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HDMI - Wikipedia

HDMI

映像えいぞう音声おんせいなどを1ほんのケーブルにまとめておくることのできる通信つうしん規格きかく一種いっしゅ

HDMI(エイチディーエムアイ、えい: High-Definition Multimedia Interface; こう精細せいさいマルチメディアインターフェース)は、おもテレビハードディスクレコーダーゲームコンピュータなどのあいだ接続せつぞくするさいもちいられる、映像えいぞう音声おんせいなどを1ほんのケーブルにまとめておくれる通信つうしん規格きかく一種いっしゅ映像えいぞう音声おんせいなどをデジタル信号しんごう伝送でんそうする。

HDMI
種別しゅべつ
  • デジタルオーディオ
  • ビデオ
  • データコネクタ
開発かいはつしゃ 詳細しょうさいHDMI英語えいご参照さんしょう
開発かいはつねん 2002ねん12月 (21ねんまえ) (2002-12)
生産せいさんメーカー 1700しゃ以上いじょう
ぜんモデル
よこはば
  • 13.9 mm (Type A)
  • 10.42 mm (Type C)
  • 6.4 mm (Type D)
たてはば
  • 4.45 mm (Type A)
  • 2.42 mm (Type C)
  • 2.8 mm (Type D)
ホットプラグ 対応たいおう
外部がいぶ接続せつぞく 対応たいおう
音声おんせい信号しんごう
映像えいぞう信号しんごう あり
ピンすう
  • Type A, C, D: 19
  • Type B: 29
データ信号しんごう あり
バンドいきはば 最大さいだい 48 Gbit/s (HDMI 2.1)
プロトコル TMDS, Fixed Rate Link (FRL)
HDMI Type A 配置はいち
ピン1 TMDS Data2+
ピン2 TMDS Data2 Shield
ピン3 TMDS Data2−
ピン4 TMDS Data1+
ピン5 TMDS Data1 Shield
ピン6 TMDS Data1−
ピン7 TMDS Data0+
ピン8 TMDS Data0 Shield
ピン9 TMDS Data0−
ピン10 TMDS Clock+
ピン11 TMDS Clock Shield
ピン12 TMDS Clock−
ピン13 CEC
ピン14
ピン15 SCL (I²C serial clock for DDC)
ピン16 SDA (I²C serial data for DDC)
ピン17 Ground (for DDC, CEC, ARC, HEC)
ピン18 +5 V (最小さいしょう 0.055 A)[1]
ピン19
  • Hot Plug Detect (すべてのバージョン)
  • HEAC− (HDMI 1.4+, optional, HDMI Ethernet Channel, Audio Return Channel)
HDMIケーブル (Type A)

概要がいよう

編集へんしゅう

HDMIは、Silicon Image英語えいごばんソニー東芝とうしばテクニカラーパナソニック日立製作所ひたちせいさくしょフィリップスの7しゃ共同きょうどう策定さくていした[2][3][4]デジタル家電かでんけのインタフェースである。

PCディスプレイ接続せつぞく標準ひょうじゅん規格きかくであるDVIもとに、音声おんせい伝送でんそう著作ちょさくけん保護ほごデジタルコンテンツひとし不正ふせいコピー防止ぼうし)、いろ伝送でんそうなどAV家電かでん必要ひつようとする機能きのう追加ついかした規格きかくである。

2002ねん12月にHDMI 1.0の仕様しよう策定さくていされた。

物理ぶつりそうはTMDS (Transition Minimized Differential Signaling)、信号しんごう暗号あんごうはHDCP (High-bandwidth Digital Content Protection)、機器ききあいだ認証にんしょうはEDID (Extended display identification data英語えいごばん)、けい全体ぜんたい制御せいぎょけい接続せつぞくはCEC (Consumer Electronics Control英語えいごばん) が採用さいようされている。互換ごかんせい問題もんだい発生はっせいしたDVIの反省はんせいかし、自社じしゃ製品せいひんを「HDMI規格きかく準拠じゅんきょ」とうた場合ばあい接続せつぞく確認かくにんテストに合格ごうかくしなければならない。

 
HDMIコネクタの一覧いちらん
 
HDMI(ARC)端子たんし装備そうびした薄型うすがたテレビ(2010ねん
 
HDMI端子たんし装備そうびしたPCのバックパネルのいちれい

コネクターには以下いかの5種類しゅるいがある。

タイプA
標準ひょうじゅんタイプ。19ピン。
タイプB
29ピンのコネクタで、デュアルリンクにより1080pをえる解像度かいぞうどをサポート。形状けいじょうはタイプAをよこひろげたもの。HDMI 1.3以降いこうでは帯域たいいきはば拡大かくだいでシングルリンクのままでもこう解像度かいぞうどなどの伝送でんそう可能かのうになったため、タイプBコネクタは使つかわれていない。
タイプC
ミニHDMI端子たんし、19ピン。タイプAとくらべてより小型こがたビデオカメラなどに採用さいよう
タイプD
マイクロHDMI端子たんし、19ピン。携帯けいたい電話でんわデジタルカメラなどに採用さいよう
タイプE
自動車じどうしゃようHDMI端子たんし、19ピン。車内しゃない映像えいぞうよう配線はいせん使用しよう

ケーブルには以下いか種類しゅるいがある。

スタンダード
720p・1080i映像えいぞう対応たいおう。HDMI Ethernetはオプション。
ハイスピード
1080p映像えいぞう、8bitちょういろ深度しんど、ARC、HDMI Ethernetに対応たいおう
プレミアムハイスピード
4K/60p映像えいぞう、HDR信号しんごう、HLG (Hybrid Log Gamma)、24bitちょういろ深度しんど拡張かくちょうCEC、32チャンネルオーディオに対応たいおう
HDMI 2.0b に適合てきごう[5]
ウルトラハイスピード
4K/120p・8K/60p映像えいぞう、DynamicHDR、eARC、VRR、ALLMに対応たいおう
HDMI 2.1 に適合てきごう[6]

長所ちょうしょ短所たんしょ

編集へんしゅう

長所ちょうしょ

編集へんしゅう
  • 映像えいぞう音声おんせい制御せいぎょ信号しんごう伝送でんそうを1ほんのケーブルで実現じつげんしており、AV機器きき配線はいせん簡略かんりゃくできる。
  • 完全かんぜんなデジタル伝送でんそうであるため、DA/AD変換へんかん回路かいろ不要ふようで、データあやまりが発生はっせいしないかぎ理論りろんじょう伝送でんそう過程かてい映像えいぞう音声おんせい情報じょうほう変化へんかしない。
  • 映像えいぞう音声おんせい圧縮あっしゅくでソース(プレーヤーひとし)からシンク(テレビプロジェクターひとし)へ伝送でんそうできる。
  • PCMマルチチャンネル(最大さいだい8ch)伝送でんそう可能かのうで、S/PDIFなどでは伝送でんそうできないドルビーTrueHDDTS-HDマスターオーディオなどの音声おんせい規格きかく伝送でんそう可能かのうである。
    • S/PDIFはオプティカル・コアキシャルともLPCMで2chが最大さいだい、マルチチャンネルはAC-3/DTS/AACとう圧縮あっしゅく音声おんせい実現じつげんしている
    • コンプライアンステストは必須ひっす機能きのうのテストのみであるため、テストが義務ぎむづけられていないオプショナルな機能きのう解像度かいぞうどでは問題もんだいこることもある。
  • DVIにたい一部いちぶ互換ごかんせいそなえており、DVI-HDMIで相互そうご出力しゅつりょく可能かのうである。
    • DVI-HDMIあいだ変換へんかんコネクタも発売はつばいされている。
    • HDMIは音声おんせいよう信号しんごうせんがあるわけではなく、映像えいぞう信号しんごうのブランキング期間きかん音声おんせいパケットがまれているため、DVIケーブル/コネクタを経由けいゆしても音声おんせい信号しんごう伝送でんそう可能かのうである。
    • DVIにのみ対応たいおうした電子でんしてき中継ちゅうけい場合ばあいはHDMIの信号しんごう識別しきべつできず、音声おんせいだけでなく正常せいじょう伝送でんそうできない場合ばあいがある。
  • 接続せつぞく機器きき同士どうしたがいに認識にんしきすることができるインテリジェント機能きのうそなえており、AV機器ききあいだ連携れんけいのための制御せいぎょ信号しんごうおくれる。

