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地質ちしつ時代じだい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
地質ちしつ時代じだい区分くぶん 概略がいりゃく[* 1][* 2]
累代るいだい だい きの 基底きてい年代ねんだい
Mya[* 3]
あらわせいだい 新生代しんせいだい だいよん 2.58
しんだい三紀みき 23.03
ふるだい三紀みき 66
中生代ちゅうせいだい はく亜紀あき 145
ジュラ紀じゅらき 201.3
さんじょう 251.902
古生代こせいだい ペルム 298.9
石炭せきたん 358.9
デボン 419.2
シルルおさむ 443.8
オルドビス 485.4
カンブリア 541
原生代げんせいだい しん原生代げんせいだい エディアカラン 635
クライオジェニアン 720
トニアン 1000
ちゅう原生代げんせいだい ステニアン 1200
エクタシアン 1400
カリミアン 1600
原生代げんせいだい スタテリアン 1800
オロシリアン 2050
リィアキアン 2300
シデリアン 2500
太古たいこだい始生代しせいだい 新太あらた古代こだい 2800
なかふとし古代こだい 3200
太古たいこだい 3600
はらふとし古代こだい 4000
めい王代おうだい 4600
  1. ^ 基底きてい年代ねんだい数値すうちでは、このひょう本文ほんぶんちゅう記述きじゅつでは、ことなる出典しゅってんによるためちが場合ばあいもある。
  2. ^ 基底きてい年代ねんだい更新こうしん履歴りれき
  3. ^ ひゃくまんねんまえ

地質ちしつ時代じだい(ちしつじだい、えい: Geologic time scale; Geological age)とは、やく46おくねんまえ地球ちきゅう誕生たんじょうから現在げんざいまでのうち直近ちょっきんすうせんねん地域ちいきによってことなる)の記録きろくのこっている有史ゆうし時代じだい歴史れきし時代じだい[1]以前いぜんのことで地質ちしつがくてき手法しゅほうでしか研究けんきゅうできない時代じだいことである[2]歴史れきし本来ほんらい意味いみは、文字もじ記録きろくされた人類じんるいかかわる過去かこ出来事できごとことであり[3]文字もじ記録きろくされていないさらにときさかのぼ人類じんるいかかわる時代じだい先史せんし時代じだいばれている[4]

地質ちしつ時代じだいにおけるかく時代じだい区分くぶんは「地質ちしつ年代ねんだい」ともばれ、また地質ちしつ年代ねんだい地質ちしつ時代じだい同義どうぎにもあつかわれる[5]

地球ちきゅう年齢ねんれい46おくねんちょううちで、有史ゆうし時代じだいすうせん年間ねんかん)はやく100まんぶんの1であり、地球ちきゅう年齢ねんれいの99.9999%は地質ちしつ時代じだいである。前述ぜんじゅつ地質ちしつ時代じだい定義ていぎから、地質ちしつ時代じだい地球ちきゅう年齢ねんれいから有史ゆうし時代じだいのぞいた部分ぶぶんであるが、現実げんじつには有史ゆうし時代じだいながさは地質ちしつ時代じだいにおける誤差ごさ範囲はんいよりはるかにちいさく、有史ゆうし時代じだい現在げんざいふくむ)は新生代しんせいだい/だいよん/かんしん/メガラヤンふくまれる。かく地質ちしつ時代じだい区分くぶん開始かいし年代ねんだい基底きてい年代ねんだい)はなんひゃくまんねんまえ(Mya)と表現ひょうげんされるが、その基点きてん西暦せいれき2000ねん定義ていぎされている。

地質ちしつ時代じだいは、比較的ひかくてき情報じょうほうりょうおお研究けんきゅうすすんでいる直近ちょっきん[注釈ちゅうしゃく 1]あらわせいだい」(やく5おくねん)、あらわせいだい比較ひかくすると生物せいぶつ化石かせきとぼしくなるがほろ化石かせきなまあと化石かせきなどが研究けんきゅう対象たいしょうになる「原生代げんせいだい」(やく20おくねん)、生物せいぶつ化石かせきはほとんどなくなり研究けんきゅう対象たいしょうおも地層ちそう岩石がんせきとなる「ふとし古代こだい始生代しせいだい)」(やく40おくねん)と、地球ちきゅうじょう岩石がんせき結晶けっしょうなどの直接ちょくせつ証拠しょうこすくなくつきいし隕石いんせきなどの情報じょうほうから推察すいさつされている「めい王代おうだい」(やく45おくねん)の4つの時代じだい区分くぶんされている。

概要がいよう[編集へんしゅう]

地質ちしつがくしるべ[注釈ちゅうしゃく 2]

138おくねんまえ宇宙うちゅう誕生たんじょうビッグバン)から3ぶんの2経過けいかしたいまから46おくねんまえ太陽系たいようけい地球ちきゅう誕生たんじょうした。このすうじゅうおくねんわた地球ちきゅう過去かこ考察こうさつする場合ばあい地球ちきゅう誕生たんじょうから、つき形成けいせい海洋かいよう誕生たんじょう大陸たいりく形成けいせい分裂ぶんれつ造山つくりやま運動うんどう火山かざん活動かつどう巨大きょだい隕石いんせき衝突しょうとつ気候きこう変動へんどうなどの天文学てんもんがくてき地学ちがくてき絶対ぜったい年代ねんだい区分くぶんとはことなった、時代じだい発掘はっくつされた化石かせき地層ちそうとうから相対そうたいてき区分くぶんする手法しゅほうもちいられており、これを地質ちしつ時代じだいぶ。この地質ちしつ時代じだい区分くぶん地球ちきゅう絶対ぜったい年代ねんだいとはことなるが、絶対ぜったい年代ねんだいじょう重要じゅうよう事象じしょう結果けっかとしておおくの生物せいぶつしょう変化へんかきたわけであり、地質ちしつ時代じだい絶対ぜったい年代ねんだい定義ていぎはあるが、相関そうかんせいはある[6]

地球ちきゅう過去かこ岩石がんせき地層ちそうなかふうめられており、幾重いくえにもわた地層ちそうには、ほんぺーじのように、地球ちきゅう過去かこ事件じけんやその時代じだい生物せいぶつなどが記録きろくされている。これらの地層ちそうは、ふくまれる岩石がんせき化石かせき放射ほうしゃ年代ねんだい測定そくていにより年齢ねんれい推定すいていすることが出来できる。こうして地層ちそうぺーじ紐解ひもとき、岩石がんせきという原子げんし時計とけいはかり、ふくまれる化石かせき見出みいだすことにより地球ちきゅう過去かこることが可能かのうとなる。

