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元宇品口停留場 - Wikipedia

元宇品もとうじなこう停留ていりゅうじょう

広島ひろしまみなみにある広島電鉄ひろしまでんてつ停留ていりゅうじょう

元宇品もとうじなこう停留ていりゅうじょう(もとうじなぐちていりゅうじょう、元宇品もとうじなこうでんとま)は、広島ひろしまみなみ宇品うじな海岸かいがん丁目ちょうめにある広島電鉄ひろしまでんてつ宇品線うじなせん路面ろめん電車でんしゃ停留ていりゅうじょうである。えき番号ばんごうU17

元宇品もとうじなこう停留ていりゅうじょう*
広島ひろしまこう方面ほうめんホーム(2009ねん8がつ
もとうじなぐち
Motoujina-guchi
地図
所在地しょざいち 広島ひろしまみなみ宇品うじな海岸かいがん丁目ちょうめ
北緯ほくい3421ふん14.39びょう 東経とうけい13227ふん34.37びょう / 北緯ほくい34.3539972 東経とうけい132.4595472 / 34.3539972; 132.4595472座標ざひょう: 北緯ほくい3421ふん14.39びょう 東経とうけい13227ふん34.37びょう / 北緯ほくい34.3539972 東経とうけい132.4595472 / 34.3539972; 132.4595472
えき番号ばんごう U17
所属しょぞく事業じぎょうしゃ 広島電鉄ひろしまでんてつ
所属しょぞく路線ろせん 宇品線うじなせん
キロほど 5.4 km(紙屋かみやまち起点きてん
えき構造こうぞう 地上ちじょうえき
ホーム 2めん2せん
乗降じょうこう人員じんいん
-統計とうけい年度ねんど-
1,174[1]ひと/にち
-2019ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ 1935ねん昭和しょうわ10ねん12月27にち[2]
  • * 改称かいしょう経歴けいれき-
  • 開業かいぎょうむかい宇品うじな停留ていりゅうじょう
  • 1969ねん以前いぜん向宇品口むこううじなぐち停留ていりゅうじょう
  • 2001ねん元宇品もとうじなこう停留ていりゅうじょう
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1915ねん大正たいしょう4ねん)に宇品線うじなせん御幸橋みゆきばしひがしつめから宇品うじなまでの区間くかん開通かいつうさせたさいせんないいち停留ていりゅうじょうとしてまず向宇品口むこううじなぐち停留ていりゅうじょう(むこううじなぐちていりゅうじょう)がもうけられた[3][4]当時とうじ軌道きどう御幸みゆききょうひがしつめから宇品うじな地区ちく西にし堤防ていぼう沿いに南下なんかし、この停留ていりゅうじょうぎたさきひがしれて海岸かいがんどおりを東進とうしんする経路けいろをとっており、終点しゅうてん宇品うじな停留ていりゅうじょう宇品うじな桟橋さんばし現在げんざい広島ひろしま市営しえい桟橋さんばし)のまえ現在げんざい海岸かいがんどおり停留ていりゅうじょう付近ふきん存在そんざいしていた[3][5]軌道きどう全線ぜんせん単線たんせんであり、向宇品口むこううじなぐち停留ていりゅうじょうには列車れっしゃ交換こうかんのため設備せつびもうけられていたとされる[5]

向宇品口むこううじなぐち停留ていりゅうじょう1929ねん昭和しょうわ4ねん)ころに移設いせつのうえ丁目ちょうめうら停留ていりゅうじょう(にちょうめうらていりゅうじょう)と改称かいしょうされたが、西にし堤防ていぼう沿いをとおっていた軌道きどうが1935ねん昭和しょうわ10ねん)にひがし宇品うじなどお経由けいゆするしんせんえられると、これをけて廃止はいしされた[4][5]。そして同日どうじつしん線上せんじょうわって開設かいせつされたのがとう停留ていりゅうじょうである[4]当時とうじ停留ていりゅうじょうめいむかい宇品うじな停留ていりゅうじょう(むこううじなていりゅうじょう)であった[3]

しんせん宇品うじなどお南下なんかし、今度こんど桟橋さんばしまえから海岸かいがんどおりを西進せいしんしてとう停留ていりゅうじょういた経路けいろをとったため、かつての宇品うじな停留ていりゅうじょうわってとう停留ていりゅうじょう路線ろせん終点しゅうてんとなった[5]1945ねん昭和しょうわ20ねん)8がつ6にちには原爆げんばく投下とうかにより宇品線うじなせんをはじめ広島電鉄ひろしまでんてつ市内しない電車でんしゃ全線ぜんせん不通ふつうとなるが、宇品線うじなせんとう停留ていりゅうじょうから電鉄でんてつまえまでの区間くかん同月どうげつ18にち運行うんこう再開さいかいさせている[4]。そのすうねん宇品線うじなせん終点しゅうてんでありつづけたが、戦前せんぜんから計画けいかくされていた西にし堤防ていぼう西側にしがわてが1951ねん昭和しょうわ26ねん)に完了かんりょうすると、そのにできた広島ひろしま県営けんえい桟橋さんばしけて路線ろせん延伸えんしんされ、あらたに宇品うじな終点しゅうてん開業かいぎょうした[5]とう停留ていりゅうじょう宇品線うじなせんないいち停留ていりゅうじょうとなり、その停留ていりゅうじょうめい向宇品口むこううじなぐち停留ていりゅうじょうへとあらためられた[3]元宇品もとうじなこう停留ていりゅうじょうしょうするようになったのは2001ねん平成へいせい13ねん)のことである[4]

