黄色 おうしょく (黃色 おうしょく 、きいろ、オウショク)は、基本 きほん 色 しょく 名 めい の一 ひと つであり、色 いろ の三原色 さんげんしょく の一 ひと つである。ヒマワリ の花弁 はなびら のような色 いろ 。暖色 だんしょく の一 ひと つ。波長 はちょう 570〜585 nm の単色 たんしょく 光 こう は黄色 きいろ であり、長波 ちょうは 長 ちょう 側 がわ は橙色 だいだいいろ に、短 たん 波長 はちょう 側 がわ は黄 き 緑色 みどりいろ に近付 ちかづ く。黄 き (き、オウ、コウ)は同義語 どうぎご 。
現代 げんだい 日本語 にほんご では一般 いっぱん に「黄色 おうしょく 」(名詞 めいし )、「黄色 きいろ い」(形容詞 けいようし )と呼 よ ぶ。これは小学校 しょうがっこう 学習 がくしゅう 指導 しどう 要領 ようりょう でも使 つか われている[1] 。
しかし JIS 基本 きほん 色 しょく 名 めい やマンセル色 しょく 体系 たいけい では「黄色 おうしょく 」ではなく「黄 き (黃 き 、き)」としている。複合語 ふくごうご 内 うち の形態素 けいたいそ としては、黄 き 緑 みどり 、黄身 きみ 、黄 き 信号 しんごう など、「黄 き 」が少 すく なくない。
物体 ぶったい 色 しょく としての黄色 おうしょく
黄色 おうしょく は色 いろ 料 りょう の三原色 さんげんしょく の一 ひと つである。
印刷 いんさつ などの分野 ぶんや ではイエロー(yellow) と呼 よ ぶ場合 ばあい 、単 たん に黄色 おうしょく の英語 えいご 名 めい ではなく「色 いろ 料 りょう の三原色 さんげんしょく の一 ひと つとしての黄色 おうしょく 」であることを指示 しじ することが多 おお い。インクやトナーの基本 きほん 色 しょく である黄色 おうしょく (y ellow)は、シアン (c yan)・マゼンタ (m agenta)・キープレート (キープレート、k ey plate) と合 あ わせてCMYK と呼 よ ばれる。
具体 ぐたい 的 てき な物質 ぶっしつ としての黄色 おうしょく の顕 あらわ 色 しょく 成分 せいぶん については、黄色 おうしょく 天然 てんねん 染料 せんりょう ・黄色 おうしょく 合成 ごうせい 染料 せんりょう ・黄色 おうしょく 有機 ゆうき 顔料 がんりょう ・黄色 おうしょく 無機 むき 顔料 がんりょう を参照 さんしょう 。
JIS規格 きかく における黄色 おうしょく ・イエロー
JIS では黄色 きいろ およびイエローがそれぞれ定義 ていぎ されている。この黄色 おうしょく とイエローはわずかに異 こと なる色 いろ として示 しめ されている。
光源 こうげん 色 しょく としての黄色 おうしょく
LightYellow (webcolor )
16進 しん 表記 ひょうき
#FFFFE0
光 ひかり の三原色 さんげんしょく である赤 あか (#FF0000) と緑 みどり (#00FF00) を一対一 いちたいいち の割合 わりあい で混合 こんごう した色 いろ (#FFFF00)である。RGB 値 ね では(R, G, B) = (255, 255, 0)で表 あらわ される。物体 ぶったい 色 しょく としてむしろレモン色 しょく に近 ちか い色 いろ である。
ウェブカラー で Yellow は#FFFF00 と同等 どうとう に扱 あつか われる。ウェブカラーでは黄色 おうしょく 系統 けいとう の色 いろ として他 ほか にLightYellow(#FFFFE0)やGold(#FFD700)などを定義 ていぎ している。
黄色 おうしょく の色 いろ 料 りょう
着色 ちゃくしょく に使用 しよう される黄色 おうしょく 色素 しきそ は様々 さまざま あるが、様々 さまざま な着色 ちゃくしょく のシステムに用 もち いられる色素 しきそ の中 なか で黄色 おうしょく を呈 てい するものの耐 たい 光 こう 性 せい は、総 そう じて劣 おと っている。加 くわ えて、無機 むき 顔料 がんりょう については毒性 どくせい を有 ゆう するものが多 おお いが、被覆 ひふく 力 りょく を含 ふく めた様々 さまざま な特性 とくせい を全面 ぜんめん 的 てき に代替 だいたい する顔料 がんりょう は存在 そんざい しない。
染料 せんりょう については、天然 てんねん 染料 せんりょう と合成 ごうせい 染料 せんりょう に大別 たいべつ し、顔料 がんりょう については有機 ゆうき 顔料 がんりょう と無機 むき 顔料 がんりょう に大別 たいべつ して、記述 きじゅつ する。この区分 くぶん は、顔料 がんりょう と染料 せんりょう のそれぞれの分野 ぶんや で尊重 そんちょう されている典型 てんけい 的 てき な区分 くぶん である。なお一般 いっぱん 的 てき に使用 しよう される安全 あんぜん な色 いろ 料 りょう を先 さき に記述 きじゅつ し、その後 ご で有毒 ゆうどく で一般 いっぱん 的 てき に使 つか われない色 いろ 料 りょう を記述 きじゅつ する。
黄色 おうしょく 天然 てんねん 染料 せんりょう
黄色 おうしょく の染料 せんりょう のうち植物 しょくぶつ 由来 ゆらい のもの。黄色 おうしょく 天然 てんねん 染料 せんりょう は伝統 でんとう 的 てき な染料 せんりょう で、一部 いちぶ は、日本語 にほんご の来歴 らいれき を証言 しょうげん する性格 せいかく も有 ゆう する。
藤 ふじ 黄 き gamboge
黄金 おうごん 色 しょく のガム樹脂 じゅし で、東 ひがし アジアでは数 すう 百 ひゃく 年 ねん 以上 いじょう 昔 むかし から絵具 えのぐ として使用 しよう された。主 しゅ としてフクギ科 か (旧 きゅう オトギリソウ科 か )フクギ属 ぞく (マンゴスチン もこの属 ぞく に含 ふく まれる)でタイ やインドシナ 等 ひとし に自生 じせい するガンボジ (学名 がくめい : Garcinia hanburyi )や、同属 どうぞく でインド ・スリランカ 等 ひとし に自生 じせい するガンボウジノキ (別名 べつめい : インドガンボジ ; 学名 がくめい : Garcinia morella )といった各種 かくしゅ 樹木 じゅもく から採取 さいしゅ される[2] 。ヨーロッパでは古 ふる くから商品 しょうひん として伝 つた えられており、初期 しょき フランドル絵画 かいが に使用 しよう されたとも言 い われる。主 しゅ として水性 すいせい 絵具 えのぐ 、揮発 きはつ 性 せい ニス (varnish)、金属 きんぞく ラッカーの用途 ようと がある。草 くさ 雌 めす 黄 き とも言 い う。
キハダ
