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旧字体 - Wikipedia

きゅう字体じたい

当用漢字とうようかんじ制定せいてい以前いぜん使つかわれていた日本にっぽん漢字かんじ

きゅう字体じたい(きゅうじたい、きゅう字体じたいきゅう字體じたい)とは、明治めいじ以降いこう日本にっぽんにおける当用漢字とうようかんじ字体じたいひょう1949ねん制定せいてい以前いぜん使用しようされた活字かつじ漢字かんじ字体じたいである。


漢字かんじ
書体しょたい
篆刻てんこく毛筆もうひつ
かぶとこつぶん 金文きんぶん 篆書てんしょ
古文こぶん
隷書れいしょ 楷書かいしょ
行書ぎょうしょ
草書そうしょ
木版もくはん活版かっぱん
宋朝そうちょうたい 明朝体みんちょうたい 楷書かいしょたい
字体じたい
構成こうせい要素ようそ
筆画ひっかく 筆順ひつじゅん 偏旁へんぼう 六書りくしょ 部首ぶしゅ
標準ひょうじゅん字体じたい
せつぶんかい篆書てんしょたい
さましょ 石経いしきょう
かん字典じてんたいきゅう字体じたい
しん字体じたい しん字形じけい
国字こくじ標準ひょうじゅん字体じたい つね用字ようじ字形じけいひょう
漢文かんぶん教育きょういくよう基礎きそ漢字かんじ
通用つうよう規範きはん漢字かんじひょう
国字こくじ問題もんだい
当用とうよう常用漢字じょうようかんじ
同音どうおん漢字かんじによるきかえ
繁体字はんたいじ正体しょうたい - 簡体字かんたいじ
漢字かんじ廃止はいし復活ふっかつ
漢字かんじ文化ぶんかけん
なかあさこしだいしん
派生はせい文字もじ
国字こくじ 方言ほうげん のりてん文字もじ
仮名かめい たけし おんなしょ
ちぎり文字もじ おんな文字もじ 西にしなつ文字もじ
字音じおん

台湾たいわん香港ほんこんマカオ韓国かんこくおよび北米ほくべい華僑かきょう現代げんだいでも日本にっぽんでいうところのきゅう字体じたい使つかっているが、いくつかの字形じけい日本にっぽんとはことなっている。中国ちゅうごくでは、共産党きょうさんとう政権せいけん政策せいさくてき簡略かんりゃくされた簡体字かんたいじたいして、台湾たいわん香港ほんこんもちいられるいわばきゅう字体じたい繁体字はんたいじぶ。


概要がいよう

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しん字体じたいたいし、明治めいじ以来いらい使用しようされてきた漢字かんじ字体じたいは「きゅう字体じたい」「せい字体じたい」、「いわゆるかんひろし字典じてんからだ[注釈ちゅうしゃく 1][1]」などとしょうされる。しん字体じたいは、きゅう字体じたいつくり(つくり)を同音どうおん画数かくすうすくない文字もじえる、複雑ふくざつ部分ぶぶん省略しょうりゃくした記号きごうえるなどの手法しゅほう簡略かんりゃくしたものである。

おおまかにはかん字典じてんたい一致いっちするが、そもそも当用漢字とうようかんじ制定せいてい以前いぜんは、学校がっこう使用しようされる教科書きょうかしょにおいても複数ふくすう字体じたい併用へいようされるなど、字体じたいについて厳密げんみつ統一とういつがなされていなかった。ゆえに個々ここ文字もじについて、きゅう字体じたいとみなされる字体じたいかならずしも一定いっていではない。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 従来じゅうらい活字かつじ字体じたいおもに『かん字典じてん』を典拠てんきょにしていたが、どう辞典じてんにおけるせい字体じたい完全かんぜん一致いっちしていないため、これらの字体じたいがしばしば「いわゆるかん字典じてんたい」とばれている。

出典しゅってん

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  1. ^ ひょうがい漢字かんじ字体じたいひょう前文ぜんぶん”. 文化庁ぶんかちょう. 2024ねん4がつ23にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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