ジョニー・ケイジ

モータルコンバットの登場とうじょう人物じんぶつ > ジョニー・ケイジ

Johnny Cage プロフィール

• 初出しょしゅつ作品さくひん：Mortal Kombat
• 格闘かくとうスタイル： 

  Jeet Kune Do（『MK:DA』- MK:U』）

  Karate（『MK:DA』）

  Shinto Ryu（『MK:D』『MK:U』）

  Shorin Ryu（『MK:A』）

  Nunchaku（『MK:DA』-『MK:A』）

• 性別せいべつ：男性だんせい
• 年齢ねんれい：29歳さい（『MK』）
• 出身しゅっしん地ち：アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく・カリフォルニア州しゅうヴェニス
• 身長しんちょう：185cm
• 体重たいじゅう：91kg
• 家族かぞく構成こうせい： 

  Robert Carlton（父ちち）

  Rose Carlton（母はは）

  Rebecca Carlton（姉妹しまい）

  Cindy Ford（元もと妻つま）- （『MK』）

  ソニア・ブレイド（元もと妻つま）- （『MK9』『MKX』）

  キャシー・ケイジ（娘むすめ）

• 武器ぶき： 

  Bowie Knife（『MK4』『MKG』）

  拳銃けんじゅう（『MK4』『MKG』）

  ナックルダスター（『MKX』）

• 関連かんれんキャラクター： 

  リュウ・カン

  ライデン

  ソニア・ブレイド

  スコーピオン

  ゴロー

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MK11におけるジョニー・ケイジ

ジョニー・ケイジ（Johnny Cage）はミッドウェイゲームズとNetherRealm Studiosの対戦たいせん型がた格闘かくとうゲーム『モータルコンバット』シリーズに登場とうじょうする架空かくうの人物じんぶつ。本名ほんみょうはジョン・カールトン（John Carlton）。映画えいがスターであり、名なだたる拳法けんぽう家かから奥義おうぎを学まなんだ類るい稀まれなる格闘かくとうセンスの持もち主ぬし。様々さまざまな脅威きょういから人間にんげん界かい（Earthrealm）を防衛ぼうえいする主要しゅようなヒーローの1人ひとりであり、典型てんけい的てきなコミックリリーフとして描えがかれている。リブート版ばんの時間じかん軸じくでは、特殊とくしゅ部隊ぶたい（Special Forces）の将校しょうこうソニア・ブレイドに懸想けそうをしており、後のちに結婚けっこんし、キャシーという娘むすめをもうけた。このキャラクターはジャン＝クロード・ヴァン・ダムにインスパイアされており、特とくに1988年ねんの映画えいが『ブラッド・スポーツ』に登場とうじょうするヴァンダム扮ふんするフランク・デュークスに影響えいきょうを受うけている。

ゲーム以外いがいの様々さまざまなメディアミックス作品さくひんにも登場とうじょうしており、シリーズの代表だいひょう的てきキャラクターの1人ひとりである。シリーズでの役割やくわり、展開てんかい、ゲーム上じょうの特徴とくちょう、フェイタリティなどは概おおむね好評こうひょうを博はくしている。また、本ほんシリーズ以外いがいにもAndroidとiOS向むけのゲーム「WWE Immortals」にゲスト登場とうじょうしている。

キャスト

演えんじ

• ダニエル・ペシーナ（『Mortal Kombat』『Mortal Kombat II』）
• クリス・アレクサンダー（『Mortal Kombat Trilogy』）
• リンデン・アシュビー（映画えいが『モータル・コンバット』）
• クリス・コンラッド（映画えいが『モータルコンバット2』）
• マット・マリンズ（短編たんぺん映画えいが『Mortal Kombat: Rebirth』、Webシリーズ『Mortal Kombat: Legacy』）
• キャスパー・ヴァン・ディーン（Webシリーズ『Mortal Kombat: Legacy II』）
• デイン・リース (映画えいが『モータルコンバット（2021年ねん）』)

