繻子しゅす織お（しゅすおり、朱子しゅし織おとも書かく）は、経糸たていと（たていと）・緯糸よこいと（よこいと）五ご本ほん以上いじょうから構成こうせいされる、織物おりもの組織そしき（三原みはら組織そしき）の一ひとつである。経けい・緯ぬきどちらかの糸いとの浮うわきが非常ひじょうに少すくなく、経糸たていとまたは緯糸よこいとのみが表ひょうに表あらわれているように見みえる。密度みつどが高たかく地ちは厚あついが、斜文しゃもん織およりも柔軟じゅうなん性せいに長たけ、光沢こうたくが強つよい。ただし、摩擦まさつや引ひっかかりには弱よわい。
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しゅす織りの一種である本しゅす（サテン）。
