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石像 - Wikipedia

石像せきぞう

いし彫刻ちょうこく作品さくひん

石像せきぞう(せきぞう)とは、いしつくられたぞうである。

五条ごじょう大橋おおはしぎゅうわかまる弁慶べんけい

特徴とくちょう

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石材せきざいとしては自然しぜんせきもちいる。銅像どうぞうひとしとはことなり、鋳造ちゅうぞうではつくれないため、必然ひつぜんてき彫刻ちょうこくとなる。またつくられるものより一定いってい以上いじょうおおきないし必要ひつようであり、おおきなものになると材料ざいりょう確保かくほすることもむずかしい。ただしあまりにもおおきな石像せきぞうになるとスフィンクスのように、複数ふくすういしかさねてつくられているものもある。またがけそのものをってつくられているものもあり、その場合ばあい1つくられればそこからうごかすのは不可能ふかのうである(エジプトアブ・シンベル神殿しんでんアスワン・ハイ・ダム建設けんせつによる水没すいぼつふせぐために移動いどうしたが、これは例外れいがいちゅう例外れいがい)。屋外おくがいかれるものがおおく、ふるいものでは風雨ふううとうによる風化ふうかすす侵食しんしょくされているものもおおい。

日本にっぽんもっともよくかける石像せきぞう地蔵じぞう狛犬こまいぬであるように、宗教しゅうきょう関係かんけいのものがおおい。外国がいこくでもイスラム教いすらむきょうのように偶像ぐうぞう崇拝すうはい禁止きんしするおしえが元々もともと主流しゅりゅうだった地域ちいきのぞけばかみをかたどった石像せきぞう数多かずおお存在そんざいする。ただし実在じつざい人間にんげんをかたどったものもある。

ほし英語えいごばん(コンパス)を使用しようして、彫塑ちょうそよう粘土ねんどフランス語ふらんすごばんなどでつくられた原型げんけいおなじものを複製ふくせいするほし技法ぎほう開発かいはつされている。この技法ぎほうは、古代こだいギリシャ・ローマ時代じだいころには利用りようされており、日本にっぽんには明治めいじ時代じだい導入どうにゅうされた[1]

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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  1. ^ その彫刻ちょうこくは、なぜおがみたくなるのか? ちょ菅谷すがや 淳夫あつお 出版しゅっぱんしゃ:JBpress、更新こうしん:2017ねん8がつ5にち

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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