硯
概説
この
なお、
材質
陶 硯
石 硯
その他 の材質
墨 磨 り機 用 の丸 形 セラミック硯 - プラスチック
製 木製 硝子 製
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硝子 製 の硯 -
木製 の硯 。日本 製 -
ダイヤモンドでコーティングされた
人造 硯
唐 硯
代表 的 な唐 硯
端渓 硯
老 坑 :最 高級 の硯材 。ここの一定 の範囲 から産出 する硯材 のみを「水 巌 」と称 することが主 である。坑 仔 巌 :老 坑 に次 ぐとされている。麻 仔 坑 :かつては老 坑 に匹敵 するという評価 もされた。宋 坑 :宋 代 に開発 開始 。比較的 安価 。梅花 坑 :色合 いに趣 はあるが硯材 としては下級 とされている。緑 石 坑 :現代 物 はあまり良質 ではない。
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中国 広東 省 端渓 老 坑 水 巌 -
中国 広東 省 白 端渓
歙州硯
歙州
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中国 安徽 省 歙州硯 眉 子 紋 (きゅうじゅうけん びしもん) -
中国 安徽 省 歙州硯 魚子 -
中国 安徽 省 歙州硯 金星
洮河緑 石 硯
澄 泥 硯
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澄 泥 硯 -
澄 泥 硯 2 -
澄 泥 硯 3
松 花江 緑 石 硯
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松 花江 緑 石 硯
紅 糸石 硯
和 硯
和 硯材 の産地
各 産地 と名称
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岩手 県 紫雲 石 (表 ) -
岩手 県 紫雲 石 (裏 )
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宮城 雄勝 硯
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大子 硯 (小久慈 硯 )
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山梨 雨畑 硯
村雨 硯 -長野
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長野 村 雨 硯
龍渓 硯 -長野 高遠 石 、鍋墨 石 、竹ノ沢 石 、鍋倉 山石 、横川 石 、深沢 石 、天竜 石 、伊奈 石
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長野 龍渓 硯
鳳来 寺石 硯 -愛知 金 鳳 石 、鳳 鳴 石 、煙 厳 石
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愛知 鳳来 寺 硯 金 鳳 石 -
愛知 鳳来 寺 硯 金 鳳 石 蓋 -
愛知 鳳来 寺 硯 鳳 鳴 石 -
愛知 鳳来 寺 硯 煙 巌 石
虎斑 石 硯 -滋賀 高島 石 、玄 性 石
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滋賀 高島 虎斑 石 硯 (模様 を出 すため色合 いを調整 )
那智 黒 硯 -和歌山
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和歌山 那智 黒 硯 (蓋 裏 ) -
和歌山 那智 黒 硯 (蓋 をかぶせたところ)
高田 硯 -岡山
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岡山 高田 硯
諸鹿 石 -鳥取
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鳥取 諸鹿 硯
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山口 赤間 硯 昭 竜山 -
山口 赤間 硯 昭 竜山 (裏 ) -
山口 赤間 硯 紫 青石
三原 硯 -高知 、土佐 石 若田 石 硯 -長崎 紫式部 の逸話 がある[27]
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長崎 対馬 若田 石 硯
紅 渓 石 硯 -宮崎
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宮崎 紅 渓 石 硯
屋久島 硯 -鹿児島