キハダ (黄檗 おうばく 、黄蘗 きはだ )は「黄 き 肌 はだ 」という意味 いみ で、ミカン科 か の植物 しょくぶつ である。5から6月 がつ 頃 ごろ 黄 き 緑 みどり の花 はな をつける。樹皮 じゅひ の内側 うちがわ は黄色 きいろ であり苦味 にがみ がある。樹皮 じゅひ は染色 せんしょく に使用 しよう される。樹皮 じゅひ の薬用 やくよう 名 めい は黄檗 おうばく (オウバク)であり、健胃剤 けんいざい や火傷 かしょう の薬 くすり である。なおキハダで染色 せんしょく する場合 ばあい は媒染剤 ばいせんざい を用 もち いず直接 ちょくせつ 染料 せんりょう として用 もち いる。
カリヤス
カリヤス (刈安 かりやす )はイネ科 か の植物 しょくぶつ である。灰汁 あく を媒染剤 ばいせんざい に用 もち いる。
ウコン
ウコン (鬱金 うこん )はショウガ科 か の植物 しょくぶつ である。地下茎 ちかけい を黄金 おうごん 色 しょく の染料 せんりょう として用 もち いる。媒染剤 ばいせんざい 不要 ふよう の直接 ちょくせつ 染料 せんりょう 。香辛料 こうしんりょう ・食品 しょくひん 用 よう の天然 てんねん 着色 ちゃくしょく 料 りょう としても用 もち いられる。
オウレン
オウレン はキンポウゲ科 か の植物 しょくぶつ である。根 ね を黄色 きいろ の染料 せんりょう として用 もち いる。媒染剤 ばいせんざい 不要 ふよう の直接 ちょくせつ 染料 せんりょう 。
クチナシ
クチナシ はアカネ科 か の植物 しょくぶつ である。果実 かじつ を黄色 きいろ の染料 せんりょう として用 もち いる。媒染剤 ばいせんざい 不要 ふよう の直接 ちょくせつ 染料 せんりょう 。食品 しょくひん 用 よう の天然 てんねん 着色 ちゃくしょく 料 りょう としても用 もち いられるが、天然 てんねん 着色 ちゃくしょく 料 りょう として用 もち いる場合 ばあい は黄色 おうしょく から緑 みどり 、青 あお にかけての幅広 はばひろ い色調 しきちょう をカヴァーする。
ズミ
ズミ はバラ科 か の植物 しょくぶつ である。樹皮 じゅひ を黄色 きいろ の染料 せんりょう として用 もち いる。ミョウバン を媒染剤 ばいせんざい に用 もち いる。煎餅 せんべい の着色 ちゃくしょく にも用 もち いられる。
ハイノキ
ハイノキ はハイノキ科 か の植物 しょくぶつ である。葉 は を黄色 きいろ の染料 せんりょう として用 もち いる。灰汁 あく を媒染剤 ばいせんざい に用 もち いる。
メギ
メギ はメギ科 か の植物 しょくぶつ である。樹皮 じゅひ を黄色 きいろ の染料 せんりょう として用 もち いる。媒染剤 ばいせんざい 不要 ふよう の直接 ちょくせつ 染料 せんりょう 。
黄色 おうしょく 合成 ごうせい 染料 せんりょう
黄色 おうしょく の染料 せんりょう のうち石油 せきゆ から化学 かがく 的 てき に合成 ごうせい されたもの。代表 だいひょう 的 てき なものとしてアゾ系 けい の黄色 おうしょく 染料 せんりょう やピラゾロン系 けい の黄色 おうしょく 染料 せんりょう が挙 あ げられる。なお黄色 おうしょく 合成 ごうせい 染料 せんりょう はレーキ化 か することによって黄色 おうしょく の有機 ゆうき 顔料 がんりょう としても用 もち いられる。レーキ型 がた アゾ系 けい 黄色 おうしょく 顔料 がんりょう やレーキ型 がた ピラゾロン系 けい 黄色 おうしょく 顔料 がんりょう はアゾ系 けい 黄色 おうしょく 染料 せんりょう やピラゾロン系 けい 黄色 おうしょく 染料 せんりょう をレーキ化 か して顔料 がんりょう としたものである。
黄色 おうしょく 有機 ゆうき 顔料 がんりょう
一般 いっぱん 工業 こうぎょう 製品 せいひん や学校 がっこう で使 つか われる絵具 えのぐ などには、しばしば毒性 どくせい の少 すく ない有機 ゆうき 顔料 がんりょう が使用 しよう される。但 ただ し一般 いっぱん 印刷 いんさつ に使用 しよう されている安価 あんか な製品 せいひん は安価 あんか な赤色 あかいろ 色素 しきそ と同様 どうよう 紫外線 しがいせん に弱 よわ く、数箇月 すうかげつ 程 ほど 屋外 おくがい に掲示 けいじ されたポスターなどはマゼンタやイエローが退色 たいしょく し、青 あお く見 み える。なお、レーキ型 がた の有機 ゆうき 顔料 がんりょう は、水溶 すいよう 性 せい を有 ゆう する有色 ゆうしょく 物質 ぶっしつ を電離 でんり させ、担体 としての金属 きんぞく イオン と電気 でんき 的 てき に結合 けつごう させたものである。
アゾ
アゾ基 もと
アゾ顔料 がんりょう はアゾ基 もと を有 ゆう する化合 かごう 物 ぶつ で、顔料 がんりょう としては顔料 がんりょう 色素 しきそ 型 がた とレーキ顔料 がんりょう 型 がた がある。ただし高分子 こうぶんし 化 か するにつれ耐 たい 溶剤 ようざい 性 せい は高 たか まる。レーキ顔料 がんりょう 型 がた は鮮明 せんめい な色相 しきそう を有 ゆう し耐 たい 溶剤 ようざい 性 せい も有 ゆう する。一般 いっぱん 印刷 いんさつ 用 よう インキや塗料 とりょう 、安価 あんか な絵具 えのぐ 等 とう に使 つか われている。
モノアゾ
黄色 おうしょく のモノアゾ (monoazo) 顔料 がんりょう の種類 しゅるい は多 おお いが概 がい して耐 たい 溶剤 ようざい 性 せい に劣 おと る。Color Index には Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 1、Pigment Yellow 3、Pigment Yellow 74、Pigment Yellow 65、Pigment Yellow 111等 とう が記載 きさい されている[3] 。Pigment Yellow 3は有機 ゆうき 顔料 がんりょう としてはかなり以前 いぜん に開発 かいはつ された顔料 がんりょう であるが、緑 みどり 味 あじ 黄 き を呈 てい する比較的 ひかくてき 不透明 ふとうめい な黄色 おうしょく 顔料 がんりょう で、その色相 しきそう やコストパフォーマンスから重要 じゅうよう な顔料 がんりょう である。Pigment Yellow 65は日本 にっぽん では、Pigment Yellow 83によって駆逐 くちく された傾向 けいこう を見出 みだ せる顔料 がんりょう であるが、世界 せかい 的 てき には依然 いぜん として重要 じゅうよう な顔料 がんりょう である。アリライドイエロー (arylide yellow ) とも言 い う。
ジスアゾ
ジスアゾ (disazo) 顔料 がんりょう も種類 しゅるい が多 おお い。モノアゾ顔料 がんりょう と比較 ひかく して着色 ちゃくしょく 力 りょく が強 つよ く、耐 たい 溶剤 ようざい 性 せい も高 たか い。Color Index には Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 81、Pigment Yellow 83等 とう が記載 きさい されている[3] 。ジアリライドイエロー (diarylide yellow) とも言 い う。
