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フライングゲット (曲) - Wikipedia
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フライングゲット (曲きょく)

AKB48のメジャー22作さく目めのシングル

「フライングゲット」（Flying Get）は、日本にっぽんの女性じょせいアイドルグループ・AKB48の楽曲がっきょくである。秋元あきもと康やすしの作詞さくしとすみだしんやの作曲さっきょくで、2011年ねん8月がつ24日にちにAKB48のメジャーシングル22作さく目めとしてキングレコードから発売はつばいされた[注釈ちゅうしゃく 1]。

「フライングゲット」
AKB48 の シングル
初出しょしゅつアルバム『1830m』
A面めん フライングゲット
B面めん 抱だきしめちゃいけない
青春せいしゅんと気きづかないまま
アイスのくちづけ
野菜やさい占うらない
リリース
規格きかく マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間じかん
レーベル You, Be Cool!（キングレコード）
作詞さくし・作曲さっきょく 秋元あきもと康やすし（作詞さくし）
すみだしんや（作曲さっきょく）
プロデュース 秋元あきもと康やすし
ゴールドディスク
  • ミリオン（CD、日本にっぽんレコード協会きょうかい）
  • ダブル・プラチナ（着ちゃくうた、 日本にっぽんレコード協会きょうかい）
  • ダブル・プラチナ（着ちゃくうたフル、日本にっぽんレコード協会きょうかい）
  • プラチナ（PC配信はいしん、日本にっぽんレコード協会きょうかい）
  • ミリオン（シングルトラック、日本にっぽんレコード協会きょうかい）
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん1位い（オリコン）
  • 2011年ねん8月がつ度ど月間げっかん1位い（オリコン）
  • 2011年度ねんど年間ねんかん1位い（オリコン）
  • 2011年度ねんど年間ねんかん3位い（着ちゃくうたフル、日本にっぽんレコード協会きょうかい）
  • 1位い（Billboard Japan Hot 100）
  • 1位い（Billboard Japan Hot Singles Sales）
  • 1位い（Billboard Japan Hot Top Airplay）
  • 1位い（Billboard Japan Adult Contemporary Airplay）
  • 1位い（RIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート）
  • オリコン歴代れきだいシングルランキング64位い
    • AKB48 シングル 年表ねんぴょう
    Everyday、カチューシャ
    （2011年ねん）    		フライングゲット
    （2011年ねん）    		風ふうは吹ふいている
    （2011年ねん）
    『1830m』 収録しゅうろく曲きょく
    ユングやフロイトの場合ばあい
    （Disc1-13）     		フライングゲット
    （Disc1-14）     		風ふうは吹ふいている
    （Disc1-15）
    テンプレートを表示ひょうじ

    『AKB48 22ndシングル 選抜せんばつ総そう選挙せんきょ』で上位じょうい21位いまでのメンバーが歌唱かしょうし、前田まえだ敦子あつこがセンターポジションを務つとめている。シングル盤ばんジャケットは、イラスト風ふう加工かこうを施ほどこした写真しゃしん上じょうに楽曲がっきょくタイトルの和製わせい漢語かんご的てき直訳ちょくやく「飛翔ひしょう入手にゅうしゅ」を配はいしている。

    ラテン音楽おんがくとロックの要素ようそを持もつポップソングで、歌詞かしは「フライングゲット」を恋愛れんあい感情かんじょうに充あてており、「アイドルミュージックの新しん境地きょうちを開拓かいたくしたナンバー」など概おおむね肯定こうてい的てき評価ひょうかで第だい53回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょうの大賞たいしょうを得える。オリコンシングルチャートで、デイリーは集計しゅうけい開始かいし以来いらい初はじめて集計しゅうけい初日しょにちにミリオンセラーを、ウィークリーは歴代れきだい最高さいこうの初はつ週しゅう売上うりあげをそれぞれ記録きろくして初はつ登場とうじょう1位い、2011年度ねんど年間ねんかんチャート1位いのほかに、RIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャートやビルボードジャパンチャートなど複数ふくすうの音楽おんがくチャートで1位いを記録きろくして商業しょうぎょう的てきな成功せいこうがみられる。ミュージック・ビデオは堤つつみ幸彦さちひこが監督かんとくし、グループメンバーと武闘ぶとう集団しゅうだん、前田まえだ敦子あつこと大島おおしま優子ゆうこ、それぞれのアクションシーンなどで構成こうせいされ約やく18分ふんである。

    ライブ・パフォーマンスは幾多いくたのテレビ番組ばんぐみや『第だい53回かい 輝かがやく!日本にっぽんレコード大賞たいしょう』、『第だい62回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん』などで披露ひろうされた。

    AKB48の楽曲がっきょくで関係かんけいグループ以外いがい初はじめて公式こうしきに女性じょせい歌手かしゅGILLEが、ほかにAKB48のメンバー、Acid Black Cherryがカバーを披露ひろうしている。

    背景はいけいとリリース

    編集へんしゅう
    「AKB48 22ndシングル 選抜せんばつ総そう選挙せんきょ」も参照さんしょう

    AKB48の22枚まい目めのシングルについて、2011年ねん3月がつ29日にちにキングレコードから『AKB48 22ndシングル 選抜せんばつ総そう選挙せんきょ』開催かいさいが告知こくちされた。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの影響えいきょうで中止ちゅうしされた3月がつ25日にちから27日にちの横浜よこはまアリーナコンサートで総そう選挙せんきょ開催かいさいを発表はっぴょうする予定よていであったため、インターネット上じょうで告知こくちされた[1]。選抜せんばつ総そう選挙せんきょはファン投票とうひょうによりシングル盤ばん収録しゅうろく楽曲がっきょくの歌唱かしょう担当たんとうメンバーを選抜せんばつするイベントで、2011年ねん6月がつ9日にちの開票かいひょうイベントで投票とうひょう結果けっかが確定かくていし、選抜せんばつメンバー21人ひとりと[2]最多さいた獲え票ひょうした前田まえだ敦子あつこのセンターポジションが決定けっていされた[3]。

