シンドゥ・プサルラ

基本きほん情報じょうほう
生年月日せいねんがっぴ	1995年ねん7月がつ5日にち（29歳さい）
性別せいべつ	女おんな
国籍こくせき	インド
出身しゅっしん地ち	テランガーナ州しゅうハイデラバード県けんハイデラバード
身長しんちょう	179cm
選手せんしゅ情報じょうほう
き腕きうで	右みぎ
種目しゅもく	女子じょしシングルス(WS)
主おもな戦績せんせき
世界せかいランク（最高さいこう）	2位い
獲得かくとくメダル
女子じょしバドミントン
インド
オリンピック
世界せかい選手権せんしゅけん
ユーバー杯はい
アジア大会たいかい
アジア選手権せんしゅけん
	BWFプロフィール

シンドゥ・プサルラ（Pusarla Venkata Sindhu、P.V.シンドゥ、1995年ねん 7月がつ5日にち - ）は、インド・ハイデラバード出身しゅっしんの女子じょしバドミントン選手せんしゅ。プサルラ(Pusarla)は姓せいではなく父ちち称しょうである。

2012年ねん9月がつにはわずか17歳さいでBWF世界せかいランキングのトップ20に入はいって国際こくさい的てきな注目ちゅうもくを集あつめた^[2]。2013年ねんに中国ちゅうごくの広州こうしゅう市しで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは銅どうメダルを獲得かくとくし、世界せかい選手権せんしゅけんシングルスでメダルを獲得かくとくしたインド初はつの女性じょせいバドミントン選手せんしゅとなった。2015年ねん3月がつにはインドで4番目ばんめに高たかい民間みんかん人じん名誉めいよ勲章くんしょうであるパドマ・シュリー勲章くんしょうを受章じゅしょうしている^[3]。2016年ねんにブラジルのリオデジャネイロで開催かいさいされた夏季かきオリンピックでは銀ぎんメダルを獲得かくとくし、サイナ・ネワールに次ついでオリンピックバドミントン競技きょうぎでメダルを獲得かくとくしたインド2番目ばんめの選手せんしゅになるとともに、オリンピックで銀ぎんメダルを獲得かくとくした初はつのインド人じん女性じょせいとなった。また、オリンピックの個人こじん競技きょうぎでメダルを獲得かくとくしたインド最年少さいねんしょうの競技きょうぎ者しゃでもある。2017年ねんと2018年ねんの世界せかい選手権せんしゅけんでは2年ねん連続れんぞくで準じゅん優勝ゆうしょうした。2019年ねん世界せかい選手権せんしゅけんで優勝ゆうしょうし、世界一せかいいちに輝かがやいた。

経歴けいれき

幼少ようしょう期き

1995年ねんにインド南部なんぶのテランガーナ州しゅうハイデラバード県けんハイデラバードに生うまれた^[4]。両親りょうしんは全国ぜんこくレベルのバレーボール選手せんしゅであり、父親ちちおやのラマナ・プサルラは1986年ねんに韓国かんこく・ソウルで開催かいさいされたアジア大会たいかいで銅どうメダルを獲得かくとくしたインド代表だいひょうのメンバーだった^[5]。シンドゥの姉あねのディヴィヤ・プサルラは全国ぜんこくレベルのハンドボール選手せんしゅだったが、ハンドボールを続つづけることなく医者いしゃになった。シンドゥは2001年ねんの全英ぜんえいオープンで優勝ゆうしょうしたパレラ・ゴピチャンドに惹ひかれ^[6]、8歳さいの時ときにバドミントンを始はじめた^[5]。

2010-2012

2010年ねんにメキシコのメキシコシティで開催かいさいされた世界せかいジュニア選手権せんしゅけんではベスト8となった^[7]。同年どうねんのユーバー杯はい（国くに別べつ対抗たいこう戦せん）ではインド代表だいひょうの一員いちいんとなった^[8]。

