ポール・ギルバート
ポール・ギルバート Paul Gilbert | |
---|---|
MR. BIG - ドイツ・ヴァッケン | |
Paul Brandon Gilbert | |
1966 | |
イリノイ | |
ジャンル |
ハードロック ヘヴィメタル ネオクラシカルメタル |
ミュージシャン ギタリスト ソングライター | |
ギター | |
1986 | |
レーベル |
Mayhem Records マーキュリー・レコード シュラプネル・レコーズ Blues Bureau International ユニバーサルミュージック ( Mascot Records Wowow Entertainment |
レーサーX Mr. Big | |
paulgilbert.com | |
ポール・ギルバート(Paul Gilbert、 1966
略歴
[デビューまで
[1966
1986
Mr. Bigを結成
[「レーサーX」は、2
1997
ソロ転向 〜レーサーX復活 〜Mr. Bigに復帰
[1997
1999
2003
2009
2016
音楽 性
[Mr. Bigではブルージーなプレイに
アイデア
アルバム『BURNING ORGAN』
機材
[デビュー
ギター
[- Ibanez PGM-FRM1 "Fireman"
- ポールがIbanez Icemanの
画像 をフォトショップで反転 させたことで生 まれたモデル。ファイヤーマンという名前 はアイスマンをひっくり返 したことにちなんでいる。市販 されたポールのシグネイチャーモデルとしては初 の3シングルコイル仕様 。ボディー材 はコリーナ。
- Ibanez PGM-FRM2 "Fireman Kikusui"
- 2009
年 頃 発表 。ポールお気 に入 りの菊水 の酒 瓶 がモチーフのギター。ブリッジの後 ろに漢字 で「菊水 」と書 かれており、コントロールノブには菊水 のボトルキャップを使用 。またリアピックアップの脇 には赤 い菊 のマークが入 っている。ボディ形状 はFRM1と同 じだが、2ハム仕様 でセレクターはトグルスイッチ。
ピックアップはMr. Big
-
アイバニーズ「RG」 (2007
年 ) -
アイバニーズ「PGM300」 (2007
年 ) -
アイバニーズ「PGM-FRM」 (2011
年 ) -
アイバニーズ「PGMダブルネック」 (2007
年 )
アンプ
[- Marshall Vintage Modern 2266C コンボ
- Marshall Vintage Modern 2466 ヘッド
- 3
台 ほど所有 し、メインで使用 しているのは2つ(それ以外 はスペア)。1つは"DYNAMIC RANGE"スイッチを"LOW"にしたクリーン・サウンド用 。もう1つは同 スイッチを"HIGH"にセットにしたディストーション・サウンド用 とされている[6]。 - Marshall Vintage Modern 425 キャビネット
上記 の2466ヘッドと組 み合 わせて使用 。- Marshall 2061x ヘッド
- Marshall 2061cx キャビネット
- THD Hot Plate
- パワー・アッテネーター。ポールはアンプのボリュームを
目 一 杯 上 げて歪 ませつつ、アッテネーターで音量 を下 げている。
Mr. Big〜
エフェクター
[- Empress Effects Para EQ with Boost
- Fulltone Deja Vibe
- H.B.E. Detox EQ(シグネチャーモデル)
- Ibanez Airplane Flanger AF2(シグネチャーモデル)
- Majik Box Fuzz Universe (シグネチャーモデル)
- MXR Phase 90
- Pigtronix Philosopher's Tone
- TC Electronic Ditto Looper
- VooDoo Lab Pedal Power 2 Plus
弦 、ピック、ヘッドフォン
[- Ernie Ball Hybrid Slinky RPS Strings
- Jim Dunlop Tortex Standard .60mm Pick
- Direct Sound EX-29 Headphone
電動 ドリル
[- Makita 6012HD
- Mr. Bigでのキャリア
初期 に使用 された当時 でもヴィンテージのマキタ製 電動 ドリル。ポールはこのモデルがスイッチを離 すとゆっくりと回転 が止 まることから愛用 していた[8][注 1]。 - Makita FD02[9]
- Mr. Bigでのキャリア
最 晩年 に使用 された電動 ドリル[9]。上記 の6012HDに比 べ技術 の進歩 により小型 軽量 化 されている。
ドリル奏法
[「Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song) 」のギターソロなどで
作品
[ソロ作品
[- Tribute To Jimi Hendrix (EP)(1991
年 ) - King Of Clubs (1997
年 ) - Flying Dog (1998
年 ) - Beehive Live (1999
年 ) - Alligator Farm (2000
