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国立国会図書館 - Wikipedia

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん

日本にっぽん国立こくりつ図書館としょかん

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん(こくりつこっかいとしょかん、えい: National Diet Library)は、日本にっぽん国会こっかい議員ぎいん調査ちょうさ研究けんきゅう行政ぎょうせい、ならびに日本にっぽん国民こくみんのために奉仕ほうしする図書館としょかんである。また、納本のうほん制度せいどもとづいて、日本にっぽん国内こくない出版しゅっぱんされたすべての出版しゅっぱんぶつ収集しゅうしゅう保存ほぞんする日本にっぽん唯一ゆいいつ法定ほうてい納本のうほん図書館としょかんである。設置せっち根拠こんきょ国会こっかいほうだい130じょう[注釈ちゅうしゃく 1]および国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうだい1じょう[注釈ちゅうしゃく 2]

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん
National Diet Library


国立国会図書館 東京本館
東京とうきょう本館ほんかん東京とうきょう千代田ちよだ永田町ながたちょう
国立国会図書館の位置(東京都内)
国立国会図書館
国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん (東京とうきょう)
国立国会図書館の位置(日本内)
国立国会図書館
国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん (日本にっぽん)
施設しせつ情報じょうほう
前身ぜんしん
専門せんもん分野ぶんや 法定ほうてい納本のうほん図書館としょかん
事業じぎょう主体しゅたい 国会こっかい
建物たてもの設計せっけい 前川まえかわ国男くにお建築けんちく設計せっけい事務所じむしょない田中たなかまこと大高おおだか正人まさと、ほかミド同人どうじん18めい[2]
のべゆか面積めんせき 147,853 m2
開館かいかん 1948ねん昭和しょうわ23ねん2がつ25にち発足ほっそく同年どうねん6月5にち開館かいかん
所在地しょざいち 100-8924
東京とうきょう千代田ちよだ永田町ながたちょういち丁目ちょうめ10ばん1ごう
位置いち 北緯ほくい3540ふん42びょう 東経とうけい13944ふん39びょう / 北緯ほくい35.678376 東経とうけい139.744203 / 35.678376; 139.744203座標ざひょう: 北緯ほくい3540ふん42びょう 東経とうけい13944ふん39びょう / 北緯ほくい35.678376 東経とうけい139.744203 / 35.678376; 139.744203
ISIL JP-1000001
統計とうけい組織そしき情報じょうほう
蔵書ぞうしょすう 4621まん7530てん(2021ねんれい3ねん[3]時点じてん
貸出かしだしすう 1まん6051てん図書館としょかんあいだふくむ)(2021ねんれい3ねん[3]
来館らいかんしゃすう 38まん3820にん(2021ねんれい3ねん[3]
とし運営うんえい やく248おく8503まんえん(2021ねんれい3ねん[3]
館長かんちょう 倉田くらた敬子けいこ
職員しょくいんすう 定員ていいん893めい(2021ねん4がつ時点じてんれい3ねん[3]
公式こうしきサイト https://www.ndl.go.jp/
法人ほうじん番号ばんごう 1000011000005 ウィキデータを編集
備考びこう 統計とうけい東京とうきょう本館ほんかん国会こっかい分館ぶんかん関西かんさいかん国際こくさいども図書館としょかん合計ごうけい
地図ちず
地図
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館としょかん
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国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんは、日本にっぽん立法府りっぽうふである国会こっかいぞくするくに機関きかんであり、国会こっかい立法りっぽう行為こうい補佐ほさすることをだいいち目的もくてきとする議会ぎかい図書館としょかんである。同時どうじに、納本のうほん図書館としょかんとして日本にっぽん唯一ゆいいつ国立こくりつ図書館としょかんとしての機能きのうねており、行政ぎょうせい司法しほうかく部門ぶもんおよび日本にっぽん国民こくみんたいするサービスもおこなっている。バーチャル国際こくさい典拠てんきょファイル参加さんかしている。

施設しせつは、中央ちゅうおう図書館としょかんと、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほう3じょうさだめられた、支部しぶ図書館としょかんからなる。中央ちゅうおう図書館としょかんとして東京とうきょう本館ほんかん東京とうきょう千代田ちよだ永田町ながたちょう)および関西かんさいかん京都きょうと相楽さがらぐん精華せいかまち精華せいかだい)がかれ、また東京とうきょう本館ほんかん付属ふぞくして国会こっかい分館ぶんかんがある。

支部しぶ図書館としょかんとしては国際こくさいども図書館としょかん東京とうきょう台東たいとう上野公園うえのこうえん)のほか、司法しほう機関きかんに1かん最高さいこう裁判所さいばんしょ図書館としょかん)、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほう規定きていにより行政ぎょうせいかく部門ぶもんかれる支部しぶ図書館としょかんおよびその職員しょくいんかんする法律ほうりつ昭和しょうわ24ねん法律ほうりつだい101ごう支部しぶ図書館としょかんほう)にもとづいて行政ぎょうせい機関きかんに26かん[注釈ちゅうしゃく 3]かれる[4]

沿革えんかく

編集へんしゅう
 
きゅう赤坂あかさか離宮りきゅうげん迎賓館げいひんかん)にかれたころ[8]国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん館内かんない
 
参議院さんぎいん通用つうようもんまえより東京とうきょう本館ほんかんのぞむ(2007ねん

国会図書館こっかいとしょかん淵源えんげん

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん淵源えんげんは、大日本帝国だいにっぽんていこく憲法けんぽうした帝国ていこく議会ぎかいかくいんかれていた貴族きぞくいん図書館としょかん衆議院しゅうぎいん図書館としょかん、および文部省もんぶしょう付属ふぞくしていた帝国ていこく図書館としょかんの3かんにある[9]しゅうかくいん図書館としょかんは、1890ねん明治めいじ23ねん)に設立せつりつされたかくいん事務じむきょく編纂へんさん起源きげんとしており[9]、また、帝国ていこく図書館としょかん1872ねん明治めいじ5ねん)に設立せつりつされた書籍しょせきかんをその前身ぜんしんとする[10]

だい世界せかい大戦たいせん1947ねん昭和しょうわ22ねん)に施行しこうされた日本国にっぽんこく憲法けんぽうは、国会こっかい唯一ゆいいつ立法りっぽう機関きかんさだめ、国会こっかい構成こうせいする衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいんりょう議院ぎいんは「ぜん国民こくみん代表だいひょうする選挙せんきょされた議員ぎいん」(国会こっかい議員ぎいん)で組織そしきされるとさだめた。そして、国会こっかい民主みんしゅてき運営うんえいされ、国会こっかい議員ぎいん十分じゅうぶん立法りっぽう活動かつどうおこなうためには、国会こっかい議員ぎいんのための調査ちょうさ機関きかんとして議会ぎかい図書館としょかん拡充かくじゅう必要ひつようとされた。このため、日本国にっぽんこく憲法けんぽう施行しこうとともに施行しこうされた国会こっかいほう昭和しょうわ22ねん法律ほうりつだい79ごう)130じょうは「議員ぎいん調査ちょうさ研究けんきゅうするため、べつさだめる法律ほうりつにより、国会こっかい国立こくりつ国会こっかい図書館としょかんく」とさだめ、あわせて国会図書館こっかいとしょかんほう昭和しょうわ22ねん法律ほうりつだい84ごう)を制定せいていした。また、衆議院しゅうぎいん参議院さんぎいん両院りょういん常任じょうにん委員いいんかいのひとつとして「図書館としょかん運営うんえい委員いいんかい」が設置せっちされ、図書館としょかん運営うんえいしぼったかたちでの審議しんぎおこなわれていた。

これにより、戦前せんぜんしゅう両院りょういん図書館としょかん合併がっぺいしたあらたな国会図書館こっかいとしょかん設立せつりつさだめられた[10]が、この体制たいせいでは国会こっかい議員ぎいん調査ちょうさ研究けんきゅうには不十分ふじゅうぶんであるとみられた[11]。そこで、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくから図書館としょかん使節しせつだんまねかれ、国会こっかいはその意見いけんれて、よく1948ねん昭和しょうわ23ねん)、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほう昭和しょうわ23ねん法律ほうりつだい5ごう)を制定せいていした[12]どうほう施行しこうともない、前述ぜんじゅつした国会図書館こっかいとしょかんほう廃止はいし)。どうほう米国べいこく図書館としょかん使節しせつだんつよ影響えいきょう誕生たんじょうしたため、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん米国べいこく議会ぎかい図書館としょかん (Library of Congress) をモデルとして、議会ぎかい図書館としょかんであると同時どうじ国立こくりつ図書館としょかん国立こくりつ中央ちゅうおう図書館としょかん)の機能きのうね、国内こくない資料しりょう網羅もうらてき収集しゅうしゅう整理せいり目的もくてきとした法定ほうてい納本のうほん制度せいどつこととされた。

