五竜ごりゅう岳たけし

五竜ごりゅう岳たけし
五竜ごりゅう岳たけし
	鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけから望のぞむ五竜ごりゅう岳たけし
標高ひょうこう	2,814 m
所在地しょざいち	日本にっぽん; 富山とやま県けん黒部くろべ市し・; 長野ながの県けん大町おおまち市し
位置いち	北緯ほくい36度ど39分ふん30秒びょう東経とうけい137度ど45分ふん10秒びょう / 北緯ほくい36.65833度ど東経とうけい137.75278度ど座標ざひょう: 北緯ほくい36度ど39分ふん30秒びょう東経とうけい137度ど45分ふん10秒びょう / 北緯ほくい36.65833度ど東経とうけい137.75278度ど
山系さんけい	飛騨山脈ひださんみゃく（後こう立山たてやま連峰れんぽう）
初はつ登頂とうちょう	三枝さえぐさ威たけし之これ助すけ（1908年ねん7月がつ）
	五竜ごりゅう岳だけの位置いち北緯ほくい36度ど39分ふん30秒びょう東経とうけい137度ど45分ふん10秒びょう / 北緯ほくい36.65833度ど東経とうけい137.75278度ど; 五竜ごりゅう岳たけし - 地理ちり院いん地図ちず; 五竜ごりゅう岳たけし - Google マップ;
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	プロジェクト山やま
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五竜ごりゅう岳たけし（ごりゅうだけ）は、飛騨山脈ひださんみゃく（北きたアルプス）後こう立山たてやま連峰れんぽうにある標高ひょうこう2,814 mの山やま。山やま体たいは富山とやま県けん黒部くろべ市しと長野ながの県けん大町おおまち市しにまたがり、山頂さんちょう部ぶは富山とやま県けん側がわに位置いちする^[3]。男性だんせい的てきな山容さんようで、日本にっぽん百名山ひゃくめいざんの一ひとつ^[2]。「竜りゅう」のみを旧きゅう字体じたいにして五龍ごりゅう岳たけしと表記ひょうきされることもある^[1]。旧きゅう字体じたいによる表記ひょうきは「五龍ごりゅう嶽たけし」。

概要がいよう

JR東日本ひがしにっぽん大糸線おおいとせん神城かみしろ駅えきの西にし8.4 kmに位置いちし、中部ちゅうぶ山岳さんがく国立こくりつ公園こうえん内うちにある^[4]。鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけと並ならんで、後こう立山たてやま連峰れんぽうの主要しゅよう峰ほうの一ひとつである。両りょう山やまは丁度ちょうど吊橋つりばしの支柱しちゅうの様ように日本にっぽん三さん大だいキレットの一ひとつである八はち峰みねキレットを挟はさむ形かたちで鎮座ちんざしている。両りょう山やまはそれぞれ逆ぎゃく側がわ（鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけは南側みなみがわから、五竜ごりゅう岳だけは北側きたがわから）からは登のぼりやすいが、両りょう山やまを縦走じゅうそうするためには、難所なんしょである八はち峰みねキレットを通過つうかしなければならない。

山頂さんちょう部ぶは濃こ飛ひ流ながれ紋もん岩がん型かたの溶結凝灰岩ぎょうかいがん、山腹さんぷくは黒くろ雲母うんも花崗岩かこうがんからなる^[5]。山頂さんちょう部ぶは森林しんりん限界げんかいを越こえる高山たかやま帯たいで、1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）に多おおくの高山たかやま植物しょくぶつが自生じせいしている南みなみ斜面しゃめんは白馬しろうま岳たけし周辺しゅうへんの山やま域いきと共ともに白馬しろうま連山れんざん高山こうざん植物しょくぶつ帯たいの特別とくべつ天然記念物てんねんきねんぶつに指定していされた^[6]。コケ植物しょくぶつのナンジャモンジャゴケが、1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）初はじめて五竜ごりゅう岳だけで採取さいしゅされた。イワヒバリ、カヤクグリ、コマドリなどの亜あ高山こうざん帯たいの鳥とりが生息せいそくしている^[7]。

山頂さんちょうの北西ほくせい2.0 kmの餓鬼がき谷たに上流じょうりゅう部ぶの左岸さがん斜面しゃめんには、1906年ねん（明治めいじ39年ねん）に発見はっけんされ翌年よくねんから鉱山こうざんの操業そうぎょうが行おこなわれた「大黒だいこく銅どう山やま跡あと」がある^[8]。そこで精錬せいれんされた銅どうは牛うしにより唐松岳からまつだけと八方尾根はっぽうおねを経由けいゆして運はこばれ1918年ねん（大正たいしょう7年ねん）に閉鎖へいさされた^[5]。

