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独立国家共同体 - Wikipedia

独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい

1991ねん12月にきゅうソビエト連邦れんぽう構成こうせいこくによって結成けっせいされたゆるやかな国家こっか連合体れんごうたい

独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい(どくりつこっかきょうどうたい、ロシア: Содружество Независимых Государств, 略称りゃくしょう: СНГ英語えいご: Commonwealth of Independent States, 略称りゃくしょう: CIS)は、ソビエト連邦れんぽう崩壊ほうかいとき独立どくりつしたソビエト連邦れんぽう構成こうせい共和きょうわこくのうち、バルトさんこくのぞく12かこく発足ほっそく当初とうしょは10かこく)によって結成けっせいされた国家こっか連合れんごうである[2]本部ほんぶベラルーシ首都しゅとミンスクかれている。

独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい(CIS)

Содружество Независимых Государств
Commonwealth of Independent Statesの国旗
国旗こっき
国章 of Commonwealth of Independent States
くにあきら
本部ほんぶ所在地しょざいち ミンスク
モスクワ
最大さいだい都市とし モスクワ
公用こうよう ロシア
形態けいたい 国家こっか連合れんごう
加盟かめい
指導しどうしゃ
• 執行しっこう書記しょき
セルゲイ・レベジェフ
立法府りっぽうふ CIS執行しっこう委員いいんかい
CIS議会ぎかいあいだ総会そうかい[1]
設立せつりつ
1991ねん12月8にち
1991ねん12月21にち
1991ねん12月25にち
1993ねん1がつ22にち
2012ねん9がつ20日はつか
面積めんせき
• 合計ごうけい
20,368,759 km2 (7,864,422 sq mi)
人口じんこう
• 2017ねん推計すいけい
239,796,010
• 人口じんこう密度みつど
11.77/km2 (30.5/sq mi)
GDP (PPP) 2016 estimate
• 合計ごうけい
US$5.429ちょう
• 一人ひとりあた
US$19,238
GDP (名目めいもく) 2013 推計すいけい
• 合計ごうけい
US$2.808ちょう
• 一人ひとりあた
US$10,113
HDI (2015) 0.734
high
通貨つうか
時間じかんたい UTC+2 to +12
道路どうろ みぎ
インターネットTLD .su a
ウェブサイト
CIS.Minsk.by
a De facto use across the CIS

2008ねん8がつに、ロシア連邦れんぽうオセチア紛争ふんそう介入かいにゅうしたことで翌年よくねんの8がつジョージア共同きょうどうたいから脱退だったい[3]ウクライナは、クリミアの侵略しんりゃくけた2014ねん以降いこう実質じっしつてき脱退だったい状態じょうたいとなる[4]2018ねん4がつ12にち正式せいしき脱退だったいする意向いこう表明ひょうめい[3]2022ねんロシアのウクライナ侵攻しんこうした同年どうねん12がつ首脳しゅのう会議かいぎいたるまで参加さんか見送みおくっている[5]

沿革えんかく 編集へんしゅう

 
  CSTO加盟かめいこく
  GUAM加盟かめいこく
  その加盟かめいこく

前史ぜんし 編集へんしゅう

ソビエト連邦れんぽうが1980年代ねんだい後半こうはんから機能きのう不全ふぜんこし急速きゅうそく弱体じゃくたいすすなかソビエト連邦れんぽう共産党きょうさんとう書記しょきちょう最高さいこう指導しどうしゃ)のミハイル・ゴルバチョフ連邦れんぽう構成こうせいするかく共和きょうわこく大幅おおはば権限けんげん委譲いじょうするしん連邦れんぽう条約じょうやく1991ねん8がつ20日はつか調印ちょういんする予定よていであったが、その前日ぜんじつの8がつ19にち、これに反対はんたいする国家こっか非常ひじょう事態じたい委員いいんかいによるクーデター勃発ぼっぱつすることでいったん調印ちょういん見送みおくられた。このクーデターは数日すうじつ鎮圧ちんあつされ、復帰ふっきしたゴルバチョフはしん連邦れんぽう条約じょうやく締結ていけつ再度さいどめざしたものの、ソ連それん政府せいふ威信いしん低下ていかはもはやあきらかであり、かく共和きょうわこくでも完全かんぜん独立どくりつろん台頭たいとうするようになった。それでも11月にはいくつかの共和きょうわこく条約じょうやく調印ちょういんし、「主権しゅけん国家こっか連邦れんぽう」の発足ほっそく決定けっていしたものの、有力ゆうりょく共和きょうわこくひとつであるウクライナ・ソビエト社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわこくが12月に国民こくみん投票とうひょうおこない、90%以上いじょう賛成さんせい完全かんぜん独立どくりつ決定けっていすると、ソ連それん崩壊ほうかい決定的けっていてきとなった[6]

