繁体字 はんたいじ による中国 ちゅうごく 語 ご の表記 ひょうき 体系 たいけい を中国 ちゅうごく 語 ご で繁 しげる 體 たい 中 ちゅう 文 ぶん 、正體 しょうたい 中 ちゅう 文 ぶん 、日本 にっぽん では繁体字 はんたいじ 中国語 ちゅうごくご 、伝統 でんとう 的 てき 中国語 ちゅうごくご (英語 えいご からの直訳 ちょくやく )などと呼 よ ぶ。文字 もじ ・表記 ひょうき 体系 たいけい とも繁 しげる 體 からだ 、正體 しょうたい と略称 りゃくしょう されることがある。
英語 えいご では一般 いっぱん 的 てき に繁体字 はんたいじ をTraditional Chinese Characters 、表記 ひょうき 体系 たいけい をTraditional Chinese と呼 よ ぶ。漢字 かんじ 圏 けん にも伝統 でんとう 字 じ という呼 よ び方 かた がある。
中国 ちゅうごく 語 ご で正體 しょうたい は、文字 もじ の標準 ひょうじゅん 字体 じたい を指 さ す。台湾 たいわん を中心 ちゅうしん に、簡体字 かんたいじ に対 たい する従来 じゅうらい の字体 じたい を「繁体字 はんたいじ 」と呼 よ ぶのは誤 あやま りで「正体 しょうたい 字 じ 」という名称 めいしょう こそが正確 せいかく であるとする主張 しゅちょう がある。その代表 だいひょう 的 てき な論者 ろんしゃ として中華民国 ちゅうかみんこく 総統 そうとう を務 つと めた馬 うま 英 えい 九 きゅう が知 し られる。馬 うま は台北 たいぺい 市 し 長 ちょう だった2004年 ねん に講演 こうえん で、「繁体字 はんたいじ 」の呼称 こしょう は漢字 かんじ 簡化が進 すす められた際 さい に中国 ちゅうごく 大陸 たいりく で使 つか われ、「煩 はん 」に通 つう じるマイナスの評価 ひょうか を暗 あん に伴 ともな う不合理 ふごうり で誤 あやま ったものであると述 の べ、「正体 しょうたい 字 じ 」と呼 よ ぶべき理由 りゆう として古 ふる くから伝 つた わる正統 せいとう の文字 もじ であることと、簡体字 かんたいじ ・俗字 ぞくじ ・異体 いたい 字 じ との対比 たいひ を挙 あ げた[1] 。こういった主張 しゅちょう を背景 はいけい に、特 とく に台湾 たいわん で行 おこな われるものを指 さ して「正體 しょうたい 字 じ 」「正體 しょうたい 中 ちゅう 文 ぶん 」と呼 よ ぶことがある。
中華民国 ちゅうかみんこく 教育 きょういく 部 ぶ は、同 どう 部 ぶ が定 さだ めた規範 きはん による文字 もじ を「正體 しょうたい 字 じ 」のほか、『標準 ひょうじゅん 字 じ 與 あずか 簡化字 じ 對照 たいしょう 手 しゅ 冊 さつ 』で標準 ひょうじゅん 字 じ と呼 よ び、中国 ちゅうごく 大陸 たいりく における「繁體字 はんたいじ 」と区別 くべつ している。
特徴 とくちょう と地域 ちいき 差 さ
編集 へんしゅう