年表ねんぴょう

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停留ていりゅうじょう構造こうぞう

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広島ひろしまえき紙屋かみやまち方面ほうめんホーム

宇品線うじなせんはほぼすべての区間くかん道路どうろじょう軌道きどうかれた併用へいよう軌道きどうであるが、宇品うじな地区ちくでは軌道きどうじき道路どうろから独立どくりつした専用せんよう軌道きどう区間くかんがあり、とう停留ていりゅうじょう併用へいよう軌道きどう専用せんよう軌道きどうとの境界きょうかい位置いちする。ホームていゆかしきで2めんあり、東西とうざい方向ほうこうびる2ほん線路せんろはさむように配置はいちされている[2][7]。ただしたがいのホームは交差点こうさてんはさんではすかいに位置いちしており、交差点こうさてんひがし広島ひろしまこう方面ほうめんかうくだりホームが、西にし広島ひろしまえき紙屋かみやまち方面ほうめんかうのぼりホームがある[2][7]

ホームは上屋うわやとベンチがそなけられ、ホームちょうは3りょう・5りょう連接れんせつしゃ対応たいおうしている。

運行うんこう系統けいとう

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とう停留ていりゅうじょうには広島電鉄ひろしまでんてつ運行うんこうされている系統けいとうのうち、1号線ごうせん、5号線ごうせん、7号線ごうせん、それに0号線ごうせんれる。

くだりホーム     広島ひろしまこうゆき
のぼりホーム   紙屋かみや町東まちひがし経由けいゆ広島ひろしまえきゆき
  比治山下ひじやました経由けいゆ広島ひろしまえきゆき
  紙屋かみや町西まちにし経由けいゆ横川よこがわえきゆき
  ひろでん本社ほんしゃまえゆき

停留ていりゅうじょう周辺しゅうへん

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付近ふきん北側きたがわ住宅じゅうたくがい南側みなみがわ元宇品もとうじな宇品島うじなじま)へのくちとなっている。しまとはあかつききょうでつながっていて[5]島内とうないには元宇品もとうじな公園こうえんひろがる。いっぽう軌道きどうのすぐ北側きたがわには、国道こくどう広島ひろしまみなみ道路どうろ高速こうそく道路どうろ広島ひろしま高速こうそく3号線ごうせんなみそうしている。

西にし堤防ていぼう沿いにかれていた宇品線うじなせんきゅうせんあとは2車線しゃせん道路どうろとなっていて、とう停留ていりゅうじょうからきたびている[5]

となり停留ていりゅうじょう

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広島電鉄ひろしまでんてつ
宇品線うじなせん
海岸かいがんどおり停留ていりゅうじょう (U16) - 元宇品もとうじなこう停留ていりゅうじょう (U17) - 広島ひろしまこう停留ていりゅうじょう (U18)

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 広島ひろしまけん えき乗降じょうこう客数きゃくすう”. 2021ねん3がつ11にち閲覧えつらん
  2. ^ a b c 川島かわしま令三けいぞう山陽さんよう山陰さんいんライン 全線ぜんせんぜんえきぜん配線はいせんだい7かん 広島ひろしまエリア、講談社こうだんしゃ〈【図説ずせつ日本にっぽん鉄道てつどう〉、2012ねん、15,81ぺーじISBN 978-4-06-295157-9 
  3. ^ a b c d e 今尾いまおめぐみかい監修かんしゅう日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちずちょう』 11 中国ちゅうごく四国しこく新潮社しんちょうしゃ、2009ねん、18,38ぺーじISBN 978-4-10-790029-6 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l ひろでんはしまち 今昔こんじゃく150-157ぺーじ
  5. ^ a b c d e f g ひろでんはしまち 今昔こんじゃく82-85・91-95ぺーじ
  6. ^ 5/18~22 G7広島ひろしまサミット期間きかんちゅう電車でんしゃ・バスの運行うんこうおよび窓口まどぐち営業えいぎょうについて”. 2023ねん5がつ17にち閲覧えつらん
  7. ^ a b 川島かわしま令三けいぞう全国ぜんこく鉄道てつどう事情じじょうだい研究けんきゅう中国ちゅうごくへん 2、くさおもえしゃ、2009ねん、103,109ぺーじISBN 978-4-7942-1711-0 

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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