんばい終了しゅうりょう
  • αあるふぁ7S II (ILCE-7SM2)(2015ねん10月16にち発売はつばい) - αあるふぁ7Sの後継こうけいαあるふぁ7 II/7R IIと同様どうようにセンサーシフトしき5じくしゅブレ補正ほせい搭載とうさいし、本体ほんたいでの4K/30p動画どうが撮影さつえい、14ビット圧縮あっしゅくRAWフォーマット記録きろく対応たいおうした。αあるふぁ7S/7R IIと同様どうようフルHD・4Kで圧縮あっしゅく(4:2:2、8bit)のぜん画素がそ読出よみだ動画どうが出力しゅつりょく対応たいおう。またファストインテリジェントAFも従来じゅうらいの25てんから169てん増加ぞうかし、動画どうが撮影さつえいαあるふぁ7Sとくらべて2ばい高速こうそくAFを実現じつげん内蔵ないぞうEVFにはαあるふぁ7R IIと同様どうようにZEISS T*コーティングをほどこしている。2020ねん9がつ販売はんばい終了しゅうりょう
  • αあるふぁ7S III (ILCE-7SM3) (2020ねん10月9にち発売はつばい[37] - αあるふぁ7S IIの後継こうけいしん開発かいはつ有効ゆうこうやく1210まん画素がそフルサイズ裏面りめん照射しょうしゃがたExmor R CMOSセンサーを搭載とうさいし、αあるふぁ7S同様どうよう最大さいだいISO409600を実現じつげん、さらに15+ステップのダイナミックレンジ、All-IntraやH.265採用さいようしたXAVC HSを使用しようした最大さいだい4:2:2 10bit 4K 120p動画どうが記録きろくαあるふぁ7SシリーズはつとなるファストハイブリッドAFを搭載とうさいした。また画像がぞう処理しょりエンジンも刷新さっしんされ、従来じゅうらいのBIONZ X最大さいだい8ばい高速こうそくされたBIONZ XRが採用さいようされた。ファインダーは過去かこ最高さいこうやく944まんドットとなった。液晶えきしょうモニターはαあるふぁ Eマウントとしてはつのバリアングル方式ほうしき採用さいよう。HDMI Type-A端子たんし搭載とうさい。USB PD方式ほうしきでの高速こうそく充電じゅうでん対応たいおうした。メモリーカードはあらたにCFexpress Type A対応たいおうし、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応たいおうしたデュアルスロットを搭載とうさいした。

αあるふぁ7Cシリーズ(コンパクトモデル)

編集へんしゅう
  • αあるふぁ7C(ILCE-7C)(2020ねん10がつ23にち発売はつばい[38] - ボディないしゅぶれ補正ほせい搭載とうさいフルサイズミラーレスにおいて世界せかい最小さいしょうさい軽量けいりょううたい、あたらしいコンセプト"Compact"として発表はっぴょうされた。基本きほん性能せいのうαあるふぁ7IIIとほぼ同等どうとうであるが、シャッターユニットは小型こがたされ、動画どうが撮影さつえいにおけるリアルタイムひとみAFに対応たいおうした。αあるふぁ7SIIIにつづきバリアングル液晶えきしょう搭載とうさい。またαあるふぁ7シリーズにおいてはつとなるしんいろのシルバーを設定せっていした。
  • αあるふぁ7C II(ILCE-7CM2)(2023ねん10がつ13にち発売はつばい) - αあるふぁ7Cの後継こうけいしん開発かいはつ有効ゆうこうやく3300まん画素がその35mmフルサイズ裏面りめん照射しょうしゃがたCMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載とうさいし、画像がぞう処理しょりエンジンBIONZ XRやたか被写体ひしゃたい認識にんしきエンジンであるAIプロセッシングユニットを搭載とうさい。ボディないしゅぶれ補正ほせいは7だんになった。露出ろしゅつ補正ほせいダイヤルは自由じゆう機能きのうてられるダイヤルにえられ、静止せいし/動画どうが/S&Qえダイヤルをあらたに搭載とうさい動画どうが機能きのう改善かいぜんしており、Super 35mmにおいて4K 60pの動画どうが記録きろく可能かのうになった。
  • αあるふぁ7CR(ILCE-7CR)(2023ねん10がつ13にち発売はつばい) - αあるふぁ7CⅡと同時どうじ発表はっぴょうされたこう画素がそモデル。αあるふぁ7CⅡと共通きょうつう仕様しようだが、有効ゆうこうやく6100まん画素がその35mmフルサイズ裏面りめん照射しょうしゃがたCMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載とうさいしている。連続れんぞく撮影さつえい速度そくどは、最高さいこうやく8.0コマ/びょうとなっている。動画どうが機能きのう改善かいぜんしており、1.2ばいクロップにおいて4K 60p記録きろく画素がそ加算かさんなし6.2Kオーバーサンプリングによる4K記録きろく可能かのうになった。本体ほんたいしょくはシルバーとブラックがある。