繁体字 はんたいじ と簡体字 かんたいじ の関係 かんけい は、日本 にっぽん の漢字 かんじ における「明治 めいじ 以来 いらい 行 おこな われてきた活字 かつじ の字体 じたい 」(旧 きゅう 字体 じたい )と当用漢字 とうようかんじ 以後 いご の「現代 げんだい の通用 つうよう 字体 じたい 」(新 しん 字体 じたい )との関係 かんけい にほぼ相当 そうとう する。ただし日本 にっぽん でいう「旧 きゅう 字体 じたい 」とは異 こと なり、繁体字 はんたいじ は台湾 たいわん や香港 ほんこん などでは現在 げんざい も標準 ひょうじゅん 的 てき な字体 じたい として一般 いっぱん 的 てき に使 つか われている。個別 こべつ の字 じ で見 み ると、繁体字 はんたいじ は旧 きゅう 字体 じたい と字体 じたい を同 おな じくしているものがあるが、異 こと なるものもある。現行 げんこう の規範 きはん や習慣 しゅうかん に沿 そ った繁体字 はんたいじ 書体 しょたい は、日本 にっぽん で明治 めいじ 以来 いらい 行 おこな われてきた活字 かつじ のものとは、字体 じたい やデザイン面 めん など異 こと なる点 てん が多 おお い。
中国 ちゅうごく 大陸 たいりく における簡体字 かんたいじ と異 こと なり、繁体字 はんたいじ 圏 けん では漢字 かんじ の字体 じたい に対 たい する強制 きょうせい 力 りょく を伴 ともな う厳密 げんみつ な規範 きはん がない状態 じょうたい が長期 ちょうき にわたって継続 けいぞく してきた。地域 ちいき ごとの習慣 しゅうかん ・言語 げんご 政策 せいさく の違 ちが いにより、個々 ここ の字 じ の字体 じたい に相違 そうい が見 み られる。現行 げんこう の規範 きはん による字体 じたい は、初等 しょとう 教育 きょういく の教科書 きょうかしょ などに使 つか われる。それ以外 いがい の民間 みんかん における実際 じっさい の印刷 いんさつ 書体 しょたい やコンピュータにおけるフォント は、必 かなら ずしも各地 かくち の規範 きはん 通 どお りの字体 じたい を採用 さいよう しているとは限 かぎ らない。
台湾 たいわん と香港 ほんこん は、ともに繁体字 はんたいじ 圏 けん であるとはいえ、口語 こうご ほどではないものの漢字 かんじ の用法 ようほう や字体 じたい に違 ちが いが見 み られる。香港 ほんこん では「著 しる 」と「着 ちゃく 」を書 か き分 わ けるが、台湾 たいわん では一般 いっぱん に区別 くべつ せず「著 しる 」と書 か く。逆 ぎゃく に台湾 たいわん では「台 だい 」と「臺 だい 」を書 か き分 わ けるが、香港 ほんこん では一律 いちりつ に「台 だい 」と書 か く。台湾 たいわん では「裡 うら 」「衛 まもる 」が規範 きはん とされるが、香港 ほんこん では「裏 うら 」「衞 まもる 」である。このほかに、活字 かつじ のデザイン差 さ 程度 ていど ともいえる細 こま かな違 ちが いもある。
一般 いっぱん 的 てき に繁体字 はんたいじ にも簡体字 かんたいじ と同様 どうよう の「新 しん 字形 じけい 」と通称 つうしょう される印刷 いんさつ 標準 ひょうじゅん 字体 じたい が適用 てきよう されるため、結果 けっか として台湾 たいわん ・香港 ほんこん のものとは字体 じたい が異 こと なることがある。例 たと えば「麼 」は大陸 たいりく では「麽 (么 )」である。
字体 じたい に関 かん する規範 きはん
編集 へんしゅう
コンピュータと繁体字 はんたいじ
編集 へんしゅう