創設そうせつ 編集へんしゅう

上記じょうきのウクライナ国民こくみん投票とうひょう結果けっかけて、1991ねん12月8にちロシア連邦れんぽう大統領だいとうりょうボリス・エリツィンウクライナの大統領だいとうりょうレオニード・クラフチュクベラルーシ最高さいこう会議かいぎ議長ぎちょうスタニスラフ・シュシケビッチは、ベラルーシのベロヴェーシのもりで、ソビエト社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわこく連邦れんぽう消滅しょうめつ独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい(CIS)の創立そうりつ宣言せんげんした(ベロヴェーシ合意ごうい)。つづいて12月21にちカザフスタンでの首脳しゅのう会議かいぎにグルジア(ジョージア)をのぞく8かこく参加さんかしてアルマトイ宣言せんげん合意ごういした[7]。これにより、加盟かめいこくうしなったソビエト連邦れんぽう12月25にち崩壊ほうかいし、最初さいしょにして最後さいごソビエト連邦れんぽう大統領だいとうりょうとなったゴルバチョフは辞任じにん表明ひょうめいした。

初期しょき活動かつどう 編集へんしゅう

ソビエト連邦れんぽう崩壊ほうかいによって誕生たんじょうしたCISであるが、かくしん独立どくりつこく体制たいせいととのっておらず、軍事ぐんじめんおよび経済けいざいめんにおいて問題もんだい噴出ふんしゅつし、この調整ちょうせいおこなうことがCISの最初さいしょ課題かだいとなった。

軍事ぐんじめんにおいては、CIS統一とういつぐんロシアばん創設そうせつおこなうかが焦点しょうてんとなった。ロシアは各国かっこくによる独自どくじぐんとCIS統一とういつぐん併存へいそんさせるかんがえをゆうしており、この構想こうそうには国力こくりょく経済けいざいりょくてき独自どくじぐん整備せいび困難こんなんである中央ちゅうおうアジア諸国しょこく賛同さんどうしていた。一方いっぽうでウクライナは、ロシアとのあいだ黒海こっかい艦隊かんたいクリミア帰属きぞく問題もんだいかかえ、独立どくりつつよ志向しこうしており、この構想こうそう反対はんたいであった。しんロシア支配しはいする沿ドニエストル共和きょうわこく問題もんだいかかえるモルドバアルメニアとのナゴルノ・カラバフ領土りょうど紛争ふんそうかかえるアゼルバイジャン同調どうちょうした。結局けっきょく1992ねん5がつにロシア連邦れんぽうぐん創設そうせつされ、同時どうじ集団しゅうだん安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやくをロシア、アルメニア、中央ちゅうおうアジア諸国しょこく締結ていけつすることで軍事ぐんじてき協力きょうりょく体制たいせい構築こうちくはかられた[8]。こうしたうごきによってCIS統一とういつぐん形骸けいがいしていき、1993ねんには消滅しょうめつした[9][10]

CIS加盟かめい各国かっこくおよび西側にしがわ諸国しょこくにとって最大さいだい懸案けんあんは、各地かくちかれた膨大ぼうだい軍事ぐんじ施設しせつとく核兵器かくへいきとそれを遠方えんぽうめる弾道だんどうミサイル管理かんりであった。1991ねんごろ、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンにやく1まん2000はつ長距離ちょうきょりかく、それらよんヶ国かこくおよびバルトさんこくのぞきゅうソ連それん全域ぜんいきやく1まん5000はつ短距離たんきょりかくあわせて2まん7000はつ核弾頭かくだんとうのこされていたとされる[11]とくかく戦力せんりょくがベラルーシ、ウクライナ、カザフスタンによって大量たいりょう保管ほかんされていたことは脅威きょういであったが、CISによってロシアが一括いっかつ管理かんりすることがめられた。カザフスタンにあった大陸たいりくあいだ弾道だんどうミサイル(ICBM)よう核弾頭かくだんとう650はつ1995ねん4がつ撤去てっきょ。ベラルーシは核弾頭かくだんとう18はつを1995ねんまつ、ICBM181996ねん撤去てっきょ。ウクライナにはICBM176戦略せんりゃく爆撃ばくげき46、核弾頭かくだんとうじつに1592はつ存在そんざいしていたが、だいいち戦略せんりゃく兵器へいき削減さくげん条約じょうやくリスボン議定ぎていしょもとづいて、すべてロシアの管理かんりかれた。またソ連それん宇宙うちゅう開発かいはつ中心ちゅうしんであった、カザフスタンのバイコヌール宇宙うちゅう基地きちはロシアがカザフスタンに使用しようりょう支払しはらって維持いじすることとした。

