扇風機せんぷうき

扇風機せんぷうき（煽あふ風ふう機き、せんぷうき）とは、回転かいてんする羽根はねによって風ふうを発生はっせいさせて涼感りょうかんを得える機器きき。通常つうじょう、扇風機せんぷうきという場合ばあいには、小型こがた電動でんどう機きの軸じくに羽根はねをつけ、その回転かいてんによって風ふうを起おこす装置そうちをいい、電気でんき扇風機せんぷうきのことを指さす。

様々さまざまなタイプの扇風機せんぷうき

なお、サーキュレーターとは目的もくてきや構造こうぞうが異ことなる。ただし、両者りょうしゃを一ひとつの商品しょうひんカテゴリーで扱あつかう家電かでん量販りょうはん店てんやホームセンターもある。

「エアサーキュレーター」も参照さんしょう

概説がいせつ

同おなじ気温きおん下したでも風ふうが当あたると、人体じんたいが発はっした熱ねつが滞留たいりゅうしにくいうえ、汗あせの蒸発じょうはつ熱ねつにより体温たいおんを抑制よくせいし、涼すずしく感かんじる。電気でんき扇風機せんぷうきは、モーターに羽根はね（ファン、プロペラ）をつけ、そのモーターによってファンを回転かいてんさせる送風そうふう機きで風かぜを作つくりだしている。

特長とくちょう・用途ようと

扇風機せんぷうきには、クーラーに比くらべて利点りてんがいくつかある。電気でんき料金りょうきんが比くらべて安価あんかである、窓まどを開放かいほうした状態じょうたいで使用しようでき新鮮しんせんな外気がいきを呼よび込こめる、部屋へやに快適かいてきな風ふうの通とおり道みちをつくり体感たいかん温度おんどを下さげることができる、エアコンに比くらべ設置せっちの制約せいやくが少すくなく移動いどうが簡便かんべん、初期しょき投資とうしも安やすい等々とうとうである。

また、クーラーの場合ばあい、足元あしもとばかりが冷ひえてしまい、冷ひえ性しょうの人ひとがひどく苦くるしんだり、部屋へやの内外ないがいでの気温きおん差さが大おおきくなりすぎて、営業えいぎょう職しょくなどで出入でいりの激はげしい人ひとが体調たいちょうを崩くずしてしまう冷房れいぼう病びょうが起おきがちである。扇風機せんぷうきの場合ばあい、そうした心配しんぱいが無ない。

扇風機せんぷうきは、室内しつないの空気くうきを撹拌かくはんして冷暖房れいだんぼうを補助ほじょするエアサーキュレーターとして使つかわれることもある。また、洗濯せんたく物ぶつに風ふうを当あてて早はやく乾かわかすための道具どうぐとして使つかわれることもある。

（数すう十じゅう年ねん前まえからだが）電池でんち駆動くどうの携帯けいたい型がたもある。「マニキュア／ネイルの乾燥かんそうに最適さいてき」などと謳うたっている商品しょうひんも存在そんざいする。USB方式ほうしきで5Vの電源でんげんを用もちいるタイプも増ふえている。

歴史れきし

19世紀せいき

日本にっぽんでは、江戸えど時代じだいには複数ふくすうのうちわを軸じくに固定こていして手回てまわしのハンドルで回転かいてんさせる扇風機せんぷうきのような物ものが作つくられていた。世界せかい初はつの電気でんき扇風機せんぷうきは19世紀せいき後半こうはん、モーターの発明はつめいとほぼ時ときを同おなじくしてアメリカで開発かいはつ・発売はつばいされた。直流ちょくりゅうに執着しゅうちゃくし、直流ちょくりゅうによる発送はっそう電でんを行おこなっていたトーマス・エジソンは直流ちょくりゅうモーターの扇風機せんぷうきを発売はつばいするが、交流こうりゅう発送はっそう電でんが主流しゅりゅうになるにつれて、交流こうりゅう式しきモーターのものが主流しゅりゅうとなった。

日本にっぽんではゼネラル・エレクトリック（GE）の技術ぎじゅつで芝浦製作所しばうらせいさくしょ（東芝とうしばの前身ぜんしん）が1894年ねん（明治めいじ27年ねん）に発売はつばいしたものが最初さいしょである。本体ほんたいに電球でんきゅうを備そなえ付つけ、スイッチを入いれるとプロペラが回まわるとともに電球でんきゅうが点灯てんとうする直流ちょくりゅうモーターの扇風機せんぷうきであった。電球でんきゅうはプロペラを回まわす直流ちょくりゅうモータの回転かいてんを安定あんていさせるための抵抗ていこうであったとされる。欧米おうべいでは天井てんじょう扇おうぎが主流しゅりゅうであったが、日本にっぽんではほとんど需要じゅようがなく、卓上たくじょう扇風機せんぷうきを中心ちゅうしんに開発かいはつが進すすめられ、当初とうしょは町まち工場こうじょうも製造せいぞうしていたが、次第しだいに財閥ざいばつ系けいの大だい企業きぎょうが製造せいぞうを独占どくせんした。