国会図書館こっかいとしょかん 開館かいかん

編集へんしゅう

どうほう制定せいていとともに、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん設立せつりつ準備じゅんびすすめられ、初代しょだい館長かんちょうには憲法けんぽう学者がくしゃ日本国にっぽんこく憲法けんぽう制定せいてい憲法けんぽう担当たんとう国務大臣こくむだいじんだった金森かなもり徳次郎とくじろうむかえられて、1948ねん昭和しょうわ23ねん2がつ25にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん発足ほっそくした[13]つづいて、初代しょだいふく館長かんちょう美学びがくもの尾道おのみちたて図書館としょかんちょうだった中井なかい正一しょういち任命にんめいされ[14]同年どうねん6月5にち赤坂あかさか離宮りきゅうかり庁舎ちょうしゃとして、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん正式せいしき開館かいかんした[15]

よく1949ねん昭和しょうわ24ねん)には、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうさだめた方針ほうしんもとづき、出版しゅっぱんほう明治めいじ26ねん法律ほうりつだい15ごう出版しゅっぱんほうおよび新聞紙しんぶんしほう廃止はいしする法律ほうりつ昭和しょうわ24ねん法律ほうりつだい95ごう)により廃止はいし)にもとづいて納本のうほんされた出版しゅっぱんぶつ所蔵しょぞうしていた上野うえの国立こくりつ図書館としょかん(1947ねん昭和しょうわ22ねん)に帝国ていこく図書館としょかんから改称かいしょう[16])が統合とうごうされ、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん名実めいじつともに日本にっぽん唯一ゆいいつ国立こくりつ図書館としょかんとなった。きゅう帝国ていこく図書館としょかん蔵書ぞうしょ施設しせつはそのまま上野うえののこされ、同館どうかん国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん支部しぶ図書館としょかんである支部しぶ上野うえの図書館としょかんとされた。

なお、衆参しゅうさん両院りょういん常任じょうにん委員いいんかいだった「図書館としょかん運営うんえい委員いいんかい」はだい27かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょ1955ねん昭和しょうわ30ねん)3がつ18にち廃止はいしされ、以後いご議院ぎいん運営うんえい委員いいんかいなかしょう委員いいんかいとして審議しんぎつづけられることになった(後述こうじゅつ)。

1960年代ねんだい

編集へんしゅう

組織そしき発足ほっそくより建設けんせつおくれていた国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん本館ほんかん庁舎ちょうしゃは、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほう同時どうじ公布こうふされた国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん建築けんちく委員いいんかいほう昭和しょうわ23ねん法律ほうりつだい6ごう)にもとづいて検討けんとうすすめられ、国会こっかい議事堂ぎじどうきたとなりにあったきゅうドイツ大使館たいしかん跡地あとち東京とうきょう千代田ちよだ永田町ながたちょう)に建設けんせつされることになった[17]本館ほんかん庁舎ちょうしゃ現在げんざい東京とうきょう本館ほんかん)は建築けんちく設計せっけい競技きょうぎにより前川まえかわ國男くにおあんえらばれ、1961ねん昭和しょうわ36ねん)にだいいち工事こうじ完了かんりょうし、図書としょ収蔵しゅうぞうされはじめた[18]収蔵しゅうぞうされた図書としょは、しゅう両院りょういん図書館としょかんからの引継ひきつぎしょ戦後せんご収集しゅうしゅうぶんからなる赤坂あかさか国会図書館こっかいとしょかんかり本館ほんかん蔵書ぞうしょやく100まんさつ帝国ていこく図書館としょかんによる戦前せんぜん収集しゅうしゅうぶん基礎きそとする上野うえの図書館としょかん蔵書ぞうしょやく100まんさつであった。ここに、別々べつべつ歴史れきしつ2かん蔵書ぞうしょは1かん合流ごうりゅうし、同年どうねん11月1にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん本館ほんかん蔵書ぞうしょ205まんさつをもって開館かいかんした。

本館ほんかん工事こうじ開館かいかんつづけられ[19]増築ぞうちく進捗しんちょくともなってきゅう参謀さんぼう本部ほんぶ庁舎ちょうしゃ跡地あとちげん国会こっかい前庭ぜんていきた地区ちく憲政記念館けんせいきねんかん)の三宅みやけざかかり庁舎ちょうしゃかれていた国会こっかいサービス部門ぶもん本館ほんかんない移転いてんし、赤坂あかさか上野うえの三宅みやけざかの3地区ちくかれていた国会図書館こっかいとしょかん機能きのう最終さいしゅうてき統合とうごうをみる。本館ほんかんは、開館かいかんから7ねん1968ねん昭和しょうわ43ねん)に竣工しゅんこうし、地上ちじょう6かい地下ちか1かい事務じむとうと17そう書庫しょことうからなる施設しせつ完成かんせいした。

1970年代ねんだい

編集へんしゅう

1970年代ねんだいには蔵書ぞうしょ順調じゅんちょう増大ぞうだい閲覧えつらんしゃ増加ぞうかすすみ、本館ほんかん施設しせつはやくも手狭てぜまになりつつあった[20]。このため本館ほんかんきたとなり新館しんかん建設けんせつされることになり、1986ねん昭和しょうわ61ねん)に完成かんせいした[21]設計せっけい本館ほんかんおなじく前川まえかわ國男くにお担当たんとうした。地上ちじょう4かい地下ちか8かい広大こうだい地下ちか部分ぶぶんをすべて書庫しょこにあてた新館しんかん完成かんせいにより、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん全館ぜんかん合計ごうけいで1,200まんさつ図書としょ収蔵しゅうぞう可能かのうとなったが、これも21世紀せいき初頭しょとう所蔵しょぞう能力のうりょく限界げんかいたっすることが予測よそくされた[22]

1980年代ねんだい

編集へんしゅう

1970年代ねんだいすえから、だい国立こくりつ国会こっかい図書館としょかん建設けんせつする計画けいかく浮上ふじょうした[23]だい国会図書館こっかいとしょかんつづける蔵書ぞうしょ東京とうきょう本館ほんかん分担ぶんたんして保存ほぞんするとともに、コンピュータ技術ぎじゅつ発達はったつともな情報じょうほう通信つうしん発展はってん対応たいおうする情報じょうほう発信はっしん来館らいかんがたサービスにとくした図書館としょかんとして関西文化学術研究都市かんさいぶんかがくじゅつけんきゅうとし建設けんせつされることになり、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん関西かんさいかんとして、2002ねん平成へいせい14ねん)に開館かいかんした。関西かんさいかんには科学かがく技術ぎじゅつ関連かんれん資料しりょう、アジア言語げんご資料しりょう国内こくない博士はかせ論文ろんぶんなどが移管いかんされ、東京とうきょう本館ほんかんとともに国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん中央ちゅうおうかん構成こうせいする一角いっかくとなった[24]

また、関西かんさいかん開館かいかん前後ぜんごして、支部しぶ上野うえの図書館としょかん施設しせつ改築かいちくのうえ、国際こくさいども図書館としょかんとして活用かつようする計画けいかくすすめられた[25]国際こくさいども図書館としょかん国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん蔵書ぞうしょのうち児童じどうしょ(おもに18さい未満みまん対象たいしょうとする図書館としょかん資料しりょう)を分担ぶんたんして所蔵しょぞうする児童じどうしょのナショナルセンターとして位置いちづけられ、2000ねん平成へいせい12ねん)に部分ぶぶん開館かいかん、2002ねん平成へいせい14ねん)に全面ぜんめん開館かいかんした[26]

21世紀せいき以後いご動向どうこう

編集へんしゅう

電子でんし図書館としょかん事業じぎょう拡充かくじゅうちからそそがれる一方いっぽう2005ねん平成へいせい17ねん)の国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうにおける館長かんちょう国務大臣こくむだいじん待遇たいぐう規定きてい削除さくじょ[27]、2006ねん平成へいせい18ねん)の自由民主党じゆうみんしゅとう行政ぎょうせい改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ国会こっかい事務じむきょく改革かいかく一環いっかんとしての独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん提言ていげん[27]、2007ねん平成へいせい19ねん)の国会こっかい関係かんけいしゃ以外いがいからははじめてとなる長尾ながおしんもと京都大学きょうとだいがく総長そうちょう)の館長かんちょう任命にんめいなど、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん組織そしきのありかたをめぐるうごきが相次あいついでいる。

2014ねん平成へいせい26ねん)1がつ21にちには、図書館としょかんけデジタル資料しりょう送信そうしんサービスが開始かいしされた[28]

2016ねん平成へいせい28ねん)にはちゃ水女子大学みずじょしだいがくぜん学長がくちょう羽入はにゅう佐和子さわこ女性じょせいとしてはじめて館長かんちょう就任しゅうにんした。

2020ねんれい2ねん)3がつ4にちCOVID-19流行りゅうこうけ、東京とうきょう本館ほんかん休館きゅうかん決定けっていした。当初とうしょ休館きゅうかん期間きかんは3がつ5にち - 3月16にちまでの12日間にちかん予定よていしていたが、6がつ10日とおかまで延長えんちょうされた。再開さいかいはインターネットからの抽選ちゅうせん予約よやくせい実施じっししたうえで、1にち入館にゅうかんしゃすう制限せいげんして[注釈ちゅうしゃく 4]再開さいかいしている[29]。また、同年どうねん11がつ4にち以降いこう平日へいじつのみ時間じかん限定げんていして一般いっぱん入場にゅうじょう再開さいかい[注釈ちゅうしゃく 5]、その段階だんかいてき制限せいげん緩和かんわされ、2023ねん1がつ19にち以降いこう館内かんない滞留たいりゅう人数にんずう制限せいげんを1000にんとして開館かいかんし、6月22にち以降いこう制限せいげん撤廃てっぱいした[30]