短所たんしょ

編集へんしゅう
  • ケーブルの相性あいしょう問題もんだいきやすい。
  • 製品せいひんにバージョン表記ひょうきすることを公式こうしききんじているため[7]、バージョンがちがっているからなのかたんなる相性あいしょう問題もんだいなのか原因げんいん究明きゅうめい困難こんなん
    • メーカーではパッケージに「4K対応たいおう」「3D対応たいおう」など用途ようと表記ひょうきすることで対処たいしょしている[8]。なお「ウルトラハイスピード」や「8K DHDR」などと表記ひょうきすることは可能かのうである。
  • コネクタ、接続せつぞくケーブルの生産せいさんにも製品せいひん個々ここにライセンスりょうがかかる(=製造せいぞうコストがたかい)。
  • あたらしいバージョンには後方こうほう互換ごかんせいがあるが、中継ちゅうけい機器ききによって伝送でんそうできる信号しんごう制約せいやくがかかる場合ばあいがある。
    • たとえば、3D対応たいおうテレビと3D対応たいおうBDプレーヤー/レコーダー、または4K対応たいおうテレビと4K対応たいおうBDプレーヤー/レコーダーをAVアンプをかいして接続せつぞくする場合ばあい、AVアンプが3D信号しんごうや4K信号しんごうなどの転送てんそう対応たいおうしていないとパススルー対応たいおうでないかぎり3D信号しんごうや4K信号しんごうなどを伝送でんそうできない。そのため、3D対応たいおう、または4K対応たいおうのプレーヤーには音声おんせいよう映像えいぞうようの2系統けいとう出力しゅつりょく対応たいおうしたものが存在そんざいする。
  • 接続せつぞくのトポロジーとしてひとつの表示ひょうじ機器きき頂点ちょうてんとするツリーを前提ぜんていとしているため、コンポジット映像えいぞう端子たんしのようなモニタ出力しゅつりょく端子たんしなどはなく、別途べっと分配ぶんぱいとうで2つ以上いじょう表示ひょうじ機器きき接続せつぞくする場合ばあいも、動作どうさ一部いちぶ制限せいげんがかかる。
  • HDMIのまま、長距離ちょうきょり伝送でんそうおこなうと映像えいぞうれやまばたきが発生はっせいするため、映像えいぞう調整ちょうせいようイコライザを内蔵ないぞうしたちょうしゃくケーブルが必要ひつようとなる[8]同軸どうじくやLAN、ひかりなどの伝送でんそう機器きき存在そんざいする。
  • 確実かくじつせい考慮こうりょした放送ほうそう規格きかくではないため、端子たんしの挿抜すうによって劣化れっかやピン破損はそん可能かのうせいがあり、耐久たいきゅうせい考慮こうりょされていないケーブルおよびHDMI端子たんし一般いっぱんてき
  • 業界ぎょうかい団体だんたいであるHDMI Forumはオープンソースコミュニティへの仕様しよう開示かいじ消極しょうきょくてきであるため、オープンソースドライバでHDMIの各種かくしゅ機能きのう対応たいおうするのが困難こんなんである[9]
  • SACD,DVD-Audio音源おんげんをARCなどを経由けいゆせずに直接ちょくせつビットストリーム出力しゅつりょくする場合ばあい、サウンドバーやホームシアターではコピーガード信号しんごうまで入力にゅうりょくしてしまうため対応たいおうしない。
  • ARCはドルビーデジタルプラス、ドルビーデジタルDTS、DTS-ES Discrete/Matrix、DTS 96/24、AAC2ch/5.1ch、LPCM 2chの音源おんげんしか出力しゅつりょくできない。eARC対応たいおう機器きき使つかえばすべての音源おんげん出力しゅつりょくできるようになる。
  • 2024ねん現在げんざい、HDMI Forumがわがソースを開示かいじしていないため、AMD提供ていきょうするLinuxけオープンソースHDMIドライバでHDMI 2.1規格きかく対応たいおうすることができない[10]

歴代れきだいバージョン

編集へんしゅう
HDMI 1.0
2002ねん12月にリリース。
  • 最大さいだい4.9 Gbit/sのビットレート、シングルケーブルでデジタルオーディオ・デジタルビデオを接続せつぞく。165 Mpixels/sビデオ(1080p 60HzへるつまたはUXGA)と192kHzきろへるつ/24bit・8chオーディオまでをサポート
HDMI 1.1
2004ねん5がつにリリース。
  • DVD Audioのサポートを追加ついか
HDMI 1.2
2005ねん8がつにリリース。
  • スーパーオーディオCD使用しようされる1bitオーディオの8chまでのサポートを追加ついか
  • PCソースのHDMI Type Aコネクタが有効ゆうこう
  • YCbCr CEカラー空間くうかんのオプションサポートを維持いじしつつ、PCソース固有こゆうのRGBカラー空間くうかん使用しようする能力のうりょく追加ついか
  • HDMI 1.2と後継こうけいディスプレイのためにてい電圧でんあつソースのサポート
HDMI 1.2a
2005ねん12月にリリース。
  • CEC (Consumer Electronics Control) の特徴とくちょうやコマンドセット、CEC適合てきごうテストを完全かんぜん仕様しようしょ記述きじゅつ

2006ねん1がつ5にちから開催かいさいされた「International CES 2006」にて帯域たいいきを2ばいいろ深度しんどが24ビット(フルカラー、Full Color)をえる30、36、48ビット(ディープカラー、Deep Color)にも対応たいおうした次世代じせだいHDMIが発表はっぴょうされた。初代しょだいHDMIと互換ごかんせいち、コネクタもおなじものが使つかわれるが転送てんそう方式ほうしきあらためることにより2ばい情報じょうほう転送てんそう可能かのう。これにより、シングルリンクのままでより高画質こうがしつ、あるいはよりたかフレームレート転送てんそう可能かのうになったため、デュアルリンクようのコネクタとして定義ていぎされていたHDMIタイプBコネクタの存在そんざい意義いぎはなくなった。ほかに、音声おんせい関係かんけいではリップシンク英語えいごばんドルビーTrueHDDTS-HD対応たいおうげられる。

