セッコク属 ぞく
分類 ぶんるい
シノニム
属 ぞく 別名 べつめい
Callista Lour.
Ceraia Lour
Aporum Blume
Desmotrichum Blume, illegitimate
Grastidium Blume
Macrostomium Blume
Onychium Blume
Pedilonum Blume
Schismoceras C.Presl
Cadetia Gaudich
Orthoglottis Breda
Thelychiton Endl.
Keranthus Lour. ex Endl.
Endeisa Raf.
Tropilis Raf.
Ditulima Raf.
Froscula Raf.
Ormostema Raf.
Pierardia Raf., illegitimate
Thicuania Raf.
Latourea Blume
Aclinia Griff.
Dichopus Blume
Stachyobium Rchb.f.
Coelandria Fitzg.
Sayeria Kraenzl.
Diplocaulobium (Rchb.f.) Kraenzl. in H.G.A.Engler
Goldschmidtia Dammer
Inobulbon Schltr. & Kraenzl. in H.G.A.Engler
Epigeneium Gagnep.
Katherinea A.D.Hawkes
Ephemerantha P.F.Hunt & Summerh.
Flickingeria A.D.Hawkes
Amblyanthus (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter, illegitimate
Australorchis Brieger in F.R.R.Schlechter
Bolbodium Brieger in F.R.R.Schlechter
Conostalix (Kraenzl.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Dendrocoryne (Lindl.) Brieger in F.R.R.Schlechter, invalid
Dockrillia Brieger in F.R.R.Schlechter
Dolichocentrum (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Eriopexis (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Euphlebium (Kraenzl.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Herpetophytum (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Kinetochilus (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Latourorchis Brieger in F.R.R.Schlechter
Microphytanthe (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Monanthos (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Trachyrhizum (Schltr.) Brieger in F.R.R.Schlechter
Amblyanthe Rauschert
Cannaeorchis M.A.Clem. & D.L.Jones
Winika M.A.Clem., D.L.Jones & Molloy
Tetrodon (Kraenzl.) M.A.Clem. & D.L.Jones
Abaxianthus M.A.Clem. & D.L.Jones
Aporopsis (Schltr.) M.A.Clem. & D.L.Jones
Bouletia M.A.Clem. & D.L.Jones
Cepobaculum M.A.Clem. & D.L.Jones
Ceratobium (Lindl.) M.A.Clem. & D.L.Jones
Chromatotriccum M.A.Clem. & D.L.Jones
Davejonesia M.A.Clem
Dendrobates M.A.Clem. & D.L.Jones
Distichorchis M.A.Clem. & D.L.Jones
× Dockrilobium J.M.H.Shaw
Durabaculum M.A.Clem. & D.L.Jones
Eleutheroglossum (Schltr.) M.A.Clem. & D.L.Jones
Eurycaulis M.A.Clem. & D.L.Jones
Exochanthus M.A.Clem. & D.L.Jones
Leioanthum M.A.Clem. & D.L.Jones
Maccraithea M.A.Clem. & D.L.Jones
Oxyglossellum M.A.Clem. & D.L.Jones
Sarcocadetia (Schltr.) M.A.Clem. & D.L.Jones
Stelbophyllum D.L.Jones & M.A.Clem
Stilbophyllum D.L.Jones & M.A.Clem
Tetrabaculum M.A.Clem. & D.L.Jones
× Vappaculum M.A.Clem. & D.L.Jones
Vappodes M.A.Clem. & D.L.Jones
Anisopetala (Kraenzl.) M.A.Clem.