担当たんとう声優せいゆう

• ジェフ・ベネット (アニメーション作品さくひん『Mortal Kombat: The Journey Begins』)
• エド・ブーン（『Mortal Kombat 4』）
• マット・チャップマン（『Mortal Kombat: Shaolin Monks』
• ジェフ・ピルソン（『Mortal Kombat（2011年ねん）』）
• Andrew Bowen (2015年ねん以降いこう)
• リンデン・アシュビー（『Mortal Kombat 11』)
• ジョエル・マクヘイル（2020年ねん以降いこうの映像えいぞう作品さくひん)

モーションキャプチャー

• Robert Gatson（『Mortal Kombat 4』）
• コリン・ライアン（『Mortal Kombat 11』）

登場とうじょう作品さくひん

ゲーム

Mortal Kombat

武道ぶどう家かにして映画えいが俳優はいゆうであるケイジは出演しゅつえん作さくでSFXに頼たよっていないことを証明しょうめいするために少林寺しょうりんじの大会たいかいに出場しゅつじょうした 。また、ケイジは他たのキャラクターと過去かこの接点せってんを持もたない唯一ゆいいつのキャラクターである。彼かれはソーサラーのシャン・ツンに騙だまされ、自分じぶんの技術ぎじゅつが本物ほんものであることを証明しょうめいし、市場いちば性せいを高たかめると信しんじ、トーナメントに参加さんかした。しかし、大会たいかいに参加さんかした彼かれはライデンから真実しんじつを告つげられ、人間にんげん界かいの戦士せんしと協力きょうりょくすることになる。

Mortal Kombat II

モータルコンバットのチャンピオンのリュウ・カンに続つづいて異い世界せかいの外界がいかい（Outworld）に赴おもむく。第だい2回かい目めの大会たいかいに参加さんかし、他たの格闘かくとう家かと協力きょうりょくして外界がいかいの邪悪じゃあくな皇帝こうていシャオ・カーンから人間にんげん界かいを守まもることに成功せいこうする。エンディングでは、ケイジは自身じしんが出演しゅつえんする最新さいしん作さくの撮影さつえい現場げんばから一いち度ど姿すがたを消けしたが、その後ご再ふたたび現あらわれた。彼かれは戦士せんしとしての知識ちしきと経験けいけんを発揮はっきし、外界がいかいの脅威きょういを終おわらせたヒーローとして尊敬そんけいの念ねんを集あつめた。そして、大だいヒット映画えいが『Mortal Kombat』の続編ぞくへんのインスピレーションを得える。「MKII」が公開こうかいされると瞬しばたく間あいだに史上しじょう最高さいこうの映画えいがとして賞賛しょうさんを集あつめ、ヒット作さくとなり、ケイジは「MKIII」も待まったなしだと思おもったという。

Mortal Kombat Trilogy

人間にんげん界かいの侵略しんりゃく中ちゅうにシャオカーンの軍勢ぐんぜいに殺ころされるが人間にんげん界かいと外界がいかいの合併がっぺいにより死後しごの世界せかいへの道みちが閉とざされたため、魂たましいを蘇よみがえらせて、シャオ・カーンを倒たおすために仲間なかまに協力きょうりょくする。その後ご、天てんへと召めされた。

Mortal Kombat 4

ライデンに要請ようせいして復活ふっかつを遂とげ、今回こんかいは堕落だらくした元もと神かみシノック率ひきいる勢力せいりょくを倒たおすために戦たたかうことになった。

Mortal Kombat: Deadly Alliance

自分じぶんの死しと復活ふっかつを題材だいざいにした映画えいが「The Death of Johnny Cage」を撮影さつえいするが、自分じぶんのキャラクター設定せっていに納得なっとくがいかず、ライデンから外界がいかいでの任務にんむのために呼よび出だされた際さい、速すみやかに製作せいさく現場げんばから逃にげ出だした。 しかし、竜王りゅうおうオナガの復活ふっかつを企たくらむDeadly Allianceの計画けいかくを阻止そししようとしたため、仲間なかまの戦士せんしたちとともに殺害さつがいされた。「Mortal Kombat: Deception』では、初はじめて使用しよう不可能ふかのうとなり、人間にんげん界かいの戦士せんしたちとともにオナガに復活ふっかつさせられ、彼かれの奴隷どれいとして使役しえきされている。 が、洗脳せんのうを解とかれた忍者にんじゃアーマックと、精神せいしん体たいとなったリュウ・カンによってマインドコントロールから解放かいほうされた。

