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モバイルSuica - Wikipedia

モバイルSuica

「おサイフケータイ」対応たいおう携帯けいたい電話でんわ、PHSでSuicaの機能きのう実現じつげんするアプリケーションソフト、およびそのサービス
Suica > モバイルSuica

モバイルSuica(モバイルスイカ)は、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん)が提供ていきょうする、「おサイフケータイ対応たいおう携帯けいたい電話でんわおよApple PayGoogle Pay対応たいおう機種きしゅふくんだスマートフォンにおいて、同社どうしゃ発行はっこうするIC乗車じょうしゃカードであるSuica機能きのう搭載とうさいしたアプリケーションソフトウェアおよびそのサービスである。かつてはおサイフケータイ対応たいおうPHSけてもサービス提供ていきょうおこなわれていた。

ほんこうでは、iOSはんモバイルデバイスけに提供ていきょうしている「Apple PayのSuica」、ならびにAndroidはんモバイルデバイスけに提供ていきょうしている「Google PayのSuica」など「モバイルデバイスにおけるSuicaサービス」についてもしるす。

概要がいよう

編集へんしゅう

2006ねん1がつ28にちNTTドコモauKDDI沖縄おきなわセルラー電話でんわ)の対応たいおう機種きしゅはじめにサービスを開始かいしした。同年どうねん12月2にちSoftBank、2009ねん7がつ5にちよりきゅうウィルコムげんY!mobile)のPHSでもサービスを開始かいしした[1]

また、2011ねん7がつ23にちに、NTTドコモとau、SoftBankのAndroid搭載とうさいスマートフォンでもサービス開始かいしした[2]2013ねん4がつ6にちにはイー・モバイルのAndroid搭載とうさいのスマートフォンでもサービス開始かいしした[3]

なお、これまでおサイフケータイ搭載とうさいSIMフリー端末たんまつについてはながらく対応たいおう状態じょうたいつづいていたが、2015ねん12月2にち定例ていれい社長しゃちょう会見かいけんにおいて、昨今さっこん利用りようしゃすうやしているこれらSIMフリー端末たんまつについても、12月中旬ちゅうじゅん目処めど対応たいおうさせることを正式せいしき発表はっぴょうした[4]かくキャリアのiOS端末たんまつについては、2016ねん9がつ7にちおこなわれたAppleスペシャルイベントにおいて、10がつ下旬げじゅんよりApple PayのSuica提供ていきょう開始かいしすることが発表はっぴょうされている(後述こうじゅつ)。

2020ねん9月8にち時点じてん現在げんざい会員かいいんすうやく1000まんにんである。2023ねん3月14にちでは会員かいいんすうが2000まんにん突破とっぱした[5]

基本きほん機能きのう

編集へんしゅう

カードがたのSuicaと同様どうように、Suicaに対応たいおうしている自動じどう改札かいさつなどを利用りようしてJRや私鉄してつなどの交通こうつう機関きかん乗車じょうしゃできる機能きのうや、えき構内こうないえきナカ)・まちちゅうまちナカ)の店舗てんぽ自動じどう販売はんばい・コインロッカーでの支払しはらいができるSuicaショッピングサービス機能きのうがある。

モバイルSuicaでは、これにくわえて、携帯けいたい電話でんわ機能きのう利用りようしたオンラインチャージ(入金にゅうきん)や利用りよう履歴りれきおよび残額ざんがく確認かくにん定期ていきけん新幹線しんかんせん特急とっきゅうけん[ちゅう 1]Suicaグリーンけん[ちゅう 2]購入こうにゅう利用りようなどの機能きのう提供ていきょうされており、カードがたより機能きのう付加ふかされている。

会員かいいん登録とうろく

編集へんしゅう

モバイルSuicaを利用りようするためには、モバイルSuicaのアプリがインストール可能かのう携帯けいたい電話でんわ(スマートフォンまたはフィーチャーフォン)が必要ひつようである。対応たいおう機種きしゅでもモバイルSuicaがプリインストールされていない場合ばあいは、モバイルSuicaのウェブサイトから専用せんようアプリをダウンロードできる。

モバイルSuicaには会員かいいん種別しゅべつがある。

モバイルSuica(通常つうじょう会員かいいん
オンライン決済けっさいのためのクレジットカード登録とうろくようする会員かいいん2020ねん2がつ25にちまでは年額ねんがく1,050えん税込ぜいこみ)の年会ねんかい支払しはら必要ひつようがあったが(Apple PayのSuicaはサービス開始かいし当初とうしょより無料むりょう)、よく2がつ26にち以降いこう年会ねんかい全面ぜんめん無料むりょうされた[6]決済けっさいようのクレジットカードは、本人ほんにん認証にんしょうサービス(3Dセキュア)に対応たいおうした、ビューカードVisaマスターカードJCBアメリカン・エキスプレスダイナースクラブJR東海とうかいエクスプレス・カードのいずれかが登録とうろくできる。デビットカードプリペイドカード原則げんそく登録とうろく不可ふかだが、対応たいおうするかくクレジットブランドのデビットカード・プリペイドカードであれば登録とうろく可能かのう場合ばあいがある。なお、同一どういつのクレジットカードを複数ふくすうのモバイルSuicaに登録とうろくすることは出来できない。カードがたSuicaはチャージに使用しようできるカードがビューカードに限定げんていされるがそれとことなり、モバイルSuicaでは一般いっぱん加盟かめいてん同等どうとうあつかいとなる。
EASYモバイルSuica会員かいいん
クレジットカードの登録とうろくおこなわないわりに、SF決済けっさいにのみ対応たいおうする会員かいいん年会ねんかい当初とうしょより無料むりょう利用りようまえ現金げんきん銀行ぎんこうでチャージする必要ひつようがある。
当初とうしょ紛失ふんしつさい発行はっこう出来できず、記録きろくもとはらもどしになっていた[ちゅう 3]が、通常つうじょう会員かいいん年会ねんかい無料むりょうになって以降いこう、PCの会員かいいんメニューサイトとうつうじたさい発行はっこう対応たいおうするようになった。

乗車じょうしゃけんとしての利用りよう

編集へんしゅう

乗車じょうしゃけんとしては、カードがたのSuicaと同様どうよう対応たいおうするかく鉄道てつどう・バス事業じぎょうしゃ利用りよう可能かのうである。首都しゅとけんICカード相互そうご利用りようサービスおよび交通こうつうけいICカード全国ぜんこく相互そうご利用りようサービスにも対応たいおうする。全国ぜんこく相互そうご利用りようサービスで対応たいおうしている新幹線しんかんせん関連かんれんサービスの一部いちぶスマートEXタッチでGo!新幹線しんかんせんなど)にも対応たいおうする。

モバイルSuica独自どくじ機能きのうとして、クレジット決済けっさいによるSuicaグリーンけん[ちゅう 2]購入こうにゅう可能かのうであり、モバイルSuicaいちだい対象たいしょうとなる普通ふつう列車れっしゃグリーンしゃ乗車じょうしゃ可能かのうとなっている。ただし、モバイルSuicaでは、えき券売けんばいでSuicaグリーンけん購入こうにゅうすることはできない。

定期ていきけんとしての利用りよう

編集へんしゅう

カードがたのSuicaと同様どうよう、モバイルSuicaに定期ていきけん機能きのう新幹線しんかんせん[ちゅう 1] 定期ていきけん・グリーン定期ていきけんふくむ)を搭載とうさいすることもできる。通学つうがく定期ていきけん機能きのう当初とうしょ大学だいがく専門せんもん学校がっこうせい相当そうとうのみにかぎられ、高校生こうこうせい以下いかけの通学つうがく定期ていきけん機能きのう搭載とうさいすることはできなかったが、2023ねん3がつ18にち中学生ちゅうがくせい高校生こうこうせい相当そうとう通学つうがく定期ていきけん発売はつばい開始かいし[7]。なお、小学生しょうがくせいけの通学つうがく定期ていきけんつづ発売はつばいしないほか、JR東日本ひがしにっぽんSuicaエリア路線ろせん以降いこう便宜上べんぎじょう「JRせん」と表記ひょうきする)をふくまない定期ていきけん、および「社線しゃせん - JRせん - 社線しゃせん」となる連絡れんらく定期ていきけん機能きのう搭載とうさいすることはできない(「JRせん - 社線しゃせん」 + 「社線しゃせん」というSuica2区間くかん連絡れんらく定期ていきけんにすれば発券はっけん可能かのうである場合ばあいがある[ちゅう 4][9]

登録とうろく定期ていきけん継続けいぞく購入こうにゅうまたは単純たんじゅんな2えきあいだ通勤つうきん定期ていきけんどういち区間くかんのグリーン定期ていきけんふくむ)の新規しんき購入こうにゅうかぎりモバイルSuicaアプリじょうから購入こうにゅう可能かのう(Apple PayばんSuicaも同様どうよう)。それ以外いがい通勤つうきん定期ていきけん(グリーンしゃ利用りよう区間くかん定期ていきけん区間くかん一致いっちしないグリーン定期ていきけん、2区間くかん定期ていきならびに経路けいろ分岐ぶんきする定期ていきけん)は専用せんようフォームにて定期ていきけん情報じょうほう入力にゅうりょくし、確認かくにんメールの指示しじしたがって購入こうにゅう手続てつづきをおこな必要ひつようがある。また、通学つうがく定期ていきけん(FREXパルふくむ)の新規しんき購入こうにゅう場合ばあい通学つうがく証明しょうめいしょとう[ちゅう 5]をモバイルSuicaサポートセンターへ郵送ゆうそうし、確認かくにんメールの指示しじしたがって購入こうにゅう手続てつづきをおこな必要ひつようがあった[9]が、中学生ちゅうがくせい高校生こうこうせい通学つうがく定期ていきけんあつか開始かいしわせて、郵送ゆうそうえて通学つうがく証明しょうめいしょとうをアプリで撮影さつえいしアップロードする方法ほうほうもうかたちとなった[7]。いずれの場合ばあいもクレジットカード決済けっさいとなり、SF残高ざんだかによる決済けっさい出来できない。

