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花筐 - Wikipedia


花筐はながたみ(はながたみ)は世阿弥ぜあみさくとされるのういちきょく成立せいりつ室町むろまち時代ときよ

花筐はながたみでのつぎたい天皇てんのう照日てるひまえのイメージ
花筐はながたみ
作者さくしゃ年代ねんだい
世阿弥ぜあみ室町むろまち時代じだい
形式けいしき
のうがら<上演じょうえん分類ぶんるい>
よん番目ばんめぶつ狂女きょうじょぶつだい小物こもの
現行げんこう上演じょうえん流派りゅうは
異称いしょう
はな形見がたみ
シテ<主人公しゅじんこう>
照日てるひまえ
そのおもな登場とうじょう人物じんぶつ
照日てるひまえ
つぎたい天皇てんのう
ぶし
あき
場所ばしょ
越前えちぜんこく 味真野あじまの
大和やまとこく 玉穂たまほ
ほんせつ<典拠てんきょとなる作品さくひん>
日本書紀にほんしょき
のう
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ほん作中さくちゅううたわれる「夫人ふじんきょくまい」は観阿弥かんあみさく元々もともと独立どくりつしたうたぶつだったがほんさくまれたとされる[1]。また、従者じゅうしゃれてえんじられる狂女きょうじょぶつはこのきょくのみという[1]

登場とうじょう人物じんぶつ

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はる越前えちぜんこく味真野あじまの皇位こういぐためかっただい迹部皇子おうじ使者ししゃ最愛さいあい女性じょせい照日てるひまえもとつかわす。使者ししゃ照日てるひまえ皇子おうじからのぶん愛用あいよう花筐はながたみはなかご)をとどけ、悲嘆ひたんにくれた照日てるひまえはそれらをいて故郷こきょうかえっていく。

あき大和やまとこく玉穂たまほみかど皇位こういいだだい迹部皇子おうじ)は臣下しんかとともに紅葉狩もみじがかうが、そこへ皇子おうじしたうあまりへとやってきた照日てるひまえ遭遇そうぐうする。みかど行列ぎょうれつけが狂女きょうじょとしてかんじん花筐はながたみとされた照日てるひまえ花筐はながたみ由来ゆらいかたり、かんたけみかどきさき夫人ふじんきょくまいう。花筐はながたみみかどはそれがかつてみずかあたえたもので狂女きょうじょ照日てるひまえであるとづき、ふたた照日てるひまえしてへとかえっていく。

参考さんこう文献ぶんけん

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b 新版しんぱん のう狂言きょうげん事典じてん、p.129

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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