Mortal Kombat: Armageddon

人類じんるいの運命うんめいを決きめる最終さいしゅうトーナメントに参加さんかし、当時とうじのシリーズの全ぜんプレイアブルキャラクターとともに復帰ふっきした。17人にんしかいない公式こうしきのバイオグラフィを与あたえられたキャラクターの1人ひとりでもある。シノックの幻影げんえいを見みるようになり、シャオ・カーンの帝国ていこくを乗のっ取とろうと企たくらむ彼かれをシャン・ツンの島しままで追おい詰つめた後のち、人間にんげん界かいの事実じじつ上じょうのリーダーとなる。 エデニアのアルガスのピラミッドで行おこなわれたバトルロイヤルで他たの戦士せんしとともに殺ころされ、3度目どめの死しを迎むかえた。エンディングではブレイズを倒たおしたことで神かみ々の力ちからを得えて、比類ひるい無なき強つよさと熟練じゅくれんの技わざを物ものにした。少林寺しょうりんじの師匠ししょうの助たすけを借かり、世俗せぞくの栄光えいこうを捨すてて悟さとりを開ひらいた。

Mortal Kombat（2011年ねん）

ケイジの特殊とくしゅ能力のうりょくの説明せつめいとして「神かみのために戦士せんしを育そだてた古いにしえ（地中海ちちゅうかい）の教団きょうだんの末裔まつえい」であるという設定せっていが追加ついかされた。アルマゲドンの発生はっせいと終戦しゅうせん後ごの惨状さんじょうがストーリーの導入どうにゅうで描えがかれており、死体したいに混まじって彼かれの頭部とうぶが見みえる。そしてストーリーは少林寺しょうりんじの大会たいかいまで遡さかのぼり、うぬぼれ屋やでおしゃべりな武たけ道家みちやジョニー・ケイジは宣伝せんでんのために大会たいかいに参加さんかし、特殊とくしゅ部隊ぶたいの中尉ちゅういソニア・ブレイドとたびたびイチャついていた。外界がいかいの戦士せんしレプタイル とバラカを破やぶり、当初とうしょは大会たいかいを単たんなる冗談じょうだんとみなしており、外界がいかいの戦士せんしの異形いぎょうの姿すがたは全すべて特殊とくしゅメイクであると考かんがえていた。しかし、ライデンから外界がいかいが勝利しょうりした場合ばあいのシナリオを知しらされ、彼かれが選えらんだ戦士せんしたちとともに戦たたかうよう説得せっとくされる。。その後ご、人間にんげん界かいの暗殺あんさつ者しゃサイラックスとの試合しあいで敗やぶれ、第だい2回かい目めの大会たいかいではアーマックに敗退はいたい。ニューヨークに外界がいかいの軍勢ぐんぜいが来襲らいしゅうし、モタローとの交戦こうせん時じにライデンに救すくわれている。 シャオ・カーンが人間にんげん界かいへの侵攻しんこうを開始かいしし、彼かれの妻つまである女王じょおうシンデルが残のこりの仲間なかまを虐殺ぎゃくさつした後のち、ケイジとソニアは最後さいごの生いき残のこりとなった。

