ユーミン乾杯 !!
『ユーミン | ||||
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リリース | ||||
1976 | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | EMI Records | |||
チャート | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
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『ユーミン
概要
[- デビュー50
周年 を記念 して企画 されたベストアルバム『ユーミン万歳 !』に続 く、松任谷 由実 50周年 記念 企画 のファイナルを飾 る自身 初 のコラボレーション・ベスト・アルバム[6]。 構想 から発売 まで約 2年 半 。「懐 かしい未来 、新 しい過去 」をコンセプトに、ユーミンのオリジナルマルチテープを開放 し、今 のアーティストがそれぞれの解釈 でスクラップ&ビルド、楽曲 を再 構築 するという新 しい形 でのコラボレーションを実現 [6]。岡村 靖幸 、くるり、GLIM SPANKY、小室 哲哉 、Nina Kraviz、乃木坂 46[注 1]、YOASOBI、YONCE(Suchmos・Hedigan’s)、RHYMESTER(五十音 順 )という参加 アーティストは、ユーミンとゆかりが深 く、この企画 に賛同 するアーティストとしてユーミン自 らが選定 。企画 、選曲 にもユーミン本人 が深 く関 わり、10組 のアーティストとのコラボレーションが成立 した[7]。長 らくCD化 がされてなかった松任谷 由実 、小田 和正 、財津 和夫 名義 で1985年 にリリースされた『今 だから』を、シングルA面 だけでなくB面 収録 の(another version)と共 に先述 のベストアルバム『ユーミン万歳 !』でもマスタリングを手掛 けたGOH HOTODAによるリマスターで初 CD化 [6]。桑田 佳祐 &松任谷 由実 名義 の『Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023』は、1986年 に桑田 佳祐 が中心 となって企画 された音楽 番組 ・日本 テレビ「メリー・クリスマス・ショー」のために制作 された作詞 :松任谷 由実 、作曲 :桑田 佳祐 による原曲 を、世界 観 はそのままにリメイクし、桑田 とユーミンのデュエット歌唱 を新 たにレコーディング。楽曲 の中 では、桑田 佳祐 、松任谷 由実 それぞれの名曲 もマッシュアップされた[6]。同 アルバムの発売 にあわせてユーミンは、以下 のコメントを寄 せている。
懐 かしい未来 、新 しい過去 。恋 って、そのひとの目 に映 った自分 を好 きになること。そんな自分 に無性 に会 いたいと思 うこと。遠 い日 の恋 。もう帰 らない恋 。ずっとそばにある恋 。忘 れかけていた恋 。これから始 まる恋 。終 わらない恋 。2度 とない恋 。激 しい恋 。静 かな恋 ...。ともあれ、私 の好 きな音楽家 たちの目 に、私 の音楽 はどう映 るのだろうか。50年 余 りの時 を経 て形成 してきた私 の音楽 の中 に、自分 でも知 らなかった自分 がまだいるのだろうか。それぞれのシーンを闘 う彼 らの助 けを借 りて、スクラップ&ビルドを試 みたいと思 った。この先 もなお進 んで行 くために、音楽 にもう一度 恋 したくて、このアルバムを作 りました[6]。
- CD
版 のみシークレットトラックが一 曲 収録 されている。発売 前 、CDのみに隠 された秘密 があることが公開 されていた[8]。
記録
[オリコンアルバムチャート
[- 2023
年 12月23日 付 デイリーチャート- デイリーランキングで5,607
枚 を売 り上 げ、1位 を記録 した[9]。
- デイリーランキングで5,607
- 2023
年 12月28日 付 デイリーチャート- デイリーランキングで1,675
枚 を売 り上 げ、1位 を記録 した
- デイリーランキングで1,675
- 2024
年 01月 01日 付 週間 チャート(発売 初 週 )
参加 アーティストのコメント
[岡村 靖幸
[担当 楽曲 :影 になって
YOASOBI
[担当 楽曲 :中央 フリーウェイ
令 和 も走 り続 けられているユーミンさんと、令 和 に走 り出 した僕 ら。当時 の中央 高速 を抜 けて、今 を走 るトヨタマーク㈼に僕 らも乗 り込 んで大 都会 の夜 を一緒 にドライブ。そんなイメージを頭 に浮 かべながら作 りました。こんなに光栄 なことはないなあと、本当 に思 います。改 めてユーミンさん、デビュー50周年 おめでとうございます。大好 きな楽曲 に同乗 させてもらえたこと、心 から感謝 しています。 — Ayase[6]
