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イギリス単位たんい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

イギリス単位たんい(English units)は、イギリス1826ねんまで使用しようされた歴史れきしてき単位たんいけいである。1826ねん現行げんこう帝国ていこく単位たんいえられた。また、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく米国べいこく慣用かんよう単位たんいもイギリス単位たんいから発展はってんしたものである。イギリス単位たんいは、アングロ・サクソン単位たんい古代こだいローマの単位たんい英語えいごばんわさって進化しんかしてきたものである。時代じだい場所ばしょ、また用途ようとによって、様々さまざま単位たんい使用しようされてきた。

イギリス単位たんい構成こうせいする2つの主要しゅよう単位たんいけいは、ヘンリー7せいによってさい確認かくにんされ1495ねんから1587ねんまで有効ゆうこうであったウィンチェスター単位たんい英語えいごばん(Winchester Units)と、エリザベス1せいによって最初さいしょ定義ていぎされ1588ねんから1825ねんまで有効ゆうこうであった財務省ざいむしょう標準ひょうじゅん英語えいごばん(Exchequer Standards)である[1][2]

イギリス単位たんいは、1824ねん公布こうふされ1826ねん1がつ1にち発効はっこうした度量衡どりょうこうほう英語えいごばんにより、帝国ていこく単位たんいえられた。すべてではないがおおくの単位たんい名称めいしょうのこされており、おおくの単位たんいさい定義ていぎされている。

English unitsという名称めいしょうは、イギリスで使用しようされている帝国ていこく単位たんいや、イギリス単位たんいのいくつかの単位たんいめい保持ほじしているが多少たしょうことなる定義ていぎ米国べいこく慣用かんよう単位たんいあらわすのに間違まちがって使用しようされることがあり、曖昧あいまいである[3]。イギリスでは、自国じこくもちいられているトル法とるほう単位たんいけいすのにimperial units帝国ていこく単位たんい)やimperial measurements帝国ていこく計量けいりょう)のかたりもちいられる。これは、だいえい帝国ていこくえい連邦れんぽう標準ひょうじゅんとして使用しようされていたためである。

歴史れきし

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1世紀せいきローマの植民しょくみんされる以前いぜんブリテンの先史せんし時代じだい)のブリテン諸島しょとうにおける単位たんいはほとんどられていない。ローマ時代じだいには、ローマりょうブリテンでは古代こだいローマの測定そくてい単位たんい使用しようしていた。アングロ・サクソン時代じだいには、335ミリメートル(13.2インチ)のきたドイツのフィートがながさの測定そくてい単位たんい名目めいもくじょう基準きじゅんだった。1フィートは4パーム(palm)、12サム(thumb)にけられた。1キュビト(cubit)は2フィート、1elneは4フィートだった。1ロッドはアングロサクソンのフィートで15フィート、ハロンは10フィートだった。1エーカーは4×40ロッド、すなわち160平方へいほうロッドあるいは36,000フィートであった。しかし、ローマ時代じだいからの単位たんい建設けんせつ工事こうじつづ使用しようされた。また、よりなが固有こゆうながさ(現在げんざいリーグちかい)を「マイル」とんだほかのゲルマン諸国しょこくとは対照たいしょうてきに、ブリテンでは5000フィートまたは8スタードのローママイルでの航海こうかいつづおこなわれた。 マーシアおうオファ時代じだい(8世紀せいき)から1526ねんまで、貨幣かへい鋳造ちゅうぞうじんポンド(moneyers' pound)ともばれるサクソンポンド(Saxon pound)(タワーポンド英語えいごばん)は、質量しつりょう測定そくてい基本きほん単位たんいであった。

1266ねんから1303ねんにかけてCompositio ulnarum et perticarum(ヤードとパーチのわせ)[4]という法律ほうりつ制定せいていされる以前いぜんは、イングランドの測定そくてい単位たんいはドイツ北部ほくぶ部族ぶぞくから継承けいしょうされたアングロ・サクソン単位たんいもととなっていた。Compositioでは、アングロ・サクソンの5.03メートルのロッドと4×40ロッドのエーカーはそのまま保持ほじした。しかし、ヤード・フィート・インチ・バーリーコーンについては以前いぜん1011さい定義ていぎした。そのため、ロッドはそれまでの5ヤード(15フィート)から5+12ヤード(16+12フィート)になった。ハロンは600フィート(200ヤード)から660フィート(220ヤード)になった。エーカーは36,000平方へいほうフィートから43,560平方へいほうフィートになった。学者がくしゃは、Compositioによるこのさい定義ていぎは、それ以前いぜんのアングロ・サクソンけいとローマけいの2つの単位たんいけいあいだでの妥協だきょうによるものである可能かのうせいがあると推測すいそくしている。

