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『'''うごけぼくのえ'''』は[[日本放送協会|NHK]]の幼児向け番組『[[おかあさんといっしょ]]』のコーナー。[[1974年]]([[昭和]]49年)4月1日<ref>{{NHKアーカイブス|A197404011005001300100|おかあさんといっしょ}}</ref>から[[1976年]]3月22日<ref>{{NHKアーカイブス|A197603221005001300100|おかあさんといっしょ}}</ref>まで放送{{Efn|[[NHKアーカイブスポータル#テーマ|NHKクロニクル]]によると、[[1976年]][[3月29日]]は『[[おかあさんといっしょ]]』の再放送になっている<ref>[https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/timetable/?date=1976-03-29&channel=0 1976年3月29日 総合 番組表] - NHKクロニクル</ref>。}}。作:[[飯沢匡]]、デザイン:[[土方重巳]]、音楽:[[小森昭宏]]。 |
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『'''うごけぼくのえ'''』は[[NHK総合テレビ]]の幼児向け番組『[[おかあさんといっしょ]]』のコーナー。[[1974年]]([[昭和]]49年)4月1日<ref>{{NHKアーカイブス|A197404011005001300100|おかあさんといっしょ}}</ref>から[[1976年]](昭和51年)3月22日<ref>{{NHKアーカイブス|A197603221005001300100|おかあさんといっしょ}}</ref>まで放送{{Efn|[[NHKアーカイブスポータル#テーマ|NHKクロニクル]]によると、[[1976年]][[3月29日]]は『[[おかあさんといっしょ]]』の再放送になっている<ref>[https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/timetable/?date=1976-03-29&channel=0 1976年3月29日 総合 番組表] - NHKクロニクル</ref>。}}。作・[[飯沢匡]]、デザイン・[[土方重巳]]、音楽・[[小森昭宏]]。 |
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== 概要 == |
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== 概要 == |
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人形劇の舞台は、おねえさんの部屋に飾っている子供たちから送られてきた絵。ネズミの3匹はその絵の中に入り込む。力を合わせてフクロウの悪者に立ち向かう物語<ref>{{Cite journal|和書|journal=放送教育|volume=29|issue=5|publisher=日本放送教育協会|date=1974-08-01|pages=8 - 9|id={{NDLJP|2341360/5}}}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=特集 昭和50年度NHK学校放送番組<幼稚園・保育所><小学校>|journal=放送教育|volume=29|issue=11|publisher=日本放送教育協会|date=1975-02-01|pages=82|id={{NDLJP|2341366/42}}}}</ref>。クロマキー技術を最大限に活用。キャラクターが3人とも実在する同じ動物で友達なのは、第14作目として放送されている『[[ファンターネ!]]』までで唯一の作品になっている<ref group="注釈">第1作『[[ブーフーウー]]』と第2作『[[ダットくん]]』は子豚と白ウサギの兄弟姉妹、前作『[[とんでけブッチー]]』のブッチーとフトッチーは犬、次作『[[ゴロンタ劇場]]』のチャムチャム、トムトムはクマの兄弟のため同じ動物だが、前者はペンチー、後者はゴロンタのみ異なる。前々作『[[とんちんこぼうず]]』は人間、第11作『[[モノランモノラン]]』は小鬼になっている。</ref><ref>{{Cite web|title=Eテレ「おかあさんといっしょ」歴代の人形劇キャラクターまとめ|url=https://stunner.jp/tv/2902/ |website=STUNNER編集部|date=2022-03-21|accessdate=2023-02-27|publisher=グリーン・プロモーション合同会社}}</ref>。 |
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人形劇の舞台は、おねえさんの部屋に飾っている子供たちから送られてきた絵。ネズミの3匹はその絵の中に入り込む。力を合わせてフクロウの悪者に立ち向かう物語<ref>{{Cite journal|和書|journal=放送教育|volume=29|issue=5|publisher=日本放送教育協会|date=1974-08-01|pages=8 - 9|id={{NDLJP|2341360/5}}}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=特集 昭和50年度NHK学校放送番組<幼稚園・保育所><小学校>|journal=放送教育|volume=29|issue=11|publisher=日本放送教育協会|date=1975-02-01|pages=82|id={{NDLJP|2341366/42}}}}</ref>。[[クロマキー合成|クロマキー技術]]を最大限に活用<ref name="ぼくのえ" />。 |