Mortal Kombat X

前作ぜんさくから2年ねん後ご、ケイジはシノックからソニアを救出きゅうしゅつしようとした際さいに自分じぶんの特殊とくしゅ能力のうりょくに気きづき、ライデンと協力きょうりょくしてシノックを「アミュレット」の中なかに幽閉ゆうへいした。ソニアと結婚けっこんし、キャシーという娘むすめをもうけるが、彼女かのじょが職務しょくむを優先ゆうせんしたこともあって離婚りこん。親権しんけんはケイジに移うつった。それから25年ねん後ご、ケイジはソニアが指揮しき官かんを務つとめる特殊とくしゅ部隊ぶたいの一員いちいんとなる。 信奉しんぽう者しゃたちの助たすけを借かりてアミュレットから解放かいほうされたシノックは、ケイジを誘拐ゆうかいし、人間にんげん界かいの生命せいめい力りょくの源みなもとを汚染おせんした。キャシーはシノックを倒たおして父親ちちおやを救出きゅうしゅつし、ケイジ一家いっかは再開さいかいを果はたした。

Mortal Kombat 11

さらに2年ねん後ご、特殊とくしゅ部隊ぶたいを率ひきいて「ネザーレルム（Netherrealm）」を襲撃しゅうげきしたソニアが殉職じゅんしょくし、ケイジとキャシーは悲嘆ひたんに暮くれていた。時ときの番人ばんにんクロニカがライデンを歴史れきしから排除はいじょするべく時間じかんの異常いじょうを発生はっせいさせた結果けっか、過去かこのケイジとソニアが現在げんざいに現あらわれた。過去かこの自分じぶんがソニアの周まわりで横柄おうへいな態度たいどをとり、迷惑めいわくをかけていることに嫌悪けんお感かんを抱だいた現在げんざいのケイジは、彼かれの態度たいどを改善かいぜんするために行動こうどうを共ともにする。シンジケートの黒くろ龍りゅう会かい（Black Dragon）やサイバー・リン・クエイ（Cyber Lin Kuei）の戦士せんしたちから特殊とくしゅ部隊ぶたいの基地きちを守まもることに成功せいこうするが、戦たたかいで負傷ふしょう。 その頃ころ、過去かこのケイジとソニアは誘拐ゆうかいされ、黒くろ龍りゅう会かいの娯楽ごらくのために2人ふたりで殴なぐり合あうことを強制きょうせいされていた。キャシーは特殊とくしゅ部隊ぶたいを率ひきいて彼かれらを救出きゅうしゅつし、過去かこのケイジは未来みらいの自分じぶんのようになりたいと思おもい始はじめていた。DLCストーリー「Aftermath」において、過去かこのケイジは人間にんげん界かいと外界がいかいの連合れんごうを組くんでクロニカの砦とりでを襲撃しゅうげきしようと試こころみたが、シャオ・カーンとシンデルの奇襲きしゅうを受うけ、自身じしんと家族かぞくは囚とらわれの身みとなる。

メディアミックス作品さくひん

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モータル・コンバット（1995年ねん）のジョニー・ケイジ（演えんじ : リンデン・アシュビー）

Mortal Kombat: The Journey Begins

本ほん作さくは、1995年ねんの長編ちょうへん映画えいがの4ヶ月かげつ前まえに公開こうかいされた前日ぜんじつ譚たんを描えがいたアニメーション作品さくひんで、ケイジ（声こえ: ジェフ・ベネット ）はソニアとリュウ・カンとともにシャン・ツンの島しまに向むかい、ライデンは彼かれらにモータルコンバットのトーナメントの起源きげんと彼かれらが直面ちょくめんする危険きけんについて伝つたえていた。

モータル・コンバット（1995年ねん）

ジョニー・ケイジはリュウ・カン、ソニアとともにライデンに選えらばれた戦士せんしの1人ひとりであり、シャン・ツンがケイジの師匠ししょうになりすまして参加さんかさせ、自分じぶんが正当せいとうな戦士せんしであることをトーナメントで証明しょうめいしようとした。また、スコーピオンとゴローを撃破げきはしている。ケイジを演えんじたのはリンデン・アシュビーで、彼かれはこの役やくを演えんじる前まえに武術ぶじゅつの練習れんしゅうをしていた。後のちに『MK11』では、アシュビーが声こえとモデルを担当たんとうしたケイジのDLCスキンが配信はいしんされている。