αあるふぁ9シリーズ(プロけモデル)

編集へんしゅう
 
Eマウントはつのプロフェッショナルけモデルとなるαあるふぁ9。軍艦ぐんかん左肩ひだりかたにもダイヤルをつ。
  • αあるふぁ9(ILCE-9)(2017ねん5月26にち発売はつばい)[39] - 積層せきそうとメモリーを搭載とうさいして速度そくどαあるふぁ7 IIで20ばい以上いじょう高速こうそくした2420まん画素がそ積層せきそうがたCMOSセンサー「Exmor RS」とBIONZ Xのわせにより、無音むおん振動しんどう最高さいこう1/32000びょう電子でんししきアンチディストーションシャッターを実現じつげんした。ぞうめん位相いそうセンサーは693てん大幅おおはばえ、AF/AE追従ついしょう最高さいこう20コマ/びょうのブラックアウトフリー連続れんぞく撮影さつえい搭載とうさいしている。バッテリーは従来じゅうらいやく2.2ばい容量ようりょう搭載とうさいしたしんタイプ「NP-FZ100」になり、デュアルメディアスロット(片側かたがわはSD/メモリースティックりょう対応たいおう、もう片方かたがたはUHS-II対応たいおうSDカードスロット)や有線ゆうせんLAN端子たんしそなえている。また、ファインダーはT*コーティングをほどこしたQuad-VGA OLED Tru-Finderになり、120Hzへるつ表示ひょうじ対応たいおうくわ肉眼にくがんとファインダーぞうでの輝度きどおさえている。液晶えきしょう画面がめんαあるふぁフルサイズミラーレスではじめてタッチパネルが採用さいようされた。センサーシフトしき5じくしゅブレ補正ほせい搭載とうさいしており、フルサイズでははじめて「4D FOCUS」に対応たいおうした。2018ねんカメラグランプリ大賞たいしょう受賞じゅしょうした[40]
  • αあるふぁ9 II(ILCE-9M2)(2019ねん11月1にち発売はつばい)[41] - イメージセンサーはαあるふぁ9とおなじだが、メカシャッター最高さいこうやく10コマ/びょう、ブラックアウトフリー最大さいだい20まい/びょう連続れんぞく撮影さつえい最大さいだい60かい/びょう演算えんざんによるAF/AE追従ついしょう最高さいこう1/32000びょうのアンチディストーションシャッターにくわえ、フリッカーの影響えいきょうおさえるフリッカーレス撮影さつえいにも対応たいおう。BIONZ Xもアップグレードし、ちゅうだか感度かんどでのノイズも低減ていげんしている。αあるふぁ7R IV同様どうよう、マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースが追加ついかされている。また、ファイル転送てんそう大幅おおはば強化きょうかされ、有線ゆうせんLANは1000BASE-Tに対応たいおう無線むせんLANもIEEE 802.11ac対応たいおう強化きょうかされた。たかいセキュリティーを確保かくほするFTPSにも対応たいおう音声おんせいメモ機能きのう搭載とうさいされ、撮影さつえいしたときの状況じょうきょうとう音声おんせいのこし、画像がぞう音声おんせいを「Imaging Edge」のモバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」で転送てんそう同時どうじ音声おんせい自動じどうでテキストしIPTCメタ情報じょうほうとして画像がぞうめるようになった。
  • αあるふぁ9 Ⅲ(ILCE-9M3)(2024ねん1がつ26にち発売はつばい) [42]- フルサイズミラーレススチルカメラとしては世界せかいはつとなるグローバルシャッター方式ほうしきのイメージセンサーを搭載とうさい。ブラックアウトフリー最大さいだい120まい/びょう連続れんぞく撮影さつえい最大さいだい120かい/びょう演算えんざんによるAF/AE追従ついしょう、シャッタースピード1/80000びょう連続れんぞく撮影さつえいは1/16000びょう)が可能かのう。グローバルシャッター方式ほうしきとなったため、ローリングシャッター現象げんしょうきず、フリッカーの影響えいきょうけない。ソニーせいフラッシュを装着そうちゃくしたさい、シャッタースピード1/80000びょう連続れんぞく撮影さつえいは1/16000びょう)までのぜんそくでフラッシュを同調どうちょうした撮影さつえい可能かのう。BIONZ XRを搭載とうさい。AIプロセッシングユニット搭載とうさいにより、被写体ひしゃたい認識にんしき精度せいど向上こうじょうするだけでなく、動物どうぶつ昆虫こんちゅうものなど、より幅広はばひろ被写体ひしゃたい認識にんしき対応たいおう本体ほんたいのグリップの構造こうぞう改善かいぜんや、マウントがわにファンクションボタンが追加ついかされている。5じくボディないしゅブレ補正ほせいも8だんになり、一部いちぶのレンズをもちいることで協調きょうちょうしゅぶれ補正ほせいにも対応たいおう。メモリーカードはあらたにCFexpress Type A対応たいおうし、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応たいおうしたデュアルスロットを搭載とうさいした。

