カレン族ぞく

カレン族ぞく(カイン族ぞく)

カレン族ぞくの女性じょせい
総そう人口じんこう
4,000,000
居住きょじゅう地域ちいき
ミャンマー	3,500,000
タイ	400,000
言語げんご
カレン諸語しょご
宗教しゅうきょう
上座かみざ仏教ぶっきょう，キリスト教きりすときょう，精霊せいれい信仰しんこう
関連かんれんする民族みんぞく
カレンニー族ぞく，パーオー族ぞく

カレン族ぞく（カレンぞく、英えい: Karen; 中なか: 克かつ倫りん族ぞく; ビルマ語ご: ကရင်(လူမျိုး)、ALA-LC翻こぼし字じ法ほう: Ka raṅʻ (lū myui")、IPA: /kəjɪ̀n (lùmjó)/ カイン(・ルーミョー)）は、タイ北部ほくぶ・西部せいぶから、ミャンマー東部とうぶ・南部なんぶにかけて居住きょじゅうする、カレン系けい言語げんごを母語ぼごとする山地さんち民みんの総称そうしょうである。広義こうぎにはカレンニー (赤あかカレン) などのカレン系けい諸しょ族ぞくすべてを含ふくみ、狭義きょうぎにはスゴー・カレンとポー・カレンを中心ちゅうしんとする白はくカレン・グループが主おもなカレン族ぞくと見みなされる。伝統でんとう的てきには半はん農のう半はん狩猟しゅりょうである。

概要がいよう

「カレン」という呼称こしょうはミャンマーやタイで彼かれらに対たいして用もちいられる他称たしょうを英語えいご化かしたもので、ビルマ語ごではカイン、タイ語ごではカリアンと呼よばれている。これらの他称たしょうは教育きょういくを受うけた人ひとで無なければ、自分じぶんたちの呼称こしょうであると認識にんしきするカレンは少すくない。ポー・カレン語ごではプロウン（東部とうぶポー・カレン語ご: /phlòʊɴ/, 西部せいぶポー・カレン語ご: /phlóuɴ/）、スゴー・カレン語ごではパグニョ（スゴー・カレン語ご: /pɣākəɲɔ́/）と呼よぶように、カレン族ぞくの自称じしょうは地域ちいきや言語げんごグループによって様々さまざまである。タイでは一部いちぶの知識ちしき人じんのあいだではパグニョで一般いっぱん化かしている。

上述じょうじゅつのようにカレン族ぞくは総称そうしょうであるため、その社会しゃかい・文化ぶんかの特性とくせいは多様たようである。スゴー・カレンとポー・カレンに関かんして言いえば、山やまの中腹ちゅうふくの川かわ沿ぞいに居住きょじゅう域いきを設もうけ、焼畑やきばたと水田すいでん耕作こうさくを営いとなんでいる。各かく村むらには「水みずと大地だいちの主あるじ」と呼よばれる守護しゅご霊れいのための儀礼ぎれいを統括とうかつする世襲せしゅうのリーダーがおり、村むらの決きめ事ごとの中心ちゅうしんともなる。スゴーもポーも親族しんぞくは双そう形かたち的てきで父母ちちはは両側りょうがわをたどるが、母系ぼけいを軸じくとした祖そ霊れい儀礼ぎれいが社会しゃかい・生活せいかつ上じょう重要じゅうような位置いちを占しめている。これらの精霊せいれい・祖そ霊れい信仰しんこうが生活せいかつの核かくをなす一方いっぽうで、キリスト教きょう・仏教ぶっきょう信仰しんこうもカレンの民族みんぞく形成けいせい上じょう重要じゅうようなものとなっている。

カレン族ぞくはロングハウスと呼よばれる長屋ながや形式けいしきの高床たかゆか共同きょうどう住居じゅうきょに複数ふくすう世帯せたいが居住きょじゅうしていたが、移動いどうを前提ぜんていにした焼畑やきばたを営なんでいたが、水田すいでん耕作こうさくが導入どうにゅうされるようになり、定住ていじゅう化かが進すすんだことで、ロングハウスでの共同きょうどう生活せいかつから集落しゅうらく、村落そんらくという単位たんいに変化へんかしていった地域ちいきが多おおくある。