2006ねん6月22にち完成かんせい仕様しようしょリリース。バージョン番号ばんごうは2.0ではなく1.3となった。

2009ねん1がつべいHDMI Licensing, LLCは、2009ねん前半ぜんはんにHDMIの次世代じせだい仕様しよう公開こうかいする予定よてい発表はっぴょうした。同年どうねん5月28にち次世代じせだい仕様しようのHDMI 1.4が発表はっぴょうされた。HDMI 1.4ではあらたに3840×2160、4096×2160の解像度かいぞうどのサポート、Ethernet伝送でんそうサポート、Type CよりちいさなMicro HDMIコネクタ (TypeD) の追加ついか自動車じどうしゃよう接続せつぞくシステムのコネクタ (TypeE) の規定きていなどがなされた[11]USB Type-Cケーブル対応たいおう[12]

また3D映像えいぞう伝送でんそうには1.4以上いじょう必要ひつようである。

あたらしく対応たいおうしたこう解像度かいぞうどのフレームレートは以下いかとお[13]

  • 3840×2160 = 24 Hzへるつ, 25 Hzへるつ, 30 Hzへるつ
  • 4096×2160 = 24 Hzへるつ

ケーブルにも仕様しよう追加ついかがされた。

  • 14ピンが規定きていされ、Reserve(予約よやく)からUtilityに変更へんこう
  • あたらしいシールドツイストペア追加ついか (DDC/CEC Ground + HPD + Utility)。
  • イーサネットチャンネルは、双方向そうほうこう伝達でんたつのために、あたらしい一対いっついのシールドツイストペアを使用しようする。
  • すべての信号しんごうせんにシールド。

HDMI Forumは2013ねん9月4にち帯域たいいきはばなどを拡張かくちょうした次期じきHDMI規格きかく2.0を発表はっぴょうした。

HDMI 2.0 LEVEL Aでは帯域たいいきを18 Gbpsに拡大かくだい。これにより1080p/60の4ばい解像度かいぞうどとなる4K@50/60 (2160p) に対応たいおう。アスペクト21:9のフォーマットをサポートした。1,536 kHzきろへるつのオーディオサンプル周波数しゅうはすう、32オーディオチャンネル(4ストリームに分岐ぶんきすることを想定そうてい)、ダイナミック自動じどうリップシンクやCECの拡張かくちょうなどをあらたにサポート。HDMI 1.4とおな帯域たいいきでもHDMI 2.0 LEVEL Bと名乗なのることができ、この場合ばあいいろ深度しんどはYUV 4:2:0 8bitとなる[14][15]

従来じゅうらいのHDMIと互換ごかんせい維持いじしており、既存きそんのカテゴリ2ケーブルやコネクタで対応たいおう可能かのう

HDMI Forumは2017ねん1がつ4にち、HDMI 2.1を発表はっぴょうした[16]帯域たいいきはばは48 Gbpsまで拡張かくちょうされ、圧縮あっしゅくで8K(YCbCr4:2:0)に対応たいおうする。さらに10K、5Kにも対応たいおうし、理論りろんじょうは10K/120Hzへるつ出力しゅつりょく可能かのう

2022ねん2がつ15にち発表はっぴょう。SBTM(HDRの自動じどう調整ちょうせいにかかわる機能きのう)の追加ついか[17]

2023ねん8がつ10日とおか発表はっぴょう純粋じゅんすいなマイナーチェンジ。

HDMIかくバージョンの機能きのう詳細しょうさい

編集へんしゅう
Version リリース PIXEL CLOCK / 帯域たいいきはば / 伝送でんそう速度そくど いろ空間くうかん いろ深度しんど 追加ついか機能きのう
1.0 2002ねん12月09にち

165 MHz / 4.95 Gbps / 3.96 Gbps

  • SMPTE 170M
  • BT.601
  • BT.709
24bit 1080p対応たいおう
1.1 2004ねん05がつ20日はつか
1.2 2005ねん08がつ08にち
  • Super Audio CDDSDビットストリームに対応たいおう
  • PCディスプレイへの出力しゅつりょくをサポート
1.2a 2005ねん12月14にち
  • 機器ききあいだ制御せいぎょ機能きのう追加ついか (CEC(制御せいぎょ信号しんごうによるコントロール))
  • ビエラリンクブラビアリンクなどに使用しようされている)
1.3 2006ねん06がつ22にち

340 MHz / 10.2 Gbps / 8.16 Gbps

  • SMPTE 170M
  • BT.601
  • BT.709
  • sRGB
  • xvYCC
  • 24bit
  • 30bit
  • 36bit
  • 48bit
  • 1440pへの対応たいおう
  • Deep Colorに対応たいおう(オプション)
  • xvYCCに対応たいおう(オプション)
  • ドルビーTrueHD対応たいおう
  • DTS-HDマスターオーディオ対応たいおう
  • LipSyncに対応たいおうかく機器ききのディレイタイムの調節ちょうせつ
  • Mini HDMIを定義ていぎ
1.3a 2006ねん11がつ10日とおか 機器ききあいだ制御せいぎょ機能きのう追加ついか

PlayStation 3搭載とうさい(1.4の一部いちぶ機能きのう搭載とうさい

1.4 2009ねん05がつ28にち
  • SMPTE 170M
  • BT.601
  • BT.709
  • sRGB
  • xvYCC
  • sYCC601
  • Adobe RGB
  • AdobeYCC601
  • HDMI Ethernetチャンネル (HDMI HEC) を追加ついか
  • オーディオリターンチャンネル (ARC) に対応たいおう
  • 3840×2160 (30p)4096×2160 (24p) 解像度かいぞうど対応たいおう
  • sYCC601に対応たいおう
  • Adobe RGBに対応たいおう
  • AdobeYCC601に対応たいおう
  • 3D映像えいぞう対応たいおう
  • Micro HDMIを定義ていぎ
  • 自動車じどうしゃよう接続せつぞくシステムを定義ていぎ
1.4a 2010ねん03がつ04にち 3Dフォーマットにトップアンドボトム方式ほうしき追加ついか
2.0 2013ねん09がつ04にち

LEVEL A 600 MHz / 18 Gbps / 14.4 Gbps

  • SMPTE 170M
  • BT.601
  • BT.709
  • sRGB
  • xvYCC
  • sYCC601
  • Adobe RGB
  • AdobeYCC601
  • Rec.2020
  • 2160p解像度かいぞうど 60Hzへるつ対応たいおう
  • アスペクト21:9のフォーマットをサポート
  • 1,536 kHzきろへるつのオーディオサンプル周波数しゅうはすう
  • 32オーディオチャンネル(4ストリームに分岐ぶんきすることを想定そうてい
  • ダイナミック自動じどうリップシンク
  • CECを拡張かくちょう
2.0a 2015ねん04がつ08にち 静的せいてきHDR (High Dynamic Range) フォーマットの伝送でんそう対応たいおう
2.0b 2016ねん03がつ05にち HLG (Hybrid Log Gamma) フォーマットの伝送でんそう対応たいおう