αあるふぁ1シリーズ(フラッグシップモデル)

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  • αあるふぁ1(ILCE-1) (2021ねん3がつ19にち発売はつばい)[43] - ソニーαあるふぁ Eマウントはじめてフラッグシップをうたうモデル。しん開発かいはつ有効ゆうこうやく5010まん画素がそメモリー内蔵ないぞうフルサイズ積層せきそうがたCMOSイメージセンサー「Exmor RS」と従来じゅうらい8ばい高速こうそく処理しょり可能かのうな「BIONZ XR」を搭載とうさいし、最大さいだいやく30コマ/びょうのブラックアウトフリー連続れんぞく撮影さつえい対応たいおうひとみAFが人物じんぶつ動物どうぶつくわあらたにとりにも対応たいおう世界せかい最速さいそくフラッシュ同調どうちょう1/400のデュアル駆動くどうシャッター、αあるふぁシリーズはつのフルサイズ8.6Kからのオーバーサンプリングによる8K 30p 4:2:0 10bitでの動画どうが撮影さつえいにも対応たいおうした。

VLOGCAMシリーズ

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  • VLOGCAM ZV-E1(2023ねん4がつ21にち発売はつばい)[44] - 「Vlog」用途ようととくした「VLOGCAM」シリーズのだいよんだんである。399gと光学こうがくしきボディないしゅブレ補正ほせい機構きこう搭載とうさいのフルサイズミラーレスとしてはさい軽量けいりょうかつ最小さいしょう[45]動画どうが撮影さつえいとくしたボディにαあるふぁ7S IIIと同等どうとう有効ゆうこう画素がそすうやく1210まん画素がそのフルフレーム Exmor R CMOS センサーを搭載とうさいし、最大さいだいISO感度かんど409600と15+stopのダイナミックレンジを実現じつげんした。無償むしょう配布はいふされるアップグレードキーを適用てきようすることαあるふぁ7S IIIとほぼ同等どうとう機能きのうられるが、HDMI出力しゅつりょくによるRAW撮影さつえいには対応たいおうしない。また、αあるふぁ7S IIIでは対応たいおうしていないリアルタイム認識にんしきAFに対応たいおうしている。

ソニー・αあるふぁレンズ

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概要がいよう

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レンズはαあるふぁマウントシステムをいだ当時とうじ、コニカミノルタとの共同きょうどう開発かいはつによるものが中心ちゅうしんだった。また生産せいさん工場こうじょうはコニカミノルタの工場こうじょう大阪おおさかさかいさかい)が流用りゅうようされており、ソニーへおろ形態けいたいであった。のちに、ボディとともソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ幸田こうだサイト(愛知あいちけん額田ぬかたぐん幸田こうだまち)およびソニーイーエムシーエス美濃加茂みのかもサイト(岐阜ぎふけん美濃加茂みのかも。2013ねん3がつ閉鎖へいさ国内こくない生産せいさん幸田こうだサイトに集約しゅうやく[46])が生産せいさんいだ。

αあるふぁマウントシステムにおけるハイグレードレンズとなるGレンズも2020ねん現在げんざい[47]、35mm F1.4 G、70-200mm F2.8 G SSM II、70-300mm F4.5-5.6 G SSM II、70-400mm F4-5.6 G SSM II 、300mm F2.8 G SSM II、500mm F4 G SSMの6種類しゅるい発売はつばいされている。また、あらたにカール・ツァイスレンズαあるふぁマウントよう開発かいはつされた。コニカミノルタの「AF 85mm F1.4 G(D) Limited」は、デジタルカメラへの対応たいおう考慮こうりょした光学こうがくけい設計せっけい変更へんこうと、T*コーティングがほどこされ、カール・ツァイスレンズ「Planar T* 85mm F1.4 ZA」として販売はんばいされている。