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メインキャラクターが3匹とも実在する同じ動物で友達なのは、第14作目として放送されている『[[ファンターネ!]]』までで唯一の作品になっている<ref group="注釈">第1作『[[ブーフーウー]]』と第2作『[[ダットくん]]』は子豚と白ウサギの兄弟姉妹、前作『[[とんでけブッチー]]』のブッチーとフトッチーは犬、次作『[[ゴロンタ劇場]]』のチャムチャム、トムトムはクマの兄弟のため同じ動物だが、前者はペンチー、後者はゴロンタのみ異なる。前々作『[[とんちんこぼうず]]』は人間、第11作『[[モノランモノラン]]』は小鬼になっている。</ref><ref>{{Cite web|和書|title=Eテレ「おかあさんといっしょ」歴代の人形劇キャラクターまとめ|url=https://stunner.jp/tv/2902/ |website=STUNNER編集部|date=2022-03-21|accessdate=2023-02-27|publisher=グリーン・プロモーション合同会社}}</ref>。また、番組タイトルにキャラクターの名前が入っていないのは、歴代人形劇で初めてになる<ref>{{Cite web|和書|title=『おかあさんといっしょ』歴代人形劇|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010739 |website=NHKアーカイブス|accessdate=2023-02-10|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>。 |
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放送日は前作『[[とんでけブッチー]]』に続き月曜日、放送時間は15分。 |
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放送日は前作『[[とんでけブッチー]]』に続き月曜日、放送時間は15分。 |
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番組タイトルに、キャラクターの名前が入っていないのは、歴代人形劇で初めて<ref>{{Cite web|title=番組エピソード 『おかあさんといっしょ』歴代人形劇|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=youth028 |website=NHK放送史|accessdate=2023-02-10|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>。また、ポリ役の[[増山江威子]]は、前々作『[[とんちんこぼうず]]』以来5年ぶりに、メインキャラクターでの出演となった<ref>{{Cite web|title=NHKおかあさんといっしょ 歴代人形劇キャラクター(1960年~)|url=https://entamedata.web.fc2.com/tv2/okaasan_geki.html |website=PRiVATE LiFE データ&ランキング|accessdate=2023-02-10}}</ref>。
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ポリ役の[[増山江威子]]は、前々作『[[とんちんこぼうず]]』の「とんねんぼう」以来5年ぶりに、メインキャラクターでの出演となった<ref>{{Cite web|和書|title=NHKおかあさんといっしょの歴代キャラクター一挙公開!豪華声優陣も♡(2ページ目)|url=https://mamagirl.jp/0000211613?page=2 |website=mamagirl|date=2020-08-22|accessdate=2023-08-12|publisher=Donuts}}</ref>。 |
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放送年数は2年と、後に第11作目として放送された『[[モノランモノラン]]』と並んで非常に短く、『とんちんこぼうず』(1年半)の次に短い。 |
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放送年数は2年と、後に第11作目として放送された『[[モノランモノラン]]』と並んで非常に短く、『とんちんこぼうず』(1年半)の次に短い。 |
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『おかあさんといっしょ』の人形劇において曜日別コーナーとして放送される形式は、歴代のカウントに含まれない『[[ミューミューニャーニャー]]』(1978年 - 1983年、土曜日のみ放送)を除き本作が最後となった。 |
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『おかあさんといっしょ』の人形劇において曜日別コーナーとして放送される形式は、歴代のカウントに含まれない『[[ミューミューニャーニャー]]』(1978年 - 1983年、土曜日のみ放送)を除き本作が最後となった。それと同じく、作・飯沢匡、デザイン・土方重巳、音楽・小森昭宏による人形劇も本作で最後となった<ref>{{Cite web|和書|title=おかあさんといっしょ ゴロンタ劇場|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009040424_00000 |website=NHKアーカイブス|accessdate=2023-8-12|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>。 |
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=== 番組の保存状況 === |
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=== 番組の保存状況 === |
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NHKには放送用テープが全く現存していなかったが、出演者の浜井都(現・河村都)が録画していたテープ9回分が提供され、『[[ひるまえほっと]]』([[2018年]][[3月6日]]放送)で紹介された<ref>{{Cite web|title=No.197『おかあさんといっしょ』幻のキャラクター発掘!|url=https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail197.html |website= NHK番組発掘プロジェクト|date=2018-06-08|accessdate=2023-02-10|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>。 |
