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ザ・ユニオン

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『ザ・ユニオン』
エルトン・ジョン&レオン・ラッセルスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 2010ねん
ジャンル ロック
レーベル ユニバーサルミュージック
プロデュース T・ボーン・バーネット
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 12(イギリス)
  • 3(アメリカ)
エルトン・ジョン アルバム 年表ねんぴょう
ザ・ベスト〜ぼくうたきみうた
(2007ねん)
ザ・ユニオン
(2010ねん)
ザ・ダイヴィング・ボード
(2013ねん)
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ザ・ユニオン(The Union)は、2010ねん発表はっぴょうされたエルトン・ジョンのアルバム。

ローリング・ストーンでは2010ねんのベストアルバム3選出せんしゅつされた[1]

解説かいせつ

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エルトンが尊敬そんけいするミュージシャンの一人ひとりげるレオン・ラッセルむかえたアルバム。

かれはイギリスのチャンネル4放送ほうそうするエルヴィス・コステロ音楽おんがく番組ばんぐみ"Spectacle: Elvis Costello with..."に出演しゅつえんしたさい、「世間せけんからわすれられたシンガー・ソングライター」という質問しつもんにレオンのをあげた。かれはピアノ奏者そうしゃ先人せんじんとして、ともにライヴをおこなったこともあるレオンを尊敬そんけいしており、これがきっかけでアルバム制作せいさくはなしがった。

きょくづくりはいたって順調じゅんちょうおこなわれたが、録音ろくおん直前ちょくぜんにレオンがのう手術しゅじゅつけるという事態じたいきた。プロデューサーには60年代ねんだいから活躍かつやくするベテランミュージシャンのT・ボーン・バーネット起用きようされた。エルトンの相棒あいぼうである作詞さくしバーニー・トーピンとバーネットをまじえた4にん名前なまえ色々いろいろわせでかく楽曲がっきょくにクレジットされており、ブックレットにもこの4にん写真しゃしん使用しようされている。バンドスタイルでラフに録音ろくおんされたアルバムである。

アルバム発表はっぴょうのツアーも好評こうひょうむかえられた。地元じもとでのライヴ活動かつどうや、作品さくひんのネット販売はんばいと、セールスも好調こうちょう音楽おんがくシーンの主流しゅりゅうからははなれていたレオンをふたたひょう舞台ぶたいしたいちさくになった。

エルトンはその、レオンのソロ・アルバム『ライフ・ジャーニー』(2014ねん)でエグゼクティブ・プロデューサーつとめている[2]

収録しゅうろくきょく

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  1. イフ・イット・ワズント・フォー・バッド - If it was'nt for bad
  2. エイト・ハンドレッド・ダラー・シューズ - Eight hundred dollar shoes
  3. ヘイ・エイハブ - Hey Ahab
  4. ゴーン・トゥー・シャイロー - Goe to shiloh
  5. ハーツ・ハヴ・ターンド・トゥ・ストーン - Hearts have turned to stone
  6. ジミー・ロジャーズ・ドリーム - Jimmie Rodger's dream
  7. ゼアーズ・ノー・トゥモロー - There's no tomorrow
  8. モンキー・スーツ - Monkey Suit
  9. ザ・ペスト・パート・オブ・ザ・デイ - the best part of the day
  10. ア・ドリーム・カム・トゥルー - A dream come true
  11. アイ・シュド・ハヴ・セント・ローゼズ - I should have sent roses
  12. ホエン・ラヴ・イズ・ダイング - When love is dying
  13. マイ・カインド・オブ・ヘル - My kind of hell
  14. マンダレイ・アゲイン - mandalay again
  15. ネヴァー・トゥ・オールド(トゥ・ホールド・サムバディ) - Never to old(to hold somebody)
  16. イン・ザ・ハンズ・オブ・エンジェルス - In the hands of angels
  • 作詞さくし 2〜4,6,8,9,11〜15:バーニー・トーピン、1,5,7,10,16:レオン・ラッセル
  • 作曲さっきょく 2〜4,6〜10,12〜15:エルトン・ジョン、1,5,7,10,11,16:レオン・ラッセル、6,7:T・ボーン・バーネット、7:ジェームズ・ティモシー・ショウ(マイティ・ハンニバル)