Suicaエリアとなっている東北とうほく上越じょうえつ北陸ほくりく新幹線しんかんせん区間くかん[ちゅう 6]並行へいこうし、新幹線しんかんせん停車駅ていしゃえきが2えき以上いじょうふくまれる在来ざいらいせんようのモバイルSuica定期ていきけん所持しょじしている場合ばあい当該とうがい区間くかん新幹線しんかんせん自由じゆうせき乗車じょうしゃすることが出来できる。この場合ばあい特急とっきゅう料金りょうきん新幹線しんかんせん改札かいさつ出場しゅつじょうにSFからかれる。なお、SF残額ざんがくが1000えん未満みまん場合ばあい新幹線しんかんせん改札かいさつ入場にゅうじょうできない。

JRせんのみのモバイルSuica定期ていきけんから、JRせんとPASMO事業じぎょうしゃにまたがるモバイルSuica連絡れんらく定期ていきけんえることもできるが、モバイルSuicaでの利用りようはカードがたSuicaとくら販売はんばい範囲はんい一部いちぶ制限せいげんがあった。しかし2008ねん平成へいせい20ねん6月14にちからえき発売はつばいするカードタイプのSuica定期ていきけんおな範囲はんい購入こうにゅうできるようになった。 なお、あらたに連絡れんらく定期ていきけん発行はっこう可能かのうとなる区間くかんについては促進そくしんのため2008ねん平成へいせい20ねん7がつ31にちまでの期間きかん限定げんてい以下いかあつかいをおこなっていた。

  • JRせんのみのモバイルSuica定期ていきけんから、JRせんとPASMO事業じぎょうしゃにまたがるモバイルSuica連絡れんらく定期ていきけんへの変更へんこうをモバイルSuicaアプリの定期ていきけん区間くかん変更へんこう機能きのうにより実行じっこうする場合ばあいは、どう機能きのう実行じっこうちゅう選択せんたく操作そうさにより変更へんこうまえのモバイルSuica定期ていきけんたいして手数料てすうりょう日割ひわり計算けいさんによるはらもどしを適用てきよう
  • 区間くかん変更へんこう実行じっこうみどりの窓口まどぐち、またはモバイルSuicaコールセンターへはらもどもう証明しょうめいしょ請求せいきゅううえ、PASMO事業じぎょうしゃ定期ていきけんはらもど窓口まどぐち提出ていしゅつすることにより、どうしゃ定期ていきけんたいしてはらもどもう証明しょうめいしょ発行はっこう申請しんせいまでの手数料てすうりょう日割ひわり計算けいさんによるはらもどしを適用てきよう

上記じょうき期間きかん以外いがい手数料てすうりょう徴収ちょうしゅうして変更へんこうまえのモバイルSuica定期ていきけんたいしてしゅん単位たんい計算けいさん、PASMO事業じぎょうしゃ定期ていきけんたいしてつき単位たんい計算けいさんによるはらもどしを適用てきようする。

なお、2021ねん3がつ13にちから熱海あたみえきまたは国府津こうづえき経由けいゆしJR東海とうかいエリアにまたがる、あるいは経由けいゆするSuica定期ていきけん、さらには東海道新幹線とうかいどうしんかんせん在来ざいらいせん場合ばあいのFREX定期ていきけんについてSuica定期ていきけんでの発売はつばい開始かいししたが、モバイルSuicaにはこれらの定期ていきけん搭載とうさいすることはできない[10]

電子でんしマネーとしての利用りよう

編集へんしゅう

モバイルSuicaはカードがたのSuicaと同様どうよう、IC乗車じょうしゃカードのほか電子でんしマネーとしても利用りようすることができる。

SF(電子でんしマネー)利用りよう履歴りれき

編集へんしゅう
 
使用しよう履歴りれきいちれい一番いちばんの「ゆ 新橋しんばし」は、ゆりかもめ新橋しんばしえき下車げしゃしたことを意味いみしている。
   
スマートフォンばん使用しよう履歴りれきいちれい。Ver.4aからは相互そうご利用りようさき事業じぎょうしゃが*しるしとならず、アルファベット2つ記号きごう表記ひょうきとなった。(JH=JR北海道ほっかいどう、SP=札幌さっぽろ地下鉄ちかてつ、TP=manacaエリア、JC=JR東海とうかい、SU=PiTaPaエリア、JW=JR西日本にしにほん、JS=JR四国しこく、AI=あいのふうとやま鉄道てつどう、KD=高松たかまつ琴平ことひら電気でんき鉄道てつどう、JK=JR九州きゅうしゅう、NR=西日本鉄道にしにっぽんてつどう、FC=福岡ふくおか交通こうつうきょく、エリアによっては対応たいおうえき表示ひょうじ可能かのう。)

モバイルSuicaは利用りようする携帯けいたい電話でんわ形状けいじょうによる制約せいやくから、カードがたのSuicaのようにえき券売けんばい挿入そうにゅうして利用りよう履歴りれき表示ひょうじまたは印字いんじすることはできない。ただし、現在げんざい据置すえおきがた機器きき一部いちぶえき設置せっちされており、こちらではカードがたのSuica同様どうようにモバイルSuicaのチャージや利用りよう履歴りれき表示ひょうじ印刷いんさつ可能かのうである。そのに、モバイルSuicaアプリから利用りよう履歴りれき表示ひょうじすることが可能かのうである。

モバイルSuicaアプリにおける利用りよう履歴りれき表示ひょうじには、IC領域りょういき情報じょうほう表示ひょうじする「SF電子でんしマネー)利用りよう履歴りれき」(オフラインのため圏外けんがいでも利用りよう)とセンターに記録きろくされている情報じょうほう表示ひょうじする「利用りよう履歴りれき表示ひょうじ」(ログインが必要ひつよう)の2つがあり、26しゅう以内いない利用りようぶんのうち前者ぜんしゃ直近ちょっきんの20けん後者こうしゃどう50けんまでの利用りよう履歴りれき表示ひょうじできる。50けんえた過去かこ利用りよう履歴りれきも、26しゅう以内いないぶんはパソコンばん会員かいいんサイトにより閲覧えつらんできる(なお、26しゅう経過けいかした履歴りれき消去しょうきょ毎週まいしゅう日曜日にちようび早朝そうちょうおこなわれるため、直後ちょくご日曜にちよう早朝そうちょうまではのこっている場合ばあいがある)。当初とうしょかく項目こうもく金額きんがくはその都度つど利用りようの「残額ざんがく残高ざんだか)」のみの表示ひょうじかぎられ利用りよう金額きんがく表示ひょうじされていなかったが、のちに直前ちょくぜん利用りよう履歴りれきとの差額さがくにより利用りよう金額きんがく表示ひょうじするようになった。

利用りよう履歴りれきは、発行はっこうもとであるJR東日本ひがしにっぽん有人ゆうじん改札かいさつ窓口まどぐちもうても印字いんじすることはできない。必要ひつよう場合ばあいは、パソコンばんのモバイルSuica会員かいいんサイトにログインして、利用りよう履歴りれきをPDFファイルで出力しゅつりょくのうえ保存ほぞんもしくは印刷いんさつするか一部いちぶえき設置せっちされている据置すえおきがた機器きき利用りようする必要ひつようがある。また、東京とうきょうメトロ、JR北海道ほっかいどうJR東海とうかいJR西日本にしにほんJR四国しこくJR九州きゅうしゅうあいのふうとやま鉄道てつどうなど一部いちぶ相互そうご利用りようさき事業じぎょうしゃでは改札かいさつ窓口まどぐちもうれば、履歴りれき印字いんじしてもらうことが可能かのうである。また、JR西日本にしにほん一部いちぶえきに2014ねん平成へいせい26ねん)から設置せっちされているチャージにICカードをくタイプの券売けんばい場合ばあいは、モバイルSuicaも履歴りれき印字いんじ可能かのうである。履歴りれき印字いんじかく事業じぎょうしゃ基準きじゅんあつかわれるため、一部いちぶ区間くかん詳細しょうさい利用りよう履歴りれき表示ひょうじされないことがある。

チャージ・乗車じょうしゃけんるい購入こうにゅう

編集へんしゅう

オートチャージ

編集へんしゅう

2010ねん平成へいせい22ねん)3がつ13にちより、決済けっさいカードをビューカードとしたものにかぎってオートチャージ利用りよう可能かのうになった。なお、オートチャージの設定せっていはモバイルSuicaアプリでおこな[11]