また経済けいざいめんにおいては、ルーブルけん維持いじ焦点しょうてんとなった。独立どくりつ当初とうしょはソビエト連邦れんぽうルーブルがすべてのくに流通りゅうつうしていたものの、各国かっこく創設そうせつされた中央ちゅうおう銀行ぎんこうがそれぞれことなった経済けいざい政策せいさくりながらルーブルを発行はっこうしたため経済けいざいてき混乱こんらんこった。そこで1992ねん10がつ、ロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、ウズベキスタンキルギス各国かっこくあらためてルーブルけん創設そうせつすることを決定けっていし、協定きょうていむすんだ。しかし混乱こんらんおさまらず、1993ねん7がつにはロシアが1992ねん以前いぜん発行はっこうされたきゅうルーブル紙幣しへい流通りゅうつう停止ていしし、これをけてウクライナとキルギスは独自どくじ通貨つうかへと移行いこうした。1993ねん9がつにはしんルーブルけん創設そうせつ協定きょうていがロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタンによって調印ちょういんされたものの、わずか2かげつの11月には破綻はたんあきらかとなり、アルメニア、カザフスタン、ウズベキスタンが独自どくじ通貨つうか移行いこうして、ルーブルけんにはロシア、ベラルーシ、タジキスタンがのこるのみとなった[12]

1992ねんバルセロナ夏季かきオリンピックアルベールヴィル冬季とうきオリンピックにおいては、統一とういつした選手せんしゅだんおくることとした。ジョージアが当時とうじはまだ加盟かめいしていなかったため、地域ちいきめいCISフランス語ふらんすごCommunauté des États indépendants (CEI)もちいられず、英語えいごUnified Team にあたるフランス語ふらんすごÉquipe Unifiée からEUN表記ひょうきされた。日本にっぽんマスメディアでは、漢字かんじめいで「独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたいあるいはCISばれたりしたが、事実じじつじょうきゅうソ連それん統一とういつチーム」としてあつかわれた。その1994ねん開催かいさいされたリレハンメルオリンピック以降いこう各国かっこくがそれぞれ代表だいひょうだんおくることとなり、EUN選手せんしゅだん消滅しょうめつした。

1993ねんにはCIS憲章けんしょう制定せいていされ、この憲章けんしょう批准ひじゅんした国家こっかがCISの加盟かめいこくとしてみとめられることとなった。このとしにはそれまではんおや欧米おうべい路線ろせん主張しゅちょうしてCISへの参加さんか拒否きょひしていたジョージアが、国内こくないみなみオセチアアブハジア問題もんだい契機けいきとして加盟かめいした[13]一方いっぽう初期しょき加盟かめいこくのうち、アゼルバイジャンの憲章けんしょう批准ひじゅんはややおく[14]、またトルクメニスタンとウクライナは憲章けんしょう批准ひじゅん拒否きょひして正式せいしき加盟かめい見送みおくった。

ユーラシア経済けいざい共同きょうどうたい(EurAsEC)と民主みんしゅ主義しゅぎ経済けいざい発展はってん機構きこう(GUAM) 編集へんしゅう

設立せつりつからしばらくはエリツィン政権せいけんのロシアが安定あんていしなかったこともあり、共同きょうどうたいとしての連携れんけい目立めだたず、そのあいだに、新設しんせつこくおおむ強大きょうだい権力けんりょくった大統領だいとうりょうおさめる独裁どくさい国家こっかとなった。

1994ねんになると、それまで分離ぶんり傾向けいこう目立めだっていた加盟かめい各国かっこく統合とうごううごきがあらわはじめた。1996ねんにはベラルーシ、カザフスタン、ロシア、キルギスの4かこく統合とうごう強化きょうか条約じょうやくむすんだ[15]

ジョージア、ウズベキスタン、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバはロシアから距離きょり政策せいさくり、ウズベキスタンをのぞく4かこくは、ロシアに対抗たいこうして1997ねんにこれら諸国しょこく頭文字かしらもじったGUAM結成けっせいした[16]。この組織そしきには1999ねんにウズベキスタンも参加さんかし、GUUAMとばれるようになったが、2005ねんにウズベキスタンは脱退だったいし、のこった4かこくは2006ねんにこの組織そしきを「GUAM 民主みんしゅ主義しゅぎ経済けいざい発展はってんのための機構きこう」へと改称かいしょうした。これらのくには、2006ねん7がつのCIS首脳しゅのう会談かいだん欠席けっせきしている。

