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しろ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
白色はくしょくから転送てんそう
しろ
 
16しん表記ひょうき #FFFFFF
RGB (255, 255, 255)
CMYK (0, 0, 0, 0)
HSV (-°, 0%, 100%)
マンセル N9.5
表示ひょうじされているいろいちれいです

しろ(しろ)またはホワイトは、すべてのいろ可視かし光線こうせん乱反射らんはんしゃされたときに、その物体ぶったい表面ひょうめんヒト知覚ちかくするいろである。白色はくしょく(ハクショク、しろいろ)は同義語どうぎご彩色さいしきで、膨張ぼうちょうしょくひとつである。

光源こうげんしょくとしてのしろ

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white (webcolor)
  16しん表記ひょうき #ffffff

しろは、人間にんげん網膜もうまくの3種類しゅるいきりたい(:L,M,S;(RGBひょうしょくけいにおける)R,G,B;Red,Yellowish Green,Bluish - Purple/Purplish - Blue[1].)のすべてが「対等たいとうてき均質きんしつてき」につよ刺激しげきされた場合ばあいかんじるいろである。それすべての波長はちょう可視かし光線こうせんを「対等たいとうてき均質きんしつてき」にふくんだひかり彩色さいしきてきえる(くろ灰色はいいろ鼠色ねずみいろえる)。さらに、つよ反射はんしゃしていれば、しろえる。そして、そのひかり白色はくしょくこうぶ。これにちなんで、すべてのおと波長はちょう信号しんごう均等きんとうふくまれたまったくランダムなおと波形はけいのことをホワイトノイズ白色はくしょく雑音ざつおん)とぶ。またくろから一番いちばんとおいろである。

ただ、人間にんげんしろえるためだけならばあかみどりあおの3つのひかり適切てきせつ比率ひりつでの混合こんごうによっても実現じつげんでき、カラーTVのブラウン管ぶらうんかん白色はくしょくはそのようにして構成こうせいされている。蛍光けいこうとう代表だいひょうされる照明しょうめい機器ききひかりも、可視かしこうぜん領域りょういきにおいて均等きんとうではない。そのような擬似ぎじてき白色はくしょくこう物体ぶったい表面ひょうめん反射はんしゃするときの特性とくせい本来ほんらい白色はくしょくこうとはことなるため、色合いろあいがやや不自然ふしぜんえる場合ばあいもある。厳密げんみついろ比較ひかくおこなうことが要求ようきゅうされる仕事しごとでは、標準ひょうじゅん光源こうげんとよばれる太陽光たいようあきらちか特殊とくしゅ照明しょうめい装置そうち使用しようする。

また、ウェブブラウザでwhiteと指定していしたときは、#FFFFFFとして定義ていぎされる。

物体ぶったいしょくとしてのしろ

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氷雪ひょうせつ地帯ちたいしろゆき

しろ透明とうめい

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物体ぶったいすべての波長はちょう可視かし光線こうせんを(ほぼ)100%乱反射らんはんしゃするとき、その物体ぶったいしろいという。いろざい発色はっしょく観点かんてんからると、しろいろいちじるしくことなる。一般いっぱんいろざい白色はくしょくこうなか特定とくてい波長はちょう吸収きゅうしゅうし、のこりの波長はちょう領域りょういきはいっていろとしてかんじられるのにたいし、しろいろざい特定とくてい波長はちょう吸収きゅうしゅうしないために、白色はくしょくえる。 いろざいとしてのしろ発色はっしょく原理げんり例示れいじてき説明せつめいすると、「透明とうめいガラスを粉々こなごなにするとしろこなえる」である。微細びさい粒子りゅうし乱反射らんはんしゃさせてしろせているが、乱反射らんはんしゃ効率こうりつたかめるために屈折くっせつりつたか素材そざいえらばれる。 塗料とりょう顔料がんりょう絵具えのぐにおいてしろ不透明ふとうめいであるが(透明とうめいであれば、下層かそう透過とうかしてしろ発色はっしょくしない)、透明とうめいという事象じしょう説明せつめいとして、すりガラスのうえみずらすと透明とうめいになることがげられよう。透明とうめいというのは物質ぶっしつみつになり内部ないぶ外部がいぶ反射はんしゃがなくなることである。このことは物理ぶつり学者がくしゃ寺田てらだ寅彦とらひこべている。

自然しぜんなかではゆきくも石英せきえい石灰岩せっかいがんなどで構成こうせいされたしろ砂浜すなはまなどが、太陽光たいようこう散乱さんらんによってしろえている(ミー散乱さんらん)。

