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刑罰 - Wikipedia

刑罰けいばつ

国家こっかおよび地方自治体ちほうじちたいによって犯罪はんざいをおかしたものせられる一定いってい法益ほうえき剥奪はくだつ犯罪はんざいたいする国家こっかてき応報おうほう

刑罰けいばつけいばつえい: penalty)とは、形式けいしきてきには、犯罪はんざいたいする法的ほうてき効果こうかとして、国家こっかなどによってつみおかしたものせられる一定いってい法益ほうえき剥奪はくだつをいう。その実質じっしつてき意義いぎ犯罪はんざいたいする国家こっかてき応報おうほうであるとともに、一般いっぱん予防よぼう特別とくべつ予防よぼうをも目的もくてきとする[1]ひろ意味いみでは犯罪はんざい行為こういされる[2]けいまたは刑事けいじばつともいう。

刑罰けいばつ本質ほんしつ

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刑罰けいばつについては、絶対ぜったい主義しゅぎ相対そうたい主義しゅぎ併合へいごう主義しゅぎの3つの立場たちばがある。

絶対ぜったい主義しゅぎ
刑罰けいばつ正義せいぎ回復かいふくするための道義どうぎてき必要ひつようもとづく応報おうほうであり、犯罪はんざいおこなったからばっするものであるという立場たちば絶対ぜったい主義しゅぎという[3]絶対ぜったい主義しゅぎ絶対ぜったいてき応報おうほうけいろん内容ないようとしている[3]応報おうほうけいろん参照さんしょう)。絶対ぜったいてき応報おうほうけいろん論者ろんしゃとしてカントヘーゲルがいる[4]
相対そうたい主義しゅぎ
刑罰けいばつごう目的もくてきせい有用ゆうようせいから刑罰けいばつ犯罪はんざいおこなわせないためにばっするものであるという立場たちば相対そうたい主義しゅぎという[3]相対そうたい主義しゅぎ目的もくてきけいろん内容ないようとしている[3]目的もくてきけいろん参照さんしょう)。
相対そうたい主義しゅぎには一般いっぱん予防よぼうろん特別とくべつ予防よぼうろんがある[4]
一般いっぱん予防よぼうろんとは、刑罰けいばつ犯罪はんざいしゃ処罰しょばつすることにより社会しゃかい一般人いっぱんじん威嚇いかく犯罪はんざい発生はっせいすることを抑止よくしする目的もくてきをもつものであるという立場たちばをいう[4]一般いっぱん予防よぼうろん中世ちゅうせいにおける不合理ふごうり残虐ざんぎゃく刑罰けいばつ批判ひはんし、相対そうたい主義しゅぎによって刑罰けいばつ合理ごうり緩和かんわはかろうとしたもので、一般いっぱん予防よぼうろん論者ろんしゃとしてベッカリーアフォイエルバッハがいる[4]
特別とくべつ予防よぼうろんとは、刑罰けいばつ犯罪はんざいしゃ処罰しょばつすることにより犯罪はんざいしゃ自身じしん改善かいぜんするもので、それによって将来しょうらい犯罪はんざい抑止よくしする目的もくてきをもつものであるという立場たちばをいう[4]特別とくべつ予防よぼうろん論者ろんしゃとしてリストやフェリーがいる[4]
併合へいごう主義しゅぎ
絶対ぜったい主義しゅぎ相対そうたい主義しゅぎ両者りょうしゃ統合とうごうし、刑罰けいばつには正義せいぎ回復かいふくごう目的もくてきせいのいずれも存在そんざいし、犯罪はんざいおこなったがゆえにかつ犯罪はんざいおこなわせないために刑罰けいばつそんするという立場たちば併合へいごう主義しゅぎという[3]
20世紀せいきのヨーロッパ各国かっこくでの刑法けいほう改正かいせい作業さぎょうでは応報おうほうけいろん目的もくてきけいろん対立たいりつしていたが、応報おうほうけい論者ろんしゃ刑罰けいばつによる犯罪はんざいしゃ改善かいぜん必要ひつようせい承認しょうにんするようになったため併合へいごう主義しゅぎ通説つうせつした[4]