あらわせいだい生物せいぶつ多様たよう大量たいりょう絶滅ぜつめつ

地質ちしつ時代じだい区分くぶん発見はっけんされる化石かせきによるため、かく時代じだいはそれら生物せいぶつ時代じだいともえ、その絶滅ぜつめつ時代じだい区分くぶんしている。いいかえれば地質ちしつ時代じだい生物せいぶつ繁栄はんえい絶滅ぜつめつ記録きろくである[7]一部いちぶ例外れいがいのぞかく境界きょうかいでは大量たいりょう絶滅ぜつめつ発生はっせいしている。みぎ参照さんしょう

地質ちしつ時代じだい研究けんきゅう歴史れきし[編集へんしゅう]

詳細しょうさい地質ちしつがく歴史れきしおよび生物せいぶつがく歴史れきし英語えいごばん参照さんしょう

古代こだいから中世ちゅうせいにかけて現生げんなま生物せいぶつとはかけはなれた化石かせき発見はっけんから生物せいぶつ存在そんざいや、かい化石かせきうみからはなれた場所ばしょつかることから現在げんざい陸地りくちむかしうみであった可能かのうせいなどの推察すいさつがあった。一方いっぽうで、化石かせき生物せいぶつ起源きげんではないわったかたち岩石がんせきであり、『創造そうぞうろん』にもとづいた時代じだい認識にんしき近世きんせいまでつづいていた。近世きんせいはいルネサンス自然しぜん科学かがく発展はってんはじまり近代きんだいにつながる地球ちきゅう科学かがくかく分野ぶんや誕生たんじょうした。

16世紀せいき
  • 1548ねん、「鉱物こうぶつがくちち」とばれるドイツのゲオルク・アグリコラが『化石かせき本性ほんしょうについて』を出版しゅっぱんし、化石かせき生物せいぶつ類似るいじしたかたちになった鉱物こうぶつではなく、生物せいぶつ起源きげんであると発表はっぴょうした。
  • 1555ねん、スイスの博物学はくぶつがくものコンラート・ゲスナー化石かせきりで記載きさいした『化石かせきぜん種類しゅるいについて』を出版しゅっぱんした。
17世紀せいき
17世紀せいきから18世紀せいきにかけて化石かせきだい洪水こうずい天変地異てんぺんちいせつ)による過去かこ生物せいぶつ遺骸いがいであるとの認識にんしきひろまる[8]
18世紀せいき
  • 1709ねん、スイスのヨハン・ヤーコブ・ショイヒツァー植物しょくぶつ化石かせきをまとめた『洪水こうずい植物しょくぶつ』を出版しゅっぱんした。
  • 1735ねん、「分類ぶんるいがくちち」とばれるスウェーデンのリンネが『自然しぜん体系たいけい』を出版しゅっぱん分類ぶんるいがく基礎きそつくる。
  • 1759ねんイタリア地質ちしつ学者がくしゃジョヴァンニ・アルドゥイノ英語えいごばんが、イタリアのみなみアルプスの地層ちそう分析ぶんせきから地質ちしつ時代じだいだい一紀かずのり化石かせきない時代じだい)、だい化石かせきるが現生げんなま生物せいぶつとははるかにことなる)、だい三紀みき現生げんなま生物せいぶつちか生物せいぶつ化石かせき時代じだい)に分類ぶんるいした。のちだいよん追加ついかされるが、その研究けんきゅう進展しんてんからだいいちだい使つかわれなくなり、だいさんふるだいさんしんだいさん分割ぶんかつされ、だいさん使つかわれなくなった。
18世紀せいき後半こうはんになると産業さんぎょう革命かくめいともな鉱山こうざん開発かいはつから岩石がんせき化石かせきかんする関心かんしんたかまり、地質ちしつがく生物せいぶつがく基礎きそ形作かたちづくられる[8]
19世紀せいき
20世紀せいき
1940年代ねんだい質量しつりょう分析ぶんせき開発かいはつされ、50年代ねんだい放射ほうしゃせい炭素たんそ年代ねんだい測定そくていはじまる。
21世紀せいき

定義ていぎ[編集へんしゅう]

区分くぶん仕方しかたおおきくはふるほうからめい王代おうだい太古たいこだい原生代げんせいだいあらわせいだいの4つの累代るいだい、さらにこまかく だいきの分類ぶんるいされている。これらの区分くぶん化石かせきたい区分くぶんばれ、地層ちそう化石かせき研究けんきゅうからみちびきだされたものである。これらの時代じだい区分くぶん動物どうぶつ化石かせきもと分類ぶんるいされているので、植物しょくぶつしょう変異へんいとはズレがある。まただいよんかんしてはヒトぞく時代じだいという区分くぶんである。

地球ちきゅう年代ねんだいがくそうじょがく
地質ちしつ年代ねんだい区分くぶん 年代層ねんだいそうじょ区分くぶん 定義ていぎすうおよびがい年数ねんすう
累代るいだい eon るいかい eonothem 4累代るいだいかく5おくねん以上いじょう
だい era さかい erathem 10代、すうおくねん程度ていど
きの period けい system 22すうせんまんすうおくねん
epoch みつる series 34せいすうせんまんねん
age かい stage 99すうひゃくまんねん
時代じだいそう対比たいひ
後期こうき late 上部じょうぶ upper
中期ちゅうき middle 中部ちゅうぶ middle
前期ぜんき early 下部かぶ lower

地球ちきゅう年代ねんだいがくえい: Geochronology地質ちしつ年代ねんだいがくとも)で定義ていぎする累代るいだいだいきの相応そうおうする地層ちそうそうじょがくえい: stratigraphy)および地質ちしつ年代層ねんだいそうじょがくえい: chronostratigraphy)ではるいかいさかいけいすべかいぶ。また地球ちきゅう年代ねんだいがく前期ぜんき中期ちゅうき後期こうきたいしては下部かぶ中部ちゅうぶ上部じょうぶとなる。みぎひょう参照さんしょう