ユーミンさんの50周年 記念 コラボベストアルバムに参加 させていただき、とても嬉 しく光栄 に思 います。母 のお腹 の中 にいた時 から、そして幼少 期 も今日 までも、ユーミンさんの音楽 を聴 いて育 ちました。沢山 の思 い出 が楽曲 と共 に残 っているのですが、その中 で今回 は「中央 フリーウェイ」をYOASOBIでコラボさせていただきました。歌詞 に登場 する風景 を頭 に描 きつつ、風 を感 じながら楽 しく歌 わせていただきました。改 めてユーミンさん50周年 おめでとうございます! — ikura[6]
桑田 佳祐
[担当 楽曲 :Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023
—
私 が敬愛 する大 先輩 、ユーミンこと松任谷 由実 さんから「何 か二人 で一緒 にコラボレーションするのはどう?」とご提案 をいただき、今回 のプロジェクトは始 まりました。
久 しぶりにゆっくりお話 をさせていただく中 で、“世界 各国 で起 きている様々 な出来事 に対 しての憂 い”や、“次 の世代 へ向 けて、今 の自分 達 に何 が出来 るか”といった話 にもなりました。
“ユーミンさんの50周年 を純粋 においしたい”という気持 ちとともに、“何 か世 の中 に明 るい話題 (メッセージ)を届 けることが出来 ないか?”という思 いが湧 き上 がり、今回 この「Kissin’ Christmas」をリメイクし、デュエットするに至 りました。
ユーミンさんが書 かれたこの楽曲 の歌詞 は、オリジナル制作 当時 のものと基本 的 には変 わりませんが、今 改 めて聴 くと、現代 を生 きる我々 の心 にも響 く言葉 が詰 まっています。
多 くの言葉 を尽 くすよりも、我々 “音楽 人 ”に出来 ることはただ、歌 を作 り届 けることに限 られます。
世 の中 全体 に「仲良 くしようよ!!」というメッセージを届 けるべく、まずは私 とユーミンさんが心 を一 つに、三 十 数 年 の時 を超 えてこの曲 を歌 わせていただきました。
ユーミンさん、50周年 、心 よりおめでとうございます!
これからも仲良 くしてね!!桑田 佳祐 [11]
Nina Kraviz
[-
担当 楽曲 :春 よ、来 い
I've had the privilege of remixing “Haru Yo, Koi” - a song by Yumi Matsutoya-a true legend in Japanese pop music, celebrating the 50th anniversary of her incredible career. Big congratulations and Kanpai Yumi-san. — Nina Kraviz[12]
(日本語 訳 )日本 のポップス界 の真 のレジェンドである松任谷 由実 さんの「春 よ、来 い」をリミックスさせていただきました。彼女 の50周年 という素晴 らしいキャリアを心 からおい申 し上 げます。おめでとうございます。そして、乾杯 !!、由実 さん !
RHYMESTER
[担当 楽曲 :SATURDAY NIGHT ZOMBIES
—80
年代 日本 で青春 を過 ごした少 なからぬ者 たちにとって、『オレたちひょうきん族 』のエンディングをきらびやかに飾 る都会 的 ポップスの数々 は、まさにバブル頂点 前夜 の浮 かれゆく世相 のなか、「ちょっとだけ背伸 びした週末 の夜遊 び」に自 ら繰 り出 す直前 の、最高 に高揚 するテーマソングでもあったのではないかと思 う。特 に、やはり名曲 『土曜日 は大 キライ』に続 いて、1987年 10月 から一 年間 使用 された『SATURDAY NIGHT ZOMBIES』は、やや落 とし目 のテンポが醸 すアダルトなファンク感 含 め、その頃 から実際 に六本木 や霞 町 でのナイトクラビングに精 を出 し始 めた私 の感覚 に、ドンピシャでハマる一 曲 だった。確 かにこれは、「ホントに遊 んでる人 」じゃなきゃ書 かないし、書 けない歌 だろう! ホラー~ハロウィン的 なメタファーも、特 に80年代 後半 サブカルチャー界隈 の空気 感 を、メインストリームど真 ん中 で鋭敏 に捉 えたものと言 え……早 い話 がユーミンはやっぱり、「イケてるオトナ」代表 だったのだ。
そんなわけで、まずは2012年 、ユーミンデビュー40周年 を祝 う武道館 ライブにライムスターで参加 させていただくという話 が来 たとき、80年代 育 ちのラップグループとして彼女 の曲 をカバーするなら、そりゃもう『SATURDAY NIGHT ZOMBIES』しかないだろう!というのは、もちろん秒 で思 いついたあたり。ご本人 リクエストで、B-BOYたちと振 りを合 わせたりしたのも楽 しい思 い出 。ただし、錚々たるメンツが居並 ぶなか、アンコールで真 っ先 に出 ていきオーディエンスを煽 るという重責 には、内心 震 えた。
