コエラカントゥス

コエラカントゥス Coelacanthus
保全ほぜん状じょう況きょう評価ひょうか
絶滅ぜつめつ（化石かせき）
地質ちしつ時代じだい
古生代こせいだいペルム紀き - 中生代ちゅうせいだい三さん畳じょう紀き前期ぜんき
分類ぶんるい
界さかい : 動物界どうぶつかい Animalia 門もん : 脊索せきさく動物どうぶつ門もん Chordata 亜あ門もん : 脊椎動物せきついどうぶつ亜あ門もん Vertebrata 綱つな : 硬骨魚こうこつぎょ綱つな Sarcopterygii 目め : シーラカンス目め Coelacanthiformes 科か : †シーラカンス科か Coelacanthidae 属ぞく : コエラカントゥス属ぞく Coelacanthus
学名がくめい
Coelacanthus Agassiz, 1836
種たね
C. banffensis C. dendrites C. gracilis C. granulatus C. ornatus C. welleri

コエラカントゥス (Coelacanthus) は、古生代こせいだいペルム紀きに出現しゅつげんした硬骨魚こうこつぎょ類るいの一いち属ぞく。ゴミ箱ごみばこ分類ぶんるい群ぐんとなっており含ふくまれていた種たねのいくつかは別べつ属ぞくに移動いどうした。

シーラカンス目めシーラカンス科かに属ぞくし、シーラカンスで唯一ゆいいつ現生げんなまするラティメリア属ぞく (Latimeria) の遠とおい祖先そせんもしくはそれに近きん縁えんなグループである。

シーラカンス科かの模も式しき属ぞくであり、現在げんざい知しられるコエラカントゥス属ぞくは 6種しゅを数かぞえる。

特徴とくちょう

その名なはシーラカンス類るいの総称そうしょうと同義どうぎであるため、しばしばラティメリア属ぞくと混同こんどうされる。 しかし、Coelacanth （シーラカンス）の名なは、最初さいしょの発見はっけん例れいであったこの種しゅに対たいしてあてられた学名がくめいから派生はせいした英語えいご形かたちである。

彼かれらは今日きょう知しられるラティメリア属ぞくに比ひしておおよそ小ちいさく、そして、細長ほそながい頭部とうぶも持もつ。 ラティメリア属ぞくよりは積極せっきょく的てきな浅海あさみの捕食ほしょく者しゃであったかも知しれない。しかし、多おおくの形態けいたい上じょうの類似るいじ性せいを持もっている。

また、個体こたいによっては全長ぜんちょう1m近ちかくになるものもあった。