年 ) - Raw Blues Power (with Jimi Kidd) (2002
年 ) - Burning Organ (2002
年 ) - Paul The Young Dude - The Best Of Paul Gilbert (2003
年 ) - Gilbert Hotel (2003
年 ) …上記 ベスト版 の初回 ボーナスCDを単独 発売 - Acoustic Samurai (2003
年 ) - Space Ship One (2005
年 ) …#10「僕 の頭 」で日本語 での作詞 に挑戦 - Get Out Of My Yard (2006
年 ) …全編 インストゥルメンタル作品 - Silence Followed By A Deafening Roar (2008
年 ) …全編 インストゥルメンタル作品 - Fuzz Universe (2010
年 ) - Vibrato (CD、CD+DVD) (2012
年 9月 19日 ) - Stone Pushing Uphill Man (CD、CD+DVD) (2014
年 ) - I Can Destroy (CD、CD+DVD、CD+4DVD) (2015
年 ) - PG-30~Best Of Paul Gilbert (2CD) (2016
年 ) - PG-30 Zepp Tokyo 2016.9.26 (2CD、DVD) (2017
年 ) - Behold Electric Guitar (2018
年 ) - Werewolves of Portland (2021
年 ) - Twas (2021
年 ) - The Dio Album (2023
年 )
Paul Gilbert & Freddie Nelson
[- United States (with Freddie Nelson) (2008
年 ) …フレディ・ネルソンとのコラボレーションで制作 したアルバム - Official Bootleg 1 Tokyo (2009
年 ) …2/1初日 東京 公演 の模様 を全曲 収録 したライヴアルバム - Official Bootleg 2 Tokyo (2009
年 ) …2/2第 2夜目 の東京 公演 の模様 を全曲 収録 したライヴアルバム - Official Bootleg 3 Nagoya (2009
年 ) …2/3名古屋 公演 の模様 を全曲 収録 したライヴアルバム - Official Bootleg 4 Osaka (2009
年 ) …2/4最終 日 大阪 公演 の模様 を収録 したライヴアルバム。一部 の曲 はカットされている
グループ作品
[Racer X
[- Street Lethal (1986
年 ) - Second Heat (1987
年 ) - Live Extreme, Volume 1 (1988
年 ) - Live Extreme, Volume 2 (1992
年 ) - Technical Difficulties (1999
年 ) - Superheroes (2000
年 ) - Snowball of Doom (2002
年 ) - Getting Heavier (2002
年 ) - Snowball of Doom 2 (2002
年 )
- Mr. Big (1989
年 ) - Raw Like Sushi (1990
年 ) - Lean Into It (1991
年 ) - Raw Like Sushi II (1992
年 ) - Bump Ahead (1993
年 ) - Japandemonium: Raw Like Sushi 3 (1994
年 ) - Channel V at the Hard Rock Live (1996
年 ) - Hey Man (1996
年 ) - Big Bigger Biggest: Greatest Hits (1996
年 ) - Back To Budokan (2009
年 ) - What If... (2010
年 ) - ...The Stories We Could Tell (2014
年 ) - Defying Gravity (2017
年 ) - TEN(2024
年 )
その他
[- ポールとパット・トーピーが
参加
- One Night In New York City - Yellow Matter Custard (2003)
- Mike Portnoy、Paul Gilbert、Neal Morse、Matt BissonetteによるThe Beatlesのトリビュートバンド
- BATTLE GEAR III The Edge (2003)
- バトルギア3(アーケード
用 レースゲーム(後 にPlayStation 2に移植 ))サウンドトラック ポールはアレンジ版 3曲 に参加
- フォーリーブスのカヴァー「ブルドッグ」に
参加
- Five Feet...No Inches - Pintsize (2005)
- ポールがDick Imageの
変名 で参加 しているバンド
- Two Nights In North America - Hammer of the Gods (2006)
- Mike Portnoy、Paul Gilbert、Daniel Gildenlöw、Dave LaRueによるLed Zeppelinのトリビュートバンド