積雲せきうん構成こうせいしているみずつぶによって太陽光たいようこう散乱さんらんされしろえる。

しろっぽくせる

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ワイシャツなどの衣類いるいで、しろさを強調きょうちょうするために蛍光けいこう染料せんりょう使用しようしている場合ばあいがある。これはあお以外いがいひかりエネルギー吸収きゅうしゅうしてあお発光はっこうすることで、ばむ傾向けいこうにある衣類いるい色合いろあいをあおめに補正ほせいしてしろせるものである。このような方法ほうほう使つかったものとして、ほかには白色はくしょく発光はっこうダイオードがある。これは青色あおいろ発光はっこうダイオードに黄色おうしょくしめ蛍光けいこうたいをコートしたもので、発光はっこうダイオード本来ほんらいあおひかり蛍光けいこうたい黄色きいろひかりぜてしろひかりとしている。

しろいろりょう

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100%の反射はんしゃりつった「理想りそうてき白色はくしょく」の物体ぶったい実在じつざいしない。米国べいこくパデュー大学だいがくは2021ねん9がつ16にちどう大学だいがく開発かいはつした硫酸りゅうさんバリウムふく塗料とりょう太陽光たいようこうの98.1%を反射はんしゃする性能せいのうゆうし、ギネス世界せかい記録きろく認定にんていされたと発表はっぴょうした[2]

現在げんざい、ほぼ理想りそうてき白色はくしょく物質ぶっしつとして利用りようされているのが硫酸りゅうさんバリウムのほか酸化さんかマグネシウムであり、これらは可視かし光線こうせんのほぼぜん領域りょういきにわたって99%以上いじょう反射はんしゃりつしめ良好りょうこう白色はくしょく素材そざいである。工業こうぎょうてきにはチタンしろ二酸化にさんかチタン多用たようされる。なまりしろ油絵具あぶらえのぐ使つかわれる。

炭酸たんさんカルシウム Calcium Carbonate

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炭酸たんさんカルシウムけい顔料がんりょうとしては、白亜はくあ大理石だいりせきムードン胡粉ごふんなどがある。油性ゆせい媒材ばいざい (Binder) においては、屈折くっせつりつ関係かんけい透明とうめいになってしまい、白色はくしょく顔料がんりょうとしては使用しよう出来できない。

なまりしろ White Lead

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古代こだいから使用しようされてきた白色はくしょく顔料がんりょうで、現在げんざいでは油彩ゆさいよう顔料がんりょうとして使用しようされている。油彩ゆさいのモデリングとうにおいて活躍かつやくする。組成そせい塩基えんきせい炭酸たんさんなまり 2PbCO3Pb(OH)2である。成分せいぶんであるなまり触媒しょくばいとして作用さようし、てんしょくざいである乾性かんせい酸化さんか重合じゅうごううながすこと、絵具えのぐさいして要求ようきゅうされるあぶらりょうすくないためあぶら影響えいきょうがたいこととう理由りゆう乾燥かんそうせいい。塗膜とまく上塗うわぬおよ下層かそうたいする接着せっちゃくせいく、亀裂きれつ発生はっせいすくない。この性質せいしつは、なまりしろ結晶けっしょういたじょうであり、塗膜とまく層状そうじょう配列はいれつすることによるとかんがえられる。カドミウムイエローやウルトラマリン ブルーなどと混合こんごうしても大抵たいてい問題もんだいこさないが、硫黄いおう化合かごうぶつ混合こんごうするとくろへん可能かのうせいがある。毒性どくせいがあるので、長期ちょうきにわたる皮膚ひふなどからの摂取せっしゅには注意ちゅういようする。水性すいせい絵具えのぐでは硫黄いおう成分せいぶん遮断しゃだんできないので、水性すいせい絵具えのぐにはてきさない。

クレムニッツしろとして有名ゆうめいなまりしろは、クレムニッツほうによってられる。しかし絵具えのぐするとチューブのなかあらつぶとなる。また、白色はくしょく最高さいこうではない。あたらしい製法せいほうとして、1955ねんごろから電気でんき分解ぶんかいほう日本にっぽん採用さいようされるようになった(三井金属みついきんぞく)。99.998%という純度じゅんどたか電気でんきなまり使用しようし、電解でんかいえきちゅう炭酸たんさんガスをみ、電気でんき分解ぶんかい連続れんぞく操作そうさおこなうなど、近代きんだい設備せつびでコントロールし製造せいぞうする。このなまりしろ均質きんしつ白色はくしょくたかい。国産こくさんなまりしろ絵具えのぐささえる顔料がんりょうである。White Lead[3] ともわれる。