台湾 たいわん 、香港 ほんこん における標準 ひょうじゅん 字体 じたい 、中国 ちゅうごく 大陸 たいりく における新 しん 字形 じけい による繁体字 はんたいじ 、簡体字 かんたいじ のほか、韓国 かんこく における漢字 かんじ 、日本 にっぽん の旧 きゅう 字体 じたい ・新 しん 字体 じたい も参考 さんこう のために掲 かか げた。日本語 にほんご では当用漢字 とうようかんじ 以前 いぜん 、必 かなら ずしも標準 ひょうじゅん 字体 じたい が定 さだ まっていたわけではない。ここでは日本語 にほんご において使 つか われることがまれな漢字 かんじ について、日本語 にほんご フォントに見 み られる字体 じたい を便宜上 べんぎじょう 新 しん 字体 じたい として扱 あつか っている。
使用 しよう ウェブブラウザ の仕様 しよう やインストール・設定 せってい されているフォントなどといった閲覧 えつらん 条件 じょうけん により、正確 せいかく な字体 じたい が再現 さいげん されない場合 ばあい がある。以下 いか の条件 じょうけん に適合 てきごう する場合 ばあい 、意図 いと に沿 そ った表示 ひょうじ となる。
日本語 にほんご ・簡体字 かんたいじ 中国語 ちゅうごくご ・韓国 かんこく 語 ご のフォントのほか、繁体字 はんたいじ は台湾 たいわん ・香港 ほんこん の標準 ひょうじゅん 字体 じたい に準拠 じゅんきょ したフォントがインストールされ有効 ゆうこう になっている。
ウェブブラウザが指定 してい された言語 げんご 属性 ぞくせい に従 したが い、言語 げんご に適 てき したフォントで表示 ひょうじ でき、適切 てきせつ なフォントが設定 せってい されている。
特 とく に繁体字 はんたいじ 中国語 ちゅうごくご で台湾 たいわん のもの(zh-TW、zh-Hant-TW)と香港 ほんこん のもの(zh-HK、zh-Hant-HK)を区別 くべつ していること。
上記 じょうき を満 み たさない場合 ばあい はISO/IEC 10646 ・Unicode で符号 ふごう 位置 いち が区別 くべつ される溫 あつし -温 あつし ・群 ぐん -羣・衛 まもる -衞 まもる ・銳 するど -鋭 するど などの一部 いちぶ を除 のぞ き、台湾 たいわん と香港 ほんこん の字体 じたい との区別 くべつ ができない。
表 ひょう の(青色 あおいろ ) の部分 ぶぶん は、香港 ほんこん の標準 ひょうじゅん 字体 じたい が台湾 たいわん の標準 ひょうじゅん 字体 じたい との間 あいだ に相違 そうい 点 てん が基本 きほん 的 てき にないことを示 しめ す。
以下 いか の世界 せかい 人権 じんけん 宣言 せんげん 第 だい 1条 じょう の表示 ひょうじ 例 れい が一致 いっち すれば、台湾 たいわん 欄 らん の漢字 かんじ は台湾 たいわん の規範 きはん に沿 そ った表示 ひょうじ となっている。
国字 こくじ 標準 ひょうじゅん 字体 じたい
使用 しよう 中 ちゅう のフォント
人人 ひとびと 生來 せいらい 自由 じゆう ,在 ざい 尊嚴 そんげん 和 わ 權 けん 利上 りあげ 一律 いちりつ 平等 びょうどう 。他 た 們有理性 りせい 和良 わら 心 しん , 請以手足 てあし 關係 かんけい 的 てき 精神 せいしん 相對 そうたい 待 まち 。
台湾 たいわん
香港 ほんこん
新 しん 字形 じけい
簡体字 かんたいじ
韓国 かんこく