20世紀せいき

1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）には、川北かわきた電気でんき企業きぎょう社しゃから12インチの交流こうりゅう電気でんき扇風機せんぷうきが発売はつばいされた。大正たいしょう時代じだいには三菱電機みつびしでんき、富士電機ふじでんき、日立製作所ひたちせいさくしょなどのメーカーも参入さんにゅうし、本格ほんかく的てきに国産こくさん扇風機せんぷうきが量産りょうさんされ始はじめた。各社かくしゃの宣伝せんでん活動かつどうが盛さかんになり、大正たいしょう期き前半ぜんはんの扇風機せんぷうきは、黒色こくしょく、4枚まい羽根はね、ガード、首くび振ふり機能きのうが基本きほん要素ようそだった。高価こうかな商品しょうひんであったため、大半たいはんの人ひとは扇風機せんぷうき貸付かしつけ制度せいどを利用りようしており、扇風機せんぷうきはステータスシンボルであった。

昭和しょうわ初期しょきには川崎かわさき造船ぞうせん所しょ（川崎重工業かわさきじゅうこうぎょうの前身ぜんしん）が、左右さゆうだけで無なく上下じょうげの首くび振ふりも同時どうじにする、2軸じくリンクの扇風機せんぷうきを発売はつばいした。当時とうじは「電気でんき扇おうぎ」「電でん扇おうぎ」などと呼よばれていた。

扇風機せんぷうきは家屋かおくや店みせ、鉄道てつどう車両しゃりょう内うちなどで広ひろく利用りようされ、夏なつの風物詩ふうぶつしの一ひとつともなった。俳句はいくなど詩歌しかで「扇風機せんぷうき」は夏なつを示しめす季語きごである。夏目なつめ漱石そうせきの日記にっきでも「扇風機せんぷうきが頭あたまの上うえで鳴なる」などと書かかれている。

高度こうど経済けいざい成長せいちょう期きを経へて、昭和しょうわ後半こうはんから平成へいせい期きには冷房れいぼう機能きのうを備そなえたエアコンが低てい価格かかく化かして普及ふきゅうした。扇風機せんぷうきが使用しようされる機会きかいは減へったが、夏なつがさほど酷暑こくしょでない地域ちいきに暮くらしていたり、エアコンにより身体しんたいが冷ひえ過すぎることを嫌きらったり（いわゆる冷ひえ性しょうや冷房れいぼう病びょうなど）して、扇風機せんぷうきや冷風れいふう扇おうぎを愛用あいようする人ひともいた。

なお、1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）より国税こくぜいとして物品ぶっぴん税ぜいが課かされるようになった（1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）まで）。他ほかにも、地方ちほう税ぜい（府県ふけん税ぜい）として扇風機せんぷうき税ぜいを課かしている自治体じちたいも多おおかった。

21世紀せいき

2011年ねんの東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい以降いこう、節電せつでん、省しょうエネルギー、エコロジーなどが強つよく意識いしきされるようになるとともに扇風機せんぷうきの良よさが再さい評価ひょうかされ、再ふたたび使用しよう台数だいすう・販売はんばい台数だいすうが伸のびてきた。

従来じゅうらいの誘導ゆうどう電動でんどう機きよりも効率こうりつが良よく、消費しょうひ電力でんりょくが小ちいさいブラシレス直流ちょくりゅうモーターを採用さいようした扇風機せんぷうきが多数たすう登場とうじょうしている。

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  川崎かわさき型がた電気でんき扇おうぎ
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  昭和しょうわ後期こうき頃ごろの扇風機せんぷうき（SANYO製せい）

構造こうぞうと機能きのう

羽根はね

ごく一般いっぱん的てきな電気でんき扇風機せんぷうきのプロペラファンの枚数まいすうは、直線ちょくせんで構成こうせいできる2翅の他ほかは、長ながらく3翅が主流しゅりゅうであった。近年きんねんでは効率こうりつ化かの観点かんてんから5翅が多おおい。これは、正三角形せいさんかっけい、正五角形せいごかっけいのように、対角線たいかくせんが一いち筆ぴつ書がきになる図形ずけいを基もとにした放射線ほうしゃせんの方ほうが、図面ずめん上じょう配列はいれつを均一きんいつにしやすいことや、成型せいけい時じに中心ちゅうしんを取とりやすく、かつ、工作こうさく精度せいどの限界げんかいによる図形ずけい上じょうの中心ちゅうしんと重量じゅうりょう上じょうの中心ちゅうしんのズレが発生はっせいしても偏へん回転かいてんを起おこしにくく、設計せっけい・製造せいぞうの両面りょうめんで有利ゆうりであったためである。