刑罰けいばつけん

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刑罰けいばつけんとは、犯罪はんざいしゃ処罰しょばつできる権能けんのうであり、通常つうじょう犯罪はんざいしゃ処罰しょばつできる国家こっか権限けんげんをいう。刑罰けいばつけんには、一般いっぱんてき刑罰けいばつけん個別こべつてき刑罰けいばつけんがある。

  • 一般いっぱんてき刑罰けいばつけん個別こべつてき刑罰けいばつけん
一般いっぱんてき刑罰けいばつけんとは犯罪はんざい存在そんざいした場合ばあいに(通常つうじょう国家こっかが)その犯罪はんざい処罰しょばつする権能けんのうをいい、個別こべつてき刑罰けいばつけん(刑罰けいばつ請求せいきゅうけん)とは具体ぐたいてき犯罪はんざいたいして犯罪はんざいおこなったものを処罰しょばつできることをいう。
  • 観念かんねんてき刑罰けいばつけん現実げんじつてき刑罰けいばつけん
個別こべつてき刑罰けいばつけんにおいて、実際じっさい刑罰けいばつ物理ぶつりてきすことができるためには、手続てつづき(犯人はんにんをつかまえ、裁判さいばんおこない、それが確定かくていすること)が必要ひつようである。そのため、個別こべつてき刑罰けいばつけん確定かくてい段階だんかいでの観念かんねんてき刑罰けいばつけん裁判さいばんにおける刑罰けいばつ適用てきよう)と、確定かくていてき刑罰けいばつけんたる現実げんじつてき刑罰けいばつけん死刑しけい懲役ちょうえきなど確定かくていした刑罰けいばつ執行しっこう)にけることができる。

刑罰けいばつ種類しゅるい

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刑罰けいばつはその剝奪する法益ほうえき種類しゅるいによって、生命せいめいけい身体しんたいけい自由じゆうけい財産ざいさんけい名誉めいよけい分類ぶんるいされる[5]

生命せいめいけい
ひと生命せいめいうば刑罰けいばつ死刑しけいがこれにあたる。苦痛くつうあたえる残虐ざんぎゃく方法ほうほうとしてしのげおそけいがある。
身体しんたいけい
ひと身体しんたいたいして苦痛くつうあたえる刑罰けいばつつえけいむちけいずみをする黥刑身体しんたい一部いちぶとすにくけい宮刑きゅうけいなどがある。
自由じゆうけい
ひと身体しんたい自由じゆううば刑罰けいばつ追放ついほう居住きょじゅう制限せいげん拘禁こうきん懲役ちょうえき禁錮きんこなど)を内容ないようとする刑罰けいばつをいう[5]
追放ついほうけいは、一定いってい区域くいきへの移動いどうきんじ、移動いどう居住きょじゅう自由じゆううばばちで、追放ついほうさき労役ろうえき場合ばあいもある。
財産ざいさんけい
財産ざいさん財物ざいぶつ金銭きんせん)をうば刑罰けいばつ罰金ばっきん科料かりょう没収ぼっしゅうがこれにあたる。
名誉めいよけい資格しかく制限せいげんけい
ひと名誉めいようば刑罰けいばつ公権こうけん停止ていしなどがこれにあたる[5]

かつては生命せいめいけい身体しんたいけい刑罰けいばつ中心ちゅうしんであったが、文明ぶんめい発展はってんとともに制限せいげんされる傾向けいこうにあり、他方たほうくにによっては社会しゃかい奉仕ほうし命令めいれいなどの立法りっぽう出現しゅつげんしており全体ぜんたいてきには緩和かんわ傾向けいこうにあるとされる[5]

刑事けいじ手続てつづきにおける刑罰けいばつ

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日本にっぽん

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日本にっぽんにおける現行げんこうほうにおける刑罰けいばつおもけい付加ふかけいとにけられる(刑法けいほう9じょう)。付加ふかけいとはおもけい言渡いいわたしに付加ふかしてのみいいわたすことができる刑罰けいばつう。