HDR10対応たいおう

ドルビービジョンおよびドルビービジョンIQに対応たいおう

2.1 2017ねん11月28にち
  • FRLモード
  • 3 Gbps x 3 lane / 9 Gbps / 8.0 Gbps
  • 6 Gbps x 3 lane / 18 Gbps / 16.0 Gbps
  • 6 Gbps x 4 lane / 24 Gbps / 21.3 Gbps
  • 8 Gbps x 4 lane / 32 Gbps / 28.4 Gbps
  • 10 Gbps x 4 lane / 40 Gbps / 35.6 Gbps
  • 12 Gbps x 4 lane / 48 Gbps / 42.6 Gbps
  • 4320p (8K) 解像度かいぞうど 60Hzへるつ対応たいおう[18]
  • DSC1.2(3ばい圧縮あっしゅく
  • FRL (Fixed Rate Link) 伝送でんそう方式ほうしき
  • 動的どうてきHDRフォーマットの伝送でんそう対応たいおう
  • 可変かへんリフレッシュレート (VRR) に対応たいおう
  • 可変かへんフレームレートに対応たいおう
  • 拡張かくちょうARC(eARC)に対応たいおう
  • HDR10+対応たいおう
  • 120pに対応たいおう
  • なおHDMIケーブルにも1.4対応たいおうなどバージョン表記ひょうきされることがあるが、HDMIケーブルでは1.2a以前いぜんと1.3以降いこう伝送でんそう速度そくど向上こうじょう以外いがいのハードウェアてき変更へんこうはなく、HDMI 1.1と表記ひょうきされてっているものでもHDMI 1.4信号しんごうとおせる製品せいひんがほとんどである。ただし、しつわるいコネクタ実装じっそうや5 m以上いじょうのケーブルちょうで、HDCPの問題もんだい突然とつぜん画面がめんがブラックアウトするなどの不具合ふぐあい顕在けんざいする可能かのうせいがある。また、HDMI 1.4で規定きていされたHDMI Ethernetチャンネル (HDMI HEC) にて、HDMI 1.3aまでではReservedだった信号しんごうピンが使用しようされているため、HDMI Ethernetチャンネル機能きのう利用りようする場合ばあいは「イーサネット対応たいおう」と表示ひょうじされているケーブルを使用しようする必要ひつようがある。
  • HDMIのバージョンは厳密げんみつうと、HDMI Specification(HDMI規格きかくのバージョン)とHDMI Compliance Test Specification(HDMIデバイスのテストバージョン)の2つが存在そんざいする。うえひょう前者ぜんしゃであり、HDMIライセンシングしゃ正式せいしき発表はっぴょうしたもので大手おおてメーカーが製品せいひん紹介しょうかいするとき公表こうひょうするバージョンそのものである。一方いっぽう後者こうしゃはメーカーがHDMIのライセンスをけるにあたり、ATC (Authorized Test Center) とばれる組織そしきでコンプライアンス・テストをけるときのバージョンである[19]
  • HDMIの規格きかく所要しょようのHDMIケーブルちょう規定きていしておらず、「ケーブルの種類しゅるいブースターもうけることによって遠距離えんきょりまで接続せつぞく可能かのうだろう」としている。HDMIのウェブページでは「HDMI over Cat 5/6」カテゴリー5ケーブルまたはカテゴリー6ケーブルでは50 m、同軸どうじくケーブル利用りようする「HDMI over coax」では300フィートひかりファイバー利用りようする「HDMI over Fiber」では100 m以上いじょうとそれぞれ可能かのう推測すいそくされるながさをろんじている[20]通常つうじょうのケーブルを使用しようする場合ばあい解像度かいぞうどによりことなるが5mをえると影響えいきょうがあるとされ[21]一般いっぱん消費しょうひしゃでもホームシアター天井てんじょう設置せっちしたプロジェクター配線はいせんするさい問題もんだいしょうじやすい[22]。このため映像えいぞう調整ちょうせいようイコライザを内蔵ないぞうしたケーブルが販売はんばいされている[8]。また光信みつのぶごう変換へんかんする「HDMI over Fiber」によるちょうしゃくケーブルも販売はんばいされているが[21]安定あんていした動作どうさには給電きゅうでん必要ひつようとすることや、機器ききとの相性あいしょう問題もんだい接続せつぞく方向ほうこう制限せいげん存在そんざいする[8][22]

解像度かいぞうど・リフレッシュレート

編集へんしゅう
総称そうしょう 解像度かいぞうど リフレッシュレート (Hz) 転送てんそうデータレート (Gbps) [注釈ちゅうしゃく 1] バージョン/最大さいだいデータレート/8bit (CVT-R2)
1.0 - 1.2a 1.3 - 1.4b 2.0 - 2.0b 2.1
3.96 Gbps 8.16 Gbps 14.4 Gbps 42.6 Gbps (127.8 Gbps)
1080p 1920 × 1080 30 0.72 Yes Yes Yes Yes
60 3.20 Yes Yes Yes Yes
120 6.59 No Yes Yes Yes
240 14.00 No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes Yes
1440p 2560 × 1440 30 2.78 Yes Yes Yes Yes
60 5.63 No Yes Yes Yes
120 11.59 No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes Yes
240 24.62 No No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes
4K 3840 × 2160 30 6.18 No Yes Yes Yes
60 12.54 No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes Yes
120 25.82 No No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes
240 54.84 No No No DSC[注釈ちゅうしゃく 3]
5K 5120 × 2880 30 10.94 No 4:2:2[注釈ちゅうしゃく 2] Yes Yes
60 22.18 No No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes
120 45.66 No No No DSC[注釈ちゅうしゃく 3]
8K 7680 × 4320 30 24.48 No No 4:2:0[注釈ちゅうしゃく 2] Yes
60 49.65 No No No DSC[注釈ちゅうしゃく 3]
120 102.20 No No No DSC[注釈ちゅうしゃく 3]
10K 10240 × 5760 30 43.40 No No No DSC[注釈ちゅうしゃく 3]
60 88.04 No No No DSC[注釈ちゅうしゃく 3]
120 181.21 No No No No
  1. ^ RGB または YCbCr 4:4:4 使用しよう
  2. ^ a b c d e f g h YCbCr 4:2:2 または 4:2:0 使用しよう
  3. ^ a b c d e f ディスプレイストリーム圧縮あっしゅく 使用しよう

普及ふきゅう

編集へんしゅう

AV機器ききへの搭載とうさい

編集へんしゅう

薄型うすがたテレビでは2004ねん6がつ発売はつばいされたパナソニック・VIERA PX300シリーズが国内こくないけモデルとしてははじめてHDMI端子たんし搭載とうさい。その同年どうねんあきソニーWEGA HVXシリーズの一部いちぶおよQUALIA 005皮切かわきりによく2005ねんには各社かくしゃ上位じょうい機種きしゅ中心ちゅうしん搭載とうさいされた。2006ねんには前年ぜんねんまつのHDMI 1.2aの登場とうじょうとともにHDMIに連動れんどう操作そうさ機能きのうくわえた「HDMIリンク」(パナソニックの「ビエラリンク」を皮切かわきりに)が登場とうじょう。ケーブル1ほんのみで高画質こうがしつ高音こうおんしつのAV信号しんごう劣化れっか伝送でんそう可能かのうで、かつテレビ受像じゅぞうのリモコンで接続せつぞくした録画ろくが連動れんどう操作そうさ可能かのうとなり接続せつぞく操作そうさ大幅おおはば簡略かんりゃく実現じつげんした。これによりHDMIは普及ふきゅう機種きしゅにまで搭載とうさいひろがったほか、従来じゅうらいのAV接続せつぞくおよびIrシステムから録画ろくが再生さいせい地位ちい奪取だっしゅし、2000年代ねんだい後半こうはん以降いこう製造せいぞう機種きしゅ従来じゅうらいのAV入出力にゅうしゅつりょく端子たんしすうらしている(S2/S1入出力にゅうしゅつりょく端子たんし・モニター出力しゅつりょく端子たんし・Irシステム端子たんし廃止はいし。ビデオ入力にゅうりょく端子たんしすう削減さくげんなど)。

