ええから加減かげん

ええから加減かげん
作者さくしゃ	永田ながた俊也としや
国くに	日本にっぽん
言語げんご	日本語にほんご
ジャンル	短編たんぺん小説しょうせつ
発表はっぴょう形態けいたい	雑誌ざっし掲載けいさい
初出しょしゅつ情報じょうほう
初出しょしゅつ	『オール讀物よみもの』 2004年ねん5月がつ号ごう
出版しゅっぱん元もと	文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう
刊本かんぽん情報じょうほう
収録しゅうろく	『落語らくご娘むすめ』
出版しゅっぱん元もと	講談社こうだんしゃ
出版しゅっぱん年月日ねんがっぴ	2005年ねん12月14日にち
受賞じゅしょう
	第だい84回かいオール讀物よみもの新人しんじん賞しょう
	ウィキポータル文学ぶんがくポータル書物しょもつ
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「ええから加減かげん」（ええからかげん）は、永田ながた俊也としやの短編たんぺん小説しょうせつ。第だい84回かいオール讀物よみもの新人しんじん賞しょうを受賞じゅしょうし、『オール讀物よみもの』2004年ねん5月がつ号ごうに掲載けいさい。翌よく2005年ねんに講談社こうだんしゃより刊行かんこうされた永田ながた俊也としやのデビュー単行たんこう本ほん『落語らくご娘むすめ』に収録しゅうろく。上方かみがた女おんな漫才まんざいコンビを主人公しゅじんこうとした作品さくひん。

2012年ねんに東宝とうほうにより藤山ふじやま直美なおみと高畑たかはた淳子じゅんこのダブル主演しゅえんで舞台ぶたい化かされた。

あらすじ

登場とうじょう人物じんぶつ

書誌しょし情報じょうほう

落語らくご娘むすめ（2005年ねん12月12日にち、講談社こうだんしゃ、ISBN 978-4-06-213220-6、「落語らくご娘むすめ」に併録へいろく）
落語らくご娘むすめ（2008年ねん6月がつ13日にち、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、ISBN 978-4-06-276004-1、「落語らくご娘むすめ」に併録へいろく）

舞台ぶたい

東宝とうほうにより田村たむら孝裕たかひろの脚本きゃくほん・演出えんしゅつ、藤山ふじやま直美なおみと高畑たかはた淳子じゅんこのダブル主演しゅえんで舞台ぶたい化かされ、2012年ねん7月がつに東京とうきょう・シアタークリエにて初演しょえん^[1]^[2]。翌よく2013年ねん9月から12月に全国ぜんこく10会場かいじょうにて再演さいえんされた。

2017年ねん10月がつに4年ねんぶりの上演じょうえんが予定よていされていたが^[3]、藤山ふじやまの病気びょうき療養りょうようによる降板こうばんに伴ともない高畑たかはた主演しゅえんの『土佐堀とさぼり川がわ近代きんだいニッポン―女性じょせいを花はな咲さかせた女おんな広岡ひろおか浅子あさこの生涯しょうがい』へ演目えんもく変更へんこうされた^[4]。

キャスト

海野うみの濱子はまこ - 藤山ふじやま直美なおみ
海野うみの宇多うた恵めぐみ - 高畑たかはた淳子じゅんこ
竹内たけうち伸しん一郎いちろう - 赤井あかい英和ひでかず
堤つつみ文明ふみあき - 田山たやま涼すずか成なり
横山よこやま泰平たいへい - 逢坂おうさかじゅん
岩崎いわさきチカコ - 三倉みくら佳奈かな
波多野はたの正明まさあき - 芋いも洗あらい坂ざか係長かかりちょう
佐々岡ささおか正則まさのり - 武たけ岡おか淳一じゅんいち（初演しょえん）、朝倉あさくら伸二しんじ（再演さいえん）
綿貫わたぬき真理絵まりえ - 越智おち静香しずか
野尻のじりタツオ - 矢部やべ太郎たろう
大神おおがみアキラ - 加藤かとう義宗よしむね（初演しょえん）、篠田しのだ光ひかり亮あきら（再演さいえん）

スタッフ

原作げんさく - 永田ながた俊也としや「ええから加減かげん」（講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ『落語らくご娘むすめ』所収しょしゅう）
脚本きゃくほん・演出えんしゅつ - 田村たむら孝裕たかひろ
漫才まんざい監修かんしゅう - 増田ますだ英彦ひでひこ（ますだおかだ）^[5]
企画きかく・製作せいさく - 東宝とうほう/コマ・スタジアム