縮 ちぢみ 合 あい ジスアゾ
縮 ちぢみ 合 あい ジスアゾ (condensed disazo) 顔料 がんりょう は従来 じゅうらい の不溶性 ふようせい アゾ顔料 がんりょう に比 くら べ、耐 たい 光 こう 性 せい 、耐 たい 溶剤 ようざい 性 せい などが高 たか いが、生産 せいさん コストも高 たか い。ジスアゾ縮 ちぢみ 合 あい とも呼 よ ばれる。具体 ぐたい 的 てき には、Pigment Yellow 93、Pigment Yellow 94、Pigment Yellow 95、Pigment Yellow 128、Pigment Yellow 155、Pigment Yellow 166がある[3] 。Pigment Yellow 94は生産 せいさん 終了 しゅうりょう 。
Pigment Yellow 128は、現行 げんこう 最 もっと も緑 みどり 味 あじ の縮 ちぢみ 合 あい ジスアゾ顔料 がんりょう で、インクジェットインキ等 とう にも使用 しよう される実績 じっせき のある、透明 とうめい 性 せい が高 たか い割 わり に鮮明 せんめい な顔料 がんりょう である。
Pigment Yellow 155は、Pigment Yellow 17に近 ちか い色相 しきそう を具 そな えた鮮明 せんめい な黄色 おうしょく 顔料 がんりょう である。耐久 たいきゅう 性 せい が高 たか く塗料 とりょう 、インキ、プラスチックなど様々 さまざま な分野 ぶんや で使用 しよう されている重要 じゅうよう な顔料 がんりょう で、色相 しきそう や物性 ぶっせい の異 こと なる様々 さまざま な製品 せいひん が流通 りゅうつう している。塗料 とりょう 分野 ぶんや では高 たか い隠蔽 いんぺい 性 せい を具 そな えた製品 せいひん が使用 しよう されていて、耐 たい 候 こう 性 せい はかなり優 すぐ れている。印刷 いんさつ インキ用 よう としては、透明 とうめい タイプも隠蔽 いんぺい タイプも使用 しよう されているが、透明 とうめい タイプは流動 りゅうどう 性 せい に難 なん がある。単 たん にジスアゾ顔料 がんりょう にも分類 ぶんるい されることもある。
ピラゾロン
ピラゾロン 系 けい 黄 き は赤 あか 味 あじ の強 つよ い黄色 おうしょく 系統 けいとう の顔料 がんりょう である。Colour Index Generic Name、Pigment Orange 13、Colour Index Generic Name、Pigment Orange 34 がよく使用 しよう される[4] 。レーキ型 がた ピラゾロン系 けい 黄色 おうしょく 顔料 がんりょう として、タートラジンイエローがある。色合 いろあ いは美 うつく しいが耐 たい 光 こう 性 せい に難 なん がある。そのため、あまり普及 ふきゅう していない。
ベンツイミダゾロン
ベンツイミダゾロン (benzimidazolon) 顔料 がんりょう は近年 きんねん 重要 じゅうよう 性 せい が高 たか まっているアゾ顔料 がんりょう で、その中 なか でも特 とく に重要 じゅうよう なのはベンツイミダゾロン系 けい モノアゾ (benzimidazole monoazo) である。具体 ぐたい 的 てき にはPigment Yellow 151、Pigment Yellow 154、Pigment Yellow 175 等 とう がある[3] 。ベンツイミダゾロン顔料 がんりょう の内 うち で赤 あか 味 あじ のものは橙色 だいだいいろ を示 しめ すが、それ程 ほど 優 すぐ れた顔料 がんりょう ではない。具体 ぐたい 的 てき にはPigment Orange 36、Pigment Orange 72がある[4] 。
キノキサリン
キノキサリン
キノキサリン 顔料 がんりょう としては、Pigment Yellow 213がある。Pigment Yellow 175のベンツイミダゾロン基 もと をキノキサリンジオン基 もと に置換 ちかん した構造 こうぞう である。つまり、Pigment Yellow 175に炭素 たんそ 原子 げんし 1個 いっこ 、酸素 さんそ 原子 げんし 1個 いっこ が追加 ついか された分子 ぶんし 構造 こうぞう のモノアゾ顔料 がんりょう である。分子 ぶんし 式 しき は、C22 H19 N5 O8 で、分子 ぶんし 量 りょう は約 やく 481 g/mol。色相 しきそう はPigment Yellow 175より赤 あか 味 あじ で、Pigment Yellow 154より緑 みどり 味 あじ であり、幾分 いくぶん 緑 みどり 味 あじ の黄色 おうしょく を呈 てい する顔料 がんりょう である。濃 こ 色 しょく ではPigment Yellow 154よりも不透明 ふとうめい で、淡色 たんしょく では着色 ちゃくしょく 力 りょく の強 つよ さが際立 きわだ つ。耐久 たいきゅう 性 せい に関 かん しては、全面 ぜんめん 的 てき にPigment Yellow 154と同等 どうとう 以上 いじょう で、Pigment Yellow 154の弱点 じゃくてん である耐 たい 溶剤 ようざい 性 せい と耐 たい オーバーラッカー性 せい を格段 かくだん に向上 こうじょう させている。現在 げんざい はまだ黄色 おうしょく 顔料 がんりょう としては高価 こうか である。N-メチルピロリドン中 ちゅう で加熱 かねつ して製造 せいぞう される[5] 。
アゾメチン
イミン (シッフ塩基 えんき )
アゾメチン顔料 がんりょう は、シッフ塩基 えんき そのもの、或 ある いは、シッフ塩基 えんき の一部 いちぶ を置換 ちかん した構造 こうぞう 、特 とく にイミン を分子 ぶんし 構造 こうぞう 中 ちゅう に有 ゆう する顔料 がんりょう 。
金属 きんぞく 錯体 さくたい 顔料 がんりょう
バルビツール酸 さん
ニトロソ基 もと
金属 きんぞく 錯体 さくたい 顔料 がんりょう は、高 たか い透明 とうめい 性 せい と濃 こ 色 しょく と淡色 たんしょく の色 いろ 差 さ が特徴 とくちょう であるが、彩 いろどり 度 ど の低 ひく さなどから市場 いちば 性 せい が限定 げんてい 的 てき であり、比較的 ひかくてき 短期間 たんきかん で生産 せいさん が終了 しゅうりょう したものもある。
具体 ぐたい 的 てき にはPigment Yellow 117、Pigment Yellow 129、Pigment Yellow 150、Pigment Yellow 153がカラーインデックス に記載 きさい されている[3] 。