一般いっぱんしんじられているのとはことなり、ノルマン・コンクエストは、ブッシェルというあたらしい単位たんい導入どうにゅうする以外いがいには、イギリスの度量衡どりょうこうにほとんど影響えいきょうあたえなかった。征服せいふくおうウィリアムは、かれ最初さいしょ立法りっぽう行為こういの1つとして、既存きそんのアングロ・サクソンの測定そくてい単位たんい確認かくにんした。これは、占領せんりょうされた人々ひとびと対処たいしょするノルマンの方針ほうしん一致いっちしていた。もう1つの有名ゆうめい神話しんわは、1215ねんマグナカルタとくだい35しょう)が英国えいこく度量衡どりょうこうおおきな影響えいきょうあたえているというものである。実際じっさいには、この文書ぶんしょでは1つの単位たんい(ロンドン・クォーター)にのみ言及げんきゅうしているが、その定義ていぎはされていない。

そののイギリス単位たんい発展はってん法律ほうりつさだめられ、測定そくてい基準きじゅん発行はっこうすることによって継続けいぞくされた。測定そくてい基準きじゅんは1496ねん、588ねん、1758ねん更新こうしんされた。最後さいご帝国ていこくヤード原器げんき(Imperial Standard Yard)は1845ねんつくられた。それは、1959ねん国際こくさいヤード・ポンド合意ごういによってヤードが0.9144メートルとさい定義ていぎ(1963ねん度量衡どりょうこうほうによって発効はっこう)されるまで、イギリスの標準ひょうじゅんとして機能きのうした。その、イギリス単位たんいだいえい帝国ていこくほか地域ちいきひろがった。

年表ねんぴょう

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文献ぶんけんMarks and Marking of Weights and Measures of the British Isles[5]からの抜粋ばっすい法律ほうりつめいあらわかたについてはイングランドほう#引用いんよう方法ほうほう参照さんしょう

  • 1215ねん - マグナカルタ: 度量衡どりょうこう一貫いっかんせいのための最古さいこ法定ほうてい宣言せんげん
  • 1335ねん - 8 & 9 Edw III c1: 商品しょうひん参照さんしょうつね衡を使用しようした最初さいしょ法令ほうれい
  • 1414ねん - 2 Hen V c4: トロイポンドに言及げんきゅうした最初さいしょ法令ほうれい
  • 1495ねん - 12 Hen VII c5: あらたな財務省ざいむしょう標準ひょうじゅん構築こうちく脱穀だっこくした小麦こむぎ内容ないようぶつのトロイ衡(troy weight)によって定義ていぎされたウィンチェスター容積ようせき計量けいりょうふくむ。かたまりきん、パン、香辛料こうしんりょうなどの標準ひょうじゅん重量じゅうりょうとしてトロイ衡の最初さいしょ法的ほうてき言及げんきゅう
  • 1527ねん - ヘンリー8せいがタワーポンド(tower pound)を廃止はいし
  • 1531ねん - 23 Hen VIII c4: 36ガロンのビールバレル(beer barrel)と32ガロンのエールバレル(ale barrel)。キルダーキン(kilderkin)はバレルの半分はんぶん。ファーキン(firkin)はキルダーキンの半分はんぶん
  • 1532ねん - 24 Hen VIII c3: つね衡の使用しようはつ法的ほうてき参照さんしょう
  • 1536ねん - 28 Hen VIII c4: ティアス(tierce)(41ガロン)を追加ついか
  • 1588ねん - どうせいあたらしいつね衡原セット(56ポンドから2ポンドまでのかねがた原器げんきと、8ポンドから1ドラムまでのいたじょう原器げんき)とトロイ衡原セット(256オンスから1/8オンスまでの2ばい数列すうれつで、になったうつわじょう
  • 1601–1602ねん - ヘンリー7せい基準きじゅんもとづいてブッシェルとガロンの標準ひょうじゅんてき制定せいていされ、あたらしい一連いちれん容量ようりょう単位たんい発行はっこうされる。
  • 1660ねん - 12 Chas II c24: エールクォートの財務省ざいむしょう標準ひょうじゅんもとにした36ガロンのビールバレル、32ガロンのエールバレル。その酒類しゅるいはワインガロンであつかわれた。