現金げんきんチャージ

編集へんしゅう

カードタイプのSuicaにじゅんじてコンビニの店舗てんぽセブン銀行ぎんこうATMやバス車内しゃないなどでの現金げんきんによるチャージ(入金にゅうきん)ができる。

構造こうぞうじょう、カードを挿入そうにゅうするタイプのチャージ券売けんばい精算せいさん兼用けんようタイプをふくむ)ではチャージをおこなうことが出来できない(#注意ちゅういてん参照さんしょう)。ただし、カードを挿入そうにゅうせずリーダーライターに直接ちょくせつくタイプの機器ききがJR東日本ひがしにっぽん・JR西日本にしにほん東京とうきょうメトロなどで導入どうにゅうすすんでおり、このタイプの機器ききではモバイルSuicaでも現金げんきんチャージが可能かのうである。ただし、PASMO導入どうにゅう事業じぎょうしゃえき設置せっちされている同様どうようのタイプの機器ききは、PASMOがわのモバイル対応たいおうが2020ねんれい2ねん)になってからのため、モバイルSuicaをかざすとこのカードは使用しようできないむねのメッセージが表示ひょうじされて使用しようできない場合ばあいがある。

クレジットチャージ

編集へんしゅう

モバイルSuicaのメニューから会員かいいん登録とうろく登録とうろくしたクレジットカードによりチャージする方法ほうほうで、1かいのチャージがくは1,000えん単位たんいで1まんえんまで(500えんのチャージも)、チャージ上限じょうげん携帯けいたい電話機でんわきない残額ざんがくとあわせて2まんえんまでである。午前ごぜん2から午前ごぜん4までのあいだはクレジットチャージできない。

また、おおくのカード発行はっこう会社かいしゃは、モバイルSuica利用りようぶんはプリペイドカードチャージと做し、ポイント加算かさん対象たいしょうがい取引とりひきとなっている(ただし、モバイルSuica定期ていきけん・モバイルSuicaグリーンけん・モバイルSuica特急とっきゅうけんかんしては、「乗車じょうしゃけんるい購入こうにゅう」としてポイント加算かさん対象たいしょうがい取引とりひき做さない場合ばあいもある)。JR東日本ひがしにっぽんグループのビューカード場合ばあいJREポイント加算かさん対象たいしょうである。

なお、「Suicaインターネットサービス」を利用りようしてのモバイルSuicaへのチャージは不可ふか[12]

銀行ぎんこうチャージ

編集へんしゅう

銀行ぎんこう口座こうざからのとし(即時そくじ入金にゅうきんサービス)によるオンラインチャージサービスで、みずほ銀行ぎんこう三菱みつびしUFJ銀行ぎんこうauじぶん銀行ぎんこうのいずれかの口座こうざち、当該とうがい口座こうざでモバイルバンキングを開設かいせつしていれば。携帯けいたい電話でんわからの操作そうさで1,000えん単位たんい[ちゅう 7]、1かいにつき最大さいだい1まんえんまでSuicaへのチャージができる[ちゅう 8]。このサービスは通常つうじょうのモバイルSuicaサービスや上記じょうきのEASYモバイルSuica会員かいいんサービス両方りょうほう利用りよう可能かのうである。利用りよう可能かのう時間じかんたいはクレジットチャージと同様どうようで、かく銀行ぎんこうのモバイルバンキングサービスが稼働かどうしていないときあいだたいには利用りようできない。

auじぶん銀行ぎんこうのぞき、各行かくこうとも1かいのチャージごとに手数料てすうりょう発生はっせいする。手数料てすうりょうについてはかく銀行ぎんこうごとことなる[ちゅう 9]。なお、三井住友銀行みついすみともぎんこう銀行ぎんこうチャージに対応たいおうしていたが、SMBCダイレクトのワンタイムパスワード必須ひっすにあわせて、2016ねん8がつまつで、銀行ぎんこう口座こうざからのチャージを終了しゅうりょうした。

決済けっさいアプリ経由けいゆでのチャージ

編集へんしゅう

スマートフォンじょうGoogle Pay楽天らくてんペイ[13]au PAY[14]かく決済けっさいアプリにSuicaの機能きのう追加ついかすることが可能かのうで(Google Payについては後述こうじゅつ)、それぞれの決済けっさい残高ざんだかからチャージすることが出来できる。

また、モバイルSuicaアプリがインストールされたAndroidスマートフォンでは、Google Pay・楽天らくてんペイ・au PAY・Suitto(ローソン銀行ぎんこう)・J-Coin Pay(みずほ銀行ぎんこう)のかく決済けっさい送金そうきんアプリの残高ざんだかからモバイルSuicaにチャージをおこなうことが出来できる。

モバイル*サンクスチャージ

編集へんしゅう

2007ねん平成へいせい19ねん2がつ13にち開始かいしされた、ビューカードの利用りようまったビューサンクスポイント(JRE POINTへ統合とうごうされた[15])をモバイルSuicaにチャージできるサービスである。ビューカードのインターネットサービス「VIEW's NET」よりもうみ、モバイルSuica登録とうろくみの携帯けいたい電話でんわる。もうみから可能かのうとなるまで、およそ3日間にちかん必要ひつようである。ビューサンクスポイント400ポイント(1くち)でモバイルSuicaに1,000えんぶんチャージ可能かのうである。2018ねん5がつ時点じてんでは、JR東日本ひがしにっぽんのエリアがいで、ビューサンクスポイントをSuicaに交換こうかんする唯一ゆいいつ方法ほうほうであった。

JRE POINT・Suicaポイントからのチャージ

編集へんしゅう

Suica電子でんしマネーの利用りようなどでまったJRE POINTをモバイルSuicaにチャージできるサービスである。JRE POINTの会員かいいんサイトにあらかじめモバイルSuicaの情報じょうほう登録とうろくしたうえで、交換こうかんもうみをおこなう。JRE POINT1ポイント=1えんとしてチャージできる[16]。なお、Suicaポイントは100ポイント以上いじょう10ポイント単位たんいでチャージ可能かのうであった。

乗車じょうしゃけんるい購入こうにゅう

編集へんしゅう

通信つうしん機能きのう使つかって、モバイルSuicaに搭載とうさい可能かのう定期ていき乗車じょうしゃけん普通ふつう列車れっしゃグリーンけん新幹線しんかんせん特急とっきゅうけん購入こうにゅうすることができる。決済けっさい会員かいいん登録とうろくのクレジットカードでおこない、ストアードフェアによる決済けっさいはできない。

EASYモバイルSuica

編集へんしゅう

現金げんきんチャージなどにより乗車じょうしゃカードに運賃うんちんめておく、SF(ストアードフェア)機能きのうだけで、クレジットカード登録とうろく不要ふよう簡易かんいがたサービス。小学生しょうがくせいのぞく12さい以上いじょうであれば利用りようできる。

クレジットカード情報じょうほう登録とうろくしないため、チャージ方法ほうほうは「現金げんきんチャージ」「銀行ぎんこうチャージ」「JRE POINT・Suicaポイントからのチャージ」にかぎられるほか、以下いか機能きのう制限せいげんがある。

  • Suica定期ていきけん・モバイルSuica特急とっきゅうけん・EX-ICサービスは利用りようできない。
  • Suicaグリーンけん(JRE POINTからの交換こうかんふくむ)は購入こうにゅうできない。ただし、グリーンけんや、グリーンけん情報じょうほう記録きろくしたカードタイプのSuicaとの併用へいようはできる。

なお、クレジットカード(VISAまたはJCBデビットカードをふくむ)の情報じょうほう登録とうろくすると、通常つうじょう会員かいいんのモバイルSuicaにえることができる(通常つうじょう会員かいいんからEASYモバイルSuicaへのえは不可ふか)。また、Suicaポイントクラブに入会にゅうかいしていた場合ばあい、Suicaポイントクラブのサイトでも移行いこう手続てつづきをしておく必要ひつようがある(移行いこうしていない場合ばあい、ポイントサイトからのポイント移行いこうにおいてエラーになる場合ばあいがある)。

2007ねん平成へいせい19ねん6月1にちから開始かいしされている「Suicaポイントクラブ」はEASYモバイルSuicaでも登録とうろく可能かのう。また2010ねん平成へいせい22ねん)3がつ13にちからは、事前じぜん手続てつづきにより、EASYモバイルSuicaのみでの登録とうろくでも、提携ていけい企業きぎょうとのポイント交換こうかん可能かのうになった。

2006ねん平成へいせい18ねん12月31にちまではEASYモバイルSuica会員かいいんになると100えんぶんのSFマネーがれる「EASYプレゼントキャンペーン」が展開てんかいされていた。

新幹線しんかんせんのチケットレスサービス

編集へんしゅう

モバイルSuica特急とっきゅうけん

編集へんしゅう
 
購入こうにゅう内容ないようのご案内あんないEいーメール)
 
自動じどう改札かいさつ通過つうか表示ひょうじ
 
モバイルSuica特急とっきゅうけん改札かいさつない

2008ねん平成へいせい20ねん)3がつ15にちよりJR東日本ひがしにっぽん運行うんこうする新幹線しんかんせん[ちゅう 1]特急とっきゅうけんをモバイルSuicaじょう予約よやく購入こうにゅうして、チケットレスで乗車じょうしゃすることができるサービスがはじまった[17]