DVDレコーダーBDレコーダーひとし録画ろくが機器ききも、2004ねんまつごろから一部いちぶメーカーのアナログ放送ほうそうのみ対応たいおう上位じょうい機種きしゅ(ソニー・RDR-HX90/HX100やパイオニア・DVR-920H-Sなど)を皮切かわきりに搭載とうさいはじまった。よく2005ねん以降いこうは2006ねんまでに発売はつばいされた一部いちぶ最下位さいかいモデルのぞきデジタル放送ほうそう対応たいおう大半たいはん機種きしゅ出力しゅつりょく端子たんし装備そうびされ、さらに上位じょうい機種きしゅでは出力しゅつりょくを2系統けいとう装備そうびして映像えいぞう音声おんせい分離ぶんり出力しゅつりょく可能かのうなモデルも登場とうじょうし、さらなる高画質こうがしつ高音こうおんしつたのしめるようになった。

次世代じせだい薄型うすがたテレビ次世代じせだいだい容量ようりょうひかりディスク機器きき製品せいひんにより、国内こくない市場いちばとしても2006ねんをHD元年がんねんとして大手おおてメーカーが採用さいようし、家電かでん量販りょうはんてん広告こうこくでも「HDMI端子たんし搭載とうさい」の文字もじおどるようになった。同年どうねんソニーより発売はつばいされたPlayStation 3にも映像えいぞう出力しゅつりょく端子たんしとして搭載とうさいされた。

搭載とうさい一般いっぱんてきとなった2007ねん以降いこうでは、もっぱ対応たいおうするオプションと搭載とうさいされる端子たんしすう差別さべつ要素ようそとなっている。またアメリカでは法律ほうりつによりHDCP搭載とうさい製品せいひん販売はんばいできなくなったことから、HDMI端子たんし搭載とうさい接続せつぞく急速きゅうそく普及ふきゅうした。

2010ねんモデル以降いこう機種きしゅからは、AVアンプ(ホームシアター)とHDMI接続せつぞくしたさい、これまでのひかりデジタルケーブル接続せつぞく不要ふようとなりHDMIケーブル1ほんのみで迫力はくりょくサウンドがたのしめる「ARC(オーディオリターンチャンネル)」も登場とうじょうしている。ただし、これにより2011ねん以降いこう発売はつばい一部いちぶ普及ふきゅうモデルはHDMI端子たんしがARC対応たいおうでかつひかりデジタル出力しゅつりょく端子たんし搭載とうさいなのでAVアンプとのわせが不可能ふかのうなモデルも登場とうじょうした。さらに2009ねん平成へいせい21ねん以前いぜんのモデルとわせる場合ばあい従来じゅうらいどおこうデジタルケーブル接続せつぞく必要ひつようである。

2014ねん以降いこう製造せいぞう機種きしゅ上位じょういに「4K対応たいおうモデルが登場とうじょう。ただし、ホームシアターシステムとわせる場合ばあいはシアターが4Kパススルー対応たいおうモデルかかで接続せつぞく方法ほうほうことなる。4Kパススルー対応たいおうシアターの場合ばあい従来じゅうらいどおり「BDレコーダーとTVのあいだにシアターをはさむ」かたちによる接続せつぞく可能かのうである。ぎゃくに4Kパススルー対応たいおうのシアターとわせる場合ばあい、4K対応たいおうBDレコーダーはシアターをかいさずTVへ直接ちょくせつつなぎ、4K対応たいおうシアターはべつ系統けいとう独立どくりつ接続せつぞくする。2010ねん以降いこう発売はつばいされた「3D映像えいぞうろくさい対応たいおうBDレコーダーおよびTV」を3D映像えいぞうパススルー対応たいおうのホームシアターとわせるには、4K対応たいおうシアターとわせる場合ばあい同様どうよう接続せつぞく方法ほうほうとなる。

アナログ端子たんし出力しゅつりょく制限せいげん&アナログAV出力しゅつりょく端子たんし全廃ぜんぱい

編集へんしゅう

2011ねん1がつ1にち以降いこう製造せいぞうのBD機器ききからは(著作ちょさくけん保護ほごのため)コンポーネント端子たんしD端子たんしひとしにおけるハイビジョン映像えいぞうのアナログ伝送でんそうがD2以下いか(SD画質がしつ)に制限せいげんされ、D3以上いじょうでの高画質こうがしつアナログ伝送でんそう禁止きんしとなる「しんAACS規定きてい施行しこうともな薄型うすがたテレビではD入力にゅうりょく端子たんし廃止はいしする機種きしゅ登場とうじょうBDレコーダーBDプレーヤーも、2010ねん11月発売はつばいのパナソニック「DMR-BF200」、2010ねん12月発売はつばいのシャープ「BD-AV70」、2011ねん2がつ発売はつばいのパナソニック「DMR-BR30」「DMP-BDT110」、2011ねん4がつ発売はつばいのシャープ「BD-HDW73/75/80」など普及ふきゅうモデルを中心ちゅうしんに(D出力しゅつりょく端子たんし廃止はいしして)コンポジット映像えいぞうとHDMI出力しゅつりょくのみを搭載とうさいする機種きしゅはじめ、2011ねん7がつ発売はつばいのシャープ「BD-H30/H50/D1」は業界ぎょうかいはじめてHDMI出力しゅつりょく専用せんようとなりコンポジット映像えいぞう出力しゅつりょくおよびアナログ音声おんせい出力しゅつりょく搭載とうさいしない機種きしゅとなった。その、2012ねん10がつ以降いこう発売はつばいのソニーせいBDレコーダーぜん機種きしゅ、2013ねん2がつ以降いこう発売はつばいのパナソニックせいBDレコーダーぜん機種きしゅ、2013ねん以降いこう発売はつばいのソニー/パナソニック/パイオニアせいBDプレーヤーぜん機種きしゅ同様どうようにHDMI出力しゅつりょく専用せんようとなっている。ただし、このような場合ばあい一部いちぶ下位かい機種きしゅのぞきビデオデッキや旧型きゅうがたのビデオカメラなどの接続せつぞく可能かのうなようにコンポジット映像えいぞう入力にゅうりょくおよびアナログ音声おんせい入力にゅうりょく搭載とうさいしている場合ばあいおおい。

