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マッテオ・ベレッティーニ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
マッテオ・ベレッティーニ
Matteo Berrettini
2023ねんモンテカルロ・マスターズでのマッテオ・ベレッティーニ
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき イタリアの旗 イタリア
出身しゅっしん どうローマ
生年月日せいねんがっぴ (1996-04-12) 1996ねん4がつ12にち(28さい
身長しんちょう 196cm
体重たいじゅう 95kg
きて みぎ
バックハンド りょう手打てう
ツアー経歴けいれき
デビューねん 2015ねん
ツアー通算つうさん 12しょう
シングルス 10しょう
ダブルス 2しょう
生涯しょうがい獲得かくとく賞金しょうきん 11,683,311 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくドル
4だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・シングルス
ちょんつよし ベスト4(2022)
ぜんふつ ベスト8(2021)
ちょんすぐる じゅん優勝ゆうしょう(2021)
全米ぜんべい ベスト4(2019)
4だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・ダブルス
ちょんつよし 1回戦かいせん(2019)
ぜんふつ 2回戦かいせん(2019)
ちょんすぐる 1回戦かいせん(2018)
全米ぜんべい 2回戦かいせん(2018)
くにべつ対抗たいこうせん最高さいこう成績せいせき
デビスはい ベスト4(2022)
ATPはい じゅん優勝ゆうしょう(2021)
キャリア自己じこ最高さいこうランキング
シングルス 6(2022ねん1がつ31にち
ダブルス 105(2019ねん7がつ22にち
2024ねん9がつ12にち現在げんざい

マッテオ・ベレッティーニMatteo Berrettini, 1996ねん4がつ12にち - )は、イタリアローマ出身しゅっしん男子だんしプロテニス選手せんしゅATPランキング自己じこ最高さいこうはシングルス6、ダブルス105。これまでにATPツアーでシングルス10しょう、ダブルス2しょうげている。身長しんちょう196cm。みぎき、バックハンド・ストロークはりょう手打てうち。

選手せんしゅ経歴けいれき

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ジュニア時代じだい

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イタリアローマちちルカとははクラウディアのもとまれた。テニスきな両親りょうしんもとおさなくしてラケットにぎったベレッティーニはサッカー水泳すいえい柔道じゅうどうもやっていたものの、2さいおとうとヤコポ(おなじくテニス選手せんしゅ)にせがまれて一緒いっしょにプレーしていたことから、次第しだいにテニスにねつれるようになった[1]

ベレッティーニの祖父そふイタリアフローレンス祖母そぼブラジルリオデジャネイロ出身しゅっしんイタリアだけではなくブラジルかよっている。

母国ぼこくイタリア以外いがいには、英語えいごスペイン流暢りゅうちょうはなすことができる。

2015ねん プロ転向てんこう

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2015ねんにプロ転向てんこうしたが、当初とうしょひざ故障こしょうなやまされていた[1]

2017ねん ツアー参戦さんせん

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BNLイタリア国際こくさいワイルドカード獲得かくとくしてATPツアーデビューをたした[2]。1回戦かいせん同胞どうほうファビオ・フォニーニやぶれた。このとしはいくつかのITFやチャレンジャー大会たいかい優勝ゆうしょうし、世界せかいランキングを300ちかげる躍進やくしんせた[1]年間ねんかん最終さいしゅうランキングは135

2018ねん ツアーはつ優勝ゆうしょう

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全豪ぜんごうオープン予選よせんがり、グランドスラムはつ出場しゅつじょう。1回戦かいせんアドリアン・マナリノやぶれた。BNPパリバ・オープンでも予選よせんがり、本戦ほんせん初戦しょせんダニール・メドベージェフやぶれた。ハンガリー・オープンの1回戦かいせんでツアーはつ白星しろぼしげた。