名称めいしょうの由来ゆらいと武田たけだ菱ひし

五竜ごりゅう岳たけし山頂さんちょう部ぶ東面とうめんの武田たけだ菱ひしの雪ゆき形がた

古ふるく越中えっちゅう側がわでは餓かつえ鬼ヶ岳おにがたけと呼よばれていたことが、1700年ねん（元禄げんろく13年ねん）に奥山おくやま廻まわり御用ごようによって作つくられた『奥山おくやま御ご境目さかいめ見通みずうり絵圖えず』に記しるされている^[2]。また同おなじ頃ごろの絵図えずには「後ご立山たてやま（ごりゅうざん）」という山名やまなも見みられ近代きんだい登山とざん界かいでも論争ろんそうされた。「ごりゅう」が「五竜ごりゅう」に通つうじることから、今日きょうの「五竜ごりゅう岳たけし」であろうとする説せつが大勢おおぜいを占しめたが、のちにそれが「鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ」であることがほぼ確定かくていした^[2]。

一方いっぽう、信州しんしゅう側がわではこの地域ちいきが戦国せんごく時代じだいに武田たけだ氏しの版図はんとにあり、「菱形ひしがた」の雪ゆき形がたが武田たけだ家かの紋章もんしょうに通つうじることから、「御ご菱ひし（ごりょう）」と呼よんだ。この「ごりょう」が「ごりゅう」に転訛てんかしたという説せつもある。白馬はくば山麓さんろくでは「割わり菱ひしノ頭あたま」と呼よばれていた^[2]。

1908年ねん（明治めいじ41年ねん）7月がつに三枝さえぐさ威たけし之これ助すけが初はつ登頂とうちょうして、「五竜ごりゅう」という当あて字じを行おこなった^[5]。
1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）に第だい22回かい読売よみうり文学ぶんがく賞しょうの詩歌しか俳句はいく賞しょうを受賞じゅしょうした野澤のざわ節子せつこが、「落日らくじつの岳たけ残雪ざんせつの武田たけだ菱ひし」の句くを詠よんでいる^[9]。

環境かんきょう

植物しょくぶつ相しょう

後こう立山たてやま連峰れんぽうの稜線りょうせんに自生じせいする高山たかやま植物しょくぶつのコマクサ

五竜ごりゅう岳だけの登山とざん口こうでもある白馬はくば五竜ごりゅうスキー場じょうのアルプス展望てんぼうペアリフトの下部かぶ（標高ひょうこう1,500-1,600 m）には、2001年ねん（平成へいせい13年ねん）に開設かいせつされた白馬はくば五竜ごりゅう高山こうざん植物しょくぶつ園えんがある。コマクサ、タカネナデシコ、ニッコウキスゲなど200種しゅ以上いじょう100万まん株かぶの高山たかやま植物しょくぶつの花はな々が初夏しょかから秋あきを通つうじて見みられる^[10]。ヒマラヤの青あおいケシやエーデルワイスのなどの世界せかいの高山たかやま植物しょくぶつが見みられる^[11]。開園かいえん期間きかんは6月がつ下旬げじゅんから9月がつ上旬じょうじゅんまで、冬期とうきは豪雪ごうせつ地帯ちたいのため雪ゆきに埋うずもれる。

周辺しゅうへんの山やま

白馬はくば村むら北城ほくじょうから望のぞむ五竜ごりゅう岳だけから杓子岳しゃくしだけへと連つらなる後のち立山たてやま連峰れんぽう

剱岳から望のぞむ白馬しろうま岳たけしから五竜ごりゅう岳だけへと連つらなる後のち立山たてやま連峰れんぽう

後こう立山たてやま連峰れんぽうの中央ちゅうおう付近ふきんに位置いちし、西北西せいほくせいの東谷山ひがしたにやまへと尾根おねが延のびる。北東ほくとう1.0 kmに位置いちする白しろ岳だけからは、東南東とうなんとうに遠見とおみ尾根おねが延のびる。遠見とおみ尾根おねには西にし遠見山とおみやま、大中だいなか遠見山とおみやま、中ちゅう遠見山とおみやま、小遠見山ことおみやまのピークがある。東面とうめんには岩いわ峰ほうがある。　