  • 1869ねん - 1 Wm & Mary c24: ロンドン以外いがいでのビールバレル・エールバレルを34ガロンとする。
  • 1695ねん - 7 Will III c24: 穀物こくもつ計量けいりょうについてのアイルランドほう制定せいてい。エリザベス1せいによって確認かくにんされたヘンリー8せいのガロンの単位たんい。すなわち、272 1/4立方りっぽうインチ。バレル(32ガロン)、ハーフバレル(16ガロン)、ブッシェル(8ガロン)、ペック(2ガロン)、ガロンの原器げんきがアイルランド財務省ざいむしょうおさめられ、うつしがかく自治体じちたい提供ていきょうされた。
  • 1696ねん - 8 & 9 Will III c22: ウィンチェスター・ブッシェルのおおきさを「そこが18 1/2インチ、ふかさが8インチ」とさだめる。
  • 1706ねん - 5 & 6 Anne c27: ワインガロンを内径ないけい7インチ、ふかさ6インチの円筒えんとうがた容器ようき(231立方りっぽうインチ)とさだめる。
  • 1706ねん - 6 Anne c11 1706ねん合同ごうどうほう: イングランドの度量衡どりょうこうはスコットランドにも適用てきようされ、スコットランドにおくられるイングランドの原器げんき複製ふくせい基準きじゅんとする。
  • 1713ねん - 12 Anne c17: 法定ほうてい石炭せきたんブッシェルは、そとみち19 1/2インチのそこまるめ、1つのウィンチェスターブッシェルと1クォートのみず保持ほじする。
  • 1718ねん - 5 Geo I c18: 正確せいかくに103立方りっぽうインチのスコットランド・パイントを布告ふこく
  • 1803ねん - 43 Geo III c151: ワインボトルをワインガロンのやく5ばいとする。
  • 1824ねん - 5 Geo IV c74 度量衡どりょうこうほう: イギリスの計量けいりょう単位たんい完全かんぜんさい編成へんせいし、帝国ていこく度量衡どりょうこう確立かくりつ。ヤード・トロイ衡とつね衡のポンド・ガロンを定義ていぎし、真鍮しんちゅうせいのガロン原器げんき作成さくせい
  • 1825ねん - 6 Geo IV c12: 帝国ていこく度量衡どりょうこう導入どうにゅうを1825ねん5がつ1にちから1826ねん1がつ1にち変更へんこう
  • 1835ねん - Will IV c63 度量衡どりょうこうほう: ウィンチェスター・ブッシェルをふく局所きょくしょてき慣用かんよう単位たんい廃止はいし山盛やまもりによる計量けいりょう違法いほう金塊きんかいのぞき、つね衡のみで貿易ぼうえきおこなうことを義務付ぎむづけ。宝石ほうせき薬品やくひんにはトロイ衡を使用しよう。すべての形態けいたい石炭せきたん重量じゅうりょう販売はんばいし、体積たいせき使用しようしない。14ポンドのストーン(stone)、112ポンドのハンドレッドウェイト(hundredweight)、20ハンドレッドウェイトのトン(ton)を合法ごうほう
  • 1853ねん - 16 & 17 Vict c29: 十進法じっしんほうによる金塊きんかい質量しつりょう単位たんい使用しよう許可きょか
  • 1866ねん - 29 & 30 Vict c82 度量衡どりょうこう通貨つうか標準ひょうじゅんほう: すべての義務ぎむ基準きじゅん財務ざいむ大臣だいじんからあらたに創設そうせつされた貿易ぼうえき委員いいんかい基準きじゅん部門ぶもん移管いかん
  • 1878ねん - 41 & 42 Vict c49 度量衡どりょうこうほう: 帝国ていこくヤード・ポンド原器げんき定義ていぎ帝国ていこく原器げんきからみちびかれた度量衡どりょうこう標準ひょうじゅんさだめる。度量衡どりょうこうによるすべての貿易ぼうえきについて、帝国ていこく度量衡どりょうこうの1つまたはその複数ふくすう部分ぶぶん使用しようすることを義務付ぎむづけ。トーリーポンドを廃止はいし
  • 1963ねん - 11 & 12 Eliz II c31 度量衡どりょうこうほう: 石炭せきたんのチャルドロン(chaldron)・えきりょうドラム・えきりょうミニムを廃止はいし(1971ねん2がつ1にちより)。クォーターの使用しよう中止ちゅうし。ブッシェル・ペックの使用しよう廃止はいし。ペニーウェイトの使用しよう廃止はいし(1969ねん1がつ31にちから)。