そして、ついに今回 の正式 音源 化 。ラップサビは武道館 バージョンのままだが、リリックは一部 書 き直 した。また、Mummy-Dによって再 構築 されたトラックは、恐 らく同 曲 のインスパイア元 のひとつでもあったろう、80年代 を代表 する「あのキラーチューン」の世界 観 に、改 めてちょっぴり寄 せていたりもする。
ともあれ、かつて憧 れに憧 れた世界 の「中 の人 」に、自分 自身 がいつの間 にかなっている! という不思議 な感覚 を、今 はただただ、密 かに噛 み締 めるばかりなのだ。宇多 丸 [6]
YONCE
[担当 楽曲 :真珠 のピアス
— YONCE[6]
爽 やかでタイトなサウンドに秘 められた女 の情念 を自分 なりにドリップしてみました。
由実 さんといえば時代 の先端 をゆくハイエンドな音像 を常 に意識 されていると解釈 していますが、このアレンジではオリエンタルな異 世界 感 ・遊牧 的 なグルーヴを暖 かいローファイな音 で表現 しようと思 いました。
最後 の夜明 けはタンジールの白壁 の家 での出来事 だったかもしれない、という妄想 が形 になりました。恥 ずかしながら、訪 れたことはありません。
乃木坂 46・小室 哲哉
[担当 楽曲 :守 ってあげたい
—
幼 い頃 よく聴 いていた「守 ってあげたい」を、小室 哲哉 さんに手掛 けて頂 いた音 で、乃木坂 46として歌 わせていただきました。
優 しさとあたたかさで溢 れたこの歌 の温度 感 を大切 に、温 めながら、守 りながら、大切 な人 を思 いながら。
松任谷 由実 さんからいただいた、「落 ち込 んだ時 、どうかこの歌 を思 い出 して。」という御 言葉 は、私 たちがこれから歩 む道 にとって、道標 となる宝物 です。
こんなにも貴重 な機会 を、本当 にありがとうございました。久保 史 緒 里 (乃木坂 46)[6]
—
昔 からとても自分 のスタイルに似 ているし、何 よりも、歌詞 に何 度 も憧 れた。
何 かとても寂 しいとき、切 ないとき、頼 りないとき、人 になかなか言 えないとりとめのない悩 みがよぎるとき、この曲 に甘 えたくなる。
ユーミンが歌 っているくらいなのだから、きっと世 の中 にはたくさん大切 な人 に暖 かい眼差 しが向 けられているのだろうと、いつもついつい遠 くを眺 めてしまう。
幾 千 の曲 があってもこのようなメッセージを送 ってくれる曲 はそうそうない。
あー、まだ頑張 れるかなと思 わせてくれる。
実際 に教会 に行 くことはめったにないけれど、守 ってあげたいを聴 いているとき、僕 はいつもポツンと椅子 に腰掛 けて、清 らかな空間 に降 り注 ぐ光 をあびています。小室 哲哉 [6]
くるり
[担当 楽曲 :輪舞 曲 (ロンド)
—ユーミンからいただいたこのお
仕事 の依頼 は、ヴォーカル・トラック以外 は全 てリハーモナイズしてもらって、アレンジも全然 変 えてください、とのことでした。
色々 やってみたんですが、とにかくオリジナルのソングライティングとアレンジの完成 度 が高 すぎて、何 をやってもオリジナルを超 えることは出来 ないということが分 かりました。
特 にリズムや対 旋律 がどれ程 彼女 の詞 作 やヴォーカリゼーションを活 かすものであるか、ということに大 きな気 付 きがありました。
リハーモナイズをしましたが、ビートルズのジャズアレンジ、みたいなものにならないように、出来 る限 り繊細 にやりました。
個人 的 にはとてもやり甲斐 のある仕事 でした。感謝 感激 です。またやらせてください!岸田 繁 [6]
GLIM SPANKY
[担当 楽曲 :真夏 の夜 の夢
— GLIM SPANKY[6]
尊敬 するガールフレンド、ユーミンの名曲 にGLIMテイストをプラスして新 しい「真夏 の夜 の夢 」が完成 しました。
ユーミンから「あのリフを使 わずに作 ってみて!」と難 しいリクエストをもらいまして、原曲 リスペクトしつつ、新 しい気持 ちで制作 しました。
土臭 くざらっとしたテイスト、軽快 なリズムと怪 しく煙 の立 ち込 める雰囲気 、交互 に歌 うボーカル、お互 いがハモリをしたり、楽 しい仕上 がりになっています。
シェイクスピア「真夏 の夜 の夢 」をフィーチャーした怪 しげなドリーミーさ、GLIM的 サイケデリック感 を楽 しんでいただけたら嬉 しいです。
収録 曲
[# | タイトル | |
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1. | 「 | |
2. | 「 | |