2018ねんぜんふつオープンでのマッテオ・ベレッティーニ

ぜんふつオープンではグランドスラムはつ勝利しょうり。3回戦かいせんこん大会たいかいじゅん優勝ゆうしょうするドミニク・ティームに1セットるもやぶれた。ウィンブルドン選手権せんしゅけんでは1回戦かいせんジャック・ソックをフルセットでやぶるが2回戦かいせんジル・シモン敗退はいたい

7がつスイス・オープン・グシュタードシングルスでフェリシアーノ・ロペスらをくだしてはつ決勝けっしょう進出しんしゅつすると、決勝けっしょうではロベルト・バウティスタ・アグートを7–6, 6–4でやぶり、ATPツアーはつ優勝ゆうしょう。さらにダブルスでも優勝ゆうしょうおさめ、単複たんぷく両方りょうほうでATPツアー優勝ゆうしょうとなった[3]全米ぜんべいオープンでは初戦しょせん敗退はいたい年間ねんかん最終さいしゅうランキングは54

2019ねん 全米ぜんべいベスト4 ATPファイナルズはつ出場しゅつじょう トップ10

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2がつデビスカップはつ出場しゅつじょうおよびはつ勝利しょうりした[1]。4月のハンガリー・オープン決勝けっしょうフィリプ・クライノビッチに4-6, 6-3, 6-1で勝利しょうりし、ツアー2しょうげる。翌週よくしゅうBMWオープンでも決勝けっしょう進出しんしゅつしたが、クリスチャン・ガリンやぶれた。BNLイタリア国際こくさい2回戦かいせんでは世界せかいランキング4アレクサンダー・ズベレフやぶり、たいトップ10はつ勝利しょうり[4]

好調こうちょうつづき、6月のメルセデス・カップではフェリックス・オジェ=アリアシムを6-4, 7-6(11)でくだして、大会たいかいちゅういちもブレークをゆるすことなく優勝ゆうしょうめた[5]ウィンブルドン選手権せんしゅけんではこの大会たいかいかぎりでの引退いんたい表明ひょうめいしていたマルコス・バグダティスを2回戦かいせんやぶると[6]つづく3回戦かいせんではディエゴ・シュワルツマンをフルセットでくだ自身じしんはつグランドスラム4回戦かいせん進出しんしゅつたす。しかし4回戦かいせんだい2シードのロジャー・フェデラーやぶれた。

2019ねんウィンブルドン選手権せんしゅけんでのマッテオ・ベレッティーニ

躍進やくしんげたのは全米ぜんべいオープン準々じゅんじゅん決勝けっしょうガエル・モンフィスせんでは3-6, 6-3, 6-2, 3-6, 7-6(5)のフルセットの激闘げきとうせいし、イタリアじんとしてはコラド・バラズッティ以来いらい42ねんぶりのベスト4進出しんしゅつたした[7]準決勝じゅんけっしょうではラファエル・ナダル対戦たいせんし、6-7(6), 4-6, 1-6でやぶれた。上海しゃんはいマスターズではロベルト・バウティスタ・アグートドミニク・ティームくだしてベスト4り。準決勝じゅんけっしょうでズベレフにやぶれた。つづエルステ・バンク・オープン準決勝じゅんけっしょうでティームにリベンジされるも、大会たいかい終了しゅうりょう世界せかいランキングで9になり、トップ10りをたした[8]パリ・マスターズでは初戦しょせん敗退はいたいするも、ATPファイナルズはつ出場しゅつじょうまった。

ATPファイナルズではノバク・ジョコビッチロジャー・フェデラーやぶれてラウンドロビン敗退はいたいしたが、だい3せんドミニク・ティエムを7-6(3), 6-3でやぶり、イタリアじん選手せんしゅとしてどう大会たいかいはつ白星しろぼしげた[9]年間ねんかん最終さいしゅうランキングは8