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鹿児島 県 屋久島 硯
冷泉 石 -鹿児島
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鹿児島 冷泉 石 硯
その他 の硯 産地
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北朝鮮 製 の硯 表 -
北朝鮮 製 の硯 裏 -
台湾 製 の硯
硯 の手入 れ
鋒鋩 を立 てる硯 は使 っているとだんだん磨 り減 って、ついにはツルツルになってくる。こうなると墨 が磨 れないので、硯 用 の砥石 で硯 面 を研 ぐ。これを鋒鋩 (ほうぼう、「刀 の先 」の意 )を立 てるという。硯 面 に光 をあてると鋒鋩 と呼 ばれるキラキラと光 る細 かい宝石 のような粒 が現 れ、これで墨 が磨 れる。この鋒鋩 が細 かく密 に、そして均一 に散 りばめられているほど墨色 は美 しく出 る。また、鋒鋩 が鋭 く強 いほど墨 は早 く磨 れるが、あまり鋒鋩 を立 てすぎると、かえって良 くない。立 てすぎた場合 は、磨 墨 の際 に、金属 音 がする。- きれいに
洗 う 硯 を使 ったら脱脂綿 などを使 い、必 ず隅々 までぬるま湯 (熱湯 は硯 が割 れる恐 れがあるため不可 )できれいに洗 う。古 い墨 を残 しておくと新 しく磨 った墨 も腐 ってしまう。また磨 った墨 の断面 を硯 の上 に立 てて保管 してはいけない。良 い硯 ほど墨 が貼 り付 いてしまい、無理 に取 ろうとすると硯 の面 が剥 がれてしまう。その場合 は、接着 面 を水 で濡 らし、しばらくおいておくと、うまく剥 がれることがある。
脚注 ・出典
- ^ 「
墨 磨 り」が撥音便 化 を経 て変化 したもの。すみすり > すんずり > すずり - ^ “
書道 用品 、墨 、墨 液 、紙 、筆 のことなら書 遊 Online”. syoyu-e.com. 2023年 4月 4日 閲覧 。 - ^ “
文 房 四 宝 ”.書道 入門 . 2023年 4月 4日 閲覧 。 - ^ “
硯 の部分 名称 (呼称 )と書道 の役割 り|宝 泉 堂 ®”. www.housendo.jp. 2023年 4月 4日 閲覧 。 - ^ “
硯 匠 庵 ”. amehata.suzurinosato.com. 2023年 4月 4日 閲覧 。 - ^ “
鋒鋩 ”.書道 入門 . 2023年 4月 4日 閲覧 。 - ^ “
硯 の目立 て - 徽州曹素功 藝 粟 斎 ”.硯 の目立 て - 徽州曹素功 藝 粟 斎 . 2023年 4月 4日 閲覧 。 - ^ "
弥生 時代 の国内 最古 級 すずり出土 倭人 伝 の記述 裏付 け糸島 市 "『西日本 新聞 』2016年 3月 1日 記事 。 - ^ 「
紀元前 硯 作 り/国内 文字 使用 300~400年 さかのぼる?北部 九州 3遺跡 」『毎日新聞 』朝刊 2019年 2月 20日 (総合 ・社会 面 )2019年 4月 13日 閲覧 。 - ^ a b c d e 「
円 面 硯 」九州 歴史 資料 館 飛 び出 すむかしの宝物 解説 シート九州 歴史 資料 館 、2021年 2月 16日 閲覧 。 - ^ a b c d
森 紀一 付記 (古名 硯 ) - ^
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名倉 1986, p. 66. - ^
石川 1985, p. 62. - ^
名倉 1986, p. 74. - ^
石川 1985, p. 26. - ^
山梨 県 . “甲州 雨畑 硯 ・書家 を魅了 する漆黒 の艶 ”. やまなしの美技 . 2023年 4月 7日 閲覧 。 - ^ “
宮島 🦌厳島 神社 「平 舞台 」【国宝 】 |厳島 神社 -御朱印 ”. 2023年 3月 31日 閲覧 。 - ^
後藤 朝 太郎 1941, p. 43. - ^
北畠 雙 耳 ,北畠 五 鼎 『硯 のしおり』秋山 書店 、1986年 10月 10日 、60頁 。
参考 文献
森 紀一 『文 房 四 寶 -文 房 清 玩趣味 -』(大 茜 コレクション、1980年 7月 )劉 演 良 『ようこそ「端 硯 」の世界 へ』(文芸 社 、2001年 10月 15日 )石川 二男 『和 硯 のすすめ』日 貿出版 社 、1985年 。名倉 鳳 山 『日本 の硯 』日 貿出版 社 、1986年 。犬丸 直 、吉田 光邦 『日本 の伝統 工芸 品 産業 全集 第 8巻 』ダイヤモンド社 、1992年 。後藤 ,朝 太郎 『硯 と筆 (大東 名著 選 ;第 12)』大東 出版 社 、1941年 。doi:10.11501/1869605。国立 国会図書館 書誌 ID:000000916846 。