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カンタブリア山脈さんみゃく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンタブリア山脈さんみゃく
標高ひょうこう 2,648 m
所在地しょざいち スペインの旗 スペイン
バスクしゅうカスティーリャ・イ・レオンしゅうカンタブリアしゅうアストゥリアスしゅう
山系さんけい アルプス・ヒマラヤ造山つくりやまたい
プロジェクト やま
テンプレートを表示ひょうじ

カンタブリア山脈さんみゃく(カンタブリアさんみゃく、スペイン: Cordillera Cantábricaバスク: Kantauriar mendikatea英語えいご: Cantabrian Mountainsまたは英語えいご: Cantabrian Range)は、イベリア半島はんとう北部ほくぶにある山地さんちビスケーわんカンタブリアうみ沿って東西とうざいやく300km以上いじょうにわたってつらなっており、西端せいたんはガリシア山地さんちに、ひがしはしピレネー山脈さんみゃく接続せつぞくする。最高さいこう地点ちてんピコス・デ・エウロパ山塊さんかいにある標高ひょうこう2,648mのトーレ・セレードカンタブリカ山脈さんみゃくとも表記ひょうきする[1]

地理ちり

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カンタブリア山脈さんみゃくアルプス・ヒマラヤ造山つくりやまたいにおける明確めいかく地形ちけいがくてき領域りょういきである。カンタブリア山脈さんみゃくはハイキングにてきしており、またおおくの登山とざんルートもある。アルト・カンポ、バルグランデ=パハレス、マンサネーダのかくスキーじょうではスキーも可能かのうである。カンタブリア山脈さんみゃく存在そんざいにより、カンタブリア地方ちほうは「うみのスイス」とばれる。カンタブリア山脈さんみゃく一部いちぶピコス・デ・エウロパ国立こくりつ公園こうえんなどの自然しぜん保護ほごふくまれている。

山地さんち

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カンタブリアヒグマ

カンタブリア山脈さんみゃく西にしからひがしかって、おおいにことなる3つの地域ちいきけることができる。

西部せいぶ

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アストゥリアス連峰れんぽうとその周囲しゅうい山々やまやまである。地形ちけい学的がくてきには古生代こせいだい地層ちそう褶曲しゅうきょくガリシア山地さんち東部とうぶ延長えんちょうじょうにあたる。カレスがわ英語えいごばん形成けいせいするたになど、ひがしから西にしはし峡谷きょうこくによって山塊さんかいへだてられている。西部せいぶ中央ちゅうおうあいだには、カスティーリャ・イ・レオンしゅうレオンアストゥリアスしゅうオビエドむす鉄道てつどう高速こうそく道路どうろなどがはしっている。

中央ちゅうおう

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中央ちゅうおう主要しゅようやま堂々どうどうとしたピコス・デ・エウロパ山塊さんかいであり、「ヨーロッパの峰々みねみね」という意味いみつ。大西おおにしひろしカンタブリアうみからはやく30kmの距離きょりにあり、オビエドサンタンデールレオンなかあいだ付近ふきんにある。ピコス・デ・エウロパ山塊さんかい石炭せきたん石灰岩せっかいがんどろはいがんからなる[2]。パラモ・デ・マサとラ・ロラの草原そうげんはルドロンだに横断おうだんする南側みなみがわ斜面しゃめん位置いちしている[3]最高さいこう地点ちてんはピコス・デ・エウロパ山塊さんかいのウリエレス山塊さんかいにある標高ひょうこう2,648mのトーレ・セレードである[4]

東部とうぶ

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カンタブリア山脈さんみゃく東部とうぶバスク山脈さんみゃくまたはバスク山地さんちばれる。浸食しんしょくはげしい中生代ちゅうせいだい地層ちそう褶曲しゅうきょくつ。中央ちゅうおう東部とうぶあいだには、カスティーリャ・イ・レオンしゅうブルゴスとバスクしゅうサン・セバスティアンむす鉄道てつどう高速こうそく道路どうろなどがはしっている。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ ブリタニカ国際こくさいだい百科ひゃっか事典じてん しょう項目こうもく事典じてん解説かいせつ”. コトバンク. 2018ねん4がつ29にち閲覧えつらん
  2. ^ Geología de Cantabria
  3. ^ J. Muñoz Jiménez, Geografía de Asturias. 1 . Geografía física. El relieve, el clima y las aguas. 1982
  4. ^ La Cordillera Cantábrica
  5. ^ Naturaleza en Asturiasdonreservas
  6. ^ Estudio de caudales ecológicos en la red hidrográfica de Cantabria