これにたいし、ベラルーシ、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、アルメニアはロシアとの緊密きんみつ関係かんけいたもち、アルメニアをのぞく5かこくで2000ねん10がつユーラシア経済けいざい共同きょうどうたい(EurAsEC)を結成けっせいした。こうしてCISないに、ロシアを中心ちゅうしんとする統合とうごうと、ウクライナやジョージアなどからなるはん統合とうごうの2つのグループが成立せいりつすることとなった。

バラ革命かくめい、オレンジ革命かくめい、チューリップ革命かくめい 編集へんしゅう

2000ねんウラジーミル・プーチンがロシア大統領だいとうりょうとなると、周辺しゅうへんこくとの連携れんけい強化きょうかしようとこころみるが、2001ねんアメリカ同時どうじ多発たはつテロ発生はっせいしたため、国内こくないのテロ対策たいさくまえ、たいテロ戦争せんそう同意どういしてアフガニスタン戦争せんそうのため、アフガニスタンにちかいウズベキスタン、タジキスタンへのべいぐん駐留ちゅうりゅう黙認もくにんしたが、中央ちゅうおうアジアでのアメリカの覇権はけんつよまるとかんがえられた。

プーチンは2003ねんイラク戦争せんそうには反対はんたいして米国べいこく対立たいりつする。米国べいこく西側にしがわ諸国しょこくイラクサッダーム・フセイン政権せいけん打倒だとうたし、西欧せいおうNGOなどとともにCIS域内いきない民主みんしゅ勢力せいりょく支援しえんおこなった。この結果けっか、ジョージア(バラ革命かくめい)、ウクライナ(オレンジ革命かくめい)、キルギス(チューリップ革命かくめい)で独裁どくさい政権せいけんたおれて民主みんしゅ達成たっせいされた。しかし、べいぐん駐留ちゅうりゅうしていたウズベキスタンでは、市民しみん運動うんどう革命かくめいつながらずに失敗しっぱい、その結果けっかアメリカはウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領だいとうりょういかりをい、(アフガン作戦さくせん一段落いちだんらくしたこともあるが)同国どうこくからべいぐん撤収てっしゅうさせることとなった。

トルクメニスタン永世えいせい中立ちゅうりつこくとなっていたため、2005ねん加盟かめいこくからじゅん加盟かめいこく移行いこうした[4]

ウクライナやジョージアは北大西洋きたたいせいよう条約じょうやく機構きこう(NATO)加盟かめい意思いし表明ひょうめいしているが、実現じつげんしていない。以前いぜんよりCISへの嫌悪けんおかくさなかったジョージアは、2008ねん8がつみなみオセチア問題もんだいをきっかけとしてCISからの脱退だったい表明ひょうめいした[17]。このときロシアはみなみオセチアにばくげき開始かいししたジョージアにたいしてんでいるロシアじんまもるためとしょうしてばくげき侵攻しんこうしたが、CISはこれにたいして声明せいめいはっせず、また各国かっこく沈黙ちんもく賛成さんせい反対はんたいもしない)をとおしている。

ロシアのウクライナ侵攻しんこう 編集へんしゅう

2022ねん2がつ24にち、ロシアのプーチン政権せいけんはウクライナ全土ぜんどへの攻撃こうげきはじめた。たいウクライナ開戦かいせんもCIS首脳しゅのう会議かいぎ開催かいさいしている。しかし「CIS諸国しょこく大半たいはんロシアによるウクライナ4しゅう併合へいごう宣言せんげんみとめていない」「ロシアと距離きょりうごきが目立めだっており、求心力きゅうしんりょく低下ていか鮮明せんめいになっている」「CISの形骸けいがいすすみ、中国ちゅうごく米国べいこくきゅうソ連それん諸国しょこくむすびつきが一層いっそうつよまる可能かのうせいたかい」などと日経新聞にっけいしんぶんほうじた[4]

またウクライナの隣国りんごくであるモルドバでもCISからの分離ぶんりすすんでおり、大統領だいとうりょうであるマイア・サンドゥ今後こんごモルドバでCIS首脳しゅのう会議かいぎ開催かいさいしないことを表明ひょうめいした。またCIS議会ぎかいあいだ総会そうかいからの脱退だったい手続てつづ開始かいし文書ぶんしょ作成さくせい指示しじされた。

機構きこう 編集へんしゅう

  • 国家こっか元首げんしゅ会議かいぎ
  • 政府せいふ議長ぎちょう会議かいぎ
  • 外務がいむしょう会議かいぎ
  • 国防こくぼうしょう会議かいぎ
  • 国境こっきょうぐん司令しれいかん会議かいぎ
  • CIS議会ぎかいあいだ総会そうかい(Interparliamentary Assembly)
  • 経済けいざい裁判所さいばんしょ