時代じだい区分くぶん定義ていぎ名称めいしょう基底きてい年代ねんだいとうかんしてはえず見直みなおされており、また合意ごういいたっていないものも多々たたある。これらは国際こくさい地質ちしつ科学かがく連合れんごう(IUGS)、国際こくさいだいよんがく連合れんごう英語えいごばん(INQUA)、国際こくさいそうじょ委員いいんかい(ICS)とう検討けんとうされ、4ねんごとに開催かいさいされる万国ばんこく地質ちしつがく会議かいぎえい: International Geological Congress)で批准ひじゅんされてきている。

時代じだい区分くぶん化石かせきすなわち過去かこ生物せいぶつしょうるものであり地域ちいきごと特性とくせいがある。よってこまかい時代じだい区分くぶんではかく大陸たいりくでの様相ようそう均一きんいつではなく、ことなった区分くぶん提唱ていしょうされることもあり、それらをすりわせること国際こくさいそうじょ委員いいんかいおも活動かつどうひとつである。

とう記事きじでは公式こうしき暫定ざんていふく国際こくさい地質ちしつ科学かがく連合れんごう(IUGS)および国際こくさいそうじょ委員いいんかい(ICS)の資料しりょうもとづき記述きじゅつする。

年代ねんだい定義ていぎ[編集へんしゅう]

時代じだい区分くぶん開始かいし年代ねんだい(基底きてい年代ねんだい)は、おもにその区分くぶんぞくする岩石がんせき化石かせき放射ほうしゃ年代ねんだい測定そくていによって統計とうけい誤差ごさともなった年代ねんだい数値すうちされているが、新生代しんせいだいしんだいさん以降いこう年代ねんだい数値すうちは、放射ほうしゃ年代ねんだい測定そくてい結果けっか適合てきごうし、気候きこう変動へんどう説明せつめい出来でき日射にっしゃりょう変動へんどうサイクル(ミランコビッチ・サイクル)による絶対ぜったい年代ねんだいである天文てんもん年代ねんだい定義ていぎされている。また地層ちそう岩石がんせき化石かせき試料しりょうとぼしい原生代げんせいだい以前いぜんかんしては、はしすうおおまかな天文てんもん年代ねんだい定義ていぎされている[10]

地球ちきゅう環境かんきょう変遷へんせん[編集へんしゅう]

あらわせいだい後半こうはん大陸たいりく推移すいい 左上ひだりうえより
ペルムまつごろ(2.25おくねんまえ) - さんじょうまつごろ(2おくねんまえ) - ジュラ紀じゅらきまつごろ(1.5おくねんまえ) - はく亜紀あきまつごろ(6500まんねんまえ) - 現在げんざい

地球ちきゅう誕生たんじょう以来いらいおおくの重大じゅうだい事象じしょうき、初期しょき地球ちきゅう環境かんきょうはかなり極端きょくたんであったと予想よそうされている。45.5おくねんまえつき出来でき原因げんいんとなったとおもわれる天体てんたいとの衝突しょうとつがあり、地球ちきゅう自転じてん速度そくどつき誕生たんじょう直後ちょくごではいちにちが5-8あいだで、つき地球ちきゅうから1.5-2まんキロ(現在げんざいは38まんキロ)とちかくにあり[11][12]非常ひじょうおおきな潮汐ちょうせきりょくであった。その徐々じょじょに1にちながくなると同時どうじに、つきはなれていった[13]。(8.5おくねんまえごろしん原生代げんせいだい)にはいちにちは20.1あいだいちねんは435にちであった[14]。) 41おくねんまえから38おくねんまえあいだには後期こうきじゅう爆撃ばくげきばれるおおくの天体てんたい衝突しょうとつがあり、初期しょき地球ちきゅう環境かんきょうなん破壊はかいされた。以降いこう直径ちょっけい10㎞をえる小惑星しょうわくせいふくめた隕石いんせき衝突しょうとつがあり環境かんきょう激変げきへんさせた。

地球ちきゅう誕生たんじょう直後ちょくごマグマおおわれていたが、比較的ひかくてき早期そうきえてかたまり42おくねんまえにはすで海洋かいよう形成けいせいされていたことが、発見はっけんされた岩石がんせき情報じょうほうから推定すいていされている[15]。40おくねんまえふとし古代こだいはじめ)には地温ちおん勾配こうばい現在げんざいの3ばいほどで、25おくねんまえには2ばいほどになり[16]地球ちきゅう地殻ちかく形成けいせいされ、マントル対流たいりゅうによりちょう大陸たいりく形成けいせい分裂ぶんれつかえされ、火山かざん活動かつどう造山つくりやま活動かつどうもそれにともなこされた。25おくねんまえにはそれまでの海底かいていでのなり活動かつどうから、だい規模きぼ陸上りくじょうでの火山かざん活動かつどうきた。

太陽たいようあかるさは40おくねんまえには現在げんざいの70-75%とつめたい太陽たいようであったが[17]温室おんしつ効果こうかガスによるとかんがえられ気温きおん現在げんざいとほぼおなじであった[18]地磁気ちじきは32おくねんまえには現在げんざいの50%ぐらいで初期しょき地球ちきゅう大気たいき太陽たいようふうからまもっていた[19]地磁気ちじき逆転ぎゃくてんなんきている。幾度いくどもの氷河ひょうが時代じだいおとずれておりとくつよ氷河ひょうが時代じだいには赤道せきどう付近ふきんまで凍結とうけつするゆきだま地球ちきゅう状態じょうたいであったと推定すいていされている。これらの気候きこう変動へんどうによりすうひゃくメートルのはば海水かいすいじゅん変動へんどうきた。

酸素さんそ濃度のうど推移すいい
地質ちしつ時代じだいのほぼ中間ちゅうかんだい酸化さんかイベントとばれる大量たいりょう酸素さんそ放出ほうしゅつき、それまでの還元かんげん環境かんきょうから酸化さんか環境かんきょうとなり、こう気性きしょう生物せいぶつ出現しゅつげん、その生物せいぶつ陸上りくじょう進出しんしゅつ可能かのうにした。