2014ねん1がつ1にち以降いこう製造せいぞうのモデルはAACS規定きてい現行げんこうよりさらにきびしくなり、ハイビジョン画質がしつ・SD画質がしつわずすべての従来じゅうらいがた(D・S・コンポジットかく端子たんしによるアナログ伝送でんそう全面ぜんめん禁止きんしとなる。ただし、アナログ入力にゅうりょくされたSD画質がしつのコンテンツを録画ろくがし、それをSD画質がしつでアナログ出力しゅつりょくすることをきんじるものではないため、2014ねん4がつ現在げんざいもシャープおよ東芝とうしばせいのBDレコーダーなどの一部いちぶ機種きしゅには、再生さいせい可能かのうなすべてのコンテンツをアナログ出力しゅつりょくできるわけではない使用しよう制限せいげんきで、コンポジット出力しゅつりょく継続けいぞくして搭載とうさいされている。ただし録画ろくが再生さいせいは、接続せつぞく操作そうさ簡単かんたんでAV信号しんごう劣化れっかがないHDMI接続せつぞく主体しゅたい完全かんぜん移行いこうしているため、今後こんご発売はつばいされる薄型うすがたテレビおよびBD/DVDレコーダー、BD/DVDプレーヤー、AVアンプゲームなどのAV機器ききは、D端子たんし従来じゅうらいがたAV入出力にゅうしゅつりょく端子たんし撤去てっきょしてHDMI端子たんしのみ搭載とうさいとなる可能かのうせいたかい。国内こくない大手おおてメーカーではソニーがBD業界ぎょうかいトップをって2012ねん10がつ以降いこう発売はつばいの「BDZ」シリーズぜん機種きしゅ対象たいしょうに、いでパナソニックが2013ねん2がつ以降いこう発売はつばいの「DIGA&据置すえおきがたBDプレーヤーぜん機種きしゅ対象たいしょうに「アナログAV出力しゅつりょく端子たんし全廃ぜんぱい」にそれぞれっており、TV受像じゅぞうとはHDMIケーブルでしかつなげず、従来じゅうらいがたアナログTV受像じゅぞうそとづけデジタルチューナーとして使用しようすること出来できない。またBDレコーダーのうちシングルチューナー普及ふきゅうモデルはアナログAV入力にゅうりょく端子たんし搭載とうさいなので、ビデオデッキなど従来じゅうらいがたアナログ再生さいせい機器ききからのダビングも不可ふかである。

経過けいか措置そちなど

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AACS LA策定さくていすすめている次世代じせだいだい容量ようりょうひかりディスク機器ききなどを想定そうていした著作ちょさくけん保護ほご規格きかくAACS」ではHDMIじょうながれる信号しんごうとして暗号あんごうされたデジタル信号しんごうのみをみとめる方向ほうこう検討けんとうされ、D端子たんしをはじめとするアナログ出力しゅつりょく可能かのうだが、HD画質がしつでの出力しゅつりょくみとめず、強制きょうせいてきSDダウンコンバートされるよう制限せいげんされる見通みとおしだった。しかしHDMI搭載とうさい薄型うすがたテレビひとしすで一部いちぶ普及ふきゅうしており消費しょうひしゃ家電かでんメーカーから反対はんたい意見いけんつよく、結局けっきょく2005ねん12月実質じっしつてきにアナログ出力しゅつりょく全面ぜんめん許可きょかする決定けっていがなされた。ただしアナログ出力しゅつりょく制限せいげんする機能きのう自体じたいのこされ、2011ねんさい検討けんとう予定よていされた。

AACSのAACS Final Adopter Agreementで2013ねん12月31にち以降いこう製造せいぞう機種きしゅではアナログ出力しゅつりょく自体じたい禁止きんしされることがまった[23]。このため、2014ねん以降いこうにHDMI端子たんし搭載とうさい旧型きゅうがたのテレビなどに最新さいしんしきのデジタルAV機器ききなどを接続せつぞくして市販しはんBDMVタイトルなどを視聴しちょうする場合ばあい、HDMIを従来じゅうらいのアナログ信号しんごう変換へんかんする市販しはんのコンバーターが必要ひつようになる。この問題もんだいおおやけになってから、一部いちぶ消費しょうひしゃ薄型うすがたテレビを購入こうにゅうするさいにHDMI端子たんし有無うむ重視じゅうしするようになった。

なお、自分じぶんたちで企画きかく撮影さつえい編集へんしゅうなどを手掛てがけたオリジナルのBDMVタイトルなど、アナログ出力しゅつりょく規制きせい対象たいしょうとならないコンテンツ場合ばあいには、2013ねん12月31にち以降いこう製造せいぞう機種きしゅでもつづS端子たんしD端子たんしなどのアナログ出力しゅつりょくからの再生さいせいへのダビング可能かのうだという。

また、当初とうしょはHDMIを使用しようするためのライセンスりょう(ロイヤリティ)が非常ひじょう高額こうがくなことも普及ふきゅうおくらせる要因よういんとなっていた。HDMIのライセンスりょう発生はっせいするため中小ちゅうしょうメーカーやしょうロット製品せいひんには採用さいようのハードルがたかく、すでにライセンスをけている大手おおてメーカーでもてい価格かかくていコストが重視じゅうしされるPC製品せいひんには搭載とうさいされにくかった。しかし2008ねんころから、大手おおて電機でんきメーカーを中心ちゅうしんDVDレコーダーデジタルチューナー、テレビなどの製品せいひんにHDMI端子たんし積極せっきょくてき搭載とうさいするようになり、ノートパソコン液晶えきしょうディスプレイ、ビデオカードなどのPCデバイスにも搭載とうさい製品せいひんおおられるようになった。

パソコンへの搭載とうさい

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デジタル家電かでんよりもおくれて2008ねんころからパーソナルコンピュータでも普及ふきゅうすすんだ。高級こうきゅう機種きしゅだけでなくてい価格かかく機種きしゅ一部いちぶにもビデオカードグラフィック統合とうごうマザーボードノートパソコン出力しゅつりょく端子たんしが、液晶えきしょうディスプレイ入力にゅうりょく端子たんし搭載とうさいされることがえた。従来じゅうらいノートパソコンやビデオカードに搭載とうさいされていたRCA端子たんしコンポジット映像えいぞう信号しんごう)やS端子たんしわるテレビ出力しゅつりょくよう端子たんしという側面そくめんもある[24]

出力しゅつりょくがわでは映像えいぞう信号しんごう音声おんせい信号しんごう合成ごうせいして同時どうじ出力しゅつりょくできる場合ばあいがある。ビデオカードの場合ばあい初期しょき製品せいひんではカードじょうS/PDIF入力にゅうりょく端子たんしもうけてサウンドカードマザーボードオンボードサウンドからケーブルをつないでデジタル音声おんせい信号しんごう入力にゅうりょくして合成ごうせいしていたが[25][26]、そのはビデオカードがわにHDMI接続せつぞくDisplayPort接続せつぞくようのサウンドカード機能きのう内蔵ないぞうするのが一般いっぱんてきになっている[27]

2013ねん9がつ4にち次世代じせだい規格きかく2.0[28]で2160pで60 fpsの転送てんそうモードが策定さくていされた。

2019ねん現在げんざい接続せつぞくケーブルはりょうはしがHDMI端子たんしプラグでながさ20 mまでは市販しはんされている。ただし8 m以上いじょうのHDMIケーブルは雑音ざつおん低減ていげんのためのジッターがプラグ追加ついかされているので、プラグ通常つうじょうタイプ(7 m以下いかのケーブル)よりおおきい。このため、背面はいめん端子たんしカバー薄型うすがたテレビに8 m以上いじょうのケーブルをつな場合ばあいは、プラグにはばまれてカバーがまらなくなるのをふせぐためカバーをはず必要ひつようがある。さらに専用せんよう金具かなぐもちいての壁掛かべか設置せっちには金具かなぐこうめん端子たんし空間くうかんせまくなるので、プラグのおおきい8 m以上いじょうながさのケーブルは本体ほんたい角度かくど調整ちょうせい支障ししょうきたすと同時どうじに、かべたってプラグをいためたりケーブルを断線だんせんさせるおそれがあるため、こうめん端子たんしつなげるHDMIケーブルは7 m以下いかながさのものにかぎられ、8 m以上いじょうながさのものは使つかえない。また近年きんねんではケーブル全体ぜんたいをフレキシブルにげられ形状けいじょうえられるものや先端せんたん柔軟じゅうなんげられるものが発売はつばいされている。