加盟かめいこく 編集へんしゅう

国名こくめい CIS加盟かめい CISへの
加盟かめい批准ひじゅん
CIS憲章けんしょう
批准ひじゅん
CISにおける
現在げんざい状況じょうきょう
ユーラシア経済けいざい共同きょうどうたい
(EurAsEC)加盟かめい
(CISない経済けいざい統合とうごう
集団しゅうだん安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやく
(CSTO)加盟かめい
(CISない軍事ぐんじ統合とうごう
民主みんしゅ主義しゅぎ経済けいざい発展はってん
ための機構きこう
(GUAM)加盟かめい
(CISない軍事ぐんじ分離ぶんり
中央ちゅうおうアジア協力きょうりょく機構きこう
(OCAC)加盟かめい
  ベラルーシ 1991ねん
12月8にち
1991ねん
12月10にち
1994ねん
1がつ18にち
創設そうせつ加盟かめいこく 加盟かめいこく
(2000ねん以降いこう)
1993ねん12月31にち - -
  ロシア 1991ねん
12月8にち
1991ねん
12月12にち
1993ねん
7がつ20日はつか
創設そうせつ加盟かめいこく 創設そうせつ加盟かめいこく
(2000ねん以降いこう)
1992ねん5がつ15にち - 加盟かめいこく
(2004ねん以降いこう)
  アルメニア 1991ねん
12月21にち
1992ねん
2がつ18にち
1994ねん
3月16にち
加盟かめいこく オブザーバー
(2003ねん以降いこう)
1992ねん5がつ15にち - オブザーバー
(脱退だったい?)
  アゼルバイジャン 1991ねん
12月21にち
1993ねん
9月24にち
1993ねん
12月14にち
加盟かめいこく - 1993ねん9がつ24にち
1999ねん撤回てっかい
創設そうせつ加盟かめいこく
(1997ねん以降いこう)
-
  カザフスタン 1991ねん
12月21にち
1991ねん
12月23にち
1994ねん
4がつ20日はつか
加盟かめいこく 創設そうせつ加盟かめいこく
(2000ねん以降いこう)
1992ねん5がつ15にち - 創設そうせつ加盟かめいこく
(2002ねん以降いこう)
  キルギス 1991ねん
12月21にち
1992ねん
3月6にち
1994ねん
4がつ12にち
加盟かめいこく 創設そうせつ加盟かめいこく
(2000ねん以降いこう)
1992ねん5がつ15にち - 創設そうせつ加盟かめいこく
(2002ねん以降いこう)
  モルドバ 1991ねん
12月21にち
1994ねん
4がつ8にち
1994ねん
6月27にち
加盟かめいこく オブザーバー
(2003ねん以降いこう)
批准ひじゅん 創設そうせつ加盟かめいこく
(1997ねん以降いこう)
-
  ウズベキスタン 1991ねん
12月21にち
1992ねん
1がつ4にち
1994ねん
2がつ9にち
加盟かめいこく 加盟かめいこく(2006-2008)
脱退だったい(2008ねん以降いこう)
1992ねん5がつ15にち 加盟かめいこく (1999-2005)
脱退だったい (2005ねん以降いこう)
創設そうせつ加盟かめいこく
(2002以降いこう)
  タジキスタン 1991ねん
12月21にち
1993ねん
6月26にち
1993ねん
8がつ4にち
加盟かめいこく 創設そうせつ加盟かめいこく
(2000ねん以降いこう)
1992ねん5がつ15にち - 創設そうせつ加盟かめいこく
(2002ねん以降いこう)

2018ねん現在げんざい独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい加盟かめいしているのはロシア、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、ベラルーシ、アルメニア、アゼルバイジャン、モルドバの9かこくである。ソ連それん構成こうせいしたぜん15こくのうち、バルトさんこくはCIS設立せつりつまえ独立どくりつしたうえ、バルト諸国しょこく占領せんりょう以来いらいソ連それんによる過酷かこく支配しはいからはんロシア意識いしきつよく、CISには参加さんかせず、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)と軍事ぐんじ同盟どうめいであるNATOに加盟かめいした。