2022ねんれい4ねん)5がつ19にち、「個人こじんけデジタル資料しりょう送信そうしんサービス」が開始かいし[31][32]

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうは、その前文ぜんぶんで、「国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんは、真理しんりがわれらを自由じゆうにするという確信かくしんつて憲法けんぽう誓約せいやくする日本にっぽん民主みんしゅ世界せかい平和へいわとに寄与きよすることを使命しめいとしてここに設立せつりつされる」と、その設立せつりつ理念りねんあきらかにしている。「真理しんりがわれらを自由じゆうにする」とは、図書館としょかん公平こうへい資料しりょう提供ていきょうしていくことで、国民こくみん自由じゆう保障ほしょうし、健全けんぜん民主みんしゅ社会しゃかいはぐくいしずえとなっていかねばならないとする、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん基本きほん理念りねんあきらかにしたものであると解釈かいしゃくされている。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうはアメリカ図書館としょかん使節しせつだん原案げんあんもと起草きそうされたといわれているが、この前文ぜんぶん歴史れきし学者がくしゃ参議院さんぎいん議員ぎいん羽仁はに五郎ごろう当時とうじ参議院さんぎいん図書館としょかん運営うんえい委員いいんちょう)が挿入そうにゅうした[33]とされる。「真理しんりがわれらを自由じゆうにする」のは、羽仁はに五郎ごろうドイツ留学りゅうがく当時とうじ留学りゅうがくさきフライブルク大学だいがく図書館としょかん建物たてものきざまれていたドイツ銘文めいぶんDIE WAHRHEIT WIRD EUCH FREIMACHEN 真理しんりなんじらを自由じゆうにする)」に感銘かんめいけ、これをもとに創案そうあんした。さらに、このは『新約しんやく聖書せいしょ』のギリシアΗいーた ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥうぷしろんΜみゅーΑあるふぁΣしぐま真理しんりはあなたたちを自由じゆうにする)」(ヨハネによる福音ふくいんしょ 8-32)に由来ゆらいしているともいわれる[34][ようページ番号ばんごう][35]

1961ねん昭和しょうわ36ねん)に開館かいかんした国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん東京とうきょう本館ほんかんでは、本館ほんかん2かい図書としょカウンターのヒサシ部分ぶぶん金森かなもり初代はつよ館長かんちょう揮毫きごうによる「真理しんりがわれらを自由じゆうにする」のおおきくきざまれ、このおおくのひとまるようになるとともに、ひとり国立こくりつ国会こっかい図書館としょかんのみならず、図書館としょかん一般いっぱん原理げんりとして理解りかいされるようになった[36]だい世界せかい大戦たいせんこう日本にっぽん図書館としょかん運動うんどう図書館としょかんかい発展はってんにおいて、このあたえた影響えいきょうすくなくない。

 
関西かんさいかん 陶器とうきさんゆう設計せっけい
 
関西かんさいかん増築ぞうちく計画けいかく模型もけい 日本にっぽん設計せっけい設計せっけい2016ねん9月29にち撮影さつえい

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん日本にっぽん立法府りっぽうふである国会こっかいぞくする独立どくりつしたくに機関きかんで、衆議院しゅうぎいん議長ぎちょうおよび参議院さんぎいん議長ぎちょうならびにりょう議院ぎいんかれる常任じょうにん委員いいんかいである議院ぎいん運営うんえい委員いいんかい監督かんとくのもと自立じりつして運営うんえいされる。図書館としょかん事務じむすべする国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんちょうは、りょう議院ぎいん議長ぎちょうが、りょう議院ぎいん議院ぎいん運営うんえい委員いいんかい協議きょうぎのち国会こっかい承認しょうにんて、これを任命にんめいする。

その組織そしき国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうもとづき、中央ちゅうおう図書館としょかん支部しぶ図書館としょかんからなる。また、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん連絡れんらく調整ちょうせい委員いいんかいかれる。中央ちゅうおう図書館としょかんには、東京とうきょう永田町ながたちょう東京とうきょう本館ほんかん京都きょうと精華せいかまち関西文化学術研究都市かんさいぶんかがくじゅつけんきゅうとし)の関西かんさいかんがあり、支部しぶ図書館としょかんのひとつである国際こくさいども図書館としょかんあつかうものをのぞき、国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする各種かくしゅ資料しりょう分担ぶんたんして保管ほかんしている。また、国会こっかい議事堂ぎじどううちには、中央ちゅうおう図書館としょかん付属ふぞくする国会こっかい分館ぶんかんがある。

支部しぶ図書館としょかんは、国際こくさいども図書館としょかん、そして行政ぎょうせいおよび司法しほうかく部門ぶもんにおかれる図書館としょかんがこれに該当がいとうする。このうち国際こくさいども図書館としょかんは、納本のうほん制度せいどによって国会図書館こっかいとしょかんあつめられた日本にっぽん国内こくない出版しゅっぱんぶつ購入こうにゅう国際こくさい交換こうかんによりもたらされた日本にっぽん国外こくがい出版しゅっぱんぶつのうち、18さい未満みまん読者どくしゃしゅたる対象たいしょうとする資料しりょう保存ほぞん提供ていきょう分担ぶんたんしており、その性格せいかく実質じっしつてきには中央ちゅうおう図書館としょかん分館ぶんかんちかい。

行政ぎょうせいおよび司法しほうかく部門ぶもん、すなわちかく省庁しょうちょうおよび最高裁判所さいこうさいばんしょかれる図書館としょかんについては行政ぎょうせい司法しほうたいするサービスのふしあらためてくわしくあつかうが、かく省庁しょうちょう裁判所さいばんしょかれる付属ふぞく図書館としょかん制度せいどじょう国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん支部しぶとすることで、日本にっぽん唯一ゆいいつ国立こくりつ中央ちゅうおう図書館としょかんである国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんかく図書館としょかん一体いったいのネットワークにいたものである。これらの図書館としょかんは、設置せっち主体しゅたいかく省庁しょうちょう裁判所さいばんしょであるが、同時どうじ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん支部しぶ図書館としょかんとして、中央ちゅうおう図書館としょかんとともに国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん組織そしき一部いちぶとされる特別とくべつ位置いちづけにある。

東京とうきょう関西かんさいの2つの施設しせつかれた中央ちゅうおう図書館としょかんはおよそ900にん職員しょくいんようしており、業務ぎょうむごとに部局ぶきょく細分さいぶんされているが、そのうち唯一ゆいいつ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほう設置せっち根拠こんきょとする特別とくべつ部局ぶきょくとして「調査ちょうさおよ立法りっぽう考査こうさきょく」がある。調査ちょうさおよ立法りっぽう考査こうさきょく国会こっかいたいする図書館としょかん奉仕ほうしくわえて、衆参しゅうさん両院りょういん常任じょうにん委員いいんかい必要ひつようとする分野ぶんやかんする高度こうど調査ちょうさおこな特別とくべつしょくとしてかれる専門せんもん調査ちょうさいん中心ちゅうしんに、国会こっかいからの要望ようぼうおうじた調査ちょうさ業務ぎょうむおこなっている。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんのサービスは、以下いかの3ほんはしらからっている。

国会こっかいへのサービス
立法りっぽうさい必要ひつようとなる資料しりょう収集しゅうしゅう分析ぶんせき提供ていきょうおこなう。
行政ぎょうせい司法しほうへのサービス
かく省庁しょうちょう最高さいこう裁判所さいばんしょ支部しぶ図書館としょかん設置せっちし、図書館としょかんサービスをおこなう。
国民こくみん一般いっぱんへのサービス
一般いっぱん利用りようしゃ直接ちょくせつ、またはほかの公共こうきょう図書館としょかんなどをつうじて間接かんせつてきけるサービス。また、地方ちほう議会ぎかい公務員こうむいんへのサービスもここにふくまれる。

国会図書館こっかいとしょかん」という名称めいしょうからあきらかなように、国会こっかいへのサービスを第一義だいいちぎとするが、国民こくみん一般いっぱんへのサービスも国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん重要じゅうよう要素ようそである。国民こくみんへのサービスは日本にっぽん国立こくりつ中央ちゅうおう図書館としょかんとしての機能きのうであり、納本のうほん制度せいどもとづく国内こくない出版しゅっぱんぶつ網羅もうらてき収集しゅうしゅう全国ぜんこく書誌しょし作成さくせいおこなわれる。また、図書館としょかんあいだ協力きょうりょく国際こくさい協力きょうりょくにもちかられており、国際こくさい協力きょうりょくでは資料しりょう国際こくさい交換こうかん資料しりょう貸出かしだし複写ふくしゃレファレンスサービス日本語にほんご図書としょあつか外国がいこくじん司書ししょ研修けんしゅうなどをおこなっている。