2020ねん グランドスラム4回戦かいせん進出しんしゅつ

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全豪ぜんごうオープンではだい8シードとして出場しゅつじょうするも、2回戦かいせんテニーズ・サンドグレンに6-7(7), 4-6, 6-4, 6-2, 5-7で惜敗せきはいだい6シードでむかえた全米ぜんべいオープンでは4回戦かいせんまでストレートでがり、だい10シードのアンドレイ・ルブレフに6-4, 3-6, 3-6, 3-6でやぶれた。ローマ・マスターズではベスト8りするも、準々じゅんじゅん決勝けっしょうキャスパー・ルードやぶれた。ぜんふつオープンでは3回戦かいせん敗退はいたい年間ねんかん最終さいしゅうランキングは10

2021ねん ウィンブルドンじゅん優勝ゆうしょう 世界せかい7

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イタリア代表だいひょうのエースとしてファビオ・フォニーニともATPカップでチームを決勝けっしょうみちびき、決勝けっしょうのロシアせんダニール・メドベージェフやぶれ、じゅん優勝ゆうしょうかざった。

全豪ぜんごうオープンでははじめて4回戦かいせんまでこますすめたが、体調たいちょう不良ふりょうによりステファノス・チチパスとの試合しあいまえ棄権きけんすることを余儀よぎなくされた。すう週間しゅうかんツアーからはなれて休養きゅうようし、クレーシーズンになってから復帰ふっき。そのセルビア・オープン決勝けっしょうまで進出しんしゅつし、全豪ぜんごうオープンでベスト4りした今季こんき絶好調ぜっこうちょうアスラン・カラツェフを6-1, 3-6, 7-6(0)でやぶりツアー4しょうげた。

5月のムチュア・マドリード・オープンでは公式こうしきせん8連勝れんしょう記録きろくし、ATPマスターズ1000はつ決勝けっしょう進出しんしゅつたした。決勝けっしょうではアレクサンダー・ズベレフに7-6(10-8), 4-6, 3-6の逆転ぎゃくてんやぶれ、マスターズ1000はつ優勝ゆうしょうとはならなかった。ぜんふつオープンでは4回戦かいせん進出しんしゅつ。4回戦かいせんではだい8シードのロジャー・フェデラー試合しあいまえ棄権きけんしたため、不戦勝ふせんしょう自身じしんはつのベスト8りをたした。準々じゅんじゅん決勝けっしょうではだい1シードのノバク・ジョコビッチに3-6, 2-6, 7-6(5), 5-7でやぶれた。

しばのシーズンに突入とつにゅうしてクイーンズ・クラブ選手権せんしゅけんではATPツアー・500シリーズはつ優勝ゆうしょうかざり、ツアー5しょうげた。はつ出場しゅつじょう選手せんしゅどう大会たいかい優勝ゆうしょうしたのは1985ねんボリス・ベッカー以来いらいのことであった。その好調こうちょうつづウィンブルドン選手権せんしゅけんでは順当じゅんとう準々じゅんじゅん決勝けっしょうまで進出しんしゅつし、ベスト8りをたした。準々じゅんじゅん決勝けっしょうではフェリックス・オジェ=アリアシムを6-3, 5-7, 7-5, 6-3でやぶり、準決勝じゅんけっしょう進出しんしゅつし、やく2ねんぶりのグランドスラムベスト4をめた。じゅん優勝ゆうしょうではこちらも大会たいかいはつのベスト4りをげたホベルト・ホルカシュを6-3, 6-0, 6-7(3), 6-4でくだし、決勝けっしょう進出しんしゅつたした。決勝けっしょうではノバク・ジョコビッチに7-6(4), 4-6, 4-6, 3-6で敗退はいたいしたが、イタリアじんとしてウィンブルドン選手権せんしゅけんはつ決勝けっしょう進出しんしゅつたした快挙かいきょとなった。大会たいかい世界せかいランキング自己じこ最高さいこうの7更新こうしんした。