歴史れきし

言語げんご学がくから見みた現在げんざいのカレン系けい言語げんご話者わしゃの分布ぶんぷから、最もっとも古ふるいカレン系けい言語げんごの分布ぶんぷ地ちはミャンマーのシャン州しゅう南部なんぶと見みられている。一方いっぽう、カレンは中国ちゅうごく西南せいなん部ぶから南下なんかしてきたという伝承でんしょうに基もとづいた説せつが、ミャンマーのカレン・ナショナリスト達たちの共有きょうゆうする公式こうしき見解けんかいとなっている。

歴史れきし的てきにカレン族ぞくに属ぞくする民族みんぞくは、生業せいぎょうや居住きょじゅう地ちによって個々ここに統治とうちされてきた。カレン族ぞくが文献ぶんけん上じょうで見みられるようになったのは、18世紀せいき後半こうはん以降いこうである。当時とうじ、上うえビルマのビルマ族ぞくと下したビルマのモン族ぞく、タイのシャム族ぞくとの覇権はけん争あらそいの中なかで、地政学ちせいがく的てきに狭間はざまにいたため、重要じゅうよう視しされるようになったからである。

こうして、19世紀せいきになりミャンマーによる植民しょくみん地ち化かとキリスト教きょう宣教せんきょう活動かつどうを通とおしてカレン族ぞくの総称そうしょうが認知にんちされ、現在げんざいの同定どうていが固かたまった。一方いっぽう、タイでは、20世紀せいきに国家こっかの近代きんだい化かが進すすむ過程かていで山地さんち民族みんぞくという用語ようごが用もちいられるようになり、1950年代ねんだいの山地さんち民政みんせい策さくの対象たいしょうとしてカレン族ぞくを含ふくむ6つの民族みんぞくが数かぞえられるようになった。

ミャンマーでは、ミャンマー連邦れんぽうの構成こうせい員いんたる135民族みんぞくのうち、カヤー(Kayah)、ザイェイン(Zayein)、カヤン(Ka-Yun; パダウン(Padaung))、ゲーコー(Gheko)、ゲーバー(Kebar)、ブレー(Bre; カヨー(Ka-Yaw))、マヌ－マノー(Manu Manaw)、インタレー(Yin Talai)、インボー(Yin Baw)、カイン(Kayin)、カインピュー(Kayinpyu)、パレーチー(Pa-Le-Chi)、モンカイン(Mon Kayin; サーピュー (Sarpyu))、スゴー(Sgaw)、タレーボワ(Ta-Lay-Pwa)、パクー(Paku)、ボエ(Bwe)、モーネーボワ(Monnepwa)、モーボワ(Mopwa)、シュー(Shu; ポー (Pwo))、パオ(Pa-O)の21民族みんぞくがカレン系けい民族みんぞくに属ぞくする。しかし、このリストは、スゴーやシュー(ポー)を含ふくむ総称そうしょうであるところのカインを下位かいグループ名めいと同等どうとうに並ならべてしまっている等ひとしの点てんで、大おおきな問題もんだいを抱かかえる。ミャンマー側がわにおける最もっとも狭義きょうぎのカレン族ぞくは、スゴーとシュー(ポー)である。カヤーやパオ、首長しゅちょう族ぞくとして知しられるパダウンなどは、一般いっぱん的てきに別個べっこの民族みんぞくと見みなされる。

カレン系けい諸しょ部族ぶぞく

白はくカレン、赤あかカレン、黒くろカレンといった用語ようごは、特定とくてい種族しゅぞくを指さす呼称こしょうではない点てん留意りゅういされたい。以下いかに紹介しょうかいするのは、タイ側がわにおける民間みんかん分類ぶんるいである。ミャンマー側がわでは、「赤あかカレン」(Kayinni; ビルマ語ご: ကရင်နီ カインニー) と言いえばカレンニー族ぞく (カヤー族ぞく) のことを指さす。同おなじくミャンマー側がわで「白はくカレン」(Kayinpyu、Kayinbyu; ビルマ語ご: ကရင်ဖြူ カインビュー)と呼よばれるのは、ペグー山脈さんみゃくに住すむ山地さんちスゴー・カレンのことである。また、ミャンマー側がわで「黒くろカレン」(Kayinnet; ビルマ語ご: ကရင်နက် カインネッ) というのは、モン・クメール系けい言語げんごを話はなすリアン族ぞく(Riang) のことである。ミャンマー側がわにおける民間みんかん分類ぶんるいと、カレン系けい諸しょ民族みんぞくの言語げんご学がく的てき見地けんちによる正確せいかくな分類ぶんるいについては、新谷しんたに忠彦ただひこ(2002)に詳くわしい。