これに対たいして、4翅、6翅といった偶数ぐうすうのものは、同様どうようの理由りゆうから少数しょうすう派はである。4翅は普及ふきゅう黎明れいめいの商品しょうひんに見みかけることがあるが、金属きんぞくプレス加工かこうやプラスチック一体いったい成型せいけいのプロペラが主流しゅりゅうになるにしたがって姿すがたを消けしていった。

唯一ゆいいつ、東芝とうしばだけがプラスチック一体いったい成型せいけいのプロペラ全盛期ぜんせいきに至いたっても一貫いっかんして4枚まい羽根はねを採用さいようし続つづけてきた。主おもに東急とうきゅう車輛しゃりょう製造せいぞう（一部いちぶ、日本車輌製造にっぽんしゃりょうせいぞう）製せいの鉄道てつどう車両しゃりょうのオート扇おうぎに4翅扇風機せんぷうきが見みられるのは、東芝とうしばが同社どうしゃに電装でんそう品ひんを納入のうにゅうしている関係かんけいによる。

また、2011年ねんに東芝とうしばは、7翅（家庭かてい用よう）の販売はんばいも始はじめた。

なお、羽根はねの見みえない、いわゆる羽根はねのない扇風機せんぷうきも存在そんざいする。

モーター

商用しょうよう電源でんげん（単たん相しょう100V）用ようのモーターとして大正たいしょう時代じだいから使用しようされたのが、不ふ平衡へいこう三さん相そうにより三さん相そう巻まき線せんを駆動くどうする誘導ゆうどうモーター（モノサイクリック始動しどう形がた単たん相しょう誘導ゆうどう電動でんどう機き）や分ぶん相しょう型がたの誘導ゆうどうモーターであった。1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）にコンデンサモーターの扇風機せんぷうきが発売はつばいされると、始動しどうトルクが大おおきく、回転かいてんも滑なめらかになり、扇風機せんぷうき用ようモーターの主流しゅりゅうになった。小型こがたの扇風機せんぷうきには、くま取とりコイルモーターが使用しようされる。構造こうぞうが簡単かんたんで安価あんかであるが、効率こうりつが悪わるいため大型おおがたの扇風機せんぷうきに使用しようすることはできない。2011年ねん以降いこうの節電せつでんブームで、効率こうりつの高たかいDCブラシレスモーターを使用しようした扇風機せんぷうきも人気にんきとなった。DCブラシレスモーターは広ひろい速度そくど範囲はんいでの変速へんそく運転うんてんが可能かのうで、低てい速度そくどでも安定あんていして回転かいてんする。ただし、直流ちょくりゅうを作つくるための回路かいろやモーターの駆動くどう回路かいろが必要ひつようとなるため、コンデンサモーターを使用しようした扇風機せんぷうきに比くらべると高価こうかになる。また、交流こうりゅうから直流ちょくりゅうに変換へんかんするスイッチング電源でんげんの力ちから率りつが改善かいぜんされたものでない場合ばあいは入力にゅうりょく電流でんりゅうが交流こうりゅうモーターの扇風機せんぷうきと比くらべて悪わるい場合ばあいがある。

ガード部ぶ

ガード部分ぶぶんは、前後ぜんご面めんともに中心ちゅうしんから放射状ほうしゃじょうに骨ほねが張はられているのが主流しゅりゅうだが、（乳幼児にゅうようじなどの指ゆびが入はいらないよう）目めを細こまかく菱形ひしがた格子こうし状じょうに設計せっけいしている商品しょうひんもある。

なお、ガード部ぶに被かぶせる網目あみめ状じょうのネットも市販しはんされている。

機能きのう

• 風ふう量りょうは、微風びふう、弱じゃく風ふう、中風ちゅうぶ、強風きょうふうなどに区分くぶんした段階だんかい式しきのものが多おおい。
• 強弱きょうじゃくをつける「リズム風ふう」の機能きのうを持もつものもある。
• タイマー機能きのうを有ゆうするものもある。
• 自動じどうの首くび振ふり機能きのうを有ゆうするものもあり、首くび振ふり角度かくどを調整ちょうせいできるものもある。
• 仰角ぎょうかくから俯角ふかくまで角度かくど調節ちょうせつできるものもある。
• 支持しじ部ぶを上下じょうげに伸縮しんしゅくさせることができるものもある。
• リモコンを付属ふぞくさせたものもある。