2012年ねん7月がつに韓国かんこくの金泉かないずみ市しで開催かいさいされたアジアユースU19選手権せんしゅけんでは、決勝けっしょうで日本にっぽんの奥原おくはら希望きぼうを破やぶって優勝ゆうしょうした^[9]。中国ちゅうごく勢ぜいが安全あんぜん上じょうの理由りゆうで同年どうねん9月がつのジャパンオープン出場しゅつじょうを回避かいひしたため、ジャパンオープンでは優勝ゆうしょうの期待きたいが高たかまったが^[10]、2回戦かいせんで韓国かんこくのペ・ヨンジュンに敗やぶれた^[11]。同年どうねん11月がつの中国ちゅうごくオープンではロンドンオリンピック金きむメダリストの李り雪ゆき芮を破やぶって準決勝じゅんけっしょうに進出しんしゅつしたが^[12]、準決勝じゅんけっしょうで中国ちゅうごくのJiang Yanjiaoに敗やぶれている^[13]。同年どうねん12月がつにインドのラクナウで開催かいさいされたサイード・モーディ国際こくさいでは準じゅん優勝ゆうしょうし^[14]、世界せかいランキングで15位いに浮上ふじょうした^[15]。

2013-2016

2013年ねんのマレーシア・マスターズでは決勝けっしょうでシンガポールの顧娟に勝利しょうりし、BWFグランプリ大会たいかい初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった^[16]。18歳さいで迎むかえた同年どうねん8月がつに中国ちゅうごくの広州こうしゅう市しで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは、ベスト16で第だい2シードの中国ちゅうごくの王おう儀ただし涵を破やぶった。準々じゅんじゅん決勝けっしょうでは中国ちゅうごくの王おう適てき嫻を破やぶり、準決勝じゅんけっしょうで敗やぶれたものの銅どうメダルを獲得かくとくした。世界せかい選手権せんしゅけんシングルスでメダルを獲得かくとくした初はつのインド人じん女子じょしバドミントン選手せんしゅとなった。同年どうねん12月がつのマカオオープンでは、決勝けっしょうでカナダの李り文ぶん珊を破やぶって優勝ゆうしょうした。

2014年ねん7月がつにスコットランドのグラスゴーで開催かいさいされたコモンウェルスゲームズでは、準決勝じゅんけっしょうでカナダの李り文ぶん珊に敗やぶれた^[17]。同年どうねん8月がつにデンマークのコペンハーゲンで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで中国ちゅうごくの王おう適てき嫻を破やぶり、準決勝じゅんけっしょうでスペインのカロリーナ・マリンに敗やぶれたものの、2年ねん連続れんぞくで銅どうメダルを獲得かくとくした。

2015年ねん10月がつのデンマーク・オープンでは、台湾たいわんの戴資穎、中国ちゅうごくの王おう儀ただし涵、スペインのカロリーナ・マリンと、3人にんのシード選手せんしゅを倒たおして決勝けっしょうに進出しんしゅつしたが、決勝けっしょうでは前回ぜんかい大会たいかい優勝ゆうしょうの中国ちゅうごくの李り雪ゆき芮に敗やぶれた^[18]。同年どうねん11月がつのマカオ・オープンでは、決勝けっしょうで日本にっぽんの三谷みたに美よし菜さい津つを破やぶり、3年ねん連続れんぞくでの優勝ゆうしょうを果はたした^[19]。

2016年ねん1月がつのマレーシア・マスターズでは、決勝けっしょうでスコットランドのカースティ・ギルモアを破やぶり、3年ねんぶりに優勝ゆうしょうした^[20]。同年どうねん8月がつにブラジルのリオデジャネイロで開催かいさいされたオリンピックでは、グループリーグを2連勝れんしょうで通過つうかし^[21]^[22]^[23]、ラウンド16では台湾たいわんの戴資穎に^[24]、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで第だい2シードの中国ちゅうごくの王おう儀ただし涵に^[25]、準決勝じゅんけっしょうで日本にっぽんの奥原おくはら希望きぼうに勝利しょうりした^[26]。決勝けっしょうではスペインのカロリーナ・マリンに敗やぶれたが、初はつ出場しゅつじょうのオリンピックで銀ぎんメダルを獲得かくとくした^[27]^[28]^[29]^[30]。

2017-2020

2017年ねん8月がつにスコットランドのグラスゴーで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは、決勝けっしょうで日本にっぽんの奥原おくはら希望きぼうに敗やぶれたが銀ぎんメダルを獲得かくとくした。同年どうねんの韓国かんこくオープンでは決勝けっしょうで奥原おくはら希望きぼうを破やぶって優勝ゆうしょうし、韓国かんこくオープンで優勝ゆうしょうした初はつのインド人じん選手せんしゅとなった^[31]。