旧 きゅう 字体 じたい
新 しん 字体 じたい
乘 の
(乘 じょう )
乘 の
乘 の
乘 の
乘 の
乗 の
亞 あ
(亞 あ )
亞 あ
亚
亞 あ
亞 あ
亜 あ
假 かり
(假 かり )
假 かり
假 かり
假 かり
假 かり
仮 かり
冷 ひや
(冷 ひや )
冷 ひや
冷 ひや
冷 ひや
冷 ひや
冷 ひや
別 べつ
(別 べつ )
别
别
別 べつ
別 べつ
別 べつ
畫 が
(畫 が )
畫 が
画 が
畵
畫 が
画 が
劃
(劃)
劃
划
劃
劃
劃
勛
(勛)
勛
勋
勳 くん
勳 くん
勲 くん
吳 ご
(吳 ご )
吴
吴
吳 ご
吳 ご
呉 ご
啟 けい
啟 けい
啓 けい
启
啓 けい
啓 けい
啓 けい
圈 けん
(圈 けん )
圈 けん
圈 けん
圈 けん
圈 けん
圏 けん
圖 ず
(圖 ず )
圖 ず
图
圖 ず
圖 ず
図 ず
塵 ちり
(塵 ちり )
塵 ちり
尘
塵 ちり
塵 ちり
塵 ちり
增 ぞう
(增 ぞう )
增 ぞう
增 ぞう
增 ぞう
增 ぞう
増 ぞう
壞
(壞)
壞
坏
壞
壞
壊
奧 おく
奧 おく
奥 おく
奥 おく
奧 おく
奧 おく
奥 おく
廠 しょう
(廠 しょう )
廠 しょう
厂
廠 しょう
廠 しょう
廠 しょう
廣 ひろ
廣 ひろ
廣 ひろ
广
廣 ひろ
廣 ひろ
広 ひろ
強 つよ
(強 つよし )
强 つよ
强 つよ
强 つよ
强 つよ
強 つよ
從 したがえ
(從 したがえ )
從 したがえ
从
從 したがえ
從 したがえ
従 したがえ
感 かん
感 かん
感 かん
感 かん
感 かん
感 かん
感 かん
憲 けん
憲 けん
憲 けん
宪
憲 けん
憲 けん
憲 けん
戶 と
户
户
户
戶 と
戶 と
戸 と
臺 だい
台 だい
臺 だい
台 だい
臺 だい
臺 だい
台 だい
抬
(抬)
抬
抬
擡 もたげ
擡 もたげ
擡 もたげ
效 こう
(效 こう )
效 こう
效 こう
效 こう
效 こう
効 こう
敘
敍 じょ
叙 じょ
叙 じょ
敍 じょ
敍 じょ
叙 じょ
於
於
於
于
於
於
於
東 ひがし
(東 ひがし )
東 ひがし
东
東 ひがし
東 ひがし
東 ひがし
樂 らく
樂 らく
樂 らく
乐
樂 らく
樂 らく
楽 らく
次 つぎ
次 つぎ
次 つぎ
次 つぎ
次 つぎ
次 つぎ
次 つぎ
溫 ぬる
温 ぬる
温 ぬる
温 ぬる
溫 ぬる
溫 ぬる
温 ぬる
澀
(澀)
澀
涩
澁 しぶ
澁 しぶ
渋 しぶ
為 ため
(為 ため )
為 ため
为
爲 ため
爲 ため
為 ため
煙 けむり
(煙 けむり )
烟 けむり
烟 けむり
煙 けむり
煙 けむり
煙 けむり
獅
(獅)
獅
狮
獅
獅
獅
發 はつ
(發 はつ )
發 はつ
发
發 はつ
發 はつ
発 はつ
益 えき
(益 えき )
益 えき
益 えき
益 えき
益 えき
益 えき
真 しん
(真 しん )
真 しん
真 しん
眞 しん
眞 しん
真 しん
眾
(眾)
衆 しゅう
众
衆 しゅう
衆 しゅう
衆 しゅう
祕 ひ
(祕 ひ )
秘 ひ
秘 ひ
祕 ひ
祕 ひ
秘 ひ
窗 まど
窗 まど
窗 まど
窗 まど
窓 まど
窓 まど
窓 まど
經 けい
(經 けい )
經 けい
经
經 けい
經 けい
経 けい
群 ぐん
羣
群 ぐん
群 ぐん
群 ぐん
群 ぐん
群 ぐん
肅
肅
肅
肃
肅
肅
粛
腦 のう
(腦 のう )
腦 のう
脑
腦 のう
腦 のう
脳 のう
腳
(腳)
脚 あし