Aマウントレンズ

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特筆とくひつすべき特徴とくちょうとしては、レンズの新旧しんきゅうわずソニーのAマウントカメラぜん機種きしゅにおいてオートフォーカス[注釈ちゅうしゃく 16]ぶれ補正ほせい機能きのう特別とくべつ追加ついかなしにひとしく使つかえる。これはΑあるふぁマウントに対応たいおうしている互換ごかんメーカーのレンズ製品せいひんにおいても同様どうようである[注釈ちゅうしゃく 17]

カール・ツァイスレンズをふくめた新規しんき開発かいはつαあるふぁレンズや、これまで発売はつばいされたミノルタ・コニカミノルタせいαあるふぁマウントシステムようのレンズは、すべてのAマウントのカメラで利用りよう可能かのう互換ごかんせいたもっている。また、マウントアダプターをかいしてのEマウントカメラにも使用しよう可能かのうである。

問題もんだいてんとしては、ミノルタ時代じだいくらべて小売こうり価格かかく高価こうかになったてん[注釈ちゅうしゃく 18]や、85mmのGレンズ(limtedでないもの)や17-35mmGなどミノルタ時代じだい評価ひょうかたかかったレンズがすうしゅ発売はつばいされていないことがげられる。また、2015ねん6がつ以降いこう[48]、Aマウントのしんレンズは1ほん発売はつばいされていない。

ミノルタ・αあるふぁレンズから設計せっけいいだもの

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かがみとうにくあつ、ねじの位置いち、、距離きょり指標しひょうまど、レンズ表面ひょうめんのコーティングざいなどの改善かいぜん随所ずいしょにみられる。ADI調ちょうこう対応たいおうのものはP-TTL調ちょうこうのみ使用しよう

たん焦点しょうてんレンズ
商品しょうひんめい SAL- 発売はつばい開始かいしねん レンズ構成こうせい 撮影さつえい最短さいたん距離きょり ADI調ちょうこう対応たいおう フィルタみち 特記とっき
16mmじゅうろくみり F2.8フィッシュアイ SAL16F28 2006ねん 8ぐん11まい(うちいちまい特殊とくしゅフィルター) 0.2m 対応たいおう
20mmF2.8 SAL20F28 2006ねん 9ぐん10まい 0.25m 対応たいおう φふぁい72mm
28mmF2.8 SAL28F28 2006ねん 5ぐん5まい 0.3m 対応たいおう φふぁい49mm
35mmF1.4G SAL35F14G 2006ねん 8ぐん10まい 0.3m 対応たいおう φふぁい55mm
50mmF1.4 SAL50F14 2006ねん 6ぐん7まい 0.45m 対応たいおう φふぁい55mm
50mm F2.8マクロ SAL50M28 2006ねん 6ぐん7まい 0.2m 対応たいおう φふぁい55mm マクロレンズ
プラナー T* 85mm F1.4 ZA SAL85F14Z 2006ねん 7ぐん8まい 0.85m 対応たいおう φふぁい72mm AF85mmF1.4Gののちぐん補正ほせいレンズをんだため8まい構成こうせい変更へんこうされている
100mm F2.8マクロ SAL100M28 2006ねん 8ぐん8まい 0.35m 対応たいおう φふぁい55mm マクロレンズ
135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28 2006ねん 6ぐん8まい(APDエレメント1ぐん2まいふくむ) 0.87m 対応たいおう φふぁい72mm
300mm F2.8 G SSM II SAL300F28G2 2012ねん 12ぐん13まい(うちいちまいフィルター) 2m 対応たいおう こう差込さしこみφふぁい42mm
300mm F2.8 G SSM SAL300F28G 2006ねん 12ぐん13まい(うちいちまいフィルター) 2m 対応たいおう こう差込さしこみφふぁい42mm AFアポテレ300mm F2.8G(D)SSMの光学こうがくけいいだ後継こうけい

Eマウントレンズ

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2010ねん6がつからはミラーレスいちNEXシリーズようとしてあらたにEマウントレンズがくわわった。本体ほんたい小型こがたともなって、マウントみちがAマウントよりもせまくなり、一部いちぶのレンズをのぞきレンズがわブレ補正ほせいけているのが特徴とくちょうである。仕様しようじょう、Aマウントカメラとうのフランジバックがながいカメラでは使用しよう不可ふか