日本にっぽん現行げんこうほうにおけるけいしゅ
けいしゅ 内容ないよう 分類ぶんるい
しゅけい 死刑しけい 刑事けいじ施設しせつないにおいて絞首こうしゅ刑法けいほうだい11じょう 生命せいめいけい
懲役ちょうえき 刑事けいじ施設しせつ拘置こうちして所定しょてい作業さぎょうおこなわせる(刑法けいほうだい12じょう 自由じゆうけい
禁錮きんこ 刑事けいじ施設しせつ拘置こうちする(刑法けいほうだい13じょう
罰金ばっきん 原則げんそくいちまんえん以上いじょう財産ざいさんけい刑法けいほうだい15じょう 財産ざいさんけい
拘留こうりゅう いちにち以上いじょうさんじゅうにち未満みまん刑事けいじ施設しせつ拘置こうちする(刑法けいほうだい16じょう 自由じゆうけい
科料かりょう せんえん以上いじょういちまんえん未満みまん財産ざいさんけい刑法けいほうだい17じょう 財産ざいさんけい
ろう役場やくば留置とめおき 罰金ばっきん科料かりょう完納かんのうすることができないもの一定いってい期間きかんろう役場やくば留置りゅうちする(刑法けいほうだい18じょう かわけい処分しょぶん
付加ふかけい 没収ぼっしゅう 一定いってい物件ぶっけん没収ぼっしゅう刑法けいほうだい19じょう 財産ざいさんけい
追徴ついちょう 没収ぼっしゅう物件ぶっけん全部ぜんぶまた一部いちぶ没収ぼっしゅうすることができない場合ばあい
その価額かがく追徴ついちょうすることができる(刑法けいほうだい19じょうの2

しゅけい軽重けいちょううえかかげる順序じゅんじょによる。ただし、無期むき禁錮きんこ有期ゆうき懲役ちょうえきとでは無期むき禁錮きんこおも刑罰けいばつとし、有期ゆうき禁錮きんこ長期ちょうき当該とうがい犯罪はんざい刑期けいき最長さいちょう期間きかんをいう)が有期ゆうき懲役ちょうえき刑期けいきの2ばいえるときも、禁錮きんこおも刑罰けいばつとする(どうほう10じょう1こう)。

これらのけいしゅは、死刑しけいべつとして、懲役ちょうえき禁錮きんこ拘留こうりゅう自由じゆうけい罰金ばっきん科料かりょう没収ぼっしゅう財産ざいさんけいおおきく分類ぶんるいされる。なお、罰金ばっきんないしは科料かりょう完納かんのうすることができない場合ばあいには、ろう役場やくば留置りゅうちされることとなる。

なお、比較的ひかくてき軽度けいど刑罰けいばつたいしては、けい執行しっこう一定いってい期間きかん猶予ゆうよし、そのあいだ犯罪はんざいおかさないなどの条件じょうけんたす場合ばあいにはけいのいいわたしの効力こうりょくうしなわせる執行しっこう猶予ゆうよという制度せいどもうけられている。執行しっこう猶予ゆうよは3ねん以下いか懲役ちょうえき禁錮きんこ、50まんえん以下いか罰金ばっきんたいしてすことが可能かのうであり、これによって、短期たんき自由じゆうけいについては、刑事けいじ施設しせつうちでの処遇しょぐう弊害へいがい回避かいひしつつ、社会しゃかいない一定いってい心理しんりてき強制きょうせいりょく対象たいしょうしゃおよぼしつつ更生こうせいはからせることが期待きたいされている。これにたいして執行しっこう猶予ゆうよされない場合ばあいぞく実刑じっけいばれる。

2022ねん3がつ8にち現在げんざい懲役ちょうえきけい禁固刑きんこけい一本いっぽんあたらしい刑罰けいばつとして拘禁こうきんけい導入どうにゅう検討けんとうされている。もし実現じつげんすれば1907ねん現行げんこう刑法けいほうさだめられて以来いらいはじめて刑罰けいばつ種類しゅるい変更へんこうされることになる[6]

韓国かんこく

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韓国かんこく刑法けいほうでは9しゅ刑罰けいばつさだめられている(韓国かんこく刑法けいほう41じょう)。

  1. 死刑しけい
  2. 懲役ちょうえき
  3. 禁錮きんこ
  4. 資格しかく喪失そうしつ
  5. 資格しかく停止ていし
  6. 罰金ばっきん
  7. 拘留こうりゅう
  8. 科料かりょう
  9. 没収ぼっしゅう