また地学ちがくてき事象じしょうとのふく合作がっさくようであるが、生物せいぶつ起源きげん地球ちきゅう環境かんきょう変化へんかきており、そのさいたるものが24.5-18.5おくねんまえだい酸化さんかイベントとばれる遊離ゆうり酸素さんそ大量たいりょう供給きょうきゅうである。推定すいていでは現在げんざい大気たいきちゅう酸素さんそやく10ばい酸素さんそがこの期間きかん供給きょうきゅうされ[20]すうばいから20ばいとも[21])、様々さまざま酸化さんかぶつ生成せいせいすると同時どうじ大気たいきちゅう酸素さんそ濃度のうどがゼロから現在げんざいの10%[22](1%とも[23]以上いじょうになった。8-3おくねんまえにも大気たいきちゅう酸素さんそ濃度のうど急上昇きゅうじょうしょうきており石炭せきたんまつには最大さいだい現在げんざいの1.7ばいになったとかんがえられている[22]やく4おく8830まん - 4おく4000まんねんまえごろにオゾンそう形成けいせいされ生物せいぶつ陸上りくじょう進出しんしゅつ可能かのうとなる。

生物せいぶつかい変遷へんせん[編集へんしゅう]

生物せいぶつ系統けいとうじゅ
めい王代おうだいには原始げんし生命せいめいたい出現しゅつげんした。太古たいこだい現生げんなま生物せいぶつ共通きょうつう祖先そせん出現しゅつげんした。共通きょうつう祖先そせんから3ドメインである真性しんせい細菌さいきん細菌さいきんかく生物せいぶつへと分岐ぶんきした。

生物せいぶつしょうはその生育せいいく環境かんきょうである前述ぜんじゅつ地球ちきゅう環境かんきょうおおきく依存いぞんしている。地球ちきゅう誕生たんじょうすうおくねんめい王代おうだい末期まっき有機ゆうき化合かごうぶつ生命せいめい前駆ぜんく物質ぶっしつ)の化学かがく進化しんかにより原始げんし生命せいめいたい誕生たんじょう太古たいこだい地球ちきゅう生物せいぶつ共通きょうつう祖先そせんから真性しんせい細菌さいきん細菌さいきん分岐ぶんき、そして原核げんかく生物せいぶつ誕生たんじょうした。地質ちしつ時代じだいぜん半分はんぶん遊離ゆうり酸素さんそ還元かんげん環境かんきょうにおける嫌気いやけせい生物せいぶつ時代じだいであった。そのきただい酸化さんかイベントではおおくの嫌気いやけせい生物せいぶつ絶滅ぜつめつし、酸化さんか環境かんきょうでのこう気性きしょう生物せいぶつ時代じだいとなった。

原生代げんせいだいには初期しょきだい酸化さんかイベントをさかいかく生物せいぶつ時代じだいとなり有性ゆうせい生殖せいしょくはじまり、細胞さいぼう生物せいぶつ誕生たんじょうした。古生代こせいだい初期しょきにはカンブリア爆発ばくはつ海洋かいよう生物せいぶつかたそと骨格こっかくをまとった脊椎動物せきついどうぶつ出現しゅつげんした。動物どうぶつかいでは、カンブリアオルドビス脊椎動物せきついどうぶつ時代じだいシルルおさむには昆虫こんちゅう陸上りくじょう進出しんしゅつがあり、デボン脊椎動物せきついどうぶつである魚類ぎょるい時代じだい石炭せきたんペルム両生類りょうせいるい時代じだい中生代ちゅうせいだいさんじょうジュラ紀じゅらきはく亜紀あき爬虫類はちゅうるい時代じだい新生代しんせいだい哺乳類ほにゅうるい時代じだい区分くぶんされている。一方いっぽう植物しょくぶつかいでは古生代こせいだいのカンブリア、オルドビス、シルル藻類そうるい菌類きんるい時代じだい(シルル植物しょくぶつ陸上りくじょう侵出しんしゅつした)、デボン石炭せきたん、ペルム紀中きちゅうごろまでのシダ植物しょくぶつ時代じだい、ペルム中頃なかごろからジュラ紀じゅらきはく亜紀あき中頃なかごろまでの裸子植物らししょくぶつ時代じだい以降いこう現在げんざいまでが被子植物ひししょくぶつ時代じだい区分くぶんされている[24]

地質ちしつ時代じだい区分くぶん[編集へんしゅう]

時代じだい区分くぶん詳細しょうさい

国際こくさいそうじょ委員いいんかいによる地質ちしつ系統けいとう地質ちしつねん代表だいひょう (International Stratigraphic Chart) 2015ねん1がつばん以降いこう ICS2015 とりゃく[25]準拠じゅんきょして、地質ちしつ時代じだい区分くぶん概説がいせつする。時代じだい区分くぶんめいかんしてはICS2018/07にもとづく[26]

すべての階層かいそう基底きてい年代ねんだいについて、GSSPによって定義ていぎする作業さぎょう継続けいぞくされている。2013ねん1がつにICSが発行はっこうしたISC2013では基底きてい年代ねんだい大幅おおはばわり、2015ねん、2016ねん改訂かいていつづいている。また、おおよその数値すうち意味いみする波線はせん(~)は継続けいぞくして使用しようされている。その改訂かいてい作業さぎょうつづいており、ICSからは随時ずいじ改訂かいていばん発表はっぴょうされている状況じょうきょうである。地質ちしつ時代じだい区分くぶんひょう (詳細しょうさい)同様どうようにISC2013年版ねんばん内容ないよう準拠じゅんきょしたうえで、その改訂かいてい内容ないよう反映はんえいさせるべく記事きじ更新こうしん作業さぎょうつづいている。なお、地質ちしつ時代じだい区分くぶん日本語にほんご名称めいしょうかんしては、詳細しょうさいひょうふくめ、2015ねん4がつ改訂かいていされた日本にっぽん地質ちしつ学会がっかいのガイドライン[27]による[注釈ちゅうしゃく 4]

時代じだい区分くぶん配色はいしょく国際こくさい地質ちしつ科学かがく連合れんごう公認こうにん世界せかい地質ちしつ委員いいんかい発行はっこうGeologic Time Scale 2008もちいられているいろ[30][リンク][31][32]った[注釈ちゅうしゃく 5]