2013ねんαあるふぁ7が登場とうじょうし、同時どうじにフルサイズ対応たいおうのEマウントレンズ(FEレンズ)も発売はつばいされた。

脚注きゃくちゅう

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ ただし2010ねん4がつ以降いこうケンコー・トキナー移管いかんされた[3]移管いかんともな部品ぶひんさい生産せいさん終了しゅうりょうし、部品ぶひん在庫ざいこ払拭ふっしょくにより修理しゅうり不能ふのうモデルが発生はっせいしたため、2022ねん11月15にちをもって、サポートを終了しゅうりょうした。
  2. ^ ファインダーないにLEDとうでフォーカス情報じょうほうぜんピン、こうピン、ごうこげ)を表示ひょうじする機能きのう
  3. ^ ニコンF3AF巨大きょだいなファインダー+2ほん専用せんよう交換こうかんレンズを使つかうことでオートフォーカス機能きのう使用しようできたが、内容ないよう特殊とくしゅカメラにちかいものであった。
  4. ^ 電源でんげん関係かんけいじょう機種きしゅでは使用しようできない。
  5. ^ リーゼントヘッドと通称つうしょうされた。
  6. ^ 中央ちゅうおうデュアルクロス9てん12ラインからαあるふぁ-70よう中央ちゅうおうクロス9てん8ライン。
  7. ^ 最高さいこうそくが1/8000びょうから1/4000びょうに、連続れんぞく撮影さつえいが4コマ/びょうから3コマ/びょうになっている。
  8. ^ イメージセンサーシフトしきで、商標しょうひょうめいは「アンチシェイク」。
  9. ^ αあるふぁマウント」ではなく「Aマウント」としょうしていた理由りゆうは、海外かいがいではべつブランドで展開てんかいしていた事情じじょうによるものとおもわれる。
  10. ^ ミノルタαあるふぁ-9はそれ以前いぜん発売はつばいされているが、カスタムサービスで対応たいおう改造かいぞう可能かのう
  11. ^ 対策たいさくとしてはレンズフードをける、2だんまたは3だんぶんのND(げんこう)フィルターを使つかうなどがある。状況じょうきょうによっては、C-PL(えん偏向へんこう)フィルターも有効ゆうこうである。
  12. ^ フォーサーズ各社かくしゃ、キヤノン、ニコンはちょう音波おんぱ振動しんどう使つかってゴミ機構きこう実現じつげんさせている。
  13. ^ ライブビューではないが、サブセンサーを使つかほかモデルとちがいメインセンサーの映像えいぞう使つかってシミュレートするため、プレビュー結果けっか実際じっさい撮影さつえい結果けっかはほぼ一致いっちする。
  14. ^ LA-EA1とLA-EA2はファームウェアアップデートでオートフォーカスの駆動くどう実装じっそうした。
  15. ^ はつのフルサイズEマウント搭載とうさい正確せいかくには2012ねんにハンディカムブランドで発売はつばいしたカムコーダの「NEX-VG900」となる。
  16. ^ 135STFはオートフォーカスはかない。またマクロキーをそなえたレンズでも焦点しょうてん距離きょりをマクロがわうつすとオートフォーカスが機能きのうしない状態じょうたい本体ほんたいのクラッチがれていない状態じょうたいになるため、手動しゅどうでオートフォーカスを解除かいじょする必要ひつようがある。
  17. ^ SIGMAしゃ自社じしゃ「OS機能きのう」(Optical Stabilizar)搭載とうさいαあるふぁマウントレンズの開発かいはつこころみたが、誤動作ごどうさ頻発ひんぱつしたため断念だんねんした。TAMRONしゃはレンズないモーター製品せいひん同一どういつ品種ひんしゅラインナップのなかαあるふぁマウントのみモーター搭載とうさいモデルをおもにラインナップしている。TokinaやCosinaはシェアがひく売上うりあげ見込みこめないAマウントやPENTAX Kマウントから撤退てったいしている。
  18. ^ 最大さいだい価格かかく上昇じょうしょうりつ)は、500mmF8レフレックスレンズの78,000えんから98,000えんの25.6%であり、おおくは1~10すう%程度ていど値上ねあげがされている。ただし、DT18-70mmのように値上ねあげしていないものもある。

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 小倉おぐら磐夫いわお国産こくさんカメラ開発かいはつ物語ものがたり朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、2001ねん9がつ11にちISBN 4-02-259784-4 
  • 三浦みうらかんあきら (2018ねん3がつ). “技術ぎじゅつ系統けいとう調査ちょうさ報告ほうこく「35㎜小型こがた精密せいみつカメラの系統けいとう調査ちょうさ”. 国立こくりつ科学かがく博物館はくぶつかん. 2022ねん6がつ26にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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