年会ねんかいとロイヤリティ

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HDMI規格きかく採用さいようするためには、年会ねんかいおよびロイヤリティ(使用しようりょう)を支払しはら必要ひつようがある[29]。HDMIはそれ自体じたいがHDMI Licensing, LLCの登録とうろく商標しょうひょう日本にっぽん商標しょうひょう登録とうろく番号ばんごうはそれぞれだい4768872ごうだい2664032ごうほか1けん)である。

  • 年会ねんかい参加さんか企業きぎょう年間ねんかん販売はんばい台数だいすうが1まんだい以上いじょう企業きぎょう年間ねんかん1まんあめりかドル、年間ねんかん販売はんばい台数だいすうが1まんだい未満みまん企業きぎょう年間ねんかん5000あめりかドル(なお、2006ねん7がつ以前いぜん年間ねんかん1まん5000あめりかドルだった[30]
  • ロイヤリティ:いち製品せいひんあたり0.15あめりかドル
    • HDMIロゴ表示ひょうじにより0.05あめりかドルに値下ねさ
    • HDCPに対応たいおうさせた場合ばあいは、さらに0.04あめりかドルに値下ねさ

製品せいひんされるロイヤリティは部品ぶひん単位たんいではなく、最終さいしゅう製品せいひんたいして課金かきんされる。たとえば液晶えきしょうテレビを製品せいひんとして場合ばあいどうこりのケーブルメーカーやHDMIのICメーカーはロイヤリティを支払しはら必要ひつようはなく最終さいしゅう製品せいひん液晶えきしょうテレビのメーカーがロイヤリティを支払しはらうことになる。ケーブル単体たんたい最終さいしゅう製品せいひんとして場合ばあいは、ケーブルをるメーカーがロイヤリティを支払しはらう。

2007ねん10月17にちロゴ使用しようかんしてあたらしいガイドライン発表はっぴょうされた。HDMI 1.3ではひろいろいき規格きかく「x.v.Color」や8bitちょういろ情報じょうほうあつかえる「Deep Color」などがさだめられているが、これはオプション仕様しようでありバージョン番号ばんごうだけでは対応たいおう有無うむ判別はんべつできない。ほかにもどう機能きのうでメーカーごとに呼称こしょうちがっている問題もんだい発生はっせいしていた。そこで、バージョン表記ひょうきだけでなく対応たいおう機能きのうすることとなりオプション機能きのう名称めいしょう統一とういつされた。さらにかくオプション機能きのう表記ひょうきするとき技術ぎじゅつ要件ようけん規定きていされた。ケーブルについては「カテゴリ1」は「Standard」と定義ていぎ、「カテゴリ2」は「High Speed」と定義ていぎ製品せいひんにラベルをけて識別しきべつ可能かのうとすることになった[31]

ワイヤレスHDMI

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無線むせん電波でんぱ使つかい、HDMI相当そうとう映像えいぞう音声おんせい送信そうしんする。著作ちょさくけん保護ほごにも対応たいおうおおくの製品せいひんはHDMI入力にゅうりょくもしくは出力しゅつりょく、または両方りょうほうち、ワイヤレスHDMIとばれるが、有線ゆうせんのHDMI規格きかく直接ちょくせつ関係かんけいはなく、HDMIを経由けいゆせずシンク機器ききからソース機器ききまで直接ちょくせつ伝送でんそうさせることも可能かのう一般いっぱんてきに10 m程度ていど電波でんぱとどく。Wi-Fiを利用りようしないほう技術ぎじゅつ圧縮あっしゅくかつほぼ遅延ちえんである。

  • WHDI (Wireless Home Digital Interface)[32] - 5 GHzの周波数しゅうはすう帯域たいいき、3 Gbps、遅延ちえんは1 ms以下いか。AMIMONが開発かいはつ
  • WirelessHD (Wireless High Definition, WiHD)[33] - 60 GHzの周波数しゅうはすう帯域たいいき、4 Gbps、遅延ちえんは1ms以下いか。WirelessHDコンソーシアムが策定さくてい
  • Wi-Fi(IEEE 802.11a/nなど)を利用りようした類似るいじ技術ぎじゅつH.264などで動画どうが圧縮あっしゅくして転送てんそうしているため、伝送でんそう過程かてい画質がしつ劣化れっか発生はっせいする。また、圧縮あっしゅくがわ機器ききによって様々さまざまであるが、機器ききによっては動画どうが圧縮あっしゅく遅延ちえんおおきめで発生はっせいする場合ばあいもある。
    • Miracast[34] - Wi-Fi Allianceが策定さくてい。GoogleはAndroid 4.2以降いこう標準ひょうじゅん対応たいおうしている[35]
      • Intel WiDi (Wireless Display Technology) - バージョン3.5以降いこうはMiracastにも対応たいおう
    • Apple AirPlay
    • WiVu - CaviumNetworksが開発かいはつ