山名やまな	標高ひょうこう^[1]^[12] （m）	三角さんかく点てん等級とうきゅう基準きじゅん点てん名めい^[12]	五竜ごりゅう岳だけからの方角ほうがくと距離きょり(km)	備考びこう
白馬しろうま岳たけし	2,932.24	一等いっとう「白馬岳はくうまたけ」	北きた　11.1	後こう立山たてやま連峰れんぽうの最高峰さいこうほう、日本にっぽん百名山ひゃくめいざん白馬しろうま山荘さんそう、白馬岳はくうまたけ頂上ちょうじょう宿舎しゅくしゃ
唐松岳からまつだけ	2,695.8	二に等とう「唐松からまつ谷だに」	北きた　3.2	八方尾根はっぽうおね、唐松岳からまつだけ頂上ちょうじょう山荘さんそう日本にっぽん三さん百名山ひゃくめいざん
白はく岳たけし	2,541		北東ほくとう　1.0	五竜ごりゅう山荘さんそう遠見とおみ尾根おねの分岐ぶんき点てん
五竜ごりゅう岳たけし	2,814		0	日本にっぽん百名山ひゃくめいざん
鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ	2,889.08	二に等とう「鹿島かしま入いれ」	南みなみ　3.8	キレット小屋こや日本にっぽん百名山ひゃくめいざん

源流げんりゅうの河川かせん

以下いかが源流げんりゅうとなる河川かせんで、日本海にほんかいへ流ながれる^[13]^[3]。

餓鬼がき谷だに・東谷ひがしたに　（黒部川くろべがわの支流しりゅうで黒部くろべ湖こに流ながれる）
鹿島川かしまがわの支流しりゅうのシラタケ沢さわ　（高瀬川たかせがわの支流しりゅう）

五竜ごりゅう岳だけの風景ふうけい


立山たてやまから望のぞむ五竜ごりゅう岳だけと鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ	唐松岳からまつだけ方面ほうめんから望のぞむ	唐松からまつ岳だけから望のぞむ	白馬はくば村むら北城ほくじょうから望のぞむ

登山とざん

1908年ねん7月がつに三枝さえぐさ威たけし之これ助すけが白馬はくば岳だけから鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけへ縦走じゅうそうした際さいに登頂とうちょうしたのが最初さいしょの登頂とうちょう記録きろくである^[5]。1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）3月がつに京都大学きょうとだいがくの登山とざんパーティーが唐松からまつ岳だけから鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけへの積雪せきせつ期初きしょ登頂とうちょうを行おこない、立教大学りっきょうだいがくの堀田ほった弥一やいちらが宇奈月うなづき温泉おんせんから鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけと五竜ごりゅう岳だけの越中えっちゅう側がわからの積雪せきせつ期初きしょ登頂とうちょうを行おこなった^[5]。1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）に白馬はくば五竜ごりゅうスキー場じょうゴンドラが敷設ふせつされると、遠見とおみ尾根おねからの入山にゅうざんが従来じゅうらいよりも容易よういとなった。山頂さんちょう直下ちょっかの北側きたがわの急斜面きゅうしゃめんの岩場いわばには鎖くさりが設置せっちされている。山頂さんちょうの岩場いわばは360度どの展望てんぼうで、西にしに黒部川くろべがわを挟はさんで対峙たいじしている立山たてやま連峰れんぽう、南みなみには鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけを望のぞむことができる。

登山とざんルート

小遠見山ことおみやまから望のぞむ五竜ごりゅう岳たけし

大糸線おおいとせん神城かみしろ駅えき西にしの白馬はくば五竜ごりゅうスキー場じょうのゴンドラテレキャビンを利用りようし、「とおみ」から「アルプスだいら」まで移動いどうしてから、遠見とおみ尾根おねから後こう立山たてやま連峰れんぽうの主しゅ稜線りょうせんの白はく岳たけしに達たっし五竜ごりゅう山荘さんそうを経由けいゆするルートが、最短さいたんルートである。

また同線どうせん・白馬はくば駅えきから「八方はっぽう」に出でて、八方尾根はっぽうおねスキー場じょうのゴンドラアダムとアルペンクワッドとを乗のり継ついで八方池はっぽういけ山荘さんそうまで上あがり、八方尾根はっぽうおねを唐松岳からまつだけ方面ほうめんまで進すすんでから、唐松岳からまつだけ頂上ちょうじょう山荘さんそうの分岐ぶんきを南みなみに取とって大黒岳だいこくだけ・白岳しらたけ経由けいゆで山頂さんちょうを目指めざすルートも人気にんきが高たかい。