Pigment Yellow 117とPigment Yellow 129は濃 こ 色 しょく ではいわゆるオリ おり ーブ色 ぶいろ で、淡色 たんしょく は緑 みどり 味 あじ 黄 き である。Pigment Yellow 129は、Pigment Yellow 117に類似 るいじ した構造 こうぞう の顔料 がんりょう で、Pigment Yellow 117よりは幾分 いくぶん 鮮 あざ やかである。Pigment Yellow 117はBASF の製品 せいひん であったが生産 せいさん 終了 しゅうりょう 。
Pigment Yellow 150は濃 こ 色 しょく では低 てい 彩 いろどり 度 ど で低 てい 明度 めいど の赤 あか 味 あじ 黄 き であり、淡色 たんしょく は不鮮明 ふせんめい な中 なか 黄 き である。チタン白 しろ との併用 へいよう で「レモンイエロー」になると表現 ひょうげん されるが、実際 じっさい にはレモンイエローと呼 よ ぶには随分 ずいぶん 赤 あか 味 あじ であり、幾分 いくぶん 宣伝 せんでん 的 てき な表現 ひょうげん である。Pigment Yellow 150は、2つのバルビツール酸 さん の炭素 たんそ と化合 かごう している水素 すいそ 原子 げんし 2個 こ をアゾ基 もと で置換 ちかん した構造 こうぞう 、い換 いか えると、2つのバルビツール酸 さん をアゾ基 もと で架橋 かきょう した構造 こうぞう のニッケル 錯体 さくたい 顔料 がんりょう である。関連 かんれん する合衆国 がっしゅうこく 特許 とっきょ は、United States Patent 3869439である。
Pigment Yellow 153は濃 こ 色 しょく ではやや暗 くら い黄 き 橙色 だいだいいろ を呈 てい し、淡色 たんしょく は赤 あか 味 あじ 黄 き である。濃淡 のうたん に関 かか わらず、発色 はっしょく が重 おも くやや不透明 ふとうめい で曇 くも りがある。彩 いろどり 度 ど は比較的 ひかくてき 高 たか いが、多 おお くのアゾ顔料 がんりょう 程 ほど の明度 めいど の高 たか さは無 な い。色相 しきそう 、粒 つぶ 度 ど 、外観 がいかん 性状 せいじょう 、透明 とうめい 性 せい など幾 いく つもの理由 りゆう から、プロセスカラー には適 てき さない。ニッケル錯体 さくたい 顔料 がんりょう で、窒素 ちっそ 原子 げんし と酸素 さんそ 原子 げんし が化合 かごう した箇所 かしょ が多 おお く、複数 ふくすう の構造 こうぞう 式 しき が知 し られている。構造 こうぞう 中 ちゅう にニトロソ基 もと を有 ゆう する。
キノフタロン
無水 むすい フタル酸 さん
黄色 おうしょく 顔料 がんりょう のキノフタロンイエローは 1968 年 ねん に開発 かいはつ された。無水 むすい フタル酸 さん とキナルジン から合成 ごうせい される顔料 がんりょう で、フタロシアニン 顔料 がんりょう に匹敵 ひってき する高 たか い堅牢 けんろう 性 せい を具 そな える。高価 こうか であるため、あまり普及 ふきゅう していない。Colour Index には Colour Index Generic Name Pigment Yellow 138 が記載 きさい されている[3] 。
イソインドリノン
イソインドール
イソインドリノン 顔料 がんりょう は、イソインドール の五 ご 員 いん 環 たまき を構成 こうせい する炭素 たんそ と化合 かごう している水素 すいそ 1個 いっこ を酸素 さんそ で置換 ちかん し、もう一方 いっぽう の水素 すいそ を脱落 だつらく させた構造 こうぞう として説明 せつめい 可能 かのう な、イソインドリノン骨格 こっかく を有 ゆう する顔料 がんりょう である。
具体 ぐたい 的 てき には、Pigment Yellow 109[3] 、Pigment Yellow 110[3] 、Pigment Yellow 173[3] 、Pigment Orange 61[4] がある。蛍光 けいこう を発 はっ するが不安定 ふあんてい なイソインドールを塩素 えんそ の導入 どうにゅう などによって、耐久 たいきゅう 性 せい を改良 かいりょう した顔料 がんりょう シリーズである。Pigment Yellow 173は最 もっと も緑 みどり 味 あじ で、透明 とうめい 性 せい が高 たか い。導入 どうにゅう されている塩素 えんそ 原子 げんし は1分子 ぶんし 当 あ たり2個 こ 。これ以外 いがい のPigment Yellow 109、Pigment Yellow 110、Pigment Orange 61に導入 どうにゅう されている塩素 えんそ 原子 げんし は1分子 ぶんし 当 あ たり8個 こ で、高塩 たかしお 素顔 すがお 料 りょう である。Pigment Orange 61は、構造 こうぞう 中 ちゅう にアゾ基 もと を有 ゆう する。
イソインドリン
イソインドリン 顔料 がんりょう は、イソインドール の五 ご 員 いん 環 たまき を構成 こうせい する炭素 たんそ と化合 かごう している水素 すいそ 2個 こ を炭素 たんそ で置換 ちかん した構造 こうぞう として説明 せつめい 可能 かのう な構造 こうぞう を有 ゆう する顔料 がんりょう である。現在 げんざい までに、対称 たいしょう 性 せい の高 たか い分子 ぶんし 構造 こうぞう の顔料 がんりょう は存在 そんざい していない。具体 ぐたい 的 てき には、Pigment Yellow 139[3] 、Pigment Yellow 185[3] 、Pigment Orange 66[4] 、Pigment Orange 69[4] 、Pigment Red 260[6] がある。Pigment Red 260は、構造 こうぞう 中 ちゅう にシッフ塩基 えんき を有 ゆう する。
アントラキノン
アントラキノン
黄色 おうしょく のアントラキノン系 けい の顔料 がんりょう としてColour Index にはColour Index Generic Name、Pigment Yellow 24 が記載 きさい されている[3] 。このフラバントロンイエローは、1901 年 ねん に開発 かいはつ された。アントラキノン の一部 いちぶ を置換 ちかん した構造 こうぞう を具 そな えた顔料 がんりょう であり、アントラキノン顔料 がんりょう に分類 ぶんるい される。260℃まで安定 あんてい である耐 たい 熱性 ねっせい 、希釈 きしゃく 時 じ の耐 たい 光 こう 性 せい が際立 きわだ っている。色 いろ 数 すう が乏 とぼ しく高価 こうか であり、用途 ようと は限定 げんてい 的 てき である。現在 げんざい は製造 せいぞう 中止 ちゅうし 。
黄色 おうしょく 無機 むき 顔料 がんりょう