2018年ねん3月がつにイギリスのバーミンガムで開催かいさいされたイングランド・オープンでは、準決勝じゅんけっしょうで日本にっぽんの山口やまぐち茜あかねに敗やぶれた^[32]。オーストラリアのゴールドコーストで開催かいさいされたコモンウェルスゲームズでは、混合こんごう団体だんたいで金きんメダルを獲得かくとくし、女子じょしシングルスで銀ぎんメダルを獲得かくとくした。同年どうねんに中国ちゅうごくの南京なんきん市しで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは、決勝けっしょうでスペインのカロリーナ・マリンに敗やぶれたが、2年ねん連続れんぞくで銀ぎんメダルを獲得かくとくした^[33]。

2019年ねんにスイスのバーゼルで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは3大会たいかい連続れんぞくで決勝けっしょうに進出しんしゅつ。決勝けっしょうでは奥原おくはら希望きぼうを破やぶって初はつ優勝ゆうしょうした。

2021-

東京とうきょうオリンピックに第だい6シードで出場しゅつじょう。3位い決定けってい戦せんで中国ちゅうごくの何なに冰娇を2-0で破やぶり銅どうメダルを獲得かくとくした。

成績せいせき

国際こくさい大会たいかい決勝けっしょう結果けっか

優勝ゆうしょう（10回かい）

#	年とし	大会たいかい	決勝けっしょう対戦たいせん相手あいて	スコア
1	2011	インドネシア国際こくさい	Fransisca Ratnasari	21–16, 21–11^[34]
2	2013	マレーシア・マスターズ	顧娟	21–17, 17–21, 21–19
3	2013	マカオ・オープン	李り文ぶん珊	21–15, 21–12
4	2014	マカオ・オープン	キム・ヒョジンミン	21–12, 21–17
5	2015	マカオ・オープン	三谷みたに美よし菜さい津つ	21–9, 21–23, 21–14
6	2016	マレーシア・マスターズ	カースティ・ギルモア	21–15, 21–9
7	2016	中国ちゅうごくオープン	孫まご瑜	21–11, 17–21, 21–11
8	2017	サイード・モーディ国際こくさい	グレゴリア・マリスカ	21–13, 21–14
9	2017	インド・オープン	カロリーナ・マリン	21–19, 21–16
10	2017	韓国かんこくオープン	奥原おくはら希望きぼう	22–20, 11-21, 21–18

世界せかいバドミントン選手権せんしゅけん大会たいかい

BWFスーパーシリーズプレミア

BWFスーパーシリーズ

BWFグランプリ・ゴールド

BWFグランプリ

脚注きゃくちゅう

外部がいぶリンク

ウィキメディア・コモンズには、シンドゥ・プサルラに関かんするカテゴリがあります。
シンドゥ・プサルラ - 世界せかいバドミントン連盟れんめいのプロフィール（英語えいご）
P. V. Sindhu Olympic Gold Quest
P. V. Sindhu Gopichand Badminton Academy
P. V. Sindhu Tournament Software.com

[bwfbadminton.com-1] “bwf world superseries – P V Sindhu Profile”. 世界せかいバドミントン連盟れんめい. 2018年ねん11月23日にち閲覧えつらん。

[top20-2] “Sindhu breaks into world top 20 ranking”. The Hindu. (21 September 2012) 21 September 2012閲覧えつらん。

[3] “Who is PV Sindhu – India's badminton heroine in Rio”. The Hindu. 20 August 2016閲覧えつらん。

[4] “PV Sindhu will keep hopes of all Indians high, says her father PV Ramana” (19 August 2016). 21 August 2016閲覧えつらん。

[parents-5] “Boys and girls with golden dreams”. Deccan Chronicle. (30 December 2009) 20 October 2010閲覧えつらん。

[pro_1-6] V. V., Subrahmanyam (10 April 2008). “Aiming for the stars”. The Hindu 20 October 2010閲覧えつらん。

[7] “India won two bronze in Junior World Badminton c'ships”. Zee News. (29 April 2010) 20 October 2010閲覧えつらん。