またこのせつひょうでは、開始かいし年代ねんだいについて誤差ごさ記入きにゅうせず中央ちゅうおうのみを記載きさいしている。

地質ちしつ時代じだい区分くぶん概略がいりゃく
開始かいし年代ねんだい
としまえ
累代るいだい だい きの [注釈ちゅうしゃく 6] 概要がいよう
1まん1700ねん あらわせいだい 新生代しんせいだい だいよん かんしん 人類じんるい時代じだい更新こうしんまつに、大型おおがた哺乳類ほにゅうるいだい規模きぼ絶滅ぜつめつこおりあいだごおりかえし。だい規模きぼ氷河ひょうが日本海にほんかいひろがり、ゆみじょう日本にっぽん列島れっとうとなる[33]
258まんねん 更新こうしん
533まん3000ねん しんだい三紀みき 鮮新 パナマ地峡ちきょう形成けいせいヒマラヤ山脈さんみゃく上昇じょうしょう寒冷かんれいこおりゆか発達はったつヒト祖先そせん誕生たんじょう
2303まんねん 中新ちゅうしん 生物せいぶつしょうはより現代げんだいちかづく。アフリカがユーラシア大陸たいりくつながったことでりょう大陸たいりくあいだ拡散かくさん。インド大陸たいりく衝突しょうとつ孤立こりつしているみなみアメリカとオーストラリアは、ことなった動物どうぶつしょう日本海にほんかいとなる地溝ちこうたい細長ほそながうみとなりとう日本にっぽん列島れっとう)が誕生たんじょう
3390まんねん ふるだい三紀みき ややしん 気候きこう変動へんどうによるだい規模きぼうみ退すさ哺乳類ほにゅうるい進化しんか大型おおがた日本にっぽん列島れっとうたる部分ぶぶん大陸たいりく一部いちぶのち日本海にほんかいとなる地溝ちこうたい拡大かくだい
5600まんねん はじめしん 現存げんそん哺乳類ほにゅうるいのほとんどの(もく)出現しゅつげん
6600まんねん あかつきしん アフリカ、みなみアメリカ、南極大陸なんきょくたいりく分離ぶんり。ヨーロッパときたアメリカはまだ陸続りくつづき。インドは巨大きょだいしま絶滅ぜつめつした恐竜きょうりゅうのち哺乳類ほにゅうるい魚類ぎょるい放散ほうさん進化しんか植物しょくぶつは、はく亜紀あきつづ被子植物ひししょくぶつさかえ、この時代じだいにほぼ現代げんだいてき様相ようそう
1おく4500まんねん 中生代ちゅうせいだい はく亜紀あき ジュラ紀じゅらきからはく亜紀あき境目さかいめおおきな絶滅ぜつめつなどはなく、はく亜紀あき長期ちょうきにわたり温暖おんだん湿潤しつじゅん気候きこうつづいた。恐竜きょうりゅう繁栄はんえい絶滅ぜつめつ哺乳類ほにゅうるい進化しんか鳥類ちょうるい出現しゅつげん後期こうきにかけてかく大陸たいりく完全かんぜんかれ配置はいちことなるが現在げんざいしょ大陸たいりくかたちになる。末期まっき小惑星しょうわくせい衝突しょうとつ原因げんいん推定すいていされるK-T境界きょうかい大量たいりょう絶滅ぜつめつ
2おく130まんねん ジュラ紀じゅらき パンゲア大陸たいりくローラシア大陸たいりくゴンドワナ大陸たいりくかれはじめ、後期こうきにはゴンドワナ大陸たいりく分裂ぶんれつ開始かいし絶滅ぜつめつのこった恐竜きょうりゅうさかえた。被子植物ひししょくぶつ出現しゅつげんゆうぶくろるい始祖しそとり出現しゅつげんジュラ紀じゅらき現在げんざいより高温こうおん多湿たしつで、動物どうぶつ植物しょくぶつはともに種類しゅるいえ、大型おおがたしていった。
2おく5217まんねん さんじょう パンゲアちょう大陸たいりく平原へいげん砂漠さばく気温きおん上昇じょうしょうてい酸素さんそ恐竜きょうりゅう出現しゅつげんまつに76%が大量たいりょう絶滅ぜつめつ
2おく9890まんねん 古生代こせいだい ペルム ユーラメリカ大陸たいりくとゴンドワナ大陸たいりく衝突しょうとつし、さらにはシベリア大陸たいりく衝突しょうとつしパンゲア大陸たいりくへ。たんゆみるい出現しゅつげんまつに95%以上いじょう生物せいぶつしゅ絶滅ぜつめつシベリア洪水こうずい玄武岩げんぶがん原因げんいんか。P-T境界きょうかい
3おく5890まんねん 石炭せきたん ゴンドワナ大陸たいりく、ローレンシア大陸たいりく、バルチック大陸たいりく、ユーラメリカ大陸たいりく。シダ植物しょくぶつ繁栄はんえい昆虫こんちゅう繁栄はんえい爬虫類はちゅうるい出現しゅつげん
4おく1920まんねん デボン 両生類りょうせいるい出現しゅつげんシダ植物しょくぶつ種子しゅし植物しょくぶつ出現しゅつげんまつ海洋かいよう生物せいぶつしゅの82%が絶滅ぜつめつした。
4おく4340まんねん シルルおさむ 昆虫こんちゅうるい最古さいこ陸上りくじょう植物しょくぶつ出現しゅつげん
4おく8540まんねん オルドビス オウムガイ全盛期ぜんせいきさん葉虫はむしのような節足動物せっそくどうぶつ筆石ふでしのようなはんさく動物どうぶつさかえた。甲冑かっちゅうぎょのような魚類ぎょるい登場とうじょうまつに85%のたね大量たいりょう絶滅ぜつめつ。オゾンそう形成けいせい
5おく4100まんねん カンブリア 海洋かいよう地球ちきゅうじょうのほぼすべてをおおくす、動物どうぶつもんのほとんどすべてが出現しゅつげんしたとかんがえられている。「カンブリア爆発ばくはつ」とばれる急激きゅうげき生物せいぶつ多様たよう
6おく3500まんねん 原生代げんせいだい しん原生代げんせいだい エディアカラン 細胞さいぼう生物せいぶつ出現しゅつげんエディアカラ生物せいぶつぐん まつ大量たいりょう絶滅ぜつめつ。6おくねんまえゆきだま地球ちきゅう
8おく5000まんねん クライオジェニアン 7おくねんまえゆきだま地球ちきゅう
10おくねん トニアン ロディニアちょう大陸たいりく分裂ぶんれつ開始かいし
12おくねん ちゅう原生代げんせいだい ステニアン ロディニアちょう大陸たいりく形成けいせい大陸棚たいりくだな拡大かくだい。シアノバクテリアの最盛さいせい酸素さんそぶんあつ酸素さんそ濃度のうど)が現在げんざいの10%以上いじょうまで上昇じょうしょうかく生物せいぶつ出現しゅつげんだいまつ有性ゆうせい生殖せいしょく発現はつげん
14おくねん エクタシアン
16おくねん カリミアン
18おくねん 原生代げんせいだい スタテリアン 大陸たいりくがはじめて安定あんていした(クラトン)。最初さいしょちょう大陸たいりくヌーナ大陸たいりく出現しゅつげんか? 光合成こうごうせいにより遊離ゆうり酸素さんそ放出ほうしゅつする微生物びせいぶつシアノバクテリア繁栄はんえいだい酸化さんかイベント英語えいごばんによるしまじょう鉄鉱てっこうそう形成けいせいだい部分ぶぶん嫌気いやけせい微生物びせいぶつ消滅しょうめつヒューロニアンごおり、22-23おくねんまえゆきだま地球ちきゅうぜん大陸たいりくにわたる造山つくりやま活動かつどう。2かい最大さいだいきゅう小惑星しょうわくせい衝突しょうとつ
20おく5せんまんねん オロシリアン
23おくねん リィアキアン
25おくねん シデリアン
28おくねん 太古たいこだい始生代しせいだい 新太あらた古代こだいしん始生代しせいだい 初期しょきぜん生物せいぶつ共通きょうつう祖先そせんあらわれ、細菌さいきん祖先そせん細菌さいきん祖先そせん誕生たんじょうしたと推定すいていされている。あい(シアノバクテリア)の出現しゅつげん始生代しせいだい微生物びせいぶつ化石かせきほろ化石かせき)がいくつかつかっている。
32おくねん なかふとし古代こだいちゅう始生代しせいだい
36おくねん 太古たいこだい始生代しせいだい
40おくねん はらふとし古代こだいはら始生代しせいだい
46おくねん めい王代おうだい 地球ちきゅう誕生たんじょうつき形成けいせいジャイアント・インパクトせつ)、隕石いんせき後期こうきじゅう爆撃ばくげき地殻ちかく原始げんし海洋かいようができ、有機ゆうき化合かごうぶつ生命せいめい前駆ぜんく物質ぶっしつ)の化学かがく進化しんか結果けっか原始げんし生命せいめいたい誕生たんじょうしたとかんがえられている。40おくねんまえ岩石がんせきや44おくねんまえ結晶けっしょうつかっている。