モバイルSuicaの会員かいいんは、モバイルSuicaアプリからあらかじめ携帯けいたい電話でんわで「モバイルSuica特急とっきゅうけん」の購入こうにゅうり(モバイルSuicaにきっぷの情報じょうほう記録きろく)をおこなうことで、新幹線しんかんせん[ちゅう 1] に、自動じどう改札かいさつにタッチするだけでチケットレスで乗車じょうしゃできる。タッチする場所ばしょはSuicaエリアないは「Suicaをふれてください」、Suicaエリアがいは「モバイルSuica特急とっきゅうけんをふれてください」とかれている。

モバイルSuica特急とっきゅうけん普通ふつうしゃようグリぐりン車んしゃようグランクラスようのいずれも設定せっていがある。料金りょうきん乗車じょうしゃけん特急とっきゅうけん合計ごうけいがく)は10えん単位たんい設定せっていされている[ちゅう 10]。また、東北新幹線とうほくしんかんせんはやぶさおよびこまちは、きっぷでは加算かさん料金りょうきん設定せっていがあるが、モバイルSuicaでははやてやまびこなどと同額どうがく設定せっていされている。2列車れっしゃ乗車じょうしゃにも対応たいおうしている(宇都宮うつのみやはつ - 仙台せんだいぎ - しん青森あおもりとう)。ただし、3つ以上いじょう列車れっしゃ必要ひつようがある場合ばあいや、えき方向ほうこうわる区間くかん仙台せんだい - 大宮おおみやぎ - 新潟にいがたなど)の購入こうにゅうはできない。なお、2列車れっしゃ場合ばあいおな座席ざせき種別しゅべつである必要ひつようがあり、「普通ふつうしゃ - グリーンしゃ」といったぎには対応たいおうしない(ただしグランクラスは、もう一方いっぽう列車れっしゃのグリーンしゃとのぎが可能かのう)。

普通ふつうしゃよう指定していせきでも自由じゆうせきでも料金りょうきん同額どうがくである。「乗車じょうしゃ区間くかん乗車じょうしゃえきからその隣接りんせつえきまで」「列車れっしゃ座席ざせき指定していをしない(または満席まんせきでできない)」場合ばあいはいずれも自由じゆうせき利用りようする。新幹線しんかんせん停車駅ていしゃえき相互そうごあいだでは現行げんこう自由じゆうせき価格かかくより安価あんか設定せっていされている。たとえば、東京とうきょう-仙台せんだいまでの運賃うんちんふくんだがくだと、普通ふつうしゃ指定していせき11,090えん普通ふつうしゃ自由じゆうせき10,560えん、モバイルSuica特急とっきゅうけん普通ふつうしゃよう)10,150えんである。また閑散かんさん通常つうじょう繁忙はんぼうにかかわらず年間ねんかんとおして同額どうがくで、繁忙はんぼう利用りよう制限せいげんもない。

ただし、普通ふつうしゃ自由じゆうせき新幹線しんかんせん特急とっきゅう料金りょうきん特定とくてい特急とっきゅう料金りょうきんである区間くかんとなりえきまでとう)では、きっぷとくらべて割引わりびきがくちいさく、きっぷと同額どうがく区間くかんもある。グリぐりン車んしゃよう同様どうようにきっぷとくらべて割引わりびきがくちいさく、割引わりびき区間くかんもある。また、はやぶさ・こまち・かがやきなどの全車ぜんしゃ指定していせき列車れっしゃでは指定していせき満席まんせきさいにはたてせき特急とっきゅうけん発売はつばいされることがあるが、モバイルSuica特急とっきゅうけんではたてせき特急とっきゅうけんあつかわない。

また区間くかん列車れっしゃ発売はつばい枚数まいすうかぎられるが、通常つうじょうのモバイルSuica特急とっきゅうけんよりもさらに割引わりびきりつたかい「スーパーモバイルSuica特急とっきゅうけん」も一部いちぶ区間くかん発売はつばいされている。こちらは列車れっしゃぎができないほか購入こうにゅう変更へんこう一切いっさいできず、はらもどしする場合ばあい通常つうじょうのモバイルSuica特急とっきゅうけんはらもど手数料てすうりょう原則げんそく320えんなのにたいしてスーパーモバイルSuica特急とっきゅうけんについては割引わりびきりつおうじた手数料てすうりょう発生はっせいする。

モバイルSuica特急とっきゅうけんは、あつかじょう特別とくべつ企画きかく乗車じょうしゃけんひとつとなされるため、新幹線しんかんせんえき乗車じょうしゃけん部分ぶぶんられ、乗車じょうしゃ距離きょりかかわらず特定とくてい都区とく市内しないかかわる規定きてい適用てきようされない。このため、在来ざいらいせん新幹線しんかんせん場合ばあいには在来ざいらいせん区間くかん運賃うんちん別途べっと発生はっせいし、新幹線しんかんせん停車駅ていしゃえき以外いがい特定とくてい都区とく市内しない発着はっちゃく場合ばあい通常つうじょう切符きっぷ購入こうにゅうしたほうやすくなるケースもある。

  • れい1 - 東京とうきょう-仙台せんだいあいだのモバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅうして、蒲田かまたえきからモバイルSuicaで入場にゅうじょうした場合ばあい
    東京とうきょうえき新幹線しんかんせん乗換のりかえ改札かいさつ通過つうかするさいに、蒲田かまた-東京とうきょうあいだのIC運賃うんちん220えん徴収ちょうしゅうされる。複数ふくすうのSuicaを同時どうじ利用りようできないため、モバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅうしたモバイルSuicaとはべつのSuicaで入場にゅうじょうした場合ばあいは、新幹線しんかんせん乗換のりかえ改札かいさつ通過つうかできず、一度いちど在来ざいらいせん改札かいさつから出場しゅつじょうし、モバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅうしたモバイルSuicaで入場にゅうじょうしなおす必要ひつようがある。なお、東京とうきょうえきまでの磁気じき定期ていきけんやきっぷをって入場にゅうじょうした場合ばあいは、東京とうきょうえき新幹線しんかんせん乗換のりかえ改札かいさつにきっぷとう投入とうにゅう、モバイルSuica特急とっきゅうけんをタッチすることで通過つうかできる。
  • れい2 - 東京とうきょう - 北上ほくじょうあいだのモバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅうして、そのまま横手よこてまで乗車じょうしゃする場合ばあい
    別途べっと北上ほくじょう-横手よこてあいだ切符きっぷ(1170えん)を事前じぜん購入こうにゅうし、北上ほくじょうえき乗換のりかえ改札かいさつにて在来ざいらいせんがわのきっぷを投入とうにゅう、モバイルSuicaをタッチする必要ひつようがある。公式こうしきサイトにあるデジタルパンフレットに掲出けいしゅつされている 事例じれい

なお新幹線しんかんせん停車駅ていしゃえきでも、改札かいさつがいから直接ちょくせつ新幹線しんかんせん改札かいさつ通過つうかにゅう出場しゅつじょう)する場合ばあい、または新幹線しんかんせん停車駅ていしゃえき有効ゆうこうなモバイルSuica定期ていきけん搭載とうさいされている場合ばあいのぞき、当該とうがいえきからの在来ざいらいせん最低さいていIC運賃うんちん以上いじょうのSF残額ざんがくがないと窓口まどぐちでの処理しょり必要ひつようである。

また、モバイルSuica特急とっきゅうけん取扱とりあつか新幹線しんかんせん各駅かくえき在来ざいらいせん改札かいさつ通過つうかする場合ばあい自動じどう改札かいさつ設置せっち箇所かしょではそのままタッチして通過つうかできるが、Suicaエリアがい新幹線しんかんせんえき自動じどうされていない改札かいさつこうではえき係員かかりいんもう通過つうかする。

モバイルSuica特急とっきゅうけん予約よやくした列車れっしゃ変更へんこうは、その列車れっしゃ出発しゅっぱつまえであれば手数料てすうりょうなしでなんでもできる。カード決済けっさい処理しょりは、「新規しんき購入こうにゅう決済けっさい手数料てすうりょうによる全額ぜんがくはらえもど」という手順てじゅんおこなわれる。また、決済けっさいにデビットカードを使用しようしている場合ばあいどうカードの「後日ごじつのバッチ処理しょりでないかぎりは即時そくじ決済けっさい」という特性とくせいから、変更へんこうのつどはらもどしおよび新規しんき購入こうにゅう決済けっさいおこなわれるため、一時いちじてき口座こうざ残高ざんだか目減めべりする。予約よやくし(はらもどし)はその列車れっしゃ出発しゅっぱつまえであれば320えん手数料てすうりょう可能かのうである。なお2015ねん平成へいせい27ねん)3がつ14にち開業かいぎょうした北陸ほくりく新幹線しんかんせん長野ながの金沢かなざわあいだは、JR西日本にしにほん管轄かんかつとなる上越じょうえつ妙高みょうこう以西いせいについてもモバイルSuica特急とっきゅうけん導入どうにゅうされた。JR西日本にしにほん管轄かんかつ区間くかんのみのモバイルSuica特急とっきゅうけん発売はつばいする。JR東日本ひがしにっぽん以外いがいでモバイルSuica特急とっきゅうけん利用りようできるはつのケースとなった [1]。また、2016ねん平成へいせい28ねん)3がつ26にち開業かいぎょうした北海道ほっかいどう新幹線しんかんせんしん青森あおもりしん函館はこだて北斗ほくとあいだでもモバイルSuica特急とっきゅうけん利用りよう可能かのうとなった。JR北海道ほっかいどう管轄かんかつ区間くかんのみのモバイルSuica特急とっきゅうけん発売はつばいされている[2]