なが

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ながさの単位たんい関係かんけい
ポピーシード(poppyseed)
14バーリーコーンまたは15バーリーコーン[6]
ライン(line)
14バーリーコーン[7]
バーリーコーン(barleycorn)
13インチ。Compositio ulnarum et perticarumにおけるながさの基準きじゅん単位たんい
ディジット(digit)
34インチ
フィンガー(finger)
78インチ
インチ(inch)
3バーリーコーン(ふる法的ほうてき定義ていぎ
ネイル (単位たんい)(nail)
3ディジット = 2+14インチ = 116ヤード
パーム(palm)
3インチ
ハンド(hand)
4インチ
シャフトメント英語えいごばん(shaftment)
ばした親指おやゆびはば。1066ねんまでは6+12インチ。以降いこうは6インチ。
リンク英語えいごばん(link)
100ぶんの1チェーン。7.92インチ[8]
スパン(span)
ひろげたとき親指おやゆびさきから小指こゆびさきまでのながさ。3パーム = 9インチ
フィート(foot, feet)
アングロ・サクソン侵攻しんこうまえは、11.65インチ (296 mm)のローマフィートが使つかわれていた。アングロ・サクソン侵攻しんこうは、13.2インチ (335 mm)のきたドイツのフィートが使つかわれた。これは4パーム、12サムに相当そうとうする。建設けんせつぎょうではつづきローマフィートを使用しようした。13世紀せいきまつに、アングロ・サクソンのフィートの1011ひとしい、304.8 mmの現在げんざいのフィートが導入どうにゅうされた。
キュビット(cubit)
指先ゆびさきからひじまでのながさ。18インチ
ヤード(yard) (= Ulna)
3フィート = 36インチ。ながさの実際じっさい基本きほん単位たんいであり、ヤード原器げんき国王こくおうまたは財務省ざいむしょう保持ほじした。
エル(ell)
ばした指先ゆびさきから反対はんたいがわかたまでのながさ。20ネイル = 1+14ヤード、または45インチ。おも衣服いふく計量けいりょうもちいられる。
ファゾム(fathom)
両手りょうて水平すいへいばしたとき指先ゆびさきから指先ゆびさきまでのながさ。6フィート。
ロッド(rod), パーチ(perch), ポール(pole)
土地とち測量そくりょう農業のうぎょう使用しようされる。ロッドは今日きょうでもアングロ・サクソン時代じだいおなながさである。しかし、Compositio ulnarum et perticarumでフィートとの関係かんけい変更へんこうされ、15フィートから16+12フィートにわった。
チェーン(chain)
4ロッド。ながさと名称めいしょうは、最近さいきんまで測量そくりょう使用しようされていたはかくさり由来ゆらいする。17世紀せいき導入どうにゅうされたガンターチェーン(Gunter's chain)は66フィートである。
ハロン(furlong)(= スタード
農耕のうこうやすまずにたがやすことができる距離きょり由来ゆらいするが、実際じっさいには40ロッドと定義ていぎされている。
マイル(mile)
元々もともとローママイルは5000フィート、1000ペース、8スタディオンと定義ていぎされていたが、1593ねんに5280フィートに調整ちょうせいされた。
リーグ(league)
1あいだひと移動いどうできる距離きょり由来ゆらいするが、実際じっさいには3マイルと定義ていぎされている。ドイツやスカンジナビア諸国しょこく伝統でんとうてきな「マイル」のおおよそのながさ。

面積めんせき

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エーカー(acre)
はば1チェーン(4ロッド)、ながさ1ハロン(40ロッド)の土地とち面積めんせき伝統でんとうてきなハロンはくにによってながさがちがったので、エーカーの面積めんせきちがった。イングランドでは4,840平方へいほうヤード、スコットランドでは6,150平方へいほうヤード、アイルランドでは7,840平方へいほうヤードだった。もとはサクソンじん単位たんいで、平原ひらはら(field)を意味いみした。伝統でんとうてきには「1にちたがやすことのできる面積めんせき」とわれている。
ルード(rood)
エーカーの4ぶんの1。 confusingly sometimes called an acre itself in many ancient contexts. One furlong in length by one rod in width, or 40 square rods.
カルケート英語えいごばん(carucate, carrucate), プラウ(plough), カーブ(carve)
8とう農耕のうこううしが1年間ねんかんたがやすことができる面積めんせき。およそ120エーカー。
オックスギャング英語えいごばん(oxgang), ボベート(bovate)
1とう農耕のうこううしが1年間ねんかんたがやすことができる面積めんせき。カルケートの8ぶんの1で、およそ15エーカー。
パーチ(perch)
1平方へいほうロッド(パーチはながさや体積たいせき単位たんいとしてももちいられる)
バーゲート英語えいごばん(virgate), ヤードランド(yard land)
2とう農耕のうこううしが1年間ねんかんたがやすことができる面積めんせき。およそ30エーカー。

徴税ちょうぜい単位たんい

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ハイド(hide)
4 - 8バーゲート。面積めんせきというよりは収量しゅうりょう単位たんいであり、農業のうぎょう徴税ちょうぜい目的もくてきで、1つの世帯せたいやしなうのに必要ひつよう土地とち面積めんせきとして定義ていぎされた。
ナイツ・フィー英語えいごばん(Knight's fee)
5ハイド。1つのナイツ・フィーから、戦時せんじちゅう騎士きし従者じゅうしゃとして完全かんぜん装備そうびされた兵士へいし1人ひとりすことが期待きたいされていた。
百戸ひゃっこむら英語えいごばん(hundred, wapentake)
徴税ちょうぜい目的もくてきで、100ハイド(=100世帯せたい)を1グループにしたもの。

体積たいせき

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容量ようりょう単位たんいおおくは、ガロン分量ぶんりょうまたは倍量ばいりょうである。たとえば、クォートはガロンの4ぶんの1、パイントはクォートの半分はんぶんまたは8ぶんの1である。これらのは、ガロンのおおきさに関係かんけいなく適用てきようされた。ガロンの定義ていぎ時間じかん経過けいかとともにわっただけでなく、ことなる種類しゅるいのガロンが同時どうじ存在そんざいした。たとえば、帝国ていこくガロンが確立かくりつするまえすうじゅう年間ねんかん、231立方りっぽうインチのワインガロンべいガロンのもととなった)と282立方りっぽうインチのエールガロン一般いっぱん使用しようされていた。つまり、エールとワインでパイントはおなじサイズではなかった。一方いっぽうえきりょうオンスなどのいくつかの単位たんいは、ガロンとのでは定義ていぎされていなかった。そのため、帝国ていこくガロンの確立かくりつまえには、オンスをもとにパイントやクォートなどの単位たんい正確せいかく定義ていぎあたえることはかならずしも可能かのうではない。