モータルコンバット2（1997年ねん）

前作ぜんさくでケイジを演えんじたアシュビーには続投ぞくとうせず、代かわりにクリス・コンラッドが起用きようされた。映画えいが冒頭ぼうとうのシャオ・カーンの人間にんげん界かい侵攻しんこうの際さい、人質ひとじちになったソニアを助すけようとしたがカーンに殺害さつがいされている。1作さく目めのスタント振付ふりつけ師しであったパット・E・ジョンソンは2作さく目めのプロデューサーに、アシュビーの後任こうにんとしてコンラッドを推薦すいせんしている。

Mortal Kombat: Rebirth

2010年ねんにケヴィン・タンチャローエン監督かんとくが手掛てがけた短編たんぺん映画えいがである本ほん作さくでは、格闘かくとう家かのマット・マリンズがケイジを演えんじた。ケイジは冴さえないアクションスターで、警察官けいさつかんのジャクソン・ブリッグスの下したで潜入せんにゅう捜査そうさを行おこなうが、バラカとの闘たたかいで命いのちを落おとす。

Mortal Kombat: Legacy

前作ぜんさく「Rebirth」に出演しゅつえんしたマリンズが1エピソードで再演さいえんし、ケイジの設定せっていはパワーレンジャーに出演しゅつえんしていた失業しつぎょう中ちゅうのテレビ俳優はいゆうに変更へんこうされている。凋落ちょうらくしたキャリアを復活ふっかつさせようと、犯罪はんざい者しゃたちを叩はたきのめす自警じけい主義しゅぎをテーマにしたリアリティ番組ばんぐみのパイロット版ばんを売うり込こむが、2人ふたりのエグゼクティブ・プロデューサーから拒否きょひされる。他たの俳優はいゆうに新しん番組ばんぐみを提案ていあんしているときに、プロデューサーの1人ひとりが自分じぶんのアイデアを盗用とうようしていることを耳みみにしたケイジは、警備けいび員いん2人にんとそのプロデューサーに対たいして暴行ぼうこうを加くわえた。この一いち件けんで彼かれの俳優はいゆう生命せいめいは絶たたれると思おもいきや、直後ちょくご現あらわれたシャン・ツンに「モータルコンバット」の世界せかいに招待しょうたいされた。2013年ねんの第だい2シーズンではマリンズに代かわってキャスパー・ヴァン・ディーンが10話わ中ちゅう4話わに出演しゅつえんした。前ぜんシーズンのシャン・ツンの提案ていあんを拒否きょひし、ライデンの戦士せんしたちとともにトーナメントに参加さんかすることを渋々しぶしぶ承諾しょうだくしたケイジは、戦場せんじょうでミレーナに敗やぶれるが、殺ころされそうになる前まえにキタナに命いのちを救すくわれた。最終さいしゅう話ばなしでは、彼かれとストライカーは、人間にんげん界かいを裏切うらぎって外界がいかいに与くみしていたリュウ・カンに襲撃しゅうげきされている。ヴァン・ディーンは2013年ねんのMTVのインタビューで、自身じしんのキャリアをケイジと比較ひかくしている。

Mortal Kombat Legends: Scorpion's Revenge

主要しゅよう人物じんぶつとして登場とうじょうし、声優せいゆうはジョエル・マクヘイルが務つとめ、「Mortal Kombat Legends: Battle of the Realms」で続投ぞくとうしている。