一般いっぱん利用りようしゃへのサービス

編集へんしゅう

一般いっぱん利用りようしゃへのサービスは、来館らいかん利用りよう利用りようしゃ身近みぢかにある図書館としょかんなどをつうじた間接かんせつてき利用りよう、そして後述こうじゅつするインターネットつうじた電子でんし図書館としょかんサービスの提供ていきょうなどからっている。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんかくサービスポイント、すなわち東京とうきょう本館ほんかん関西かんさいかん国際こくさいども図書館としょかんなどを利用りようしゃ直接ちょくせつおとずれる来館らいかん利用りようでは、利用りよう許可きょか必要ひつよう貴重きちょうしょ特別とくべつ事情じじょうがあって利用りよう制限せいげんされている資料しりょうのぞき、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする膨大ぼうだい資料しりょう利用りようしゃもとめにおうじて提供ていきょうされる。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする資料しりょう現在げんざいでは3かん分散ぶんさんしているが、それぞれにせて来館らいかん利用りようすることが可能かのうである。

間接かんせつてき利用りようでは、一般いっぱん図書館としょかん利用りようしゃさいよせ図書館としょかんでは入手にゅうしゅできなかった資料しりょう網羅もうらてきなコレクションを国会図書館こっかいとしょかんから図書館としょかんあいだ貸出かしだしせたり、さいよせ図書館としょかんでは解決かいけつできなかったレファレンスサービス(図書館としょかんいんおこな参考さんこう調査ちょうさ)を国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん依頼いらいしたりすることができる。

図書館としょかんあいだ貸出かしだしは、利用りようしゃ身近みぢかにある公共こうきょう図書館としょかん大学だいがく図書館としょかん各種かくしゅ資料しりょうしつ(ただし国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん図書館としょかんあいだ貸出かしだし制度せいど加入かにゅう申請しんせいし、承認しょうにんけた機関きかんのみ)を窓口まどぐちとして、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん資料しりょう利用りようできる制度せいどである。ただし、さき図書館としょかんかんがいすことも貸出かしだしさきでの複写ふくしゃもできない。また、すのは昭和しょうわ23ねん設立せつりつ以降いこう国会図書館こっかいとしょかんれた和洋わよう図書としょかぎられ、損耗そんこうはげしい資料しりょう貴重きちょうしょのほか、しにかないほんさない[37]

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん資料しりょう保存ほぞんだい原則げんそくとしているため、個人こじんたいする貸出かしだしおこなっていない。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンライン (NDL ONLINE)

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンライン(正式せいしき名称めいしょう国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん検索けんさく申込もうしこみオンラインサービス)は、2018ねん1がつ5にちよりサービスを開始かいしした、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞう資料しりょう検索けんさくもうみができるシステムである。閲覧えつらんもうみについては入館にゅうかんちゅうのみ可能かのうで、それ以外いがい場所ばしょではできない。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする資料しりょうであれば、インターネット経由けいゆ書誌しょし情報じょうほう検索けんさく・ダウンロードできる[38]。2024ねんに「国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんサーチ」に統合とうごうされた[39]

2017ねん12月27にちまでは「国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん蔵書ぞうしょ検索けんさく申込もうしこみシステム(NDL-OPAC)」として運用うんようされていた。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんサーチ

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんサーチ(NDL Search) は、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん提供ていきょうしている検索けんさくサービスである。2012ねん1がつより正式せいしきにサービスを開始かいしした[40]国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする資料しりょうのすべてをさがすことができるほか、都道府県とどうふけんりつ図書館としょかん政令せいれい指定してい都市とし市立しりつ図書館としょかん蔵書ぞうしょ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんやほかの機関きかん収録しゅうろくしている各種かくしゅのデジタル情報じょうほうなどをさがすことができる[41]

2023ねん8がつ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンラインの機能きのう統合とうごうしたあたらしい国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんサーチのシステムが発表はっぴょうされ、2024ねん1がつ5にちけで移行いこうされた[42]

国会こっかいたいするサービス

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん国会こっかいたいするサービスは、資料しりょう提供ていきょうしなどの一般いっぱんてき図書館としょかんサービスにくわえて、議会ぎかい図書館としょかん特有とくゆう立法りっぽう調査ちょうさそなえている[43]

東京とうきょう本館ほんかん国会こっかい議事堂ぎじどうない国会こっかい分館ぶんかんには国会こっかい議員ぎいん専用せんよう議員ぎいん閲覧えつらんしつがあり、本館ほんかん議員ぎいん閲覧えつらんしつには議員ぎいん研究けんきゅうしつ付設ふせつされている。また、国会こっかい議員ぎいん国会こっかい職員しょくいんたいしては国会こっかい分館ぶんかん中心ちゅうしんしサービスもおこなわれており、図書館としょかんへのしとことなってしの冊数さっすう制限せいげん存在そんざいしない。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん組織そしきにおいて、国会こっかいたいするサービスの主体しゅたいとなるのは国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうだい15じょうによって規定きていされた調査ちょうさおよ立法りっぽう考査こうさきょく(「調査局ちょうさきょく」と略称りゃくしょうされる)である。調査局ちょうさきょくは、どうほう規定きていもとづいて、国会こっかいのための調査ちょうさ立法りっぽう関連かんれんする資料しりょう収集しゅうしゅう提供ていきょうおこなうこととされている。

このために調査ちょうさきょくには国会こっかいのための調査ちょうさおこな部門ぶもん立法りっぽう関連かんれん資料しりょう提供ていきょうサービスをおこな部門ぶもんかれている。調査ちょうさ部門ぶもん各課かくかはおおむね国会こっかい両院りょういん常任じょうにん委員いいんかい構成こうせい対応たいおうする主題しゅだいべつ細分さいぶんされており、国会こっかい議員ぎいんわせにおうじて調査ちょうさおこな立法りっぽうレファレンス業務ぎょうむや、時事じじてき問題もんだいについての予備よび調査ちょうさおこなう。

また、調査局ちょうさきょく国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん国民こくみんけサービスのための資料しりょう収集しゅうしゅう整理せいりとは独立どくりつして資料しりょう収集しゅうしゅう整理せいりおこなっており、最新さいしん情報じょうほう収集しゅうしゅうして立法りっぽう業務ぎょうむ補佐ほさ役立やくだてている。このほか、調査局ちょうさきょくつうじておこなわれる国会こっかいけのサービスには国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん一般いっぱん所蔵しょぞう資料しりょうのうちの議会ぎかい法令ほうれい関係かんけい資料しりょう管理かんり提供ていきょう法令ほうれい索引さくいん作成さくせい国会こっかい会議かいぎろくデータベースなどがあり、これらは国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん閲覧えつらんしつ出版しゅっぱん活動かつどう、インターネット送信そうしんなどをつうじて、一般いっぱん国民こくみんたいしても提供ていきょうされている。

行政ぎょうせい司法しほうたいするサービス

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんのサービス対象たいしょうのもうひとつのはしらくに行政ぎょうせい司法しほうたいしてである。これらにたい国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん図書館としょかんサービス資料しりょうし、複写ふくしゃ、レファレンスなどの図書館としょかんサービスをおこなっているが、その窓口まどぐちとなるのがくに行政ぎょうせい司法しほうかく部門ぶもんもうけられた支部しぶ図書館としょかんである。行政ぎょうせい司法しほうかく部門ぶもん附属ふぞく図書館としょかん支部しぶないかく図書館としょかん支部しぶ最高さいこう裁判所さいばんしょ図書館としょかんなど)は、設置せっち母体ぼたい省庁しょうちょう刊行かんこうぶつおさめたり業務ぎょうむじょう必要ひつよう資料しりょう収集しゅうしゅう所蔵しょぞうしており、それぞれの省庁しょうちょう予算よさんによって運営うんえいされるが、同時どうじ制度せいどじょう国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん支部しぶ図書館としょかんとして国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん組織そしき包括ほうかつされている。また、支部しぶ図書館としょかん同士どうし国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん中央ちゅうおうかん中心ちゅうしんにネットワークを形成けいせいし、かく省庁しょうちょう出版しゅっぱんぶつ相互そうご交換こうかん資料しりょう相互そうご貸借たいしゃく図書館としょかん職員しょくいん共通きょうつう研修けんしゅうなどをおこなう。

行政ぎょうせい司法しほうかく部門ぶもん支部しぶ図書館としょかん館長かんちょうはそれぞれの事務じむかん技官ぎかんから任命にんめいされるが、その任命にんめいけん立法府りっぽうふ職員しょくいんである国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんちょうあたえられている。このように三権さんけんをまたぐ支部しぶ図書館としょかん制度せいど世界せかい国立こくりつ図書館としょかんなかでもきわめてめずらしく、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんのもつおおきな特色とくしょくのひとつである。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん特色とくしょく

編集へんしゅう

資料しりょう収集しゅうしゅう整理せいり

編集へんしゅう

世界せかい各国かっこく国立こくりつ中央ちゅうおう図書館としょかんは、法律ほうりつなどによってさだめられた納本のうほん制度せいどによって出版しゅっぱんしゃ特定とくてい図書館としょかん出版しゅっぱんぶつおさめることを義務ぎむづけ、いち国内こくない出版しゅっぱんぶつ網羅もうらてき収集しゅうしゅうすることを重要じゅうよう役割やくわりとしている。