ウィンブルドン太腿ふともも怪我けがったため東京とうきょう五輪ごりん残念ざんねんながら欠場けつじょう全米ぜんべいオープンにて復帰ふっき準々じゅんじゅん決勝けっしょうまでこますすめ、ジョコビッチやぶれてベスト8でわった。レーバーカップ欧州おうしゅう代表だいひょうとしてはつ出場しゅつじょう。シングルスではフェリックス・オジェ=アリアシム勝利しょうり。ダブルスではアレクサンダー・ズベレフみ、ジョン・イズナー/デニス・シャポバロフくみやぶれたが欧州おうしゅう代表だいひょう優勝ゆうしょう貢献こうけんウエスタン・アンド・サザン・オープンでは3回戦かいせんテイラー・フリッツやぶれた。エルステ・バンク・オープンでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうカルロス・アルカラスやぶれた。

レースランキング6むかえた2ねんぶりの出場しゅつじょうとなるATPファイナルズでは「レッドグループ」での初戦しょせんアレクサンダー・ズベレフせんひだり脇腹わきばらいためたため、途中とちゅう棄権きけんでシーズン終了しゅうりょう。レースランキング9同胞どうほうヤニック・シナー代役だいやくつとめた。年間ねんかん最終さいしゅうランキングは7

2022ねん ぜんごうベスト4 デビスはいベスト4 世界せかい6

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2022ねんからウェアをロットからドイツ高級こうきゅうファッションブランドヒューゴ・ボスに、シューズアシックスへと契約けいやく締結ていけつした。

全豪ぜんごうオープンではだい7シードとして出場しゅつじょう。3回戦かいせんだい31シードのカルロス・アルカラスを2-6, 6-7(3), 6-4, 6-2, 7-6(5)のフルセットの熱戦ねっせんやぶり、4回戦かいせんだい19シードのパブロ・カレーニョ・ブスタを7-5, 7-6(4), 6-4のストレートでくだして、はつのベスト8りを達成たっせい。この勝利しょうりにより、1990年代ねんだい選手せんしゅとしてグランドスラム4大会たいかいでベスト8りした選手せんしゅとなった。準々じゅんじゅん決勝けっしょうではだい17シードのガエル・モンフィスを6-4, 6-4, 3-6, 3-6, 6-2のフルセットでやぶり、ベスト4り。イタリアじん選手せんしゅとしてどう大会たいかいでのベスト4りもはつであった。準決勝じゅんけっしょうだい6シードのラファエル・ナダルに3-6, 2-6, 6-3, 3-6でやぶれたものの、この活躍かつやくにより、世界せかいランキング6記録きろくした。

3月のマイアミ・オープン欠場けつじょうして、右手みぎて手術しゅじゅつをしたのちぜんふつオープンふくむクレーシーズンの大会たいかいぜん欠場けつじょう。グラスコートのボス・オープン復帰ふっきたし、順当じゅんとう決勝けっしょう進出しんしゅつ決勝けっしょうアンディ・マリーを6-4, 5-7, 6-3でやぶり、ツアー6しょうげる。つづシンチ選手権せんしゅけんでも決勝けっしょうフィリプ・クライノビッチを7-5, 6-4でくだして、ツアー7しょうげ、2しゅう連続れんぞくでツアー優勝ゆうしょうげた。ウィンブルドン選手権せんしゅけん新型しんがたコロナウイルス陽性ようせい反応はんのうにより、欠場けつじょうした。

スイス・オープン・グシュタードでは決勝けっしょうキャスパー・ルードに6-4, 6-7(4), 2-6でやぶれ、じゅん優勝ゆうしょうはつ出場しゅつじょうとなったナショナル・バンク・オープンでは1回戦かいせんパブロ・カレーニョ・ブスタに3-6, 2-6のストレートで、ウエスタン・アンド・サザン・オープンではフランシス・ティアフォーに6-7(3), 6-4, 6-7(5)のフルセットのすえやぶれ、それぞれ初戦しょせん敗退はいたいだい13シードでむかえた全米ぜんべいオープンでは3回戦かいせんアンディ・マリーを6-4, 6-4, 6-7(1), 6-3でくだすと、4回戦かいせんアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナを3-6, 7-6(2), 6-3, 4-6, 6-2のフルセットのすえやぶり、2ねん連続れんぞくベスト8り。準々じゅんじゅん決勝けっしょうだい5シードのキャスパー・ルードに1-6, 4-6, 6-7(4)でストレートでやぶれた。