色合 いろあ いや耐 たい 光 こう 性 せい 、被覆 ひふく 力 りょく などの性能 せいのう から有機 ゆうき 顔料 がんりょう では代替 だいたい できないものがある。毒性 どくせい が強 つよ いものもある。
黄土 おうど
世界中 せかいじゅう で極 きわ めて古 ふる くから使用 しよう されてきた黄色 おうしょく 顔料 がんりょう で、フランス やイギリス で良質 りょうしつ のものが産出 さんしゅつ する。いわゆるシエナ土 ど の組成 そせい は黄土 おうど とほとんど同 おな じで、類似 るいじ している。水 みず 和 わ 酸化 さんか 鉄 てつ Fe2 O3 ・H2 O を主 しゅ たる発色 はっしょく 成分 せいぶん とし、珪酸 けいさん アルミを含有 がんゆう する。様々 さまざま な成分 せいぶん による自然 しぜん な色合 いろあ いに特徴 とくちょう がある。色合 いろあ いも多様 たよう であるが、いわゆる黄土 おうど 色 しょく を呈 てい すると言 い って障 ざわ りない。毒性 どくせい のない黄色 おうしょく 無機 むき 顔料 がんりょう として知 し られ、有機 ゆうき 顔料 がんりょう が使用 しよう できない用途 ようと での使用 しよう がある。Colour Index Generic Nameは天然 てんねん 黄土 おうど がPigment Yellow 43で[3] 、合成 ごうせい 黄土 おうど がPigment Yellow 42である[3] 。
コバルト黄 き
コバルト黄 き は、含水亜 あ 硝酸 しょうさん 第 だい 二 に コバルトカリである。彩 いろどり 度 ど が高 たか く堅牢 けんろう で、黄色 おうしょく の無機 むき 顔料 がんりょう の中 なか で唯一 ゆいいつ 、透明 とうめい である。耐 たい 光 こう 性 せい はあまり高 たか くない。オーレオリンの名前 なまえ で絵具 えのぐ として使用 しよう されている。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 40である[3] 。ただし、コバルト黄 き によらない「オーレオリン」も存在 そんざい する。このように、絵具 えのぐ の名称 めいしょう から顔料 がんりょう の組成 そせい を即断 そくだん することはできない。
黄色 おうしょく 複 ふく 合 あい 酸化 さんか 物 ぶつ 顔料 がんりょう
チタン-ニッケル-アンチモン 酸化 さんか 物 ぶつ 、チタン-ニッケル-バリウム 酸化 さんか 物 ぶつ 、チタン-クロム-アンチモン 酸化 さんか 物 ぶつ 、ジルコニウム-バナジウム 酸化 さんか 物 ぶつ などは、黄色 おうしょく を呈 てい する複 ふく 合 あい 酸化 さんか 物 ぶつ 顔料 がんりょう である。複 ふく 合 あい 酸化 さんか 物 ぶつ 顔料 がんりょう (mixed metal oxide pigment) とは、複数 ふくすう の金属 きんぞく 酸化 さんか 物 ぶつ を混合 こんごう し、1000℃以上 いじょう の高温 こうおん で焼成 しょうせい した顔料 がんりょう である。複 ふく 合 あい 酸化 さんか 物 ぶつ 顔料 がんりょう は着色 ちゃくしょく 力 りょく が小 ちい さいものの、耐 たい 熱性 ねっせい 、耐 たい 候 こう 性 せい に優 すぐ れる。セラミックや耐 たい 熱 ねつ 塗料 とりょう に使用 しよう される。焼成 しょうせい 顔料 がんりょう (calcination pigment) とも呼 よ ばれる[7] 。
チタン系 けい 黄 き
黄色 おうしょく のチタン系 けい 顔料 がんりょう は、下 しも 掲のものが知 し られている。
チタン-ニッケル-アンチモン 酸化 さんか 物 ぶつ
レモン調 ちょう の極 きわ めて堅牢 けんろう な顔料 がんりょう 。チタン、ニッケル、アンチモンの酸化 さんか 物 ぶつ 固溶体 こようたい 。安全 あんぜん な無機 むき 顔料 がんりょう として知 し られている。1950年代 ねんだい にUSA で製造 せいぞう されるようになった。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 53である[3] 。
チタン-ニッケル-バリウム 酸化 さんか 物 ぶつ
彩 いろどり 度 ど の高 たか い緑 みどり 味 あじ がかったレモン調 ちょう の顔料 がんりょう 。チタン-ニッケル-アンチモン酸化 さんか 物 ぶつ 同様 どうよう 安全 あんぜん な無機 むき 顔料 がんりょう として知 し られている。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 157である[3] 。
チタン-クロム-アンチモン 酸化 さんか 物 ぶつ
鮮明 せんめい な黄土 おうど 色 しょく といった色合 いろあ いの顔料 がんりょう 。クロム を含 ふく む黄色 おうしょく 顔料 がんりょう ではあるがクロムが六 ろく 価 か ではなく三 さん 価 か の状態 じょうたい になっており、クロム化合 かごう 物 ぶつ であるが、現在 げんざい 使用 しよう されている安全 あんぜん 性 せい の高 たか いクロム系 けい 顔料 がんりょう 同様 どうよう 、安全 あんぜん な顔料 がんりょう として知 し られている。Colour Index Generic NameはPigment Brown 24である[8] 。
チタン-クロム-ニオブ 酸化 さんか 物 ぶつ
チタン-クロム-アンチモン 酸化 さんか 物 ぶつ 同様 どうよう クロムが三 さん 価 か の状態 じょうたい で含 ふく まれる黄色 おうしょく 顔料 がんりょう であり、クロム化合 かごう 物 ぶつ であるが安全 あんぜん 性 せい の高 たか い顔料 がんりょう として知 し られている。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 162である[3] 。
チタン-クロム-タングステン 酸化 さんか 物 ぶつ
チタン-クロム-アンチモン 酸化 さんか 物 ぶつ やチタン-クロム-ニオブ 酸化 さんか 物 ぶつ 同様 どうよう クロムが三 さん 価 か の状態 じょうたい で含 ふく まれる黄色 おうしょく 顔料 がんりょう であり、クロム化合 かごう 物 ぶつ であるが安全 あんぜん 性 せい の高 たか い顔料 がんりょう として知 し られている。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 163である[3] 。
バナジウムジルコニウム黄 き
ジルコニア にバナジウム イオンを固 かた 溶させて製造 せいぞう される黄色 おうしょく 顔料 がんりょう で、セラミック顔料 がんりょう として使用 しよう される。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 160である[3] 。
バナジウムスズ黄 き