脚 あし
脚 あし
脚 あし
脚 あし
臥 が
卧
卧
卧
臥 が
臥 が
臥 が
與 あずか
與 あずか
與 あずか
与 あずか
與 あずか
與 あずか
与 あずか
舉
舉
舉
举
擧 きょ
擧 きょ
挙 きょ
花 はな
花 はな
花 はな
花 はな
花 はな
花 はな
花 はな
華 はな
(華 はな )
華 はな
华
華 はな
華 はな
華 はな
菸
菸
菸
烟 けむり
菸
菸
菸
藥 くすり
藥 くすり
藥 くすり
药
藥 くすり
藥 くすり
薬 くすり
處 しょ
處 しょ
處 しょ
处
處 しょ
處 しょ
処 しょ
衛 まもる
衞 まもる
衛 まもる
卫
衛 まもる
衞 まもる
衛 まもる
裡 うら
裏 うら
裏 うら
里 さと
裏 うら
裏 うら
裏 うら
見 み
(見 み )
見 み
见
見 み
見 み
見 み
說 せつ
説 せつ
説 せつ
说
說 せつ
說 せつ
説 せつ
讓 ゆずる
(讓 ゆずる )
讓 ゆずる
让
讓 ゆずる
讓 ゆずる
譲 ゆずる
貝 かい
(貝 かい )
貝 かい
贝
貝 かい
貝 かい
貝 かい
車 くるま
(車 くるま )
車 くるま
车
車 くるま
車 くるま
車 くるま
轉 てん
(轉 てん )
轉 てん
转
轉 てん
轉 てん
転 てん
選 せん
選 せん
選 せん
选
選 せん
選 せん
選 せん
錢 ぜに
(錢 ぜに )
錢 ぜに
钱
錢 ぜに
錢 ぜに
銭 ぜに
長 なが
(長 ちょう )
長 なが
长
長 なが
長 なが
長 なが
門 もん
(門 もん )
門 もん
门
門 もん
門 もん
門 もん
雜 ざつ
(雜 ざつ )
雜 ざつ
杂
雜 ざつ
雜 ざつ
雑 ざつ
雞
(雞)
鷄 にわとり
鸡
鷄 にわとり
鷄 にわとり
鶏 にわとり
靜 せい
靜 せい
静 せい
静 せい
靜 せい
靜 せい
静 せい
馬 うま
(馬 うま )
馬 うま
马
馬 うま
馬 うま
馬 うま
骨 ほね
骨 ほね
骨 ほね
骨 ほね
骨 ほね
骨 ほね
骨 ほね
體 からだ
體 からだ
體 からだ
体 からだ
體 からだ
體 からだ
体 からだ
髮 かみ
(髮 かみ )
髮 かみ
发
髮 かみ
髮 かみ
髪 かみ
鬥
(鬥)
鬥
斗 と
鬪 たたかえ
鬪 たたかえ
闘 たたかえ
鳥 とり
(鳥 とり )
鳥 とり
鸟
鳥 とり
鳥 とり
鳥 とり
鹽 しお
(鹽 しお )
鹽 しお
盐
鹽 しお
鹽 しお
塩 しお
麥 むぎ
麥 むぎ
麥 むぎ
麦 むぎ
麥 むぎ
麥 むぎ
麦 むぎ
麵
麪
麵
面 めん
麵
麵
麺 めん
麻 あさ
麻 あさ
麻 あさ
麻 あさ
麻 あさ
麻 あさ
麻 あさ
麼
麼
麽
么
麼
麼
麼
黃 き
黃 き
黄 き
黄 き
黃 き
黃 き
黄 き
鼻 はな
(鼻 はな )
鼻 はな
鼻 はな
鼻 はな
鼻 はな
鼻 はな
齊 ひとし
齊 ひとし
齊 ひとし
齐
齊 ひとし
齊 ひとし
斉 ひとし
齋 とき
齋 とき
齋 とき
斋
齋 とき
齋 とき
斎 とき
龍 りゅう
龍 りゅう
龍 りゅう
龙
龍 りゅう
龍 りゅう
竜 りゅう
龜 かめ
龜 かめ
龜 かめ
龟
龜 かめ
龜 かめ
亀 かめ