2020ねん3がつ14にち開始かいしの「新幹線しんかんせんeチケットサービス」(モバイルSuicaだけではなく、交通こうつうけいICカード全般ぜんぱんにサービスを拡充かくじゅう)にサービスが移行いこうされ、「モバイルSuica特急とっきゅうけん」としてのサービスは2020ねん3がつ13にちをもってサービスを終了しゅうりょうした[18]

EX-ICサービス

編集へんしゅう

2008ねん平成へいせい20ねん)3がつ29にちにTOICAがSuica・ICOCAとの相互そうご利用りよう開始かいししたのにあわせて、JR東海とうかいでは東海道新幹線とうかいどうしんかんせん乗車じょうしゃけん特急とっきゅうけん携帯けいたい電話でんわなどで予約よやく購入こうにゅうしてチケットレスで乗車じょうしゃすることができる「EX-ICサービス」を開始かいしした。モバイルSuicaでもこのサービスが利用りようできる。なお、JR西日本にしにほん運行うんこうする山陽新幹線さんようしんかんせんでは、2009ねん平成へいせい21ねん)8がつ29にちにEX-ICサービスが導入どうにゅうされ、東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせん全線ぜんせん東京とうきょう-博多はかたあいだ)での利用りよう可能かのうになった[ちゅう 11]

自動じどう改札かいさつにタッチするだけでチケットレスで乗車じょうしゃできる。EX-ICサービスではモバイルSuicaにきっぷの情報じょうほう記録きろくされず、(EX-IC利用りようぶんについては)SF残額ざんがくりなどもおこなわれない。タッチにサーバーとやく情報じょうほう照合しょうごうおこなう。この場合ばあい、モバイルSuicaがEX-ICカードの役目やくめたすので、EX-ICカードを所持しょじしなくてもい。

このサービスの開始かいしにより、たとえば首都しゅとけん在来ざいらいせん対応たいおうえき(Suica・PASMOエリア)から、東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせん経由けいゆして、東海とうかい地区ちく(TOICA・manacaエリア[ちゅう 12])、西日本にしにほん地区ちく(ICOCA・PiTaPaエリア[ちゅう 13])または九州きゅうしゅう地区ちくSUGOCAエリアの一部いちぶ[ちゅう 14])の在来ざいらいせん対応たいおうえきまで、いちだい携帯けいたい電話でんわ利用りようできるようになった[19]

利用りようにあたってはJR東海とうかい提供ていきょうする「エクスプレス予約よやく」への会員かいいん登録とうろく必要ひつようである。

登録とうろく方法ほうほうは、以下いかの2つの方法ほうほうがある。

  • ビューカード決済けっさいで「ビュー・エクスプレス特約とくやく」として登録とうろく
  • すでに「JR東海とうかいエクスプレス・カード」、「J-WESTカード(エクスプレス)」の会員かいいんあるいはプラスEX会員かいいんとしてエクスプレス予約よやく利用りようしている場合ばあい、モバイルSuicaの追加ついか登録とうろく

「ビュー・エクスプレス特約とくやく」でのEX-ICサービスはモバイルSuicaでの利用りようかぎられる。特約とくやくもう、1週間しゅうかんほどでJR東海とうかいからEX-ICカード(2021ねん3がつ5にちまでは「エクスプレスやく会員かいいんしょう」)などが送付そうふされる。そのにモバイルSuicaから利用りよう登録とうろくすればパソコンや携帯けいたい電話でんわからも「エクスプレス予約よやく」のすべてのサービスが利用りようできる。なおどう特約とくやく利用りようする場合ばあい別途べっと、エクスプレス予約よやく年会ねんかいとして1,100えん必要ひつようである。

EX-ICカードとう併用へいようできるが、モバイルSuicaと同時どうじ利用りよう携帯けいたい電話でんわとEX-ICカードをかさねてタッチしたり、入場にゅうじょう出場しゅつじょうことなる媒体ばいたい使用しよう)することはできない。

なお、JR東日本ひがしにっぽん運行うんこうする新幹線しんかんせん[ちゅう 1]博多南線はかたみなみせん九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんはエクスプレス予約よやくのサービス対象たいしょうがいである(九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんは2022ねんはる以降いこう対応たいおう予定よていしている)。

モバイルSuica特急とっきゅうけんとEX-ICサービスあいだ

編集へんしゅう

東京とうきょうえき中央ちゅうおう乗換のりかえこうみなみ乗換のりかえこうで、東海道新幹線とうかいどうしんかんせん東北新幹線とうほくしんかんせん直接ちょくせつ改札かいさつではモバイルSuicaおよびEX-ICカードは利用りようすることができないため、携帯けいたい電話機でんわきでモバイルSuica特急とっきゅうけんとEX-ICサービスをつづけて利用りようするには、一旦いったん在来ざいらいせん改札かいさつこう出場しゅつじょうあらためて新幹線しんかんせん改札かいさつから入場にゅうじょうする必要ひつようがある。この場合ばあい在来ざいらいせん改札かいさつこう一旦いったん初乗はつの相当そうとうのSF残額ざんがく必要ひつようとなる(東京とうきょうえき区間くかんふくまれるモバイルSuica定期ていきけん搭載とうさいされている場合ばあいのぞく)。

東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせん(EX-ICサービス)から、東北とうほく山形やまがた秋田あきた北海道ほっかいどう上越じょうえつ北陸ほくりくかく新幹線しんかんせん(モバイルSuica特急とっきゅうけん)へ場合ばあい東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせん改札かいさつ通過つうかまえにモバイルSuica特急とっきゅうけん受取うけとり(ダウンロード)操作そうさおこなうと、東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせん改札かいさつ通過つうかにはモバイルSuica特急とっきゅうけん列車れっしゃ変更へんこうはらもどしができない。

タッチでGO!新幹線しんかんせん

編集へんしゅう

モバイルSuica対応たいおう機種きしゅ

編集へんしゅう

携帯けいたい電話でんわ、PHS、Android端末たんまつiPhoneのうち、おサイフケータイまたはFeliCaが搭載とうさいされSuica以外いがい電子でんしマネーとう利用りよう可能かのう機種きしゅであっても、一部いちぶにモバイルSuicaが利用りようできない機種きしゅ存在そんざいする。これは、JR東日本ひがしにっぽんがモバイルSuicaの提供ていきょう条件じょうけんとして、自動じどう改札かいさつでの通過つうか性能せいのう基準きじゅんもうけており、試験しけん通過つうかすることによりはじめて提供ていきょうおよび利用りよう可能かのうとなるためである。よって、基準きじゅんたさない一部いちぶ機種きしゅはモバイルSuicaに対応たいおうであり、モバイルSuicaアプリのダウンロードそのものができない。

携帯けいたい電話でんわメーカー各社かくしゃ今後こんご発売はつばいされるFeliCa搭載とうさい機種きしゅ性能せいのう試験しけんおこなえるよう、JR東日本ひがしにっぽん出札しゅっさつ機器きき部門ぶもん担当たんとう子会社こがいしゃであるジェイアじぇいあル東日本るひがしにほんメカトロニクス実験じっけん環境かんきょうしている[20]

きゅう機種きしゅのサポート終了しゅうりょう

編集へんしゅう

また2016ねん平成へいせい28ねん8がつ24にち以降いこう暗号あんごう通信つうしん使用しようされるサーバ証明しょうめいしょ切替きりかえ必須ひっすとなるため[ちゅう 15][21]SHA-2」および「TLS1.0以上いじょう」に対応たいおうしていないフィーチャーフォンぜんPHSおよびスマートフォンの機種きしゅは、モバイルSuicaが利用りようできなくなった[22][ちゅう 16]

その下記かきひょうしたがぜんフィーチャーフォンおよびAndroidスマートフォンの一部いちぶ機種きしゅで、新規しんき会員かいいん登録とうろくと、ログインをようする各種かくしゅサービスの提供ていきょう終了しゅうりょうとなる予定よていである[ちゅう 17][23]

サポート終了しゅうりょう
フィーチャーフォン
Androidケータイ
2020ねん2がつ26にち以降いこう
一部いちぶ機種きしゅは2020ねん12月23にち以降いこう
Android 4.4およびそれ以前いぜんのもの 2020ねん12月23にち以降いこう
一部いちぶ機種きしゅは2021ねん3がつ以降いこう
Android 5.0のもの 2020ねん12月23にち以降いこう
一部いちぶ機種きしゅは2021ねん3がつ以降いこう

モバイルSuica対応たいおう機種きしゅは、モバイルSuicaの公式こうしきウェブサイト[24]確認かくにんのこと。

宣伝せんでん・タイアップ

編集へんしゅう

サービス開始かいし前後ぜんこう時期じきは、NTTドコモ・au・ソフトバンクモバイル・JR東日本ひがしにっぽん独自どくじにテレビCMやポスター広告こうこく展開てんかいし、それぞれのイメージとキャラクターを併用へいようすることで、モバイルSuicaだけでなく携帯けいたい電話でんわ販売はんばい促進そくしんふくめて、宣伝せんでん効果こうか最大限さいだいげん活用かつようする方策ほうさくった。