白はくカレン

• スゴー族ぞく（Sgaw）
• ポー族ぞく（Pwo）
• モブワ族ぞく（Mobwa）
• パク・モネブワ系けい（Paku、Monebwa)

赤あかカレン

• カレンニー族ぞく（Karenni、カヤー：Kayah）
• ブエ・カヨー系けい（Bwe、Kayaw）
• ゲコ・ゲバ系けい（Gekho、Geba）
• パダウン族ぞく（カヤン：Kayan、パダウン：Padaung）

黒くろカレン

• パーオー族ぞく（Pa-O）

他たのカレン系けい

• インタレー族ぞく（Yintale）
• インバオ族ぞく（Yinbaw）
• ラタ族ぞく（Latha）

独立どくりつ闘争とうそう・難民なんみん

ミャンマーでは1947年ねんの独立どくりつ以来いらい、カレン民族みんぞく同盟どうめい (KNU) のカレン民族みんぞく解放かいほう軍ぐん及およびカレンニー民族みんぞく進歩しんぽ党とう(カヤー州しゅう)のカレンニー軍ぐんが、軍事ぐんじ政権せいけん国家こっか平和へいわ発展はってん評議ひょうぎ会かい及および民主みんしゅカレン仏教徒ぶっきょうと軍ぐんに対たいして国境こっきょう地域ちいきにあるコートレイ(en)解放かいほう区く(コートレイ共和きょうわ国こく, 1949年ねん6月14日にち - 1950年ねん3月がつ)の独立どくりつ闘争とうそうを行おこなっている。

1984年ねん以来いらい、KNU傘下さんかの難民なんみん委員いいん会かいの援助えんじょによって戦乱せんらんを避さけてタイに流入りゅうにゅうした難民なんみんは、1980年ねんから90年ねんにかけてのタイ経済けいざいの好調こうちょうに乗のって安価あんかな労働ろうどう力りょくを提供ていきょうした。1990年ねんに欧米おうべいの投資とうしによってタンニタイ管区かんくを通過つうかする天然てんねんガスパイプライン計画けいかくが持もち上あがり、市民しみんを強制きょうせい移住いじゅうさせた上うえでのKNU掃討そうとう作戦さくせんが開始かいしされ、さらに多おおくの難民なんみんが発生はっせいした。1995年ねんはマナプロウにあったKNU本部ほんぶは掃討そうとうされ、その兵力へいりょくは半減はんげんした。マヌプロウ陥落かんらく後ごに難民なんみんは急増きゅうぞうし、1998年ねんには国際こくさい連合れんごうによってタイの西側にしがわ2か所しょに難民なんみんキャンプが設もうけられた。

2011年ねんの調査ちょうさ報告ほうこくによると、タイとミャンマーの国境こっきょう付近ふきんには14万まん人にん以上いじょうの難民なんみんが約やく30年ねんに渡わたって滞在たいざいしていた。国連こくれん難民なんみん高等こうとう弁務べんむ官かん（UNHCR）では難民なんみん問題もんだい解消かいしょうのために、難民なんみんキャンプ当事とうじ国こく以外いがいへの移住いじゅうを推進すいしんする「第三国だいさんごく定住ていじゅうプログラム」を世界せかい的てきに展開てんかいしており、2011年ねん時点じてんでの移住いじゅう候補こうほ難民なんみんは出身しゅっしん国こく別べつで見みるとミャンマーが最大さいだいの21,290名めい、続つづいてイラクの19,994名めい、ソマリアの15,719名めいとなっている。定住ていじゅう先さきはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくが万まん単位たんいと圧倒的あっとうてきに多おおいものの、日本にっぽんでも2010年ねんから試験しけん的てきに第三国だいさんごく定住ていじゅうプログラムの受うけ入いれ国こくとして事業じぎょうに協力きょうりょくしており、2012年ねん11月がつまでに45名めいを受うけ入いれている。