独立 どくりつ 以来 いらい ハングル専用 せんよう 政策 せいさく がとられた韓国 かんこく では、漢字 かんじ の簡略 かんりゃく 化 か は公式 こうしき には行 おこな われていない。このことから朝鮮 ちょうせん 漢字 かんじ (朝鮮 ちょうせん 語 ご で「한자〈漢字 かんじ 〉」)を「繁体字 はんたいじ 」と呼 よ ぶことがある。Ken Lunde 著 ちょ 『CJKV 日 にち 中 ちゅう 韓 かん 越 えつ 情報処理 じょうほうしょり 』(小松 こまつ 章 あきら ・逆井 さかさい 克己 かつみ 訳 やく 、オライリー・ジャパン、2002年 ねん )は110ページで「KS X 1001 :1992に規定 きてい されている漢字 かんじ は繁体字 はんたいじ と考 かんが えられる」と述 の べているほか、共同通信社 きょうどうつうしんしゃ 編著 へんちょ 『記者 きしゃ ハンドブック』(共同通信社 きょうどうつうしんしゃ )第 だい 6版 はん (1990年 ねん 、578ページ)以降 いこう 第 だい 11版 はん (2008年 ねん 、714ページ)までのように、日本 にっぽん で当用漢字 とうようかんじ 以後 いご 一般 いっぱん 的 てき には使 つか われなくなった「旧 きゅう 字体 じたい 」と同様 どうよう の字体 じたい のものを「繁体字 はんたいじ 」と呼 よ んだ例 れい もある。ただし本 ほん 項 こう で扱 あつか う中国語 ちゅうごくご における繁体字 はんたいじ の規範 きはん とは用字 ようじ 法 ほう や字体 じたい に違 ちが いがある。字体 じたい については康 かん 熙字典 じてん 体 たい を基本 きほん としており、中国 ちゅうごく 語 ご の現行 げんこう 規範 きはん よりも日本 にっぽん の「旧 きゅう 字体 じたい 」に近 ちか い。
中国 ちゅうごく 大陸 たいりく と繁体字 はんたいじ
編集 へんしゅう
江沢民 こうたくみん の揮毫 きごう :「発展 はってん 現代 げんだい 化 か 郵政 ゆうせい 、満足 まんぞく 社会 しゃかい 需要 じゅよう 」。「发 (発 はつ ・發 はつ )」は簡体字 かんたいじ で、「現 げん (现) ・郵(邮) ・滿 まん (满) ・會 かい (会 かい ) ・澤 さわ (泽) 」は繁体字 はんたいじ である。
中華人民共和国 ちゅうかじんみんきょうわこく 統治 とうち 下 か の中国 ちゅうごく 大陸 たいりく では、1955年 ねん 以降 いこう 「文字 もじ 改革 かいかく 」政策 せいさく の柱 はしら として漢字 かんじ の簡化を進 すす め、簡体字 かんたいじ を「規範 きはん 漢字 かんじ 」としている。例 たと えば、天安門 てんあんもん の毛沢東 もうたくとう の肖像 しょうぞう 画 が の両側 りょうがわ に建国 けんこく 当初 とうしょ 掲 かか げられた有名 ゆうめい な「中華人民共和國 ちゅうかじんみんきょうわこく 萬歲 ばんざい 」「世界 せかい 人民 じんみん 大 だい 團結 だんけつ 萬 まん 歲 さい 」の文字 もじ は1964年 ねん に「中 ちゅう 华人民 じんみん 共和 きょうわ 国 こく 万 まん 岁 」「世界 せかい 人民 じんみん 大 だい 团结万 まん 岁 」となった。2000年 ねん 成立 せいりつ ・2001年 ねん 施行 しこう の「国家 こっか 通用 つうよう 語 ご 言 げん 文字 もじ 法 ほう (中国語 ちゅうごくご 版 ばん ) 」において、繁体字 はんたいじ および異体 いたい 字 じ の使用 しよう が認 みと められるのは、文物 ぶんぶつ 古跡 こせき 、姓名 せいめい 中 ちゅう の異体 いたい 字 じ 、書道 しょどう ・篆刻 てんこく などの芸術 げいじゅつ 作品 さくひん 、揮毫 きごう 題辞 だいじ ・看板 かんばん の手書 てが き文字 もじ 、出版 しゅっぱん ・教育 きょういく ・研究 けんきゅう 上 じょう 必要 ひつよう な場合 ばあい 、国務 こくむ 院 いん の関係 かんけい 部門 ぶもん が認 みと めた特別 とくべつ な場合 ばあい に限定 げんてい されている[2] 。