地質ちしつ時代じだいのタイムスケール[編集へんしゅう]

地学ちがくでは、ヒューマンスケール(人間にんげんてき尺度しゃくど)とはおおきくことなった地質ちしつ時代じだいながさ(時間じかん)を直感ちょっかんてき理解りかいするために、地質ちしつ時代じだいを1ねんや1にちおびグラフ(ひだり)やパイチャート(みぎ)にてて表示ひょうじする手法しゅほうがしばしば採用さいようされる。

以下いかに、46おくねんを1ねん見立みたてたおびグラフ(ひだり)を解説かいせつする。46おくねんを365にちると、1にちは1260まんねん、1あいだは52まん5せんねん、1ふんは8752ねん、1びょうは146ねん相当そうとうする。人生じんせい70ねんは0.5びょうじゃくである。たいして宇宙うちゅう年齢ねんれいは3ねん相当そうとうする。

Earth Calendar 1
Earth Calendar 1
先カンブリア時代せんかんぶりあじだい(322にち

もと地球ちきゅう誕生たんじょうし、1がつ5にちつき分離ぶんり。2月17にちにかけて、原始げんしうみ化学かがく反応はんのうにより生命せいめいもと出現しゅつげんする。以降いこう6がつ初旬しょじゅんにかけて細菌さいきん細菌さいきん誕生たんじょうし、あい出現しゅつげん。6月から11がつ中旬ちゅうじゅんにかけては、あい繁栄はんえいして酸素さんそ濃度のうど急上昇きゅうじょうしょうし、同時どうじ大陸たいりく形成けいせいされる。11月19にち以降いこうあらわせいだいで、しつりょうにおいてある程度ていど化石かせき情報じょうほうがあり、いわゆる“える”時代じだいである。

Earth Calendar 2
Earth Calendar 2
あらわせいだいやく43にち

生物せいぶつ多様たよう(カンブリア爆発ばくはつ)がこり、11月26にちには生物せいぶつ陸上りくじょう進出しんしゅつ。12月15にちから26にちにかけて恐竜きょうりゅう時代じだいつづいて哺乳類ほにゅうるい時代じだい

Earth Calendar 3
Earth Calendar 3
新生代しんせいだいやく5にち
鳥類ちょうるい哺乳類ほにゅうるい繁栄はんえいする。12月27にちごろから霊長れいちょうるいサル)の適応てきおう分散ぶんさん進化しんかはじまる。29にちごろヒトうえオナガザルうえ分岐ぶんき、31にち午前ごぜん6ごろヒトぞくゴリラぞく分岐ぶんき正午しょうごごろヒトぞくチンパンジーぞく分岐ぶんき
Earth Calendar 4
Earth Calendar 4
だいよんやく5あいだ
大晦日おおみそかよる7ヒトぞく(Homoとばれる人類じんるい祖先そせん)があらわ原人げんじん-旧人きゅうじん-新人しんじん適応てきおう分散ぶんさんした。20時半じはんごろにジャワ原人げんじん、2342ふんごろミトコンドリア・イブ午前ごぜんれい3ふんまえネアンデルタールじん絶滅ぜつめつ。ギザのピラミッドがつくられたのが2359ふん30びょうごろで、西暦せいれき2000ねん最後さいごの13.7びょう相当そうとうする。

地質ちしつ時代じだい区分くぶん改定かいてい履歴りれき[編集へんしゅう]