当初とうしょはサービスイン1ねんで100まんけん会員かいいん獲得かくとく目標もくひょうだったが、設定せってい方法ほうほう煩雑はんざつさもあり100まんけん達成たっせいは2ねん3かげつの2008ねん平成へいせい20ねん)4がつだった。それとともに、みどりの窓口まどぐち混雑こんざつ緩和かんわさくとしてモバイルSuicaをアピールする必要ひつようせいにもせまられ、JR東日本ひがしにっぽん独自どくじのCMとうによる積極せっきょくてき宣伝せんでん・キャンペーンをおこな方針ほうしん転換てんかんした。

  • モバイルSuica共通きょうつうのキャンペーンソングとして、松任谷まつとうや由実ゆみの「にじしたのどしゃりで」が使用しようされている(現在げんざいNTTドコモのCMでは使用しよう)。
  • 当初とうしょはauのテレビCMやポスターにのみペンギン出演しゅつえんしていたが、現在げんざいではNTTドコモのCM・ポスターにもペンギンが登場とうじょうしている。
  • JR東日本ひがしにっぽんのCM「すこしだけホームシックへん」では、登場とうじょうする携帯けいたい電話でんわちがいからauバージョンとNTTドコモバージョンが存在そんざいする。
  • 2006ねん平成へいせい18ねん)10がつのサービス拡大かくだいに「いつかえる? モバイルSuicaに」というキャッチフレーズの使用しよう開始かいしした。その2007ねん平成へいせい19ねん)2がつPASMOとの相互そうご利用りよう開始かいし直前ちょくぜんに「モ〜かえた? モバイルSuicaに」というキャッチフレーズに変更へんこうされている。携帯けいたい電話でんわアプリケーションを使用しようしたモバイルSuica同様どうようのサービスの展開てんかいは、PASMOがわでは2020ねんれい2ねん)3がつまで実現じつげんされなかったため、どうカードエリアないでも使用しようできることを強調きょうちょうして入会にゅうかい促進そくしんキャンペーンを展開てんかいした。
  • 2006ねん平成へいせい18ねん)12月からサービス展開てんかいはじめたSoftBankではテレビCMは放映ほうえいされなかったが、「予想よそうGUY」などの強烈きょうれつなCMキャラクターがいるため、ペンギンとの共演きょうえんでポスターが掲出けいしゅつされた。

Apple PayのSuica

編集へんしゅう
 
Suicaアプリ

AppleiOS搭載とうさいスマートフォンであるiPhoneについては、従来じゅうらいはiPhoneにはおサイフケータイ対応たいおうのFeliCaモジュール[ちゅう 18]搭載とうさいされていなかったため、モバイルSuicaには対応たいおうだった。2016ねん9月7にちPST)におこなわれたApple Special Eventにおいて、最新さいしん機種きしゅとなる「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」と、スマートウォッチであるApple Watch最新さいしん機種きしゅ「Apple Watch Series 2」のうち、とも日本にっぽんだけで販売はんばいされるはしまつ(2016ねん9月16にち発売はつばい)にFelicaにも対応たいおうしたリーダライタモジュール[ちゅう 19]搭載とうさいしたうえで、モバイルSuicaのシステムをApple Pay仕様しよう対応たいおうするように改良かいりょうすることで、Suicaが搭載とうさい可能かのうになることを発表はっぴょう[25][26]、2016ねん10がつ25にち提供ていきょうされたiOS 10.1のアップデートでサービス開始かいしした。なお、iPhone 7以降いこう販売はんばいされたiPhone 8/8 Plus/iPhone X以降いこう、ならびにApple Watch Series 3以降いこうは、世界せかい販売はんばいされている端末たんまつにもFelicaにも対応たいおうした汎用はんようリーダライタモジュールが搭載とうさいされている。

設定せってい方法ほうほうはAndroidばんおおきくことなり、まずかく端末たんまつでSuicaアプリをダウンロードし、モバイルSuica会員かいいん登録とうろく新規しんき登録とうろく場合ばあい)をおこなったうえで、Apple Pay設定せっていアプリ「Wallet」の起動きどうちゅう別途べっと用意よういしたカードがたのSuica(Suica定期ていきけんふくむ)に端末たんまつかさねると、Apple PayのアプリケーションがSuicaの残額ざんがく定期ていきけん情報じょうほうり、カードがたSuicaの代替だいたいとして使用しようできるようになる、というものである。情報じょうほうったのちのSuicaカードは、一切いっさい使用しよう出来できなくなる。カードのデポジット500えんぶんは、にチャージ残額ざんがく上乗うわのせして返却へんきゃくされているため、えき窓口まどぐち返納へんのうする必要ひつようはなく、自身じしん処分しょぶんすることができる(ICチップがこわれているわけではないため、ハサミれてから処分しょぶんすることがのぞましい)。または既存きそんのAndroid端末たんまつからのモバイルSuicaぎも可能かのうである。

りにもちいるSuicaは、Suica(無記名むきめい)、My Suica(記名きめいしき)、Suica定期ていきけんの3種類しゅるい使用しよう可能かのうであり(子供こどもようSuica、およ通学つうがく定期ていきけん搭載とうさいしたSuicaは不可ふか)、複数ふくすうのSuicaを登録とうろくすることができる(使用しようえる必要ひつようがある)。Apple Payには、自動じどう改札かいさつでのスムーズな通過つうか念頭ねんとうに、使用しようごとの認証にんしょう省略しょうりゃくできる「エクスプレス」認証にんしょうモードが用意よういされている(対象たいしょうとなるSuica1種類しゅるいのみを設定せっていすることが可能かのう随時ずいじ変更へんこう)が、「エクスプレス」認証にんしょう使用しようしなくても自動じどう改札かいさつ通過つうかすることは出来できる(ただし、改札かいさつ通過つうかごとにWalletアプリをひらき、改札かいさつとおすSuicaを表示ひょうじうえ認証にんしょう(Touch IDもしくはFace IDまたはパスコード)をおこな必要ひつようがある[27])。

チャージや定期ていきけん更新こうしんは、Suicaアプリで登録とうろくしたクレジットカードまたはApple Pay(Walletアプリ)によるクレジットカード・プリペイドカードでの決済けっさいとなり、登録とうろくクレジットカードをVIEWカードにすることでオートチャージ利用りようすることも出来できる。また My SuicaとSuica定期ていきけんのみ、クレジットカード登録とうろくのメニュー項目こうもくからのデビットカードの登録とうろく可能かのうである。ただし、銀行ぎんこうチャージやキャリア決済けっさいチャージにはには対応たいおうしておらず、Suica(無記名むきめい)では、デビットカード登録とうろくにも対応たいおうしない[28]現金げんきんチャージについては、スマートフォン対応たいおうのSuicaチャージにて対応たいおうしている。記名きめいしきSuicaあつかいとなる場合ばあい紛失ふんしつなどのはらもどしができない[29]。なお、Apple IDの仕様しよう関係かんけいじょう利用りようしゃが13さい未満みまん場合ばあいはApple PayのSuica通学つうがく定期ていきけん搭載とうさいすることが出来できない[7]

このように、iOSで提供ていきょうされるSuicaサービスは厳密げんみつには「モバイルSuica」とはことなるものとなる。リリース発表はっぴょう時点じてんではサービスの詳細しょうさいについてあきらかになっておらず、JR東日本ひがしにっぽんではiPhoneに搭載とうさいされるApple Pay対応たいおうばんのSuicaについて「既存きそんのモバイルSuicaで提供ていきょうしているサービスが使つかえるようになる」と説明せつめいしていた[30]。サービス開始かいしは、Suicaアプリ経由けいゆ定期ていきけんやSuicaグリーンけん・モバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅう利用りよう可能かのう[31] なほか、2017ねん10がつ23にちからは東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせんEX-ICサービス利用りよう可能かのうとなった[32]。これらのサービスのなかには、フィーチャーフォンばん・Androidばんでは、年会ねんかいようするものもふくまれるが、Apple PayばんSuicaでは年会ねんかい不要ふようである。

iPhone 7以降いこうでは、メルカリのスマホ決済けっさいサービス『メルペイ』経由けいゆで、チャージすること可能かのう[33]

2018ねん8がつ1にちよりみずほ銀行ぎんこうとJR東日本ひがしにっぽんから「Mizuho Suica」が提供ていきょうされている[34]。Apple Payのほか、みずほ銀行ぎんこう口座こうざからの残高ざんだかチャージが可能かのう基本きほんてきにはiOSけのSuicaと同等どうとうのサービスではあるが、定期ていきけん特急とっきゅうけん利用りようなど一部いちぶサービスの利用りよう制限せいげんがある[35]提供ていきょう当時とうじJRE POINTめることができなかったが、2019ねん9月26にちめることができるようになった[36]。ただし、JRE POINTからMizuho Suicaへのポイントチャージはできない。

Google PayのSuica

編集へんしゅう

2018ねん5月24にち、JR東日本ひがしにっぽんはSuicaがGoogle提供ていきょうするモバイル決済けっさいサービス「Google Pay」に同日どうじつから対応たいおうしたことを発表はっぴょうした[37]おサイフケータイ機能きのう搭載とうさいした、Android 5.0以降いこうはしまつ必須ひっすである。(なお、前述ぜんじゅつモバイルSuica対応たいおう機種きしゅ」も参照さんしょう

Google PayのアプリじょうあらたなSuicaアカウントを発行はっこうし(Apple PayのSuicaとことなり既存きそんのカードがたSuicaを使用しようしない)、カードがた同様どうよう乗車じょうしゃカードや電子でんしマネーとしての利用りよう可能かのうとなる。また、Google Payのアプリじょうでチャージや残高ざんだか確認かくにんなどが可能かのうとなる。