一般いっぱんえきりょう

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ミニム英語えいごばん(minim)
ドロップ英語えいごばん(drop)
ドラム(dram)
60ミニム, 18えきりょうオンス(fl oz)
ティースプーン(teaspoon)
80ミニム, 16えきりょうオンス
テーブルスプーン(tablespoon)
4ドラム, 3ティースプーン, 12えきりょうオンス
ジャック(jack)
通常つうじょう12ジル。地域ちいきによって1ジルや12パイント
ジル(gill, jill)
2ジャック, 14パイント, 132ガロン。地域ちいきによっては12パイント
カップ英語えいごばん(cup)
2ジル, 12パイント, 116ガロン
パイント(pint)
2カップ, 18ガロン
クォート(quart)
2パイント, 14ガロン
ポトル(pottle)
2クォート, 12ガロン
ガロン(gallon)
2ポトル, 4クォート, 8パイント

ガロンのしん分数ぶんすうとしてのえきりょう単位たんい

  ジャック ジル カップ パイント クォート ポトル ガロン 2n ガロン
1 ジャック = 1 12 14 18 116 132 164 –6
1 ジル = 2 1 12 14 18 116 132 –5
1 カップ = 4 2 1 12 14 18 116 –4
1 パイント = 8 4 2 1 12 14 18 –3
1 クォート = 16 8 4 2 1 12 14 –2
1 ポトル = 32 16 8 4 2 1 12 –1
1 ガロン = 64 32 16 8 4 2 1 0

ワインは伝統でんとうてきワインガロン英語えいごばんとそれに関連かんれんする単位たんいもとづいて測定そくていされる。ブランデー、スピリッツ、ミード、サイダー、食用しょくよう蜂蜜はちみつなどのほか液体えきたいも、これらの単位たんい測定そくていされ、販売はんばいされた[9]

ワインガロンは、1707ねんにイギリス女王じょおうアンによって231立方りっぽうインチとさい定義ていぎされた。帝国ていこく単位たんいのガロンとはことなるが、米国べいこく慣用かんよう単位たんいのガロンにひとしい。

ランドレット(rundlet)
18ワインガロン, 17ワインパイプ
ワインバレル(wine barrel)
31.5ワインガロン, 12ワインホッグスヘッド
ティアス(tierce)
42 wine gallons, 12パンチョン, 13ワインパイプ
ワインホッグスヘッド英語えいごばん(wine hogshead)
2ワインバレル, 63ワインガロン[10], 14ワインタン
パンチョン(puncheon), ターシャン(tertian)
2ティアス, 84ワインガロン, 13ワインタン
ワインパイプ(wine pipe), バット(butt)
2ワインホッグスヘッド, 3ティアス, 7ランドレッド, 126ワインガロン
ワインタン英語えいごばん(wine tun)
2ワインパイプ, 3パンチョン, 252ワインガロン
イギリスのワインたる [3]
ガロン
gallon
ランドレット
rundlet
バレル
barrel
ティアス
tierce
ホッグスヘッド
hogshead
パンチョン
puncheon
ターティアン
tertian
パイプ
pipe
バット
butt
タン
tun
1 タン
1 2 パイプ, バット
1 1+12 3 ファーキン, パンチョン, ターティアン
1 1+13 2 4 ホッグスヘッド
1 1+12 2 3 6 ティアス
1 1+13 2 2+23 4 8 バレル
1 1+34 2+13 3+12 4+23 7 14 ランドレット
1 18 31+12 42 63 84 126 252 ガロン(べい/えいワイン)
3.79 68.14 119.24 158.99 238.48 317.97 476.96 953.92 リットル
1 15 26+14 35 52+12 70 105 210 ガロン(えい
4.55 68.19 119.3 159.1 238.7 318.2 477.3 954.7 リットル

エールとビール

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ピン(pin)
4.5ガロン, 18ビールバレル
ファーキン(firkin)
2ピン, 9ガロン, 14ビールバレル
キルダーキン英語えいごばん(kilderkin)
2ファーキン, 18ガロン, 12ビールバレル
ビールバレル
2 kilderkins, 36 gallons or 23 beer hogshead
ビールホッグスヘッド英語えいごばん(beer hogshead)
3 kilderkins, 54 gallons or 1.5 beer barrels
ビールパイプ(beer pipe), バット(butt)
2 beer hogsheads, 3ビールバレル, 108ガロン
ビールタン英語えいごばん(beer tun)
2ビールパイプ, 216ガロン
イギリスのビールたる [4]
ガロン
gallon
ファーキン
firkin
キルダーキン
kilderkin
バレル
barrel
ホッグスヘッド
hogshead
(バット)
(butt)
(タン)
(tun)
とし
1 タン
1 1+34 バット
1 3 5+14 ホッグスヘッド
1 1+12 4+12 7+18 バレル
1 2 3 9 15+34 キルダーキン
1 2 4 6 18 31+12 ファーキン
1 8 16 32 48 144 252 エール・ガロン(エール (1454ねん)
= 4.62 = 36.97 = 73.94 = 147.88 = 221.82 = 665.44 = 1164.52 リットル(エール)
1 9 18 36 54 162 283+12 エール・ガロン(ビール)
= 4.62 = 41.59 = 83.18 = 166.36 = 249.54 = 748.62 = 1310.09 リットル(ビール)
1 8+12 17 34 51 エール・ガロン 1688ねん
= 4.62 = 39.28 = 78.56 = 157.12 = 235.68 リットル
1 9 18 36 54 エール・ガロン 1803ねん
= 4.62 = 41.59 = 83.18 = 166.36 = 249.54 リットル
1 9 18 36 54 えいガロン 1824ねん
= 4.55 = 40.91 = 81.83 = 163.66 = 245.49 リットル