    初はつ選抜せんばつはゼロ。秋元あきもと才ざい加かと佐藤さとう亜美あみ菜さいの2人ふたりが『ヘビーローテーション』以来いらい5作さくぶりの選抜せんばつ復帰ふっき。多田ただ愛あい佳けい、菊地きくちあやか、小森こもり美果みか、佐藤さとうすみれ、宮崎みやざき美穂みほ、山本やまもと彩あや、渡辺わたなべ美よし優紀ゆきの7人にんが選抜せんばつから外はずれた。

    開票かいひょうイベントで本ほんシングル発売はつばい日びが2011年ねん8月がつ24日にちと発表はっぴょうされ[4]、6月がつ末まつに表題ひょうだい曲きょくタイトルの決定けっていが報ほうじられた[5]。表題ひょうだい曲きょく「フライングゲット」は7月がつ10日とおかにドラマ『花はなざかりの君きみたちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』主題歌しゅだいかとして[6][7]、7月がつ16日にちにTBS『音楽おんがくの日ひ』でAKB48のパフォーマンスとともに、それぞれテレビで初はつ披露ひろうされた[8]。7月29日にちにORICON STYLEがアーティスト写真しゃしんとCDジャケットを独占どくせん公開こうかいし[9]、8月がつ1日にちにミュージック・ビデオが公開こうかいされた[10][11]。

    CD発売はつばいに先駆さきがけ、8月がつ3日にちから着ちゃくうたおよび待まちうたが「オリジナル待受まちうけ画像がぞう」全ぜん8種しゅ特典とくてん付つきで[12][13]、8月がつ17日にちから着ちゃくうたフルが、それぞれレコチョクから配信はいしんされた[13]。CDシングルは「通常つうじょう盤ばんType-A」[14]、「通常つうじょう盤ばんType-B」[15]、「劇場げきじょう盤ばん」[16]、通常つうじょう盤ばんType-AとType-Bそれぞれの「イベント参加さんか券けん入いり数量すうりょう限定げんてい盤ばん」[17][18]の計けい5種しゅ、PC配信はいしんは数量すうりょう限定げんてい盤ばんを除のぞいた「Type-A」[19]、「Type-B」[20]、「劇場げきじょう盤ばん」[21]の計けい3種しゅ、がそれぞれ発売はつばいされた。

    キャッチコピーは「“フライングゲット”って、何なにですか?」[14][15][16]。

    NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせんでも2回かい（第だい62回かい・第だい66回かい）披露ひろうされた。

    アートワーク

    編集へんしゅう

    ディスクジャケットは、イラストタッチ加工かこうされた写真しゃしんが[9]用もちいられCDシングル5形態けいたいはそれぞれに個別こべつのもので[22]、Type-AおよびType-B「イベント参加さんか券けん入いり数量すうりょう限定げんてい盤ばん」は「AKB48」「飛翔ひしょう入手にゅうしゅ」「フライングゲット」の文字もじ縁取へりとり色しょくのみが通常つうじょう盤ばんType-A、Type-Bと異ことなる[23]。5種類しゅるいのほかに「フラゲ認定にんてい」と金箔きんぱく押おしたピールオフ広告こうこくが、2011年ねん8月がつ23日にちに東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせんと東京とうきょうメトロ半蔵門線はんぞうもんせんの渋谷しぶや駅えきに約やく3000枚まい掲出けいしゅつされて1時じ間あいだですべて持もち帰かえられた[22]。

    オリコンは、「飛翔ひしょう入手にゅうしゅ」は楽曲がっきょくタイトル「フライングゲット」を漢字かんじに置おき換かえたもので[9]、アーティスト写真しゃしんもジャケット写真しゃしんと同様どうようにイラストタッチ加工かこうが施ほどこされており[9]、通常つうじょう盤ばんType-Aのジャケットは「ブルース・リーの大だいヒット映画えいが『燃もえよドラゴン』のポスターをほうふつさせ」「これはAKB48初はつの武闘ぶとう映画えいが『紅あかい八はち月がつ〜フライングゲット篇へん』と『赤あかい八はち月がつ〜頂上ちょうじょう決戦けっせん篇へん』のポスターと連動れんどうで、世界中せかいじゅうにカンフーブーム、格闘技かくとうぎブームを巻まき起おこしたブルース・リーへのリスペクトが込こめられ」ミュージック・ビデオと関係かんけいしている[9][23]、と特集とくしゅうページで三沢みさわ千晶ちあきが推測すいそくしている[注釈ちゅうしゃく 2][24]。東京とうきょうヘッドラインは、「昭和しょうわ風ふう、はたまたクラシックなカンフー映画えいがを彷ふつとさせるジャケットはファンでなくとも目めが止とまる」と「フライングゲット」が「いつも以上いじょうに注目ちゅうもくを集あつめている理由りゆう」を特集とくしゅうページにあげている[25]。

    音楽おんがく性せい

    編集へんしゅう

    ラテン系けい[24][26][25][27]とともにロック調しらべ[26][25]の「ラテン系けいリズムのハイテンションソング」で、AKB48のシングル曲きょくでは初はつの曲調きょくちょうである[24]。

    楽曲がっきょくタイトルの「フライングゲット」は正規せいき発売はつばい日びより前倒まえだおしで商品しょうひんを入手にゅうしゅする俗語ぞくご[5][24]を用もちいた「ファンを意識いしきしたタイトル」で[24]、公開こうかいされた当初とうしょより「フラゲ」と愛称あいしょうされている[24]。歌詞かしは、恋愛れんあい経験けいけん豊富ほうふな男性だんせい[24][27]が愛いとしい女性じょせいの気持きもちを誰だれよりも早はやく手てに入いれる想おもいが綴つづられ[24][25][27]、「フライングゲット」の語彙ごいを恋愛れんあい感情かんじょうに充あてている[9]。AKB48の楽曲がっきょくは従来じゅうらい「ポニーテールとシュシュ」「Everyday、カチューシャ」など男子だんし目線めせんの片想かたおもいが多おおかったが今回こんかいはかなり積極せっきょく的てきで「草食そうしょく系けい男子だんしに喝かつを入いれる」楽曲がっきょくとして方向ほうこう性せいは違ちがうものの「『RIVER』の恋愛れんあい編へん」、とする者ものもいる[24]。