種類しゅるい

座敷ざしき扇おうぎ・リビング扇おうぎ

扇風機せんぷうき

（あくまで日本にっぽんでの、日本にっぽん的てきな呼称こしょうだが）座敷ざしき等とうで使用しようすることを目的もくてきとした比較的ひかくてき背せの低ひくい自立じりつ型がたのものは、座敷ざしき扇おうぎ（ざしきせん）と呼よばれ、高たかさ70cm程度ていどが一般いっぱん的てきであるが、首くびを伸のばすことで更さらに20cm程度ていど高たかくすることができる。これに対たいして、リビングルーム（居間いま）等とうで用もちいられる比較的ひかくてき背せの高たかい自立じりつ型がたのものは、リビング扇おうぎ（-せん）と呼よばれる。

• 羽根はねは、一般いっぱんに3枚まいから5枚まい程度ていどで、直径ちょっけいは約やく 30 - 35cm。
• 風ふう量りょう（羽根はねの回転かいてん速度そくど） - 一般いっぱん的てきに3段階だんかいから5段階だんかい程度ていどの切きり替かえができる。無む段階だんかいで風ふう量りょうを変かえられるものや、自動的じどうてきに風ふう量りょうが増ふえたり減へったりするもの、1/f ゆらぎで風ふう量りょうが変化へんかするものなどもある。「リズム風ふう」などともあるほか1970年代ねんだいごろの扇風機せんぷうきの一部いちぶにはかなりの低速ていそくで回転かいてんが出来できる「超ちょう微風びふう」（一部いちぶメーカーでは「超ちょう低速ていそく」）というモードがあり、これらが現在げんざいの「うちわ風ふう」(日立ひたち)、「ゆっくり風ふう/ふわり風ふう」(東芝とうしば)、「ベビー風ふう」(三菱電機みつびしでんき)などが継承けいしょうしている。DCモーター扇風機せんぷうきではほとんどの機種きしゅで装備そうびされている。
• 風向ふうこう - 上下じょうげ方向ほうこうへの角度かくど調節ちょうせつ、左右さゆうへの自動じどう首くび振ぶりができる。中なかには首くび振ふり角度かくどが調節ちょうせつできるものやクランクの固定こてい位置いちを変かえて高こう角度かくどで首くび振ぶりができるもの、360度ど回転かいてんするもの、8の字じに首くび振ふりするものもある。
• タイマー - 機種きしゅにもよるが、手回てまわしは30分ふんから3時じ間あいだ程度ていど、マイコン式しきは30分ふんから8時じ間あいだ程度ていどの範囲はんいで任意にんいの時間じかんに設定せっていできるタイマーを内蔵ないぞうし、指定してい時間じかん経過けいか後ごに自動的じどうてきに電源でんげんを切きる機能きのうを備そなえるものも多おおい。
• 他た
  • ワイヤレスリモコン付つきのものもある。以前いぜんは超ちょう音波おんぱ式しきリモコンや有線ゆうせんリモコンが使用しようされたことがあるが、現在げんざいは赤外線せきがいせんリモコンが主流しゅりゅう。
  • 子供こども（特とくに乳幼児にゅうようじ）への安全あんぜん対策たいさく - 1970年代ねんだい頃ごろの機種きしゅの中なかには、自動じどう停止ていし機能きのう「タッチストップ」付つきのものもあった。本体ほんたいにセンサーが内蔵ないぞうされており、カバー部ぶに素手すでで触ふれると安全あんぜん装置そうちが働はたらき、回転かいてんが自動じどう停止ていしする、というものであった。このような機能きのうが搭載とうさいされたものは長ながらく市場いちばから姿すがたを消けしていたが、その後ご2009年ねんに三洋電機さんようでんきからタッチストップ機能きのう付つきの機種きしゅが発売はつばいされていた。なお三洋電機さんようでんきはパナソニックの子会社こがいしゃになり2012年ねんから三洋さんよう製せいのデザインを受うけ継つぎパナソニックブランドで発売はつばいされている。ただしタッチストップ付づけは廃止はいしされた。2015年ねん6月がつ現在げんざい、タッチストップ機能きのうを搭載とうさいしたものは、山善やまぜん、ユアサプライムス、トヨトミから発売はつばいされている一部いちぶ機種きしゅのみである（なお、乳幼児にゅうようじの安全あんぜん対策たいさくとして、ホームセンターなどで扇風機せんぷうき用ようネット（網あみ）が売うられており、それを被かぶせれば、タッチセンサー式しきでなくとも子供こどもの指ゆびが入はいらず十分じゅうぶんに安全あんぜんであるほか一部いちぶの製品せいひんはメッシュガード式しきになっている物ものもある）。
  • 人ひと感かんセンサーによって周囲しゅういに人ひとが来きた時ときだけ動うごく節電せつでんタイプなどもある。