穀物こくもついぬいりょう

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ウィンチェスター計量けいりょうほう英語えいごばん(Winchester measure)は、コーン計量けいりょうほう(corn measure)ともばれ、やく2,150.42立方りっぽうインチのブッシェル中心ちゅうしんとし、すくなくとも15世紀せいき後半こうはん以降いこうはわずかにしか変更へんこうしていない。当時とうじのコーンという言葉ことばすべての種類しゅるい穀物こくもつしていた。コーン計量けいりょうほうは、穀物こくもつしお鉱石こうせき牡蠣かきなどのおおくの種類しゅるいいぬいりょう計量けいりょう販売はんばい使用しようされていた[11]

しかし、実際じっさいには、そのような商品しょうひんはしばしば重量じゅうりょう販売はんばいされていた。たとえば、小麦こむぎのブッシェルのおもさは60ポンド、オートむぎのブッシェルのおもさは33ポンドでなければならないと、地元じもと慣習かんしゅうによって合意ごういされていた。商品しょうひん体積たいせき計量けいりょうされたのち実際じっさい重量じゅうりょうおうじて代金だいきん支払しはらった。今日きょう商品しょうひんごとにブッシェルを重量じゅうりょう指定していするこの慣行かんこうつづおこなわれている。しかし、これはかならずしもてはまるとはかぎらず、小麦こむぎやオートむぎ販売はんばいしているおな市場いちばでさえ、大麦おおむぎ体積たいせき販売はんばいしている場合ばあいもある。実際じっさいところいぬいりょう単位たんいけい標準ひょうじゅんされていなかった。ブッシェルの16ぶんの1は、わずかな距離きょりだけはなれたまちで、ポトル(pottle)、フープ(hoop)、ビートメント(beatment)、クァンタン(quartern)などことなる名前なまえばれた。いくつかの場所ばしょでは、ジャガイモは、(本来ほんらいえきりょう単位たんいである)ファーキンで販売はんばいされているが、そのもあるまちでは3ブッシェル、べつまちでは2 1/2ブッシェルとことなっていた[12]

コーン計量けいりょうほうにおいて、パイント(pint)が一番いちばんちいさな単位たんいである。コーンガロン(corn gallon)は8ぶんの1ブッシェルで、やく268.8立方りっぽうインチだった。コーンガロンのほとんどの単位たんいは、ブッシェルにたいしてしん分数ぶんすうによる分量ぶんりょうになっていた[9][11]

  パイント クォート ポトル ガロン ペック ケニング ブッシェル ストライク クーム シーム 2nガロン
1パイント(pint) = 1 12 14 18 116 132 164 1128 1256 1512 –3
1クォート(quart) = 2 1 12 14 18 116 132 164 1128 1256 –2
1ポトル(pottle) = 4 2 1 12 14 18 116 132 164 1128 –1
1ガロン(gallon) = 8 4 2 1 12 14 18 116 132 164 0
1ペック(peck) = 16 8 4 2 1 12 14 18 116 132 1
1ケニング(kenning) = 32 16 8 4 2 1 12 14 18 116 2
1ブッシェル(bushel) = 64 32 16 8 4 2 1 12 14 18 3
1ストライク(strike) = 128 64 32 16 8 4 2 1 12 14 4
1クーム(coomb) = 256 128 64 32 16 8 4 2 1 12 5
1シーム(seam) = 512 256 128 64 32 16 8 4 2 1 6

にウェイ(wey、5 - 6シーム)やラスト(last、10シーム)という単位たんいがあった[9][11]

Specific goods

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パーチ(perch)
24.75立方りっぽうフィートいし。1パーチ(16.5フィート)×18インチ×12インチ[13]
コード英語えいごばん(cord)
128立方りっぽうフィートのたきぎ。4×4×8フィート[14]

重量じゅうりょう

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重量じゅうりょう単位たんい関係かんけい

つねトロイ衡くすりのいずれも、おなおもさのグレーン基準きじゅんとしている。しかし、ドラム・オンス・ポンドなにグレーンであるかがことなる。 グレーンは、大麦おおむぎなかからのったたね重量じゅうりょうとして法的ほうてき定義ていぎされた。wheat grain小麦こむぎグレーン)とばれる、大麦おおむぎグレーンの34やく48.6ミリグラム)のグレーンもあった。