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ HDMI :: Resources :: Knowledge Base
  2. ^ About us, HDMI” (英語えいご). HDMI LA. 2010ねん1がつ3にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2010ねん1がつ27にち閲覧えつらん
  3. ^ 日立ひたち松下まつした、ソニー、東芝とうしばなど7しゃ次世代じせだいデジタル・インタフェース仕様しよう「HDMI」の作業さぎょう部会ぶかい結成けっせい”. 日経にっけいBPしゃ (2002ねん4がつ17にち). 2009ねん8がつ30にち閲覧えつらん
  4. ^ IT用語ようご辞典じてん e-words - HDMI”. 2009ねん8がつ30にち閲覧えつらん
  5. ^ Premium High Speed HDMI® Cable”. www.hdmi.org. 2021ねん4がつ18にち閲覧えつらん
  6. ^ Ultra High Speed HDMI Cable - Bandwidth Up To 48Gbps”. www.hdmi.org. 2021ねん4がつ18にち閲覧えつらん
  7. ^ HDMI 2.1 Specification Overview”. www.hdmi.org. 2022ねん1がつ2にち閲覧えつらん
  8. ^ a b c d HDMIとは | サンワサプライ株式会社かぶしきがいしゃ”. www.sanwa.co.jp. 2024ねん8がつ23にち閲覧えつらん
  9. ^ HDMI管理かんり団体だんたいがオープンソースプロジェクトへの仕様しよう開示かいじ拒否きょひし4K・120Hzへるつ出力しゅつりょくふくむHDMI 2.1への対応たいおう絶望ぜつぼうてきに - GIGAZINE”. gigazine.net (2024ねん2がつ29にち). 2024ねん3がつ1にち閲覧えつらん
  10. ^ HDMI管理かんり団体だんたいがオープンソースプロジェクトへの仕様しよう開示かいじ拒否きょひし4K・120Hzへるつ出力しゅつりょくふくむHDMI 2.1への対応たいおう絶望ぜつぼうてき”. 2024ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  11. ^ HDMIのしんバージョン「1.4」が規格きかく。Ethernet伝送でんそう”. AV Watch (2009ねん5がつ28にち). 2009ねん11月24にち閲覧えつらん
  12. ^ HDMI Alt Mode for USB Type-C™ Connector” (英語えいご). HDMI LA. 2017ねん10がつ11にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2017ねん10がつ29にち閲覧えつらん
  13. ^ FAQ for HDMI 1.4” (英語えいご). HDMI Licensing. 2012ねん8がつ24にち閲覧えつらん[リンク]
  14. ^ HDMI 2.0発表はっぴょう。4K/60p伝送でんそう幕開まくあけとすこになるてん”. AV Watch (2013ねん9がつ7にち). 2013ねん9がつ7にち閲覧えつらん
  15. ^ HDMI 1.4 vs HDMI 2.0a vs HDMI 2.0b” (2013ねん11月14にち). 2013ねん11月14にち閲覧えつらん[リンク]
  16. ^ HDMI 2.1仕様しようについて」(pdf)『映像えいぞう情報じょうほうメディア学会がっかいだい72かんだい6ごう映像えいぞう情報じょうほうメディア学会がっかい、2018ねん、913 - 916ぺーじ2019ねん1がつ26にち閲覧えつらん 
  17. ^ ハードウェア HDMIのあたらしい規格きかくライセンス「HDMI 2.1a」が発表はっぴょうあたらしく追加ついかされる機能きのう「SBTM」とは?”. 2024ねん6がつ6にち閲覧えつらん
  18. ^ HDMI 2.1発表はっぴょう、8K/60Hzへるつや4K/120Hzへるつ伝送でんそう対応たいおう可変かへんリフレッシュレート「Game Mode VRR」も”. AV Watch (2017ねん1がつ5にち). 2017ねん10がつ29にち閲覧えつらん
  19. ^ HDオーディオ対応たいおうAVセンター総括そうかつ特集とくしゅう:HDMIのバージョン比較ひかく”. HiVi WEB. 2010ねん3がつ4にち閲覧えつらん[リンク]
  20. ^ Running Long Cable Lengths” (英語えいご). HDMI LA. 2010ねん1がつ27にち閲覧えつらん[リンク]
  21. ^ a b ながいHDMIケーブル特集とくしゅう | サンワサプライ株式会社かぶしきがいしゃ”. www.sanwa.co.jp. 2022ねん4がつ23にち閲覧えつらん
  22. ^ a b 株式会社かぶしきがいしゃインプレス (2018ねん1がつ29にち). “【ミニレビュー】 4K/HDRプロジェクタ導入どうにゅう直面ちょくめんした18Gbps伝送でんそう問題もんだいひかりファイバーHDMIを検証けんしょう”. AV Watch. 2022ねん4がつ23にち閲覧えつらん
  23. ^ Licence AACS” (英語えいご). 2009ねん6がつ14にち閲覧えつらん
  24. ^ HDMI接続せつぞくでパソコンの画面がめんをテレビでられるって本当ほんとう? - FMVサポート : 富士通ふじつうパソコン”. 富士通ふじつうクライアントコンピューティング株式会社かぶしきがいしゃ. 2019ねん7がつ9にち閲覧えつらん
  25. ^ NVIDIA GeForceシリーズ HDMI出力しゅつりょく対応たいおう製品せいひん映像えいぞう同時どうじ音声おんせい出力しゅつりょくおこなうには”. 株式会社かぶしきがいしゃアスク. 2019ねん7がつ9にち閲覧えつらん
  26. ^ HDMI対応たいおうのRadeon X1600 Proビデオカードが発売はつばい”. PC Watch. 2019ねん7がつ9にち閲覧えつらん
  27. ^ GT200ベースのミッドレンジGPU「GeForce GT 240」”. PC Watch. 多和田たわだ新也しんやのニューアイテム診断しんだんしつ. 2019ねん7がつ9にち閲覧えつらん
  28. ^ HDMIの次世代じせだいバージョン規格きかく完了かんりょうは2013ねん上期かみき延期えんき”. AV Watch (2013ねん1がつ9にち). 2013ねん2がつ10日とおか閲覧えつらん
  29. ^ HDMI :: Manufacturer :: Becoming an Adopter :: Terms” (英語えいご). HDMI LA. 2009ねん5がつ10日とおか閲覧えつらん[リンク]
  30. ^ "HDMI ANNUAL FEE REDUCED" (Press release) (英語えいご). HDMI LA. 2008ねん3がつ22にち閲覧えつらん[リンク]
  31. ^ こういろいき対応たいおうHDMI機器ききは「HDMI 1.3 (x.v.Color)」に”. AV Watch (2007ねん10がつ17にち). 2009ねん11月24にち閲覧えつらん
  32. ^ WHDI
  33. ^ WirelessHD Consortium
  34. ^ Wi-Fi CERTIFIED Miracast
  35. ^ Android - What's New

関連かんれん項目こうもく

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HDMIリンク

映像えいぞう/音声おんせい端子たんししゅとしてテレビなど)

  • RCA端子たんし映像えいぞう音響おんきょう機器ききなどにひろもちいられている端子たんし
  • コンポーネント映像えいぞう信号しんごう(コンポジットより画質がしつ低下ていかまねおそれがすくない)
    • コンポーネント端子たんし映像えいぞうのみ。端子たんしはRCAのあかあおみどりと3つセット)
    • D端子たんし映像えいぞうのみ。上記じょうきのコンポーネント端子たんしのピンをひとつにまとめた)
  • コンポジット映像えいぞう信号しんごう端子たんし黄色おうしょくあかしろステレオ音声おんせいのRCA端子たんしわせ3つになっていることがおおい)
  • S端子たんし映像えいぞう信号しんごう入出力にゅうしゅつりょくよう接続せつぞくコネクタとその信号しんごう規格きかくの1つ。こちらも音声おんせいあかしろステレオ音声おんせいのRCA端子たんしわせ3つになっていることがおおい)
  • AVマルチ端子たんし(PS1、PS2、PS3のアナログ出力しゅつりょく端子たんしでHDMIにる)
  • i.LINK端子たんし
  • S/PDIFひかりデジタル音声おんせい端子たんし同軸どうじくデジタル音声おんせい端子たんし

映像えいぞう端子たんし(パソコンモニタなど)

  • Digital Visual Interface(DVI、パソコンとモニタをつなぐなどデジタル映像えいぞう出力しゅつりょくインターフェース《端子たんし》のひとつ)
  • DisplayPort(DVIの後継こうけいねらった規格きかく音声おんせい伝送でんそう機器ききにより可能かのう
  • V-by-One HS電気でんき信号しんごう伝送でんそうするインターフェースのひとつ)

映像えいぞう端子たんし携帯けいたいけなど)

  • MHL携帯けいたい機器ききけの高速こうそく映像えいぞう伝送でんそうようのインターフェース規格きかく
  • SlimPort携帯けいたい機器ききけの高速こうそく映像えいぞう伝送でんそうようのインターフェース規格きかく

その

外部がいぶリンク

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