また、2016年ねんにはタイ政府せいふとミャンマー政府せいふ間あいだで難民なんみんの任意にんい帰還きかん計画けいかくが合意ごういに達たっしている。この帰還きかんにもUNHCRが両国りょうこく政府せいふの仲介ちゅうかい役やくとして支援しえん参加さんかしている。その後ご、2019年ねん2月がつには700名めい強きょうがミャンマーに帰還きかんしているものの、2019年ねん7月がつ時点じてんでミャンマー難民なんみんは未いまだ約やく96,000名めいに上のぼり、9か所しょの収容しゅうよう所しょに分わかれて暮くらしている。難民なんみんの大だい多数たすうは白はくカレン族ぞく、赤あかカレン族ぞく（カレンニー）、およびビルマ族ぞくで構成こうせいされている。タイとミャンマーの国境こっきょう沿ぞいにある最大さいだいのメラ難民なんみんキャンプを例れいに取とると、2008年ねん時点じてんの難民なんみん数すうは43,000名めいに達たっしていたが、2019年ねん7月がつ時点じてんでは約やく35,000名めいまで減少げんしょうしている。

国外こくがいに脱出だっしゅつしたカレン族ぞくの中なかには、国際こくさい社会しゃかいにミャンマーの現状げんじょうを伝つたえる外部がいぶ圧力あつりょく団体だんたいとして活動かつどうしている人ひとびともいる。

現在げんざい、バルーチャウン川がわ下流かりゅうのサルウィン川がわにも大型おおがた水力すいりょくダムハッジーダム(Hat Gyi Dam, Dams in Burma)建設けんせつ計画けいかくが出でており、さらに大だい規模きぼな民族みんぞく浄化じょうかに繋つながる懸念けねんが出でている。

難民なんみんキャンプ

主おもにカレン族ぞくが居住きょじゅうする難民なんみんキャンプは7カ所かしょある。

キャンプ名めい	県けん	郡ぐん
メラウ難民なんみんキャンプ	メーホンソーン県けん	ソップムーイ郡ぐん
メラマルアン難民なんみんキャンプ	ターク県けん	ターソーンヤーン郡ぐん
メラ難民なんみんキャンプ	ターク県けん	ターソーンヤーン郡ぐん
ウンピヤム難民なんみんキャンプ	ターク県けん	ウムパーン郡ぐん
ヌポ難民なんみんキャンプ	ターク県けん	ウムパーン郡ぐん
バンドンヤン難民なんみんキャンプ	カーンチャナブリー県けん	サンクラブリー郡ぐん
タムヒン難民なんみんキャンプ	ラーチャブリー県けん	スワンプン郡ぐん