- One Night In Chicago - Cygnus and the Sea Monsters (2006)
- Mike Portnoy、Paul Gilbert、Sean Malone、Jason McMasterによるRushのトリビュートバンド
- One Night In New York City - Amazing Journey (2007)
- Mike Portnoy、Paul Gilbert、Billy Sheehan、Gary CheroneによるThe Whoのトリビュートバンド
日本 公演
[- 1998
年 - Kings Of Clubs Tour- 3月12
日 (木) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ - 3月13
日 (金) 大阪 ・HEAT BEAT - 3月15
日 (日) 東京 ・リキッドルーム - 3月16
日 (月) 東京 ・リキッドルーム
- 3月12
- 1999
年 - Flying Dog Tour- 4
月 4日 (日) 東京 ・ON AIR EAST - 4
月 5日 (月) 東京 ・ON AIR EAST - 4
月 8日 (木) 大阪 ・HEAT BEAT - 4
月 9日 (金) 福岡 ・クロッシングホール - 4
月 11日 (日) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ
- 4
- 2000
年 - Alligator Farm Tour- 10月18
日 (水) 東京 ・ON AIR EAST - 10月19
日 (木) 東京 ・ON AIR EAST - 10月22
日 (日) 福岡 ・クロッシングホール - 10月23
日 (月) 大阪 ・HEAT BEAT - 10月24
日 (火) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ
- 10月18
- 2003
年 - Paul The Young Dude Tour- 6月16
日 (月) 横浜 ・横浜 ランドマークホール - 6月17
日 (火) 広島 ・広島 クラブクアトロ - 6月18
日 (水) 大阪 ・ON AIR大阪 - 6月19
日 (木) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ - 6月21
日 (土) 東京 ・赤坂 BLITZ
- 6月16
- 2005
年 - Space Ship One Tour- 6月23
日 (木) 広島 ・広島 クラブクアトロ - 6月24
日 (金) 大阪 ・心斎橋 クラブクアトロ - 6月26
日 (日) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ - 6月27
日 (月) 東京 ・渋谷 クラブクアトロ - 6月28
日 (火) 東京 ・渋谷 クラブクアトロ - 6月29
日 (日) 東京 ・渋谷 クラブクアトロ
- 6月23
- 2007
年 - Get Out Of My Yard Tour- 1
月 23日 (火) 東京 ・リキッドルーム - 1
月 24日 (水) 東京 ・リキッドルーム - 1
月 25日 (木) 大阪 ・なんばHatch - 1
月 26日 (金) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ
- 1
- 2009
年 - United States Tour (Paul GIlbert & Freddie Nelson名義 )- 2
月 1日 (日) 東京 ・渋谷 クラブクアトロ - 2
月 2日 (月) 東京 ・渋谷 クラブクアトロ - 2
月 3日 (火) 名古屋 ・名古屋 クラブクアトロ - 2
月 4日 (水) 大阪 ・心斎橋 クラブクアトロ
- 2
- 2013
年 - VibratoTour - 2016
年 - Debut 30th Anniversary Special Concert- 9月26
日 (月) 東京 ・ZEPP TOKYO
- 9月26
- 2019
年 - Behold Electric GuitarTour
備考 ・補足
[- ギターを
手 にして以来 、1日 に8時間 以上 は必 ず練習 をしている他 、ミュージシャンになった後 も、音楽 理論 や作曲 法 などの学校 にも通 って勉強 している。 左手 の指先 には長年 ギターを弾 き続 けた事 による「たこ」が出来 ているが、ポール曰 く「指先 が硬 くなる分 、押弦がし易 くなり、今 では演奏 性 にもかなり影響 している。なのでその状態 を維持 するべく水 回 りの際 には必 ず手袋 を着用 している。」との事 。- レーサーX