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NHKには放送用テープが全く現存していなかったが、出演者の浜井都(現・河村都)が録画していたテープ9回分が提供され、『[[ひるまえほっと]]』([[2018年]][[3月6日]]放送)で紹介され<ref name="発掘プロジェクト">{{Cite web|和書|title=No.197『おかあさんといっしょ』幻のキャラクター発掘!|url=https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail197.html |website=NHK番組発掘プロジェクト|date=2018-06-08|accessdate=2023-08-12|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>、[[11月16日]]には再び河村によって1年目の第1回~第30回の台本が提供され、既に提供されていた9本の映像のうち1年目の7本の放送日が判明した<ref>{{Cite web|和書|title=No.215 おかあさんといっしょ「うごけぼくのえ」放送日が判明!|url=https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail215.html |website=NHK番組発掘プロジェクト|date=2018-11-16|accessdate=2023-8-12|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>。そのため2018年当時、[[NHKアーカイブスポータル#テーマ|NHK放送史]]<ref group=注釈>2023年3月1日に、同[[ウェブサイト|公式サイト]]は閉鎖され「NHKアーカイブス」に統合された。</ref>内で本作の[[ウェブサイト]]が制作されたのは、同年までに放送を終了していた第12作『[[ポコポッテイト]]』までで最も遅かった{{Efn|2023年現在、本作以外に放送用テープが現存していないものとして『[[とんちんこぼうず]]』<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009040422_00000 おかあさんといっしょ とんちんこぼうず] - NHK放送史</ref>、『[[とんでけブッチー]]』<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009040423_00000 おかあさんといっしょ とんでけブッチー] - NHK放送史</ref>、映像が現存するものとしては『[[ゴロンタ劇場]]』<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009040424_00000 おかあさんといっしょ ゴロンタ劇場] - NHK放送史</ref>、『モノランモノラン』<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009044635_00000 おかあさんといっしょ モノランモノラン] - NHK放送史</ref>があるが、それらは[[スチル写真]]などの上に「'''この動画は配信しておりません'''」と注意書きがされている。しかし、本作はそれすらなかったため、サイトの作りようがなかった。}}。 |
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2018年11月16日には河村によって1年目の第1回~第30回の台本が提供され、既に提供されていた9本の映像のうち1年目の7本の放送日が判明した<ref>{{Cite web|title=No.215 おかあさんといっしょ「うごけぼくのえ」放送日が判明!|url=https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail215.html |website= NHK番組発掘プロジェクト|date=2018-11-16|accessdate=2023-2-10|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref><ref group="注釈">そのため、[[NHKアーカイブスポータル#テーマ|NHK放送史]]内で本作の特設サイトが制作されたのは2018年当時、放送を終了していた第12作『[[ポコポッテイト]]』までで最も遅かった。</ref>。 |
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== キャラクター == |
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; コリ([[ネズミ]]) |
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: 声 - [[野沢雅子]] |
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: 声 - [[野沢雅子]] |
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: しっかり者<ref name="ママ・パパ">{{Cite web|和書|title=懐かしい!!「おかあさんといっしょ」の歴代人形劇 ママ・パパが見ていたのはどれ?|url=https://www.sukusuku.com/contents/32469 |website=すくコム|date=2016-01-28|accessdate= 2023-08-12|publisher=[[NHKエデュケーショナル]]}}</ref>。 |
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: ちゃっかり者の男の子。 |
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: 緑色の[[オーバーオール]]を着ている<ref name="発掘プロジェクト" />。 |
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; ポリ(ネズミ) |
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; ポリ(ネズミ) |
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: 声 - [[増山江威子]] |
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: 声 - [[増山江威子]] |
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: しっかり者の女の子。 |