    批評ひひょう

    編集へんしゅう

    音楽おんがく評論ひょうろん家かによる評価ひょうか

    編集へんしゅう

    「AKB48史上しじょう“最もっとも暑苦あつくるしい”」曲調きょくちょうが「痛快つうかい」で、AKB48の従来じゅうらいの「夏なつの定番ていばん曲きょくになりつつある」楽曲がっきょくに対たいし「アイドルミュージックの新しん境地きょうちを開拓かいたくしたナンバーとして、日本にっぽんを1年ねん中ちゅうにわたって真夏まなつに変かえてしまうパーティーチューンとして、万まん人にんに愛あいされていく」[26]。

    「歌うた、アレンジ、衣装いしょうにPVと、どれも今いままでのシングル曲きょくよりもちょっぴり大人おとなっぽい」「今いままでにない色いろ艶つや」は20歳さいになったメンバーが増ふえたことなど「すべての要素ようそが絡からみ合あった結果けっか」[24]で、「勇猛ゆうもうなホーンの音色ねいろをフィーチャーしたソウルフルなサウンドと熱あつくポジティヴなメッセージに心しん躍おどる楽曲がっきょくに仕上しあがっている」[27]。

    賞しょう歴れき

    編集へんしゅう

    チャート成績せいせき

    編集へんしゅう
    「前作ぜんさくでも大おおきな記録きろくを樹立じゅりつでき、光栄こうえいに感かんじていましたが、今回こんかいの“初日しょにちでミリオン突破とっぱ”の記録きろくは私わたしたちも全まったく想像そうぞうしていなかったことなので、とても驚おどろいています。支ささえてくださる皆みなさんのおかげだと強つよく思おもっています」---「フライングゲット」の商業しょうぎょう的てきな成功せいこうについて、オリコンに語かたるメンバーの高橋たかはしみなみ[31]。

    『フライングゲット』のシングルCDは、発売はつばい前日ぜんじつ（集計しゅうけい初日しょにち）の2011年ねん8月がつ23日にち付づけオリコンデイリーシングルチャートで推定すいてい売上うりあげ枚数まいすう約やく102万まん6000枚まいを記録きろくし、初はつ登場とうじょうで1位いにランクインした。これにより、AKB48自身じしんの前作ぜんさく『Everyday、カチューシャ』が2011年ねん5月がつ24日にち付づけで記録きろくした約やく94万まん2000枚まいを抜ぬき、集計しゅうけい初日しょにちの推定すいてい売上うりあげ枚数まいすうの最高さいこう記録きろくを更新こうしんした[注釈ちゅうしゃく 3]ほか、オリコン史上しじょう初はつとなる集計しゅうけい初日しょにちのみでのミリオンセラーを達成たっせいした。AKB48のシングルのミリオンセラー達成たっせいは『桜さくらの木きになろう』から3作さく連続れんぞく、通算つうさん4作さく目めであり、女性じょせいグループが3作さく連続れんぞくでミリオンセラーを達成たっせいするのはピンク・レディー（1978年ねん3月がつ6日にち付づけ週間しゅうかんチャートにて『渚なぎさのシンドバッド』で達成たっせい）以来いらい33年ねん半はんぶりである[31]。

    その後ご、2011年ねん9月がつ5日にち付づけオリコン週間しゅうかんシングルチャートで初はつ登場とうじょう1位いを記録きろくした。1位い獲得かくとくは『RIVER』から9作さく連続れんぞくとなり、女性じょせいグループによる連続れんぞく1位い獲得かくとく数すう記録きろくでピンク・レディー（『S・O・S』から『カメレオン・アーミー』で記録きろく）に並ならび1位いタイとなった。初はつ週しゅう売上うりあげは約やく135万まん4000枚まいであり、前作ぜんさく『Everyday、カチューシャ』が記録きろくした約やく133万まん4000枚まいを抜ぬき、ランクイン当時とうじのオリコン週間しゅうかんシングルチャートにおける歴代れきだい最高さいこうの初はつ週しゅう売上うりあげを記録きろくした[注釈ちゅうしゃく 4]。また、週間しゅうかんチャートにおける初はつ週しゅう売上うりあげのみでのミリオンセラー達成たっせいは前作ぜんさくから2作さく連続れんぞくとなり、これはオリコン史上しじょう初はつの記録きろくとなった[32]。集計しゅうけい4週しゅう目めとなる2011年ねん9月がつ26日にち付づけ同どうチャートでは累積るいせき売上うりあげが150万まん枚まいを突破とっぱした。これも前作ぜんさくから2作さく連続れんぞくであり、シングルが2作さく連続れんぞくで累積るいせき150万まん枚まいを突破とっぱするのは女性じょせいグループ史上しじょう初はつで、それ以外いがいのアーティストを含ふくめるとB'z、Mr.Children、KinKi Kids、宇多田うただヒカルに続つづく5組くみ目めの達成たっせいである[33]。

    2011年度ねんどのオリコン年間ねんかんシングルチャートにおいては、集計しゅうけい期間きかん内ないに約やく158万まん7000枚まいを記録きろくして1位いにランクインした。この年としの年間ねんかんシングルチャートにおいてはAKB48の作品さくひんが上位じょうい5位いまでを占しめており、本ほん作さくはその中なかでも最もっとも高たかい売上うりあげ枚数まいすうを記録きろくした。2位いにランクインした『Everyday、カチューシャ』との差さは389枚まいであった[34]。

    本ほん楽曲がっきょくの着ちゃくうたフルは、日本にっぽんレコード協会きょうかいの2011年ねん8月がつ23日にち付づけRIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャートにおいて初はつ登場とうじょう1位いを獲得かくとくし[35]、続つづく8月がつ30日にち付づけ[36]、9月6日にち付づけ[37]と3週しゅう連続れんぞくで1位いを獲得かくとくした。また、同社どうしゃ調しらべによる2011年度ねんどの着ちゃくうたフルの年間ねんかんチャートにおいては3位いにランクインした[38]。