日本にっぽん国立こくりつ中央ちゅうおう図書館としょかんである国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんにおいては、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうが、国内こくないすべての官公庁かんこうちょう団体だんたい個人こじん出版しゅっぱんぶつ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん納本のうほんすることを義務ぎむづけている[44]納本のうほん対象たいしょうとなる出版しゅっぱんぶつは、図書としょしょう冊子さっし逐次ちくじ刊行かんこうぶつ雑誌ざっし新聞しんぶん年鑑ねんかん)、楽譜がくふ地図ちずマイクロフィルム資料しりょう点字てんじ資料しりょうおよびCD-ROMDVDなどパッケージで頒布はんぷされる電子でんし出版しゅっぱんぶつ音楽おんがくCDやゲームソフトもふくむ)などである[44]納本のうほんもとめられる部数ぶすうは、官公庁かんこうちょうでは2から30までの複数ふくすうであり、民間みんかん出版しゅっぱんぶつは1である[44]

納本のうほん以外いがい資料しりょう収集しゅうしゅう手段しゅだんとしては、寄贈きぞう購入こうにゅうや、出版しゅっぱんぶつ国際こくさい交換こうかんがある[45]購入こうにゅうつうじては、古書こしょ典籍てんせきなど納本のうほん対象たいしょうとならないものや、百科ひゃっか事典じてん辞典じてん年鑑ねんかんなど参考さんこう図書としょとしてきわめて利用りようおお資料しりょう複本ふくほん、そして学術がくじゅつ研究けんきゅう有用ゆうようであると判断はんだんされ選択せんたくされた外国がいこく資料しりょう収集しゅうしゅうされる。国際こくさい交換こうかんは、他国たこく国立こくりつ図書館としょかん議会ぎかい図書館としょかんたいし、納本のうほん制度せいどによって複数ふくすうれられた官公庁かんこうちょう出版しゅっぱんぶつをおもに提供ていきょうすることにより、交換こうかん入手にゅうしゅむずかしい外国がいこく官公庁かんこうちょう資料しりょうとう収集しゅうしゅうするのにもちいられている[46]

こうして国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんあらたに収集しゅうしゅうされた資料しりょうは、いちけんいちけんについてその書名しょめい著者ちょしゃ出版しゅっぱんしゃ出版しゅっぱんねんなどの個体こたい同定どうてい情報じょうほう記述きじゅつされた書誌しょしデータが作成さくせいされる。また国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん書誌しょしデータには同館どうかん独自どくじ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん分類ぶんるいひょう(NDLC)によって分類ぶんるい番号ばんごうがつけられ、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん件名けんめい標目表ひょうもくひょう(NDLSH)によって件名けんめい付与ふよされて、目録もくろく登録とうろくされる。現在げんざいでは目録もくろく大半たいはんはオンラインされており、インターネットじょうから検索けんさくすることが可能かのうになっている。

なお、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん蔵書ぞうしょ構築こうちくなど図書館としょかん技術ぎじゅつかんする運用うんようは、1948ねん昭和しょうわ23ねん)9がつGHQ民間みんかん情報じょうほう教育きょういくきょく特別とくべつ顧問こもんロバート・B・ダウンズ(イリノイ大学だいがく図書館としょかんちょう)によって提出ていしゅつされた『国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんける図書としょ整理せいり文献ぶんけん参考さんこうサーヴィスならびに全般ぜんぱんてき組織そしきかんする報告ほうこく』(ダウンズ報告ほうこく)にもとづくめんおおきい。図書としょ整理せいりは、開館かいかん当初とうしょはダウンズ報告ほうこくもとづいて、和漢わかんしょ日本にっぽん国内こくない図書館としょかん一般いっぱんてき日本にっぽんじゅうしん分類ぶんるいほう(NDC)、洋書ようしょ世界せかいてき使つかわれるデューイじゅうしん分類ぶんるいほう(DDC)によっておこなわれていた[47]。しかし、膨大ぼうだい蔵書ぞうしょ書架しょかはいして利用りようしていくうえでじゅうしん分類ぶんるいほう不便ふべんがみられたため、1963ねん国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん分類ぶんるいひょう考案こうあんされ、1968ねん洋書ようしょに、1969ねん和書わしょ適用てきようされた[48]。ただし、かず図書としょについてはそれ以降いこう書誌しょしデータには日本にっぽんじゅうしん分類ぶんるいひょうによる分類ぶんるい番号ばんごう付与ふよされており、日本にっぽんじゅうしん分類ぶんるいほう日常にちじょう利用りようしているほかの図書館としょかん一般いっぱん利用りようしゃ便びんにもそなえている。

書誌しょしデータの提供ていきょう

編集へんしゅう

納本のうほん制度せいどにより、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん原則げんそくとしてすべての出版しゅっぱんぶつ継続けいぞくてきそろうことになるため、理論りろんてきには国会図書館こっかいとしょかん編成へんせいするかん所蔵しょぞう資料しりょう目録もくろくは、日本にっぽん出版しゅっぱんされたすべての出版しゅっぱんぶつ書誌しょし情報じょうほうおさめた目録もくろくとなる。こうして作成さくせいされた目録もくろくおさめられる、全国ぜんこく出版しゅっぱんぶつかんする網羅もうらてき書誌しょし情報じょうほう全国ぜんこく書誌しょしといい、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんにおいては毎週まいしゅういち、そのしゅう納本のうほん制度せいどによってれられた資料しりょう書誌しょし情報じょうほうが『日本にっぽん全国ぜんこく書誌しょし』としてまとめられている。

日本にっぽん全国ぜんこく書誌しょし』はインターネットじょう公開こうかいされるほか、冊子さっしたい刊行かんこう頒布はんぷされる。また、電子でんし情報じょうほう・データベースしたものが『JAPAN/MARC』として頒布はんぷされ、CD-ROMばんやDVD-ROMばんでも販売はんばいされている。その基本きほんてき機能きのうは、日本にっぽんにおいて出版しゅっぱんされた出版しゅっぱんぶつ検索けんさく調査ちょうさするさい総合そうごうてき統一とういつてき索引さくいんである。

また、かく図書館としょかんは、かん所蔵しょぞうする資料しりょう目録もくろく作成さくせいするにあたって、かん書誌しょしデータを作成さくせいせずとも、『日本にっぽん全国ぜんこく書誌しょし』を利用りようしてコピーカタロギング(書誌しょし情報じょうほう複製ふくせいしてかん目録もくろく作成さくせいすること)することができる。これにはかく図書館としょかん目録もくろく作成さくせい労力ろうりょく軽減けいげん、および国内こくないかく図書館としょかんあいだでの書誌しょしデータの共有きょうゆうというメリットがあるが、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん目録もくろく作成さくせいには刊行かんこうからタイムラグがあり、新刊しんかん検索けんさくかないことが欠点けってんとして指摘してきされている。これは、ほかの図書館としょかん新規しんきれて目録もくろくする資料しりょうおおくは新刊しんかんしょであるためである。このため、公共こうきょう図書館としょかんおおくは『JAPAN/MARC』よりも民間みんかん図書としょ取次とりつぎ会社かいしゃ作成さくせいする書誌しょしデータベースを目録もくろく作成さくせいもちいることがおおく、コピーカタロギングのための全国ぜんこく書誌しょしとしての役割やくわりはあまり活用かつようされていない。

また、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん全国ぜんこく書誌しょし作成さくせいとともに、開館かいかん以来いらい雑誌ざっし記事きじ索引さくいん』を作成さくせい頒布はんぷしている。これは国内こくない主要しゅよう雑誌ざっし収録しゅうろく記事きじ目録もくろくしたもので、索引さくいん範囲はんいはおもに学術がくじゅつなど調査ちょうさじょう利用りようたいする要求ようきゅうおおきい雑誌ざっし限定げんていされているものの、通常つうじょう目録もくろくでは検索けんさくされにくい雑誌ざっし記事きじ目録もくろくとして貴重きちょうなものである。

蔵書ぞうしょ

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする資料しりょう基礎きそとなる部分ぶぶんは、戦前せんぜん帝国ていこく議会ぎかい両院りょういん付属ふぞく図書館としょかん議会ぎかい審議しんぎたすけるために収集しゅうしゅうした資料しりょうと、当時とうじ日本にっぽん唯一ゆいいつ国立こくりつ図書館としょかんであった帝国ていこく図書館としょかん蔵書ぞうしょの2つからっている。とく帝国ていこく図書館としょかん蔵書ぞうしょ出版しゅっぱんほう納本のうほん制度せいどもとづいて網羅もうらてき収集しゅうしゅうされた戦前せんぜん図書としょや、貴重きちょう古書こしょ洋書ようしょなどをふくみ、きわめて価値かちたかい。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん成立せいりつ以降いこういちこく網羅もうらてき収集しゅうしゅう全国ぜんこく書誌しょし作成さくせい目的もくてきとした本格ほんかくてき納本のうほん制度せいど導入どうにゅうされたため、この図書館としょかんには原則げんそくとして日本にっぽん出版しゅっぱんされたすべての出版しゅっぱんぶつ所蔵しょぞうされている。外国がいこく資料しりょうについては、国際こくさい交換こうかん購入こうにゅうにより、学術がくじゅつ研究けんきゅう参考さんこう調査ちょうさ有用ゆうよう人文じんぶん社会しゃかい科学かがく資料しりょうや、科学かがく技術ぎじゅつ資料しりょう日本にっぽん関係かんけい資料しりょうなどを中心ちゅうしん収集しゅうしゅうしている。