酸化 さんか スズにバナジウム イオンを固 かた 溶させて製造 せいぞう される黄色 おうしょく 顔料 がんりょう で、セラミック顔料 がんりょう として使用 しよう される。バナジウムジルコニウム黄 き よりも色調 しきちょう が鮮 あざ やかである。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 158である[3] 。
ビスマスバナジウム黄 き
ビスマス の化合 かごう 物 ぶつ とメタバナジン酸 さん アンモニウム を反応 はんのう させて製造 せいぞう される黄色 おうしょく 顔料 がんりょう で、ビスマス のバナジン酸 さん 塩 しお である。ビスマス黄 き (Bismuth Yellow) とも呼 よ ばれる。鮮 あざ やかな色調 しきちょう をもち耐 たい 熱性 ねっせい に優 すぐ れた毒性 どくせい のない黄色 おうしょく 無機 むき 顔料 がんりょう であることから、鮮 あざ やかな色調 しきちょう ながら毒性 どくせい が強 つよ くなおかつ発色 はっしょく と効果 こうか の面 めん で黄色 おうしょく 有機 ゆうき 顔料 がんりょう による代替 だいたい を許 ゆる さなかったカドミウム黄 き の代替 だいたい 品 ひん として使用 しよう されることがある[9] 。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 184である[3] 。
プラセオジム黄 き
ジルコン に4価 か のプラセオジム イオンを固 かた 溶させて製造 せいぞう される黄色 おうしょく 顔料 がんりょう で、セラミック顔料 がんりょう として使用 しよう される。黄色 おうしょく の無機 むき 顔料 がんりょう の中 なか では安全 あんぜん 性 せい が高 たか く、近年 きんねん は絵具 えのぐ にも使用 しよう されている。
石 いし 黄 き Orpiment
黄色 おうしょく を呈 てい する硫化 りゅうか ヒ素 ひそ で、各地 かくち に産 さん するが毒性 どくせい があり、その供給 きょうきゅう に限 かぎ りがあり今日 きょう では顧 かえり みられない。純度 じゅんど の高 たか いものは、輝 かがや きのある冴 さ えたレモン色 しょく を呈 てい する。古 いにしえ 画 が にあっては、荒 あら 粒 つぶ で用 もち いられ、現在 げんざい でも豊 ゆた かな黄色 おうしょく を保 たも っている。しばしば、近 ちか い関係 かんけい にあるリアルガー を含 ふく んでいる。プリニウス やウィトルウィウス が言及 げんきゅう している、古典 こてん 時代 じだい に使用 しよう された顔料 がんりょう である。ド・ヴィルトの調査 ちょうさ によれば、オランダ及 およ びフランドルの絵画 かいが には一 いち 例 れい も使用 しよう が無 な い。これは錫 すず - 鉛 なまり - 黄 き の登場 とうじょう によって、不要 ふよう になったからだと考 かんが えられている。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 39である[3] 。
錫 すず - 鉛 なまり - 黄 き
14世紀 せいき においても僅 わず かに使用 しよう されたが、15-17世紀 せいき に使用 しよう された顔料 がんりょう である。17世紀 せいき のナポリ黄 き の出現 しゅつげん により忘却 ぼうきゃく され、かつては、ナポリ黄 き と混同 こんどう されていた。1940年 ねん デルナー研究所 けんきゅうじょ のヤコビ博士 はかせ のスペクトル分析 ぶんせき によって再 さい 発見 はっけん されるまで、様々 さまざま な文献 ぶんけん にも現 あらわ れない。隠蔽 いんぺい 力 りょく に優 すぐ れ、油性 ゆせい 媒材 ばいざい 、水性 すいせい 媒材 ばいざい ともなじむ。
密 みつ 陀僧 Massicot
密 みつ 陀僧・マシコット、金 きむ 密 ひそか 陀・リサージ (litharge) は共 とも に黄色 おうしょく を呈 てい する一酸化 いっさんか 鉛 なまり の呼称 こしょう である。塩基 えんき 性 せい 炭酸 たんさん 鉛 なまり を長時間 ちょうじかん 高温 こうおん で加熱 かねつ すると黄色 おうしょく の一酸化 いっさんか 鉛 なまり が得 え られる。かつてはヨーロッパ絵画 かいが に使用 しよう されたと言 い われているが、自然 しぜん 科学 かがく 的 てき 方法 ほうほう で調査 ちょうさ すると錫 すず - 鉛 なまり - 黄 き である。日本 にっぽん においては法隆寺 ほうりゅうじ 壁画 へきが に使用 しよう された。唐 とう から日本 にっぽん に密 みつ 陀僧が伝 つた わり乾燥 かんそう 促進 そくしん 剤 ざい として使用 しよう された。
ナポリ黄 き
主成分 しゅせいぶん はアンチモン酸 さん 鉛 なまり 。イタリアのベスビオス火山 かざん で得 え られたとされる。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 41である[3] 。絵具 えのぐ のネープルスイエローは、名前 なまえ として残 のこ る。但 ただ しセラミック顔料 がんりょう のネープルスイエローは本物 ほんもの のアンチモン酸 さん 鉛 なまり が使用 しよう されている。
クロム酸 さん 系 けい 黄 き
黄 き 鉛 なまり 、ジンククロメート 、バリウムクロメート 、ストロンチウムクロメート 、カルシウム黄 き 等 ひとし のクロム酸 さん 塩 しお からなる黄色 おうしょく 顔料 がんりょう 。六 ろく 価 か クロムを含 ふく むため毒性 どくせい が強 つよ く、また耐 たい 光 こう 性 せい に弱 よわ い上 じょう 硫化 りゅうか 水素 すいそ により黒 くろ 変 へん するといった欠点 けってん がある。クロム酸 さん 系 けい 黄 き のうち黄 き 鉛 なまり とジンククロメートは 2000年 ねん 頃 ころ までは錆止 さびど め塗料 とりょう や黄色 おうしょく 塗料 とりょう に大量 たいりょう に使 つか われていたが、毒性 どくせい や環境 かんきょう 問題 もんだい から使用 しよう が制限 せいげん されてきている。例 たと えば自動車 じどうしゃ 用 よう 塗料 とりょう では既 すで に鉛 なまり や六 ろく 価 か クロムを含 ふく む顔料 がんりょう はほとんど使用 しよう されていない(日本 にっぽん 自動車 じどうしゃ 工業 こうぎょう 会 かい JAMAGAZINE より)。また日本 にっぽん 塗料 とりょう 工業 こうぎょう 会 かい でも自主 じしゅ 規格 きかく JPMS 26 を設 もう け、塗料 とりょう 中 ちゅう の鉛 なまり を減 へ らすように動 うご いている。
バリウム黄 き