    Billboard JAPANのチャートにおいては、2011年ねん9月がつ5日にち付づけのHot 100[39]、Hot Top Airplay[40]、Hot Singles Sales[41]、Adult Contemporary Airplay[42]で同時どうじに1位いにランクインした。同年どうねん間あいだチャートでは、2011年度ねんどのHot 100 Year End[43]およびHot Singles Sales Year End[44]においてそれぞれ『Everyday、カチューシャ』に次つぐ2位いにランクインしており、同どう年度ねんどのHot Top Airplay Year Endでは33位い[45]、Adult Contemporary Airplay Year Endでは41位い[46]にそれぞれランクインした。

    週間しゅうかんチャート

    編集へんしゅう
    国くに チャート（2011年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん オリコン週間しゅうかんシングルチャート 1
    RIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート
    Billboard Japan Hot 100
    Billboard Japan Hot Top Airplay
    Billboard Japan Hot Singles Sales
    Billboard Japan Adult Contemporary Airplay

    月間げっかんチャート

    編集へんしゅう
    チャート（2011年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん・オリコン月間げっかんシングルチャート（8月がつ） 1

    年間ねんかんチャート

    編集へんしゅう
    国くに チャート（2011年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん オリコン年間ねんかんシングルチャート 1
    有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート「2011年ねん年間ねんかんチャート」 3
    Billboard Japan Hot 100 Year End 2
    Billboard Japan Hot Top Airplay Year End 33
    Billboard Japan Hot Singles Sales Year End 2
    Billboard Japan Adult Contemporary Airplay Year End 41

    ゴールド等とう認定にんてい

    編集へんしゅう
    国くに、地域ちいき 認定にんてい
    日本にっぽん ミリオン（邦楽ほうがく［シングル］）[47]
    ダブル・プラチナ（着ちゃくうた）[48]
    ダブル・プラチナ（着ちゃくうたフル）[49]
    プラチナ（PC配信はいしん（シングル））[48]

    ミュージック・ビデオ

    編集へんしゅう

    「フライングゲット」のミュージック・ビデオは、堤つつみ幸彦さちひこが監督かんとくを務つとめている[50]。このビデオは「武闘ぶとう映画えいが『紅あかい八はち月がつ〜フライングゲット篇へん』」と名なづけられており、ドラマシーンやダンスシーンが盛もり込こまれた約やく18分間ふんかんの映像えいぞう作品さくひんとなっている[7]。このほか、この映像えいぞうのドラマシーンを中心ちゅうしんとする「武闘ぶとう映画えいが『紅あかい八はち月がつ〜頂上ちょうじょう決戦けっせん篇へん』」およびダンスと歌うたからなる「ダンシングバージョン」があり、「武闘ぶとう映画えいが『紅あかい八はち月がつ〜頂上ちょうじょう決戦けっせん篇へん』」には予告編よこくへんの映像えいぞうも存在そんざいする[7]。監督かんとくを堤つつみが担当たんとうすることは、2011年ねん6月がつ9日にちに行おこなわれた選抜せんばつ総そう選挙せんきょの開票かいひょうイベントにおいて発表はっぴょうされた[51]。ビデオの撮影さつえいは、堤つつみによると同年どうねん6月がつ16日にち・17日にちの2日間にちかんで行おこなわれた[52]。

    ドラマシーンは、AKB48のメンバーが食事しょくじをしながら談笑だんしょうしているところへ、彼女かのじょたちを倒たおそうとする「赤あか辺べ古こ四よん十じゅう八はち士し」という武闘ぶとう集団しゅうだんが現あらわれるという内容ないようで始はじまる[53]。その後ごメンバーたちは敵てきである武闘ぶとう集団しゅうだんに挑いどんで敗やぶれていくが、最後さいごに登場とうじょうする前田まえだ敦子あつこが敵てきを倒たおしていく[25][54]。そして敵てきの黒幕くろまくが登場とうじょうするが、黒幕くろまくはAKB48側がわのメンバーである大島おおしま優子ゆうこであり、ラストシーンでは前田まえだと大島おおしまによる対決たいけつが繰くり広ひろげられる[25][53][54]。ビデオ中ちゅうでメンバーとともに表示ひょうじされる数字すうじは、そのメンバーの選抜せんばつ総そう選挙せんきょにおける順位じゅんいを表あらわしたものである[54]。

    ニュースサイト「東京とうきょうヘッドライン」の特集とくしゅうページでは、このビデオを「人気にんき米まい映画えいが『キル・ビル』を想起そうきさせる、陰謀いんぼうとアクション満載まんさいの短編たんぺん映画えいがのような作品さくひん」と評ひょうしている。さらに「豪華ごうかなセットのなかでメンバーたちのドキッとする会話かいわのやり取とりがあったり、派手はでな殺陣さつじんがあったりと、一般いっぱんのミュージックビデオの枠わくをはみ出だしている」としている[25]。エキサイトニュース（ローリエ）の記事きじではビデオのストーリーについて「この前まえの総そう選挙せんきょを彷彿ほうふつとさせるドラマが展開てんかいされる」と述のべており、オープニング部分ぶぶんについては「まるでカンフー映画えいがのよう」だと形容けいようしている[53]。

    ライブ・パフォーマンス

    編集へんしゅう

    「フライングゲット」は2011年ねん7月がつ16日にちに放送ほうそうされた『音楽おんがくの日ひ』において、中国ちゅうごくをイメージしたゴールドの衣装いしょうを着きてテレビ初はつ披露ひろうされた[55][56]。その後ご、本ほん楽曲がっきょくは2011年ねん7月がつ22日にちから3日間にちかんにわたり行おこなわれたドームライブ『よっしゃぁ〜いくぞぉ〜!in西武せいぶドーム』においても披露ひろうされた。いずれの日ひのライブにおいても、本ほん楽曲がっきょくの披露ひろうはライブ本編ほんぺんの最後さいごに行おこなわれた[57][58][59]。オリコンに掲載けいさいされたライブ初日しょにちのレポートによると、衣装いしょうはミュージック・ビデオと同おなじ衣装いしょうでパフォーマンスを行おこなっており、大島おおしま優子ゆうこが「制服せいふくっぽくない衣装いしょうは初はじめて」と発言はつげんした[60]。また、レポートの筆者ひっしゃである三沢みさわ千晶ちあきは、本ほん楽曲がっきょくについて「新あたらしいお祭まつりナンバー」と表現ひょうげんした上うえで「ダンスはどこか大人おとなっぽく異国いこくのカーニバルを想おもわせ、本編ほんぺんラストに華はなやかな花火はなびが上あがったように感かんじられた」と記しるしている[60]。