国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょ

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国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょ(ICC)の刑事けいじ手続てつづきには死刑しけいはなく最高さいこうけい終身しゅうしんけいである[7]。ヨーロッパ諸国しょこく死刑しけいみとめるべきでないとの立場たちばっていたのにたいし、おもにアラブ諸国しょこくもっと重大じゅうだい犯罪はんざいであるにもかかわらず死刑しけいさないことに反対はんたいがあったため、国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょかんするローマ規程きていだい80じょう各国かっこく国内こくないほうさだめる刑罰けいばつ適用てきようさまたげるものではないことをとく規定きていしている[7]

刑罰けいばつ種類しゅるいおもけいとしての自由じゆうけい付加ふかけいとしての財産ざいさんけいである[7]自由じゆうけいとして「最長さいちょうさんじゅうねんえない特定とくてい年数ねんすう拘禁こうきんけいおよび「犯罪はんざい極度きょくど重大じゅうだいおよ当該とうがい有罪ゆうざい判決はんけつけたもの個別こべつ事情じじょうによって正当せいとうされるときは終身しゅうしん拘禁こうきんけい」がさだめられている(国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょかんするローマ規程きていだい77じょう1)[7]。また財産ざいさんけいには「手続てつづきおよ証拠しょうこかんする規則きそくさだめる基準きじゅんもとづく罰金ばっきんおよび「直接ちょくせつまた間接かんせつしょうじた収益しゅうえき財産ざいさんおよ資産しさん没収ぼっしゅう」(善意ぜんい第三者だいさんしゃ権利けんりがいすることのないようにおこなうことが条件じょうけん)がさだめられている(国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょかんするローマ規程きていだい77じょう2)[7]

国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょ独自どくじ刑事けいじ施設しせつゆうしていないためけい執行しっこうについて各国かっこく協力きょうりょく必要ひつようがある[8]

拘禁こうきんけい執行しっこうについては、けいをいいわたされたものれる意思いし裁判所さいばんしょたいしてあきらかにしたくに一覧いちらんひょうなかから国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょ指定していするくににおいて執行しっこうされるが、指定していがなされない場合ばあいには接受せつじゅこくオランダ)が提供ていきょうする刑務所けいむしょにおいて執行しっこうされる(国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょかんするローマ規程きていだい103じょう[8]

罰金ばっきんおよ没収ぼっしゅう執行しっこうについては、国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょ命令めいれいもとづき、締約ていやくこく国内こくないほう手続てつづきしたがって執行しっこうされる[9]

厳罰げんばつ問題もんだい

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犯罪はんざい増加ぞうかした場合ばあい、または抑止よくし効果こうかねらって、死刑しけい適用てきよう懲役ちょうえき禁錮きんこ年数ねんすう増加ぞうかなどけいおもくすること(厳罰げんばつ)がおこなわれることがある。つまり、ルールをやぶったものつみおかしたものへの対応たいおうとして、教育きょういくすることと、制裁せいさいくわえることのバランスにおいて、後者こうしゃによりおもきをくのである。

厳罰げんばつ立法りっぽうによる場合ばあい法定ほうていけいげ)、行政ぎょうせいによる場合ばあい求刑きゅうけいげ)、司法しほうによる場合ばあい量刑りょうけいげ)によってなされる。厳罰げんばつには、犯罪はんざいたいするより厳格げんかく報復ほうふくのぞ被害ひがいしゃ遺族いぞくおよび世論せろん要望ようぼうこたえる目的もくてきや、社会しゃかい感情かんじょうしずめること、社会しゃかい秩序ちつじょ維持いじ国家こっか警察けいさつ検察けんさつ機関きかん体面たいめん維持いじなどがげられる、さまざまな社会しゃかいてき要因よういん関係かんけいする。

犯罪はんざい報道ほうどう過熱かねつ厳罰げんばつとは密接みっせつ関係かんけい指摘してきされている。日本にっぽんでは、1995ねんオウム真理教おうむしんりきょう事件じけん、1997ねん神戸こうべ連続れんぞく児童じどう殺傷さっしょう事件じけん発端ほったんにして、ワイドショー番組ばんぐみでもさかんに事件じけん報道ほうどうおこなわれるようになった。