つね衡のポンドは7000グレーンであり、くすり衡やタワー衡の対象たいしょうとならないすべての製品せいひん使用しようされた[15]

つね

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グレーン(grain, gr)
64.79891 mg, 17000ポンド
ドラム(dram/drachm, dr)
27.34375 gr, 116オンス
オンス(ounce, oz)
16 dr = 437.5 gr ≈ 28 g
ポンド(pound, lb)
16 oz = 7000 gr ≈ 454 g
クォーター(quarter)
14 cwt
ハンドレッドウェイト(hundredweight, cwt)
112 lb
トン(ton)
20 cwt

追加ついか:

ネイル(nail)
116 cwt = 7 lb
クローブ(clove)
7 lb(羊毛ようもう), 8 lb(チーズ)
ストーン(stone, st)
14 lb
トッド(tod)
2 st = 14 cwt (long)

トロイ衡・タワー衡

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トロイポンドとタワーポンド、およびそれらの分量ぶんりょう単位たんいは、硬貨こうか貴金属ききんぞくのために使つかわれた。タワーポンドは、以前いぜんのアングロサクソンポンドをもとにしたものである。タワーポンドのわりトロイポンドをせいぬさのために使用しようすることをさだめた1526ねん公布こうふによって、トロイポンドにえられた[16]。タワーポンドの系統けいとうで、そののこった単位たんいられていない[17]

トロイ衡

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グレーン(grain, gr)
= 64.79891 mg
ペニーウェイト(pennyweight, dwt)
24 gr ≈ 1.56 g
トロイオンス(ounce, oz t)
20 dwt = 480 gr ≈ 31.1 g
ポンド(pound, lb t)
12 oz t = 5760 gr ≈ 373 g
マーク英語えいごばん(mark)
8 oz t

タワー衡

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グレーン(grain, gr)
= 4564 gr t ≈ 45.6 mg
ペニーウェイト(pennyweight, dwt)
32 gr T = 22+12 gr t ≈ 1.46 g
タワーオンス(tower ounce)
20 dwt T = 640 gr T = 18+34 dwt t = 450 gr t ≈ 29.2 g
タワーポンド(tower pound)
12 oz T = 240 dwt T = 7680 gr T = 225 dwt t = 5400 gr t ≈ 350 g
マーク英語えいごばん(mark)
8 oz T ≈ 233 g

くすり

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グレーン(grain, gr)
= 64.79891 mg
スクループル(scruple, s ap)
20 gr
ドラム(dram, dr ap)
3 s ap = 60 gr
オンス(ounce, oz ap)
8 dr ap = 480 gr
ポンド(pound, lb ap)
5760 gr = 1 lb t

その

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Merchants/Mercantile pound
15 oz tower = 6750 gr ≈ 437.4 g
London/Mercantile pound
15 oz troy = 16 oz tower = 7200 gr ≈ 466.6 g
Mercantile stone
12 lb L ≈ 5.6 kg
Butcher's stone
8 lb ≈ 3.63 kg
Sack
26 st = 364 lb ≈ 165 kg
カラット(carat)
4 gr(かつての英語えいごけんでの定義ていぎ
トード(tod)
羊毛ようもう計量けいりょうもちいられた[18]tode, todd, todde, toad, toodともつづられた[19]通常つうじょうは28ポンド、または2ストーンだった[19]。しかし、トードは国家こっか規格きかくではなく、シャイアによって28〜32ポンドの範囲はんい変化へんかした[19]。ポンドの伝統でんとうてき定義ていぎくわえて、トードは歴史れきしてき113sack、126sarpler[19]19weyとかんがえられている[18]
その
イギリス植民しょくみん一部いちぶ地元じもと単位たんいは、イギリス単位たんいで(さい定義ていぎされた。たとえば、インドのtolaは180グレーンとされた。
ポンドの換算かんさん
単位たんい ポンド オンス グレーン トル法とるほう
つね トロイ タワー 商業しょうぎょう ロンドン メトリック つね トロイ タワー トロイ タワー g kg
つね 1 175/144 = 1.21527 35/27 = 1.296 28/27 = 1.037 35/36 = 0.972 ≈ 0.9072 16 14+7/12 = 14.583 15+5/9 = 15.5 7000 09955+5/9 ≈ 454 5/11
トロイ衡 144/175 ≈ 0.8229 1 16/15 = 1.06 64/75 = 0.853 4/5 = 0.8 ≈ 0.7465 13+29/175 ≈ 13.17 12 12+4/5 = 12.8 5760 08192 ≈ 373 3/8
タワー衡 27/35 ≈ 0.7714 15/16 = 0.9375 1 4/5 = 0.8 3/4 = 0.75 ≈ 0.6998 12+12/35 ≈ 12.34 11+1/4 = 11.25 12 5400 07680 ≈ 350 7/20
商業しょうぎょう 27/28 ≈ 0.9643 75/64 = 1.171875 5/4 = 1.25 1 15/16 = 0.9375 ≈ 0.8748 15+3/7 ≈ 15.43 14+1/16 = 14.0625 15 6750 09600 ≈ 437 7/16
ロンドン衡 36/35 ≈ 1.029 5/4 = 1.25 4/3 = 1.3 16/15 = 1.06 1 ≈ 0.9331 16+16/35 ≈ 16.46 15 16 7200 10240 ≈ 467 7/15
メトリック ≈ 1.1023 ≈ 1.3396 ≈ 1.4290 ≈ 1.1431 ≈ 1.0717 1 ≈ 17.64 ≈ 16.08 ≈ 17.15 7716 10974 = 500 = 1/2