レーバーカップではいんとして参戦さんせんしたが、シングルスでフェリックス・オジェ=アリアシムを7-6(13), 4-6, 10-7でやぶり、ダブルスではノバク・ジョコビッチみ、ジャック・ソック/アレックス・デミノーくみに7-5, 6-2で勝利しょうりアンディ・マレーんだダブルスではアリアシム/ソックぐみに6-2, 3-6, 8-10でやぶれ、ヨーロッパ選抜せんばつ連覇れんぱにならなかった。

2022ねんナポリ・カップでのマッテオ・ベレッティーニ

ナポリ・カップ英語えいごばんでは決勝けっしょうまで進出しんしゅつするも、同胞どうほうロレンツォ・ムゼッティに6-7(5), 2-6のストレートでやぶじゅん優勝ゆうしょう

デビスカップ2022ではあし完治かんじわず、準々じゅんじゅん決勝けっしょうアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくせん欠場けつじょう準決勝じゅんけっしょうカナダせんではダブルスでファビオ・フォニーニみ、フェリックス・オジェ=アリアシム/バセク・ポシュピシルくみに6-7(4), 5-7のストレートでやぶれ、シーズン終了しゅうりょう年間ねんかん最終さいしゅうランキングはシングルス16

2023ねん ユナイテッドはいじゅん優勝ゆうしょう

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1がつユナイテッド・カップには準決勝じゅんけっしょうでギリシャ代表だいひょうくだし、決勝けっしょう進出しんしゅつ決勝けっしょうではアメリカ代表だいひょう通算つうさん0-4でやぶれ、チームはじゅん優勝ゆうしょうとなった。

全豪ぜんごうオープンではだい13シードとして出場しゅつじょうするも、1回戦かいせんもと世界せかいランキング1アンディ・マリーに3-6, 3-6, 6-4, 7-6(7), 6-7(6)の4あいだ49ぶんのフルセットの死闘しとうすえに、2019ねん以来いらい4ねんぶりの初戦しょせん敗退はいたい

3月、メキシコ・オープンではベスト8りするも、準々じゅんじゅん決勝けっしょうホルガ・ルーネを0-6, 0-1の時点じてん途中とちゅう棄権きけんBNPパリバ・オープンでは2回戦かいせんダニエル太郎たろうに6-7(5), 6-0, 3-6でやぶれた。フェニックス・チャレンジャー英語えいごばんでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうアレクサンダー・シェフチェンコ英語えいごばんに4-6, 6-3, 3-6で敗退はいたいマイアミ・オープンではマッケンジー・マクドナルドに2回戦かいせん敗退はいたい

4がつモンテカルロ・マスターズでは1回戦かいせんマクシム・クレシーを6-4, 6-2、2回戦かいせんではフランシスコ・セルンドロ英語えいごばんを5-7, 7-6(1), 6-4でくだして、3回戦かいせん進出しんしゅつするも、ルーネせんまえ棄権きけんし、しばシーズンまでのぜん試合しあいをスキップした。

2023ねんモンテカルロ・マスターズでのマッテオ・ベレッティーニ

6がつシュトゥットガルト・オープンでは同胞どうほうロレンツォ・ソネゴに1-6, 2-6で初戦しょせん敗退はいたい

7がつウィンブルドン選手権せんしゅけんでは怪我けがによる離脱りだつとうでランキングをとしていたためノーシードとして参戦さんせん。1回戦かいせんでは同胞どうほうロレンツォ・ソネゴを6-7(5), 6-3, 7-6(7), 6-3でくだし、2回戦かいせんではだい15シードのアレックス・デミノーを6-3, 6-4, 6-4のストレートでやぶり、3回戦かいせんではこちらも怪我けがからの復帰ふっき途上とじょうであるだい19シードのアレクサンダー・ズベレフを6-3, 7-6(4), 7-6(5)のストレートでやぶり、ベスト8をけた4回戦かいせんではだい1シードのカルロス・アルカラスに3-6, 6-3, 6-3, 6-3でだい1セットをうばうも、力尽ちからつきた。

