吾妻小富士あづまこふじ

吾妻小富士あづまこふじ
	吾妻小富士あづまこふじ
標高ひょうこう	1,707 m
所在地しょざいち	日本にっぽん; 福島ふくしま県けん福島ふくしま市し
位置いち	北緯ほくい37度ど43分ふん20秒びょう東経とうけい140度ど15分ふん49秒びょう / 北緯ほくい37.72222度ど東経とうけい140.26361度ど座標ざひょう: 北緯ほくい37度ど43分ふん20秒びょう東経とうけい140度ど15分ふん49秒びょう / 北緯ほくい37.72222度ど東経とうけい140.26361度ど
山系さんけい	吾妻あづま連峰れんぽう・吾妻あづま火山かざん群ぐん
種類しゅるい	成層せいそう火山かざん
	吾妻小富士あづまこふじ (福島ふくしま県けん) 吾妻小富士あづまこふじ (日本にっぽん) 吾妻小富士あづまこふじ - 地理ちり院いん地図ちず; 吾妻小富士あづまこふじ - Google マップ;
	OpenStreetMap
	プロジェクト山やま
	テンプレートを表示ひょうじ

吾妻小富士あづまこふじ（あづまこふじ）は、福島ふくしま県けん福島ふくしま市しにある標高ひょうこう1,707mの活火山かっかざん^[1]で、吾妻あづま連峰れんぽうのひとつ。本来ほんらいの山名やまなは摺鉢山すりばちやまである。すり鉢ばち状じょうの大おおきな火口かこうがあり、麓ふもとの福島ふくしま市し側がわから見みるとあたかも小型こがたの富士山ふじさんのように見みえることからこの名なが付ついた。

登山とざん

観光かんこう道路どうろ磐梯ばんだい吾妻あづまスカイラインの途中とちゅうにある浄土じょうど平ひらた（標高ひょうこう1,600メートル）に、路線ろせんバスもしくは車くるまでアクセスすることができる。吾妻あづま連峰れんぽうの他ほかの山々やまやまを背せにしながら浄土じょうど平たいらの駐車ちゅうしゃ場じょうから磐梯ばんだい吾妻あづまスカイラインを横断おうだんし、整備せいびされた階段かいだんを約やく10分ふん登のぼれば火口かこう壁かべの稜線りょうせんに到達とうたつする。火口かこう壁かべを1周しゅう（直径ちょっけい約やく450メートル、1周しゅう約やく1.5km）するお鉢はち巡めぐりして1時じ間あいだ弱じゃく程度ていどで元もとの浄土じょうど平たいらに戻もどってくることができる。

天気てんきが良よければ福島盆地ふくしまぼんちや浄土じょうど平たいらの眺望ちょうぼうもでき、気軽きがるにトレッキングを楽たのしむことができる^[2]。

雪ゆきうさぎ

吾妻小富士あづまこふじの雪ゆきうさぎ

早春そうしゅんのころになると山肌やまはだに残のこる雪ゆきがうさぎのような形かたちに見みえることから、この残雪ざんせつは「雪ゆきうさぎ（吾妻あづまの雪ゆきうさぎ）」と呼よばれ、福島ふくしま市民しみんに春はるの訪おとずれを知しらせる風物詩ふうぶつしとなっている。昔むかしから雪ゆきうさぎが見みえるようになると、農家のうかの人々ひとびとが苗代なわしろに種たねをまき始はじめたところから、「種たねまきうさぎ」とも呼よばれる。