1980年 ねん 、漢字 かんじ の長所 ちょうしょ を科学 かがく 的 てき に見直 みなお すとする「漢字 かんじ 現代 げんだい 化 か 研究 けんきゅう 会 かい 」が北京 ぺきん で発足 ほっそく し、数 すう 年 ねん 後 ご 「北京 ぺきん 国際 こくさい 漢字 かんじ 研究 けんきゅう 会 かい 」と改称 かいしょう した。メンバーに華僑 かきょう が多 おお く、漢字 かんじ をおくれたものと見 み なす漢字 かんじ 落後 らくご 論 ろん を基調 きちょう とする従来 じゅうらい の文字 もじ 改革 かいかく の流 なが れに批判 ひはん 的 てき な立場 たちば をとった。研究 けんきゅう 会 かい は『漢字 かんじ 文化 ぶんか 』誌 し を発行 はっこう し、手書 てが きは簡体字 かんたいじ でよいが印刷 いんさつ は視認 しにん 性 せい に優 すぐ れた繁体字 はんたいじ により行 おこな うのがよいとする「識繁写 うつし 簡」を主張 しゅちょう した。これにより文字 もじ 改革 かいかく に肯定 こうてい 的 てき な学者 がくしゃ らとの論争 ろんそう が起 お こった[3] 。
2007年 ねん 11月、中国 ちゅうごく の北京 ぺきん で開 ひら かれた第 だい 8回 かい 国際 こくさい 漢字 かんじ 会議 かいぎ で台湾 たいわん ・香港 ほんこん ・マカオの繁体字 はんたいじ を中心 ちゅうしん として一部 いちぶ のみ簡体字 かんたいじ を認 みと め、5000 - 6000字 じ の字体 じたい を統一 とういつ した「標準 ひょうじゅん 字 じ 」を定 さだ めていくことで中国 ちゅうごく ・台湾 たいわん ・日本 にっぽん ・韓国 かんこく などが合意 ごうい したと報 ほう じられた[4] [5] [信頼 しんらい 性 せい 要 よう 検証 けんしょう ] 。ただし、中華人民共和国 ちゅうかじんみんきょうわこく 教育 きょういく 部 ぶ (教育 きょういく 省 しょう )は「そのような事実 じじつ はない」と否定 ひてい しているとも報道 ほうどう された[6] [信頼 しんらい 性 せい 要 よう 検証 けんしょう ] 。
2009年 ねん 3月 がつ 3日 にち 、中国 ちゅうごく 人民 じんみん 政治 せいじ 協商 きょうしょう 会議 かいぎ 全国 ぜんこく 委員 いいん 会 かい の潘 はん 慶 けい 林 りん 委員 いいん が、簡体字 かんたいじ は中国 ちゅうごく の伝統 でんとう 文化 ぶんか の継承 けいしょう を妨 さまた げるとして、繁体字 はんたいじ に段階 だんかい 的 てき に戻 もど すよう提案 ていあん を行 おこな っている[7] [8] [信頼 しんらい 性 せい 要 よう 検証 けんしょう ] 。
2009年 ねん 6月 がつ 19日 にち 、台湾 たいわん の馬 うま 英 えい 九 きゅう 総統 そうとう は中国 ちゅうごく にもっと繁体字 はんたいじ を使用 しよう してほしいとする異例 いれい の提案 ていあん を行 おこな っている[9] 。