    2011年ねん12月30日にち、本ほん楽曲がっきょくは第だい53回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょうを受賞じゅしょうし、AKB48はその会場かいじょうである新しん国立こくりつ劇場げきじょうで本ほん楽曲がっきょくを披露ひろうした。このときメンバーは、レコード大賞たいしょうを意識いしきしたフォーマルな白しろと黒くろのチェック柄がらの新しん衣装いしょうでパフォーマンスを行おこなっており[61]、オリコンによると衣装いしょうはこのパフォーマンスのためだけに用意よういされたものである[28]。このときのパフォーマンスについてニュースサイト「Techinsight」の記事きじは、「口くちパク」疑惑ぎわくのあった従来じゅうらいのAKB48のパフォーマンスとは異ことなり「生なま歌うた」であることが明確めいかくに伝つたわったとして、「新鮮しんせんな感覚かんかく」で「好感こうかんが持もてる」と評価ひょうかしている[62]。

    2011年ねん12月31日にち、NHKホールで行おこなわれた『第だい62回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん』においても本ほん楽曲がっきょくが披露ひろうされた。MSN産経さんけいニュースのレポートによると、パフォーマンスは「紅白こうはく2011 AKB48スペシャルMIX 〜がんばろう日本にっぽん!〜」と題だいしたメドレー形式けいしきで行おこなわれ、本ほん楽曲がっきょくはそのうち2番目ばんめに披露ひろうされた[63]。選抜せんばつメンバーの衣装いしょうは、世間せけんがイメージするAKBらしい赤あかチェックの制服せいふく風ふう衣装いしょうであり、1番目ばんめの「風ふうは吹ふいている」が終了しゅうりょうした時ときに同どう曲きょくの衣装いしょうを脱ぬぎ捨すてる形かたちで衣装いしょうを替かえた。選抜せんばつ以外いがいのメンバーは青あおチェックの衣装いしょうであった[64]。このメドレーではパフォーマンスに参加さんかする人数にんずうが楽曲がっきょくごとに異ことなり、本ほん楽曲がっきょくでは61人にんだった[63]。

    音楽おんがく番組ばんぐみ『ミュージックステーション』において本ほん楽曲がっきょくは計けい5回かい披露ひろうされている。2011年ねん8月がつ26日にち放送ほうそう分ぶんでは、ファン400名めいを目めの前まえにした生なまライブ形式けいしきで行おこなわれたAKB48スペシャルメドレーの2曲きょく目めに、青あおチェックのベストとジャケットの新しん衣装いしょうで披露ひろうされた[65][66]。2011年ねん9月がつ16日にち放送ほうそう『ミュージックステーション25周年しゅうねん記念きねん3時じ間あいだスペシャル』では、フルコーラスでテレビ初はつ披露ひろうされた[67]。衣装いしょうはカラフルな花はなづくしの新しん衣装いしょうで、この新しん衣装いしょうに関かんして倉持くらもち明日香あすかは公式こうしきブログ内ないで「歴代れきだいのAKBの衣装いしょうの中なかで一番いちばん好すきかもしれない」とコメントしている[68]。2011年ねん12月23日にち、千葉ちば県けん幕張まくはりメッセ・イベントステージにおいて行おこなわれた『ミュージックステーションスーパーライブ2011』中ちゅうでは、AKB48スペシャルメドレーの3曲きょく目めにフルコーラスで披露ひろうされた[69][70]。この時ときの衣装いしょうは、ゴールドのクリスマス飾かざりをイメージした装飾そうしょくのある白色はくしょくの新しん衣装いしょうであった[71][72]。2012年ねん8月がつ17日にち、前田まえだ敦子あつこがAKB48として出演しゅつえんした最後さいごの『ミュージックステーション』では、前田まえだ敦子あつこ卒業そつぎょう記念きねんスペシャルメドレーの1曲きょく目めに、第だい53回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう受賞じゅしょう時じと同おなじ白しろと黒くろのチェック柄がらの衣装いしょうで、約やく200名めいのファンを前まえにした生なまライブ形式けいしきにより披露ひろうされた。この放送ほうそう回かいの視聴しちょう率りつは13.8%（数字すうじはビデオリサーチ調しらべ、関東かんとう地区ちく）であった[73][74]。2012年ねん12月21日にち、幕張まくはりメッセにおいて行おこなわれた『ミュージックステーションスーパーライブ2012』中ちゅうでは、AKB48スペシャルメドレーの1曲きょく目めに、シルバーのジャケットにゴールドのスカートという新しん衣装いしょうで披露ひろうされた[75][76][77]。

    本ほん楽曲がっきょくは日本にっぽん国外こくがいでも披露ひろうされた。2011年ねん10月がつ9日にちにベトナム・ハノイで開催かいさいされた『第だい2回かい日にち越えつ友好ゆうこう音楽おんがく祭さい』において、AKB48はトップバッターとして本ほん楽曲がっきょくを含ふくむ2曲きょくをパフォーマンスした[78]。

    メディアでの使用しよう

    編集へんしゅう

    「フライングゲット」はいくつかのメディアでも使用しようされた。楽曲がっきょくは、日本にっぽんの放送ほうそう局きょくフジテレビによるドラマチック・サンデー枠わくのテレビドラマで、メンバーの前田まえだ敦子あつこが主演しゅえんした『花はなざかりの君きみたちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』の主題歌しゅだいかとして使用しようされた[14]。

    更さらにいくつかのコマーシャルソングとしても使用しようされており、ピーチ・ジョン「ハートブラ」[14]、アパマンショップネットワーク「アパマン48キャンペーン」[14]、ぷらら「ひかりTV by NTTぷらら」[14]、Kaspersky Internet Security「カスペルスキー2012マルチプラットフォームセキュリティ」峯岸みねぎし化かウイルスダンス篇へん[79]といったコマーシャルで使用しようされている。