和名 わみょう
セッコク属 ぞく
種 たね
約 やく 1,200種 しゅ List of Dendrobium species 参照 さんしょう
セッコク属 ぞく (学名 がくめい :Dendrobium ) は、ラン科 か に含 ふく まれる分類 ぶんるい 群 ぐん の一 ひと つ。非常 ひじょう に種類 しゅるい が多 おお く、形態 けいたい も変異 へんい に富 と む。栽培 さいばい されているものも多 おお く、東洋 とうよう ラン としては長生 ちょうせい 蘭 らん 、洋 よう ラン としてはデンドロビウム の名 な で流通 りゅうつう している。
セッコク属 ぞく は東南 とうなん アジアを中心 ちゅうしん に、西 にし はインド、南 みなみ はオーストラリアから北 きた は日本 にっぽん まで分布 ぶんぷ し、その種 たね 数 すう は1000を越 こ えるとも言 い われる。着生 ちゃくせい 植物 しょくぶつ で、よく知 し られるものは竹 たけ のような節 ふし のある棒状 ぼうじょう の偽 にせ 球茎 きゅうけい を束 たば 生 む して基部 きぶ の根 ね で樹木 じゅもく に張 は り付 つ くものであるが、その形 かたち は多様 たよう で、一見 いっけん 全 まった く違 ちが った姿 すがた に見 み えるものも数多 かずおお い。
ノビル系 けい デンドロビウムの各種 かくしゅ
姿 すがた のおもしろさや花 はな の美 うつく しさから栽培 さいばい される例 れい も多 おお く、日本 にっぽん ではセッコク が古 ふる くから栽培 さいばい され、特 とく にその葉 は 変 か わり品 ひん を中心 ちゅうしん としたものは長生 ちょうせい 蘭 らん と呼 よ ばれ、古典 こてん 園芸 えんげい 植物 しょくぶつ の一 ひと つとして扱 あつか われる。他方 たほう 、熱 ねつ 帯域 たいいき の多様 たよう な種 たね が洋 よう ラン として栽培 さいばい されて古 ふる くから人気 にんき があり、四 よん 大洋 たいよう ランの一角 いっかく に取 と り上 あ げられる。交配 こうはい 品種 ひんしゅ や改良 かいりょう 品種 ひんしゅ も多 おお く、特 とく にノビル系 けい とデンファレ系 けい は古 ふる くからよく知 し られたものである。現在 げんざい でも洋 よう ラン栽培 さいばい や切 き り花 ばな や贈答 ぞうとう 品 ひん としてもその重要 じゅうよう な一角 いっかく をになっている。
和名 わみょう のセッコクは類似 るいじ の中国 ちゅうごく 産 さん のものに由来 ゆらい し、学名 がくめい はギリシャ語 ご の dendron (樹木 じゅもく )と bios (生命 せいめい )を合成 ごうせい したもので、樹木 じゅもく に着生 ちゃくせい して生活 せいかつ することに依 よ る[1] 。
茎 くき は束 たば 生 む し、基部 きぶ より出 で る根 ね で基 もと 物 ぶつ に付着 ふちゃく する[2] 。普通 ふつう は樹木 じゅもく に着生 ちゃくせい するが、一部 いちぶ では岩 いわ の上 うえ に生 は えるものもある。
偽 にせ 球茎 きゅうけい は多 おお くは棒状 ぼうじょう で肉 にく 厚 あつ の革質 かくしつ 、複数 ふくすう の節 ふし を持 も つ。葉 は は革質 かくしつ で、茎 くき の上 うえ の節 ふし ごとにつくが、葉 は 身 み を持 も たない節 ふし もある。葉 は の基部 きぶ は葉 は 鞘 さや となって茎 くき を包 つつ むが、これを持 も たないものもある。新 あたら しい茎 くき は古 ふる い茎 くき の基部 きぶ から横 よこ に出 で るが、間 あいだ に匍匐 ほふく 茎 くき を作 つく らないのが普通 ふつう 。偽 にせ 球茎 きゅうけい のより先端 せんたん 部 ぶ の節 ふし から新芽 しんめ を生 しょう じる場合 ばあい もある。
デンドロビウム・カリツロフィルム(図 ず )
花 はな は茎 くき の上 うえ の節 ふし から生 しょう じ、単 たん 生 せい するか、数個 すうこ を房 ぼう 状 じょう につけるか、あるいは花茎 かけい を伸 の ばして複数 ふくすう 花 はな を総状 そうじょう につける。包 つつみ は小 ちい さいか、またはない。