近世きんせい鉱物こうぶつ資源しげん探査たんさともな地質ちしつがく発展はってんし、同時どうじ新旧しんきゅう地層ちそう研究けんきゅうするそうじょがく研究けんきゅうすすんできた。これらの研究けんきゅう継続けいぞくされており、地層ちそう区分くぶん開始かいし年代ねんだい見直みなおしも随時ずいじおこなわれている。18世紀せいきには化石かせき地層ちそうあらわせいだい)とない地層ちそう先カンブリア時代せんかんぶりあじだい)、そして化石かせきない無生物むせいぶつ地層ちそうを「だい一紀かずのり」、現生げんなま生物せいぶつとはことなった化石かせきの「だい」、現生げんなま生物せいぶつとほぼおな生物せいぶつ化石かせき地層ちそうだい三紀みき」とおおきく区分くぶんされていたが、その調査ちょうさ研究けんきゅう進捗しんちょくともなこまかく区分くぶんされさい定義ていぎされつづけている。くわえて国際こくさい定義ていぎ日本語にほんごかんしては定義ていぎ変遷へんせんられる。Wikipediaない多岐たきにわたる地質ちしつ時代じだい関連かんれん記事きじ更新こうしん随時ずいじおこなわれているが、新旧しんきゅう記述きじゅつ混在こんざいしているのが現状げんじょうである[注釈ちゅうしゃく 7]

新生代しんせいだい定義ていぎかんする議論ぎろん
だいさん非公式ひこうしき

1989ねん国際こくさい地質ちしつ科学かがく連合れんごう(IUGS)は新生代しんせいだいPaleogeneふるだい三紀みき), Neogeneしんだい三紀みき), Quaternaryだいよん)の3つのからなるものとし、Tertiaryだい三紀みき)のかたり正式せいしき用語ようごからはずした[34]。2008ねんには、だいさん正式せいしき非公式ひこうしき用語ようごとなった[35]

だいよん開始かいし年代ねんだい

2010ねんには、人類じんるい時代じだい定義ていぎされているだいよんは、それ以前いぜん時代じだい区分くぶんであったしんだい三紀みき・鮮新・ジェラシアン(ジェーラ)がまれ開始かいし年代ねんだいが180まんねんまえからやく260まんねんまえへと大幅おおはばさかのぼった[36]

開始かいし年代ねんだい改定かいてい

2014ねんから2016ねんにかけては年代ねんだいおおくに修正しゅうせいがなされてきている[37]

かんしん細分さいぶんふとし古代こだい公認こうにん

2018ねん7がつにはだいよんかんしん細分さいぶんやカンブリアみつる/番号ばんごうばれていたものの一部いちぶ命名めいめいされた。また「Archean」の時代じだい区分くぶんを、使用しようとなっている「Archeozoic」由来ゆらいの「始生代しせいだい」としていたが「 ふとし古代こだい」へ変更へんこうし「ふとし古代こだい始生代しせいだい)」と表記ひょうきすることに決定けっていされている[37]

複雑ふくざつ日本語にほんご表記ひょうき[38]

この新生代しんせいだいふるだいさんおよびしんだいさん名称めいしょう変更へんこうや、おなじく新生代しんせいだいかく名称めいしょうについても議論ぎろん継続けいぞくされている。

JISにおける地質ちしつ年代ねんだい日本語にほんご表記ひょうき基本きほん方針ほうしん引用いんよう[39]

 JISにさだめる地質ちしつ年代ねんだい日本語にほんご表記ひょうき基本きほん方針ほうしんは、International Chronostratigraphic Chartにある地質ちしつ年代ねんだい単元たんげんめい英語えいごみ(英語えいごでの一般いっぱんてき発音はつおん)をそのままカタカナ表記ひょうきにし,末尾まつび年代ねんだい単元たんげんあるいはそうじょ単元たんげんしめ/すべ/かいえる。たとえばBashkirianの場合ばあい年代ねんだいしめ場合ばあいはバシキーリアン対応たいおうするそうじょ単元たんげんしめ場合ばあいはバシキーリアンかいとなる。

またかくせい名称めいしょう邦訳ほうやく地名ちめい名詞めいし/形容詞けいようし?~~アンとし、それに時代じだい区分くぶん付記ふきする方針ほうしんになったが、慣例かんれいから旧称きゅうしょう地名ちめい+)のままのこされているものもある。カンブリア、ペルムジュラ紀じゅらきなどは、方針ほうしんしたがえばカンブリアン、ペルミアン、ジュラシックとうとなるべきものである。

ウィキペディア日本語にほんごばんにおける単語たんご使用しよう記事きじすう検索けんさくすると(2018ねん10がつ)エディアカラン 23けん、エディアカラ 82けんとなっている。

また地名ちめいなかには中国ちゅうごく地名ちめいがいくつかあるが、日本にっぽん地質ちしつ学会がっかい日本語にほんご表記ひょうき基本きほん方針ほうしんはInternational Chronostratigraphic Chartにある地質ちしつ年代ねんだい英語えいごつづりの発音はつおん[注釈ちゅうしゃく 8]をカタカナ表記ひょうきすることになっているので漢字かんじ表記ひょうきされることはない。

改定かいてい詳細しょうさいについては日本にっぽん地質ちしつ学会がっかいの「地質ちしつ系統けいとう年代ねんだい日本語にほんご記述きじゅつガイドライン_改訂かいてい履歴りれき[37]参照さんしょう

国際こくさい年代層ねんだいそうじょひょう改訂かいてい履歴りれき[編集へんしゅう]

公式こうしき国際こくさい年代層ねんだいそうじょひょう略称りゃくしょう: ICSチャート)は、国際こくさいそうじょ委員いいんかいから発行はっこうされる。日本にっぽん地質ちしつ学会がっかいではそれをもと時代じだい区分くぶんめい注意ちゅういきなどを和訳わやく発表はっぴょうしている。日本にっぽん地質ちしつ学会がっかいによる和訳わやく発表はっぴょうには時間じかんようしており、国際こくさいそうじょ委員いいんかいによる最新さいしんバージョンとはことなっている場合ばあいもある。以下いか国際こくさいそうじょ委員いいんかい情報じょうほうする。 国際こくさいそうじょ委員いいんかい(International Commission on Stratigraphy、略称りゃくしょう: ICS )では、2008ねん以降いこうかくチャートおよび2012ねん以降いこう改訂かいてい履歴りれきをまとめている。

これまでの国際こくさい年代層ねんだいそうじょひょう[40]

掲載けいさいバージョン[注釈ちゅうしゃく 9]: 2008, 2009, 2010, 2012, 2013/01, 2014/02, 2014/10, 2015/01, 2016/04, 2016/10, 2017/02, 2018/07. 2018ねん10がつ時点じてんでは国際こくさいそうじょ委員いいんかいによる最新さいしんバージョンは2018/08であるが日本にっぽん地質ちしつ学会がっかい最新さいしん和訳わやくチャートは 2018/07で最新さいしん変更へんこう反映はんえいされていない。