アルバム参加さんかミュージシャン

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  • ビル・マックスウェル(Bill Maxwell) - Vocal Conducted:1〜3,5〜10,12〜16, Background Vocal Arranged:2,3,6,8,9,12〜15
  • キーファス・シンシア(Keefus Ciancia) - Keyboads:1〜15
  • ジム・ケルトナー(Jim Keltner) - drums:1〜9,11〜15, percussion:1〜9,12〜15
  • ジェイ・ベルローズ(Jay Bellerose) - drums:1〜15, percussion:1〜9,12〜15
  • デニス・クローチ(Dennis Crouch) - Acoustic Bass:1〜4,6〜10,12〜15
  • マーク・リボー(Marc Ribot) - guitars:1〜4,6〜10,12〜15

  • ダレル・レオナード(Darell Leonard) - Horns Arranged & Conducted & Trumpet:1,4,5,8,11,13, Bass Trumpet:1,8,11,13
  • アイラ・ネパス(Ira Nepus) - Trombone:1,4,11
  • モーリス・スピアーズ(Maurice Spears) - Trombone:1,4,11
  • ジョージ・ボハノン(George Bohanon) - Trombone & Baritone Horn:1,4,11
  • ウィリアム・ローパー(William Roper) - Tuba:1,4,11
  • ジム・トンプソン(Jim Thompson) - Saxphone:5,8,11,13
  • ジョセフ・サブレット(Joseph Sublett) - Saxphone:5,8,11,13
  • トーマス・パターソン(Thomas Peterson) - Saxphone:5,8,11,13

  • background vocals
  • タタ・ヴェガ(Tata Vega):1〜3,5〜10,12〜16
  • ジュディス・ヒル(Judith Hill)、アルフィ・シラス・デュリオ(Alfie Silas Durio)、ジェーン・ウィザースプーン(Jean Witherspoon):1,3,5,7,8,10,12〜16
  • ローズ・ストーン(Rose Stone):1,3,8,10,12,16, Tambourine:10
  • ビル・カントス(Bill Cantos):2,3,6,8,9,12〜16
  • ルイス・パルディニ(Louis Pardini)、ジェイソン・シェフ(Jason Scheff) - Background Vocal:2,6,9,12,15
  • タニア・バラム(Tanya Balam)、ケリー・ハフ(Kellye Huff)、ペリー・モーガン(Perry Morgan)、ティファニー・スミス(Tiffany Smith):3,8,16

  • マイク・ピアサン(Mike Piersante) - Tambourine:3,8, Hand Crap:10
  • デブラ・ドブキン(Debra Dobkin) - Beaded Gourd:6
  • デイヴィー・ファラガー(Davey Faragher) - Bass:5
  • ドリュー・ランバート(Drew Lambert) - Electric Bass:16
  • ドイル・ブランホール(Doyle Bramhall II) - Guitar:5,11
  • ラス・ホール(Russ Pahl) - Pedal Steel:6
  • マーティン・クレブ(Martin Crebb) - Keyboards:7,16
  • ジェイソン・ウォーマー(Jason Wormer) - Dulcimer:4, Hand Crap:16
  • カイル・フォード(Kyle Ford) - Hand Crap:10

製作せいさく

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  • T・ボーン・バーネット - Producer
  • エルトン・ジョン&ジョニー・バービス(Johnny Barbis) - Executive Producer

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Elton John and Leon Russell, The Union - 30 Best Albums of 2010”. Rolling Stone. 2017ねん12月5にち閲覧えつらん
  2. ^ レオン・ラッセルの最新さいしんさく『Life Journey』が日本にっぽんでも発売はつばい”. amass.jp (2014ねん4がつ15にち). 2018ねん6がつ10日とおか閲覧えつらん