1だいのAndroid スマートフォンに発行はっこうできるSuicaは1まいのみ。チャージにはGoogleアカウントに登録とうろくしたプリペイドカード、デビットカード、クレジットカードが利用りよう可能かのうで、店頭てんとう券売けんばいでの現金げんきんでのチャージにも対応たいおうする。銀行ぎんこうチャージには対応たいおうしない。SuicaにGoogle Payからのチャージ(=Googleアカウント経由けいゆでのチャージ)が可能かのうとなる。

モバイルSuicaアプリの併用へいよう可能かのうである。同一どういつのAndroid スマートフォンじょうのモバイルSuicaとGoogle Payで使用しようするSuicaは同一どういつのものである。どうアプリにより、Google Pay ではできないSuicaにたいする色々いろいろ手続てつづきが可能かのうとなる(ただし、登録とうろくがモバイルSuica会員かいいんかEASYモバイルSuica会員かいいんかによって可能かのう手続てつづきはことなる)[38]

Google Payで登録とうろくした場合ばあい、モバイルSuicaアプリでモバイルSuica会員かいいんまたはEASYモバイルSuica会員かいいんとして登録とうろくしないかぎりは、Suica定期ていきけんや、Suicaグリーンけん、モバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅう利用りようはできず(モバイルSuicaない定期ていきけん決済けっさいにGoogle Payを使用しようすることは可能かのう[39])、エクスプレス予約よやく(EX-ICサービス)にも対応たいおうしない。また、JRE POINT・Suicaポケットの受取うけとりやネット決済けっさい支払しはらいにも対応たいおうしない[40](ただし、Google PayばんSuica単体たんたいでJRE POINTをめることはできる)。また、記名きめいしきモバイルSuicaあつかいとなるため紛失ふんしつなどのはらもどしができない[29]

注意ちゅういてん

編集へんしゅう

全般ぜんぱん

編集へんしゅう
  • 基本きほんてき現金げんきんかいした利用りよう想定そうていしていないこともあり、おおくの自動じどう券売けんばい自動じどう精算せいさんでは構造こうぞうてきにモバイルSuicaに対応たいおうしていない。そのため、モバイルSuica端末たんまつのSFを利用りようしてのきっぷるい購入こうにゅうや、そのSFにたいするチャージはできない場合ばあいおおい。また、一部いちぶ交通こうつうけいICカード導入どうにゅう事業じぎょうしゃでは有人ゆうじん改札かいさつ処理しょり構造こうぞうじょうモバイルSuicaに対応たいおうしておらず、窓口まどぐちでの処理しょりができないものもある。このため、出場しゅつじょうえき残高ざんだか不足ふそくとなり、かつオートチャージが動作どうさしない状況じょうきょう、または現金げんきんチャージもクレジットチャージもできない状況じょうきょう[ちゅう 20]場合ばあいには、ぜん乗車じょうしゃ区間くかん運賃うんちん現金げんきんとうあらためて支払しはら[ちゅう 21]、さらにモバイルSuicaの処理しょりができる有人ゆうじん改札かいさつ入場にゅうじょうしの処理しょりける必要ひつようがある[ちゅう 22]。これらのことから、JR東日本ひがしにっぽんでも「現金げんきんでの入金にゅうきん(チャージ)によりご利用りよう場合ばあいは、Suicaカードのほう便利べんりです」[ちゅう 23]案内あんないしている[41]
  • スマートフォンとう機種きしゅ変更へんこう修理しゅうりさいは、ユーザ自身じしんでデータ移行いこうおこない、あるいは有料ゆうりょうサポートとう依頼いらいする必要ひつようがある(おサイフケータイ対応たいおう各種かくしゅ電子でんしマネーと同様どうよう)。
  • モバイルSuicaはスマートフォンとう電源でんげんっていたり、電池でんちれにより本体ほんたい機能きのう使用しようができなくても、バッテリーがわずかでものこっていれば改札かいさつにおける通信つうしん可能かのうである。しかし電池でんち完全かんぜん消耗しょうもうするか、それ以前いぜんでもICカードをロックしたまま電源でんげんれられない状態じょうたいになると電池でんち交換こうかん充電じゅうでんするまで利用りようできなくなる。
  • スマートフォンとうのアプリようメモリ領域りょういきとはべつに、モバイルFelicaチップにもアプリケーション容量ようりょうがある。本体ほんたいメモリのアプリ領域りょういきにまだ余裕よゆうがあっても、EdyiDなどの電子でんしマネーやポイントカード関係かんけいのFeliCaアプリケーションがインストールされている状態じょうたいで、モバイルSuicaのアプリをインストールしようとすると、モバイルFeliCaチップのアプリケーション容量ようりょう不足ふそくのためインストールできない場合ばあいがある。フィーチャーフォン時代じだいによくられた。
    • NTTドコモでは、自社じしゃ展開てんかいするiDやDCMX今後こんご進展しんてん見込みこんで、903iシリーズからそれらとモバイルSuicaが共存きょうぞんできるよう携帯けいたい電話でんわ本体ほんたいのメモリをやすとともに、アプリケーション容量ようりょう拡大かくだいしただい2世代せだいのモバイルFeliCaチップを搭載とうさいした。
    • auのau ケータイクーポン対応たいおうも903iシリーズとおなだい容量ようりょうのFeliCaチップを搭載とうさいした。
    • ソフトバンクでは2008ねん平成へいせい20ねんなつモデルの一部いちぶ機種きしゅからドコモ・auとおな従来じゅうらい3ばいとなるだい2世代せだいのモバイルFeliCaチップを搭載とうさいした。2008ねん平成へいせい20ねんなつモデルでも機種きしゅによっては従来じゅうらいだい1世代せだいモバイルFeliCaチップを搭載とうさいしているものもある。
  • スマートフォンとうを、なんらかの原因げんいん初期しょきしなければならなくなった場合ばあいでも、モバイルSuicaのFeliCa領域りょういきまでは初期しょきされない。FeliCa領域りょういき初期しょきは、かくキャリアのショップにて店員てんいん一時いちじあづけて初期しょき作業さぎょうをする必要ひつようがあり、スマートフォンの売却ばいきゃく譲渡じょうとなどに、注意ちゅうい必要ひつようである。

かく携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃごと(フィーチャーフォン世代せだい

編集へんしゅう
  • モバイルSuicaの初期しょき設定せってい必要ひつような「モバイルSuica登録とうろくようiアプリ(きゅう名称めいしょう: 鉄道てつどう・バス設定せっていアプリ)」が、機種きしゅにより削除さくじょできない場合ばあいがある。削除さくじょするためには、ドコモショップでFeliCa領域りょういき初期しょきおこな必要ひつようがあるが、同時どうじのICアプリも削除さくじょされる。
  • 機種きしゅ変更へんこうにiCおっこしサービス(2013ねんサービス終了しゅうりょう)は利用りようできなかった。あらかじめアプリじょう機種きしゅ変更へんこう手続てつづきをおこなって、アプリを削除さくじょしておく必要ひつようがあった。
  • モバイルSuicaアプリをインストールするときに、FeliCa領域りょういき分割ぶんかつされてやく82パケット通信つうしんする。このとき通信つうしんりょう定額ていがくサービスの上限じょうげん対象たいしょうにならない。
  • インストールにSuica専用せんよう領域りょういき(エリア1、137ブロック)が作成さくせいされる。モバイルSuicaを退会たいかいしてアプリを消去しょうきょしてもFelicaチップじょう専用せんよう領域りょういきのこるため、auショップなどでFelicaチップのメモリをクリアする必要ひつようがある。このさいのアプリ(エリア0)のアプリ、登録とうろく情報じょうほう消去しょうきょされる。
  • 機種きしゅ変更へんこうには、モバイルSuicaアプリじょう機種きしゅ変更へんこう手続てつづきおこなったうえでモバイルSuicaアプリを消去しょうきょしておかないと、auショップでのEZ FeliCaデータ一括いっかつ移行いこうサービスをけられない。
  • モバイルSuicaアプリのインストールにFelica領域りょういきに「エリアB(137ブロック)」の領域りょういき作成さくせいされ(既存きそん領域りょういきは「エリアA」)、どうアプリはこのエリアを使用しようする。「エリアB」領域りょういき削除さくじょおこなうと、エリアAのアプリ、登録とうろく情報じょうほう消去しょうきょされる。
  • きゅうウィルコム(げんY!mobile)では銀行ぎんこうチャージおよ時刻じこく乗換のりかえ案内あんない当面とうめん対応たいおうである。なお、エクスプレス予約よやくについては2009ねん平成へいせい21ねん)12月5にち開始かいしされ、EX-IC予約よやくも2010ねん平成へいせい22ねん)2がつ14にちより開始かいししている。
  • きゅうイー・モバイル(げんY!mobile)では2013ねん平成へいせい25ねん)11がつ現在げんざいGL07S利用りようについては、東北新幹線とうほくしんかんせんしん花巻はなまきえき山形やまがた新幹線しんかんせん高畠たかはたえき秋田あきた新幹線しんかんせん田沢湖たざわこえきはサービスエリアがいとなっている。これらのえきでモバイルSuica特急とっきゅうけん購入こうにゅう受取うけととう操作そうさおこなさいには、公式こうしきには、えきでWi-Fi設定せっていおこなうことで改札かいさつこう付近ふきんのみで利用りようできるようになるとしている。ただし、同年どうねん7がつおこなわれたアップデートによってSoftBank 3G2.1GHzたいネットワークが利用りようできるようになったため、実質じっしつてきには解消かいしょうされている(なお、EMOBILE 4G-Sはしまつであり、かつイー・アクセスあみ一切いっさい使つかわないEM01Fについては、まった問題もんだいないとしている)。