バリウム黄 き はクロム酸 さん バリウム で、淡 あわ 緑 みどり 黄 き の顔料 がんりょう でクロム酸 さん カリウムと塩化 えんか バリウムの溶液 ようえき から作 つく る。塩化 えんか バリウムが塩化 えんか ストロンチウムに置 お き換 か わる以外 いがい は、ストロンチウム黄 き と同 おな じ製法 せいほう である。1809年 ねん ヴォークランはクロム酸 さん バリウムの製法 せいほう を発表 はっぴょう したが、これはこの顔料 がんりょう の最初 さいしょ の記録 きろく である。バライタイエロー 、バライトイエロー 、レモンイエローとも言 い われる。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 31である[3] 。
ストロンチウム黄 き
淡 あわ 緑 みどり 黄 き の顔料 がんりょう でクロム酸 さん カリウムと塩化 えんか ストロンチウムの溶液 ようえき から作 つく る。塩化 えんか ストロンチウムが塩化 えんか バリウムに置 お き換 か わる以外 いがい は、バリウム黄 き と同 おな じ製法 せいほう である。ウルトラマリンイエローの名称 めいしょう ももつがウルトラマリン とは無関係 むかんけい 。クロム酸 さん ストロンチウム。ストロンシャンイエロー、レモンイエローとも言 い われる。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 32である[3] 。
カルシウム黄 き
クロム酸 さん カルシウムを主成分 しゅせいぶん とする黄色 おうしょく 顔料 がんりょう 。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 33である[3] 。
黄 き 鉛 なまり Chrome Yellow
黄 き 鉛 なまり はクロム酸 さん 鉛 なまり を主成分 しゅせいぶん とする。L.N.ヴォークラン は、回想 かいそう 録 ろく の 1909 年 ねん の欄 らん においてクロム酸 さん 鉛 なまり の製法 せいほう および性質 せいしつ を記 しる している。そして1818年 ねん に大量 たいりょう 生産 せいさん が開始 かいし された。かつて塗料 とりょう に大量 たいりょう に使用 しよう されていたが最近 さいきん は毒性 どくせい を考慮 こうりょ して使用 しよう が減少 げんしょう している。黒 くろ 変 へん する。ジャック=ルイ・ダヴィッド は、この顔料 がんりょう のパレットへの採用 さいよう に関 かん して保守 ほしゅ 的 てき だった。フィンセント・ファン・ゴッホ がよく使用 しよう したことも知 し られている。ゴッホの黄色 おうしょく が独特 どくとく の色合 いろあ いをしているのは、黄 き 鉛 なまり が黒 くろ 変 へん する為 ため であり、必 かなら ずしも彼 かれ の色彩 しきさい 感覚 かんかく が独創 どくそう 的 てき だったことを意味 いみ しない。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 34である[3] 。
亜鉛 あえん 黄 き
クロム酸 さん 亜鉛 あえん 、クロム酸 さん カリ亜鉛 あえん 、塩基 えんき 性 せい クロム酸 さん 亜鉛 あえん による顔料 がんりょう などを亜鉛 あえん 黄 き と呼称 こしょう する。ジンクイエロー。レモンイエローとも言 い われる。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 36である[3] 。
カドミウム黄 き
組成 そせい は硫化 りゅうか カドミウム(Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 37[3] )もしくは硫化 りゅうか カドミウム-硫化 りゅうか 亜鉛 あえん (Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 35[3] )である。Colour Index Generic Nameからはカドモポン黄 き であるか否 ひ かは判別 はんべつ できない。ただし欧米 おうべい では、カドミウム黄 き でも毒性 どくせい の高 たか いPigment Yellow 37ではなく、Pigment Yellow 37よりは毒性 どくせい が弱 よわ いPigment Yellow 35に代替 だいたい されている。淡色 たんしょく は淡色 たんしょく のビスマスバナジウム黄 き にも似 に た色合 いろあ いであるが、濃 こ 色 しょく のカドミウム黄 き は濃 こ 色 しょく のビスマスバナジウム黄 き では到底 とうてい 及 およ ばない、高 こう 彩 あや 度 ど で不透明 ふとうめい 性 せい の高 たか い無機 むき 顔料 がんりょう である。堅牢 けんろう 性 せい は複 ふく 合 あい 酸化 さんか 物 ぶつ による黄色 おうしょく 顔料 がんりょう のほうが高 たか いが、色合 いろあ いではカドミウム黄 き が優 すぐ れる。有毒 ゆうどく で高価 こうか であり、なおかつ絵具 えのぐ 以外 いがい ではカドミウム黄 き と似 に た色調 しきちょう でなおかつ毒性 どくせい のない黄色 おうしょく 無機 むき 顔料 がんりょう であるビスマスバナジウム黄 き に代替 だいたい されているため[9] 、今日 きょう では油絵具 あぶらえのぐ や水彩 すいさい 絵具 えのぐ を除 のぞ いてほとんど使 つか われない。他方 たほう 、絵具 えのぐ においては、先述 せんじゅつ の性質 せいしつ から人気 にんき が高 たか く、カドミウム黄 き の優 すぐ れた特性 とくせい を全面 ぜんめん 的 てき に具 そな えた代替 だいたい 物 ぶつ は存在 そんざい しない[10] 。したがって、代替 だいたい 顔料 がんりょう はカドミウム顔料 がんりょう が持 も つ優 すぐ れた特性 とくせい を必要 ひつよう としない場合 ばあい にこそ勧 すす められる。また、世間 せけん ではカドミウム化合 かごう 物 ぶつ が環境 かんきょう に及 およ ぼす影響 えいきょう を懸念 けねん する声 こえ が一部 いちぶ 存在 そんざい するが、絵具 えのぐ メーカーが使用 しよう するカドミウム顔料 がんりょう は、実用 じつよう において他 ほか の物質 ぶっしつ に溶 と け出 だ すことは無 な い。
黄色 おうしょく に関 かん する事項 じこう
警戒色 けいかいしょく としての黄色 おうしょく
踏切 ふみきり 警報 けいほう 機 き に使用 しよう される警戒色 けいかいしょく
内燃 ないねん 除雪 じょせつ 車 しゃ DSB1形 かたち