時代 に、友人 の姉 のクレジットカードを使 い、レンタカーを借 りてツアーに出 たが、他 の州 を回 っている途中 でタイヤがパンクしてしまった。その際 に立 ち寄 ったガソリンスタンドで法外 な値段 をふっかけられた彼 らは「レンタカー会社 にこの額 を請求 しよう」と言 って、領収 書 を送 りつけた。しかし、実 はそのレンタカーを借 りる際 に、少 しでも料金 を抑 えるために、州 内 でしか走 れない契約 で借 り出 しており、州 外 で運転 したことがばれるのではないかと、カードの明細 が来 るまでヒヤヒヤして過 ごし、彼女 への弁償 のために、必死 でライブした[12]。 大 の親日 家 としても知 られ、2年間 日本 に在住 していたことがある。そのときに知 り合 って2005年 に結婚 したのが日本人 である妻 のエミ・ギルバート(旧姓 山本 )である。[13] また、ソロ・アルバムには「Boku No Atama(ぼくの頭 )」という、たどたどしい日本語 で歌 った曲 が存在 する。エミとは再婚 で、2014年 に息子 のマーロン・カンザンが生 まれた[14]。- ロサンゼルスで
行 われたパーティの席上 で供 された、菊水 の日本酒 の味 に感心 し、ボトルのデザインを取 り入 れたギターをアイバニーズにオーダー。2009年 の再 結成 来日 ツアーで使用 した。 - フジテレビの
音楽 番組 『LOVE LOVEあいしてる』出演 時 に、出演 者 に「北風 一郎 」という日本人 名 を付 けてもらった。「北風 一郎 」の名刺 やピックもある。 一時期 、そのプレイの類似 性 や技術 面 から、バケットヘッドではないかと噂 されたが、公式 ホームページでそのことを否定 している。谷村 新司 のアルバム『半 空 NAKAZORA』の収録 曲 「クリムゾン」に、ポールがギターで参加 している。- 2022
年 のNHK大河 ドラマ「鎌倉 殿 の13人 」の放映 後 の番組 「鎌倉 殿 の13人 紀行 」のBGMを担当 している。多 くの日本人 が知 るポールのヘビーメタルサウンドではなく、ドラマのコンセプトに合 わせた情緒 的 な演奏 を奏 でている。 音楽 学校 Musicians Instituteを上手 すぎて1年 で卒業 していると言 われているが、当時 のMIは1年 制 だったので技量 は関係 ない。
注釈
[- ^
当時 の電動 ドリルの最新 モデルでは指 を離 すと急 に止 まり、指 の力 で徐々 に戻 さないとゆっくり止 まらない仕様 となっていた。
脚注
[- ^ ポール・ギルバート/100%レーサーX(シンコーミュージック・エンタテイメント 2001
年 ) 6p - ^ “ポール・ギルバート、Li-sa-Xとの
競演 もあり超絶 プレイを堪能 できた一夜 限 りのZepp東京 公演 ”. BARKS (2016年 9月 27日 ). 2018年 8月 29日 閲覧 。 - ^ この
彼 のパフォーマンスは、ライブやクリニックの際 によく披露 され、『ヘビメタさん』でも披露 し、視聴 者 の度肝 を抜 いたが、実 はこの技 は、スウィープピッキングの音 があらかじめ録音 されたループペダルによって再現 でき、あたかも歯 でスウィープしてるように見 せるだけだ、とクリニックでポール本人 が明 かした。ちなみに、そのとき彼 が披露 したもう1つの技 は「尻 でスウィープ・ピッキング」である。 - ^ レコーディングの
様子 はYOUNG GUITAR(シンコーミュージック・エンタテイメント)2002年 8月 号 73p~82p及 び付属 DVDに収録 されている - ^ 「PGM300の
持 ち過 ぎで胸 の形状 が変 ってしまったくらいだよ」とのこと。Ibanezの紹介 ページ - ^ マーシャル
公式 ブログ - ^ ポール・ギルバート
公式 サイト機材 ページ - ^ Paul Gilbert (9 November 2022). Rig Rundown - Mr. Big's Paul Gilbert (YouTube) (
英語 ). Premier Guitar. - ^ a b >“MR.BIGの
最後 の来日 で武道 館 を揺 らした、ポール・ギルバートのギター・アンプと電動 ドリル”. Rittor-music (2023年 10月 5日 ). 2024年 7月 7日 閲覧 。 - ^ >“ドリル
奏法 はこうして始 まった! ポール・ギルバートが語 る、誕生 のエピソード”. Rittor-music (2024年 7月 4日 ). 2024年 7月 7日 閲覧 。 - ^ >“
本邦 初 の“社 歌 ”コンピがリリース!ハイ・ファイ・セットのJR九州 社 歌 やMr. Bigのマキタ他 ”. シーディージャーナル (2009年 1月 19日 ). 2024年 7月 7日 閲覧 。 - ^ レーサーXのアルバム『SUPERHEROES』のライナーノーツ
参照 - ^
公式 ウェブサイト - ^ “It's a Boy. — Paul Gilbert”. 2016
年 11月24日 閲覧 。
関連 項目
[外部 リンク
[- PaulGilbert.com:
本人 の公式 サイト - MR. BIG Official Site:Mr. Bigの
公式 サイト - The Official Site of Racer X:レーサーXの
公式 サイト - Gilbert's solo on Mr Big site
- ポール・ギルバート
選曲 のプレイリスト&インタビュー - ウェイバックマシン(2008年 1月 30日 アーカイブ分 ):MUSICSHELF - ワーナーミュージック・ジャパン - ポール・ギルバート
- Paul Gilbert -Twitter