参考さんこう文献ぶんけん

• 飯島いいじま茂しげる(1971)『カレン族ぞくの社会しゃかい・文化ぶんか変容へんよう』創そう文ぶん社しゃ
• 飯島いいじま茂しげる(1973)『祖そ霊れい(ブガ)の世界せかい―アジアのひとつの見方みかた』NHKブックス
• 加藤かとう博ひろし(1982)『地図ちずにない国くにからの報告ほうこく』晩ばん聲こえ社しゃ
• やまもとくみこ(1990)『ムがいっぱい―タイ少数しょうすう民族みんぞくカレンの村むらで』農のう山やま漁村ぎょそん文化ぶんか協会きょうかい
• 西山にしやま孝たかし純じゅん(1994)『カレン民族みんぞく解放かいほう軍ぐんのなかで』アジア文化ぶんか社しゃ
• 山本やまもと宗はじめ補ほ(1996)『ビルマの大おおいなる幻影げんえい―解放かいほうを求もとめるカレン族ぞくとスーチー民主みんしゅ化かのゆくえ』社会しゃかい評論ひょうろん社しゃ
• 大森おおもり絹子きぬこ(1997)『タイ山岳さんがく民族みんぞくカレン』朱鷺とき書房しょぼう
• 加藤かとう昌彦まさひこ(1997)「カレン人じんとその言語げんご」『暮くらしがわかるアジア読本とくほん　ビルマ』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ, pp.42-49
• 加藤かとう昌彦まさひこ(1997)「カレン人じんの心しんのふるさと」『月刊げっかん民博みんぱく』1997年ねん9月がつ号ごう, pp. 15-17
• 池田いけだ一人ひとり(2000)「ビルマ独立どくりつ期きにおけるカレン民族みんぞく運動うんどう－"a separate state"をめぐる政治せいじ－」『アジア・アフリカ言語げんご文化ぶんか研究けんきゅう』第だい60号ごう, pp.37-111
• 加藤かとう昌彦まさひこ(2001)「カレンの民族みんぞく舞踊ぶようコンテスト」『民博みんぱく通信つうしん』93, pp. 121-127
• 新谷しんたに忠彦ただひこ(2002)「シャン文化ぶんか圏けんにおけるカレン諸語しょご調査ちょうさとその画期的かっきてき成果せいか」『通信つうしん』(AA研けん) 106号ごう, pp. 1-15
• 加藤かとう昌彦まさひこ(2003)「カレン系けい言語げんごの状況じょうきょう」『消滅しょうめつの危機ききに瀕ひんした言語げんごの研究けんきゅうの現状げんじょうと課題かだい』国立こくりつ民族みんぞく学がく博物館はくぶつかん調査ちょうさ報告ほうこく no.039, pp. 115-125
• 速水はやみ洋子ようこ、綾部あやべ恒雄つねお（編へん）、2005、「カレン」、『ファーストピープルズの現在げんざい：東南とうなんアジア』2、明石書店あかししょてん〈世界せかいの先住民せんじゅうみん族ぞく〉 ISBN 475032082X
• 速水はやみ洋子ようこ(2009)『差異さいとつながりの民族みんぞく誌し　北きたタイ山地やまじカレン社会しゃかいの民族みんぞくとジェンダー』世界せかい思想しそう社しゃ
• 池田いけだ一人ひとり(2011)「第だい3章しょうカレン世界せかい 第だい1節せつ"カレンの歴史れきし"」伊東いとう利勝としかつ編へん『ミャンマー概説がいせつ』めこん, pp. 245-269
• 加藤かとう昌彦まさひこ(2011)「第だい3章しょうカレン世界せかい 第だい2節せつ"言語げんご・文学ぶんがく・歌謡かよう"」伊東いとう利勝としかつ編へん『ミャンマー概説がいせつ』めこん, pp. 269-287
• 速水はやみ洋子ようこ(2011)「第だい3章しょうカレン世界せかい 第だい3節せつ"宗教しゅうきょう・信仰しんこう"」伊東いとう利勝としかつ編へん『ミャンマー概説がいせつ』めこん, pp. 287-306
• 加藤かとう昌彦まさひこ(2011)「第だい3章しょうカレン世界せかい 第だい4節せつ"民族みんぞく・芸能げいのう"」伊東いとう利勝としかつ編へん『ミャンマー概説がいせつ』めこん, pp. 306-320
• 藤村ふじむら瞳ひとみ(2013)「カレンの歴史れきしといまを考かんがえる」P's Pod 創刊そうかん号ごう, pp. 8-9.
• 布野ふの修司しゅうじ (編著へんちょ)『東南とうなんアジアの住居じゅうきょ：その起源きげん・伝播でんぱ・類型るいけい・変容へんよう』京都大学きょうとだいがく学術がくじゅつ出版しゅっぱん局きょく、2017年ねん。ISBN 9784814000630。https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814000630.html。 
• 三浦みうら純子じゅんこ (東京大学とうきょうだいがく・難民なんみん移民いみんドキュメンテーションセンター学術がくじゅつ支援しえん職員しょくいん) (2013). “日本にっぽんにおける難民なんみんの受うけ入いれと社会しゃかい統合とうごう―タイ難民なんみんキャンプからのカレン族ぞくを事例じれいに―” (PDF). 立たて命いのち館かん平和へいわ記念きねん研究けんきゅう (立命館大学りつめいかんだいがく) (14): 49-56. https://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/publication/journal/documents/14_p49.pdf. 
• Kato, Atsuhiko (2021). “Typological profile of Karenic languages”. The Languages and Linguistics of Mainland Southeast Asia. De Gruyter. p. 337–368. doi:10.1515/9783110558142-018. ISBN 978-3-11-055814-2 

関連かんれん項目こうもく

• 山岳さんがく民族みんぞく (タイ)
• ランボー/最後さいごの戦場せんじょう
• レーケー教きょう

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