亜鉛あえんはな Zinc White

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亜鉛あえんはなは、ヨーロッパでは中世ちゅうせいからられていたが、工業こうぎょうてき生産せいさんされるようになったのは1830年代ねんだいである。絵画かいがようとして使用しようされるようになったのはこれよりさらに時代じだいがる。油絵具あぶらえのぐでは乾性かんせい反応はんのう塗膜とまく亀裂きれつ剥離はくりこすことがある。酸化さんか亜鉛あえん ZnO。

リトポン Lithopone

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リトポンは1874ねんごろイギリスでジョン・オアがはじめてつく特許とっきょ取得しゅとくした。開発かいはつ当初とうしょくろずむ傾向けいこうつよかったため絵画かいがようとしては普及ふきゅうしなかった。現在げんざいではこの欠点けってん改善かいぜんされている。硫化りゅうか亜鉛あえん硫酸りゅうさんバリウムの混合こんごうぶつ

チタンしろ Titanium White

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1920年代ねんだいから本格ほんかくてき工業こうぎょう生産せいさんされるようになった。白色はくしょく顔料がんりょうちゅう屈折くっせつりつ着色ちゃくしょくりょくもっとおおきい。現在げんざいでは塗料とりょうよう白色はくしょく顔料がんりょうとしてはもっと大量たいりょう生産せいさんされており、ひかり触媒しょくばいとしての活用かつようさかんである。酸化さんかチタン、二酸化にさんかチタン TiO2

生物せいぶつしろ変種へんしゅ

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生物せいぶつがくでは、まれ色素しきそ欠乏けつぼうしたためしろえる個体こたいまれる事例じれいられておりしろ変種へんしゅアルビノなどとばれる。岩国いわくにのシロヘビ山口やまぐちけん岩国いわくに)はアオダイショウ突然変異とつぜんへんいとされ、遺伝いでんてき安定あんていしたれいは、大変たいへんめずらしく貴重きちょうである。1924ねんには生息せいそくくに天然記念物てんねんきねんぶつ指定していけ、1972ねんにはシロヘビそのものがくに天然記念物てんねんきねんぶつとなった。

しろかんする概念がいねん

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西洋せいよう

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英語えいごの "white" は「善意ぜんい」「純粋じゅんすい」などの意味いみ包含ほうがんする[4]。 これにちか意味いみとして「このましいもの」をして「ホワイト○○」(れいホワイトリスト)といわれる。ヨーロッパ紋章もんしょうがくでは白色はくしょくは「金属きんぞくしょく」の「銀色ぎんいろアージェント (紋章もんしょうがく))」とむすけられる。

ひがしアジア

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中国ちゅうごくぎょう思想しそうしろきむ対応たいおうする。方位ほうい西にしであり、西方せいほうまもかみじゅう白虎びゃっこである。

白虎びゃっことうとぶだけでなく、しろ雉を瑞祥ずいしょうとするなどしろとうと思想しそうはあったが、ふくいろとしてはきょうしょくであった。きむいさお自認じにんしたすすむふくしょくとしてあかたっとんだが[5]、これはしろきらったためとされる[6]

しかし古代こだい日本にっぽんしろ神聖しんせい最高さいこうふくしょくとされた。養老ようろう律令りつりょう衣服いふくれい朝廷ちょうていにおける皇太子こうたいし以下いか皇族こうぞく臣下しんかふくいろこまかくさだめる規定きていだが、そこではしろ最高さいこうふくしょくとしながら、しろころもることをゆるされる身分みぶんがない[7]明記めいきされないのは律令りつりょう天皇てんのう規律きりつしないためで、朝廷ちょうていでは天皇てんのうだけが白衣はくいることができたのである[8]。そしてしろ動物どうぶつたっとばれた。『古事記こじき』にはかみしろ鹿しかいのししし、やまとけんいのちヤマトタケル)が死後しご白鳥しらとりになったとある[9]飛鳥あすか時代ときよから平安へいあん時代じだいにかけてしろ動物どうぶつつかったことを瑞祥ずいしょうとして改元かいげんしたれい複数ふくすうある。最古さいこれいしろで、大化たいか6ねん650ねん)2がつあな戸国とくに長門ながとこく)より献上けんじょうされたしろ雉により改元かいげんした[10]元号げんごうしろをとったのはこれだけだが、はくひさしによってかみひさしたからひさしよしみさちじん寿ことぶき改元かいげんになった。しろ鹿しかによっててんやすもとけいてられた。もとけいのときはしろ雉もつかっていた。近代きんだいには沖縄おきなわけん宮古島みやこじまからしましろうままれたので、幼少ようしょう昭和しょうわ天皇てんのう献上けんじょうされた。民謡みんよう『なりやまあやぐ』にうたわれている。