    キンタロー。がメディア出演しゅつえん時じに前田まえだ敦子あつこのものまねをする際さいに本ほん曲きょくを使用しようすることが恒例こうれい。

    また、2017年ねんの金子かねこ修介しゅうすけ監督かんとくによる日本にっぽん映画えいが『リンキング・ラブ』において、1991年ねんにタイムスリップした主人公しゅじんこうが若わかき日ひの大学生だいがくせいである母親ははおやたちと結成けっせいした学園がくえん祭さいアイドルグループ「ASG16」が本ほん曲きょくを劇げき中ちゅうで歌唱かしょうしている。

    シングル収録しゅうろくトラック

    編集へんしゅう

    Type-A

    編集へんしゅう

    「イベント参加さんか券けん入いり数量すうりょう限定げんてい盤ばん」と「通常つうじょう盤ばん」の2種類しゅるいが存在そんざいするが収録しゅうろくトラックは同一どういつ。

    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「フライングゲット」秋元あきもと康やすしすみだしんや生田いくた真心まごころ
    2.「抱だきしめちゃいけない」(アンダーガールズ)秋元あきもと康やすし高木たかぎ洋ひろし増田ますだ武史たけし
    3.「青春せいしゅんと気きづかないまま」秋元あきもと康やすしy@suo ohtani野中のなか“まさ”雄一ゆういち
    4.「フライングゲット (off vocal ver.)」   
    5.「抱だきしめちゃいけない (off vocal ver.)」   
    6.「青春せいしゅんと気きづかない (off vocal ver.)」   
    DVD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく・編曲へんきょく監督かんとく
    1.「フライングゲット Music Video 武闘ぶとう映画えいが「紅あかい八はち月がつ〜フライングゲット篇へん」」  堤つつみ幸彦さちひこ
    2.「抱だきしめちゃいけない Music Video」  中村なかむら太ふとし洸こう
    3.「青春せいしゅんと気きづかないまま Music Video」  佐藤さとう太ふとし
    4.「武闘ぶとう映画えいが「紅あかい八はち月がつ〜頂上ちょうじょう決戦けっせん篇へん」」   
    5.「フライングゲット ダンシングバージョン」   

    Type-B

    編集へんしゅう

    「イベント参加さんか券けん入いり数量すうりょう限定げんてい盤ばん」と「通常つうじょう盤ばん」の2種類しゅるいが存在そんざいするが収録しゅうろくトラックは同一どういつ。

    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「フライングゲット」秋元あきもと康やすしすみだしんや生田いくた真心まごころ
    2.「抱だきしめちゃいけない」(アンダーガールズ)秋元あきもと康やすし高木たかぎ洋ひろし増田ますだ武史たけし
    3.「アイスのくちづけ」秋元あきもと康やすし矢吹やぶき香かおり那な増田ますだ武史たけし
    4.「フライングゲット (off vocal ver.)」   
    5.「抱だきしめちゃいけない (off vocal ver.)」   
    6.「アイスのくちづけ (off vocal ver.)」   
    DVD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく・編曲へんきょく監督かんとく
    1.「フライングゲット Music Video 武闘ぶとう映画えいが「紅あかい八はち月がつ〜フライングゲット篇へん」」  堤つつみ幸彦さちひこ
    2.「抱だきしめちゃいけない Music Video」  中村なかむら太ふとし洸こう
    3.「アイスのくちづけ Music Video」  丸山まるやま健志たけし
    4.「第だい3回かい AKB48総そう選挙せんきょ ドキュメント映像えいぞう」   
    5.「武闘ぶとう映画えいが「紅あかい八はち月がつ〜頂上ちょうじょう決戦けっせん篇へん・予告よこく」」   

    劇場げきじょう盤ばん

    編集へんしゅう
    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「フライングゲット」秋元あきもと康やすしすみだしんや生田いくた真心まごころ
    2.「抱だきしめちゃいけない」(アンダーガールズ)秋元あきもと康やすし高木たかぎ洋ひろし増田ますだ武史たけし
    3.「野菜やさい占うらない」秋元あきもと康やすしTANATONOTE武藤むとう星ほし児じ
    4.「フライングゲット (off vocal ver.)」   
    5.「抱だきしめちゃいけない (off vocal ver.)」   
    6.「野菜やさい占うらない (off vocal ver.)」   

    選抜せんばつメンバー

    編集へんしゅう

    カップリング曲きょくの歌唱かしょうメンバーは下記かきと異ことなる。詳細しょうさいについては「AKB48関連かんれんの楽曲がっきょく一覧いちらん」を参照さんしょう

    順位じゅんいは、『AKB48 22ndシングル 選抜せんばつ総そう選挙せんきょ』における順位じゅんい。☆は、メディア選抜せんばつ。

    収録しゅうろくアルバム

    編集へんしゅう

    カバー

    編集へんしゅう

    GILLEによるカバー

    編集へんしゅう
    「フライングゲット」
    GILLEの楽曲がっきょく
    収録しゅうろくアルバム『I AM GILLE.』
    リリース2012年ねん7月がつ18日にち
    ジャンルJ-POP
    時間じかん4分ふん24秒びょう
    レーベルUNIVERSAL J
    CD:UPCH-1881
    その他た収録しゅうろくアルバム
    THE BEST of "I AM GILLE." 〜Amazing J-POP Covers〜 （2015年ねん）
    チャート順位じゅんい
    『I AM GILLE.』収録しゅうろく順じゅん
    「フライングゲット」
    (1)     		「恋文こいぶみ〜ラブレター〜」
    (2)

    「フライングゲット」は、日本にっぽんの女性じょせい歌手かしゅ・GILLEによって英語えいごでカバーされている。このカバー曲きょくは2012年ねん6月がつ27日にち、「フライングゲット(English Ver.)」としてデジタル・ダウンロード（着ちゃくうた・着ちゃくうたフル・PC配信はいしん）によりリリースされた[80]。AKB48の楽曲がっきょくでその関係かんけいグループ以外いがいにより公式こうしきにカバーされたのは、本ほん楽曲がっきょくが初はつである[81]。この楽曲がっきょくはGILLEのデビューアルバム『I AM GILLE.』の1曲きょく目めにも収録しゅうろくされている[82]。また、その後ご発売はつばいされたアルバム『I AM GILLE.-Special Edition-』のDVDには楽曲がっきょくのミュージック・ビデオが収録しゅうろくされている[83]。