CIS加盟かめい条約じょうやくは12かこく批准ひじゅんしており、1993ねん1がつ22にちにCIS憲章けんしょう制定せいていされるまでは、CIS創設そうせつ協定きょうていがCISのおも規約きやくとなっていた[18]。CIS憲章けんしょうの2しょう7こうによって、加盟かめいこくはCIS憲章けんしょう批准ひじゅんした国家こっか公式こうしきさだめられた。この憲章けんしょうはウクライナとトルクメニスタンの2かこく批准ひじゅんしていないため、この両国りょうこく正式せいしき加盟かめいこくとはなっていない。しかしトルクメニスタンは憲章けんしょう批准ひじゅんにもかかわらず一貫いっかんしてCISにまねかれており、まるで加盟かめいこくのような状態じょうたいにある。2005ねん8がつ26にちにはトルクメニスタンはCISの資格しかくを「じゅん加盟かめいこく」に変更へんこうし、国連こくれん認識にんしきする中立ちゅうりつ状態じょうたい合致がっちするようにした[19][20]。ウクライナは創設そうせつ参加さんかこくひとつであり、1991ねん12月には加盟かめい批准ひじゅんしたものの、CIS憲章けんしょう批准ひじゅん拒否きょひした[21][22]。これは、ロシアがソビエト連邦れんぽう唯一ゆいいつ法的ほうてき後継こうけい国家こっかとなることに同意どういしなかったためだった。このため、前述ぜんじゅつ憲章けんしょうによればウクライナはCISの加盟かめいこくではなかった[23][24]ものの、CISへの参加さんかみとめられつづけていた。1994ねんには、ウクライナはCIS経済けいざい連合れんごうじゅん会員かいいんとなっていた[25]。またジョージアは1994ねんにCIS憲章けんしょう批准ひじゅん加盟かめいしたものの、2008ねん批准ひじゅん撤回てっかいして脱退だったいした。

2014ねんクリミア危機ききによってロシアとウクライナの関係かんけい極度きょくど悪化あっかし、ウクライナは2014ねん3がつ19にち脱退だったい意向いこう表明ひょうめいした[よう出典しゅってん]。2016ねん11月には、パヴロ・クリムキン外相がいしょうが、同国どうこくのニュースチャンネル「112ウクライナ」とのインタビューで、脱退だったいけた準備じゅんびすすめていることを確認かくにんした[26]。ウクライナのぺトロ・ポロシェンコ大統領だいとうりょうは2018ねん04がつ12にち独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい(CIS)の枠組わくぐみから離脱りだつすることを正式せいしき表明ひょうめいし、離脱りだつかんする法案ほうあん準備じゅんびとミンスクのCIS本部ほんぶからのウクライナ代表だいひょう完全かんぜん撤収てっしゅう指示しじしたことをあきらかにした[27]。しかし公式こうしきサイトによれば、2023ねん時点じてんでもウクライナは参加さんかこくのままである。

なお、議長ぎちょうこくまわりでつとめるが、客員きゃくいん参加さんかこくでも議長ぎちょうこくとなることが可能かのうである。実際じっさい2012ねんにトルクメニスタンが議長ぎちょうこくつとめている。また2014ねん議長ぎちょうこくはウクライナであったが[28]2014ねんウクライナ騒乱そうらんおよびそののクリミア危機きき影響えいきょう議長ぎちょうこくから退しりぞいた。2014ねん議長ぎちょうこくはベラルーシ(2013ねん議長ぎちょうこく)とカザフスタン(2015ねん議長ぎちょうこく予定よてい)が共同きょうどうつとめた[29]

執行しっこう書記しょき 編集へんしゅう

 
ビシュケクで2008ねん集合しゅうごうしたCIS加盟かめい各国かっこく指導しどうしゃ
執行しっこう書記しょき 出身しゅっしんこく 在任ざいにん期間きかん
Ivan Korotchenya   ベラルーシ 1991ねん12月26にち – 1998ねん4がつ29にち
ボリス・ベレゾフスキー   ロシア 1998ねん4がつ29にち –1999ねん3がつ4にち
Ivan Korotchenya   ベラルーシ 1999ねん3がつ4にち– 1999ねん4がつ2にち
ユーリ・ヤロフ   ロシア 1999ねん4がつ2にち – 2004ねん6がつ14にち
ウラジーミル・ルシャイロ   ロシア 2004ねん6がつ14にち – 2007ねん10がつ5にち
セルゲイ・レベジェフ   ロシア 2007ねん10がつ5にち在任ざいにんちゅう