さらには白馬岳はくうまたけ方面ほうめんから扇沢おうぎさわ方面ほうめんに抜ぬける後こう立山たてやま連峰れんぽう縦走じゅうそう路ろもある。杓子岳しゃくしだけ・鑓ヶ岳やりがだけ・不帰ふき嶮と続つづく天狗てんぐ尾根おねをたどって唐松岳からまつだけに至いたり、五竜ごりゅう岳だけ直下ちょっかの難所なんしょG4・G5を越こえてキレット小屋こや付近ふきんの八はち峰みねキレットから吊つるし尾根おねの危険きけん個所かしょを通過つうかし、鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ・冷ひや池ち山荘さんそう・爺ヶ岳じいがたけから縦走じゅうそう路ろに別わかれを告つげて柏原かしわばら新道しんどうを下くだって扇沢おうぎさわに出でる。あるいは種池たないけ山荘さんそうから下おりずに縦走じゅうそう路ろを、岩小屋沢岳いわこやざわだけ・鳴沢なるさわ岳たけし・赤沢あかざわ岳たけし・スバリ岳だけを経へて針ノ木岳はりのきだけに出でるメインコースもある。針ノ木はりのき岳だけからは扇沢おうぎさわへも出でられるし、黒部湖くろべこ・七倉ななくらダムへ、また北きたアルプス南部なんぶへ抜ぬける裏うら銀座ぎんざコースへも続つづいている。

白馬はくば五竜ごりゅうスキー場じょうからのルート: 白馬はくば五竜ごりゅうスキー場じょう - 地蔵じぞうの頭あたま - 遠見とおみ尾根おね（小遠見山ことおみやま - 中ちゅう遠見山とおみやま - 大遠見山おおとおみやま - 西にし遠見山とおみやま - 白はく岳たけし - 五竜ごりゅう山荘さんそう - 五竜ごりゅう岳たけし
八方尾根はっぽうおねからのルート: 八方尾根はっぽうおねスキー場じょう - うさぎだいら - 八方池はっぽういけ山荘さんそう - 八方池はっぽういけ - 唐松岳からまつだけ頂上ちょうじょう山荘さんそう - 大黒おおくろ岳たけし - 白はく岳たけし - 五竜ごりゅう山荘さんそう - 五竜ごりゅう岳たけし
後こう立山たてやま連峰れんぽう縦走じゅうそう路ろ

北側きたがわの主しゅ稜線りょうせんからのルート

（親しん不知ふちが起点きてんとなる）白馬しろうま岳たけし - 杓子岳しゃくしだけ - 鑓ヶ岳やりがだけ - 天狗てんぐ山荘さんそう - 不帰ふき嶮 - 唐松岳からまつだけ - 唐松岳からまつだけ頂上ちょうじょう山荘さんそう - 大黒おおくろ岳たけし - 白はく岳たけし - 五竜ごりゅう山荘さんそう - 五竜ごりゅう岳たけし

南側みなみがわへ主しゅ稜線りょうせんを歩あるくルート

五竜ごりゅう岳たけし- キレット小屋こや - 鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ - 冷ひや池ち山荘さんそう - 爺ヶ岳じいがたけ - 種池たないけ山荘さんそう - 岩小屋沢岳いわこやざわだけ - 新しん越えつ山荘さんそう - 鳴沢なるさわ岳たけし - 赤沢あかざわ岳たけし - スバリ岳だけ - 針ノ木岳はりのきだけ - 針ノ木はりのき峠とうげ（針ノ木はりのき小屋こや）（北きたアルプスの主しゅ稜線りょうせんの縦走じゅうそう路ろは槍ヶ岳やりがたけを経由けいゆして焼岳やけだけへと続つづく）

周辺しゅうへんの山小屋やまごや

五竜ごりゅう岳たけし山荘さんそうから望のぞむ五竜ごりゅう岳たけし

稜線りょうせんの鞍部あんぶなどの登山とざん道どうには、山小屋やまごやとキャンプ指定してい地ちがある^[13]^[14]^[15]。登山とざんシーズン中ちゅうの一部いちぶ期間きかんに有人ゆうじんの営業えいぎょうを行おこなっている。最寄もよりの山小屋やまごやは1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）に白馬しろうま山荘さんそうの経営けいえい者しゃであった松沢まつざわ恒久つねひさにより新設しんせつされた五竜ごりゅう山荘さんそうである^[8]。積雪せきせつ量りょうの多おおい地域ちいきであり、営業えいぎょう期間きかん外がいには閉鎖へいさされる。