[8] “Sindhu, emerging star on badminton horizon”. Deccan Chronicle. (27 July 2010) 20 October 2010閲覧えつらん。

[9] “P. V. Sindhu – Result”. 世界せかいバドミントン連盟れんめい. 22 August 2016閲覧えつらん。

[10] “China pull out players from Japan Open”. NDTV (18 September 2012). 2018年ねん11月23日にち閲覧えつらん。

[11] “Sindhu falls in Japan Open”. Times of India. (21 September 2012)

[12] “PV Sindhu stuns Olympic gold medallist Xuerui in China Masters”. ZeeNews. 14 September 2012閲覧えつらん。

[13] “Fighter PV Sindhu bows out of China Masters”. The Times Of India

[14] “Sindhu loses in finals of India GPG”. Business Standard (23 December 2012). 2018年ねん11月23日にち閲覧えつらん。

[15] “Kashyap becomes world No.6”. The Hindu. (25 April 2013)

[16] “Sindhu wins Malaysia Grand Prix”. The Hindu. (4 May 2013) 5 May 2013閲覧えつらん。

[17] “Glasgow 2014: PV Sindhu lost in semifinal”. Patrika Group (2 August 2014). オリジナルの4 August 2014時点じてんにおけるアーカイブ。 2 August 2014閲覧えつらん。

[18] “Sindhu ends runner-up at Denmark Open Super Series”. The Times of India. (18 October 2015) 24 January 2016閲覧えつらん。

[19] “PV Sindhu completes hat-trick of Macau Open titles”. Hindustan Times. (29 November 2015) 24 January 2016閲覧えつらん。

[20] “PV Sindhu starts 2016 with a bang, wins Malaysia Masters”. SportsCafe.in. 10 February 2016閲覧えつらん。

[21] “Saina Nehwal seeded fifth, PV Sindhu gets ninth seed for Rio Games”. Indian Express. (26 July 2016) 20 August 2016閲覧えつらん。

[22] “PV Sindhu wins first group game: As it happened”. Indian Express. (14 August 2016) 20 August 2016閲覧えつらん。

[23] “PV Sindhu, Rio 2016 Olympics: PV Sindhu clinches win in second group clash”. Indian Express. (14 August 2016) 20 August 2016閲覧えつらん。

[24] “PV Sindhu enters badminton quarter-final: As it happened”. Indian Express. (16 August 2016) 20 August 2016閲覧えつらん。

[25] Sukhwant, Basra (17 August 2016). “PV Sindhu enters Rio 2016 semis, defeats World No. 2 Wang Yihan”. Hindustan Times 20 August 2016閲覧えつらん。

[26] Shirish, Nadkarni (19 August 2016). “How PV Sindhu stunned Nozomi Okuhara with a badminton blitzkrieg”. Firstpost 20 August 2016閲覧えつらん。

[27] “I'll give my heart for gold: PV Sindhu after her Rio 2016 semifinal victory”. Hindustan Times. (19 August 2016) 20 August 2016閲覧えつらん。

[28] “Carolina Marin stamps class as the World No.1”. DD News (Doordarshan). (20 August 2016). オリジナルの20 August 2016時点じてんにおけるアーカイブ。 20 August 2016閲覧えつらん。

[29] “As it happened: Sindhu first Indian woman to win Olympic silver”. The Hindu. (20 August 2016) 20 August 2016閲覧えつらん。

[30] Ashim, Sunam (19 August 2016). “Rio Olympics 2016 badminton final as it happened: PV Sindhu wins silver, Marin clinches gold in thrilling contest”. IB Times 20 August 2016閲覧えつらん。

[31] “Korea Open Superseries: PV Sindhu Outlasts Nozomi Okuhara To Clinch Title – NDTV Sports” (英語えいご). NDTVSports.com

[32] “All England Open: PV Sindhu loses to Akane Yamaguchi in epic semi-final”. The Times of India 15 April 2018閲覧えつらん。

[33] “Participants: Venkata Pusarla”. gc2018.com. 2018 Gold Coast. 15 April 2018閲覧えつらん。

[34] “VICTOR INDONESIA INTERNATIONAL CHALLENGE 2011: Matches”. Tournament Software. 18 October 2015閲覧えつらん。

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典拠てんきょ管理かんりデータベース
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