ブレンダン・ドネリー

ブレンダン・ドネリー
Brendan Donnelly

基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
出身しゅっしん地ち	ワシントンD.C.
生年月日せいねんがっぴ	(1971-07-04) 1971年ねん7月がつ4日にち（52歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	6' 3" ＝約やく190.5 cm 250 lb ＝約やく113.4 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	投手とうしゅ
プロ入いり	1992年ねん ドラフト27巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう	2002年ねん4月がつ9日にち マリナーズ戦せん
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2010年ねん7月がつ23日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
サンディア高等こうとう学校がっこう メサ・コミュニティ・カレッジ ニューメキシコ短期大学たんきだいがく ナシュア・プライド (1999) アナハイム・エンゼルス ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム (2002 - 2006) ボストン・レッドソックス (2007) クリーブランド・インディアンス (2008) フロリダ・マーリンズ (2009) ピッツバーグ・パイレーツ (2010)
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ブレンダン・ケビン・ドネリー（Brendan Kevin Donnelly , 1971年ねん7月がつ4日にち - ）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくワシントンD.C.出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（投手とうしゅ）。右みぎ投とう右みぎ打だ。

略歴りゃくれき

1971年ねん7月がつ4日にち、ワシントンD.C.で生うまれたが、その後ごニューメキシコ州しゅうアルバカーキへ移住いじゅうし、そこで育そだっている。1992年ねんのドラフト27巡じゅん目めでシカゴ・ホワイトソックスから指名しめいされ入団にゅうだん。メジャー昇格しょうかくの機会きかいがなかなか巡めぐって来こず、マイナーリーグや独立どくりつリーグでプレーし続つづける日々ひびが続つづいた。1995年ねん春はるには、前年ぜんねんから続つづく長期ちょうきMLBストライキに対抗たいこうしようとしたオーナー側がわが、マイナーリーガーらを「代替だいたい選手せんしゅ」としてかき集あつめてシーズンを強行きょうこう実施じっししようとした。ドネリーはこの「代替だいたい選手せんしゅ」としてオープン戦せんに登板とうばんしていたため、現在げんざいも「裏切うらぎり者もの」として選手せんしゅ会かいには入会にゅうかいできないでいる。

その後ごも数すう球団きゅうだんを渡わたり歩あるいたドネリーは、2001年ねん1月がつにアナハイム・エンゼルスと契約けいやくする。2002年ねんにメジャー初はつ昇格しょうかくを果はたすと、46試合しあいに登板とうばんして防御ぼうぎょ率りつ2.17を記録きろくし、エンゼルスのワールドシリーズ制覇せいはに貢献こうけんした。翌よく2003年ねんにはホールド数かずでリーグ1位いとなり、監督かんとく推薦すいせんでオールスターに選出せんしゅつされるなど、中継なかつぎ投手とうしゅとして活躍かつやくした。

2005年ねん6月のワシントン・ナショナルズ戦せんで、ナショナルズのホセ・ギーエンが自軍じぐんのフランク・ロビンソン監督かんとくをたきつけ、ドネリーのグラブを調しらべるように要求ようきゅうした。主審しゅしんが調しらべたところ、グラブに松脂まつやにが仕込しこんである事ことが発覚はっかくしたため、ドネリーは10試合しあいの出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんを受うけた。ギーエンはエンゼルスに在籍ざいせきしていた2004年ねんにマイク・ソーシア監督かんとくと衝突しょうとつしており、ドネリーがそのときソーシアを支持しじしたため、ギーエンは2人ふたりに恨うらみを抱だいていた。

2006年ねん12月にトレードでレッドソックスへ移籍いせきし、2007年ねんはシーズン途中とちゅうまで中継なかつぎとして活躍かつやくしたものの右みぎ肘ひじを故障こしょう、トミー・ジョン手術しゅじゅつをすることとなった。その後ごレッドソックスから放出ほうしゅつされた後のち、クリーブランド・インディアンスとマイナー契約けいやくを結むすんだ。2008年ねん8月がつ8日にち、メジャー復帰ふっき。