フロア扇おうぎ

主おもに洋間ようま等とうで使用しようするもので支柱しちゅうが極きわめて長ながい又または支柱しちゅうの中間ちゅうかんから上部じょうぶに操作そうさ部ぶがあるもの。機能きのうについては座敷ざしき扇おうぎとほぼ同おなじ。

壁かべ取付とりつけ扇おうぎ・壁掛かべかけ扇おうぎ

壁かべや柱はしらに取とり付つけて使用しようするもので、壁かべ取付とりつけ扇おうぎ、壁掛かべかけ扇おうぎと呼よばれる。高所こうしょにあるため、首くびを斜ななめ下かに向むけて使用しようする。また、操作そうさには引ひき紐ひも（プルスイッチ）や、リモコンを用もちいる。床ゆかに設置せっちスペースをとらないので、邪魔じゃまにならない。

1980年ねん頃ころに発売はつばいされた壁掛かべかけ扇風機せんぷうきには、赤外線せきがいせんでなく超ちょう音波おんぱを使用しようしたリモコンのものもある。

天井てんじょう取付とりつけ扇おうぎ・天井てんじょう扇おうぎ

天井てんじょうに取とり付つけて使用しようするもので、天井てんじょう取付とりつけ扇おうぎ、天井てんじょう扇おうぎとも呼よばれる。シーリングファンとも言いい天井てんじょうに取とり付つける大型おおがたのもので直径ちょっけいは、1m前後ぜんこうである。エアコンが普及ふきゅうするまで官公庁かんこうちょうや病院びょういん、デパートなどで一般いっぱんに見みられた。エアコンと同時どうじに使つかうと、室内しつないの温度おんどがより均一きんいつになり、冷却れいきゃくおよび暖房だんぼう効率こうりつが上あがる。軸じくが天井てんじょう固定こていでモーター本体ほんたいに羽根はねがついて回転かいてんする形式けいしきが多おおい。ハワイなど南国なんごくでは一般いっぱん的てきに使つかわれている。照明しょうめいと一体いったいになったデザインのものもある。現在げんざいではレトロな雰囲気ふんいきを出だすためにインテリアとして設置せっちする例れいが見みられる。人ひとは風ふうが当あたると同おなじ温度おんどでも涼すずしく感かんじるので、夏場なつばは下向したむき、冬場ふゆばは上向うわむきに風かぜを送おくるようにすると効果こうか的てきである。

卓上たくじょう扇おうぎ

卓上たくじょうで用もちいる小型こがたの扇風機せんぷうき。電源でんげんはコンセント式しきだけでなく乾電池かんでんち式しきやUSB式しきもある。

クリップ扇おうぎ

大おおきな洗濯せんたくばさみ状じょうのクリップによって固定こていするものはクリップ扇おうぎ（クリップせん）と呼よばれる。

• 羽根はねは直径ちょっけい15cm程度ていどと小ちいさく、上下じょうげ方向ほうこうへの角度かくど調節ちょうせつができる。
• 左右さゆうへの自動じどう首くび振ぶりができるもの、風ふう量りょう・羽根はねの回転かいてん速度そくどは2段階だんかい程度ていどの切きり替かえができるものもある。
• 一部いちぶのメーカー製品せいひんでは壁掛かべかけ扇おうぎになる場合ばあいもある。
• アクセサリーソケットを使用しようして自動車じどうしゃの車内しゃないで使用しようできるものもあり、エアコンを使用しようするより低てい燃費ねんぴであることを謳うたって販売はんばいしている店舗てんぽもある。
• USBでパソコンに接続せつぞくして使用しようするものもあるが、電力でんりょく供給きょうきゅう能力のうりょくの限界げんかい上じょう、かなり小ちいさなものになる（USB扇風機せんぷうきを参照さんしょう）。

ボックス扇おうぎ

その名なの通とおり四角しかくい箱はこに入はいっている。形かたちは換気扇かんきせんと似にている。1980年ねんに三洋電機さんようでんきから発売はつばいされた「EF-01000」などはお洒落しゃれな外観がいかんから人気にんきを集あつめた。