8がつナショナル・バンク・オープンでは2回戦かいせんヤニック・シナーに4-6, 3-6のストレートでやぶれた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではフェリックス・オジェ=アリアシムに6-4, 2-6, 3-6で初戦しょせん敗退はいたい

9月、全米ぜんべいオープンでは1回戦かいせんだい29シードのウゴ・アンベールを6-4, 6-2, 6-2のストレートでやぶるも、2回戦かいせんアーサー・リンダークネッシュせんで4-6, 3-5の時点じてん途中とちゅう棄権きけんし、怪我けがはやめにシーズン終了しゅうりょう年間ねんかん最終さいしゅうランキングは92

2024ねん ツアー10しょう

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昨年さくねん怪我けがからリバビリをおこなっていたが、フェニックス・チャレンジャー英語えいごばんでは復帰ふっきたすと、いきなり決勝けっしょう進出しんしゅつ決勝けっしょうではヌーノ・ボルヘス英語えいごばんに5-7, 6-7(4)でやぶれ、じゅん優勝ゆうしょうかざり、さらにプロテクトランキング(負傷ふしょうなどによる長期ちょうき離脱りだつ選手せんしゅ救済きゅうさい措置そち)を使用しようして、4がつハサン2せいグランプリでは決勝けっしょうロベルト・カルバレス・バエナを5-7, 2-6のストレートでやぶり、1ねんはんぶりとなるツアー8しょうげた。7月のシュトゥガルト・オープンでは決勝けっしょう進出しんしゅつ決勝けっしょうではジャック・ドレイパーに6-3, 6-7(5), 4-6の逆転ぎゃくてんやぶれ、じゅん優勝ゆうしょうかざった。ウィンブルドン選手権せんしゅけんでは1回戦かいせんマートン・フチョビッチに7-6(3), 6-2, 3-6, 6-1でくだして、初戦しょせん突破とっぱするも、2回戦かいせんでは同胞どうほうだい1シードであるヤニック・シナーに6-7(3), 6-7(4), 6-2, 6-7(4)でやぶれた。しかし、そのスイス・オープンでは決勝けっしょうクエンティン・ハリーズ英語えいごばんを6-3, 6-1、翌週よくしゅうオーストリア・オープンでは決勝けっしょうユーゴ・ガストンを7-5, 6-3のストレートで勝利しょうりして、2しゅう連続れんぞく優勝ゆうしょうたし、今季こんき3しょうおよびツアー10しょうげた。全米ぜんべいオープンでは1回戦かいせんアルベルト・ラモス=ビノラスを7-6(2), 6-2, 6-3のストレートでくだすも、2回戦かいせんではだい12シードのテイラー・フリッツに3-6, 6-7(1), 1-6のストレートでやぶれた。

プレースタイル

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どのサーフェスでも通用つうようするフォアハンドとサーブが武器ぶきイタリア次代じだいほしとして期待きたいされる逸材いつざい。「サーブおう」とばれるように、196cmの長身ちょうしんから時速じそく235 km(146 mph)をえる強烈きょうれつなサーブとハンマーのようなフォアハンドをつアグレッシブベースライナー。あじするどいバックハンドのスライスなどショットのバラエティも豊富ほうふ。また、タイブレークや決勝けっしょうのようなプレッシャーがかかる場面ばめんでの精神せいしんてきつよさも目立めだつ。それについて、本人ほんにんは「サービスゲームをキープできるので、自信じしんをもって試合しあいのぞむことができる」とはなしている[1]

ATPツアー決勝けっしょう進出しんしゅつ結果けっか

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シングルス: 16かい (10しょう6はい)