白馬しろうま山荘さんそうグループの五竜ごりゅう山荘さんそうテント場じょうは、完全かんぜん予約よやく制せいである^[16]。
- 白馬岳はくうまたけ方面ほうめんで五竜ごりゅう山荘さんそうの次つぎのテント指定してい地ちは唐松岳からまつだけ頂上ちょうじょう小屋こやである。
- 針ノ木岳はりのきだけ方面ほうめんで五竜ごりゅう山荘さんそうの次つぎのテント指定してい地ちは冷ひや池ち山荘さんそうである。キレット小屋こやにはテント場じょうはない^[17]。

名称めいしょう	所在地しょざいち	標高ひょうこう (m)	五竜ごりゅう岳だけからの方角ほうがくと距離きょり (km)	収容しゅうよう人数にんずう	キャンプ指定してい地ち	備考びこう
唐松岳からまつだけ頂上ちょうじょう小屋こや	唐松岳からまつだけ南東なんとうの肩かた	2,465	北きた　3.1	350	テント30張はり	1933年ねん開業かいぎょう
五竜ごりゅう山荘さんそう	白しろ岳だけと五竜ごりゅう岳だけとの鞍部あんぶ	2,490	北東ほくとう　0.9	300	テント30張はり	1951年ねん開業かいぎょう
キレット小屋こや	八はち峰みねキレット	2,470	南みなみ　2.8	100	なし	1933年ねん開業かいぎょう

周辺しゅうへんのスキー場じょう

交通こうつう

JR東日本ひがしにっぽん大糸線おおいとせん神城かみしろ駅えきの西にし8.4 kmに位置いちする。
長野ながの自動車じどうしゃ道どう安曇あずみ野のICの北きた北西ほくせい42.7 kmに位置いちする。
松本まつもと空港くうこうの北きた北西ほくせい57 kmに位置いちする。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d “日本にっぽんの主おもな山岳さんがく標高ひょうこう（富山とやま県けん）”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 深田ふかた久弥ひさや『日本にっぽん百名山ひゃくめいざん』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、1982年ねん7月がつ、178-181頁ぺーじ。ISBN 4-02-260871-4。
^ ^a ^b “地図ちず閲覧えつらんサービス（五龍ごりゅう岳たけし）”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ “中部ちゅうぶ山岳さんがく国立こくりつ公園こうえん区域くいきの概要がいよう”. 環境省かんきょうしょう. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 日本にっぽん山岳さんがく会かい編へん『新しん日本にっぽん山岳さんがく誌し』ナカニシヤ出版しゅっぱん、2005年ねん11月、884-885頁ぺーじ。ISBN 4779500001。
^ “地図ちず閲覧えつらんサービス（白馬はくば連山れんざん高山こうざん植物しょくぶつ帯たい（特とく））”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ 『コンサイス日本にっぽん山名やまな辞典じてん』三省堂さんせいどう、1992年ねん10月がつ、215頁ぺーじ。ISBN 4-385-15403-1。
^ ^a ^b 柳原やなぎはら修一しゅういち『北きたアルプス山小屋やまごや物語ものがたり』東京とうきょう新聞しんぶん出版しゅっぱん局きょく、1990年ねん6月がつ、137頁ぺーじ。ISBN 4808303744。
^ 『日本にっぽん200名山めいざん』昭文社しょうぶんしゃ、1992年ねん4月がつ、149頁ぺーじ。ISBN 4398220011。
^ “白馬はくば五竜ごりゅう高山たかやま植物しょくぶつ園えん”. 株式会社かぶしきがいしゃ五ご竜りゅう. 2016年ねん11月6日にち閲覧えつらん。
^ “夏なつ　きらめきのゲレンデ”. NHK 小ちいさな旅たび. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b “基準きじゅん点てん成果せいか等とう閲覧えつらんサービス”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b 『鹿島かしま槍やり・五竜ごりゅう岳たけし』昭文社しょうぶんしゃ〈山やまと高原こうげん地図ちず 2011年版ねんばん〉、2011年ねん3月がつ。ISBN 9784398757753。
^ 『山やまと溪谷けいこく2011年ねん1月がつ号ごう付録ふろく（山やまの便利べんり手帳てちょう2011）』山やまと溪谷社けいこくしゃ、2010年ねん12月、pp.158-159、ASIN B004DPEH6G頁ぺーじ。
^ 中西なかにし俊明としあき『白馬はくば・後こう立山たてやま連峰れんぽう』山やまと溪谷社けいこくしゃ〈ヤマケイアルペンガイド9〉、2008年ねん5月がつ、160-161頁ぺーじ。ISBN 9784635013536。
^ “白馬はくば館かんだより”. 白馬はくば館かん (2023年ねん7月がつ17日にち). 2023年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
^ “鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ、爺ヶ岳じいがたけ、鳴沢なるさわ岳たけし、針ノ木はりのき岳だけへ行いこう”. 冷ひや池ち山荘さんそう（TSUMETAIKE) 種池たないけ山荘さんそう（TANEIKE) 新しん越えつ山荘さんそう（SHINKOSHI） (2023年ねん7月がつ17日にち). 2023年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