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: ちゃっかり者<ref name="ママ・パパ" />。 |
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: 頭に[[リボン]]を着けていて、赤い目が特徴の白いネズミ<ref name="発掘プロジェクト" />。 |
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; カリ(ネズミ) |
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; カリ(ネズミ) |
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: 声 - [[肝付兼太]] |
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: 声 - [[肝付兼太]] |
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: うっかりが多い男の子。 |
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: うっかり者<ref name="ママ・パパ" />。 |
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: 縞模様の服を着ている、黒いネズミ<ref name="発掘プロジェクト" />。 |
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; アウル博士([[フクロウ]]) |
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; アウル博士([[フクロウ]]) |
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: 声 - 不明 |
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: おかあさんといっしょの人形劇では珍しい悪役キャラである。空を飛ぶ傘を持って現れる。終盤でネズミたちにまんまとやられてしまう。 |
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: おかあさんといっしょの人形劇では珍しい悪役キャラである。空を飛ぶ傘を持って現れる。終盤でネズミたちにまんまとやられてしまう。 |
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; 浜井都 |
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: 司会のお姉さん。番組を視聴している子供たちから送られた絵を一つずつ紹介し、最後に紹介した絵を『今日の主役』(その絵が放送回の舞台)としてテレビに差し込んで物語を始める。また、子供から送られた絵の一部を取り外して更にテレビに差し込むこともある。 |
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: おねえさん |
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なお、ネズミ3匹の名前が書かれる順番については、下記の主題歌の題名は「コリカリポリのうた」だが、[[NHKアーカイブスポータル#テーマ|NHK放送史]]の特設サイト内で書かれている順番は上記になっている<ref>{{Cite web|title=おかあさんといっしょ うごけぼくのえ|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009044663_00000 |website=NHK放送史|accessdate=2023-02-10|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>。 |
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なお、ネズミ3匹の名前が書かれる順番については、下記の主題歌の題名は「コリカリポリのうた」だが、[[NHKアーカイブスポータル#テーマ|NHK放送史]]の[[ウェブサイト]]内で書かれている順番は上記になっている<ref name="ぼくのえ">{{Cite web|和書|title=おかあさんといっしょ うごけぼくのえ|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009044663_00000 |website=NHKアーカイブス|accessdate=2023-08-12|publisher=[[日本放送協会]]}}</ref>ため、そちらに合わせる。 |
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== 主題歌 == |
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== 主題歌 == |
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; 「コリカリポリのうた」 |
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: 作詞 - [[飯沢匡]] 作曲・編曲 - [[小森昭宏]] 歌 - コリ、カリ、ポリ |
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: 情報の少なさから、タイトル以外は作詞・作曲者、歌唱者、歌詞などは一切不明。 |
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== スタッフ == |
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* 振付 - [[中村友武]] |
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* デザイン - [[土方重巳]] |
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* デザイン - [[土方重巳]] |
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* ナレーション - [[浜井都]] |