モータルコンバット（2021年ねん）

本ほん作さくには登場とうじょうしないが、プロデューサーのトッド・ガーナーはColliderにて『モータルコンバット』の世界せかいにはジョニー・ケイジが存在そんざいすることを明あかし、彼かれを中心ちゅうしんに据すえたスタンドアローン映画えいがの公開こうかいを予告よこくした。映画えいが終盤しゅうばんのポスターにケイジの腰こしから下したが映うつっている（演えんじ : デイン・リース）。元々もともとのエンディングでは、コール・ヤングとソニア・ブレイドがスタジオの駐車ちゅうしゃ場じょうに車くるまを停とめ、ケイジに会あいに行いくシーンの挿入そうにゅうを予定よていしていたが、当時とうじはCOVID-19のパンデミックが発生はっせいした時期じきで撮影さつえいが困難こんなんだったため、当該とうがいシーンは削除さくじょされた。ソニア・ブレイド役やくのジェシカ・マクナミーは、仮かりに続編ぞくへんが製作せいさくされたらジョニーとキャシー・ケイジの関係かんけいを深ふかく掘ほり下さげることに興味きょうみを示しめしている。

コミック版ばん

1994年ねんから1995年ねんにかけてマリブ・コミックに連載れんさいされたコミック版ばん「モータルコンバット」において、ケイジが初はじめて初代しょだい「MK」のキャラクターと共演きょうえんしたのは、1994年ねんに6回かいにわたって連載れんさいされた連続れんぞくシリーズ「Blood & Thunder」である。シャン・ツンが少林寺しょうりんじの大会たいかいを主宰しゅさいするというゲームのストーリーが踏襲とうしゅうされている。 「MKII」で登場とうじょうした新しんキャラクターに主おもに焦点しょうてんを当あてた1995年ねんの連続れんぞくシリーズ「Battlewave」では、俳優はいゆう業ぎょうを再開さいかいしていたが、その後ごゴローの攻撃こうげきの目的もくてきを調査ちょうさするためにジャックスとともに外界がいかいへ旅立たびだつことになる。本ほんシリーズでは、ケイジのボディーガードであるボー（Bo）というオリジナルキャラクターが登場とうじょうする。DCコミックスで連載れんさいされた連続れんぞくシリーズ「Mortal Kombat X」の2015年ねん12号ごうでは脇役わきやくとして登場とうじょうし、8号ごうではソニアとの関係かんけいの背景はいけいが描えがかれている。

デザインとゲーム上じょうの特徴とくちょう

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2010年ねんのヴァン・ダム

ジョン・トビアスが手掛てがけた原案げんあんのスケッチでは、「Michael Grimm（マイケル・グリム）」と名付なづけられており、「現在げんざいの興行こうぎょう収益しゅうえきナンバーワンのスターで、『Dragon's Fist』『Dragon's Fist II』や受賞じゅしょう作さく『Sudden Violence』などの映画えいがが代表だいひょう作さく」という設定せっていが記載きさいされていた。 後のちにトビアスはこれらの作品さくひんを「R指定していされた安やすっぽい1980年代ねんだいの格闘技かくとうぎ映画えいがだ」とコメントした。

ミッドウェイゲームズは、1988年ねんに公開こうかいされたヴァンダムの映画えいが「ブラッドスポーツ」をモデルにした格闘かくとうゲームのために、格闘かくとう家か・俳優はいゆうのジャン＝クロード・ヴァン・ダムの出演しゅつえん契約けいやくを望のぞんでいた。同社どうしゃは、ヴァン・ダムの映像えいぞうをデジタル背景はいけいに挿入そうにゅうした短みじかいデモリールを制作せいさくし、彼かれをプロジェクトに参加さんかしてもらうために説得せっとくしようとしたが、失敗しっぱいに終おわっている。 後のちにタイトルが『Mortal Kombat』に決きまった際さい、マイケル・グリムのキャラクターはヴァン・ダムをモデルにしたものとして残のこされており、「ジョニー・ケイジ」と改名かいめいされた。「ブラッドスポーツ」でヴァン・ダムが披露ひろうした股また割わりの体制たいせいから繰くり出だされるパンチは、ケイジの特殊とくしゅ技わざの1つである股また割わりから金的きんてき攻撃こうげきを行おこなう技わざのベースとなっている。初代しょだい「MK」と1993年ねんの続編ぞくへん「Mortal Kombat II」でケイジを演えんじた格闘かくとう家かのダニエル・ペシーナによると、このキャラクターはさらにコミックシリーズPower Man and Iron Fistのダニエル・ランドをモデルにしているという。

