ルイーズ・ブルジョワ

ルイーズ・ブルジョワ（Louise Bourgeois, 1911年ねん 12月25日にち - 2010年ねん 5月31日にち^[1]）は、フランス・パリ出身しゅっしんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのインスタレーションアートの彫刻ちょうこく家かであり、画家がか、版画はんが家かである。

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

パリの郊外こうがいでタペストリーの修理しゅうりをする工房こうぼうを経営けいえいする家庭かていで育そだつ。

ソルボンヌ大学そるぼんぬだいがくで数学すうがくを学まなんだが美術びじゅつの道みちを志こころざし、エコール・デ・ボザールを含ふくむいくつかの美術びじゅつ学校がっこうで学まなび、フェルナン・レジェのアシスタントとなる。1938年ねんに、アメリカ人じんの美術びじゅつ史家しかロバート・ゴールドウォーター（英語えいご版ばん）（1907-1973）と結婚けっこんし、ニューヨークに移住いじゅうした。

自身じしんの少女しょうじょ時代じだいからインスピレーションを受うけたフェミニズム・アート作品さくひんが多おおい。

詳細しょうさいは「ママン」を参照さんしょう

1982年ねん、ブルジョワが72歳さいのときにニューヨーク近代きんだい美術館びじゅつかんで個展こてんが行おこなわれ、再さい評価ひょうかされるようになった。

1990年代ねんだいからは、巨大きょだいな蜘蛛くもを象かたどったブロンズ像ぞうママンを制作せいさく。この像ぞうには色々いろいろなバージョンがあり、ニューヨークのグッゲンハイム美術館びじゅつかん、オタワのカナダ国立こくりつ美術館びじゅつかん、ビルバオのビルバオ・グッゲンハイム美術館びじゅつかん、ロンドンのテート・モダン、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館びじゅつかん、ソウルのサムスン美術館びじゅつかん Leeum、東京とうきょうの六本木ろっぽんぎヒルズ森もりタワーなど、9か所しょに展示てんじされている。

1993年ねんのヴェネツィア・ビエンナーレでは、アメリカ館かんで展示てんじを行おこなった。

1995年ねん､彼女かのじょを追おったドキュメンタリー映画えいが^[2]も制作せいさくされている。

1999年ねん､高松宮たかまつのみや殿下でんか記念きねん世界せかい文化ぶんか賞しょう彫刻ちょうこく部門ぶもん受賞じゅしょう。

2010年ねん 5月31日にち、心臓しんぞう発作ほっさのためマンハッタンで亡なくなった^[1]。

彼女かのじょの人生じんせいを描えがいた児童じどう書しょ『ルイーズ･ブルジョワ　糸いととクモの彫刻ちょうこく家か』エイミー・ノヴェスキー文ぶん、イザベル・アルスノー（英語えいご版ばん）絵え、河野こうの万里子まりこ訳わけ、(西村書店にしむらしょてん刊行かんこう2018年ねん、ISBN 978-4890139910　^[3])がある。

ママン以外いがいの作品さくひん[編集へんしゅう]

ルイーズ・ブルジョワの作品さくひんリスト（英語えいご版ばん）

出典しゅってん[編集へんしゅう]

^ ^a ^b “Louise Bourgeois, Influential Sculptor, Dies at 98” (英語えいご). ニューヨーク・タイムズ. (2010年ねん5月がつ31日にち) 2010年ねん6月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ 「親愛しんあいなるルイーズ」監督かんとく：ブリジット・コルナン. NCID BA50685731
^ 2017年ねんボローニャ・ラガッツィ賞しょう(BolognaRagazzi Award)最優秀さいゆうしゅう賞しょう受賞じゅしょう

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

この項目こうもくは、美術家びじゅつか・芸術げいじゅつ家かに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:美術びじゅつ/PJ:美術びじゅつ）。

[nytimes-1] “Louise Bourgeois, Influential Sculptor, Dies at 98” (英語えいご). ニューヨーク・タイムズ. (2010年ねん5月がつ31日にち) 2010年ねん6月がつ1日にち閲覧えつらん。

[2] 「親愛しんあいなるルイーズ」監督かんとく：ブリジット・コルナン. NCID BA50685731

[3] 2017年ねんボローニャ・ラガッツィ賞しょう(BolognaRagazzi Award)最優秀さいゆうしゅう賞しょう受賞じゅしょう

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表ひょう話はなし編へん歴れきウルフ賞しょう芸術げいじゅつ部門ぶもん受賞じゅしょう者しゃ
建築けんちく	ラルフ・アースキン（1983/4）槇まき文彦ふみひこ / ジャンカルロ・デ・カルロ（1988）フランク・ゲーリー / ヨーン・ウツソン / デニス・ラスダン（1992）フライ・オットー / アルド・ファン・アイク（1996/7）アルヴァロ・シザ（2001）ジャン・ヌーヴェル（2005）デイヴィッド・チッパーフィールド / ピーター・アイゼンマン（2010）エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ（2013）フィリス・ランバート（2016）モシェ・サフディ（2019）エリザベス・ディラー / 貝島かいじま桃代ももよ / 塚本つかもと由晴よしはる（2022）
音楽おんがく	ウラディミール・ホロヴィッツ / オリヴィエ・メシアン / ヨセフ・タル（1982）アイザック・スターン / クシシュトフ・ペンデレツキ（1987）ユーディ・メニューイン / ルチアーノ・ベリオ（1991）ズービン・メータ / リゲティ・ジェルジュ（1995/6）ピエール・ブーレーズ / リッカルド・ムーティ（2000）ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ / ダニエル・バレンボイム（2004）ギヤ・カンチェリ / クラウディオ・アバド（2008）プラシド・ドミンゴ / サイモン・ラトル（2012）ジェシー・ノーマン / マレイ・ペライア（2015）ポール・マッカートニー / アダム・フィッシャー（2018）スティーヴィー・ワンダー / オルガ・ノイヴィルト（2021）
絵画かいが	マルク・シャガール / アントニ・タピエス (1981) ジャスパー・ジョーンズ (1986) アンゼルム・キーファー (1990) ゲルハルト・リヒター (1994/5) ルイーズ・ブルジョワ (2002/3) ミケランジェロ・ピストレット (2006/7) ローズマリー・トロッケル (2011) シンディ・シャーマン (2020)
彫刻ちょうこく	エドゥアルド・チリーダ（1984/5）クレス・オルデンバーグ（1989）ブルース・ナウマン（1993）ジェームズ・タレル（1998）ルイーズ・ブルジョワ（2002/3）ミケランジェロ・ピストレット（2006/7）オラファー・エリアソン（2014）ローリー・アンダーソン / ローレンス・ウェイナー（2017）中谷なかたに芙二に子し / リチャード・ロング（2023）
カテゴリ

典拠てんきょ管理かんりデータベース
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学術がくじゅつデータベース	CiNii Books CiNii Research
芸術げいじゅつ家か	南みなみオーストラリア美術館びじゅつかん Dictionary of Australian Artists KulturNav MusicBrainz ニューヨーク近代きんだい美術館びじゅつかんカナダ国立こくりつ美術館びじゅつかんヴィクトリア国立こくりつ美術館びじゅつかんオランダ美術びじゅつ史し研究所けんきゅうじょデータベース ULAN
人物じんぶつ	ドイッチェ・ビオグラフィー Trove（オーストラリア） 1
その他た	SNAC IdRef

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