受賞じゅしょう歴れき

第だい20回かい（2013年ねん）読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょう最優秀さいゆうしゅう女優じょゆう賞しょう（高畑たかはた淳子じゅんこ^{[注ちゅう 1]}）^[6]
第だい38回かい（2012年度ねんど）菊田きくた一夫かずお演劇えんげき賞しょう演劇えんげき大賞たいしょう（藤山ふじやま直美なおみ、高畑たかはた淳子じゅんこ）^[7]

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ 本ほん作さくおよび『組曲くみきょく虐殺ぎゃくさつ』の演技えんぎにより受賞じゅしょう。

出典しゅってん

^ “目指めざせ上方かみがた演芸えんげい大賞たいしょう! 藤山ふじやま直美なおみと高畑たかはた淳子じゅんこが漫才まんざいに挑戦ちょうせん”. チケットぴあ (ぴあ). (2012年ねん6月がつ4日にち) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ 河野こうの孝たかし (2012年ねん7月がつ10日とおか). “シアタークリエ「ええから加減かげん」直美なおみと高畑たかはた、間あいだ絶妙ぜつみょうの漫才まんざいコンビ”. NIKKEI STYLE (日経にっけいBP社しゃ) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ “藤山ふじやま直美なおみ&高畑たかはた淳子じゅんこコンビ復活ふっかつ 10月がつ舞台ぶたい『ええから加減かげん』”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年ねん1月がつ6日にち) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ “藤山ふじやま直美なおみが10月公演こうえん降板こうばん、高畑たかはた淳子じゅんこへ思おもい託たくす”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年ねん5月がつ12日にち). https://natalie.mu/stage/news/232255 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ 増田ますだ英彦ひでひこ (2012年ねん7月がつ1日にち). “舞台ぶたい「ええから加減かげん」漫才まんざい監修かんしゅう”. ますだおかだ増田ますだ英彦ひでひこブログ. 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ “読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょう第だい20回かい（2013年ねん）受賞じゅしょう結果けっか”. 読売新聞よみうりしんぶんへようこそ. 読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょう. 読売新聞社よみうりしんぶんしゃ. 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ “藤山ふじやま直美なおみ＆高畑たかはた淳子じゅんこが舞台ぶたい『ええから加減かげん』で、菊田きくた一夫かずお演劇えんげき大賞たいしょうを受賞じゅしょう”. チケットぴあ (ぴあ). (2013年ねん5月がつ24日にち) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

『落語らくご娘むすめ』（永田ながた俊也としや） - 講談社こうだんしゃBOOK倶楽部くらぶ
『落語らくご娘むすめ』（永田ながた俊也としや）：講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ - 講談社こうだんしゃBOOK倶楽部くらぶ
シアタークリエ「ええから加減かげん」 - ウェイバックマシン（2012年ねん5月がつ16日にちアーカイブ分ぶん）

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[6] 本ほん作さくおよび『組曲くみきょく虐殺ぎゃくさつ』の演技えんぎにより受賞じゅしょう。

[1] “目指めざせ上方かみがた演芸えんげい大賞たいしょう! 藤山ふじやま直美なおみと高畑たかはた淳子じゅんこが漫才まんざいに挑戦ちょうせん”. チケットぴあ (ぴあ). (2012年ねん6月がつ4日にち) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[2] 河野こうの孝たかし (2012年ねん7月がつ10日とおか). “シアタークリエ「ええから加減かげん」直美なおみと高畑たかはた、間あいだ絶妙ぜつみょうの漫才まんざいコンビ”. NIKKEI STYLE (日経にっけいBP社しゃ) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[3] “藤山ふじやま直美なおみ&高畑たかはた淳子じゅんこコンビ復活ふっかつ 10月がつ舞台ぶたい『ええから加減かげん』”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年ねん1月がつ6日にち) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[4] “藤山ふじやま直美なおみが10月公演こうえん降板こうばん、高畑たかはた淳子じゅんこへ思おもい託たくす”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年ねん5月がつ12日にち). https://natalie.mu/stage/news/232255 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[5] 増田ますだ英彦ひでひこ (2012年ねん7月がつ1日にち). “舞台ぶたい「ええから加減かげん」漫才まんざい監修かんしゅう”. ますだおかだ増田ますだ英彦ひでひこブログ. 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[7] “読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょう第だい20回かい（2013年ねん）受賞じゅしょう結果けっか”. 読売新聞よみうりしんぶんへようこそ. 読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょう. 読売新聞社よみうりしんぶんしゃ. 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[8] “藤山ふじやま直美なおみ＆高畑たかはた淳子じゅんこが舞台ぶたい『ええから加減かげん』で、菊田きくた一夫かずお演劇えんげき大賞たいしょうを受賞じゅしょう”. チケットぴあ (ぴあ). (2013年ねん5月がつ24日にち) 2018年ねん5月がつ10日とおか閲覧えつらん。

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