首くび振ふり機構きこうは無なく、その代かわりにルーバーが回転かいてんする。左右さゆうの角度かくど調節ちょうせつは本体ほんたいを動うごかすしかないが、上下じょうげは垂直すいちょくから水平すいへいまでできるものもある。夜間やかん、窓際まどぎわに設置せっちして冷つめたい外気がいきを室内しつないに取とり入いれるウィンド・ファンとして利用りよう可能かのうである。青色あおいろの抗菌こうきん蛍光けいこう灯とう付つきの製品せいひんも発売はつばいされていた。脚あしとボックス本体ほんたいの間あいだに回転かいてん軸じくを設もうけ首くび振ふりを可能かのうにした製品せいひんも発売はつばいされている。 一部いちぶの鉄道てつどう車輌しゃりょうにおいて冷房れいぼう改造かいぞう時じ後ごに装着そうちゃくされていた。

全ぜん周しゅう扇おうぎ

円形えんけいの筐体きょうたいの底部ていぶにモーター、その上うえに座敷ざしき扇おうぎ等とうと同様どうようの羽根はねがあり、上部じょうぶに風ふう量りょう切きり替かえスイッチがついているもの。筐体きょうたい側面そくめんの一部いちぶが格子こうし状じょうとなっており、筐体きょうたいの周囲しゅうい全体ぜんたいに風ふうを送おくる。形状けいじょうとしては円柱えんちゅう（スツール）状じょうで、実際じっさいに丸まる椅子いす代かわりに使用しようすることもできる。三洋電機さんようでんき「EF-6KU」などが有名ゆうめい。

多た翼つばさ扇おうぎ

多数たすうの羽根はねをドラム状じょうに構成こうせいした遠心えんしん式しきの扇風機せんぷうき。タワーファンとも呼よばれる。ブロワーファンやクロスフローファン、シロッコファンを採用さいようした、柱状ちゅうじょうの扇風機せんぷうき。送風そうふう機きともいわれる。

オート扇おうぎ

サイクル扇おうぎとも呼よばれる、天井てんじょうに固定こていして使用しようする扇風機せんぷうきで、銭湯せんとうや鉄道てつどう車両しゃりょう、駅えきのホームなどに取とり付つけられていた。

クランクなどを使用しようし、モーターを歳とし差さ運動うんどうさせる。大抵たいていは、電源でんげんを入いれると同時どうじに旋転せんてんを始はじめるが、古ふるいものでは、紐ひもやスイッチで旋転せんてんを停止ていしさせる機構きこうがついているものもある。パナソニックや日立ひたちはオート扇おうぎを、三菱電機みつびしでんきはサイクル扇おうぎを品名ひんめいに使つかっている。

エアマルチプライアー

エアマルチプライアーはイギリスのダイソン社しゃにより発表はっぴょうされた扇風機せんぷうきで、羽根はねは本体ほんたい内部ないぶにあり利用りよう者しゃが見みえるところには無ない。リングの中なかに周囲しゅういの空気くうきを巻まき込こみながらモーターで加速かそくして風ふうを発生はっせいさせる構造こうぞう。

工業こうぎょう扇おうぎ

工場こうじょうなどで使つかわれる大型おおがたの物もので、羽根はねの直径ちょっけいは様々さまざま。小型こがたのものもあり（羽はね直径ちょっけい 10 - 20cm）、45cm程度ていどのものもあるが、もっとはるかに巨大きょだいなものもある。家庭かていでの半田はんだ煙けむりやラッカー塗料とりょうのガスを吹ふき飛とばすのに使用しようされる。異臭いしゅうやホコリ、チリを吹ふき飛とばすほど強力きょうりょくなタイプもあり、主おもに工場こうじょうで用もちいられるが、45cm程度ていどのものならホームセンターでも容易よういに入手にゅうしゅできるので、多おおくの人ひとが集あつまる集会しゅうかい場じょうや一般いっぱん家庭かていでも使つかわれている場合ばあいがある。電源でんげんは単たん相しょう100Vや200V、三さん相そう200Vを使用しようすることが多おおい。

霧きり放出ほうしゅつ扇おうぎ

扇風機せんぷうきの前方ぜんぽうから水蒸気すいじょうきを放出ほうしゅつする器具きぐを装着そうちゃくした扇風機せんぷうきである。「ミスト扇おうぎ」とも呼よばれる。蒸発じょうはつ熱ねつ（気化きか熱ねつ）の効果こうかを狙ねらった製品せいひんでもある。

扇風機せんぷうき付つき服ふく・リュックサック等とう

夏場なつばに熱気ねっきや湿気しっけを吹ふき飛とばすために、小型こがたの扇風機せんぷうき（ファン）を組くみ込こむか、後こう付づけできる製品せいひんが各種かくしゅ販売はんばいされている。作業さぎょう着ぎ（空調くうちょう服ふく）、リュックサック、傘かさ、ベルト装着そうちゃく型がた、首くび掛かけ型がたなどである。こたつの電熱でんねつ部ぶと取とり換かえて、足元あしもとを冷ひやせるタイプもある。