3. | 「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」( | |
4. | 「 | |
5. | 「 | |
6. | 「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」(RHYMESTER cheers | |
7. | 「 | |
8. | 「 | |
9. | 「 | |
10. | 「 | |
11. | 「 | |
# | タイトル | |
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1. | 「“ユーミン | |
演奏
[松任谷 由実 /荒井 由実 - Vocal
- Backing Vocal (#3)
岡村 靖幸 :Vocal, Reproduce, All Instruments except Yuming's Voice (#1)- ikura (YOASOBI):Vocal (#2)
- Ayase (YOASOBI):Arrangement (#2)
- Rockwell:Guitar (#2)
桑田 佳祐 :Vocal, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Hand Clap & Backing Vocal, Arrangement (#3)片山 敦夫 :Piano, Synth-Bass, Synth-Organ, Synth-Bell & Synthesizer, Arrangement (#3)曽我 淳一 :Synth-Organ, Synthesizer, Rhythm Programming (#3)原 由子 :Chorus Arrangement, Backing Vocal (#3)河内 淳一 :Electric Guitar (#3)小田 和正 、財津 和夫 :Vocals (#4)(#11[注 2])坂本 龍一 :Keyboards, Sound Producer, Arrangement (#4)(#11[注 2])高中 正義 :Electric Guitars (#4)高橋 幸宏 :Drums (#4)後藤 次 利 :Electric Bass (#4)- ニーナ・クラヴィッツ:Remix (#5)
- Mr. Drunk:Reconstruct (#6)
- Mummy-D、
宇多 丸 (RHYMESTER):Rap (#6) - DJ JIN (RHYMESTER):Turntable (#6)
- YONCE (Suchmos):Vocal, Guitar, etc (#7)
栗田 祐輔 :Keyboards, etc (#7)栗田 将 治 :Guitars, Bass, etc (#7)久保 史 緒 里 、井上 和 、林 瑠奈 、奥田 いろは、中西 アルノ、五 百 城 茉央 (乃木坂 46):Vocals (#8)小室 哲哉 :Producer (#8)岸田 繁 (くるり):Arrangement, All Additional Tracks Playing, Programming & Recording (#9)佐藤 征 史 (くるり):Contrabass, All Additional Tracks Recording (#9)- GLIM SPANKY:Arrangement (#10)
松尾 レミ (GLIM SPANKY):Vocal, Chorus, Percussion (#10)亀 本 寛 貴 (GLIM SPANKY):Guitar, Programming (#10)伊藤 大地 :Drums (#10)
脚注
[注釈
[出典
[- ^ a b オリコン
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年 01月 01日 付 アーカイブ - ^ a b オリコン
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- ^ ビルボードDownload Albums
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松任谷 由実 オフィシャルサイトインフォメーション - ^ @takeshidanno (2023
年 12月4日 ). "団野 健 のポスト". X(旧 Twitter)より2023年 12月15日 閲覧 。 - ^ オリコンデイリー2024
年 12月23日 付 アーカイブ - ^ Travis Japan、
自身 初 の合算 アルバム1位 【オリコンランキング】 - ^
桑田 佳祐 と松任谷 由実 のコラボシングル発売 、「Kissin’ Christmas」をリメイク-音楽 ナタリー 2024年 1月 31日 閲覧 - ^ Nina KravizのX(
旧 Twitter)での投稿 2024年 1月 31日 閲覧