CIS首脳しゅのう会議かいぎ 編集へんしゅう

  • 1991ねん12月 - ベロヴェーシのもり(ベラルーシ)、アルマトイ(カザフスタン)
  • 1992ねん10がつ - ビシュケク(キルギス)
  • 1993ねん4がつ - ミンスク(ベラルーシ)
  • 1994ねん10がつ - モスクワ(ロシア)
  • 1995ねん5がつ - ミンスク(ベラルーシ)
  • 1996ねん5がつ - モスクワ(ロシア)
  • 1997ねん1がつ - モスクワ(ロシア)
  • 1998ねん4がつ - モスクワ(ロシア)
  • 1999ねん4がつ - モスクワ(ロシア)
  • 2000ねん6がつ - モスクワ(ロシア)
  • 2001ねん10がつ - モスクワ(ロシア)※創立そうりつ10周年しゅうねん
  • 2002ねん10がつ - キシナウ(モルドバ)
  • 2003ねん9がつ - ヤルタ(ウクライナ)
  • 2004ねん9がつ - アスタナ(カザフスタン)
  • 2005ねん8がつ - カザン(ロシア)
  • 2006ねん10がつ - ミンスク(ベラルーシ)
  • 2007ねん10がつ - ドゥシャンベ(タジキスタン)
  • 2008ねん10がつ - ビシュケク(キルギス)
  • 2009ねん10がつ - キシナウ(モルドバ)
  • 2010ねん5がつ - モスクワ(ロシア)
  • 2011ねん9がつ - ドゥシャンベ(タジキスタン)※創立そうりつ20周年しゅうねん
  • 2012ねん5がつ - モスクワ(ロシア)
  • 2012ねん12月 - アシガバート(トルクメニスタン)
  • 2013ねん10がつ - ミンスク(ベラルーシ)
  • 2014ねん10がつ - ミンスク(ベラルーシ)
  • 2015ねん10がつ- Burabay(カザフスタン)
  • 2016ねん9がつ- ビシュケク(キルギス)
  • 2017ねん10がつ - ソチ(ロシア)
  • 2018ねん10がつ - ドゥシャンベ(タジキスタン)
  • 2022ねん10がつ - アスタナ(カザフスタン)[4]
  • 2022ねん12月 - サンクトペテルブルク(ロシア)[5]

経済けいざい 編集へんしゅう

上記じょうきのとおりルーブルけん維持いじが1993ねん破綻はたんしたのち、1994ねんにはトルクメニスタンをのぞく11カ国かこくによって自由じゆう貿易ぼうえきけん創設そうせつ協定きょうてい締結ていけつされた[30][31]ものの、実際じっさいには発効はっこうしなかった。

その、FTAとはべつ加盟かめいこくあいだでロシアを中心ちゅうしんとした経済けいざい統合とうごううごきがこり、ベラルーシ・カザフスタン・タジキスタン・キルギス・ロシアの5かこくは2000ねん10がつユーラシア経済けいざい共同きょうどうたい(EurAsEC)を結成けっせいした。2010ねん1がつにはロシア・ベラルーシ・カザフスタンの3かこくユーラシア関税かんぜい同盟どうめい結成けっせいし、さらに統合とうごう度合どあいをふかめた。2015ねん1がつにはユーラシア経済けいざい共同きょうどうたい発展はってんてき解消かいしょうして、ベラルーシ・カザフスタン・ロシアによってユーラシア経済けいざい連合れんごう結成けっせいされ、アルメニアおよびキルギスも同年どうねんちゅう加盟かめいした[32]

その2011ねん10月18にち、CIS加盟かめいこくのうちロシア・ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・モルドバ・アルメニアの8かこくによって自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうてい(FTA)が締結ていけつされ、独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい自由じゆう貿易ぼうえき地域ちいき成立せいりつした[33]。2012ねん9がつにはロシア、ベラルーシ、ウクライナの3ヵ国かこく批准ひじゅんおこなったために条約じょうやく発効はっこう[30][34][35][36]、2012ねんまつまでにはカザフスタン、アルメニア、モルドバも批准ひじゅん完了かんりょうした[37][38]。2013ねん12月にはウズベキスタンが条約じょうやく署名しょめいし、その批准ひじゅんした[39][40]署名しょめいしたうちでのこる2つの批准ひじゅんこくであるキルギスとタジキスタンも、2014ねん1がつと2015ねん12月にそれぞれ批准ひじゅんませた[41][42]。こうして、CIS自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうてい加盟かめいこくは9カ国かこくとなり、CISない自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうてい参加さんかしていないのはアゼルバイジャンのみとなった。

一方いっぽうで、2016ねん1がつ1にちよりウクライナとEUとの自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうていである深化しんかした包括ほうかつてき自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうてい英語えいごばん(DCFTA)が発効はっこうしたが、これに先立さきだってロシアは同日どうじつよりウクライナとのFTA関係かんけい停止ていしする大統領だいとうりょうれい発布はっぷした[43]

加盟かめい各国かっこく経済けいざいデータ 編集へんしゅう

くに 人口じんこう

(2015ねん)

GDP 2007ねん

(USD)

GDP 2012ねん

(USD)

GDP成長せいちょうりつ

(2012ねん)

一人ひとりたりGDP

(2007ねん)

一人ひとりたりGDP

(2012ねん)