黄色 おうしょく は視認 しにん 性 せい の高 たか い色 いろ で、特 とく に黒 くろ との組 く み合 あ わせは非常 ひじょう に目立 めだ つコントラストとなる。この「黄色 おうしょく と黒 くろ 」の組 く み合 あ わせを一般 いっぱん に「警戒色 けいかいしょく (警告 けいこく 色 しょく )」と呼 よ び、交通 こうつう 標識 ひょうしき (警戒 けいかい 標識 ひょうしき )や軽自動車 けいじどうしゃ のナンバープレート(下記 かき 参照 さんしょう )、鉄道 てつどう の踏切 ふみきり 、工事 こうじ 現場 げんば 、各種 かくしゅ 工場 こうじょう などで多用 たよう される。警戒色 けいかいしょく としての黄色 おうしょく と黒 くろ の組 く み合 あ わせは、太陽 たいよう の色 いろ である黄色 おうしょく と、闇夜 やみよ の色 いろ である黒 くろ を組 く み合 あ わせる事 こと で、視認 しにん 性 せい を高 たか めている。俗 ぞく に「虎 とら マーク」とも呼 よ ばれている。
日本海 にほんかい 海戦 かいせん のロシア艦隊 かんたい は、煙突 えんとつ を黄色 きいろ と黒 くろ に塗 ぬ り分 わ けており、日本 にっぽん 艦隊 かんたい にとって視認 しにん しやすかったと言 い われている。また、蜂 はち の体 からだ 色 しょく も、黄色 おうしょく と黒 くろ の組 く み合 あ わせ(縦縞 たてじま )であることが多 おお い。これは、蜂 はち は毒 どく 針 はり で刺 さ す能力 のうりょく を持 も つ自分 じぶん を、視覚 しかく 的 てき に他 た の動物 どうぶつ に印象 いんしょう づけることで、外 そと の動物 どうぶつ が避 さ けてくれるようになる効果 こうか を持 も つと言 い われており、これを生物 せいぶつ 学 がく の分野 ぶんや でも「警戒色 けいかいしょく 」という。ちなみに、虻 あぶ やカミキリムシ の一部 いちぶ など、擬態 ぎたい のためにこの体 からだ 色 しょく となる生物 せいぶつ も少 すく なくない。
このように、黄色 おうしょく は暗 くら い所 ところ でかなり目立 めだ つ色 いろ なので、交通 こうつう 安全 あんぜん には必需 ひつじゅ の色 いろ であると言 い える。特 とく に小学生 しょうがくせい が登 とう 下校 げこう 時 じ に被 こうむ る通学 つうがく 帽 ぼう (黄色 きいろ い帽子 ぼうし ) や、幼稚園 ようちえん 児 こ の通園 つうえん バッグや、児童 じどう 用 よう の雨傘 あまがさ には、黄色 おうしょく 一色 いっしょく が用 もち いられることが多 おお い(かつては珠算 しゅざん 塾 じゅく の通 つう 塾 じゅく バッグなどにも黄色 おうしょく が多 おお く使 つか われていた)。かっぱやヘルメットにも、黄色 おうしょく 一色 いっしょく が用 もち いられることも多 おお い。関連 かんれん してアメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく のスクールバス の多 おお くは黄色 きいろ に黒 くろ 帯 たい のカラーリングを採用 さいよう する。(en:School bus yellow も参照 さんしょう )
文化 ぶんか としての黄色 おうしょく
欧米 おうべい では「Yellow」は「腰抜 こしぬ け」の意味 いみ で、侮辱 ぶじょく ・罵倒 ばとう 語 ご でマイナスイメージが多 おお い。その為 ため 欧米 おうべい での安易 あんい な使用 しよう は控 ひか えるべきである。由来 ゆらい はイスカリオテのユダ が着 き ていた服 ふく が黄色 きいろ というが由来 ゆらい とされる[11] 。またモンゴロイド を指 さ す言葉 ことば としても不 ふ 適当 てきとう とされる[12] 。
反対 はんたい に中国 ちゅうごく では黄色 おうしょく が皇帝 こうてい しか着用 ちゃくよう が許 ゆる されなかったこともあり、プラスイメージである。[13]
近似 きんじ 色 しょく
脚注 きゃくちゅう
注釈 ちゅうしゃく
出典 しゅってん
参考 さんこう 文献 ぶんけん
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『顔料 がんりょう の事典 じてん 』 伊藤 いとう 征 ただし 司郎 しろう (編集 へんしゅう ) 朝倉書店 あさくらしょてん 2000.10 ISBN 978-4254252439
『有機 ゆうき 顔料 がんりょう ハンドブック』 橋本 はしもと 勲 いさお カラーオフィス 2006.5
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『絵具 えのぐ 材料 ざいりょう ハンドブック』 ホルベイン工業 こうぎょう 技術 ぎじゅつ 部 ぶ 編 へん 中央公論 ちゅうおうこうろん 美術 びじゅつ 出版 しゅっぱん 社 しゃ 1997.4(新装 しんそう 普及 ふきゅう 版 ばん ) ISBN 4805502878
『絵画 かいが 技術 ぎじゅつ 入門 にゅうもん ―テンペラ絵具 えのぐ と油絵具 あぶらえのぐ による混合 こんごう 技法 ぎほう (新 しん 技法 ぎほう シリーズ)』 佐藤 さとう 一郎 いちろう 著 ちょ 美術 びじゅつ 出版 しゅっぱん 社 しゃ 1988.11 ISBN 978-4568321463
『カラー版 ばん 絵画 かいが 表現 ひょうげん のしくみ―技法 ぎほう と画材 がざい の小 しょう 百科 ひゃっか 』森田 もりた 恒 ひさし 之 の 監修 かんしゅう 森田 もりた 恒 ひさし 之 の ほか執筆 しっぴつ 美術 びじゅつ 出版 しゅっぱん 社 しゃ 2000.3 ISBN 4568300533
『絵画 かいが 材料 ざいりょう 事典 じてん 』 ラザフォード・J・ゲッテンス・ジョージ・L・スタウト著 ちょ 森田 もりた 恒 ひさし 之 これ 訳 やく 美術 びじゅつ 出版 しゅっぱん 社 しゃ 1999.6 ISBN 4254252439
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福田 ふくだ 邦夫 くにお ・著 ちょ 『色 いろ の名前 なまえ はどこからきたか』 青 あお 娥書房 しょぼう 1999年 ねん ISBN 4790601803
福田 ふくだ 邦夫 くにお ・著 ちょ 『色 いろ の名前 なまえ 507』主婦 しゅふ の友社 ともしゃ 2006年 ねん ISBN 4072485403
藤井 ふじい 健三 けんぞう ・監修 かんしゅう 『京 きょう の色 いろ 事典 じてん 330』 平凡社 へいぼんしゃ 2004年 ねん ISBN 4582634125
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基礎 きそ 的 てき 事象 じしょう 基礎 きそ 的 てき 概念 がいねん 色 いろ の三 さん 属性 ぞくせい 色 いろ 名 めい
基礎 きそ 的 てき な色 いろ 代表 だいひょう 的 てき な二 に 次 じ 色 しょく
分野 ぶんや
研究 けんきゅう 者 しゃ 表 ひょう 色 しょく 系 けい
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