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クロアナバチ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロアナバチ
クサキリ捕獲ほかくするクロアナバチひる山高原やまたかはらにて)
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 節足動物せっそくどうぶつもん Arthropoda
つな : 昆虫こんちゅうつな Insecta
: ハチ Hymenoptera
: ハチ Apocrita
うえ : ミツバチうえ Apoidea
: アナバチ Sphecidae
ぞく : Sphex
たね : S. argentatus
亜種あしゅ : クロアナバチ S. argentatus fumosus
学名がくめい
Sphex argentatus fumosus Kohl, 1890

クロアナバチくろあなはち)は、まく翅目アナバチハチかりバチとしてられる。ハチャ方言ほうげんつ。

特徴とくちょう生態せいたい

[編集へんしゅう]

体長たいちょう25~30mmくろ光沢こうたくがある。はん透明とうめいくら褐色かっしょく頭部とうぶには白色はくしょくもうがある。日本にっぽん南西諸島なんせいしょとう周辺しゅうへんきた琉球りゅうきゅう以北いほく)から台湾たいわんフィリピン分布ぶんぷ奄美あまみ以南いなんにはべつ亜種あしゅ分布ぶんぷする。発生はっせい時期じき8がつ10月

アナバチは、地中ちちゅう坑道こうどうどろつくったつくるためそうばれるが、ほんしゅからだ全体ぜんたい黒色こくしょくであることからクロアナバチと命名めいめいされている。日当ひあたりとみずはけのよい砂地すなじ地面じめん営巣えいそうすることがおおい。ちょく翅目キリギリス昆虫こんちゅうどくはり麻酔ますいをかけ捕獲ほかくし、み、これに産卵さんらんするというめずらしい生態せいたいつ。孵化ふかこう獲物えもの幼虫ようちゅう食料しょくりょうとなる。

あなを3ほんるが、中央ちゅうおうあな本物ほんもの入口いりくちはたらきにさいにはこのあなふさいでおく習性しゅうせいがある(沖縄おきなわ昆虫こんちゅう野外やがい観察かんさつ図鑑ずかん)という。