日本語にほんごとしてのしろ

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日本にっぽん文化ぶんかでは、実際じっさいいろしろいものばかりでなく、様々さまざまなものの象徴しょうちょう比喩ひゆ表現ひょうげんとして「しろ」が使つかわれている。

近似きんじしょく

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 千々ちじがん 英彰ひであき色彩しきさいがく概説がいせつ東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱんかい 2001ねん4がつ ISBN 4130820850
  2. ^ 太陽光たいようこうの98.1%を反射はんしゃITmedia(2021ねん9がつ21にち配信はいしん)2021ねん9がつ23にち閲覧えつらん
  3. ^ 絵画かいが材料ざいりょう事典じてん』ラザフォード・J・ゲッテンス・ジョージ・L・スタウトちょ 森田もりたひさしこれやく 美術びじゅつ出版しゅっぱんしゃ 1999ねん6がつ ISBN 4254252439
  4. ^ 『ウィズダム英和えいわ辞典じてん三省堂さんせいどう、2007ねん
  5. ^ すすむしょまきじゅう輿こしふくこころざし
  6. ^ 武田たけだ佐知子さちこ古代こだい国家こっか形成けいせい衣服いふくせい』(吉川弘文館よしかわこうぶんかん、1984ねん)140ぺーじ、180ぺーじちゅう10
  7. ^ 井上いのうえ光貞みつさだせきあきら土田つちたただし鎮・青木あおき和夫かずおこうちゅう日本にっぽん思想しそう大系たいけい 律令りつりょう』351-358ぺーじふくしょくじょうは354ぺーじ岩波書店いわなみしょてん新装しんそうばん1994ねん初版しょはん1976ねん
  8. ^ 内田うちだ正俊まさとしいろ指標しひょうとする古代こだい身分みぶん秩序ちつじょについて」『日本書紀にほんしょき研究けんきゅうだい19さつはなわ書房しょぼう、1994ねん)15ぺーじ
  9. ^ 古事記こじきちゅうまきやまとけんいのち東征とうせい帰途きと足柄あしがらさかったかみしろ鹿しか岩波いわなみ文庫ぶんこはん123ぺーじ)で、『日本書紀にほんしょき』では信濃しなのこく山中さんちゅうとする(まきだい7、けいぎょう天皇てんのう40ねんとしじょう新編しんぺん日本にっぽん古典こてん文学ぶんがく全集ぜんしゅうばん380-381ぺーじ)。伊吹山いぶきやまったかみしろいのしし(『古事記こじき』125ぺーじ)で、『日本書紀にほんしょき』では大蛇おろちとする(『日本書紀にほんしょきどうじょう、382ぺーじ)。倉野くらの憲司けんじこうちゅう古事記こじき岩波書店いわなみしょてん岩波いわなみ文庫ぶんこ)1963ねん小島こじま憲之のりゆき直木なおき孝次郎こうじろう西宮にしのみや一民かずたみぞうちゅうすすむ毛利もうりただしもり校訂こうていやく日本書紀にほんしょき』1、(小学館しょうがくかん新編しんぺん日本にっぽん古典こてん文学ぶんがく全集ぜんしゅう 2)、1994ねん
  10. ^ 日本書紀にほんしょきまきだい25、しろ雉元ねん2がつつちのえとら(9にちじょう新編しんぺん日本にっぽん古典こてん文学ぶんがく全集ぜんしゅうばん380-381ぺーじ小島こじま憲之のりゆき直木なおき孝次郎こうじろう西宮にしのみや一民かずたみぞうちゅうすすむ毛利もうりただしもり校訂こうていやく日本書紀にほんしょき』3、(小学館しょうがくかん新編しんぺん日本にっぽん古典こてん文学ぶんがく全集ぜんしゅう 4)、1998ねん
  11. ^ Heller, Eva, Psychologie de la couleur, effets et symboliques, Pyramyd. pp. 136–37
  12. ^ コトバンク白星しろぼし
  13. ^ 米川よねかわ明彦あきひこへん日本にっぽん俗語ぞくごだい辞典じてんだい3はん)』東京とうきょうどう出版しゅっぱん 2006ねん 295ぺーじ
  14. ^ David and Michigo Young (2005), The Art of the Japanese Garden, p. 64
  15. ^ 関口せきぐち晴利はるとし囲碁いごルールの研究けんきゅう文芸ぶんげいしゃ、2007ねん
  16. ^ 長谷川はせがわ五郎ごろう『オセロのかた河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、2001ねん5がつ

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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