2009年ねん5月、ヒューストン・アストロズとマイナー契約けいやく。7月5日にちにフロリダ・マーリンズとメジャー契約けいやくを結むすんだ。

2011年ねん3月6日にち、現役げんえき引退いんたいを表明ひょうめい。

薬物やくぶつ疑惑ぎわく

2007年ねん12月13日にちに発表はっぴょうされたミッチェル報告ほうこく書しょによると、カーク・ラドムスキーはアダム・リグスからドネリーを紹介しょうかいされた。ドネリーは2004年ねんにアナボリックステロイドのハイテクアナバーを欲ほしがっていた。ラドムスキーはデカ・デュラボリンを250から300ドルで販売はんばいしたと証言しょうげんした。この主張しゅちょうについての情報じょうほうを提供ていきょうし、応答おうとうの機会きかいを与あたえるためにジョージ・J・ミッチェルが面会めんかいを要求ようきゅうしたが、ドネリーはこれを拒否きょひした 。ドネリーは同月どうげつ15日にちに声明せいめいを発表はっぴょうした。声明せいめいの中なかで、鼻血はなぢや腕うでの故障こしょうの問題もんだいを抱かかえていた時ときに回復かいふくを早はやめる目的もくてきでハイテクアナバーを求もとめたが、ハイテクアナバーがステロイドに分類ぶんるいされた事ことを知しり、選択肢せんたくしから外はずした。ラドムスキーからは何なにも薬物やくぶつを購入こうにゅうしていないし、使用しようしていないと述のべている。

年度ねんど別べつ投手とうしゅ成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	登とう 板いた	先さき 発はつ	完かん 投とう	完かん 封ふう	無む 四よん 球たま	勝かち 利り	敗はい 戦せん	セ 丨 ブ	ホ 丨 ル ド	勝かち 率りつ	打だ 者もの	投とう 球たま 回かい	被ひ 安やす 打だ	被ひ 本ほん 塁るい 打だ	与あずか 四よん 球たま	敬けい 遠とお	与あずか 死し 球たま	奪だつ 三さん 振ふ	暴 投とう	ボ 丨 ク	失しつ 点てん	自じ 責せめ 点てん	防ぼう 御お 率りつ	W H I P
2002	ANA LAA	46	0	0	0	0	1	1	1	13	.500	199	49.2	32	2	19	3	2	54	1	0	13	12	2.17	1.03
2003		63	0	0	0	0	2	2	3	29	.500	307	74.0	55	2	24	1	4	79	1	0	14	13	1.58	1.07
2004		40	0	0	0	0	5	2	0	5	.714	172	42.0	34	5	15	0	1	56	0	0	14	14	3.00	1.17
2005		66	0	0	0	0	9	3	0	16	.750	271	65.1	60	9	19	3	2	53	3	0	30	27	3.72	1.21
2006		62	0	0	0	0	6	0	0	11	1.000	278	64.0	58	8	28	3	4	53	6	0	32	28	3.94	1.34
2007	BOS	27	0	0	0	0	2	1	0	8	.667	90	20.2	19	0	5	0	4	15	2	0	8	7	3.05	1.16
2008	CLE	15	0	0	0	0	1	0	0	4	1.000	69	13.2	20	2	10	0	0	8	0	0	13	13	8.56	2.20
2009	FLA	30	0	0	0	0	3	0	2	9	1.000	104	25.1	22	1	9	1	1	25	1	1	8	5	1.78	1.22
2010	PIT	38	0	0	0	0	3	1	0	9	.750	142	30.2	26	6	25	1	1	26	1	1	21	19	5.58	1.66
通算つうさん：9年ねん		386	0	0	0	0	32	10	6	104	.762	1632	385.1	326	35	154	12	19	369	15	2	153	138	3.22	1.25

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう
• ANA（アナハイム・エンゼルス）は、2005年ねんにLAA（ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム）に球団きゅうだん名めいを変更へんこう

外部がいぶリンク

• 選手せんしゅの通算つうさん成績せいせきと情報じょうほう MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)