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ British Imperial System”. Encyclopædia Britannica. Encyclopædia Britannica. 12 September 2016閲覧えつらん
  2. ^ Hosch, William L. (2011). The Britannica Guide to Numbers and Measurement. New York, NY: The Rosen Publishing Group (Britannica Educational Publishing). p. 241. ISBN 9781615301089. https://books.google.com/books?id=cuN7rH6RzikC&pg=PA241 12 September 2016閲覧えつらん 
  3. ^ Marks' Standard Handbook for Mechanical Engineers, McGraw Hill, 2006
  4. ^ Zupko, Ronald Edward (1977). British Weights and Measures: A History from Antiquity to the Seventeenth Century. University of Wisconsin Press. pp. 20–21. ISBN 978-0-299-07340-4. https://books.google.com/books?ei=3qnTTpOjBqqRiALly43SCw&ct=result&id=pWUgAQAAIAAJ 
  5. ^ Ricketts, Carl (1996). Marks and Marking of Weights and Measures of the British Isles. Taunton, Somerset: Devon Design and Print. ISBN 0952853302. https://books.google.com/books?id=a8UmAQAACAAJ 
  6. ^ "poppyseed". Oxford English Dictionary (3rd ed.). Oxford University Press. September 2005. (よう購読こうどく、またはイギリス公立こうりつ図書館としょかんへの会員かいいん加入かにゅう。)
  7. ^ H. Arthur Klein (1974). The world of measurements: masterpieces, mysteries and muddles of metrology. New York: Simon and Schuster. p. 63 
  8. ^ Merriam Webster Online Dictionary, Link definition
  9. ^ a b c Kirkby, Rev. Mr. John (1735). Arithmetical Institutions. London: Motte and Bathurst. Part II, page 14. https://archive.org/stream/arithmeticalins00kirkgoog#page/n76/mode/1up 
  10. ^ Unwin, Tim (1991). Wine and the Vine. London: Routledge. p. 364. ISBN 0-415-14416-7 
  11. ^ a b c Trusler, Rev. Dr. John (1786). The London Adviser and Guide. London. p. 188. http://quod.lib.umich.edu/e/ecco/004859210.0001.000/1:10.14?rgn=div2;view=fulltext 
  12. ^ Bailey, John (1810). General View of the Agriculture of the County of Durham, with Observations on the Means of its Improvement. London: Richard Phillips. https://books.google.com/books?id=o53QCG8cieIC&pg=PA283 
  13. ^ Blocksma, Mary. Reading the Numbers. New York: Penguin Books, 1989.
  14. ^ “cord, n 1”. Oxford English Dictionary (2 ed.). Oxford, England: Oxford University Press. (1989). "from Richard Boyle, 1616" 
  15. ^ Zupko, Ronald Edward (1985). A Dictionary of Weights and Measures for the British Isles. Independence Square Philadelphia: American Philosophical Society. ISBN 978-0-87169-168-2. https://books.google.com/books?id=0l_k-XMIiQIC&pg=PA315 
  16. ^ A proclamation of Henry VIII, 5 November 1526. Proclamation 112 in Paul L. Hughes and James F. Larkin, editors. Tudor Royal Proclamations. Volume 1. New Haven: Yale University Press,1964.[1]
  17. ^ R. D. Connor and A. D. C. Simpson.Weights and Measures in Scotland. A European Perspective.National Museums of Scotland and Tuckwell Press, 2004, page 116, quoting from H. W. Chisholm, Seventh Annual Report of the Warden for the Standards..for 1872-73 (London, 1873), quoting from 1864 House of Commons Paper.[2]
  18. ^ a b Cardarelli, François (2003). Encyclopaedia of Scientific Units, Weights and Measures. London: Springer. pp. 49. ISBN 978-1-4471-1122-1 
  19. ^ a b c d Zupko, Ronald Edward (1985). A Dictionary of Weights and Measures for the British Isles: The Middle Ages to the Twentieth Century, Volume 168. American Philosophical Society. pp. 415-416. ISBN 9780871691682. https://books.google.com/books?id=0l_k-XMIiQIC&pg=PA415&lpg=PA415&dq=todde+wool&source=bl&ots=yD-R3PPxXf&sig=7vzV8THXZviZXmrSlcijPmwtUHs&hl=en&sa=X&ei=SAX2VLDPBYnWoATr14HoDw&ved=0CGYQ6AEwBw#v=onepage&q=todde%20wool&f=false 3 March 2015閲覧えつらん 

外部がいぶリンク

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