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  フロア扇おうぎ
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  壁掛かべかけ扇おうぎ
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  照明しょうめいつき天井てんじょう扇おうぎ
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  18cm クリップ扇おうぎ
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  ボックス扇おうぎ
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  タワーファン
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  電車でんしゃ内ない 天井てんじょうに設置せっちされているオート扇おうぎ（写真しゃしんは東急とうきゅう8500系けい）
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  工業こうぎょう用よう

扇風機せんぷうきを製造せいぞうしているメーカー

日本にっぽんのメーカー

• 日立ひたちグローバルライフソリューションズ
• 東芝とうしばライフスタイル（東芝とうしばホームテクノ） -2017年ねん5月がつ当時とうじ、2015年ねんの新しん製品せいひんが発売はつばいされて以来いらい新しん製品せいひんが発売はつばいされていないため撤退てったいしたのか分わからない不透明ふとうめいな状態じょうたいが続つづいていたが2018年ねん4月がつに新しん製品せいひんが発売はつばいされた。なお、関連かんれん会社かいしゃの東芝とうしばエルイートレーディングから「My Fresh」ブランドで壁掛かべかけ扇おうぎとグリップ扇おうぎが発売はつばいされている。
• 三菱電機みつびしでんき - ACリビング扇おうぎの微風びふうは「ベビー風ふう」を採用さいよう。
• シャープ - 一時期いちじき撤退てったいしていたが2011年ねんから再さい参入さんにゅうし、プラズマクラスターを搭載とうさいしている。
• パナソニック（パナソニック エコシステムズ） - 一時いちじ撤退てったいしていたが、2012年ねんに新しん製品せいひんが発売はつばいされた。ACリビング扇おうぎの一部いちぶ機種きしゅは三洋電機さんようでんき製せいのデザインを継承けいしょう。
• ユーイング（旧きゅう・森田もりた電工でんこう） - 2021年ねん2月がつ28日にち廃業はいぎょう。
• アピックスインターナショナル（「APIX」「Apice」ブランド）
• 山善やまぜん
• 千住せんじゅ（「TEKNOS」ブランド）
• トヨトミ
• ユアサプライムス（「YUASA」ブランド）
• バルミューダ（「GreenFan」シリーズ）-2021年ねん3月がつ生産せいさん終了しゅうりょう
• ツインバード（「コアンダエア」シリーズなど）
• スイデン - 「スイファン」のブランドで工業こうぎょう扇おうぎが発売はつばいされている。
• 電響社でんきょうしゃ（「ZEPEAL（ゼピール）」ブランド）
• アイリスオーヤマ
• ドウシシャ(「kamomefan」ブランド)

外国がいこくのメーカー

• HATARI - 1980年ねんに誕生たんじょうしたタイ王国おうこくのメーカー。

規格きかく

日本工業規格にほんこうぎょうきかく(JIS)C 9601「扇風機せんぷうき」"Electric Fans"は、扇風機せんぷうきの形状けいじょう・性能せいのう・安全あんぜん基準きじゅん・試験しけん方法ほうほうなどについて規格きかく化かしている。

扇風機せんぷうきの形状けいじょうにより、卓上たくじょう用よう・座敷ざしき用よう・床上ゆかうえ用よう・壁掛かべかけ用よう・天井てんじょう吊つり下さげ首くび振ふり形がたの5種類しゅるいをまず定義ていぎしている。座敷ざしき用ようと床上ゆかうえ用ようはともに床ゆか置おき形がたであるが、首くびの高たかさ調節ちょうせつ機構きこうによる最大さいだい高たかさが1.3メートル未満みまんのものを座敷ざしき用よう、それ以上いじょうのものを床上ゆかうえ用ようとしている。その他たは前述ぜんじゅつのとおりである。このほか、「扇風機せんぷうき前方ぜんぽうの風速ふうそく分布ぶんぷが同心円どうしんえん状じょうとは大おおきく異ことなる」もの特殊とくしゅ形がたとしている。

羽根はねの大おおきさは直径ちょっけい20・25・30・35・40センチメートルの5種類しゅるいが定義ていぎされている。各かく大おおきさによる風速ふうそく・風ふう量りょうの最大さいだいおよびその状態じょうたいでの消費しょうひ電力でんりょくの最大さいだいは以下いかの通とおりである。測定そくてい方法ほうほうや条件じょうけん、測定そくてい値ちの許容きょよう範囲はんい等とうは規格きかくによる。