    GILLEはもともと、動画どうがサイトのYouTubeに「フライングゲット」を英語えいごでカバーした動画どうがをアップロードしていた。この動画どうががアップロードされたのは2012年ねん2月がつ1日にちである[84]。動画どうがは1か月げつで100万まん回かいの再生さいせいを記録きろくし、視聴しちょう者しゃから反響はんきょうを呼よんでいた[81]。秋元あきもと康やすしはこのことを知しり、実際じっさいに動画どうがを見みてGILLEを高たかく評価ひょうかした[81]。その後ご、秋元あきもとはGILLEとメジャー契約けいやくしたユニバーサルミュージックからの「フライングゲット」の正式せいしきなカバー申請しんせいを快諾かいだくした[84]。秋元あきもとによると、AKB48の楽曲がっきょくのカバー申請しんせいは「事務所じむしょの意向いこうがあり、なかなかご希望きぼうに沿そえないのが現状げんじょうです」とのことであるが、GILLEによるカバーを快諾かいだくしたことについては「GILLEの歌うたを聴きいた時とき、これは誰だれが何なにと言いってもプロデュースしたいと思おもいました」と話はなしている[84]。

    Acid Black Cherryによるカバー

    編集へんしゅう

    ヴィジュアル系けいロックバンドJanne Da ArcのヴォーカリストyasuのソロプロジェクトAcid Black Cherryが本ほん曲きょくをカバーし、2017年ねん1月がつ25日にちに発売はつばいしたカバーアルバム『Recreation 4』に収録しゅうろくされた[85]。

    AKB48のメンバーによるカバー

    編集へんしゅう

    「フライングゲット」はAKB48のメンバーによってもカバーされている。松井まつい咲子さきこは、自身じしんのソロデビューアルバム『呼吸こきゅうするピアノ』において本ほん楽曲がっきょくをピアノ演奏えんそうでカバーしている[86]。この演奏えんそうは、アルバムの音楽おんがく監修かんしゅうを務つとめた服部はっとり隆之たかゆきにより編曲へんきょくされている[87]。岩佐いわさ美咲みさきは、本ほん楽曲がっきょくを「フライングゲット<演歌えんかバージョン>」のタイトルで演歌えんかとしてカバーしており、このカバー曲きょくは自身じしんの2作さく目めのシングル「もしも私わたしが空そらに住すんでいたら」にカップリング曲きょくとして収録しゅうろくされている[88]。このカバー曲きょくは、野中のなか“まさ”雄一ゆういちにより編曲へんきょくされている[89]。

    SNH48によるカバー

    編集へんしゅう
    『飛翔ひしょう入手にゅうしゅ』
    SNH48 の EP
    リリース
    録音ろくおん 2013年ねん
      中国ちゅうごく
    レーベル 久尚ひさなお音楽おんがく[注釈ちゅうしゃく 6]
    プロデュース 秋元あきもと康やすし
    SNH48 アルバム 年表ねんぴょう
    無尽むじん旋転せんてん
    （2013年ねん）    		飛翔ひしょう入手にゅうしゅ
    （2013年ねん）    		愛あい的てき幸運こううん曲きょく奇き
    （2013年ねん）
    テンプレートを表示ひょうじ

    AKB48の姉妹しまいグループであったSNH48は、本ほん楽曲がっきょくを「飛翔ひしょう入手にゅうしゅ」のタイトルでカバーし、グループの2作さく目めのEPとしてリリースした。2013年ねん8月がつ2日にちに久尚ひさなお音楽おんがくから発売はつばいされた。歌詞かしは中国ちゅうごく語ごに翻訳ほんやくされている。楽曲がっきょくのセンターポジションは湯ゆ敏さと[要よう出典しゅってん]。

    EP収録しゅうろくトラック

    編集へんしゅう

    CD

    1. 飛翔ひしょう入手にゅうしゅ
      （作詞さくし：秋元あきもと康やすし、作曲さっきょく：すみだしんや、編曲へんきょく：生田いくた真心まごころ）
    2. 馬尾ばび與あずか髮かみ圈けん
      （作詞さくし：秋元あきもと康やすし、作曲さっきょく：多田ただ慎也しんや、編曲へんきょく：生田いくた真心まごころ）
    3. 石頭いしあたま剪刀布ぬの
      （作詞さくし：秋元あきもと康やすし、作曲さっきょく：小西こにし裕子ゆうこ、編曲へんきょく：生田いくた真心まごころ）
    4. 飛翔ひしょう入手にゅうしゅ（伴奏ばんそう）
    5. 馬尾ばび與あずか髮かみ圈けん（伴奏ばんそう）
    6. 石頭いしあたま剪刀布ぬの（伴奏ばんそう）

    DVD

    1. 飛翔ひしょう入手にゅうしゅ MV
    2. 馬尾ばび與あずか髮かみ圈けん MV
    3. 石頭いしあたま剪刀布ぬの 525 LIVE Version

    選抜せんばつメンバー

    編集へんしゅう

    カップリング曲きょくの歌唱かしょうメンバーは下記かきと異ことなる。詳細しょうさいについては「SNH48の楽曲がっきょく一覧いちらん」を参照さんしょう

    JKT48によるカバー

    編集へんしゅう
    「Flying Get」
    JKT48 の シングル
    B面めん Hanikami Lollypop
    Dareka no Tame ni - What Can I Do for Someone? –
    Korogaru Ishi ni Nare
    Heavy Rotation
    Aitakatta
    Baby!Baby!Baby!
    RIVER
    Fortune Cookie in Love
    Shoujotachi Yo
    リリース
    規格きかく マキシシングル
    録音ろくおん 2011年ねん - 2014年ねん
      インドネシア
    レーベル Hits Records
    作詞さくし・作曲さっきょく 秋元あきもと康やすし（作詞さくし）
    すみだしんや（作曲さっきょく）
    プロデュース 秋元あきもと康やすし
    JKT48 シングル 年表ねんぴょう
    Manatsu no Sounds Good!
    （2013年ねん）    		Flying Get
    （2014年ねん）    		Gingham Check
    （2014年ねん）
    テンプレートを表示ひょうじ

