(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ギリシャの地震一覧 - Wikipedia コンテンツにスキップ

ギリシャの地震じしん一覧いちらん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
ギリシャと隣接りんせつ国こくの地震じしん発生はっせい状じょう況きょう

ギリシャの地震じしん一覧いちらん（ギリシャのじしんいちらん）は、ギリシャにおける地震じしんを年表ねんぴょう形式けいしきで記載きさいする。

解説かいせつ

[編集へんしゅう]

ギリシャはアフリカプレート、エえーゲ海げかいプレート、ユーラシアプレートによる発散はっさん型がた境界きょうかいとトランスフォーム断層だんそうが複雑ふくざつに形成けいせいされている境界きょうかい帯たいに位置いちしている。ギリシャの北部ほくぶはユーラシアプレートで、南部なんぶはエえーゲ海げかいプレート上じょうにある。

エえーゲ海げかいプレートはユーラシアプレートに対たいして南西なんせい方向ほうこうに約やく30 mm /年とし移動いどうし、アフリカプレートはエえーゲ海げかいプレートの下したを北きた方向ほうこうに約やく40 mm /年としの速度そくどで沈しずみ込こんでいる。北部ほくぶは発散はっさん型がた境界きょうかいとなっており、南部なんぶの収束しゅうそく型がた境界きょうかいはヘレニックアーク（英語えいご版ばん）に起因きいんする伸張しんちょうテクトニクス（英語えいご版ばん）帯おびの影響えいきょうを受うける[1]。

地震じしんの一覧いちらん

[編集へんしゅう]
この一覧いちらんは未み完成かんせいです。加筆かひつ、訂正ていせいして下くださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています。
発生はっせい日び 場所ばしょ 緯度いど 経度けいど 死者ししゃ M 震度しんど 備考びこう 出典しゅってん
2020年ねん10月がつ30日にち エえーゲ海げかい、サモス島とう近郊きんこう 37.897 26.795 27 7.0 M VIII USGS[2]
2019年ねん11月27日にち アンティキティラ島とう沖おき 35.63 23.21 6.1 Mw VI CNN[3]
2018年ねん10月がつ26日にち ザキントス島とう沖おきイオニア海かい 37.478 20.56 6.8 Mw VI 海面かいめんに変化へんかがあったため津波つなみ警報けいほうが出だされた。 USGS[4]
2017年ねん7月がつ21日にち コス島とう 36.57 27.27 2 6.6 Mw VII ギリシャで150人にんが負傷ふしょう, トルコで370人にん負傷ふしょう、死者ししゃ2人にん BBC
2017年ねん6月がつ12日にち レスボス島とう 38.93 26.37 1 6.3 Mw IX 10人にん以上いじょうが怪我けが, 島しま全土ぜんどに甚大じんだいなダメージ
2015年ねん11月17日にち レフカダ島とう 38.67 20.6 2 6.5 Mw VII 4人にんが怪我けが [5]
2014年ねん5月がつ24日にち リムノス島とう 38.11 23.60 1 6.9 Mw VIII 1人ひとり怪我けが、建物たてものなどに被害ひがい
2008年ねん7月がつ15日にち ドデカネス諸島しょとう 35.93 27.81 1 6.4 Mw VII
2008年ねん6月がつ8日にち ペロポネソス 37.96 21.53 2 6.4 Mw VIII 240人にん怪我けが
2006年ねん1月がつ8日にち キティラ島とう 36.26 23.46 6.7 Mw VII 3人にん怪我けが
1999年ねん9月がつ7日にち アテネ 38.06 23.51 143 6.0 Mw IX 1,600人にん怪我けが / 被害ひがい30 – 42億おく$
1995年ねん6月がつ15日にち エギオ 38.40 22.28 26 6.5 Mw VII 60人にん怪我けが / $660 million in damage NGDC
1995年ねん5月がつ13日にち コザニ – グレベナ 40.15 21.70 6.6 Mw VIII 25 injured / $450 million in damage NGDC
1986年ねん9月がつ13日にち カラマタ 37.01 22.18 20+ 6.0 Mw X 300 injured / $5 million in damage [6]
1981年ねん2月がつ24日にち コリンティアコス湾わん 38.22 22.93 22 6.7 Ms VIII 400 injured / $812 million in damage [7]
1978年ねん6月がつ20日はつか テッサロニキ 40.6 23.2 45–50 6.2 Mw VIII 100–220 injured
1968年ねん2月がつ19日にち エえーゲ海げかい 39.37 25.96 20 7.2 Mw X Limited damage NGDC
1956年ねん7月がつ9日にち ドデカネス諸島しょとう 36.67 25.957 53 7.7 Mw IX 津波つなみ発生はっせい
1953年ねん8月がつ12日にち ケファロニア島とう・ザキントス島とう 38.18 20.94 445–800 6.8 Mw X
1933年ねん4月がつ23日にち コス島とう 36.8 27.3 74 6.6 IX–X [8]
1932年ねん9月がつ26日にち イエリソス 39.8 23.8 491 7.0 Ms X 津波つなみ発生はっせい
1928年ねん4月がつ22日にち コリントス 38 23 20 6.0 Ms IX 3,000 homes destroyed / tsunami NGDC
1894年ねん4月がつ27日にち アタランティ 38.65 23.08 255 6.7 Mw XI Two earthquakes, 7 days apart
1886年ねん8月がつ27日にち フィリアトラ 37.1 21.5 600 7.5 X Tsunami NGDC
1881年ねん4月がつ3日にち ヒオス島とう・チェシュメ・Alaçatı 38.25 26.25 7,866 6.5 – 7.3 XI
1867年ねん3月がつ7日にち レスボス島とう 39.2 26.4 500 7.0 NGDC
1867年ねん2月がつ4日にち ケファロニア島とう 38.4 20.2 200 7.9 X NGDC
1856年ねん10月がつ12日にち ロドス・クレタ島とう 35.5 26 538 XI 8,000 homes destroyed / tsunami NGDC
1840年ねん10月がつ30日にち ザキントス島とう 38 21 12 X NGDC
1810年ねん2月がつ16日にち クレタ島とう・イラクリオン 35.5 25.6 2,000 7.5 Mw X
1481年ねん5月がつ3日にち ロドス 36.0 28.0 30,000 7.1 Ms X
1303年ねん8月がつ8日にち クレタ島とう・アレクサンドリア 35.0 27.0 数すう千せん人にん ~8 IX 大津おおつ波なみによりアレキサンドリア灯台とうだいなど被害ひがいが拡大かくだいした
856年ねん12月 コリントス 37.9 22.9 45,000 [9]
515年ねん ロドス ギリシャ人じん地震じしん学者がくしゃAmbraseysは、夜間やかんに発生はっせいし、死亡しぼう者もの数すうが多おおく、被害ひがいも甚大じんだいであったと述のべている。 [10]
365年ねん7月がつ21日にち クレタ島とう・アレキサンドリア 35.0 23.0 数すう千せん人にん 8.5+ クレタ島とうの一部いちぶを9メートル上あげ、深刻しんこくなダメージを与あたえ、アレクサンドリアを壊滅かいめつさせる津波つなみを引ひき起おこした。
紀元前きげんぜん226年ねん ロドス 36.43 28.21 ロドス島とうの巨きょ像ぞうを倒たおした。
紀元前きげんぜん426年ねん エヴィア湾わん 38.87 22.62 歴史れきし家かのトゥキディデスは、同年どうねんのマリ湾わんの津波つなみ(en)は地震じしんによって引ひき起おこされたものと結論けつろん付つけた。 [11]
紀元前きげんぜん464年ねん スパルタ 37.08 22.43 ~20,000 7.2 Ms