国会図書館こっかいとしょかん蔵書ぞうしょなかには、きゅう帝国ていこく図書館としょかん時代じだいふく図書館としょかんがまとまってれた特色とくしょくあるコレクションがふくまれる。これらの特殊とくしゅコレクションは、資料しりょうてき価値かちたかいものがおおい。代表だいひょうてきなコレクションとして、帝国ていこく図書館としょかんからいだきゅう藩校はんこう蔵書ぞうしょ徳川とくがわ幕府ばくふ引継ひきつぎ書類しょるい本草学ほんぞうがく関連かんれん古書こしょからなる伊藤いとう文庫ぶんこ白井しらい文庫ぶんこや、戦後せんご国会図書館こっかいとしょかん議会ぎかいのための図書館としょかんであるという性格せいかくから重点的じゅうてんてきれた近代きんだい政治せいじ関連かんれん資料しりょうからなる憲政けんせい資料しりょう国内外こくないがい議会ぎかい法令ほうれい関係かんけい資料しりょう支部しぶ上野うえの図書館としょかんきゅうぞうしていたバレエシャンソン関連かんれん資料しりょうあしはらえいりょうコレクション、出版しゅっぱん文化ぶんか資料しりょう中心ちゅうしんとする布川ふかわ文庫ぶんこぬの川角かわすみ左衛門さえもんきゅう蔵書ぞうしょ)、国語こくご学者がくしゃ亀田かめだ次郎じろう収集しゅうしゅうした国語こくごがく関係かんけいしょ亀田かめだ文庫ぶんこやく6,900さつ)などがある。また、戦前せんぜん発禁はっきん処分しょぶんけた書籍しょせき雑誌ざっしもコレクションにふくまれ、きゅう帝国ていこく図書館としょかん所蔵しょぞう発禁はっきん図書としょ一般いっぱん資料しりょう一部いちぶとして、きゅう内務省ないむしょう保管ほかん発禁はっきん図書としょ貴重きちょうしょあつかいのため一定いってい制限せいげん閲覧えつらんきょうされている。

2021ねんまつ統計とうけいによれば、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞう資料しりょう東京とうきょう本館ほんかん関西かんさいかん国際こくさいども図書館としょかん合計ごうけいで、図書としょ1,192まん7,978さつ雑誌ざっし新聞しんぶん1,993まん9,341てん図書としょ形態けいたい以外いがい資料しりょう(マイクロフィルムや地図ちず楽譜がくふ映像えいぞう資料しりょう録音ろくおん資料しりょう磁気じき記録きろく資料しりょう絵画かいが写真しゃしん点字てんじ資料しりょうなど)1,435まん211てんである[3]

ゲームソフトについてはゲームメーカーなどの利益りえき不当ふとう侵害しんがいしないように配慮はいりょすることで関係かんけい団体だんたいとのあいだ合意ごういしていることから、所蔵しょぞうソフトの一部いちぶ[注釈ちゅうしゃく 6]調査ちょうさ研究けんきゅう目的もくてき[注釈ちゅうしゃく 7]限定げんていしてうえでプレイすることが出来でき[49]

電子でんし図書館としょかん事業じぎょう

編集へんしゅう

1990年代ねんだい以降いこう情報じょうほう通信つうしん発展はってん対応たいおうし、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんはおもにインターネットうえウェブサイトつうじた電子でんし図書館としょかん機能きのう拡充かくじゅうすすめている。

2002ねん平成へいせい14ねん)には、関西かんさいかん開館かいかんともな公式こうしきサイト大幅おおはば刷新さっしんされた。下記かきのようにさまざまな電子でんし図書館としょかんコンテンツが公開こうかいされている。

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンライン

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん蔵書ぞうしょ検索けんさく申込もうしこみシステム(NDL-OPAC)は2002ねん機能きのう大幅おおはば拡充かくじゅうされ、国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする資料しりょうのほとんどがインターネットをつうじて検索けんさくすることが可能かのうになった。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする国内こくない出版しゅっぱんぶつ納本のうほん制度せいどつうじて収集しゅうしゅうされた日本にっぽん国内こくない出版しゅっぱんぶつ網羅もうらてきコレクション、その目録もくろく週刊しゅうかんでまとめられてきた全国ぜんこく書誌しょし集積しゅうせきであるため、NDL-OPACをつうじた書誌しょしデータの提供ていきょうは、たん国会こっかい図書館としょかんいちかん資料しりょう所蔵しょぞう情報じょうほう公開こうかいにとどまらず、日本にっぽんにおける出版しゅっぱんぶつ書誌しょしデータを網羅もうらてきひろ提供ていきょうするサービスでもあった。また、おなじく雑誌ざっし記事きじ索引さくいんもNDL-OPACをつうじてインターネット検索けんさく可能かのうで、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん開館かいかん以来いらい50ねん以上いじょうにわたって蓄積ちくせきされた雑誌ざっし記事きじ索引さくいんのデータベースが公開こうかいされた。

NDL-OPACは2017ねん12月にサービスが終了しゅうりょう[50]、2018ねん1がつ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん検索けんさく申込もうしこみオンラインサービス国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンライン)としてリニューアルされた[51]国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンラインではNDL-OPACとちがい、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションの目次もくじ情報じょうほう検索けんさく対象たいしょうになる[52]。このほか、レファレンスサービスを専用せんようシステムから統合とうごう英語えいごばん提供ていきょうされる画面がめん拡充かくじゅう遠隔えんかくサービスの利用りようしゃ登録とうろく手続てつづきおこなえるようになった[53]

2023ねん8がつ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんサーチへの統合とうごう発表はっぴょうされ[42]、2024ねん1がつ5にちづけ統合とうごうあらたな「国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんサーチ」として公開こうかいされた[42]

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション

編集へんしゅう

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション[注釈ちゅうしゃく 8]」(旧称きゅうしょう国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタル資料しりょう)は、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん所蔵しょぞうする資料しりょうのうち、デジタルしたものを収録しゅうろくしている。2011ねんにサービスを開始かいしした[54]

デジタルした資料しりょうは、「インターネット公開こうかい」「図書館としょかん個人こじん送信そうしん限定げんてい」「国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんない限定げんてい」の3種類しゅるい公開こうかい範囲はんいのいずれかに設定せっていされている。歴史れきしてき貴重きちょうしょ錦絵にしきえ画像がぞう歴史れきしてき音源おんげん著作ちょさくけん保護ほご期間きかんれた著作ちょさくぶつなどはインターネットじょう一般いっぱん公開こうかいされている。保護ほご期間きかんれていない資料しりょう絶版ぜっぱんなどで入手にゅうしゅ困難こんなんならば、インターネットをつうじて「個人こじんけデジタル資料しりょう送信そうしんサービス」にログインしたうえ自身じしんはしまつ(パソコン、タブレット)などで閲覧えつらんするか(日本にっぽん国内こくない居住きょじゅうしゃのみ)、「図書館としょかんけデジタル資料しりょう送信そうしんサービス」に参加さんかしている日本にっぽん国内こくない図書館としょかんなどで閲覧えつらんすることができる[32][55]。それら以外いがいのデジタル資料しりょう国会図書館こっかいとしょかん3かん東京とうきょう本館ほんかん関西かんさいかん国際こくさいども図書館としょかん)でのみ閲覧えつらんできる。なお、明治めいじ大正たいしょう昭和しょうわ前期ぜんき出版しゅっぱんされた資料しりょうのスキャニング画像がぞう提供ていきょうする「近代きんだいデジタルライブラリー[注釈ちゅうしゃく 9][注釈ちゅうしゃく 10]」(2002ねんサービス開始かいし[54])は、2016ねん5がつ31にちにデジタルコレクションに統合とうごうされた[56]

2022ねん12月には全面ぜんめんてきなリニューアルがおこなわれ、各種かくしゅ機能きのう強化きょうかされた。また独自どくじ開発かいはつのAIを利用りようしたOCR導入どうにゅうし、こう精度せいど全文ぜんぶん検索けんさくくだりなえるようになった[57]

「WARP(インターネット資料しりょう収集しゅうしゅう保存ほぞん事業じぎょう[注釈ちゅうしゃく 11]」(旧称きゅうしょう:インターネット情報じょうほう選択せんたくてき蓄積ちくせき事業じぎょう[注釈ちゅうしゃく 12])は、平成へいせい14年度ねんど(2002年度ねんど)に実験じっけんてきこころみとして着手ちゃくしゅし、インターネットじょう情報じょうほう文化ぶんか資産しさんとして保存ほぞんすること(ウェブアーカイブ)を目的もくてきとする[60]国会図書館こっかいとしょかんほうだい25じょうの3にもとづき2006ねん本格ほんかく事業じぎょうすると、どうほう平成へいせい21ねん7がつ改正かいせい反映はんえいして2010ねん平成へいせい22ねん)4がつから公的こうてき機関きかんのウェブサイトは許諾きょだくによらず、すべて収集しゅうしゅう保存ほぞんした(改正かいせいまえ当館とうかんとそれぞれの情報じょうほう発信はっしん機関きかん許諾きょだく契約けいやくわした)。また収集しゅうしゅう頻度ひんどやし、公的こうてき機関きかん原則げんそくとし4かいであったがどう1かいあらためた(一部いちぶ機関きかんどう4かい維持いじ[60]