花 はな は非常 ひじょう に多様 たよう な形 かたち となる。ただ、全体 ぜんたい に形態 けいたい としては比較的 ひかくてき 単純 たんじゅん で、唇 くちびる 弁 べん が大 おお きく裂 さ けていたり、特殊 とくしゅ な構造 こうぞう があったりはしない。距は短 みじか いのが普通 ふつう 。
花 はな に見 み られる共通 きょうつう の特徴 とくちょう としては、以下 いか のものがあげられる。
萼 がく 片 へん 三 さん 枚 まい はほぼ同型 どうけい 。
側 がわ 萼 がく 片 へん はずい柱 ばしら の基部 きぶ のところでやや癒合 ゆごう して唇 くちびる 弁 べん の距を収 おさ める袋 ふくろ のような、顎 あご 状 じょう の形 かたち (メンタムとも言 い う)になる。唇 くちびる 弁 べん の基部 きぶ は狭 せま くなってずい柱 ばしら の基部 きぶ に合着 あいぎ する。
ずい柱 ばしら は短 みじか くて先端 せんたん にある葯は二 に 室 しつ 。
花粉 かふん 塊 かたまり は四 よん 個 こ 、蝋 ろう 質 しつ で尾 お 状 じょう 体 たい はない。
上記 じょうき のような共通 きょうつう の特徴 とくちょう は認 みと められるが、実際 じっさい の見 み かけは非常 ひじょう に様々 さまざま である。その形態 けいたい の多様 たよう 性 せい は、「おそらく種子 しゅし 植物 しょくぶつ の中 なか でもっとも大 おお きな変異 へんい を示 しめ すグループ」との声 こえ [3] もある。
大 おお きさについては、小型 こがた 種 しゅ では1cmというものがある一方 いっぽう で、大 おお きいものでは5mに及 およ ぶ例 れい がある。外見 がいけん については、セッコクでは棒状 ぼうじょう の茎 くき を側 がわ 生 む して、これが樹木 じゅもく の上 うえ に上向 うわむ き、あるいは斜 なな め横向 よこむ きなどに伸 の ばす、といった格好 かっこう であり、かなりの種 たね がほぼこれと似 に た姿 すがた を取 と る。しかしキバナセッコク などはむしろ茎 くき が下向 したむ きに垂 た れ下 さ がり、熱 ねつ 帯域 たいいき にも同様 どうよう の姿 すがた の例 れい が多数 たすう ある。また、デンドロビウム・デンシフローラムのように茎 くき は立 た つかせいぜい斜 なな めに伸 の びるが、花茎 かけい が長 なが く伸 の びて垂 た れ下 さ がるものもある。
茎 くき の形 かたち もセッコクでは基部 きぶ と先端 せんたん がやや細 ほそ まった棒状 ぼうじょう だが、デンドロビウム・スペシオサムでは先端 せんたん に向 む かって細 ぼそ まる角 かく 状 じょう 、リンデリでは太 ふと くて短 みじか い卵 たまご 形 がた になり、さらにカナリキュラタム では丸 まる く膨 ふく らむため、オニオンオーキッドと呼 よ ばれる。逆 ぎゃく にデンドロビウム・ハンコッキーのようにシダレヤナギ の枝 えだ のような細長 ほそなが い例 れい もある。また、茎 くき にはっきりした稜 りょう を持 も つものや、扁平 へんぺい になったものもある。さらにデンドロビウム・クスベルトソニイでは茎 くき が長 なが さ1.5cmと葉 は よりも小 ちい さくなっており、デンドロビウム・リンギフォルメでは茎 くき はほぼ退化 たいか して一 いち 枚 まい の葉 は をつけるのみで、匍匐 ほふく 茎 くき が発達 はったつ して基盤 きばん 上 じょう に伸 の びる。
デ・デンシフォラム・立 た ち上 あ がる茎 くき から垂 た れる花穂 かすい
デ・リンドレイ・短 みじか い偽 にせ 球茎 きゅうけい に1葉 よう
デ・ハンコッキー・非常 ひじょう に細 ほそ い茎 くき
デ・ディスティカム・葉 は 鞘 さや に茎 くき が隠 かく れる
デ・リンギフォルメ・茎 くき がほとんど退化 たいか