本名ほんみょうのジョン・カールトン（John Carlton）は、ミッドウェイのアーティスト兼けんプログラマーで、アーケードゲーム「NBAジャム」シリーズを手掛てがけたジョン・カールトンに由来ゆらいする。ケイジはモータルコンバットで最初さいしょに作つくられたキャラクターであり、初代しょだい「MK」のテスト用ようのプロトタイプ版はんでは、ケイジしかキャラクターが用意よういされていなかった。1995年ねんのElectronic Gaming Monthlyのインタビューでトビアスは、ケイジの相手あいての頭部とうぶをアッパーではね飛とばすフェイタリティは最後さいごに作つくられたもので、当初とうしょは単たんに相手あいてを画面がめんの向むこうに投なげ飛とばすつもりだったと語かたっている。2018年ねん、ペシーナは自身じしんがこのフィニッシャーを発明はつめいし、これは最初さいしょに作つくられたものだと主張しゅちょうした。1994年ねんにミッドウェイと対立たいりつし訴訟そしょうを起おこしたため、1996年ねんの「Mortal Kombat Trilogy」ではペシーナの代役だいやくとしてクリス・アレキサンダーがケイジ役やくに起用きようされた。

ナルシシズムを持もったハリウッドスターであるケイジは、リュウ・カンやライデンといったシリアスなキャラクターとは対照たいしょう的てきに、コミックリリーフとしての役割やくわりを担になっている。リブート作品さくひん「Mortal Kombat」では、自身じしんの名前なまえのタトゥーを胸むねに入いれている。「Mortal Kombat X」における主おもな役割やくわりは、俳優はいゆうではなく米べい軍ぐん特殊とくしゅ部隊ぶたいのコンサルタントである。NetherRealm Studios （旧きゅう : Midway Games）による同どう作さくのケイジのデザインは、彼かれが2011年ねんのリブート作品さくひん以降いこう、格闘技かくとうぎに真剣しんけんに取とり組くんでいるかどうかを定義ていぎしようとしたもので、「真面目まじめかストイックか（"serious or stoic"）」と「おふざけが過すぎる（"too goofy"）」の間あいだのバランスを見極みきわめながら、彼かれの戦闘せんとうスタイルに合あわせたタクティカルギアを装着そうちゃくさせたという。「MKX」では、他たのプレイアブルキャラクターと同様どうように3つのバリエーションが用意よういされている。Prima Gamesの解説かいせつではゾーニングが有効ゆうこうとされている。

商品しょうひん展開てんかい

アクションフィギュアがハズブロ、Toy Island、Jazwaressから発売はつばいされている。2011年ねん、Advanced Graphicsから、ダンボール製せいの等身とうしん大だいパネルが発売はつばいされた。2012年ねんには、Syco Collectiblesからポリストーン製せいのスタチューが発売はつばいされた。

批評ひひょう

ケイジは様々さまざまなゲームメディア誌しから「モータルコンバット」のトップキャラクターの1人ひとりとして評価ひょうかされており、シリーズを通とおして彼かれのフェイタリティは好評こうひょうを博はくしている。2008年ねん、デストラクトイドのブラッド・ニコルソンは「格闘かくとうゲーム史上しじょう最高さいこうのキャラクターだ（"easily the best character in a fighting game ever"）」と熱弁ねつべんしており、ポーランドのゲーム雑誌ざっしSecret ServiceのMartin Góreckiは、1996年ねんに格闘かくとうゲームの男性だんせいキャラクターのランキングでストリートファイターシリーズのリュウに次つぐ、ケイジを2位いにランク付づけした。 しかし、Grantlandのシェイ・セラーノは2012年ねんにケイジを「Mortal Kombat II」の12人にんのキャラクターの中なかでワースト2位いに位置いちづけ、彼かれの技術ぎじゅつが「ほぼ完全かんぜんに彼かれ自身じしんのエゴに追おい越こされている（"overtaken almost entirely by his own ego."）」ことを理由りゆうに挙あげた。2015年ねん、Eurogamerのマディ・マイアーズは、「Mortal Kombat X」のレビューで、ケイジとソニアの「雪ゆきのように白しろい（"white-as-snow"）」関係かんけいがありえないと感かんじて疑問ぎもんを呈ていしていた。Slant Magazineのジャスティン・クラークは、「MKX」におけるケイジの生意気なまいきな態度たいどはともかく、「年配ねんぱいの自己じこ中心ちゅうしん的てきなモンスターで、対人たいじん関係かんけいに頭あたまを悩なやませている（"older, self-serious dinosaurs wrestling with relevance"）」と評ひょうした。