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ USGS (2010年ねん3月がつ29日にち). “Tectonic Summary of Greece”. 2010年ねん7月がつ29日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2010年ねん7月がつ26日にち閲覧えつらん。
  2. ^ “M 7.0 - 14 km NE of Néon Karlovásion, Greece”. US Geological Survey. 2020年ねん11月14日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “Σεισμός 6,1 Ρίχτερ ανάμεσα σしぐまεいぷしろん Κρήτη κかっぱαあるふぁιいおた Κύθηρα - Αισθητός κかっぱαあるふぁιいおた σしぐまτたうηいーたνにゅー Αθήνα”. www.cnn.gr (27 November 2019). 2019年ねん9月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  4. ^ “https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us1000hhb1/executive” (英語えいご). earthquake.usgs.gov. 2018年ねん10月がつ25日にち閲覧えつらん。
  5. ^ USGS. “M6.5 - 10km WSW of Nidri, Greece”. United States Geological Survey. 2017年ねん9月がつ3日にち閲覧えつらん。
  6. ^ USGS. “M6.0 - southern Greece”. United States Geological Survey. 2017年ねん9月がつ3日にち閲覧えつらん。
  7. ^ NGDC. “Comments for the Significant Earthquake”. 2013年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。
  8. ^ Utsu 2002, p. 705
  9. ^ IISEENET (Information Network of Earthquake disaster Prevention Technologies) - Search Page
  10. ^ Ambraseys, N. (2009). Earthquakes in the Mediterranean and Middle East: A Multidisciplinary Study of Seismicity up to 1900 (First ed.). Cambridge University Press. p. 180. ISBN 978-0521872928. https://books.google.com/books?id=FzXSBgAAQBAJ&pg=PT713 
  11. ^ Antonopoulos, J. (1992). “The Tsunami of 426 BC in the Maliakos Gulf, Eastern Greece”. Natural Hazards 5: 83 – 93. doi:10.1007/BF00127141. 
参考さんこう資料しりょう

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]
周辺しゅうへん国こくの地震じしん一覧いちらん
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ギリシャの地震じしん一覧いちらん&oldid=99301323」から取得しゅとく