ワイドショーで視聴しちょうりつりやすい報道ほうどうは、あからさまに恐怖きょうふあおったり、犯人はんにん残虐ざんぎゃくせい強調きょうちょうしたり、被害ひがいしゃかなしみやいかりを情緒じょうちょてきつたえる報道ほうどうであり、報道ほうどう番組ばんぐみ事実じじつ解明かいめい重視じゅうしがた報道ほうどうとはおおきくことなるものとなった。このことにより、データとはかけはなれた感覚かんかくでの社会しゃかい不安ふあんたかまった(モラル・パニック[10]体感たいかん治安ちあん悪化あっか)。

れいとしては、殺人さつじんざい法定ほうていけいが、「死刑しけいまた無期むきしくは3ねん以上いじょう懲役ちょうえき」から「死刑しけいまた無期むきしくは5ねん以上いじょう懲役ちょうえき」にげられた。

歴史れきしてき観点かんてんによる考察こうさつ

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孔子こうし史記しきにおいて、法令ほうれいによってみんみちびき、刑罰けいばつによってみん統制とうせいしようとすると、みん法令ほうれい刑罰けいばつうらくぐことだけをかんがえ、あくじるしんたなくなるといい、道徳どうとくによってみんみちびき、礼儀れいぎによってみん統制とうせいすればみんにはあくじるしんそだち、ただしいみちおこなうようになる[11]さら史記しきでは老子ろうしによると、たかとくそなえたひと自分じぶん有徳うとくしゃだとは意識いしきしないため、とくき、つまらないとくしかそなえていないひと自分じぶんとく誇示こじしようとするため、とくかないといい、法律ほうりつ禁令きんれい整備せいびされるほど盗賊とうぞくえるという[11]同様どうよう史記しきにおいて、ふとしおおやけ前述ぜんじゅつ孔子こうし老子ろうし言葉ことば賛同さんどうし、法令ほうれいおさめる道具どうぐであり、政治せいじこのまわるしを決定けっていする根源こんげんではないという[11]

出典しゅってん

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  1. ^ 川端かわばたひろし 2006, p. 665.
  2. ^ 前田まえだ雅英まさひで 2007, p. 2.
  3. ^ a b c d e 大谷おおやみのる 2009, p. 105.
  4. ^ a b c d e f g 大谷おおやみのる 2009, p. 106.
  5. ^ a b c d 大谷おおやみのる 2009, p. 112.
  6. ^ 拘禁こうきんけい新設しんせつ閣議かくぎ決定けってい 懲役ちょうえき禁錮きんこ一本いっぽん刑務けいむ作業さぎょうなしも”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル (2022ねん3がつ8にち). 2022ねん5がつ13にち閲覧えつらん
  7. ^ a b c d e 村瀬むらせ信也しんや & ひろし恵子えこ 2014, p. 242「ICCの刑事けいじ手続てつづき特質とくしつ高山たかやま佳奈子かなこ執筆しっぴつ部分ぶぶん
  8. ^ a b 村瀬むらせ信也しんや & ひろし恵子えこ 2014, p. 243「ICCの刑事けいじ手続てつづき特質とくしつ高山たかやま佳奈子かなこ執筆しっぴつ部分ぶぶん
  9. ^ 村瀬むらせ信也しんや & ひろし恵子えこ 2014, p. 244「ICCの刑事けいじ手続てつづき特質とくしつ高山たかやま佳奈子かなこ執筆しっぴつ部分ぶぶん
  10. ^ 治安ちあん悪化あっか本当ほんとうか?――つくられたモラルパニック”. 「NO!監視かんし」ニュース 【だい6ごう. 監視かんし社会しゃかい拒否きょひするかい (2004ねん1がつ30にち). 2018ねん4がつ23にち閲覧えつらん
  11. ^ a b c 青木あおき五郎ごろう司馬しば遷『新釈しんしゃく漢文かんぶん大系たいけい115 史記しき じゅうさん列伝れつでん ろく)』明治めいじ書院しょいん、2013ねん12がつ10日とおか、2ぺーじISBN 978-4625673184 

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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