モートン数とんすう

モートン数とんすう（モートンすう）とは、流体りゅうたい力学りきがくにおいて現あらわれる無む次元じげん数すうの一ひとつであり、以下いかの式しきで定義ていぎされる。

$Mo={\frac {(\rho _{L}-\rho _{G})g\mu _{L}^{4}}{\rho _{L}^{2}\sigma ^{3}}}$

ただし、$Mo$はモートン数とんすう、ρろーは密度みつど、μみゅーは粘性ねんせい係数けいすう、σしぐまは表面張力ひょうめんちょうりょく係数けいすう、gは重力じゅうりょく加速度かそくど、添そえ字じのLは液えき相しょう、Gは気き相しょうを表あらわす。

　他たの無む次元じげん数すうを用もちいて、以下いかの公式こうしきでも求もとめられる。

$Mo={\frac {We^{3}}{Fr^{2}Re^{4}}}$

ただし、$We$はウェーバー数すう、$Fr$はフルード数すう、$Re$はレイノルズ数すうである。モートン数とんすうは気泡きほうの形状けいじょうを分類ぶんるいするために用もちいられる。