WARPは、CD-ROMのように変更へんこうされないようパッケージされた電子でんし情報じょうほうちがい、管理かんりしゃによっていつでも自由じゆう改変かいへんすることの可能かのうなインターネットじょう電子でんし情報じょうほう(ネットワークけい電子でんし情報じょうほう)を当館とうかんかみ媒体ばいたい資料しりょうおなじように収集しゅうしゅう整理せいり保存ほぞん公開こうかいする。対象たいしょうはインターネットをつうじて公開こうかいされてきた学術がくじゅつ雑誌ざっしや、政府せいふ省庁しょうちょうなど公的こうてき機関きかん[注釈ちゅうしゃく 13]情報じょうほうげんのウェブページそのものであり、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんのサーバに保存ほぞん館内かんないすべ公開こうかいする[60]。インターネット経由けいゆ公開こうかい規定きていにより、公的こうてき機関きかん由来ゆらいのものは許諾きょだく条件じょうけんとし、それら機関きかん以外いがい個別こべつ許諾きょだくによる収集しゅうしゅう私立しりつ大学だいがくやイベント)によるものの公開こうかいには、どうほう改正かいせいても館内かんないがいわず許諾きょだくることが条件じょうけんである[60]

国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん利用りよう

編集へんしゅう
 
東京とうきょう本館ほんかん正門せいもん
 
東京とうきょう本館ほんかん周囲しゅういにはさくらえられている
 
ひだりピロティーおく本館ほんかん入口いりくちあたりが新館しんかん入口いりくち2016ねん9月29にち撮影さつえい
 
登録とうろく利用りようしゃカード(一部いちぶ加工かこう

このふしでは、一般いっぱん利用りようしゃとして国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん東京とうきょう本館ほんかん来館らいかん利用りようする場合ばあい中心ちゅうしんべる。関西かんさいかんおよび国際こくさいども図書館としょかんについての詳細しょうさいは、それぞれの記事きじ参照さんしょうされたい。

にゅう退すさかん

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東京とうきょう本館ほんかん関西かんさいかんまん18さい以上いじょう(かつてはまん20さい以上いじょうだったが入館にゅうかんしゃ減少げんしょうともない、2004ねんより変更へんこう)ならばだれでも利用りようできる[61]まん18さい未満みまん場合ばあい調査ちょうさ研究けんきゅう目的もくてきなど一定いってい条件下じょうけんかで、事前じぜん手続てつづきをもって利用りようすることができる[61]。これにたい国際こくさいども図書館としょかんは、児童じどうたいするさまざまな個別こべつてきサービスをおこなっており、児童じどうしょ研究けんきゅう資料しりょうしつのぞだれでも利用りよう可能かのうとなっている。

2004ねんより館内かんない各所かくしょ大々的だいだいてきにシステムの変更へんこうがなされ、入館にゅうかんにあたっては、カード発行はっこう利用りようして、資料しりょう検索けんさく請求せいきゅう受取うけとり複写ふくしゃなどにもちいる当日とうじつかぎりの接触せっしょくICカードかたの「館内たてうち利用りようしゃカード」の発行はっこうをしていた。館内かんない利用りようしゃカードの発行はっこうにあたっては氏名しめい住所じゅうしょ電話でんわ番号ばんごうなどの入力にゅうりょく作業さぎょう必要ひつようであったが、あらかじめ利用りようしゃ登録とうろくおこなって交付こうふされた登録とうろく利用りようしゃカード(館内たてうち利用りようしゃカードとはべつ)を持参じさんすれば、パスワードの入力にゅうりょくのみで館内かんない利用りようしゃカードの発行はっこうけることができた。

2012ねん平成へいせい24ねん1がつ6にちより利用りようシステムが全面ぜんめん変更へんこうされ、利用りようしゃ登録とうろくしていないひとは「臨時りんじ利用りようカード」が貸与たいよされ、閲覧えつらんできる資料しりょう専門せんもんしつにある開架かいか図書としょのみとなり、閉架書庫しょこにある資料しりょう閲覧えつらん請求せいきゅう登録とうろく利用りようしゃカードの貸与たいよしゃのみができるようにあらためられた[62]。これにより、国会図書館こっかいとしょかん利用りようするには利用りようしゃ登録とうろくをすることが基本きほんとなる。また、同時どうじ登録とうろく利用りようしゃカードの仕様しよう変更へんこうされている。なお、2012ねん平成へいせい24ねん2がつ14にちまでは、システム移行いこう暫定ざんてい措置そちとして当日とうじつ利用りようしゃには臨時りんじカードがわたされ、登録とうろく利用りようしゃ同等どうとうのサービスがけられるようになっていた[63]

発行はっこうされた登録とうろく利用りようしゃカードをもちいて鉄道てつどうえき自動じどう改札かいさつ類似るいじのゲートを通過つうかし、入館にゅうかんする[64]。なお、東京とうきょう本館ほんかん関西かんさいかんでは、かばんなどの不透明ふとうめいふくろるいもちこみ禁止きんししているため、入館にゅうかんまえ荷物にもつ入口いりくちわきにある保証ほしょうきんしきコインロッカー料金りょうきん使用しよう終了しゅうりょうかえってくる)にあづけなければならない[65]館内かんない筆記用具ひっきようぐなどを場合ばあいは、っていくか、あるいはコインロッカーのそばに常備じょうびされている透明とうめいなビニールぶくろれる必要ひつようがある。

利用りようわったあとは、閉架書庫しょこからった資料しりょうをすべてカウンターに返却へんきゃくし、複写ふくしゃ料金りょうきん精算せいさんえたあと、登録とうろく利用りようしゃカードをゲートにかざすと退すさかんできる[66]。すべての資料しりょう返却へんきゃくしないかぎり、退すさかんはできない[66]

2021ねんれい3ねん統計とうけいによると、東京とうきょう本館ほんかん来館らいかんしゃは24まん6,213にん(1にち平均へいきん886にん[67]

開館かいかん時間じかん

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  • 東京とうきょう本館ほんかん[68]
  • 関西かんさいかん[69]
    • 930ふん - 1800ふん
  • 国際こくさいども図書館としょかん[70]
    • 930ふん - 1700ふん

休館きゅうかん

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資料しりょう配置はいち閲覧えつらん

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東京とうきょう本館ほんかんは、膨大ぼうだい資料しりょう管理かんりするため原則げんそくとしてほとんどの資料しりょう利用りようしゃ直接ちょくせつれられない書庫しょこはいする閉架しきをとっている[71]。このため利用りようしゃは、まず国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンラインで必要ひつようとする資料しりょう検索けんさくし、システムをつうじて資料しりょうもうみをおこな[71]書庫しょこからは国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンラインのもうみデータをもとに資料しりょう出納すいとうされるが、膨大ぼうだいかず資料しりょう広大こうだい書庫しょこから出納すいとうするため、利用りようしゃほんりにすうじゅうふん程度ていど時間じかんようする[71]。また、1人ひとりが1かい請求せいきゅうできる冊数さっすう制限せいげんされている[71]

東京とうきょう本館ほんかん本館ほんかん新館しんかんの2むねからっており、基本きほんてき本館ほんかん2かいカウンターが図書としょ新館しんかん2かいカウンターが雑誌ざっし出納すいとう担当たんとうしている[71]。また、主題しゅだいべつ特殊とくしゅ資料しりょうや、国会図書館こっかいとしょかんとして特色とくしょくてき資料しりょうについては、それぞれに専門せんもんしつもうけられている[72]専門せんもんしつでは利用りようおお参考さんこう資料しりょう開架かいかされているため、そこでは百科ひゃっか事典じてん辞典じてん統計とうけい年鑑ねんかん新聞しんぶんなどのごく一部いちぶ書架しょかから直接ちょくせつしゅにとって利用りようすることもできる[73]

2024ねん現在げんざい東京とうきょう本館ほんかんにある専門せんもんしつ以下いかけい8しつである[72][74]

かつてはアジアきたアフリカ諸国しょこくしょ言語げんご資料しりょう専門せんもんとするアジア資料しりょうしつ東京とうきょう本館ほんかんかれていたが、関西かんさいかん開館かいかんともないその蔵書ぞうしょとともに関西かんさいかん移転いてんし、アジア情報じょうほうしつ改称かいしょうした。

複写ふくしゃサービス

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複写ふくしゃ(コピー)は、利用りようしゃ自身じしん複写ふくしゃでコピーをることはできず、複写ふくしゃカウンターにもうんでコピーをとってもらう。利用りようしゃ自身じしんによる複写ふくしゃみとめられていないのは、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん納本のうほん図書館としょかんとして資料しりょう保全ほぜんはか必要ひつようがありほんいためるような複写ふくしゃ(コピーほんしつけすぎるなど)をされる危険きけん回避かいひしなければならないこと、また図書館としょかん一般いっぱんにおける利用りようしゃ複写ふくしゃは、原則げんそくとして著作ちょさくけんほうだい31じょうさだめる著作ちょさくけんしゃ許諾きょだくない複写ふくしゃ範囲はんいなどにかぎられている[注釈ちゅうしゃく 15]ためである。このような理由りゆうから、同館どうかんでは複写ふくしゃする資料しりょう状態じょうたい複写ふくしゃ内容ないよう図書館としょかんがわがチェックすることになっている。このため、たとえ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんにしか所蔵しょぞうされていない貴重きちょう資料しりょうであろうとも、著作ちょさくけん存続そんぞくしている資料しりょうぜんぺーじ複写ふくしゃすることはできない。