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大会たいかいグレード
グランドスラム (0–1)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–1)
ATPツアー500 (2–0)
ATPツアー250 (8–4)
サーフェスべつタイトル
ハード (0–1)
クレー (6–3)
しば (4–2)
結果けっか No. 決勝けっしょう 大会たいかい サーフェス 対戦たいせん相手あいて スコア
優勝ゆうしょう 1. 2018ねん7がつ22にち スイスの旗 グシュタード クレー スペインの旗 ロベルト・バウティスタ・アグート 7-6(11-9), 6-4
優勝ゆうしょう 2. 2019ねん4がつ28にち ハンガリーの旗 ブダペスト クレー セルビアの旗 フィリプ・クライノビッチ 4-6, 6-3, 6-1
じゅん優勝ゆうしょう 1. 2019ねん5がつ5にち ドイツの旗 ミュンヘン クレー チリの旗 クリスチャン・ガリン 1-6, 6-3, 6-7(1-7)
優勝ゆうしょう 3. 2019ねん6がつ16にち ドイツの旗 シュツットガルト しば カナダの旗 フェリックス・オジェ=アリアシム 6-4, 7-6(13-11)
優勝ゆうしょう 4. 2021ねん4がつ26にち セルビアの旗 ベオグラード クレー ロシアの旗 アスラン・カラツェフ 6-1, 3-6, 7-6(7-0)
じゅん優勝ゆうしょう 2. 2021ねん5がつ9にち スペインの旗 マドリード クレー ドイツの旗 アレクサンダー・ズベレフ 7-6(10-8), 4-6, 3-6
優勝ゆうしょう 5. 2021ねん6がつ19にち イギリスの旗 ロンドン しば イギリスの旗 キャメロン・ノリー 6-4, 6-7(5-7), 6-3
じゅん優勝ゆうしょう 3. 2021ねん7がつ10日とおか イギリスの旗 ウィンブルドン しば セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 7-6(7-4), 4-6, 4-6, 3-6
優勝ゆうしょう 6. 2022ねん6がつ12にち ドイツの旗 シュトゥットガルト しば イギリスの旗 アンディ・マリー 6-4, 5-7, 6-3
優勝ゆうしょう 7. 2022ねん6がつ19にち イギリスの旗 ロンドン しば セルビアの旗 フィリプ・クライノビッチ 7-5, 6-4
じゅん優勝ゆうしょう 4. 2022ねん7がつ24にち スイスの旗 グシュタード クレー ノルウェーの旗 キャスパー・ルード 6-4, 6-7(4-7), 2-6
じゅん優勝ゆうしょう 5. 2022ねん10がつ23にち イタリアの旗 ナポリ ハード イタリアの旗 ロレンツォ・ムゼッティ 6-7(5-7), 2-6
優勝ゆうしょう 8. 2024ねん4がつ7にち モロッコの旗 マラケシュ クレー スペインの旗 ロベルト・カルバリェス・バエナ 7-5, 6-2
じゅん優勝ゆうしょう 6. 2024ねん6がつ16にち ドイツの旗 シュトゥットガルト しば イギリスの旗 ジャック・ドレイパー 6-3, 6-7(5-7), 4-6
優勝ゆうしょう 9. 2024ねん7がつ21にち スイスの旗 グシュタード クレー フランスの旗 クエンティン・ハリーズ 6-3, 6-1
優勝ゆうしょう 10. 2024ねん7がつ26にち オーストリアの旗 キッツビュール クレー フランスの旗 ユーゴ・ガストン 7-5, 6-3

ダブルス: 2かい (2しょう0はい)

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結果けっか No. 決勝けっしょう 大会たいかい サーフェス パートナー 対戦たいせん相手あいて スコア
優勝ゆうしょう 1. 2018ねん7がつ22にち スイスの旗 グシュタード クレー イタリアの旗 ダニエレ・ブラッキアリ ウクライナの旗 デニス・モルチャノフ
スロバキアの旗 イゴール・ゼレナイ
7-6(7-2), 7-6(7-5)
優勝ゆうしょう 2. 2018ねん9がつ23にち ロシアの旗 サンクトペテルブルク ハード(室内しつない) イタリアの旗 ファビオ・フォニーニ チェコの旗 ロマン・ジェバリー
オランダの旗 マトウィ・ミドルクープ
7-6(8-6), 7-6(7-4)