羽根はね直径ちょっけい	風速ふうそく	風ふう量りょう	消費しょうひ電力でんりょく
20cm	115m/min以上いじょう	12.5m3/min以上いじょう	35W以下いか
25cm	145m/min以上いじょう	18m3/min以上いじょう	50W以下いか
30cm	170m/min以上いじょう	28m3/min以上いじょう	65W以下いか
35cm	190m/min以上いじょう	38m3/min以上いじょう	80W以下いか
40cm	205m/min以上いじょう	54m3/min以上いじょう	100W以下いか

トピック

扇風機せんぷうきの火災かさい事故じこ

古ふるい扇風機せんぷうきは、経年けいねん劣化れっかにより火災かさいを引ひき起おこす可能かのう性せいもあるため、製品せいひん評価ひょうか技術ぎじゅつ基盤きばん機構きこう（NITE）などの団体だんたいが注意ちゅういを呼よびかけている。

特とくに、安全あんぜん対策たいさくが施ほどこされていない「くま取とり型がたモーター」を採用さいようした扇風機せんぷうき（安価あんかな製品せいひんに多おおい）に対たいし、課題かだいを感かんじている専門せんもん家かもいる（構造こうぞう的てきには強つよいが、コンデンサの劣化れっかや電気でんき配線はいせんに損傷そんしょうが発生はっせいすると短絡たんらく出火しゅっかにつながる）。扇風機せんぷうきに採用さいようされているモーターの種類しゅるいには、他たに「誘導ゆうどうモーター」「整流せいりゅう子こモーター」がある。

また、火災かさい原因げんいんの一ひとつへの対応たいおうとしては、「ホコリ防止ぼうし加工かこう」が施ほどこされている商品しょうひんもある。

2010年ねん（平成へいせい22年ねん）以降いこう、消費しょうひ者しゃ庁ちょうが報告ほうこくを受うけた62件けんの扇風機せんぷうきによる火災かさい事故じこで、15年ねん以上いじょうの使用しようによる事故じこ32件けんのうち、28件けんが製造せいぞうから35年ねん以上いじょう経過けいかした製品せいひんであり、それらの製品せいひんについては、製造せいぞうメーカが使用しようの即時そくじ中止ちゅうしを呼よびかけている。そのため、電気でんき用品ようひん安全あんぜん法ほうの電気でんき用品ようひんの技術ぎじゅつ上じょうの基準きじゅんを定さだめる省令しょうれいが改正かいせいされ、2009年ねん4月がつ以降いこうに製造せいぞうされた扇風機せんぷうきについては、長期ちょうき使用しよう製品せいひん安全あんぜん表示ひょうじ制度せいどにより製造せいぞう年ねんと設計せっけい上じょうの標準ひょうじゅん使用しよう期間きかんが記載きさいされている。

節電せつでん

2011年ねんには、3月11日にちに発生はっせいした東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしん（東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい）及および東京電力とうきょうでんりょく・福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょでの事故じこによる電力でんりょく危機ききで、初夏しょか以降いこう、日本にっぽん国内こくない各地かくちで（エアコンより省しょうエネの）扇風機せんぷうきの需要じゅようが急増きゅうぞう、品薄しなうす状態じょうたいとなった。

他たの動力どうりょくによる扇風機せんぷうき

石油せきゆランプを熱源ねつげんとするホットエアー・エンジン・ファン

• かつては手て回かい式しきの扇風機せんぷうきが用もちいられたこともある。
• アメリカでは石油せきゆランプを熱源ねつげんとするスターリングエンジンを動力どうりょくとした扇風機せんぷうき（ホットエアー・エンジン・ファン）や石油せきゆストーブの上部じょうぶに取とり付つけて温風おんぷうを送おくるエアサーキュレーターが一時期いちじき普及ふきゅうしていたが、電気でんき扇風機せんぷうきの出現しゅつげんと送電そうでん網もうの発達はったつで役目やくめを終おえた。

派生はせい的てき表現ひょうげん

• 転てんじてプロ野球やきゅうで空振からぶりを繰くり返かえすバッターを揶揄やゆする単語たんごとしても使用しようされる。

脚注きゃくちゅう

関連かんれん項目こうもく

• うちわ
• 扇子せんす
• 冷風れいふう扇おうぎ
• 換気扇かんきせん
• 送風そうふう機き（ブロワー）
• ベンチレーター
• エアサーキュレーター
• 空気くうき調和ちょうわ
• 冷房れいぼう
• エア・コンディショナー
• 防ぼう霜しもファン
• 扇風機せんぷうきの都市とし伝説でんせつ - 「扇風機せんぷうきをつけたまま寝ねると死しぬ」というい伝いつたえ
• ワレワレハウチュウジンダ - 扇風機せんぷうきの前まえでよく発声はっせいするセリフ。

外部がいぶリンク

• 扇風機せんぷうき（一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん電機でんき工業こうぎょう会かい）