SIMフリー端末たんまつ

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  • JR東日本ひがしにっぽんは、2015ねん12がつ中旬ちゅうじゅん目処めどにモバイルSuicaを対応たいおうさせる予定よていとしているが、MVNO契約けいやくしている場合ばあい、docomoやauなどがおこなっているFeliCa移行いこうサービスはけられず、すべての作業さぎょうをユーザー自身じしんおこな必要ひつようがある。

クレジットカードの不正ふせい使用しよう

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クレジットカードでのネットショッピングなどでは通常つうじょう名義めいぎじん・カード番号ばんごう有効ゆうこう期限きげんセキュリティコードなどを照会しょうかいする。モバイルSuicaシステムではカード番号ばんごう有効ゆうこう期限きげんの2つしか照会しょうかいしておらず、モバイルSuica会員かいいんとクレジットカード会員かいいん名義めいぎ確認かくにんおこなっていなかった。このためカード番号ばんごう有効ゆうこう期限きげんなんらかの方法ほうほう視認しにんすれば、他人たにんのカードで会員かいいん登録とうろく可能かのうであり、実際じっさいにこの不備ふび悪用あくようして会員かいいん登録とうろくした第三者だいさんしゃがクレジットでチャージをかえした[42]

被害ひがいはカード65まいぶんでおよそ1000まんえんとしており、もっとおおがくでは1にちで30まんえん使つかったケースもあった。2007ねん平成へいせい19ねん)11月にこの事件じけん報道ほうどうされ、JR東日本ひがしにっぽん警察けいさつ被害ひがいとどけ提出ていしゅつするとともに、セキュリティ体制たいせい確保かくほ、1にちあたりのチャージ上限じょうげんを4まんえんとするなどの対策たいさくった。またクレジットカードは複数ふくすうのモバイルSuica会員かいいん決済けっさい使用しようできない措置そちをとったため、すでにモバイルSuica会員かいいんであれば同様どうよう被害ひがいきないという。

沿革えんかく

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ a b c d e JR東日本ひがしにっぽん運行うんこうする東北とうほく上越じょうえつ山形やまがた秋田あきたかく新幹線しんかんせんと、相互そうごれする北陸ほくりく北海道ほっかいどうかく新幹線しんかんせんふくむ。以下いかたんに「新幹線しんかんせん」と表記ひょうきする。
  2. ^ a b JR東日本ひがしにっぽんのSuicaエリアない在来ざいらいせん普通ふつう列車れっしゃグリーンしゃかぎる。
  3. ^ なお、Google PayのSuicaは、記名きめいのEASYモバイルSuica会員かいいんあつかい(利用りよう可能かのう機能きのうはチャージおよび乗車じょうしゃけん利用りようなど最低限さいていげんとなる)となるため、モバイルSuicaアプリを使用しようして(記名きめいしき本来ほんらいの)EASYモバイルSuica会員かいいん登録とうろくしていなければ、はらもどしもけられない場合ばあいがあった。
  4. ^ たとえば小田急おだきゅうせん南新宿みなみしんしゅくえき - 小田急おだきゅうせん/JRせん新宿しんじゅくえき - JRせん/りんかいせん大崎おおさきえき - りんかいせん国際こくさい展示てんじじょうえきというルートであれば、「JRせん新宿しんじゅくえき - JRせん/りんかいせん大崎おおさきえき - りんかいせん国際こくさい展示てんじじょうえき」 + 「小田急おだきゅうせん新宿しんじゅくえき - 小田急おだきゅうせん南新宿みなみしんしゅくえき」とすることで1つのモバイルSuicaとして発行はっこうできる[8]。ただし一部いちぶ例外れいがいがあるほか、3しゃ以上いじょうにまたがる連絡れんらく定期ていきけんはオペレータへのもうみが必要ひつよう場合ばあいもある。
  5. ^ 通学つうがく証明しょうめいしょまた通学つうがく定期ていきけん購入こうにゅう兼用けんよう証明しょうめいしょとう継続けいぞく購入こうにゅう原則げんそく不要ふようだが、進級しんきゅうにより年度ねんどまたいで継続けいぞく購入こうにゅうをするさい通学つうがく証明しょうめいまたよく年度ねんど在籍ざいせきかる証明しょうめいしょ必要ひつよう
  6. ^ 東京とうきょうえき - 那須塩原なすしおばらえき上毛高原じょうもうこうげんえき安中あんなか榛名はるなえきあいだ郡山こおりやまえき - 古川ふるかわえきあいだおよ長岡ながおかえき - 新潟にいがたえきあいだ
  7. ^ (フィーチャーフォンでみずほ・MUFGを利用りようする場合ばあいは1,000えん以上いじょう500えん単位たんい
  8. ^ なお、ウィルコムでは利用りようできない。
  9. ^ 銀行ぎんこう優遇ゆうぐうサービスで手数料てすうりょう減額げんがくもしくは無料むりょうとなる場合ばあいもある)
  10. ^ 2014ねん平成へいせい26ねん)3がつ31にち発売はつばいぶんまではぜん区間くかんで100えん単位たんい設定せっていされていた。
  11. ^ またきゅうウィルコム(げん・ソフトバンク)でも、2010ねん平成へいせい22ねん)2がつ14にちよりサービスが開始かいしされた。
  12. ^ manacaエリアは一部いちぶのぞく。
  13. ^ ICOCAエリアは在来ざいらいせん200km以下いか制限せいげんがある。またPiTaPaエリアは一部いちぶのぞく。北陸ほくりく新幹線しんかんせん経由けいゆ対象たいしょうがい
  14. ^ 福岡ふくおか佐賀さが大分おおいた熊本くまもとエリアにかぎる。また、山陽新幹線さんようしんかんせん利用りようできる在来ざいらいせんSUGOCAエリアから、各社かくしゃきょくエリアに利用りようできるえき存在そんざいしない(かなら一旦いったんにゅう出場しゅつじょうとなる)。
  15. ^ ぜん世界せかいてき方針ほうしんとしてきゅうタイプの暗号あんごう通信つうしんプロトコルを使用しようするサーバー証明しょうめいしょ無効むこうとなるとことであり、総務そうむしょう第三者だいさんしゃとして参考さんこう指針ししん提示ていじ行政ぎょうせい内部ないぶでの主導しゅどうおよび民間みんかんへの指導しどうおこなっているにぎない。
  16. ^ ただし、FeliCaのチップおよび近距離きんきょり無線むせん通信つうしん部分ぶぶん更新こうしんされるわけではないため、まえにチャージみの「SF(電子でんしマネー)」や購入こうにゅうみの「定期ていきけん」「Suicaグリーンけん」、およびダウンロードみの「モバイルSuica特急とっきゅうけん」の利用りようそのものは可能かのうであり、きゅうタイプの携帯けいたい電話でんわとう使用しようしたモバイルSuicaへの各種かくしゅ設定せってい不可ふかとなるだけである。
  17. ^ 事前じぜんにチャージみの「SF(電子でんしマネー)」や購入こうにゅうみの「定期ていきけん」「Suicaグリーンけん」、およびダウンロードみの「モバイルSuica特急とっきゅうけん」の利用りようそのものは可能かのうである。
  18. ^ FeliCaカードリーダライタと、おサイフケータイの処理しょり機能きのう一体いったいになったおサイフケータイ専用せんようチップ。
  19. ^ ISO/IEC 14443 Type A, Type BとFeliCaの3種類しゅるい対応たいおうした、汎用はんようNXP 67V04 NFC Controller。
  20. ^ たとえば、オートチャージは事前じぜん会員かいいん登録とうろくおよびビューカードの決済けっさい登録とうろく必須ひっすでありJR東日本ひがしにっぽんSuicaエリアないのSuica対応たいおうえき新幹線しんかんせん改札かいさつのぞく)および首都しゅとけんICカード相互そうご利用りようサービス対応たいおうするPASMO対応たいおうえきでのみ動作どうさする。現金げんきんチャージはたとえばりるえきえきナカ対応たいおうコンビニいと困難こんなんである。クレジットチャージははしまつ電池でんちれなどしておらず操作そうさ可能かのうであり、各種かくしゅパスワードとう失念しつねんせず、かつ携帯けいたい電話でんわ通信つうしん可能かのう(サービスエリアないなど)である必要ひつようがある。
  21. ^ 無人むじんえき場合ばあいには後日ごじつ精算せいさん
  22. ^ なお、エリアがい(エリアまたぎをふくむ)または対応たいおうえきりる場合ばあい同様どうよう処理しょり必要ひつようとなる。
  23. ^ これはJR東日本ひがしにっぽんのSuicaエリアにかぎらず、全国ぜんこく相互そうご対応たいおうICカード利用りよう可能かのうすべての鉄道てつどう、バスとうにおいて同様どうようである。
  24. ^ 休日きゅうじつおでかけパスのSuicaばんだが一部いちぶエリアがことなる。

出典しゅってん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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