成績せいせき

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4だい大会たいかいシングルス

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略語りゃくご説明せつめい
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝ゆうしょう, F=じゅん優勝ゆうしょう, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦かいせん敗退はいたい, RR=ラウンドロビン敗退はいたい, Q#=予選よせん#回戦かいせん敗退はいたい, LQ=予選よせん敗退はいたい, A=大会たいかい不参加ふさんか, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ちいきゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピックきんメダル, S=オリンピックぎんメダル, B=オリンピックどうメダル, NMS=マスターズシリーズから降格こうかく, P=開催かいさい延期えんき, NH=開催かいさいなし.

大会たいかい 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 通算つうさん成績せいせき
全豪ぜんごうオープン A 1R 1R 2R 4R SF 1R A 9–5
ぜんふつオープン A 3R 2R 3R QF A A A 8–4
ウィンブルドン A 2R 4R NH F A 4R 2R 14–5
全米ぜんべいオープン LQ 1R SF 4R QF QF 4R 2R 18–7

大会たいかい最高さいこう成績せいせき

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大会たいかい 成績せいせき とし
ATPファイナルズ RR 2019, 2021
インディアンウェルズ 4R 2022
マイアミ 2R 2023
モンテカルロ 3R 2023
マドリード F 2021
ローマ QF 2020
カナダ 2R 2023
シンシナティ 3R 2020, 2021
上海しゃんはい SF 2019
パリ 2R 2019, 2020
オリンピック A 出場しゅつじょうなし
デビスカップ SF 2022
ATPカップ F 2021
ユナイテッド・カップ F 2023

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e 次代じだいのテニスかい牽引けんいんする若手わかて選手せんしゅ~イタリアまれのサーブおうマッテオ・ベレッティーニ~”. テニスデイリー. 2019ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  2. ^ ATP/WTA ROMA - Prequalificazioni: Berrettini e Chiesa nel main draw!” (イタリア). Tennis World Italia. 2019ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  3. ^ 世界せかい84ベレッティーニ「本当ほんとうしあわせ」。シングルス、ダブルス同時どうじにツアーはつ優勝ゆうしょうかざる[ATP250 グシュタード]”. テニスデイリー. 2019ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  4. ^ 昨季さくきじゅんVのズベレフが初戦しょせん敗退はいたい、クレー不調ふちょう脱却だっきゃくできず イタリア国際こくさい”. www.afpbb.com. 2019ねん10がつ25にち閲覧えつらん
  5. ^ イタリアのベレッティーニがグラスコートでブレイク、ツアー3度目どめ優勝ゆうしょう [メルセデス・カップ]”. tennismagazine.jp. 2019ねん9がつ9にち閲覧えつらん
  6. ^ 「さよなら、マルコス」もと世界せかい8バグダティスがウインブルドンで現役げんえき生活せいかつわか”. tennismagazine.jp. 2019ねん9がつ9にち閲覧えつらん
  7. ^ ベレッティーニがモンフィスとの熱戦ねっせんせいす、伊勢いせ42ねんぶりの全米ぜんべい4きょう”. www.afpbb.com. 2019ねん9がつ9にち閲覧えつらん
  8. ^ ベレッティーニの世界せかいトップ10りが確定かくてい最終さいしゅうせん出場しゅつじょうにもちかづく”. www.afpbb.com. 2019ねん10がつ28にち閲覧えつらん
  9. ^ Matteo Berrettini Defeats Dominic Thiem In London”. ATP Tour. 2019ねん11月16にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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受賞じゅしょう
先代せんだい
ギリシャの旗 ステファノス・チチパス
ATPもっと上達じょうたつした選手せんしゅしょう
2019
次代じだい