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* ナレーション - 浜井都 |
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* 制作 - [[日本放送協会|NHK]] |
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* 制作 - [[NHK]] |
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*[[おかあさんといっしょ]] |
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== 外部リンク == |
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== 外部リンク == |
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* {{NHK放送史|D0009044663_00000|おかあさんといっしょ うごけぼくのえ}} |
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{{前後番組| |
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番組名=うごけぼくのえ<br>(1974年4月1日<br> - 1976年3月22日) | |
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『うごけぼくのえ』はNHK総合テレビの幼児向け番組『おかあさんといっしょ』のコーナー。1974年(昭和49年)4月1日[1]から1976年(昭和51年)3月22日[2]まで放送[注釈 1]。作・飯沢匡、デザイン・土方重巳、音楽・小森昭宏。
概要
人形劇の舞台は、おねえさんの部屋に飾っている子供たちから送られてきた絵。ネズミの3匹はその絵の中に入り込む。力を合わせてフクロウの悪者に立ち向かう物語[4][5]。クロマキー技術を最大限に活用[6]。
メインキャラクターが3匹とも実在する同じ動物で友達なのは、第14作目として放送されている『ファンターネ!』までで唯一の作品になっている[注釈 2][7]。また、番組タイトルにキャラクターの名前が入っていないのは、歴代人形劇で初めてになる[8]。
放送日は前作『とんでけブッチー』に続き月曜日、放送時間は15分。
ポリ役の増山江威子は、前々作『とんちんこぼうず』の「とんねんぼう」以来5年ぶりに、メインキャラクターでの出演となった[9]。
放送年数は2年と、後に第11作目として放送された『モノランモノラン』と並んで非常に短く、『とんちんこぼうず』(1年半)の次に短い。
『おかあさんといっしょ』の人形劇において曜日別コーナーとして放送される形式は、歴代のカウントに含まれない『ミューミューニャーニャー』(1978年 - 1983年、土曜日のみ放送)を除き本作が最後となった。それと同じく、作・飯沢匡、デザイン・土方重巳、音楽・小森昭宏による人形劇も本作で最後となった[10]。
番組の保存状況
NHKには放送用テープが全く現存していなかったが、出演者の浜井都(現・河村都)が録画していたテープ9回分が提供され、『ひるまえほっと』(2018年3月6日放送)で紹介され[11]、11月16日には再び河村によって1年目の第1回~第30回の台本が提供され、既に提供されていた9本の映像のうち1年目の7本の放送日が判明した[12]。そのため2018年当時、NHK放送史[注釈 3]内で本作のウェブサイトが制作されたのは、同年までに放送を終了していた第12作『ポコポッテイト』までで最も遅かった[注釈 4]。
キャラクター
- コリ(ネズミ)
- 声 - 野沢雅子
- しっかり者[17]。
- 緑色のオーバーオールを着ている[11]。
- ポリ(ネズミ)
- 声 - 増山江威子
- ちゃっかり者[17]。
- 頭にリボンを着けていて、赤い目が特徴の白いネズミ[11]。
- カリ(ネズミ)
- 声 - 肝付兼太
- うっかり者[17]。
- 縞模様の服を着ている、黒いネズミ[11]。
- アウル博士(フクロウ)
- 声 - 不明
- おかあさんといっしょの人形劇では珍しい悪役キャラである。空を飛ぶ傘を持って現れる。終盤でネズミたちにまんまとやられてしまう。
- 浜井都
- 司会のお姉さん。番組を視聴している子供たちから送られた絵を一つずつ紹介し、最後に紹介した絵を『今日の主役』(その絵が放送回の舞台)としてテレビに差し込んで物語を始める。また、子供から送られた絵の一部を取り外して更にテレビに差し込むこともある。
なお、ネズミ3匹の名前が書かれる順番については、下記の主題歌の題名は「コリカリポリのうた」だが、NHK放送史のウェブサイト内で書かれている順番は上記になっている[6]ため、そちらに合わせる。
主題歌
- 「コリカリポリのうた」[18]
- 情報の少なさから、タイトル以外は作詞・作曲者、歌唱者、歌詞などは一切不明。
スタッフ
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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- ブーフーウー(1960年9月5日 - 1967年3月28日)
- ダットくん(1967年4月3日 - 1969年9月30日)
- とんちんこぼうず(1969年10月6日 - 1971年3月29日)
- とんでけブッチー(1971年4月1日 - 1974年3月25日)
- うごけぼくのえ(1974年4月1日 - 1976年4月3日)
- ゴロンタ劇場(1976年4月5日 - 1979年3月31日)
- ミューミューニャーニャー(1978年4月 - 1983年3月)
- ブンブンたいむ(1979年4月2日 - 1982年4月3日)
- にこにこぷん(1982年4月5日 - 1992年10月3日)
- ドレミファ・どーなっつ!(1992年10月5日 - 2000年4月1日)
- スプーとガタラット → ぐ〜チョコランタン(1999年4月5日 - 2009年3月28日)
- モノランモノラン(2009年3月30日 - 2011年3月26日)
- ポコポッテイト(2011年3月28日 - 2016年3月31日)
- ガラピコぷ〜(2016年4月4日 - 2022年3月30日)
- ファンターネ!(2022年4月4日 - )
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