ベラルーシ 9,475,100 45,275,738,770 58,215,000,000 4.3% 4,656 6,710
カザフスタン 17,417,447 104,849,915,344 196,642,000,000 5.2% 6,805 11,700
キルギス 5,776,500 3,802,570,572 6,197,000,000 0.8% 711 1,100
ロシア 146,270,033 1,294,381,844,081 2,022,000,000,000 3.4% 9,119 14,240
タジキスタン 8,610,000 2,265,340,888 7,263,000,000 2.1% 337 900
ウズベキスタン 31,025,500 22,355,214,805 51,622,000,000 4.1% 831 1,800
アゼルバイジャン 9,356,100 33,049,426,816 71,043,000,000 3.8% 3,829 7,500
モルドバ 3,558,200 4,401,137,824 7,589,000,000 4.4% 1,200 2,100
アルメニア 3,022,000 9,204,496,419 10,551,000,000 2.1% 2,996 3,500
このデータは、国際こくさい連合れんごう統計とうけい部門ぶもんアメリカ中央ちゅうおう情報じょうほうきょくのデータによる。[44]

その 編集へんしゅう

CIS諸国しょこく交通こうつう 編集へんしゅう

これらの鉄道てつどうは1520mm広軌こうきであるためにいまでも頻繁ひんぱん国際こくさい列車れっしゃ運行うんこうされ、ソ連それん時代じだいからのエレクトリーチカ客車きゃくしゃ各国かっこく使用しようされ、各国かっこく様々さまざま内装ないそう塗装とそう変更へんこうされ、個性こせい出来できている。CISは広大こうだいであるが電化でんかりつたかく、中央ちゅうおうアジアでも電気でんき機関きかんしゃやエレクトリーチカがはしっている。しかし、EUに加盟かめいしたバルトさんこくや、NATOに加盟かめいをしようとしているウクライナではヨーロッパの標準軌ひょうじゅんきではないためにボトルネックとなり、フリーゲージトレイン使用しようされている区間くかんがある。

現在げんざいロシアではモスクワサンクトペテルブルクむすドイツICEをモチーフにした高速こうそく列車れっしゃサプサンごう」が、ウズベキスタンではタシュケントサマルカンドむすぶ、スペインタルゴをモチーフにした高速こうそく列車れっしゃアフラシャブごう」が運行うんこうしている。

脚注きゃくちゅう 編集へんしゅう

注釈ちゅうしゃく 編集へんしゅう

出典しゅってん 編集へんしゅう

  1. ^ http://mfa.gov.by/en/organizations/membership/list/c2bd4cebdf6bd9f9.html
  2. ^ 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい. “CIS独立どくりつ国家こっか共同きょうどうたい創設そうせつ30ねん”. 解説かいせつ委員いいんしつブログ. 2023ねん3がつ27にち閲覧えつらん
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  4. ^ a b c d プーチン勢力せいりょくけん求心力きゅうしんりょくおとろきゅうソ連それん諸国しょこく距離きょり日本経済新聞にほんけいざいしんぶん(2022ねん10がつ14にち)2022ねん12月28にち閲覧えつらん
  5. ^ a b きゅうソ連それんけん結束けっそくうった一部いちぶ衝突しょうとつ足並あしなみだれも」『毎日新聞まいにちしんぶん朝刊ちょうかん2022ねん12月28にち国際こくさいめん同日どうじつ閲覧えつらん
  6. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい1しょうだい世界せかい大戦たいせん国際こくさい関係かんけい河内かわうち信幸のぶゆきけん帛社平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.21
  7. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.143
  8. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.144
  9. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.147
  10. ^ 小泉こいずみゆう軍事ぐんじ大国たいこくロシア あらたな世界せかい戦略せんりゃく行動こうどう原理げんり』(作品社さくひんしゃ、2016ねん4がつ30にちだい1さつ発行はっこう)p.98
  11. ^ のこされたかく脅威きょうい”. ニューズウィーク日本にっぽんばん(1992ねん1がつ16にちごう). TBSブリタニカ. (1992-1-16). p. 18. 
  12. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)pp.148-149
  13. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)pp.149-150
  14. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.149
  15. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.151
  16. ^ 現代げんだい国際こくさい関係かんけい基礎きそ課題かだいないだい8しょう「ロシア・きゅうソ連それん諸国しょこく野田のだ岳人たけひとけん帛社、平成へいせい11ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう)p.152
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  44. ^ The World Factbook”. 2017ねん3がつ17にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく 編集へんしゅう

ロシアをふく国家こっかあいだ協力きょうりょく枠組わくぐ 編集へんしゅう

外部がいぶリンク 編集へんしゅう