    AKB48の姉妹しまいグループであるJKT48は、本ほん楽曲がっきょくを「Flying Get」というタイトルでカバーしている。このカバー曲きょくは、グループの5作さく目めのシングルとして2014年ねん3月がつ5日にちにHits Recordsから発売はつばいされた[90]。

    歌詞かしは秋元あきもとの詞しをインドネシア語ごに翻訳ほんやくしたものとなっている。楽曲がっきょくのセンターポジションはメロディー・ヌランダニ・ラクサニ。シングル盤ばんはAlfa Group盤ばんと劇場げきじょう盤ばんがある。

    シングル収録しゅうろくトラック

    編集へんしゅう
    Alfa Group盤ばん
    編集へんしゅう
    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「Flying Get」秋元あきもと康やすしすみだしんや生田いくた真心まごころ
    2.「Hanikami Lollypop - Malu-malu Lollypop -」秋元あきもと康やすし池澤いけざわ聡さとし増田ますだ武史たけし
    3.「Dareka no Tame ni - What Can I Do for Someone? – - Demi Seseorang – What Can I Do for Someone? -」秋元あきもと康やすし井上いのうえヨシマサ井上いのうえヨシマサ
    4.「Korogaru Ishi ni Nare - Jadilah Batu yang Berputar -」秋元あきもと康やすし山崎やまざき燿Funta
    5.「Heavy Rotation」秋元あきもと康やすし山崎やまざき燿田中たなかユウスケ
    6.「Aitakatta - Ingin Bertemu -」秋元あきもと康やすしBOUNCEBACK田口たぐち智則とものり・稲留いなどめ春雄はるお
    7.「Baby!Baby!Baby!」秋元あきもと康やすし上杉うえすぎ洋史ひろしCHOKKAKU
    8.「RIVER」秋元あきもと康やすし井上いのうえヨシマサ井上いのうえヨシマサ
    9.「Fortune Cookie in Love」秋元あきもと康やすし伊藤いとう心こころ太郎たろう武藤むとう星ほし児じ
    劇場げきじょう盤ばん
    編集へんしゅう
    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「Flying Get」秋元あきもと康やすしすみだしんや生田いくた真心まごころ
    2.「Hanikami Lollypop - Malu-malu Lollypop -」秋元あきもと康やすし池澤いけざわ聡さとし増田ますだ武史たけし
    3.「Shoujotachi Yo - Gadis Remaja –」秋元あきもと康やすし小網こあみ準じゅん生田いくた真心まごころ

    選抜せんばつメンバー

    編集へんしゅう

    カップリング曲きょくの歌唱かしょうメンバーは下記かきと異ことなる。詳細しょうさいについては「JKT48の楽曲がっきょく一覧いちらん」を参照さんしょう

    その他たのカバー

    編集へんしゅう

    脚注きゃくちゅう

    編集へんしゅう
    [脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

    注釈ちゅうしゃく

    編集へんしゅう
    1. ^ 配信はいしん限定げんていシングル『Baby! Baby! Baby!』を含ふくむ。インディーズシングルを含ふくめると通算つうさん24作さく目め。いずれの数字すうじも、配信はいしん限定げんていの「誰だれかのために -What can I do for someone?-」はシングルとしての配信はいしんではないため含ふくんでいない。
    2. ^ 三沢みさわによるこの記述きじゅつは通常つうじょう盤ばんType-Aの「イベント参加さんか券けん入いり数量すうりょう限定げんてい盤ばん」にも言及げんきゅうしたものである。
    3. ^ この記録きろくは後のちに2011年ねん10月がつ25日にち付づけで『風ふうは吹ふいている』（約やく104万まん6000枚まい）が更新こうしんしている。
    4. ^ この記録きろくは後のちに2012年ねん6月がつ4日にち付づけで『真夏まなつのSounds good !』が更新こうしんしている。
    5. ^ a b AKB48の姉妹しまいグループ・SKE48から選抜せんばつ。
    6. ^ 実際じっさいのレーベルは天津てんしん北洋ほくよう音像おんぞう。

    出典しゅってん

    編集へんしゅう
    1. ^ “AKB48 21stマキシシングル「タイトル未定みてい」発売はつばい決定けってい 及および「AKB48 22ndシングル 選抜せんばつ総そう選挙せんきょ」開催かいさい決定けっていのご案内あんない”. キングレコード (2011年ねん3月がつ29日にち). 2012年ねん8月がつ3日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん11月がつ10日とおか閲覧えつらん。
    2. ^ “AKB48第だい3回かい総そう選挙せんきょ、前田まえだ敦子あつこがトップに返かえり咲ざき果はたす”. 音楽おんがくナタリー. (2011年ねん6月がつ9日にち). http://natalie.mu/music/news/50971 2014年ねん11月がつ10日とおか閲覧えつらん。 
    3. ^ “やったね、あっちゃん！大差たいさで1位い奪還だっかん”. nikkansports.com. (2011年ねん6月がつ10日とおか). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110610-788277.html 2014年ねん11月がつ10日とおか閲覧えつらん。 
    4. ^ “22ndシングルは8月がつ24日にちに発売はつばい”. デイリースポーツ. (2011年ねん6月がつ9日にち). オリジナルの2011年ねん7月がつ13日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110713123831/http://www.daily.co.jp/gossip/akb48/election2011/2011/06/09/0004155045.shtml 2011年ねん11月19日にち閲覧えつらん。 
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    8. ^ 真紀まき和泉いずみ (2011年ねん7月がつ21日にち). “【エンタがビタミン♪】「打倒だとうAKB!? 」。SKE48が司会しかい者しゃのしつこい問といかけに「力不足ちからぶそく」連発れんぱつ。”. Techinsight. https://japan.techinsight.jp/2011/07/ske-ongakunohi-datouakb.html 2012年ねん3月がつ2日にち閲覧えつらん。 
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    18. ^ “フライングゲット＜通常つうじょう盤ばんType-B イベント参加さんか券けん入いり数量すうりょう限定げんてい生産せいさん盤ばん＞”. キングレコード. 2012年ねん3月がつ30日にち閲覧えつらん。
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