セッコクやノビル では茎 くき に沿 そ って節 ふし ごとに葉 は をつけるのが普通 ふつう だが、基部 きぶ の方 ほう では葉 は 身 み を持 も たない例 れい もあり、キンギアナム やデンドロビウム・スペシオサムでは先端 せんたん 付近 ふきん に2-3枚 まい をつけるのみ、デンドロビウム・リンデリでは一 いち 枚 まい だけしかつけない。またセッコクやノビルなどは落葉 らくよう 生 せい で一 いち 年 ねん 目 め の茎 くき にのみ葉 は がついているが、宿 やど 在 ざい 生 せい の葉 は を持 も つ例 れい もある。葉 は の形 かたち も、セッコクやノビルなどでは楕円 だえん 形 がた で柔 やわ らかだが、非常 ひじょう に硬 かた くなった例 れい や棒状 ぼうじょう になったものなどもある。
花 はな の形 かたち も平 たい らに広 ひろ がるものから細長 ほそなが い筒 つつ 状 じょう になるものまで変異 へんい に富 と む。セッコクなどは比較的 ひかくてき 単純 たんじゅん で各 かく 弁 べん ともさほど特徴 とくちょう がなく、唇 くちびる 弁 べん も舟形 ふながた になって先端 せんたん が多少 たしょう 広 ひろ がる。全体 ぜんたい としては基部 きぶ が筒 つつ 状 じょう で、先端 せんたん に向 む かって少 すこ し広 ひろ がる形 かたち になる。デンドロビウム・キンギアナムの花 はな はほぼこれに近 ちか い。デンドロビウム・ノビルなどはより花 はな が平面 へいめん に広 ひろ がり、唇 くちびる 弁 べん も広 ひろ く発達 はったつ してカトレアなどに似 に た花形 はながた となる。これに対 たい して、デンドロビウム・ファレノプシスの花 はな は唇 くちびる 弁 べん はむしろ小 ちい さめで、側 がわ 花弁 はなびら が幅広 はばひろ くなるため、花形 はながた がコチョウラン属 ぞく のものに似 に て見 み える。
しかし、特異 とくい なものはこれら以外 いがい に多 おお く、デンドロビウム・スペクタビレの花 はな は先 さき の尖 とが った萼 がく 片 へん や側 がわ 花弁 はなびら は大 おお きく捻 ねじ れ、デンドロビウム・アテヌアタムなどでは、萼 がく 片 へん と側 がわ 花弁 はなびら がいずれも細長 ほそなが くて上 うえ に向 む かい、しかも螺旋 らせん 状 じょう に捻 ねじ れる。他 ほか にもデンドロビウム・スマイリエなどの細長 ほそなが い花弁 はなびら 等 とう が開 ひら かずに管状 かんじょう になるもの、デンドロビウム・ウンキナツム等 とう のように腹背 ふくはい から扁平 へんぺい になったもの、あるいはパフィオペディルム のように唇 くちびる 弁 べん が袋 ふくろ 状 じょう になったデンドロビウム・モシャツムなど、あるいは唇 くちびる 弁 べん が上向 うわむ きの普通 ふつう のランの花 はな と逆転 ぎゃくてん しているものなど形態 けいたい の多様 たよう 性 せい は幅広 はばひろ い。
この類 るい の分布 ぶんぷ は、アジアからオーストラリアと、比較的 ひかくてき よくまとまっている。西 にし はヒマラヤ・ミャンマー・タイ・マレーシア・ニューギニアなど、オーストラリアの北東 ほくとう 部 ぶ とニュージーランドにも分布 ぶんぷ し、中国 ちゅうごく ・フィリピンから、北 きた では日本 にっぽん を北限 ほくげん としている。セッコクは岩手 いわて 県 けん 宮古 みやふる 市 し を北限 ほくげん とし、これは本属 ほんぞく のみならず着生 ちゃくせい 蘭 らん における北限 ほくげん とも言 い われる[1] 。
パプアニューギニア の高地 こうち の雲霧 くもぎり 林 りん には多 おお くの種 たね があるが、概 がい して開花 かいか 期 き が長 なが いことで知 し られている。たとえばデンドロビウム・ベキシラリウスはせいぜい10cmの植物 しょくぶつ 体 たい の上 うえ に3cm程度 ていど の赤 あか などの鮮 あざ やかな花 はな を複数 ふくすう 着 つ け、しかもそれが三 さん ヶ月 かげつ 以上 いじょう 、時 とき に半年 はんとし も咲 さ き続 つづ ける。これは、受粉 じゅふん の確 かく 率 りつ が極 きわ めて低 ひく いことに依 よ ると考 かんが えられている[4] 。