ゲームシリーズやメディアミックス作品さくひんにおけるケイジのキャラクター設定せっていに対たいする批評ひひょう家かの評価ひょうかは賛否さんぴが分わかれていることが判明はんめいしている。GameDailyのクリス・バッファは、「もしあなたがブラッド・ピットと結婚けっこんできなくても、「モータルコンバット」のジョニー・ケイジで気きを紛まぎらわせられるはずさ（"If you can't marry Brad Pitt, you can always settle for Mortal Kombat's Johnny Cage."）」と記載きさいした。GamesRadar+は、ケイジをジャン＝クロード・ヴァン・ダムとニコラス・ケイジとロバート・ダウニー・Jrを合あわせたような存在そんざいだと考かんがえている。エルトン・ジョンはComplexに寄稿きこうし、ケイジは「まさしくハリウッドの高給こうきゅう取とりの嫌いやなヤツって感かんじだ（"embodies Hollywood's overpaid jerk persona perfectly,"）」と述のべた 一方いっぽう、Hanuman Welchは、ケイジを自信じしん過剰かじょうと自己じこ欺瞞ぎまんの典型てんけいであり、「不愉快ふゆかいなドン・エド・ハーディーの集団しゅうだんの代弁だいべん者しゃだ（"spokesperson of the obnoxious Ed Hardy crowd."）」と考かんがえていた。GameSpotのMark Waltonは2011年ねんのリブート作品さくひんにおけるケイジを傲慢ごうまんな性せい差別さべつ主義しゅぎ者しゃだと罵倒ばとうしている。 Washington Postは「Mortal Kombat 11」に関かんするレビューでは、過去かこのケイジと現在げんざいのケイジのやり取とりを楽たのしみ、物語ものがたりをより魅力みりょく的てきなものにする要素ようそを持もっているとした。Den of Geekのギャビン・ジャスパーは、1995年ねんの映画えいがでのリンデン・アシュビーの演技えんぎを、ケイジの性格せいかくを「完璧かんぺきに表現ひょうげんしている」と絶賛ぜっさんしている。IGNのR. L. Shafferは、2011年ねんの「Mortal Kombat: Legacy（第だい1シーズン）」において、元もと「パワーレンジャー」の俳優はいゆうであるケイジの「非ひ論理ろんり的てきなキャラクターアーク（"illogical character arc"）」について、ゲームにおけるケイジの役割やくわりと乖離かいりしていると感かんじており、批判ひはんの対象たいしょうとした。 が、Fearnetのカール・リヨンは2013年ねんの「Mortal Kombat: Legacy（第だい2シーズン）」のレビューで、キャスパー・ヴァン・ディーンが演えんじたことでケイジが「私わたしたちがよく知しっている愛あいすべきクソ野郎やろう（"the loveable asshole we all know and love."）」になったと見解けんかいを示しめしている。1995年ねん映画えいがにおけるスコーピオンとの戦たたかいでケイジが彼かれの頭蓋骨ずがいこつを切断せつだんするシーンは、ゲーム中ちゅうの暴力ぼうりょく描写びょうしゃに唯一ゆいいつ忠実ちゅうじつであると指摘してきされた。