複写ふくしゃサービスの受付うけつけ担当たんとうはアルバイトであることもあり、小泉こいずみゆう退職たいしょく受付うけつけのアルバイトで生計せいけいてていた[76]

複写ふくしゃには来館らいかん複写ふくしゃ遠隔えんかく複写ふくしゃがある[77]来館らいかん複写ふくしゃには、資料しりょう実際じっさい閲覧えつらんしたうえで複写ふくしゃ箇所かしょ特定とくていし、資料しりょう複写ふくしゃカウンターにてもうむサービスである。また複写ふくしゃ方法ほうほうには、即日そくじつ複写ふくしゃ後日ごじつ郵送ゆうそう複写ふくしゃがある。即日そくじつ複写ふくしゃは、複写ふくしゃ製品せいひん当日とうじつちゅうるサービスである。専用せんよう端末たんまつもちいて申込もうしこみしょ作成さくせい(デジタル資料しりょう専用せんよう端末たんまつじょう申込もうしこみ)し、カウンターでもうむ。即日そくじつ複写ふくしゃには1かい申込もうしこみ上限じょうげんページすうがあり、たとえばかみ資料しりょう場合ばあい、1かいにつき10さつかつ100ページまでである。混雑こんざつじょうきょう複写ふくしゃ枚数まいすうによりことなるが、作業さぎょうには30ふんほどかかる場合ばあいがある。作業さぎょう終了しゅうりょう料金りょうきん支払しはらいと製品せいひんりとなる。支払しはらい方法ほうほうには現金げんきんのほか、Suicananacoなどの電子でんしマネー利用りよう可能かのうである。なお、もうめるのは閉館へいかん1あいだまえまでである。ちなみに、関西かんさいかんにはセルフコピーがあり、参考さんこう資料しりょう一部いちぶ利用りようしゃ自身じしん複写ふくしゃすることができる。この場合ばあいも、図書館としょかんによる複写ふくしゃ箇所かしょ確認かくにんけなければならない[78]後日ごじつ郵送ゆうそう複写ふくしゃ申込もうしこみまでは来館らいかん複写ふくしゃ同様どうようだが、受取うけとり郵便ゆうびんり、支払しはらいはそれに同封どうふうされる払込はらいこみしょ支払しはらう。この場合ばあい遠隔えんかく複写ふくしゃ後述こうじゅつ同様どうよう発送はっそう事務じむ手数料てすうりょう実費じっぴ送料そうりょう必要ひつようである。

一方いっぽう遠隔えんかく複写ふくしゃは、利用りようしゃ登録とうろくをしているひとで、インターネットじょう国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンラインから資料しりょう雑誌ざっし記事きじ特定とくていし、Webじょうもうむことにより、郵送ゆうそうでのコピーサービスをけることができる。ただし、発送はっそう事務じむ手数料てすうりょう実費じっぴ送料そうりょう必要ひつようである[79][80]

館内かんない付帯ふたいする施設しせつ

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東京とうきょう本館ほんかん
  • 本館ほんかん6かい - 食堂しょくどう[74]「フードラウンジいこい」 - 食堂しょくどうは2020ねん10がつ14にちいち営業えいぎょう終了しゅうりょうし、従来じゅうらいからあった売店ばいてんでの軽食けいしょく販売はんばいおよきゅう食堂しょくどうのスペースでのスマイルデリによる弁当べんとう販売はんばい[注釈ちゅうしゃく 16]えられたが[81]、2023ねん4がつ17にちより「フードラウンジいこい」として再開さいかいした[82]
  • 本館ほんかん3かい - 喫茶きっさしつ[74]「ノースカフェ」
  • 新館しんかん1かい - 喫茶きっさしつ[74]「フェリカ」
関西かんさいかん
4かいにカフェテリアがある。弁当べんとうむことはできるがカフェテリアで資料しりょう利用りようすることはできない[83]

著名ちょめい職員しょくいん

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原則げんそくとして生年せいねんじゅん

大日本帝国だいにっぽんていこく帝国ていこく図書館としょかん(1897ねん – 1947ねん)およびその前身ぜんしん機関きかん日本にっぽん国立こくりつ図書館としょかん(1947ねん – 1949ねん)にかんする人物じんぶつ

発行はっこうぶつ

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  • 1961ねん11月1にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんしん庁舎ちょうしゃ当時とうじ)の開館かいかん記念きねん額面がくめん10えん切手きって発行はっこうされた[84]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 議員ぎいん調査ちょうさ研究けんきゅうするため、べつさだめる法律ほうりつにより、国会こっかい国立こくりつ国会こっかい図書館としょかんく。
  2. ^ この法律ほうりつにより国立こくりつ国会こっかい図書館としょかん設立せつりつし、この法律ほうりつ国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんほうしょうする。
  3. ^ 会計検査院かいけいけんさいん図書館としょかん人事院じんじいん図書館としょかん内閣ないかく法制ほうせいきょく図書館としょかん内閣ないかく図書館としょかんほん府庁ふちょうしゃ中央ちゅうおう合同庁舎ごうどうちょうしゃだい4号館ごうかんかれている)、日本にっぽん学術がくじゅつ会議かいぎ図書館としょかん宮内庁くないちょう図書館としょかん公正こうせい取引とりひき委員いいんかい図書館としょかん警察庁けいさつちょう図書館としょかん金融きんゆうちょう図書館としょかん消費しょうひしゃちょう図書館としょかん総務そうむしょう図書館としょかん総務そうむしょう統計とうけい図書館としょかん法務ほうむ図書館としょかん外務省がいむしょう図書館としょかん財務省ざいむしょう図書館としょかん文部もんぶ科学かがくしょう図書館としょかん厚生こうせい労働省ろうどうしょう図書館としょかん農林水産省のうりんすいさんしょう図書館としょかん農林のうりん水産すいさん政策せいさく研究所けんきゅうじょ分館ぶんかん農林のうりん水産すいさん技術ぎじゅつ会議かいぎ事務じむきょくつくば分館ぶんかんの2分館ぶんかんあり)、林野庁りんやちょう図書館としょかん経済けいざい産業さんぎょうしょう図書館としょかん特許庁とっきょちょう図書館としょかん国土こくど交通省こうつうしょう図書館としょかん国土こくど技術ぎじゅつ政策せいさく総合そうごう研究所けんきゅうじょ分館ぶんかん国土こくど地理ちりいん分館ぶんかん北海道開発ほっかいどうかいはつきょく分館ぶんかんの3分館ぶんかんあり)、気象庁きしょうちょう図書館としょかん海上保安庁かいじょうほあんちょう図書館としょかん海洋かいよう情報じょうほう分館ぶんかんの1分館ぶんかんあり)、環境省かんきょうしょう図書館としょかん防衛ぼうえいしょう図書館としょかん
  4. ^ 当初とうしょは200にん程度ていどだったが、のちに400 - 800にん - 1000にん程度ていど段階だんかいてき拡大かくだいしている。
  5. ^ 当初とうしょは16以降いこうのみだったが、2021ねん6がつ1にち以降いこうは930ふん - 1030ふん同様どうよう処置しょちおこなっている。
  6. ^ やく3300てん程度ていど
  7. ^ 利用りよう成果せいかをどのよう公表こうひょうする予定よていなのかを確認かくにんしている。
  8. ^ 国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション
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  11. ^ インターネット資料しりょう収集しゅうしゅう保存ほぞん事業じぎょうトップ”. 国立こくりつ国会こっかい図書館としょかん. 2023ねん7がつ23にち閲覧えつらん
  12. ^ 2002ねんに「インターネット資源しげん選択せんたくてき蓄積ちくせき実験じっけん事業じぎょう」を試験しけんてきげると[58]、2006ねんには「インターネット情報じょうほう選択せんたくてき蓄積ちくせき事業じぎょう」に改称かいしょう事業じぎょうした[59]
  13. ^ 当館とうかんう「公的こうてき機関きかん」とは、くに自治体じちたい国公立こっこうりつ大学だいがくなどと位置いちづける。くにとはくに機関きかん、それにじゅんずる独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじんとう国立こくりつ大学だいがく法人ほうじん)、自治体じちたいとは地方ちほう公共こうきょう団体だんたい都道府県とどうふけん政令せいれい指定してい都市とし市町村しちょうそん)とそれにじゅんずる公立大こうりつだいがく法人ほうじんとう法人ほうじん分類ぶんるいされる。
  14. ^ 近年きんねんは、12月27にちころ1がつ6にちごろ休館きゅうかんになっている。
  15. ^ 国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん資料しりょう利用りよう規則きそくだい31じょう複写ふくしゃ範囲はんい規定きていしている。
  16. ^ 食堂しょくどう再開さいかいは、売店ばいてん移動いどうして販売はんばい継続けいぞくしている。

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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おも執筆しっぴつしゃ編者へんしゃじゅん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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