デ・クスバートソニー ニューギニア産 さん の小型 こがた 種 しゅ 、やはり長期 ちょうき 開花 かいか する
害 がい については特 とく に知 し られていない。利用 りよう としては、多 おお くの種 たね が観賞 かんしょう 用 よう に栽培 さいばい されている。
日本 にっぽん ではセッコクが古 ふる くより栽培 さいばい され、時 とき にはシノブ玉 だま などにつけた。その中 なか から変 か わり物 ぶつ を選 えら んで栽培 さいばい することが江戸 えど 時代 じだい から行 おこな われ、日本 にっぽん の古典 こてん 園芸 えんげい 植物 しょくぶつ の一 いち 部門 ぶもん となった。これについては長生 ちょうせい 蘭 らん の項 こう を参照 さんしょう されたい。
熱 ねつ 帯域 たいいき の花 はな の美 うつく しい種 たね は欧米 おうべい を中心 ちゅうしん に栽培 さいばい され、品種 ひんしゅ 改良 かいりょう や交配 こうはい も行 おこな われた。いわゆる洋 よう ラン の世界 せかい では本属 ほんぞく は四 よん 大洋 たいよう ランの一 ひと つにあげられるほどよく知 し られ、普及 ふきゅう している。現在 げんざい では趣味 しゅみ としてだけでなく、切 き り花 ばな や贈答 ぞうとう 用 よう として売買 ばいばい され、その栽培 さいばい は産業 さんぎょう として成立 せいりつ している。これについてはデンドロビウム の項 こう を参照 さんしょう のこと。
日本 にっぽん および中国 ちゅうごく では数 すう 種 しゅ が薬草 やくそう として用 もち いられる。セッコクは日本 にっぽん では全 ぜん 草 くさ を乾燥 かんそう させたものを用 もち い、消炎 しょうえん 、強壮 きょうそう 強精剤 きょうせいざい 、および美声 びせい 薬 やく として用 もち いた。ただし、特別 とくべつ な薬効 やっこう 成分 せいぶん は発見 はっけん されていない。中国 ちゅうごく では現在 げんざい でも数 すう 種 しゅ が用 もち いられ、ホンセッコク D. officinale が最 もっと も有効 ゆうこう とされるが、洋 よう ランのノビル系 けい の原種 げんしゅ であるデンドロビウム・ノビル (コウキセッコク)も用 もち いられる。効果 こうか はセッコクと同様 どうよう とされるが、これらからはアルカロイド など特殊 とくしゅ な成分 せいぶん も発見 はっけん されている[5] 。
^ a b 土橋 どばし (1993)p.209
^ この章 あきら は主 しゅ として佐竹 さたけ 他 た (1982)p.230-231
^ 遊 ゆう 川 がわ (1997)p.186
^ 齋藤 さいとう (2009)p.96
^ 木村 きむら ・木村 きむら (1964)p.127-128
佐竹 さたけ 義 よし 輔・大井 おおい 次 じ 三郎 さぶろう ・北村 きたむら 四郎 しろう 他 た 『日本 にっぽん の野生 やせい 植物 しょくぶつ 草本 そうほん I 単 たん 子葉 しよう 植物 しょくぶつ 』(1982)平凡社 へいぼんしゃ
遊 ゆう 川 がわ 知久 ちく 、(1997)、「セッコク」;『朝日 あさひ 百科 ひゃっか 植物 しょくぶつ の世界 せかい 9』、p.186189
齋藤 さいとう 亀 ひさし 三 さん 、『世界 せかい の蘭 らん 380』,(2009)、主婦 しゅふ の友社 ともしゃ (主婦 しゅふ の友 とも ベストBOOKS)
土橋 どばし 豊 ゆたか 、『洋 よう ラン図鑑 ずかん 』、(1993)、光村 みつむら 推古書院 しょいん
木村 きむら 康一 やすいち ・木村 きむら 孟 はじめ 淳 あつし 、『原色 げんしょく 日本 にっぽん 薬用 やくよう 植物 しょくぶつ 図鑑 ずかん 』、(1964)、保育 ほいく 社 しゃ
唐澤 からさわ 耕司 こうじ 、(1996)、『蘭 あららぎ 山 やま 渓 けい カラー図鑑 ずかん 』、山 やま と渓谷社 けいこくしゃ