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M1 81mm 迫撃砲 - Wikipedia

M1 81mm 迫撃はくげきほう(M1 Mortar)は、アメリカぐん使用しようした口径こうけい81mmのちゅう迫撃はくげきほうである。

ほうがわからの写真しゃしん
M4A1はし迫撃はくげきほう搭載とうさいされたM1 81mm迫撃はくげきほう

概要がいよう

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M1迫撃はくげきほうは、フランスのストークブランしゃ設計せっけいした81mm迫撃はくげきほうライセンス生産せいさんしたものであり、陸軍りくぐん海兵かいへいたいにおいて歩兵ほへい大隊だいたい迫撃はくげきほう小隊しょうたいに6もん配備はいびされていた。また、機甲きこう師団しだんけにM2ハーフトラックにM1迫撃はくげきほう搭載とうさいしたM4はし迫撃はくげきほうや、M3ハーフトラックにM1迫撃はくげきほう搭載とうさいしたM21はし迫撃はくげきほう製造せいぞうされている。

ストークブランしゃせい81mm迫撃はくげきほうは、世界せかい各国かっこくでライセンス生産せいさんされたり迫撃はくげきほう設計せっけい参考さんこうひんとされていたため、だい世界せかい大戦たいせんにおいては敵国てきこくである日本にっぽん陸軍りくぐん使用しようしていたきゅうななしき曲射きょくしゃ歩兵ほへいほう(これもストークブラン迫撃はくげきほうをライセンス生産せいさんしたもの)とのあいだ弾薬だんやく互換ごかんせいがあるという事態じたい発生はっせいしている。実際じっさいには射程しゃていがわずかにちがうため、日米にちべい双方そうほう相手あいて砲弾ほうだん使用しようした場合ばあいひょう用意よういしていた。

M1迫撃はくげきほう朝鮮ちょうせん戦争せんそうでも使用しようされたほか、西側にしがわ諸国しょこく大量たいりょう供与きょうよされ、アメリカぐんでは1950年代ねんだい後半こうはんより、軽量けいりょうちょう射程しゃていされたM29 81mm 迫撃はくげきほうにより更新こうしんされて退役たいえきした。戦後せんご日本にっぽんでも警察けいさつ予備よびたい時代じだいより供与きょうよけて運用うんようしていたが、同様どうように、64しき81mm迫撃はくげきほうにより更新こうしんされて退役たいえきした。

しょもと性能せいのう

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しょもと

  • 砲身ほうしん:44.5ポンド(20kg)
  • そこばん:45ポンド(20kg)
  • 支持しじ:46.5ポンド(21kg)

性能せいのう

砲弾ほうだんそうやく

  • M43A1けい榴弾りゅうだん砲弾ほうだん重量じゅうりょう:3.11kg、最大さいだい射程しゃてい:3,010m)
  • M45/M45B1じゅう榴弾りゅうだん砲弾ほうだん重量じゅうりょう:4.82kg、最大さいだい射程しゃてい:2,064m)
  • M56じゅう榴弾りゅうだん砲弾ほうだん重量じゅうりょう:6.81kg、最大さいだい射程しゃてい:1,200m)
  • M57しろりんだん砲弾ほうだん重量じゅうりょう:4.87kg、最大さいだい射程しゃてい:2,260m)
  • M301照明しょうめいだん発光はっこう開始かいし高度こうど:137m、発光はっこう持続じぞく時間じかん:60びょう


登場とうじょう作品さくひん

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だい怪獣かいじゅうバラン
陸上りくじょう自衛隊じえいたいが、怪獣かいじゅうバランたいして使用しようする。作中さくちゅうでは通常つうじょう砲弾ほうだんのほか、みずうみからバランをすために特殊とくしゅ薬品やくひんめた砲弾ほうだん発射はっしゃされる。
フューリー
アメリカぐん兵士へいし補給ほきゅうところ展開てんかいし、前線ぜんせんけて砲撃ほうげきおこなう。
バトルフィールド1942 シークレット・ウェポン
M21 81mmはし迫撃はくげきほう搭載とうさいされている。

関連かんれん項目こうもく

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