地図ちず閲覧えつらんサービス（五龍ごりゅう岳たけし）　（国土こくど地理ちり院いん）
五竜ごりゅう岳だけの登山とざん天気てんき　（日本にっぽん気象きしょう協会きょうかい）

[kokudo-1] “日本にっぽんの主おもな山岳さんがく標高ひょうこう（富山とやま県けん）”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。

[fukada-2] 深田ふかた久弥ひさや『日本にっぽん百名山ひゃくめいざん』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、1982年ねん7月がつ、178-181頁ぺーじ。ISBN 4-02-260871-4。

[watchizu-3] “地図ちず閲覧えつらんサービス（五龍ごりゅう岳たけし）”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。

[4] “中部ちゅうぶ山岳さんがく国立こくりつ公園こうえん区域くいきの概要がいよう”. 環境省かんきょうしょう. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。

[sangakushi-5] 日本にっぽん山岳さんがく会かい編へん『新しん日本にっぽん山岳さんがく誌し』ナカニシヤ出版しゅっぱん、2005年ねん11月、884-885頁ぺーじ。ISBN 4779500001。

[6] “地図ちず閲覧えつらんサービス（白馬はくば連山れんざん高山こうざん植物しょくぶつ帯たい（特とく））”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。

[jiten-7] 『コンサイス日本にっぽん山名やまな辞典じてん』三省堂さんせいどう、1992年ねん10月がつ、215頁ぺーじ。ISBN 4-385-15403-1。

[hut-8] 柳原やなぎはら修一しゅういち『北きたアルプス山小屋やまごや物語ものがたり』東京とうきょう新聞しんぶん出版しゅっぱん局きょく、1990年ねん6月がつ、137頁ぺーじ。ISBN 4808303744。

[9] 『日本にっぽん200名山めいざん』昭文社しょうぶんしゃ、1992年ねん4月がつ、149頁ぺーじ。ISBN 4398220011。

[10] “白馬はくば五竜ごりゅう高山たかやま植物しょくぶつ園えん”. 株式会社かぶしきがいしゃ五ご竜りゅう. 2016年ねん11月6日にち閲覧えつらん。

[11] “夏なつ　きらめきのゲレンデ”. NHK 小ちいさな旅たび. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。

[kijyun-12] “基準きじゅん点てん成果せいか等とう閲覧えつらんサービス”. 国土こくど地理ちり院いん. 2011年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。

[tizu-13] 『鹿島かしま槍やり・五竜ごりゅう岳たけし』昭文社しょうぶんしゃ〈山やまと高原こうげん地図ちず 2011年版ねんばん〉、2011年ねん3月がつ。ISBN 9784398757753。

[14] 『山やまと溪谷けいこく2011年ねん1月がつ号ごう付録ふろく（山やまの便利べんり手帳てちょう2011）』山やまと溪谷社けいこくしゃ、2010年ねん12月、pp.158-159、ASIN B004DPEH6G頁ぺーじ。

[guide-15] 中西なかにし俊明としあき『白馬はくば・後こう立山たてやま連峰れんぽう』山やまと溪谷社けいこくしゃ〈ヤマケイアルペンガイド9〉、2008年ねん5月がつ、160-161頁ぺーじ。ISBN 9784635013536。

[16] “白馬はくば館かんだより”. 白馬はくば館かん (2023年ねん7月がつ17日にち). 2023年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。

[17] “鹿島槍ヶ岳かしまやりがだけ、爺ヶ岳じいがたけ、鳴沢なるさわ岳たけし、針ノ木はりのき岳だけへ行いこう”. 冷ひや池ち山荘さんそう（TSUMETAIKE) 種池たないけ山荘さんそう（TANEIKE) 新しん越えつ山荘さんそう（SHINKOSHI） (2023年ねん7月がつ17日にち). 2023年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。

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