国際こくさいそうじょ委員いいんかいによる「ICS chart 2012 August」以降いこう改訂かいてい履歴りれきのまとめ[41]

以下いか変更へんこう件数けんすうは2018ねん10がつ17にち時点じてんで。ICSチャートは2012ねん以降いこうねん1-3かい発行はっこうされている(とし平均へいきん2かい発行はっこう)。発行はっこう履歴りれき以下いか:

    • version 2012: 2012ねん8がつのブリスベンで開催かいさいされただい34かい万国ばんこく地質ちしつがく会議かいぎ(IGC)にて配布はいふ
    • ICS chart v.2013/01
    • ICS chart v.2013/Episodes
    • ICS chart v.2014/02
    • ICS chart v.2014/10
    • ICS chart v.2015/01
    • ICS chart v.2016/04: だい35かい万国ばんこく地質ちしつがく会議かいぎ(ケープタウン)にて配布はいふ
    • ICS chart v.2016/10
    • ICS chart v.2016/12
    • ICS chart v.2017/02
    • ICS chart v.2018/07: 日本にっぽん地質ちしつ学会がっかい和訳わやく最新さいしんはん(2018ねん10がつ17にち時点じてん
    • ICS chart v.2018/08
  • 追加ついかGSSP(Global Boundary Stratotype Section and Point, 国際こくさい標準ひょうじゅんしきそう断面だんめんおよ地点ちてん): 11けん
  • GSSA(Global Standard Stratigraphic Age, 国際こくさい標準ひょうじゅんそうじょ年代ねんだい変更へんこうおよび削除さくじょ: 2けん
  • 基底きてい年代ねんだい変更へんこう: 26けん
  • そののチャートの記述きじゅつ変更へんこう履歴りれき

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 地質ちしつがくのスケールで
  2. ^ アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょ(USGS)作成さくせいのこの一般いっぱん広報こうほう資料しりょうで、地質ちしつ時代じだい区分くぶん基底きてい年代ねんだい最新さいしん情報じょうほうではない。更新こうしん依頼いらいがUSGSにされてはいる。えいばんのノートより。
  3. ^ 発表はっぴょう当時とうじ残留ざんりゅう磁場じば異常いじょう落雷らくらいによるものとなされており、松山まつやま発表はっぴょうまった注目ちゅうもくされなかった。松山まつやま没後ぼつご海洋かいようそこ磁場じば測定そくてい結果けっかから地磁気ちじき逆転ぎゃくてん頻発ひんぱつしていたことが判明はんめいし、海洋かいようそこ拡大かくだい - 大陸たいりく移動いどうせつ - プレートテクトニクスへとつながる。松山まつやま発見はっけんした磁気じき逆転ぎゃくてん松山まつやま‐ブリュンヌ逆転ぎゃくてん名付なづけられた。
  4. ^ 地質ちしつ年代ねんだい日本語にほんご名称めいしょうについては、JIS A 0204:2012「地質ちしつ記号きごうしょく模様もよう用語ようごおよ凡例はんれい表示ひょうじ」により、表記ひょうきほうさだめられている[28][29]。それによると、地質ちしつ時代じだい名称めいしょうは、どう規格きかくひょう7にしめされた名称めいしょうもちいるが、ひょう7にしめされていないおよについては、対応たいおうする英文えいぶんめいみをそのままカタカナでろし、そのうしろに時代じだい単位たんいえて表示ひょうじする、としている。
  5. ^ 英語えいご記事きじでは公式こうしきいろではみづらいからと少数しょうすう議論ぎろん参加さんかしゃ多数決たすうけつ結果けっか独自どくじいろ使用しようはじまっている。日本語にほんごばんでは整合せいごうせいたもつため、公式こうしきいろ採用さいようする。よって英語えいごばん地質ちしつ時代じだい関連かんれん記事きじ邦訳ほうやく掲載けいさいさいしては、いろ使用しようがある場合ばあい日本語にほんごばん使用しようのものと同一どういつ確認かくにん必要ひつようである。なお英語えいごばんによるいろ記述きじゅつがRGBコードやウェッブカラーのじききではTemplate:Period_colorによるものであれば、いろコードを日本語にほんごばんのマスターデータからいてくるので統一とういつせいたもたれる。
  6. ^ はく亜紀あき以前いぜん省略しょうりゃく
  7. ^ たとえば「だい三紀みき」のさい定義ていぎによる呼称こしょう廃止はいしは20世紀せいき末期まっきから議論ぎろんされ、2008ねんごろ正式せいしき公式こうしき用語ようごから除外じょがいされたが、10ねんの2018ねんでも「だい三紀みき(Tertiary)」の表記ひょうきおも図表ずひょう中心ちゅうしんのこっている。また2018ねん7がつにはArcheanの和名わみょうをArcheozoic由来ゆらいの「はじめ世代せだい」から「ふとし古代こだい」に改訂かいていされたが、教科書きょうかしょ専門せんもんしょなどをふくめた書籍しょせき情報じょうほう更新こうしんには時間じかんようする。図表ずひょうなどへテキストが画像がぞうとしてまれている場合ばあいは「検索けんさく置換ちかん」では処理しょり出来できないため、それらの図表ずひょうつくなおしが必要ひつようとなる。
  8. ^ 現地げんち英語えいごつづりや発音はつおんことなっていても英語えいご発音はつおんをとる。
  9. ^ 後述こうじゅつの13ねん以降いこう改訂かいてい履歴りれき記録きろくのあるバージョンのなかには記載きさいされていないバージョンもある。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 歴史れきし時代じだい』 - コトバンク
  2. ^ 地質ちしつ時代じだい』 - コトバンク
  3. ^ 歴史れきし』 - コトバンク
  4. ^ 先史せんし時代じだい』 - コトバンク
  5. ^ 地質ちしつ年代ねんだい』 - コトバンク
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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  • J. G. オッグ、G. M. オッグ・F. M. グラッドシュタイン ちょ鈴木すずき寿志ひさし やくようせつ 地質ちしつ時代じだい京都大学きょうとだいがく学術がくじゅつ出版しゅっぱんかい、2012ねん原著げんちょ2008ねん)。ISBN 978-4-87698-599-9 :J.G. Ogg; Gabi Ogg, F.M. Gradstein (2008) の訳書やくしょ

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]